JPH1162855A - 油圧ポンプ - Google Patents
油圧ポンプInfo
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- Rotary Pumps (AREA)
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
Abstract
る放射騒音を低減すること。 【解決手段】本ギアポンプでは、ポンプ室70内に対と
なる駆動ギア5と従動ギア6とを配置し、両ギア5,6
の回転によって吸込室71から吐出室72へ作動油を送
り出す。吸込室71に作動油を供給する吸込油路35の
径dを絞った。絞りの程度は、吸込室71へ作動油を円
滑に供給でき、且つ騒音防止を達成することのできる範
囲に設定した。上記の径dは通常の吸込口径の20〜7
5%の範囲に設定することが好ましい。30〜60%の
範囲であればより好ましい。
Description
圧ポンプに関する。
り、ギアポンプは、簡単な構造を有する小型軽量のポン
プとして、自動車における動力舵取装置、自動変速装置
等の他、種々の産業分野に用いられている。この種のギ
アポンプの構造としては、ハウジング内部の空洞に一対
のサイドプレートを嵌め合わせてポンプ室を区画し、こ
のポンプ室の内部に互いに噛み合う一対のギアを収容し
て、各ギアの支軸を各サイドプレートに形成した支持孔
によって嵌合支持すると共に、前記ポンプ室の内部に両
ギアの噛み合い位置を挟んで作動油を吸い込むための低
圧室および作動油を吐出するための高圧室を形成したタ
イプのものが一般的である。
高い吐出圧力を持つ高回転形のギアポンプが要望されて
いるが、高速化によりポンプ室からの例えば歯打ち音等
の放射音が大きくなる。これによる騒音を防止するた
め、従来、防音や防振構造に苦慮していた。また、この
騒音問題はギアポンプに限らず、トロコイドポンプその
他の油圧ポンプにおいても存在する。
することのできる油圧ポンプを提供することである。
め、請求項1記載の発明の油圧ポンプは、低圧の吸込室
と高圧の吐出室とを含むポンプ室を形成したポンプボデ
ィに、吸込室に開口する吸込油路と吐出室に開口する吐
出油路とを備えた油圧ポンプにおいて、前記吸込油路の
径が絞られていることを特徴とするものである。
ので、ポンプ室内に発生する騒音が吸込油路を通して外
部へ漏れることを抑制することができる。ここで、吸込
油路の径が絞られているとは、吸込油路の最小径を吸込
室への作動油供給を円滑に行いつつ十分な騒音防止を達
成することのできる範囲の値に設定してあることを意味
する。具体的には、JISに基づいて通常設定される吸
込口径の20%〜75%の範囲である。すなわち、設定
される吸込油路の径が通常の吸込口径の20%よりも小
さいと、吸込室が負圧になり易く、ポンプ効率が低下す
る。一方、設定される吸込油路の径が通常の吸込口径の
75%より大きいと、騒音防止の効果が薄れる。好まし
くは30%〜60%の範囲に設定することがより効果的
である。
は、請求項1において、前記吸込室に開口し、前記吸込
室内が所定の負圧になったときのみに開放するチェック
弁を有する常閉油路をさらに備えたことを特徴とするも
のである。この構成では、仮に何らかの条件が重なって
(例えば、低温で作動油の粘度が高い等の理由で)、吸
込油路の流路抵抗が増大し吸込油路を通しての作動油の
流量が不足する結果、吸込室が所定の負圧になった場
合、チェック弁の開放により開放された常閉油路を通し
て、吸込室内へ作動油が供給される。このように負圧発
生時に吸込流量が確保されるので、ポンプ効率が低下す
ることがない。
す図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態
に係る油圧ポンプの縦断側面図であり、図2は別角度か
らの断面図であり、図3は図2のIII −III 線に沿う断
面図であり、図4は図2のIV−IV線に沿う断面図であ
る。
アポンプからなる。主に図2を参照して、本油圧ポンプ
Aは、駆動軸1(モータ軸)を有する電動モータ2と、
ドライブジョイント3を介して前記駆動軸1と連動する
被駆動軸4(ポンプ軸)と、この被駆動軸4を介して駆
動される駆動ギア5と、この駆動ギア5に噛み合う従動
ギア6と、これら駆動及び従動ギア5,6の噛み合いに
より形成される吸込室71,吐出室72(図3参照)を
有するポンプハウジング7と、このポンプハウジング7
を両側から支持する第1及び第2ハウジング支持体8,
9と、第1ハウジング支持体8と組み合わされた状態で
第2ハウジング支持体9及びポンプハウジング7の外側
を覆う有底円筒状のタンクハウジング10とを備えてい
る。
ハウジング7は、駆動ギア5及び従動ギア6を収容し、
互いに連通する長円形のギア室としてのポンプ室70を
有する筒状のボディ7aと、前記ポンプ室70の両側開
放部を閉鎖する一対のサイドプレート7b,7cとを備
えている。ポンプハウジング7は、これらサイドプレー
ト7b,7cに穿設された2組の軸受孔11,12に、
前記被駆動軸4及び該被駆動軸4と平行な従動軸51を
介して駆動ギア5及び従動ギア6を交互に噛み合わせて
回転自在に支持し、この噛み合い位置を挟んだ両側に前
記吸込室71及び吐出室72を形成して、吸込室71に
吸込まれた作動油を前記駆動及び従動ギア5,6の歯間
に受け入れ、ポンプ室70の内周面との間に封止して吐
出室72に送り出すポンプ作用をなすように構成されて
いる。
70に開口する吸込口73が、反対側には軸長方向に貫
通する第2吐出油路74が、さらに一方のサイドプレー
ト7bには、前記吐出室72に開口する吐出口を有する
第1吐出油路75がそれぞれ設けられている。吸込口先
であるタンクハウジング10に連通する第1吸込管29
と、吸込口73を形成するL字形の第2吸込管27の間
は、後記する低圧室の内周面に沿って上向きに延びるゴ
ム製の消音管11が接続されて、前記駆動及び従動ギア
5,6の1組の噛み合い歯部間に封止された圧油が吸込
室71に戻されるときに生ずる音を消すことができるよ
うにしている。上記の第1吸込管29、消音管11およ
び第2吸込管27により吸込油路35が形成されてい
る。
味する。本実施形態では第2吸込管27の最小径に相
当。)は、ポンプ室70内に発生する騒音が吸込油路3
5を通して外部へ漏れることを抑制するように絞られて
いる。絞りの程度は、吸込室71への作動油供給を円滑
に行い且つ十分な騒音防止を達成することのできる範囲
に設定してある。
れる吸込口径の20%〜75%の範囲である。すなわ
ち、設定される吸込油路35の径dが通常の吸込口径の
20%よりも小さいと、吸込室31が負圧になってポン
プ効率が低下し易くなる一方、設定される吸込油路35
の径dが通常の吸込口径の75%より大きいと、騒音防
止の効果が薄れるので、この範囲に設定した。好ましく
は30%〜60%の範囲に設定することがより効果的で
ある。
bに穿設された前記第1吐出油路75、第1連通孔9
1、吐出筒25の油路26、キャパシティ室20a、第
2連通孔92、ポンプハウジング7のボディ7aに形成
された第2吐出油路74、および第1ハウジング支持体
8に形成され連結口37で開口するL字状の第3吐出油
路81を含む。吐出油路36では、吐出筒25の油路2
6が最小径となっており、この油路26による絞りが、
ポンプ室70内に発生する騒音が吐出油路36を通して
外部へ漏れることを抑制している。上記の連結口37は
外部の吐出先、例えばパワーステアリング装置に連結さ
れる連結口である。
ング支持体8は、前記電動モータ2のモータハウジング
に着脱可能に取り付けられ、さらに第2ハウジング支持
体9は、図3に示すように前記ボディ部7aの外面に沿
って配置される4本のねじ体12・・を介して前記第1
ハウジング支持体8に着脱可能に取り付けられ、この第
2ハウジング支持体9の取り付けにより前記ポンプハウ
ジング7を挟着固定するようにしている。
油路75に連通する第1連通孔91及び該第1連通孔9
1と平行状に穿設された第2連通孔92を有し、ポンプ
ハウジング7の軸長方向一端に対接する板壁部9aと、
該板壁部9aの外周部に連設された筒壁部9bとを備
え、該筒壁部9bの開放端側内周に、後述する嵌め込み
固定部23がねじ嵌合される被嵌め込み部93を設け、
該嵌め込み部93の雌ねじに、前記吐出筒24の油路2
6及び第1吐出油路75を介して前記吐出室72に連通
し、前記吐出室72よりも大容積のキャパシティ室20
aを有する有底のノイズダンパ筒20を着脱可能に取り
付けている。このノイズダンパ筒20内には、板壁9a
の第1連通孔91に連結される油路26を持つ吐出筒2
4が、底22に達する状態で収容されている。
端から底にかけて挿嵌される長さを有し、該筒壁部9b
の板壁部9a側内周面と前記ノイズダンパ筒20の開放
部外周面との間にシール体13を介在させて圧油の洩れ
を防止している。また、前記筒壁部9bの開放端側外周
面には、二つの回転止め突起94,94を180度の位
相差で一体に突設している。
近くを嵌め込み固定部23とし、該嵌め込み固定部23
の外周面には、前記雌ねじに螺合する雄ねじを設け、該
雄ねじ部の雌ねじ部への螺着により、第2ハウジング支
持固体9に着脱可能に取り付けている。ノイズダンパ筒
20の底22の外周には、複数個の係合用凹部24・・
を周方向に等間隔で設け、この係合用凹部24・・に工
具を係合させ、さらに前記第2ハウジング仕切板体9の
回転止め突起94に工具を係合させた状態でノイズダン
パ筒20を回すことにより、第2ハウジング支持体9を
共回りさせることなくノイズダンパ筒20を取り付ける
ことができるようにしている。
1に示すように外周部から径方向中央にかけて連続して
内側に湾曲する曲面形状とし、圧油の作用点を分散さ
せ、高圧の圧油に耐えられるようにしている。第1ハウ
ジング支持体8は、前記第2吐出油路74に連通する略
L字形の第3吐出油路81と、該第3吐出油路81に開
口するリリーフ油路82と、該リリーフ油路82に装着
するリリーフ弁14を介して前記リリーフ油路82に連
通する環状の油戻し路83と、前記被駆動軸4が挿通さ
れる挿通穴84とを備え、該挿通穴84にオイルシール
15を設けている。油戻し路83は、前記タンクハウジ
ング10内に画成される低圧室16と連通し、リリーフ
された作動油を低圧室16に戻すことができるようにな
っている。
じる弁体14aと、該弁体14aを付勢する弁ばね14
bと、これら弁体14a及び弁ばね14bを保持する弁
ハウジング14cとを備えたカートリッジタイプであ
り、リリーフ通路82を着脱自在に挿嵌保持され、前記
第3吐出油路81の過圧時、前記弁体14aが開くよう
にしている。また、弁ハウジング14cは、前記第2ハ
ウジング支持体9の板壁部9aに当接して抜け止めされ
ている。
10aに突き当てられたクランプ環17及び該クランプ
環17を軸長方向に貫通する4本の固定ボルト40・・
を介して第1ハウジング支持体8の一側面に着脱可能に
取り付けられている。タンクハウジング10の内側は、
作動油を収納する油タンクとして利用される。このタン
クハウジング10内に円形の仕切板18を挿嵌固定し、
該仕切板18と第1ハウジング支持体8との間に、前記
ポンプハウジング7、第2ハウジング支持体9及びノイ
ズダンパ筒20を囲繞する低圧室16を、仕切板18と
底部10bとの間にリターン室19をそれぞれ画成して
いる。このリターン室19には、サブタンク(図示せ
ず)に貯蔵されている作動油が自重により落下供給さ
れ、さらにこのリターン室19から3つの油戻し穴18
aを経て低圧室16に満杯になるまで供給される。
穴18aが穿設され、リターン室19の油戻し穴18a
から低圧室16に減圧して戻すようにしている。さらに
前記第2ハウジング支持体9の板壁部9aには、前記吐
出室72に開口る弁孔95が設けられ、該弁孔95に弁
体及び該弁体を付勢する弁ばねを有するチェック弁41
を設け、油圧作動機器の一方側作動室に圧油が供給され
ている状態で前記電動モータ2が故障なとにより停止し
た場合、圧油が供給されている高圧側油圧路の作動油の
一部を吐出室72からチェック弁41を経てノイズダン
パ筒20内へ返戻することができるようにしている。
は、第1ハウジング支持体8の挿通孔84を貫通して電
動モータ2側に突出し、第1ハウジング支持体8の他側
面に固定支持された電動モータ2の駆動軸1(モータ
軸)に同軸的に突き合わせてあり、該駆動軸1と前記被
駆動軸4とが、前記ドライブシャフト3によって連結さ
れている。
ント3は、電動ポンプにポンプ動作を行わせるべく、駆
動源たる電動モータ2の回転を駆動軸1を介して被駆動
軸4に伝える動作をなす。電動ポンプは、電動モータ2
の駆動により、駆動軸1(セータ軸)、被駆動軸4(ポ
ンプ軸)を経て駆動ギア5及び従動ギア6が回転し、こ
れら駆動及び従動ギア5,6の回転に伴い低圧室16の
作動油が、吸込油路35の消音管11および第2吸込管
27から吸込室71に吸い込まれ、さらに各歯部間の空
間とギア室内周面とにより画成される各油室が吐出室7
2に開放される都度、圧油が発生し、この圧油が第1吐
出油路75及び第1連通路91を経て、ノイズダンパ筒
20内に供給される。このノイズダンパ筒20は、その
キャパシティ室20aが吐出室72よりも大容積になっ
ているので、圧油の脈動が小さくなる。
油の脈動を小さくするから、脈動による被駆動軸4の振
動を小さくすることができる。ノイズダンパ筒20内の
圧油は、第2連通孔92、第2及び第3吐出油路74,
81を経て油圧作動機器の一方側作動室に供給される。
油圧作動機器の他方側作動室に連通する返油管42から
リターン室19に戻された作動油は仕切板18の油戻し
孔18aから減圧して低圧室16に戻される。
圧室16と吸込室71とを連通する吸込油路35の径d
を通常よりも絞ってあるので、ポンプ室70内に発生す
る騒音が吸込油路35を通して外部へ漏れることを抑制
することができる。しかも、吐出油路36の径も吐出筒
24により絞ってあるので、ポンプ室70から吐出油路
36を介して外部へ漏れる騒音を抑制することができ
る。
式的に示している。同図を参照して、本実施形態が図1
〜図4の実施形態と異なるのは、前記吸込室71と吸込
管29とを連通し、通常は閉じられている常閉油路47
を設けたことである。この常閉油路47には、前記吸込
室71内が所定の負圧になったときのみに開放するチェ
ック弁42が配置されている。このチェック弁42は、
例えば、弁体としてのボール43を圧縮コイルばね等の
付勢部材44によって弁座45側へ弾性付勢したボール
弁等からなる。また、吸込油路35と常閉油路47と
は、互いに逆向きに屈曲したくの字状にそれぞれ形成さ
れている。33,34はそれぞれ吸込ポートおよび吐出
ポートである。
きるす。すなわち、例えば、低温で作動油の粘度が高い
等の理由で、吸込油路35の流路抵抗が増大し吸込油路
35を通しての作動油の流量が不足し、吸込室71が負
圧になってしまう場合がある。このようなときに、吸込
室71が所定の負圧になることに応じて、チェック弁4
2が開放され、これにより開放された常閉油路47を通
して、吸込室71内へ作動油が供給される。その結果、
負圧発生時に吸込流量が確保されるので、ポンプ効率の
低下を防止することができ、したがって、ポンプ効率を
低下させることなく騒音を抑制することができる。
るものではなく、本発明をトロコイドポンプ等の他の公
知の油圧ポンプに適用することができる。その他、本発
明の範囲で種々の変更を施すことができる。
を通常よりも絞ってあるので、ポンプ室内に発生する騒
音が吸込油路を通して外部へ漏れることを抑制すること
ができる。請求項2記載の発明では、吸込油路を通して
の作動油の吸込油量が不足した場合に、開放された常閉
油路を通して吸込室内へ作動油が供給されるので、全体
としての吸込油量が確保される結果、ポンプ効率が低下
することがない。
ポンプの断面図である。
アポンプの要部の断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】吸込先から吸込油路を介して吸込室に吸い
込んだ作動油を圧縮し吐出室から吐出油路を介して吐出
する油圧ポンプにおいて、前記吸込油路の径が絞られて
いることを特徴とする油圧ポンプ。 - 【請求項2】前記吸込室と吸込先とを連通し、前記吸込
室内が所定の負圧になったときのみに開放するチェック
弁を有する常閉油路を備えたことを特徴とする請求項1
記載の油圧ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22983997A JP3665696B2 (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 油圧ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22983997A JP3665696B2 (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 油圧ポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1162855A true JPH1162855A (ja) | 1999-03-05 |
| JP3665696B2 JP3665696B2 (ja) | 2005-06-29 |
Family
ID=16898497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22983997A Expired - Fee Related JP3665696B2 (ja) | 1997-08-26 | 1997-08-26 | 油圧ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3665696B2 (ja) |
-
1997
- 1997-08-26 JP JP22983997A patent/JP3665696B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3665696B2 (ja) | 2005-06-29 |
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