JPH1163204A - 同期装置付き変速機 - Google Patents
同期装置付き変速機Info
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- JPH1163204A JPH1163204A JP9217613A JP21761397A JPH1163204A JP H1163204 A JPH1163204 A JP H1163204A JP 9217613 A JP9217613 A JP 9217613A JP 21761397 A JP21761397 A JP 21761397A JP H1163204 A JPH1163204 A JP H1163204A
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Abstract
が発生することがなく、また発進の要求に即座に対応で
きる同期装置付き自動変速機の提供。 【解決手段】 第1アクチュエータACT1の第1シリ
ンダ101に第1スプリング105で付勢された第1ピ
ストン103が、第2シリンダ102に第2スプリング
106で付勢された第2ピストン104が配設されてい
る。エンジンが始動されるとオイルポンプ410が圧送
する作動油が第1作動油給排切り換え弁120を通り第
2ピストン油室112に供給され、第1ピストン103
は側壁107に当る迄動く。エンジンが停止すると第2
ピストン油室112の作動油はドレイン420に排出さ
れ、第1ピストン103は第1スプリング105の力で
段差100aで停止している第2ピストン104に当た
る迄動く。第1ピストン103に連結された作動棒15
0がシフトフォークY1を介してスリーブS1を移動す
る。
Description
機に関し、特に同期装置の制御に関する。
力軸を有し、入力軸に複数のドライブギヤを配設し、出
力軸に各ドライブギヤに常時噛合する複数のドリブンギ
ヤを配設し、互いに噛合するギヤの一方を、入力軸また
は出力軸に固定されたハブ上を回転方向移動不能、軸方
向移動可能に配設されたスリーブを有する同期装置によ
って、選択的に入力軸または出力軸に係合させて複数の
速度段を得るようにした同期装置付き自動変速機が公知
である(特開平6−221347号公報参照)。
おいては発進が要求されたときに遅れなく発進が実行さ
れるようにエンジン停止時には予め同期装置を第1速度
段側に切り換えて待機させることがおこなわれている。
ところが、この状態、すなわち、同期装置を第1速度段
側にした状態で、車両をエンジン停止したまま牽引する
と、潤滑油が供給されないままに動力伝達系の部品が回
転して潤滑不良により焼き付くという危険性がある。こ
の問題を解決するために、エンジン停止時には同期装置
をニュートラル状態にしておくようにすると発進時に、
同期装置を第1速度段側に切り換える操作が必要であ
り、発進の要求に即座に対応できないという問題が発生
する。本発明は上記問題に鑑み、エンジン停止したまま
牽引されても焼き付きが発生することがなく、また発進
の要求に即座に対応できる同期装置付き自動変速機を提
供することを目的とする。
ば、エンジンの出力軸に連結された入力軸に係合された
複数のドライブギヤが出力軸上に配置された複数のドリ
ブンギヤと互いに異なるギヤ比で常時噛合されていて、
ドリブンギヤを同期装置によって出力軸に選択的に係合
する同期装置付き変速機において、エンジンが停止した
時にはすべての同期装置をドリブンギヤと出力軸を係合
しない非係合位置に移動せしめ、エンジンが始動した時
には発進用のギヤ組合せの同期装置をドリブンギヤと出
力軸を係合する係合位置に移動せしめる同期装置制御手
段を具備する同期装置付き変速機が提供される。この様
に構成された同期装置付き変速機では、同期装置制御手
段によってエンジンが停止した時にはすべての同期装置
がドリブンギヤと出力軸を係合しない非係合位置に移動
せしめられ、エンジンが始動した時には発進用のギヤ組
合せの同期装置がドリブンギヤと出力軸を係合する係合
位置に移動される。
において、エンジンが油圧を発生するオイルポンプを駆
動するようにされていて、同期装置制御手段がエンジン
が停止した時の同期装置の非係合位置への移動をエンジ
ン停止にともなう油圧発生の停止を利用して自動的にお
こない、エンジンが始動した時の同期装置の係合位置へ
の移動がエンジンの始動にともなう油圧の発生の開始を
利用して自動的におこなうようにされた同期装置付き変
速機が提供される。この様に構成された、同期装置付き
変速機ではエンジン停止にともないオイルポンプによる
油圧の発生が停止されるのを利用してエンジンが停止し
た時の同期装置の非係合位置への移動をおこない、エン
ジン始動にともなうオイルポンプによる油圧の発生の開
始を利用してエンジンが始動した時の同期装置の係合位
置への移動がおこなわれる。
実施の形態を説明する。図1は本発明が適用されたツイ
ンクラッチ式変速機の全体の構成を示す図である。エン
ジン(図示されない)の出力軸10がトルクコンバータ
2のフロントカバー21に連結され、フロントカバー2
1は流体流を介して連結されるポンプインペラ22とタ
ービン23を介して、あるいは、ロックアップクラッチ
24を介してトルクコンバータ出力軸20に連結され、
トルクコンバータ2の出力軸20はツインクラッチ式自
動変速機1の入力軸30に一体回転可能に連結されてい
る。
1クラッチC1の第1クラッチ入力ディスクC1i 、第
2クラッチC2の第2クラッチ入力ディスクC2i が連
結されている。そして、第1クラッチC1の第1クラッ
チ出力ディスクC1o 、第2クラッチC2の第2クラッ
チ出力ディスクC2o に、それぞれ、第1クラッチ出力
軸40、第2クラッチ出力軸50が、入力軸30の外側
に同軸的に連結されている。そして、出力軸70と副軸
60がこれらの軸に平行に配設されている。また差動装
置FGの駆動出力軸80も入力軸30に平行に配置され
ている。
の側から、第1速ドライブギヤI1、第3速ドライブギ
ヤI3 が固定的に結合されている。第2クラッチ出力軸
50には、トルコン2の側から、第4速ドライブギヤI
4、副軸ドライブギヤIs 、第2速ドライブギヤI2 が
固定的に結合されている。副軸60には、クラッチCの
側からトルコン2の側に向かって、副軸ドリブンギヤO
S 、第3同期装置D3、後進ドライブギヤIR が配設さ
れている。
ッチCの側に向かって、ファイナルドライブギヤIF 、
第1速ドリブンギヤO1 、第1同期装置D1、第3速ド
リブンギヤO3 、第4速ドリブンギヤO4 、第2同期装
置D2、第2速ドリブンギヤO2 が配設されている。フ
ァイナルドライブギヤIF は出力軸70に固定されてい
て差動装置FGの入力ギヤとして作用し、差動装置FG
の駆動出力軸80の周りを回転するファイナルドリブン
ギヤOF に常時噛合している。
ギヤO1 と、第3速ドリブンギヤO 3 は第3速ドライブ
ギヤI3 と常時噛合し、第1同期装置D1により出力軸
70に選択的に結合される。第2速ドリブンギヤO2 は
第2速ドライブギヤI2 と、第4速ドリブンギヤO 4 は
第4速ドライブギヤI4 と常時噛合し、第2同期装置D
2により出力軸70に選択的に結合される。副軸ドリブ
ンギヤOS は副軸60に固定されていて副軸ドライブギ
ヤIS と常時噛合している。そして後進ドライブギヤI
R は第1速ドリブンギヤO1 に常時噛合し、第3同期装
置D3により副軸60と選択的に結合される。
連結された第1ハブH1と、その外周端部上に軸方向摺
動自在に取り付けられた第1スリーブS1と、シンクロ
ナイザリングRから成り、第1スリーブS1を選択的に
移動して、第1速ドリブンギヤO1 に固定結合されてい
る第1速クラッチギヤG1 、または、第3速ドリブンギ
ヤO3 に固定結合されている第3速クラッチギヤG
3 に、シンクロナイザリングRを介して出力軸70に係
合させることによって第1速ドリブンギヤO1 または第
3速ドリブンギヤO3 を出力軸70に連結せしめる。
固定的に連結された第2ハブH2と、その外周端部上に
軸方向摺動自在に取り付けられた第2スリーブS2と、
シンクロナイザリングRとから成り、第2スリーブS2
を、選択的に移動して、第2速ドリブンギヤO2 に固定
結合されている第2速クラッチギヤG2 、または、第4
速ドリブンギヤO4 に固定結合されている第4速クラッ
チギヤG4 に係合させることによって第2速ドリブンギ
ヤO2 または第4速ドリブンギヤO4 を出力軸70に連
結せしめる。
的に連結された第3ハブH3と、その外周端部上に軸方
向摺動自在に取り付けられた第3スリーブS3と、シン
クロナイザリングRとから成り、第3スリーブS3を選
択的に移動して、後進ドライブギヤIR に固定結合され
ている後進クラッチギヤGR に係合させることによって
後進ドライブギヤIR を副軸60に連結せしめる。
2同期装置D2の第2スリーブS2、第3同期装置D3
の第3スリーブS3は、それぞれ、第1シフトフォーク
Y1,第2シフトフォークY2,第3シフトフォークY
3を介して、第1アクチュエータACT1、第2アクチ
ュエータACT2、第3アクチュエータACT3により
移動せしめられ。
ュエータACT2、第3アクチュエータACT3は第
1、第2、第3作動油給排切り換え弁120、220、
320によって、各アクチュエータの油路とオイルポン
プ410およびドレイン420との連通を後述する様に
切り換えることによって作動する。なお、430は切り
換え弁であって、シフトセレクタ600のRポジション
が選択されたときのみオイルポンプ410と第3作動油
給排切り換え弁320を連通し、それ以外のポジション
が選択されたときはオイルポンプ410と第2作動油給
排切り換え弁220を連通する。
給排切り換え弁120、220、320を作動させる制
御信号を発生する変速制御ユニット(以下TCUとい
う)である。TCU500は、デジタルコンピュータか
らなり、相互に接続された入力インターフェイス回路5
10、CPU(マイクロプロセッサ)520、RAM
(ランダムアクセスメモリ)530、ROM(リードオ
ンリメモリ)540、出力インターフェイス回路550
を具備している。
からのシフトポジションの信号の他、車速を検出する車
速センサ(図示しない)、スロットル開度を検出するス
ロットル開度センサ(図示しない)、エンジン回転数を
検出するエンジン回転数センサ(図示しない)、トルク
コンバータのタービンの回転数を検出するタービン回転
数センサ(図示しない)等の各センサの出力信号が、入
力インターフェイス回路510を介して入力される。そ
して、各種演算をおこなって、本発明に係わるアクチュ
エータの制御を実行する他、基本的な車速と負荷に応じ
た変速制御もおこなう。
て、P,R,N,D,2,Lの6つのポジションが選択
される。Pポジションはエンジン出力は変速機の出力軸
に伝達せずまた出力軸をロックして車両の走行は禁止す
るポジションである。Rポジションは後進走行のための
ポジションである。Nポジションは出力軸のロックはし
ないがエンジン出力を変速機の出力軸に伝達しないポジ
ションである。Dポジションは第1速度段、第2速度
段、第3速度段、および、ODスイッチ610がONに
された場合は第4速度段の間で自動的に変速するポジシ
ョンである。2ポジションは第1速度段と第2速度段の
間で自動的に変速するポジションである。Lポジション
は第1速度段でのみ走行するポジションである。
速機では、同期装置を作動させて所望の速度段の歯車組
合せが完成せしめ、その歯車組合せに連なるクラッチを
係合して、入力軸の回転を、所望の速度段のギヤ比で変
速して出力軸に伝える。図2に示すのが各速度段を得る
ための各クラッチおよび同期装置の作動の組合せであ
る。
するとともに、第1スリーブS1を第1速ドリブンギヤ
O1 側に位置せしめ、第2スリーブS2を第2速ドリブ
ンギヤO2 側に位置せしめる。ここで、第2スリーブS
2を第2速ドリブンギヤO2側に位置せしめるのは前述
のように、第1速度段の次は第2速度段にシフトアップ
される可能性が高いのでそれに備えるためである。な
お、第3スリーブS3はM(非係合、中立)位置にして
おく。
するとともに、第2スリーブS2を第2速ドリブンギヤ
O2 側に位置せしめ、第1スリーブS1を第1速ドリブ
ンギヤO1 側に位置せしめる。ここで、第1スリーブS
1を第1速ドリブンギヤO1側に位置せしめるのは第1
速度段へのダウンシフトに迅速に対応できるようにする
ためである。なお、第3スリーブS3はM位置にしてお
く。
するとともに、第1スリーブS1を第3速ドリブンギヤ
O3 側に位置せしめ、第2スリーブS2を第2速ドリブ
ンギヤO2 側に位置せしめる。ここで、第2スリーブS
2を第2速ドリブンギヤO2側に位置せしめるのは第2
速度段へのダウンシフトに迅速に対応できるようにする
ためである。なお、第3スリーブS3はM位置にしてお
く。
するとともに、第2スリーブS2を第4速ドリブンギヤ
O4 側に位置せしめ、第1スリーブS1を第3速ドリブ
ンギヤO3 側に位置せしめる。ここで、第1スリーブS
1を第3速ドリブンギヤO3側に位置せしめるのは第3
速度段へのダウンシフトに迅速に対応できるようにする
ためである。なお、第3スリーブS3はM位置にしてお
く。
とともに、第1スリーブS1を第1速ドリブンギヤO1
側に位置せしめ、第2スリーブS2をM位置に位置せし
め、第3スリーブS3を後進ドライブギヤIR 側に位置
せしめる。
合組合せであるが、本実施の形態においては、さらに、
次の2つの作動が得られるようにされている。 (1)エンジン停止時には車両が牽引されても、ギヤが
回転しないようにする。 (2)エンジンが始動されると同時に、次に予想される
第1速度段の発進がすぐできるようにする。
エンジン停止時には、第1スリーブS1、第2スリーブ
S2、第3スリーブS3が、それぞれM(中立、非係
合)位置にくるようにされる。また、上記の(2)に対
するには、エンジンを始動できるのはシフトセレクタ6
00がPポジションまたはNポジションとされているこ
とを考えて、エンジンが回転中で、Pポジションまたは
Nポジションにシフトセレクタが位置されたときには、
第1速度段のギヤ組合せ、すなわち、第1スリーブS1
は第1速ドリブンギヤO1 に、第2スリーブS2は第2
速ドリブンギヤO2 側に、第3スリーブS3はM位置に
なるようにする。図3が上記をまとめたエンジン停止時
およびP、Nにおける係合の組合せである。
示した組合せを得るための、各アクチュエータの構造と
その制御について説明する。図4は、第1スリーブS1
を第1速ドリブンギヤO1 または第3速ドリブンギヤO
3 に移動せしめる第1アクチュエータACT1の内部の
構造を示す断面図である。図4を参照すると、第1アク
チュエータACT1のケーシング100の内部に段差1
00aを設けて径の小さな第1シリンダ101と径の大
きな第2シリンダ102が形成されている。第1シリン
ダ101内を摺動できるように第1ピストン103が配
設され、第2シリンダ102内を摺動できるように第2
ピストン104が配設されている。第1ピストン103
には作動棒150がボルト151によって結合され、作
動棒150には、第1スリーブに係合しているシフトフ
ォークY1がボルト152によって結合されている。
5で常時図中右方に付勢され、第2ピストン104は第
2スプリング106で常時図中左方に付勢されている。
第1シリンダ101の右端を画定しているケーシング1
00の側壁107は第1スプリング105の図中右側の
端部を受けると共に、第1ピストン103が作動油の油
圧により図中左方に移動せしめられた時に受け止めて第
1ピストン103の最右端位置を規定する。一方、スト
ッパ108はスナップリング110で外側の位置が規制
され、第2スプリング106の図中左側の端部を受ける
と共に、第2ピストン104が作動油の油圧により図中
左方に移動せしめられた時に受け止めて第2ピストン1
04の最左端位置を規定する。
側壁107の間に第1ピストン油室111が形成され、
第2ピストン104とストッパ108の間には第2ピス
トン油室112が形成される。ケーシング100には第
1ピストン油室111に通じる第1油孔113と、第2
ピストン油室112に通じる第2油孔114が形成され
ている。第1油孔113と第2油孔114は、第1作動
油給排切り換え弁120を介して、選択的に、一方はオ
イルポンプ410に、他方にドレイン420に連結され
る。また、段差100aの近傍の第1シリンダ101と
第2シリンダ102に潤滑油を供給するための潤滑油孔
115が形成されていてオイルポンプ410から潤滑油
が供給される。
側にはソレノイド弁121が配設され、他方の側にはス
プリング122が配設されていて、ソレノイド弁121
をON(通電)したり、OFF(非通電)したりして2
種類の流路が隣接配置された流路形成部123の位置を
移動することによって第1油孔113と第2油孔114
への作動油の給排を切り換える。
ルポンプ410が圧送している作動油の一部をソレノイ
ド弁121内のピストン室(図示しない)に分配し、そ
の結果、流路形成部123は図中右方向に押圧され、オ
イルポンプ410が第2油孔114と連通し、ドレイン
420が第1油孔113と連通するポジション(Aポジ
ションという)に位置せしめられる。
るとソレノイド弁121内のピストン室(図示しない)
にはオイルポンプ410が圧送している作動油は分配さ
れず、その結果、流路形成部123はスプリング122
により図中左方向に押圧され、オイルポンプ410が第
1油孔113と連通し、ドレイン420が第2油孔11
4と連通するポジション(Bポジションという)に位置
せしめられる。
部123をAポジションに位置せしめ、第1ピストン油
室111の作動油を排出し、第2ピストン油室112に
作動油を導入すると、第1ピストン103と第2ピスト
ン104はケーシング100の側壁107に向かって移
動せしめられ、図3に示されるように第2ピストン10
4は段差100aに当接して停止するが、第1ピストン
103はさらに進んで側壁107に当接して停止するま
で前進する。
ハブH1上を図中右方に移動せしめられてシンクロナイ
ザリングRを介して第1速クラッチギヤG1 に係合し、
出力軸70と第1速ドリブンギヤO1 が連結され、第1
速度段用のギヤ組合せが完成される。したがって、図
2、3において第1スリーブS1が”1”にあるように
されている第1速度段、第2速度段、後進段および、P
ポジション、Nポジションにおいては第1作動油給排切
り換え弁120のソレノイド121はONにされる。
成部123をBポジションに位置せしめ、第2ピストン
油室112の作動油を排出し、第1ピストン油室111
に作動油を導入すると、第1ピストン103は途中から
第2ピストン104を押しながらストッパ108に向か
って移動せしめられ、図4に示されるように第2ピスト
ン104がストッパ108に当接したところで停止す
る。これにともない、第1スリーブS1は第1ハブH1
上を図中左方に移動せしめられてシンクロナイザリング
Rを介して第3速クラッチギヤG3 に係合し、出力軸7
0と第3速ドリブンギヤO3 が連結され、第3速度段用
のギヤ組合せが完成される。したがって、図2、3にお
いて第1スリーブS1が”3”にあるようにされている
第3速度段、第4速度段においては第1作動油給排切り
換え弁120のソレノイド121はOFFにされる。
ジンが停止されると、第1作動油給排切り換え弁120
の流路形成部123をAポジションにしているソレノイ
ド121への通電もカットされ、オイルポンプ410も
作動停止する。その結果、第1作動油給排切り換え弁1
20の流路形成部123はスプリング122によりBポ
ジションに位置せしめられる。
入されていた作動油は排出される、すると、第2ピスト
ン104と第1ピストン103に作用していた作動油に
よる圧力はなくなる。しかし、第2ピストン104には
第2スプリング106の力が作用しているのでその力の
みで第2ピストン104は段差100aに押しつけられ
る。一方、第1ピストン103は第1スプリング105
によって図中左方に移動する。その結果、第1ピストン
103は段差100aに押しつけられている第2ピスト
ン104に図中右側から当接する。
第1スプリング105の付勢力よりも大きく設定されて
いるので第1ピストン103は第2ピストン104に当
接したところで停止してそれ以上図中左側には移動せ
ず、図6に示すような状態になる。その結果、第1スリ
ーブS1は第1ハブH1上を図中左方に移動せしめられ
て中立位置に達し第1速クラッチギヤG1 との係合を解
除する。この様にしてP,Nポジションでエンジンが停
止されると第1スリーブS1は中立位置に移動せしめら
れ、第1速ドリブンギヤO1 と第3速ドリブンギヤO3
のいずれも出力軸70には係合されない。またP,N以
外のR,D,2,Lレンジを選択している時にエンジン
が停止した場合も第1スプリング105,第2スプリン
グ106の作用により、アクチュエータACT1は中立
位置にもどり、第1スリーブS1は中立位置に移動せし
められる。
合せを完成させるための第2アクチュエータACT2の
構造と作動は図7〜図9に示されている。第2アクチュ
エータACT2は第1アクチュエータACT1と同様の
構成を有し、同様の作動をおこなうが、第1アクチュエ
ータACT1とは左右逆に配置されている。そして、図
2、3において第2スリーブS2が”2”にあるように
されている第1速度段、第2速度段、第3速度段およ
び、Pポジション、Nポジションにおいては第2作動油
給排切り換え弁220のソレノイド221はONにされ
る。
が”4”にあるようにされている第4速度段においては
第2作動油給排切り換え弁220のソレノイド221は
OFFにされる。また、Pポジション、Nポジションで
エンジンが停止されると、第2アクチュエータACT2
は第1アクチュエータACT1と同様に中立状態とな
り、第2速ドリブンギヤO2 と第4速ドリブンギヤO4
のいずれも出力軸70には係合されない。
排切り換え弁220の間に切り換え弁430が配設され
ていて、この切り換え弁430は、詳細は省略するが、
ソレノイド弁であって、後進段が選択された時のみ内部
のソレノイド(図示しない)に通電されて、オイルポン
プ410と第3アクチュエータACT3用の第3作動油
給排切り換え弁320を連通し、第2アクチュエータA
CT2の第2作動油給排切り換え弁220には作動油を
供給しない。したがって、後進段が選択された時には、
第2アクチュエータACT2の第1油室211、第2油
室212のいずれにも作動油は供給されず第2アクチュ
エータACT2は中立状態となり、第2スリーブS2は
M位置に位置せしめられる。切り換え弁430の内部ソ
レノイドには後進段以外では通電されないで、オイルポ
ンプ410と第2アクチュエータACT2用の第2作動
油給排切り換え弁220を連通する。
3アクチュエータACTは図10、11に示されるよう
な構造とされていて、第1アクチュエータACT1や第
2アクチュエータACT2に比べて第2ピストン10
4、204の代わりに単なるカラー304がケーシング
300の段差300aとストッパ308の間に配置され
ていて、第1ピストン303のみが移動するようにされ
ている。カラー304には油孔314に連通する油孔3
04aが形成されている。
ンプ410と第2作動油給排切り換え弁220の間に配
設されている切り換え弁430が、第3作動油給排切り
換え弁320に作動油を送るように切り換えられ、ま
た、第3作動油給排切り換え弁320のソレノイド32
1がONにされ、第3アクチュエータACT3の第2油
室312に作動油が供給されるようにされ、後進段から
それ以外のポジションにシフトセレクタが移動される
と、第3作動油給排切り換え弁320のソレノイド32
1はOFFにされ、後進段のときに第3アクチュエータ
ACT3の第2油室312に供給された作動油は排出さ
れ、切り換え弁430が第2作動油給排切り換え弁22
0に作動油を供給するように切り換えられるので第3ア
クチュエータACT3のピストン303はスプリング3
05によって図中左方に移動せしめられる。その結果、
第3スリーブS3はM位置に位置せしめられる。Pポジ
ション、Nポジションにシフトされたときにすでに、第
3スリーブS3はM位置にあり、そこでエンジンが停止
せしめられても変わらない。
排切り換え弁120、220、320の各ソレノイド1
21、221、321への通電の状況と、各流路形成部
123、223、323のポジションと、第1、第2、
第3アクチュエータACT1、ACT2、ACT3の各
々の2つの油室111/112、211/212、31
1/312の作動油の給排状況をまとめたものである。
おいては、エンジンが停止したときに出力軸に係合する
ギヤがないようにされ車両が牽引されてもギヤが焼きつ
くということは発生しない。また、エンジンが始動され
ると同時に、前進の第1速度段のギヤの組合せが完成せ
しめられ発進の要求に即座に対応できる。
の状態で車両が牽引された時の焼きつきの問題の解決
と、始動後の発進性の確保とを両立することができる。
特に、請求項2のようにすれば特にセンサ等を要するこ
となく簡単な構造で実現できる。
的に示す図である。
の組合せを示す図である。
またはNポジションのときの各要素の係合、作動位置の
組合せを示す図である。
用ギヤ組合せ完成)を説明する図である。
用ギヤ組合せ完成)を説明する図である。
を説明する図である。
用ギヤ組合せ完成)を説明する図である。
用ギヤ組合せ完成)を説明する図である。
を説明する図である。
ギヤ組合せ完成)を説明する図である。
置)を説明する図である。
給排切り換え弁の通電制御とそれにともなう関連要素の
作動を示したものである。
後進ドライブギヤ O1 ,O2 ,O3 ,O4 ,OR …第1,2,3,4速,
後進ドリブンギヤ Is …副軸ドライブギヤ Os …副軸ドリブンギヤ MR …後進アイドラギヤ G1 ,G2 ,G3 ,G4 ,GR …第1,2,3,4速,
後進クラッチギヤ S1,S2,S3…第1,2,3スリーブ H1,H2,H3…第1,2,3ハブ Y1,Y2,Y3…第1,2,3シフトフォーク ACT1,ACT2,ACT3…第1,2,3スリーブ
アクチュエータ
Claims (2)
- 【請求項1】 エンジンの出力軸に連結された入力軸に
係合された複数のドライブギヤが出力軸上に配置された
複数のドリブンギヤと互いに異なるギヤ比で常時噛合さ
れていて、ドリブンギヤを同期装置によって出力軸に選
択的に係合する同期装置付き変速機において、 エンジンが停止した時にはすべての同期装置をドリブン
ギヤと出力軸を係合しない非係合位置に移動せしめ、エ
ンジンが始動した時には発進用のギヤ組合せの同期装置
をドリブンギヤと出力軸を係合する係合位置に移動せし
める同期装置制御手段を具備することを特徴とする同期
装置付き変速機。 - 【請求項2】 エンジンが油圧を発生するオイルポンプ
を駆動するようにされていて、同期装置制御手段がエン
ジンが停止した時の同期装置の非係合位置への移動をエ
ンジン停止にともなう油圧発生の停止を利用して自動的
におこない、エンジンが始動した時の同期装置の係合位
置への移動がエンジンの始動にともなう油圧の発生の開
始を利用して自動的におこなうことを特徴とする請求項
1に記載の同期装置付き変速機。
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|---|---|---|---|
| JP21761397A JP3674253B2 (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | 同期装置付き変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP21761397A JP3674253B2 (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | 同期装置付き変速機 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1163204A true JPH1163204A (ja) | 1999-03-05 |
| JP3674253B2 JP3674253B2 (ja) | 2005-07-20 |
Family
ID=16707044
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP21761397A Expired - Lifetime JP3674253B2 (ja) | 1997-08-12 | 1997-08-12 | 同期装置付き変速機 |
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| JP (1) | JP3674253B2 (ja) |
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1997
- 1997-08-12 JP JP21761397A patent/JP3674253B2/ja not_active Expired - Lifetime
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