JPH116518A - コネクティングロッド - Google Patents
コネクティングロッドInfo
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- JPH116518A JPH116518A JP16291797A JP16291797A JPH116518A JP H116518 A JPH116518 A JP H116518A JP 16291797 A JP16291797 A JP 16291797A JP 16291797 A JP16291797 A JP 16291797A JP H116518 A JPH116518 A JP H116518A
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- Japan
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- connecting rod
- large end
- bolts
- cap
- bending moment
- Prior art date
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- Pending
Links
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims abstract description 14
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract description 27
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構成部品点数を増やすことなくコネクティン
グロッドの形状を改善し、コンロッドボルトに加わる曲
げモーメントを低減する。 【解決手段】 コネクティングロッド本体4とキャップ
5の間にクランクピンをはめ込んだ状態で、ボルト6を
大端部3両側のボルト孔8にそれぞれ挿通し、両側のボ
ルト6をナット7で締め付けることで、コネクティング
ロッド本体4及びキャップ5の傾斜した合わせ面4a,
5aを互いに当接させ、両ボルト6,6に、それぞれ、
大端部3内側に湾曲させようとする曲げモーメントを予
め発生させておく。これにより、エンジン運転時のピス
トン系の慣性力による曲げモーメントを相殺してボルト
6,6に加わる曲げモーメントを低減することができ、
構成部品点数を増やすことなく、耐久性を向上すること
ができる。
グロッドの形状を改善し、コンロッドボルトに加わる曲
げモーメントを低減する。 【解決手段】 コネクティングロッド本体4とキャップ
5の間にクランクピンをはめ込んだ状態で、ボルト6を
大端部3両側のボルト孔8にそれぞれ挿通し、両側のボ
ルト6をナット7で締め付けることで、コネクティング
ロッド本体4及びキャップ5の傾斜した合わせ面4a,
5aを互いに当接させ、両ボルト6,6に、それぞれ、
大端部3内側に湾曲させようとする曲げモーメントを予
め発生させておく。これにより、エンジン運転時のピス
トン系の慣性力による曲げモーメントを相殺してボルト
6,6に加わる曲げモーメントを低減することができ、
構成部品点数を増やすことなく、耐久性を向上すること
ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンロッドボルト
に加わる曲げモーメントを低減するコネクティングロッ
ドに関する。
に加わる曲げモーメントを低減するコネクティングロッ
ドに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、エンジンのピストンとクランク
シャフトとを連結するコネクティングロッドは、大端部
がコネクティングロッド本体とキャップとに二分割され
ており、コネクティングロッド本体とキャップとをコン
ロッドボルトを介して締結することでクランクシャフト
のクランクピンを挟持するようになっている。
シャフトとを連結するコネクティングロッドは、大端部
がコネクティングロッド本体とキャップとに二分割され
ており、コネクティングロッド本体とキャップとをコン
ロッドボルトを介して締結することでクランクシャフト
のクランクピンを挟持するようになっている。
【0003】上記コンロッドボルトには、締め付け力及
び運転時のピストン系の慣性力による引っ張り力と、こ
の慣性力に起因する曲げモーメントとが加わる。すなわ
ち、図3に示すように、ピストン系の慣性力Fにより、
クランクピン10を挟持する大端部に発生する曲げモー
メントは、大端部内側で引っ張り方向、大端部外側で圧
縮方向の応力としてコンロッドボルト11に作用し、コ
ンロッドボルト11が大端部外側に湾曲する。
び運転時のピストン系の慣性力による引っ張り力と、こ
の慣性力に起因する曲げモーメントとが加わる。すなわ
ち、図3に示すように、ピストン系の慣性力Fにより、
クランクピン10を挟持する大端部に発生する曲げモー
メントは、大端部内側で引っ張り方向、大端部外側で圧
縮方向の応力としてコンロッドボルト11に作用し、コ
ンロッドボルト11が大端部外側に湾曲する。
【0004】この場合、コンロッドボルトの強度のアッ
プのため、ボルト径を太くすることは、重量、スペー
ス、コストの面から不利となり、特に、近年のエンジン
では、高回転化によってピストン系の慣性力が増大する
反面、軽量化が要求されるため、むやみにボルト径を太
くすることはできず、強度的に厳しい状況にある。
プのため、ボルト径を太くすることは、重量、スペー
ス、コストの面から不利となり、特に、近年のエンジン
では、高回転化によってピストン系の慣性力が増大する
反面、軽量化が要求されるため、むやみにボルト径を太
くすることはできず、強度的に厳しい状況にある。
【0005】上記コンロッドボルトに加わる力のうち、
ピストン系の慣性力による引っ張り力は、エンジンの構
造自体によるもので低減させることは困難である。この
ため、従来から、ピストン系の慣性力に起因する曲げモ
ーメントを低減することでコンロッドボルトにかかる負
荷を低減し、コンロッドボルトの耐久性を向上する技術
が種々提案されている。
ピストン系の慣性力による引っ張り力は、エンジンの構
造自体によるもので低減させることは困難である。この
ため、従来から、ピストン系の慣性力に起因する曲げモ
ーメントを低減することでコンロッドボルトにかかる負
荷を低減し、コンロッドボルトの耐久性を向上する技術
が種々提案されている。
【0006】例えば、特開昭57−43010号公報に
は、ボルト自体の応力集中係数を鈍化させることで、ボ
ルトの疲労強度を高める技術が開示されており、また、
特開平7−63216号公報には、コネクティングロッ
ドのロッド本体とキャップとの接合面を一対のノックピ
ンで位置決めするとともに、運転時に発生する曲げモー
メントを上記ノックピンで受けることにより、ボルトに
加わる曲げモーメントを低減する技術が開示されてい
る。
は、ボルト自体の応力集中係数を鈍化させることで、ボ
ルトの疲労強度を高める技術が開示されており、また、
特開平7−63216号公報には、コネクティングロッ
ドのロッド本体とキャップとの接合面を一対のノックピ
ンで位置決めするとともに、運転時に発生する曲げモー
メントを上記ノックピンで受けることにより、ボルトに
加わる曲げモーメントを低減する技術が開示されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ボルト
自体の応力集中係数を鈍化させる技術では、特別な形状
のボルトが必要となり、この特別な形状のボルトのため
に精密な加工を要するばかりでなく、製造工数が増加
し、コストが上昇する。
自体の応力集中係数を鈍化させる技術では、特別な形状
のボルトが必要となり、この特別な形状のボルトのため
に精密な加工を要するばかりでなく、製造工数が増加
し、コストが上昇する。
【0008】また、大端部で発生する曲げモーメントを
位置決め用のノックピンに負担させる技術では、構成部
品の増加によって、ノックピンを挿入する孔の加工が必
要となり、製造工数が増加してコスト上昇を招く。
位置決め用のノックピンに負担させる技術では、構成部
品の増加によって、ノックピンを挿入する孔の加工が必
要となり、製造工数が増加してコスト上昇を招く。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、構成部品点数を増やすことなくコネクティングロッ
ドの形状を改善し、コンロッドボルトに加わる曲げモー
メントを低減して耐久性を向上することのできるコネク
ティングロッドを提供することを目的としている。
で、構成部品点数を増やすことなくコネクティングロッ
ドの形状を改善し、コンロッドボルトに加わる曲げモー
メントを低減して耐久性を向上することのできるコネク
ティングロッドを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ピストンピンに連結される小端部とクランクピンに連結
される大端部とを有し、この大端部が、コネクティング
ロッド本体と、このコネクティングロッド本体に一対の
ボルトを介して締結されるキャップとからなるコネクテ
ィングロッドにおいて、上記大端部の両側にボルト孔を
穿設するとともに、上記ボルト孔の中心軸と直交する平
面を基準とする上記コネクティングロッド本体と上記キ
ャップとの合わせ面を、上記一対のボルトによる締結前
に上記大端部内側に所定のクリアランスが生じるよう傾
斜させて形成することを特徴とする。
ピストンピンに連結される小端部とクランクピンに連結
される大端部とを有し、この大端部が、コネクティング
ロッド本体と、このコネクティングロッド本体に一対の
ボルトを介して締結されるキャップとからなるコネクテ
ィングロッドにおいて、上記大端部の両側にボルト孔を
穿設するとともに、上記ボルト孔の中心軸と直交する平
面を基準とする上記コネクティングロッド本体と上記キ
ャップとの合わせ面を、上記一対のボルトによる締結前
に上記大端部内側に所定のクリアランスが生じるよう傾
斜させて形成することを特徴とする。
【0011】すなわち、本発明のコネクティングロッド
では、大端部を形成するコネクティングロッド本体とキ
ャップとの合わせ面を、ボルト孔の中心軸と直交する平
面を基準として、一対のボルトによる締結前に大端部内
側に所定のクリアランスが生じるよう傾斜させて形成し
ておき、組み付け締結時にクリアランスを無くして合わ
せ面を当接させることで、ピストン系の慣性力によって
生じる曲げモーメントと逆の曲げモーメントを予め大端
部両側のボルトに与え、エンジン運転時にピストン系の
慣性力によって生じる曲げモーメントを相殺する。
では、大端部を形成するコネクティングロッド本体とキ
ャップとの合わせ面を、ボルト孔の中心軸と直交する平
面を基準として、一対のボルトによる締結前に大端部内
側に所定のクリアランスが生じるよう傾斜させて形成し
ておき、組み付け締結時にクリアランスを無くして合わ
せ面を当接させることで、ピストン系の慣性力によって
生じる曲げモーメントと逆の曲げモーメントを予め大端
部両側のボルトに与え、エンジン運転時にピストン系の
慣性力によって生じる曲げモーメントを相殺する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1及び図2は本発明の実施の一
形態に係わり、図1はコネクティングロッドの一部断面
正面図、図2はコネクティングロッドを締結した状態の
概念図である。
施の形態を説明する。図1及び図2は本発明の実施の一
形態に係わり、図1はコネクティングロッドの一部断面
正面図、図2はコネクティングロッドを締結した状態の
概念図である。
【0013】図1(a)において、符号1は、図示しな
いエンジンのピストンとクランクシャフトとを連結する
コネクティングロッドであり、一端に、ピストンピンに
連結される軸受孔2aを有する小端部2を備えるととも
に、他端に、クランクピンに連結される軸受孔3aを有
する大端部3を備えている。
いエンジンのピストンとクランクシャフトとを連結する
コネクティングロッドであり、一端に、ピストンピンに
連結される軸受孔2aを有する小端部2を備えるととも
に、他端に、クランクピンに連結される軸受孔3aを有
する大端部3を備えている。
【0014】上記大端部3は、上記小端部2を有するコ
ネクティングロッド本体4とキャップ5とによって二分
割されており、上記コネクティングロッド本体4と上記
キャップ5とを当接・締結することで、上記軸受孔3a
にクランクピンを挟持するようになっている。
ネクティングロッド本体4とキャップ5とによって二分
割されており、上記コネクティングロッド本体4と上記
キャップ5とを当接・締結することで、上記軸受孔3a
にクランクピンを挟持するようになっている。
【0015】本形態では、上記コネクティングロッド本
体4と上記キャップ5とを、一対のボルト(コンロッド
ボルト)6及びナット7を使用して締結するようになっ
ており、上記大端部3の両側に、上記小端部2の中心と
上記大端部3の中心とを結ぶ中心軸線Lvoに平行で、
且つ、上記大端部3を形成するコネクティングロッド本
体4と上記キャップ5とで同軸のボルト孔8が穿設され
ている。このボルト孔8は、上記ボルト6の外径と同程
度か僅かに大きい径の内径となっている。
体4と上記キャップ5とを、一対のボルト(コンロッド
ボルト)6及びナット7を使用して締結するようになっ
ており、上記大端部3の両側に、上記小端部2の中心と
上記大端部3の中心とを結ぶ中心軸線Lvoに平行で、
且つ、上記大端部3を形成するコネクティングロッド本
体4と上記キャップ5とで同軸のボルト孔8が穿設され
ている。このボルト孔8は、上記ボルト6の外径と同程
度か僅かに大きい径の内径となっている。
【0016】尚、上記ボルト6を植え込みボルトとする
場合には、上記ナット7は不要であり、上記コネクティ
ングロッド本体4側あるいは上記キャップ5側のボルト
孔8の一部に雌ねじを螺設する。
場合には、上記ナット7は不要であり、上記コネクティ
ングロッド本体4側あるいは上記キャップ5側のボルト
孔8の一部に雌ねじを螺設する。
【0017】上記コネクティングロッド本体4と上記キ
ャップ5との合わせ面は、図1(b)の拡大図に示すよ
うに、上記コネクティングロッド本体4側の面4a、上
記キャップ5側の面5aが、上記ボルト孔8の中心軸線
Lvbに直交する基準平面Phに対し、それぞれ僅かな
傾斜角を有しており、互いを当接した締結前の状態で
は、大端部3内側に所定のクリアランスδが生じるよう
になっている。
ャップ5との合わせ面は、図1(b)の拡大図に示すよ
うに、上記コネクティングロッド本体4側の面4a、上
記キャップ5側の面5aが、上記ボルト孔8の中心軸線
Lvbに直交する基準平面Phに対し、それぞれ僅かな
傾斜角を有しており、互いを当接した締結前の状態で
は、大端部3内側に所定のクリアランスδが生じるよう
になっている。
【0018】すなわち、本コネクティングロッド1は、
上記小端部2の中心と上記大端部3の中心とを結ぶ中心
軸と直交する平面で上記大端部3が二分割される、いわ
ゆる水平割りの構造に対し、上記コネクティングロッド
本体4と上記キャップ5とを締結することで初めて上記
大端部3の合わせ面4a,5aが密着し、水平割りの構
造と同等になるように構成されている。
上記小端部2の中心と上記大端部3の中心とを結ぶ中心
軸と直交する平面で上記大端部3が二分割される、いわ
ゆる水平割りの構造に対し、上記コネクティングロッド
本体4と上記キャップ5とを締結することで初めて上記
大端部3の合わせ面4a,5aが密着し、水平割りの構
造と同等になるように構成されている。
【0019】以上のコネクティングロッド1をクランク
シャフトに連結するには、図2に示すように、コネクテ
ィングロッド本体4とキャップ5の間にクランクピン9
をはめ込んだ状態で、大端部3両側のボルト孔8,8に
挿通したボルト6,6を、それぞれナット7,7で締め
付ける。
シャフトに連結するには、図2に示すように、コネクテ
ィングロッド本体4とキャップ5の間にクランクピン9
をはめ込んだ状態で、大端部3両側のボルト孔8,8に
挿通したボルト6,6を、それぞれナット7,7で締め
付ける。
【0020】このボルト6及びナット7による締結によ
り、コネクティングロッド本体4とキャップ5との合わ
せ面4a,5aによる大端部3内側のクリアランスδが
0となり、合わせ面4a,5aが互いに密着する。
り、コネクティングロッド本体4とキャップ5との合わ
せ面4a,5aによる大端部3内側のクリアランスδが
0となり、合わせ面4a,5aが互いに密着する。
【0021】このとき、大端部3両側のボルト孔8、8
は、その軸中心線Lvbが大端部3合わせ面の部位を中
心として湾曲し、コネクティングロッド本体4側及びキ
ャップ5側で大端部3内側方向に変形する。このため、
両ボルト6,6には、ボルト孔8,8に倣った変位が生
じ、大端部3内側で圧縮方向、大端部3外側で引っ張り
方向の応力が作用する。すなわち、図2に示すように、
両ボルト6,6には、それぞれ、大端部3内側に湾曲さ
せようとする曲げモーメントが発生する。尚、図2は、
便宜上、この曲げモーメントによる作用を誇張して示し
ている。
は、その軸中心線Lvbが大端部3合わせ面の部位を中
心として湾曲し、コネクティングロッド本体4側及びキ
ャップ5側で大端部3内側方向に変形する。このため、
両ボルト6,6には、ボルト孔8,8に倣った変位が生
じ、大端部3内側で圧縮方向、大端部3外側で引っ張り
方向の応力が作用する。すなわち、図2に示すように、
両ボルト6,6には、それぞれ、大端部3内側に湾曲さ
せようとする曲げモーメントが発生する。尚、図2は、
便宜上、この曲げモーメントによる作用を誇張して示し
ている。
【0022】このボルト6,6に予め作用させる曲げモ
ーメントの大きさは、エンジン型式によって異なるピス
トン系の慣性力の大きさ、コネクティングロッド1(大
端部3)の材質、形状や、ボルト6の材質、径、長さ等
を考慮し、コネクティングロッド本体4とキャップ5と
の合わせ面4a,5aの傾斜を、それぞれ最適値に設定
することで決定される。
ーメントの大きさは、エンジン型式によって異なるピス
トン系の慣性力の大きさ、コネクティングロッド1(大
端部3)の材質、形状や、ボルト6の材質、径、長さ等
を考慮し、コネクティングロッド本体4とキャップ5と
の合わせ面4a,5aの傾斜を、それぞれ最適値に設定
することで決定される。
【0023】そして、コネクティングロッド1の小端部
2がピストンに連結され、エンジンへの組み付けが完了
してエンジンを運転すると、大端部3には、ピストン系
の慣性力により、大端部3内側で引っ張り方向、大端部
3外側で圧縮方向の応力が作用し、大端部3両側のボル
ト6,6に、大端部3外側に湾曲させようとする曲げモ
ーメントが発生する。
2がピストンに連結され、エンジンへの組み付けが完了
してエンジンを運転すると、大端部3には、ピストン系
の慣性力により、大端部3内側で引っ張り方向、大端部
3外側で圧縮方向の応力が作用し、大端部3両側のボル
ト6,6に、大端部3外側に湾曲させようとする曲げモ
ーメントが発生する。
【0024】このピストン系の慣性力による曲げモーメ
ントは、コネクティングロッド本体4とキャップ5とを
締結した時点で予めボルト6,6に作用している曲げモ
ーメントによって相殺され、結果的に、エンジン運転時
にボルト6,6に加わる曲げモーメントが大幅に低減さ
れる。
ントは、コネクティングロッド本体4とキャップ5とを
締結した時点で予めボルト6,6に作用している曲げモ
ーメントによって相殺され、結果的に、エンジン運転時
にボルト6,6に加わる曲げモーメントが大幅に低減さ
れる。
【0025】これにより、同一仕様(強度、寸法、形状
等)のコンロッドボルトで比較すると、等価的に強度が
向上し、構成部品点数を増やすことなく、強度を高めて
耐久性を向上することができる。逆に、同一強度とする
には、コンロッドボルトの仕様をダウンさせることも可
能であり、コストダウンを図ることができる。
等)のコンロッドボルトで比較すると、等価的に強度が
向上し、構成部品点数を増やすことなく、強度を高めて
耐久性を向上することができる。逆に、同一強度とする
には、コンロッドボルトの仕様をダウンさせることも可
能であり、コストダウンを図ることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、大
端部を形成するコネクティングロッド本体とキャップと
の合わせ面を、ボルト孔の中心軸と直交する平面を基準
として、一対のボルトによる締結前に大端部内側に所定
のクリアランスが生じるよう傾斜させて形成しておき、
組み付け締結時にクリアランスを無くして合わせ面を当
接させることで、ピストン系の慣性力によって生じる曲
げモーメントと逆の曲げモーメントを予め大端部両側の
ボルトに与えるため、エンジン運転時にピストン系の慣
性力によって生じる曲げモーメントを相殺することがで
き、構成部品点数を増やすことなく、結果的にボルトの
強度を高めて耐久性を向上することができる。また、逆
に、従来のコネクティングロッドに適用される同一仕様
のボルトと比較し、ボルトの仕様をダウンさせても同一
強度を得ることが可能であり、コストダウンを図ること
ができる等優れた効果が得られる。
端部を形成するコネクティングロッド本体とキャップと
の合わせ面を、ボルト孔の中心軸と直交する平面を基準
として、一対のボルトによる締結前に大端部内側に所定
のクリアランスが生じるよう傾斜させて形成しておき、
組み付け締結時にクリアランスを無くして合わせ面を当
接させることで、ピストン系の慣性力によって生じる曲
げモーメントと逆の曲げモーメントを予め大端部両側の
ボルトに与えるため、エンジン運転時にピストン系の慣
性力によって生じる曲げモーメントを相殺することがで
き、構成部品点数を増やすことなく、結果的にボルトの
強度を高めて耐久性を向上することができる。また、逆
に、従来のコネクティングロッドに適用される同一仕様
のボルトと比較し、ボルトの仕様をダウンさせても同一
強度を得ることが可能であり、コストダウンを図ること
ができる等優れた効果が得られる。
【図1】本発明の実施の一形態に係わり、コネクティン
グロッドの一部断面正面図
グロッドの一部断面正面図
【図2】同上、コネクティングロッドを締結した状態の
大端部を示す概念図
大端部を示す概念図
【図3】従来のコネクティングロッドを締結した状態の
大端部を示す概念図
大端部を示す概念図
1 …コネクティングロッド 2 …小端部 3 …大端部 4 …コネクティングロッド本体 5 …キャップ 6 …ボルト 4a,5a …合わせ面 8 …ボルト孔 Lvo,Lvb…中心軸線 Ph …基準平面
Claims (1)
- 【請求項1】 ピストンピンに連結される小端部とクラ
ンクピンに連結される大端部とを有し、この大端部が、
コネクティングロッド本体と、このコネクティングロッ
ド本体に一対のボルトを介して締結されるキャップとか
らなるコネクティングロッドにおいて、 上記大端部の両側にボルト孔を穿設するとともに、上記
ボルト孔の中心軸と直交する平面を基準とする上記コネ
クティングロッド本体と上記キャップとの合わせ面を、
上記一対のボルトによる締結前に上記大端部内側に所定
のクリアランスが生じるよう傾斜させて形成することを
特徴とするコネクティングロッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16291797A JPH116518A (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | コネクティングロッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16291797A JPH116518A (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | コネクティングロッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH116518A true JPH116518A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15763693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16291797A Pending JPH116518A (ja) | 1997-06-19 | 1997-06-19 | コネクティングロッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH116518A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007516391A (ja) * | 2003-10-31 | 2007-06-21 | ジーケーエヌ シンター メタルズ, インコーポレーテッド | 継手にプレストレスを与えるファスナー |
-
1997
- 1997-06-19 JP JP16291797A patent/JPH116518A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007516391A (ja) * | 2003-10-31 | 2007-06-21 | ジーケーエヌ シンター メタルズ, インコーポレーテッド | 継手にプレストレスを与えるファスナー |
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