JPH1163669A - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

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JPH1163669A
JPH1163669A JP9214296A JP21429697A JPH1163669A JP H1163669 A JPH1163669 A JP H1163669A JP 9214296 A JP9214296 A JP 9214296A JP 21429697 A JP21429697 A JP 21429697A JP H1163669 A JPH1163669 A JP H1163669A
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JP
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combustion
blower
air
combustion cylinder
hot air
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Application number
JP9214296A
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English (en)
Inventor
Toru Harada
徹 原田
Mitsuharu Tomioka
光春 冨岡
Kazutada Momoda
和忠 桃田
Takehiko Shigeoka
武彦 重岡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、温風暖房機に関するもので、簡単
な構成で温風温度を低下させると共に温風温度むらを小
さくし快適な暖房感を得るものである。 【解決手段】 送風機30からの空気流を制流するよう
に、燃焼筒29の適所に切起し32を設け、この切起し
により生じる開口部を介して送風機30より供給される
空気の一部を燃焼筒を通過させるように構成して、空気
流を制流することで送風むらを解消すると共にダク31
内の圧損を減少し、温風量を増大して温風温度を低下す
るようにし、さらに1次空気量を増大させることで火炎
長の短い燃焼状態を形成し、燃焼筒29の温度を低下す
るようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内空気と燃焼ガ
スを混合して暖房に用いる温風暖房機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種の液体燃料燃焼装置は図7、
図8に示すように、タンク1にカートリッジタンク2か
ら燃料が供給され、ポンプ3によって気化部4に供給さ
れる。そして燃料は、高温に保たれた気化部4で気化さ
れて気化ガスとなり、バーナ部5へ供給され、そこで燃
焼される。発生した高温の燃焼排ガスは、バーナ部5の
周囲を覆うように配設された燃焼筒6で上方へ導かれ、
上記燃焼筒6を覆ったダクト7内で送風機8からの室内
空気流と混合され、温風吹き出し口9から温風として吹
き出すというものであった。また、前記送風機8は本体
背面に設けられ、プロペラファンにより室内空気を吸引
し、送風するというものであるため、吸引された空気は
前記プロペラファンの曲げ方向に応じてスクロールしな
がら前方へ送風され、片寄った方向に送風されるという
ものであった。このためダクト7内の空気流は乱れた状
態となり、損失が増大したり、温風吹出口9から吹き出
される温風が不均一になるなどの課題を有するものであ
り、これを解消するためダクト7内面に整流板を取り付
けるなどの工夫がなされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のようにダクト7内面に制流板を設けた構成において
も、送風機8より供給される空気は燃焼筒6の周辺に多
く流れるため、ダクト7内の空気流を制流するという効
果は小さく、特に燃焼筒6の開口部6aからの燃焼ガス
と送風機8からの空気が混合する部分における空気流は
乱れた状態となり、損失が増大して風量が減少したり、
温風吹出口9から吹き出される温風が不均一になるなど
の課題を有するものであった。
【0004】このため、送風機8の構成を変えずに上記
問題を解決しようとすると、吹出口9の開口面積を大き
くするか、あるいはダクト7内面の制風板をさらに複雑
な構成として空気流を制流するか、または送風機8のモ
ーター回転数を上げて送風量を増大するという方法しか
なかった。
【0005】しかしながら、吹出口9の面積を大きくす
ることは、機器本体の寸法的な規制で困難であったり、
温風温度の部分的な温度むらを生じるという問題があっ
た。
【0006】またダクト7内面に複雑な構成の制流板を
設けるという方法は、機器本体の組立性を悪化したり、
取付け角度の変化により性能のばらつきを生じるという
問題があった。
【0007】さらに、送風機8のモーター回転数を上げ
て風量を増大させるという方法は、騒音が高くなるとと
もに温風温度を下げることになり、送風機にほこり等が
付着して送風量が低下したときに、過熱防止装置11が
作動しにくくなるという課題もあった。
【0008】本発明は上記課題に鑑みてなしたもので、
簡単な構成でしかも、機器本体の大きさを大型化せずに
温風温度を低下させると共に、温風の温度むらを小さく
し快適な暖房感を提供することを目的としたものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成
するために、本体ケースと本体ケースの背面に設けられ
た送風機と前記本体ケース内に燃料を貯蔵するタンク
と、このタンクから燃料を吸引吐出するポンプと、前記
ポンプによって供給される燃料を気化する気化部と、前
記気化部からの気化ガスを燃焼させるバーナ部と、前記
バーナ部を覆いバーナ部で発生した燃焼排ガスを上方へ
導く燃焼筒と、前記燃焼筒を覆い燃焼排ガスと送風機か
らの室内空気流とを混合して温風経路を形成する箱形の
ダクトとを備え、前記燃焼筒は適所に切起しを設け、送
風機からの空気流を制流するように構成している。
【0010】上記発明によれば、送風機より供給される
空気の流れが集中する燃焼筒の適所に略垂直方向の切起
しを設けることで、送風機より供給される空気流を制流
して温風吹出口に導くことができるため、温風吹出口か
らの吹出し状態と温風温度を均一にすることができると
ともにダクト内の圧損を減少することができ本体の大き
さや送風機の回転数を変更することなく、所定の温風量
を確保することができる。
【0011】また、燃焼筒を切越すことにより生じる切
越し開口部を介して送風機より供給される空気の一部を
燃焼筒内を通過させることにより、燃焼筒開口部におい
てエジェクター効果が生じ、燃焼ガスの通過量が増大す
ることになる。つまり、燃焼用空気である1次空気量が
増大し、燃焼完結時間が短く、火炎長さの短い燃焼状態
を形成することになり、燃焼筒温度を低下して、耐久性
を向上することができる。
【0012】さらに、ダクト内の空気流を制流して圧損
を減少し、空気量を増大させることにより通常燃焼時の
温風温度を低下することができるため、送風機入口にほ
こりが付着して送風量が減少した場合の温風温度の変化
幅を大きくとることができ、過熱防止装置の作動を確実
に行うことができる。特に、燃焼筒の切起しの延長戦上
で下流域ダクト面において前記現象は顕著に現れ、その
部分に過熱防止装置を取付けることでさらに確実な動作
を行うことができる。
【0013】そして、燃焼筒の適所を略垂直方向に切越
すことで制流板を構成するため、機器本体の組立性が悪
化したり、取付け角度の変化により性能のばらつきを生
じるという問題もなく、快適な暖房を提供するこが可能
となる。
【0014】
【発明の実施の形態】請求項1は、本体ケースと本体ケ
ースの背面に設けられた送風機と前記本体ケース内に燃
料を貯蔵するタンクと、このタンクから燃料を吸引吐出
するポンプと、前記ポンプによって供給される燃料を気
化する気化部と、前記気化部からの気化ガスを燃焼させ
るバーナ部と、前記バーナ部を覆いバーナ部で発生した
燃焼排ガスを上方へ導く燃焼筒と、前記燃焼筒を覆い燃
焼排ガスと送風機からの室内空気流とを混合して温風経
路を形成する箱形のダクトとを備え、前記燃焼筒は適所
に切起しを設け、送風機からの空気流を制流するように
構成している。
【0015】そして、送風機より供給される空気の流れ
が集中する燃焼筒の適所に略垂直方向の切起しを設ける
ことで、送風機より供給される空気流を制流して温風吹
出口に導くようにしているため、温風吹出口からの吹出
し状態と温風温度を均一にすることができるとともにダ
クト内の圧損を減少することができ本体の大きさや送風
機の回転数を変更することなく、所定の温風量を確保す
ることができる。
【0016】また、燃焼筒を切越すことにより生じる切
起し開口部を介して送風機より供給される空気の一部を
燃焼筒内を通過させることにより、燃焼筒開口部におい
てエジェクター効果が生じ、燃焼ガスの通過量が増大す
ることになる。つまり、燃焼用空気である1次空気量が
増大し、燃焼完結時間が短く、火炎長さの短い燃焼状態
を形成することになり、燃焼筒温度を低下して、耐久性
を向上することができる。
【0017】さらに、ダクト内の空気流を制流して圧損
を減少し、空気量を増大させることにより通常燃焼時の
温風温度を低下することができるため、送風機入口にほ
こりが付着して送風量が減少した場合の温風温度の変化
幅を大きくとることができ、過熱防止装置の作動を確実
に行うことができる。特に、燃焼筒の切起しの延長戦上
で下流域ダクト面において前記現象は顕著に現れ、その
部分に過熱防止装置を取付けることでさらに確実な動作
を行うことができる。
【0018】そして、燃焼筒の適所を略垂直方向に切越
すことで制流板を構成するため、機器本体の組立性が悪
化したり、取付け角度の変化により性能のばらつきを生
じるという問題もなく、快適な暖房を提供するこが可能
となる。
【0019】また、請求項2は、燃焼筒の開口部近傍に
切起しを設けた構成としている。そして、切起しを燃焼
ガスが流出する燃焼筒開口部近傍に設けているので、送
風機からの空気流の一部が、切起しによって生じた切起
し開口部を通過するときに、燃焼ガスを吸引するエジェ
クター効果を顕著に発揮することができ、火炎長の短い
安定した燃焼状態を形成することで燃焼筒の温度を低下
することができ、燃焼筒の耐久性が向上するとともに燃
焼筒内の圧力も低減するので、安定した燃焼が得られ
る。
【0020】また、請求項3は、燃焼筒上部に切起しを
設けた構成としている。そして、燃焼筒上部に切起しを
設けることで、送風機よりの空気流を比較的上流域で制
流することになるため、ダクト損失を大きく低減して送
風量を十分確保することが本体上面の温度上昇を抑制
し、長期にわたって安全に使用できる。また、温風吹出
口が閉塞された場合においても、燃焼筒開口部からの燃
焼ガスと、切起し開口部からの空気流とで相殺され、燃
焼筒内部に加わる圧力は、増加しにくくなり、火炎長が
極端に長くなるような異常燃焼を起こす心配もなくな
り、安定した燃焼が得られる。
【0021】また、請求項4は、切起し開口部を送風機
からの空気流の方向に開けるように構成している。
【0022】そして、送風機から供給される空気量の多
くを切起し開口部を介して通過させることで、上記燃焼
筒開口部におけるエジェクター効果をより顕著に発揮さ
せるようにして、安定燃焼と燃焼筒温度の低減を行うよ
うにしている。
【0023】また、請求項5は、過熱防止装置を送風機
からの送風経路上で切起しより下流のダクト面に設けた
構成としている。
【0024】そして、ダクト内の空気流を制流して圧損
を減少し、空気量を増大させることにより通常燃焼時の
温風温度を低下し、送風機入口にほこりが付着して送風
量が減少した場合の温風温度の変化幅を大きくとるよう
にして、過熱防止装置の作動を確実に行うようにしてい
る。特に、燃焼筒の切起しの延長戦上で下流域ダクト面
において前記現象は顕著に現れ、その部分に過熱防止装
置を取付けることでさらに確実な動作を行うことができ
る。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0026】(実施例1)図1は本発明の実施例1の温
風暖房機の断面図である。また図2はバーナ部の要部断
面図である。また図3はダクト31の一部を切欠いて示
す斜視図である。
【0027】図1、図2、図3において、20は本体ケ
ースで、その下方側部に液体燃料を保有するタンク21
とそのタンク21上部に着脱自在なカートリッジタンク
22が配設してある。23はタンク21の上面に取付け
たポンプで、その上端から送油パイプ24を介して気化
部25に燃料を供給するようになっている。26は、気
化部25で気化された燃料ガスを垂直方向に噴出するノ
ズル部で、このノズル部26から噴出された気化燃料
は、エジェクタ効果により一次空気を吸引しながら気化
部25の下流側に離れて設けた混合管27内に噴出され
ここで混合して、バーナ部28に供給され、そこで燃焼
される。バーナ部28は、発生した燃焼ガスを上方へ導
くように配設した燃焼筒29で覆われ、また燃焼筒29
の背部には室内空気流を取入れ送出する送風機30が配
設してある。31は上記燃焼筒29から高温のガスと送
風機30からの室内空気流を混合し、温風の送風経路を
形成するダクトである。
【0028】この燃焼筒29には、送風機30からの空
気流を制流するように適所に切起し32を設けている。
本実施例では燃焼筒上部に設けた構成について説明を行
うが、同等の効果が得られる場所であればどこでもよ
い。
【0029】33は前記ポンプ23や気化部25を制御
してバーナ部28を燃焼させる制御部で、操作部(図示
せず)から入力される運転条件信号に基づいてポンプ2
3や気化部25などを予め決められたシーケンスで制御
するようになっている。
【0030】上記構成において、カートリッジタンク2
2から一定油面を保つようにタンク21に供給されてい
る液体燃料は、ポンプ23によってタンク21から吸上
げられ、送油パイプ24を介して気化部25に送られ
る。送られた燃料はヒータで所定温度以上に保たれた気
化部25内で気化し、高温の気化ガスとなってノズル部
26から噴出され、その際エジェクタ効果により一次空
気を吸引しながら気化部25の下流側に離れて設けた混
合管27内に噴出されここで混合して、バーナ部28に
供給され、バーナ部28の炎孔28aから噴出する。
【0031】このバーナ部28の炎孔28aから噴出す
る燃料と空気の混合ガスに着火手段(図示せず)により
バーナ部28の炎孔28aに火炎を形成して燃焼を開始
し、着火手段を停止してもこのままポンプ23で気化部
25に燃料を供給し続けると燃焼を継続するようにな
る。そして発生した高温の燃焼排ガスは燃焼筒29の上
方へ流れてゆき、ダクト31内で送風機30からの室内
空気流と混合され、温風として排出されて暖房に利用さ
れる。
【0032】また、燃焼筒29の上部には送風機30か
らの空気流を制流するように、切起し32を設けている
ので、送風機30からスクロールしながら供給される空
気流はこの切起し32により制流され、均一な送風形態
として温風吹出口に導くことができ、温風の温度むらを
小さくすることができる。
【0033】また、上記制流効果により、ダクト内の圧
損を減少することができ、所定の温風風量を確保するこ
とができるため、機器本体の大きさや送風機の回転数を
上げて温風量を確保するというようなことをしなくても
よい。
【0034】さらに、燃焼筒29上部の一部を切越し開
口部32aを介して送風機30より供給される空気の一
部を燃焼筒29内を通過させることにより、燃焼筒開口
部29aにおいて燃焼ガスを吸引するというエジェクタ
ー効果が生じ、燃焼ガスの通過量が増大することにな
る。つまり、燃焼用空気である1次空気量が増大し、燃
焼完結時間が短く、火炎長さの短い燃焼状態を形成する
ことになり、燃焼筒29の温度をあまり上昇させること
がなくなり、耐久性の向上を図ることができる。
【0035】そして、燃焼筒29の適所を略垂直方向に
切越すことで制流板32を構成するため、機器本体の組
立性が悪化したり、取付け角度の変化により性能のばら
つきを生じるという問題もなく、快適な暖房を提供する
こが可能となる。
【0036】(実施例2)図4は本発明の実施例2の温
風暖房機のダクト31の一部を切欠いて示す斜視図であ
る。
【0037】図4において、燃焼筒29の開口部29a
近傍に切起し32を設けている。上記構成において、切
起し32を燃焼ガスが流出する燃焼筒開口部29a近傍
に設けているので、送風機からの空気流の一部が、切起
し開口部32aを通過するときに、燃焼ガスを吸引する
エジェクター効果が顕著に発揮され、燃焼ガスを大量に
吸引する状態となり、1次空気量が大巾に増加して火炎
長の短い安定した燃焼状態を形成することになる。これ
により燃焼筒の温度をさらに低下することができ、燃焼
筒の耐久性が向上するとともに燃焼筒内の圧力も低減す
るので、安定した燃焼が得られる。
【0038】(実施例3)図5は本発明の実施例3の温
風暖房機のダクト31の一部を切欠いた斜視図である。
【0039】図5において、過熱防止装置34を送風機
30からの送風経路上で切起し開口部32aより下流の
ダクト面31に設けた構成としている。
【0040】上記構成により、送風機30からの空気流
を燃焼筒29の上部に設けた切起し32により制流し、
ダクト31内の圧損を減少し、温風量を増加して通常燃
焼時の温風温度を低下するようにし、送風機30入口に
ほこりが付着して送風量が減少した場合との温風温度の
変化幅を大きくとるようにして、過熱防止装置34の作
動を確実に行うようにしている。特に、燃焼筒の切起し
部32の延長戦上の下流域ダクト面において、通常燃焼
時とほこり付着時の温風温度の差が顕著に現れるため、
その部分に過熱防止装置34を取付けると、さらに確実
な動作を行うことができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように請求項1の温風暖房機によ
れば、送風機より供給される空気の流れが集中する燃焼
筒の適所に略垂直方向の切起しを設けることで、送風機
より供給される空気流を制流して温風吹出口に導くよう
にしているため、温風吹出口からの吹出し状態と温風温
度を均一にすることができるとともにダクト内の圧損を
減少することができ本体の大きさや送風機の回転数を変
更することなく、所定の温風量を確保することができ
る。
【0042】また、燃焼筒の切越し開口部を介して送風
機より供給される空気の一部を燃焼筒内を通過させるこ
とにより、燃焼筒開口部においてエジェクター効果が生
じ、燃焼ガスの通過量が増大することになる。つまり、
燃焼用空気である1次空気量が増大し、燃焼完結時間が
短く、火炎長さの短い燃焼状態を形成することになり、
燃焼筒温度を低下して、耐久性を向上することができ
る。
【0043】さらに、ダクト内の空気流を制流して圧損
を減少し、空気量を増大させることにより通常燃焼時の
温風温度を低下することができるため、送風機入口にほ
こりが付着して送風量が減少した場合の温風温度の変化
幅を大きくとることができ、過熱防止装置の作動を確実
に行うことができる。特に、燃焼筒の切起しの延長戦上
で下流域ダクト面において前記現象は顕著に現れ、その
部分に過熱防止装置を取付けることでさらに確実な動作
を行うことができる。
【0044】そして、燃焼筒の適所を略垂直方向に切越
すことで制流板を構成するため、機器本体の組立性が悪
化したり、取付け角度の変化により性能のばらつきを生
じるという問題もなく、快適な暖房を提供するこが可能
となる。
【0045】また、請求項2の温風暖房機によれば、切
起しを燃焼ガスが流出する燃焼筒開口部近傍に設けてい
るので、送風機からの空気流の一部が、切起し開口部を
通過するときに、燃焼ガスを吸引するエジェクター効果
を顕著に発揮することができ、火炎長の短い安定した燃
焼状態を形成することで燃焼筒の温度を低下することが
でき、燃焼筒の耐久性が向上するとともに燃焼筒内の圧
力も低減するので、安定した燃焼が得られる。
【0046】また、請求項3の温風暖房機によれば、燃
焼筒上部に切起しを設けることで、送風機よりの空気流
を比較的上流域で制流することになるため、ダクト損失
を大きく低減して送風量を十分確保することが本体上面
の温度上昇を抑制し、長期にわたって安全に使用でき
る。また、温風吹出口が閉塞された場合においても、燃
焼筒開口部からの燃焼ガスと、切起し開口部からの空気
流とで相殺され、燃焼筒内部に加わる圧力は、増加しに
くくなり、火炎長が極端に長くなるような異常燃焼を起
す心配もなくなり、安定した燃焼が得られる。
【0047】また、請求項4の温風暖房機によれば、送
風機から供給される空気量の多くを切起し開口部を介し
て通過させることで、燃焼筒開口部におけるエジェクタ
ー効果をより顕著に発揮させることができ、安定燃焼と
燃焼筒温度の低減を行うことができる。
【0048】また、請求項5の温風暖房機によれば、ダ
クト内の空気流を制流して圧損を減少し、空気量を増大
させることにより通常燃焼時の温風温度を低下し、送風
機入口にほこりが付着して送風量が減少した場合の温風
温度の変化幅を大きくとるようにして、過熱防止装置の
作動を確実に行うようにしている。特に、燃焼筒の切起
しの延長戦上で下流域ダクト面において前記現象は顕著
に現れ、その部分に過熱防止装置を取付けることでさら
に確実な動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における温風暖房機の断面図
【図2】同温風暖房機のバーナ部の要部断面図
【図3】同温風暖房機のダクトの一部を切り欠いた斜視
【図4】本発明の実施例2の温風暖房機におけるダクト
の一部を切り欠いた斜視図
【図5】本発明の実施例3の温風暖房機におけるダクト
の一部を切り欠いた斜視図
【図6】従来の温風暖房機の断面図
【図7】従来の温風暖房機のダクトの一部を切り欠いた
斜視図
【符号の説明】
20 本体ケース 21 タンク 22 カートリッジタンク 23 ポンプ 25 気化部 28 バーナ部 29 燃焼筒 29a 燃焼筒開口部 30 送風機 31 ダクト 32 切起し 32a 切起し開口部 34 過熱防止装置
フロントページの続き (72)発明者 重岡 武彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケースと本体ケースの背面に設けられ
    た送風機と前記本体ケース内に燃料を貯蔵するタンク
    と、このタンクから燃料を吸引吐出するポンプと、前記
    ポンプによって供給される燃料を気化する気化部と、前
    記気化部からの気化ガスを燃焼させるバーナ部と、前記
    バーナ部を覆いバーナ部で発生した燃焼排ガスを上方へ
    導く燃焼筒と、前記燃焼筒を覆い燃焼排ガスと送風機か
    らの室内空気流とを混合して温風経路を形成する箱形の
    ダクトとを備え、前記燃焼筒は適所に切起しを設け、送
    風機からの空気流を制流するように構成した温風暖房
    機。
  2. 【請求項2】燃焼筒の開口部近傍に切起しを設けてなる
    請求項1記載の温風暖房機。
  3. 【請求項3】燃焼筒の上部に切起しを設けてなる請求項
    1記載の温風暖房機。
  4. 【請求項4】切起しによって生じた切起し開口部を介し
    て送風機からの空気流の一部を燃焼筒内に分岐するよう
    に構成した請求項1ないし3のいずれか1項に記載の温
    風暖房機。
  5. 【請求項5】過熱防止装置を送風機からの送風経路上で
    切起しより下流のダクト面に設けてなる請求項1ないし
    4のいずれか1項に記載の液体燃料燃焼装置。
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