JPH1164524A - 蛍光ガラス線量計 - Google Patents

蛍光ガラス線量計

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JPH1164524A
JPH1164524A JP23776497A JP23776497A JPH1164524A JP H1164524 A JPH1164524 A JP H1164524A JP 23776497 A JP23776497 A JP 23776497A JP 23776497 A JP23776497 A JP 23776497A JP H1164524 A JPH1164524 A JP H1164524A
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JP
Japan
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glass element
glass
dosimeter
filter case
fluorescent
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Application number
JP23776497A
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English (en)
Inventor
Toshihisa Matsuda
俊久 松田
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AGC Techno Glass Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルタケースに収納しない状態でのガラス
素子の保護を可能とし、かつ、収納方向の誤りを防止す
る蛍光ガラス線量計を提供する。 【解決手段】 ガラス素子4を、樹脂材等からなる保護
用ケース5に収納し、それに識別用ラベル9を取り付け
て、フィルタケース10の保護用ケース収納部14に収
納する。また、ガラス素子2の4つのコーナーのうちの
1つには、面取り4が形成されており、保護用ケース5
には、ガラス素子2に形成された面取り4に対応する部
分に、内凸部7が設けられている。更に、保護用ケース
5の外周部には外凸部8が設けられており、フィルタケ
ース10の保護用ケース収納部14には、保護用ケース
5に形成された外凸部8に対応する部分に、内凹部15
が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多線質の放射線被
曝線量を分離測定する蛍光ガラス線量計に係り、特に、
ガラス素子の輸送を容易にし、かつ、ガラス素子のフィ
ルタケースへの収納時に収納方向の誤りを防止する蛍光
ガラス線量計に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、放射線は、原子力発電や医療分野
をはじめ、固体物理や生命科学等の研究、化学反応の微
量元素分析等の化学的利用及び材料工学への応用等、種
々の分野で利用されている。特に、医療分野において
は、コンピュータ断層撮影法(CT)やラジオアイソト
ープトレーサの利用等、放射線はきわめて重要な役割を
担っている。しかし、放射線の被曝は、正常な生体にと
っては有害な作用を及ぼし、その危険度は放射線被曝量
の大きさに比例して高まる。従って、放射線を取り扱う
作業者においては、放射線被曝量を正確に測定し、被曝
管理を十分に行う必要がある。
【0003】従来、このような放射線被曝量の測定にあ
たっては、銀イオンを含有したリン酸塩ガラスからなる
蛍光ガラス素子が用いられている。この蛍光ガラス素子
がイオン化放射線の紫外線で励起されると、所定のガラ
ス面から蛍光が発する。このとき発せられる蛍光の強度
が被曝放射線量に比例することから、その蛍光量を検出
することにより、蛍光ガラス素子の被曝放射線量を測定
することができる。
【0004】そこで、従来から、上記蛍光ガラス素子を
用いた蛍光ガラス線量計が開発されている。このような
蛍光ガラス線量計としては、以下の2つの形態のものが
開発されている。1つは、図3に示すような蛍光ガラス
線量計である。同図(a)は、蛍光ガラス線量計20の
構成を示す分解斜視図であり、同図(b)は、後述する
下側フィルタケース21bの正面図である。
【0005】図3(a)に示すように、蛍光ガラス線量
計20は、ガラス素子22と、ガラス素子22を保持す
る金属製ホルダであるカード23と、このカード23を
収納する上側フィルタケース21a及び下側フィルタケ
ース21bとから構成されている。また、カード23に
は、ガラス素子22を識別するためのホールコード24
が設けられている。そして、図3(a)に示すように、
ガラス素子22をカード23に装着し、このカード23
を上記上側フィルタケース21a及び下側フィルタケー
ス21bに収納してカプセルを構成し、使用時にはこの
カプセルを作業者が携行し、もしくは適宜な場所に設置
するようになっている。
【0006】また、図3(b)に示すように、下側フィ
ルタケース21bの正面にはラベル25が設けられてい
る。そして、このラベル25によって、着用者や線量計
設置場所等が識別できるように構成されている。更に、
上側フィルタケース21aの内面には、多線質の放射線
を分離するための複数のフィルタ26,26,…が設け
られている。
【0007】更に、他の1つは、図4に示すような蛍光
ガラス線量計30である。同図(a)は、蛍光ガラス線
量計の構成を示す分解斜視図であり、同図(b)は、組
立後の断面図である。
【0008】図4(a)に示すように、蛍光ガラス線量
計30は、ガラス素子31と、ガラス素子31を保持す
る金属製ホルダであるカード32と、このカード32を
収納する内側フィルタケース33a及び外側フィルタケ
ース33bとから構成されている。また、カード32に
は、複数の開口部34,34,…が形成されると共に、
ガラス素子31を識別するためのホールコード35が設
けられている。
【0009】そして、図4(a)に示すように、ガラス
素子31をカード32に装着し、このカード32を上記
内側フィルタケース33a及び外側フィルタケース33
bに収納して図4(b)に示すようなカプセルを構成
し、使用時にはこのカプセルを作業者が携行し、もしく
は適宜な場所に設置するようになっている。
【0010】また、図4(a)に示すように、外側フィ
ルタケース33bの上面には、着用者や線量計設置場所
等を識別するためのラベル36が設けられている。更
に、内側フィルタケース33aの外周面には、多線質の
放射線を分離するための複数のフィルタ37,37,…
が設けられている。
【0011】以上のような従来の各蛍光ガラス線量計に
おいては、ガラス素子22,31自身には素子を識別す
るためのコードが設けられていない。そのため、ガラス
素子22,31は、ホールコード24,35が設けられ
たカード23,32に収納された状態で、識別がなされ
るようになっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の蛍光ガラス線量計においては、ガラス素子を収納す
るカードは、金属製の薄板、すなわち板金部品で構成さ
れている。そのため、ガラス素子をカードに収納しただ
けの状態では、落下等の衝撃に対して十分に耐えること
ができず、ガラス素子が破損することがあった。
【0013】従って、ガラス素子を保護するために、ガ
ラス素子を輸送する際には、カードをフィルタケースに
収納した状態で行う必要がある。すなわち、蛍光ガラス
線量計の着用者と被曝線量の測定を行う測定者との間
で、ガラス素子を送付したり返送したりする時には、フ
ィルタケースに収納した状態で行っていた。そのため、
ガラス素子の輸送時には、輸送物の外形寸法が大きくな
り、包装の手間及び輸送費用の負担等が問題となってい
た。
【0014】なお、上記蛍光ガラス線量計に限らず、熱
ルミネッセンス線量計(以下、TLDと記す)において
も、TLD素子自体に識別手段が設けられていないた
め、同様な問題があった。
【0015】一方、図5に示すようなフィルムバッヂ線
量計(以下、FBと記す)40においては、ガラス素子
の代わりにフィルム41が使用されている。FB40で
は、使用時には、フィルム41をフィルタケース42に
収納した状態で、作業者が携行し、もしくは適宜な場所
に設置するようになっている。また、上記フィルム41
は、ガラス素子やTLD素子とは異なり、薄板形状であ
って、表面に識別用ラベル43が付されるようになって
いる。そのため、フィルム41単独で輸送することがで
き、ガラス素子やTLD素子の場合のような送付及び返
送の際の手間や負担はほとんど無く、容易に輸送を行う
ことができた。
【0016】しかしながら、このフィルム43は、図5
に示すように長方形で左右上下それぞれに対称であるた
め、フィルタケース42への収納時に、上下、左右、も
しくは表裏の方向を誤ってセットする恐れがあった。そ
のため、そのように誤ってセットした場合には、正確に
放射線被曝量を測定することができないという問題があ
った。
【0017】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたものであり、その目的は、
フィルタケースに収納することなく、ガラス素子を落下
等の衝撃から保護することを可能にし、かつ、ガラス素
子をフィルタケースに収納する際に確実に正しい方向で
行うことができる蛍光ガラス線量計を提供することにあ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
る蛍光ガラス線量計は、紫外線の入射により光励起され
て蛍光を発生するガラス素子と、前記ガラス素子を収納
するフィルタケースとを備えた蛍光ガラス線量計におい
て、衝撃吸収部材により構成され、前記ガラス素子を収
納するガラス素子収納部を有し、前記フィルタケースに
収納されるガラス素子保護手段を具備することを特徴と
している。
【0019】このような構成を有する請求項1記載の発
明によれば、ガラス素子保護手段を、例えば樹脂材等の
ように衝撃に対する耐性の強い部材から構成し、ガラス
素子をこのガラス素子保護手段に収納する。このように
ガラス素子保護手段に収納することにより、ガラス素子
を落下等の衝撃から保護することができる。そのため、
ガラス素子を、ガラス素子保護手段に収納した状態で輸
送することができる。従って、ガラス素子を従来のよう
にフィルタケースに収納してフィルタケースごと輸送す
る必要がないため、輸送時の外形寸法及び重量を大幅に
低減することができ、輸送費用を大幅に削減することが
可能となる。
【0020】請求項2記載の発明による蛍光ガラス線量
計は、請求項1記載の発明において、前記ガラス素子及
び前記ガラス素子保護手段に、前記ガラス素子の収納方
向規制手段を設けたことを特徴としている。
【0021】請求項2記載の発明によれば、ガラス素子
をガラス素子保護手段に収納する際に方向を誤ることが
なくなるため、正確な測定を実施することができ、デー
タの信頼性を高めることができる。
【0022】請求項3記載の発明による蛍光ガラス線量
計は、請求項2記載の発明において、前記収納方向規制
手段が、前記ガラス素子の形状を上下・左右非対称と
し、かつ、前記ガラス素子保護手段の前記ガラス素子収
納部の形状を、前記ガラス素子の形状に合致させて構成
したものであることを特徴としている。
【0023】請求項3記載の発明によれば、ガラス素子
及びガラス素子保護手段のガラス素子収納部の形状を利
用して、ガラス素子の収納方向の規制を行うことができ
るため、部材を最小限に抑えることができ、かつ、ガラ
ス素子のガラス素子保護手段への着脱も容易なものとな
る。
【0024】請求項4記載の発明による蛍光ガラス線量
計は、請求項1乃至3のいずれか1項記載の発明におい
て、前記ガラス素子保護手段及び前記フィルタケース
に、前記ガラス素子保護手段の装着方向規制手段を設け
たことを特徴としている。
【0025】請求項4記載の発明によれば、ガラス素子
保護手段をフィルタケースに装着する際に、方向を誤る
ことなく装着することができるため、正確な測定を実施
することができ、データの信頼性を高めることができ
る。
【0026】請求項5記載の発明による蛍光ガラス線量
計は、請求項4記載の発明において、前記装着方向規制
手段が、前記ガラス素子保護手段の形状を上下・左右非
対称とし、かつ、前記フィルタケースに設けられたガラ
ス素子保護手段収納部の形状を、前記ガラス素子保護手
段の形状に合致させて構成したものであることを特徴と
している。
【0027】請求項5記載の発明によれば、ガラス素子
保護手段及びフィルタケースのガラス素子保護手段収納
部の形状を利用して、ガラス素子保護手段の装着方向の
規制を行うことができるため、部材を最小限に抑えるこ
とができ、かつ、ガラス素子保護手段のフィルタケース
への着脱も容易なものとなる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態を図面を参照して説明する。 (1)構成 図1は、本実施の形態による蛍光ガラス線量計1の組立
順序を示したものであり、図2は蛍光ガラス線量計1の
組立後の構成を示したものであって、(a)は正面図を
示し、(b)は断面図を示している。
【0029】これらの図において、2はガラス素子であ
り、その表面には識別用コード3が付されている。この
識別用コード3は、例えば、ガラス素子2に刻み付けら
れている。また、ガラス素子2は長方形状となってお
り、その4つのコーナーのうちの1つには、面取り4が
形成されている。なお、本実施の形態では、ガラス素子
2は蛍光ガラス素子であって、一般には銀イオンを含有
した銀活性リン酸塩ガラス等が使用されている。
【0030】図1及び図2において、5はガラス素子の
保護用ケースであって、樹脂材等のように落下等の衝撃
に十分耐え得る部材から形成されている。この保護用ケ
ース5は、上部が開口しており、上記ガラス素子2を嵌
め込むためのガラス素子収納部6が設けられている。こ
のガラス素子収納部6の形状は、ガラス素子2の形状に
合致するように構成されている。そして、ガラス素子2
に形成された面取り4に対応する部分には内側に向けて
凸部(以下、内凸部という)7が設けられており、ガラ
ス素子2をこの保護用ケース5に収納した際には、面取
り4と内凸部7とが互いに係合するように構成されてい
る。また、保護用ケース5の長手側の外側部に沿って、
凸部(以下、外凸部という)8が設けられている。この
外凸部8は、保護用ケース5の側部の一部が他の部分よ
り外側に突出することによって構成されている。
【0031】また、9は識別用ラベルであり、ガラス素
子2が収納された保護用ケース5の上部を覆うようにな
っている。この識別用ラベル9の表面には、ガラス素子
コードや蛍光ガラス線量計1の着用者名、及び着用期間
等の情報が示されている。また、識別用ラベル9の長手
方向両端部は略直角に折れ曲がっており、この両端部
は、保護用ケース5の長手方向両端部の外側に接するよ
うになっている。
【0032】更に、10はフィルタケースであり、上側
フィルタケース10aと下側フィルタケース10bとか
ら構成されている。これら上側フィルタケース10aの
後端部と下側フィルタケース10bの後端部は、回転接
合部11によって回動可能に支持されている。上側フィ
ルタケース10aの先端部には、下側フィルタケース1
0b側に突出した被係合部12が設けられている。ま
た、下側フィルタケース10bの先端部には、上記上側
フィルタケース10aの被係合部12と結合するための
係止部13が設けられている。すなわち、上側フィルタ
ケース10aを矢印A方向に回動させ、上側フィルタケ
ース10aと下側フィルタケース10bとを合わせる
と、被係合部12が係止部13と係合されて固定される
ようになっている。
【0033】また、上側フィルタケース10aと下側フ
ィルタケース10bとを合わせると、フィルタケース1
0の内側に保護用ケース収納部14が形成されるように
なっている。この保護用ケース収納部14の形状は、保
護用ケース5の形状に合致するように構成されている。
そして、保護用ケース5に形成された上記外凸部8に対
応する部分には凹部(以下、内凹部という)15が設け
られており、保護用ケース5をこの保護用ケース収納部
14に収納した際には、外凸部8と内凹部15とが互い
に係合するように構成されている。
【0034】更に、上側フィルタケース10a及び下側
フィルタケース10bのそれぞれの内周面には、多線質
の放射線を分離するための複数のフィルタ16,16,
…がそれぞれ設けられている。
【0035】また、図2(b)に示すように、下側フィ
ルタケース10bの下部には、蛍光ガラス線量計1を衣
服等に着用するためのクリップ17が設けられている。 (2)作用効果 このような構成を有する本実施の形態の蛍光ガラス線量
計は、以下のような作用効果を有する。すなわち、図1
に示すように、ガラス素子2を保護用ケース5に収納し
た後、その上部を識別用ラベル9で封止する。その後、
それらを下側フィルタケース10bの保護用ケース収納
部14に収納し、上側フィルタケース10aを矢印A方
向に回動させて被係合部12を係止部13と係合させ
る。これにより、蛍光ガラス線量計1は、図2(a)及
び(b)に示すような形状となる。これを、クリップ1
7によって着用者の衣服等に着用することにより、放射
線被曝量の測定を行う。
【0036】また、ガラス素子2の輸送時には、フィル
タケース10を開き、保護用ケース5を保護用ケース収
納部14から取り出す。本実施の形態では、ガラス素子
2は、樹脂材等からなる保護用ケース5に収納されてい
るため、フィルタケース10から取り出した状態であっ
ても落下等の衝撃から十分に保護される。そのため、ガ
ラス素子2をフィルタケース10から取り出した状態
で、輸送することができる。
【0037】また、保護用ケース5の厚みは、図2
(b)の断面図に示すようにガラス素子2を保護し得る
最小限度の厚みでよいため、保護用ケース5の外形を小
型化することができる。
【0038】以上のことから、ガラス素子2の輸送時の
重量を大幅に低減すると共に外形寸法を大幅に縮小化す
ることができ、包装の手間を省き、輸送費用を低減する
ことが可能となる。
【0039】また、ガラス素子2の一部に面取り4を形
成し、保護用ケース5のガラス素子収納部6にこの面取
り4と係合する内凸部7を設けたため、ガラス素子2の
ガラス素子収納部6への収納方向を規制することができ
る。更に、保護用ケース5の外周部に外凸部8を設け、
フィルタケース10の保護用ケース収納部14にこの外
凸部8と係合する内凹部15を設けたため、保護用ケー
ス5の保護用ケース収納部14への収納方向を規制する
ことができる。これらの構成により、ガラス素子2の装
着方向の誤りを防止することができる。その結果、放射
線入射方向の推定が確実となり、ガラス素子2の測定精
度が向上し、データの信頼度を高めることができる。 (3)他の実施の形態 なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるもの
ではなく、多種多様な形態を実施可能である。すなわ
ち、ガラス素子は、面取りを有する形状に限らず、ガラ
ス素子が上下左右に非対称となるような形状であればよ
く、例えば一部に凹凸部を設けるようにしてもよい。ま
た、保護用ケースの形状も上記実施の形態に限らず、同
様に上下左右に非対称な形状であればよい。更に、フィ
ルタケースの形状も上記実施の形態の形状に限らず、例
えば図3に示すように下側フィルタケースを上側フィル
タケース内にスライドさせるような形状でもよい。
【0040】また、蛍光ガラス線量計に限らず、フィル
ムバッヂ線量計であっても、フィルムの形状を上下左右
に非対称な形状とすることにより、フィルムの収納方向
を確実にすることができる。すなわち、例えば長方形状
のフィルムの1つのコーナーを面取りし、フィルムを収
納するフィルタケースの収納部の形状をフィルムの形状
と合致させることによって、フィルムの収納方向を規制
することができる。
【0041】更に、熱ルミネッセンス線量計において
も、TLD素子を樹脂材等からなる保護用ケースに収納
し、それをフィルタケースに収納する構成とすることに
よって、同様の効果を得ることができる。その場合も、
TLD素子の形状を上下左右に非対称な形状とし、保護
用ケースの収納部の形状をTLD素子の形状と合致させ
ることによって、TLD素子の収納方向を規制すること
ができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ガラス
素子を、衝撃に対する耐性の強い部材からなるガラス素
子保護手段に収納するため、落下等の衝撃を受けた場合
にもガラス素子の破損を防止することができる。そのた
め、ガラス素子を輸送する際に、ガラス素子をフィルタ
ケースに収納せずに、ガラス素子保護手段に収納した状
態で行うことができる。従って、輸送時の外形寸法を大
型化する必要がないため、包装の手間や輸送費用を低減
することが可能となる。また、ガラス素子及びガラス素
子保護手段に収納方向規制手段を設けたため、ガラス素
子の収納方向を誤ることがなく、正確に測定を行うこと
ができる。
【0043】更に、単独で輸送が可能な線量計におい
て、ガラス素子とフィルタケースに収納方向規制手段を
設けたため、ガラス素子の収納方向を誤ることなく、正
確に測定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による蛍光ガラス線量計
の組立順序を示す分解斜視図。
【図2】同実施の形態による蛍光ガラス線量計の組立後
の構成を示す図であり、(a)は正面図、及び(b)は
断面図。
【図3】従来の蛍光ガラス線量計の構成を示す図であ
り、(a)は蛍光ガラス線量計の分解斜視図、及び
(b)その下側フィルタケース21bの正面図
【図4】従来の蛍光ガラス線量計の構成を示す図であ
り、(a)は分解斜視図であり、(b)は組立後の断面
図。
【図5】従来のフィルムバッヂ線量計の構成を示す分解
斜視図。
【符号の説明】
1…蛍光ガラス線量計 2…ガラス素子 3…識別用コード 4…面取り 5…保護用ケース 6…ガラス素子収納部 7…内凸部 8…外凸部 9…識別用ラベル 10…フィルタケース 11…回転接合部 12…被係合部 13…係止部 14…保護用ケース収納部 15…内凹部 16…フィルタ 17…クリップ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紫外線の入射により光励起されて蛍光を
    発生するガラス素子と、前記ガラス素子を収納するフィ
    ルタケースとを備えた蛍光ガラス線量計において、 衝撃吸収部材により構成され、前記ガラス素子を収納す
    るガラス素子収納部を有し、前記フィルタケースに収納
    されるガラス素子保護手段を具備することを特徴とする
    蛍光ガラス線量計。
  2. 【請求項2】 前記ガラス素子及び前記ガラス素子保護
    手段に、前記ガラス素子の収納方向規制手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の蛍光ガラス線量計。
  3. 【請求項3】 前記収納方向規制手段が、前記ガラス素
    子の形状を上下・左右非対称とし、かつ、前記ガラス素
    子保護手段の前記ガラス素子収納部の形状を、前記ガラ
    ス素子の形状に合致させて構成したものであることを特
    徴とする請求項2記載の蛍光ガラス線量計。
  4. 【請求項4】 前記ガラス素子保護手段及び前記フィル
    タケースに、前記ガラス素子保護手段の装着方向規制手
    段を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    1項記載の蛍光ガラス線量計。
  5. 【請求項5】 前記装着方向規制手段が、前記ガラス素
    子保護手段の形状を上下・左右非対称とし、かつ、前記
    フィルタケースに設けられたガラス素子保護手段収納部
    の形状を、前記ガラス素子保護手段の形状に合致させて
    構成したものであることを特徴とする請求項4記載の蛍
    光ガラス線量計。
JP23776497A 1997-08-19 1997-08-19 蛍光ガラス線量計 Pending JPH1164524A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008090807A1 (ja) * 2007-01-23 2008-07-31 Seiko Precision Inc. 線量計容器
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