JPH116577A - 電動弁 - Google Patents

電動弁

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JPH116577A
JPH116577A JP16084797A JP16084797A JPH116577A JP H116577 A JPH116577 A JP H116577A JP 16084797 A JP16084797 A JP 16084797A JP 16084797 A JP16084797 A JP 16084797A JP H116577 A JPH116577 A JP H116577A
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JP
Japan
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motor
valve
head
curvature
operated valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP16084797A
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English (en)
Inventor
Tomoari Oouchi
共存 大内
Shinichi Nemoto
伸一 根本
Atsuki Inoue
敦希 井上
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Fujikoki Corp
Original Assignee
Fujikoki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より高い作動圧力の冷媒を使用する冷凍サイ
クルの電動弁にあって、冷媒が導入される圧力容器であ
るキャンの全高を押えて、小型の電動弁を提供する。 【解決手段】 電動弁のキャン200は、円筒状の胴部
210を有する容器であって、内部にモータのロータ
と、ロータと一体の弁体が収容される。キャン200の
外側にはモータのステータ部材がキャンの頭部側から装
着される。キャン200の内部には、圧力Pを有する冷
媒が導入される。この圧力Pの内圧を受けてキャン頭部
230には応力が発生する。この応力に耐えつつ、頭部
230の高さ寸法をできるだけ低くするために、頭部を
小さな曲率半径rをもつ第1の湾曲部232と、大きな
曲率半径Rをもつ第2の湾曲部234で形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷凍サイクルに用い
られる冷媒のような流体の流量制御に使用する電動弁に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷凍サイクルに使用される電動弁は、例
えばステッピングモータの回転運動をねじ機構によって
弁体の直線運動に変換し、弁体と弁本体のオリフィスと
の間の流路面積を制御する構成を有する。具体的には、
弁本体に雌ねじ部を有するガイドブッシュをとりつけ、
ステッピングモータのロータと一体の弁体又は弁体を支
持する弁ホルダに雄ねじ部を設け、両ねじ部を螺合す
る。この種、電動弁として、本願出願人が特願平7−2
1809号として出願した電動弁の全体構成の縦断面図
を示す説明図を図5に示す。全体を符号1で示す電動弁
は、円筒状のキャン10と、キャン10の外周部に嵌装
されるステータ部材20を有する。ステータ部材20は
樹脂を成形したもので、内部にステータヨーク21と、
ボビン24と、ボビン24に巻かれるマグネットワイヤ
22とを備える。このマグネットワイヤ22は、リード
線23を介してステータ部材20にとりつけられるハウ
ジング30の内部のコネクタ34に接続される。コネク
タ34はリード線36を介して制御装置に連結される。
ボビン30内にはエポキシ樹脂32が充填される。
【0003】このステータ部材20は、キャン10の外
周部に軸方向に対して着脱自在に嵌装され、ステータ部
材20に対してビス26によりとりつけたストッパ28
により固定される。キャン10の外周部には、このスト
ッパ28を受け入れる凹部11が形成される。キャン1
0の開口部には、蓋部材12が溶接等の手段によりとり
つけられ、蓋部材12の開口部に弁本体40がとりつけ
られる。弁本体40は例えば銅合金によりつくられ、弁
室42と、入口43、出口44を有する。出口44は弁
の流量を制御するオリフィスを形成する。
【0004】弁本体40の入口43には、入口側のパイ
プ50が連通され、オリフィスである出口44には出口
側のパイプ52が連通される。弁本体40の内径部には
ガイドブッシュ90が挿入される。ガイドブッシュ90
は内径部に雌ねじ部92を有し、この雌ねじ部92に螺
合する雄ねじ部74を有する弁ホルダ70がとりつけら
れる。この弁ホルダ70は筒状のもので、下部には弁体
80が摺動自在に挿入される。弁体80は弁ホルダ70
の中空部に挿入したコイルスプリング72によって、常
時外側へ押し出される方向に付勢されており、弁ホルダ
の入口部に圧入されるカラー82によって弁本体の突出
位置が規制される。
【0005】弁ホルダ70の上部にはシャフト64が配
設される。シャフト64と弁ホルダ70の外周部にはプ
ラスチックスリーブ60が一体成形され、このプラスチ
ックスリーブ60の外周部にボンド磁石62が成形され
る。このボンド磁石62はモータのロータとして機能す
る。シャフト64の上端部は、キャン10の頂部の裏面
に配設される軸受部材14により支持される。シャフト
64に設けられたコイルスプリング66は、ロータが回
転して、弁ホルダ70とともに上昇して、ねじ部の螺合
が外されたときに、弁ホルダ70をガイドブッシュ90
側に押圧するためのものである。ガイドブッシュ90の
上部にとりつけるストッパ部材77はロータの下端位置
を規制し、樹脂材により成形されており、スリーブ60
のストッパ部分78が当接するのである。
【0006】弁本体40の弁室42は、通路46を介し
てキャン10内部に連通し、キャン10の内部と弁ホル
ダの中空部は穴73を介して連通する。したがって、弁
室42内に流入する冷媒は、キャン10の内部に導入さ
れ、ガイドブッシュ90の雌ねじ部92と弁ホルダ70
の雄ねじ部74の螺合部も冷媒が流入する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自然環
境に与える影響を考慮し、従来のフロンR22に代わり
R410a等の代替冷媒が使用されつつある。この代替
冷媒の種類によっては、作動圧力をフロンR22に比べ
て、1.5倍程度まで高く設定する必要がある。冷凍サ
イクルに使用される電動弁は、小型、軽量化が望まれ、
また、使用する冷媒の量もできるだけ少ないことが望ま
れる。電動弁のロータを収容するキャンは、ステンレス
スチールをプレス成型によって円筒のカップ状に加工し
たものである。内部に充填される冷媒の圧力に対抗する
ためには、キャンの底部(電動弁においては、頭部に相
当する)を半球形状に形成することが有利である。
【0008】しかしながら、この底部を半球形状とする
と、電動弁の全高寸法が大きくなり、小型化に反する。
さらに、キャンの全高を高くすると、モータ部分を取り
付け、取り外す際に、他の機器と干渉する場合も起こ
る。また、キャンの板厚寸法を大きくすれば、それ自身
のコストアップとなる他、ロータとの適当なクリアラン
スを確保するためキャン直径を大きくする必要があり、
したがって、モータの出力及びトルクを確保するためモ
ータが大型化するという結果を招く。また、キャン頭部
を高くすると、軸受部材14も大型化してしまう不具合
がある。本発明はこの種の問題を解決する電動弁を提供
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電動弁は、弁本
体と、弁本体にとりつけられる円筒状のキャンと、上記
キャン内部に配置されたロータの回体により弁体を上記
弁本体に形成されたオリフィスに接離させる弁作動機構
とからなり、上記キャンの頭部は互いに異なった曲率半
径を有する連続した湾曲部にて形成されていることを特
徴とする。さらに、本発明の電動弁は、弁室とオリフィ
スを有する弁本体と、弁本体にとりつけられる円筒状の
キャンと、キャンの外側に配設されるステータ部材およ
びキャンの内側に配設されるロータ部材とからなるモー
タと、このモータに連動してオリフィスに接離する弁体
により作動流体のオリフィスにおける流量を制御し、キ
ャン内に作動流体が導入される構成を有する。そして、
キャンは円筒状の胴部と、胴部を封止する頭部とを有
し、頭部は胴部に連続する第1の曲率半径を有する第1
の湾曲部と、第1の湾曲部に連続する第2の曲率半径を
有する第2の湾曲部により形成されることを特徴として
いる。
【0010】具体的には、キャンの肉厚寸法をt、キャ
ンの胴部の内径寸法をD、第1の曲率半径をr、第2の
曲率半径をR、としたとき、 r>3t 0.5D<R<1.5D の関係を有する。さらにまた、キャンの開口縁部は、外
側に拡張された段付部を有するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の電動弁の一実施
形態を示す1部断面図であり、キャン200を除いて図
5に示す従来の電動弁と構成及び作用は同一であり、図
5と同一符号は、同一又は均等部分を示す。図2は図1
の本実施形態の電動弁に装備されるキャン200の断面
図、図3は図2のキャン頭部の拡大断面図、図4はその
キャン頭部の高さ寸法と最大応力との関係を示す説明図
である。以下、本実施形態を図2〜図4を用いて説明す
る。
【0012】全体を符号200で示すキャンは、板厚が
例えば0.5mmの金属板をプレス加工により深絞り成
形加工したものであって、円筒状の胴部210と、開口
部の縁部を外側に拡張した段付部220と、曲率半径を
有する底部(電動弁の構成においては頭部となる部分)
230を有する。この段付部220は、ステータ部材2
0をキャン200の頭部230方向から軸方向に嵌装し
たときに、ステータ部材20を受ける機能を有する。
【0013】キャン200に対するステータ部材20の
位置決めは、ステータ部材20に対してビス26により
取り付けられるストッパ28と、このストッパ28を受
け入れるために、キャン200の外側に形成される凹部
(図2,図3では図示が省略されており、図1に示す凹
部11と同様のもの)により規定される。
【0014】キャンの頭部230は、胴部210から連
続する第1の曲率半径rを有する第1の湾曲部232
と、第1の湾曲部232に連続する第2の曲率半径Rを
有する第2の湾曲部234により形成される。電動弁1
を冷凍サイクルに組み込んだ際には、キャン200の内
部には圧力Pを有する冷媒が導入される。この内圧Pに
よりキャン200全体に外側へ膨張しようとする力が作
用し、キャンの各部には応力が発生する。
【0015】キャン200は、一種の圧力容器であるの
で、最大応力はキャン頭部で発生する。そこで、本発明
では、肉厚を変えずに頭部の形状を変更したときに、最
大応力を受けてキャン頭部が破損するまでの耐久性を種
々の数値解析と実験により確認することによって、頭部
の高さ寸法をできるだけ小さくする電動弁を得ることが
できたものである。
【0016】図3は、キャン頭部の高さ寸法を種々に変
化させたときのキャン頭部の断面形状を示す。例えば、
符号230aは、キャン頭部を平坦面で形成し、胴部2
10との間を曲率半径rのコーナー部で連結したもので
ある。一方、符号230bは、キャンキャン頭部を胴部
210の内壁の直径寸法Dの半分の半径Rをもつ半球状
に形成したものである。
【0017】この頭部形状にあっては、図4(縦軸に応
力S、横軸に高さhをそれぞれ定める)に示すように頭
部に作用する最大応力Sは小さくなるが、全高h4は最
大となる。この全高h4をもつキャンにあっては、電動
弁のステータ部材20をエアコンの筐体内で着脱しよう
とすると、他の機器等に干渉して着脱ができない場合も
発生し、また、キャン内部に装備する軸受部材14も大
型化して、軸受の位置精度も劣化する。そこで、キャン
頭部の中央部を平坦面で形成した頭部230aは、頭部
の高さ寸法h0は最小となり、キャン頭部上方のスペー
スEを有効に利用することができる。しかしながら、こ
の頭部形状にあっては、図4に示すように最大応力Sは
許容最大応力S1を超えてしまう。そこで、本発明の電
動弁に装備されるキャン200の頭部230を、2つの
異なる曲率半径の部分232,234で形成したもので
ある。
【0018】図3の符号h2は、この2つの曲率半径で
形成される頭部の最小高さ寸法を示し、このときの頭部
形状が許容最大応力S1を受けるものとする。実用上、
この許容最大応力S1を発生させる高さ寸法h2より高い
高さ寸法h3を有するキャンを使用する。この高さ寸法
3を有する頭部230を構成する第1の湾曲部232
と、第2の湾曲部234の組み合わせは種々に設定でき
る。
【0019】本発明にあっては、第1の曲率半径rは、
肉厚寸法をtとしたときに、r>3tとし、好ましくは
r>5tの領域に設定する。
【0020】また、第2の曲率半径Rは、大きな値とす
ることで全高を低くする点では有効となるが、最大応力
の点では不利となる。そこで、Rをキャン胴部の内径寸
法Dに対して、 0.5D<R<1.5D 好ましくは、RをDに近い寸法に設定する。
【0021】実験によれば、 (例1) D=20mm t= 0.5mm R=16mm r= 5mm (例2) D=27mm t= 0.5mm R=24mm r= 5mm のキャンは、従来の冷媒圧力の1.5倍の冷媒圧力を受
ける電動弁において、耐圧性能が損なわれることがな
い。
【0022】上述の如く構成された本実施形態の電動弁
は、キャン頭部を曲率半径の異なる二種類の湾曲部にて
形成し、このキャン頭部によって、R410A等の代替
冷媒の流量を制御する場合でも圧力負荷上昇に充分耐え
ることができ、いわゆるキャン頭部の疲労破壊を防止す
ることができる。そして、上記キャン頭部によりキャン
の全高寸法の増加を少なくすることができ、電動弁の大
型化を防止できる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明の電動弁は電動弁の円筒容器であるキャンを曲率の異
なる複数の湾曲部にて形成するので、いわゆる代替冷媒
を扱う場合であっても、充分な耐圧を確保でき、疲労破
壊を防止できる。さらに、従来より高い作動圧力で使用
される代替冷媒を取扱う場合にあっても、キャンの全高
寸法を必要最小限の増加に抑制することができるので、
従来の電動弁に替えて、本発明の電動弁をエアコンの筐
体内に装備したときにも、必要なスペースを確保し易く
することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する電動弁の全体構成を示す1部
断面図。
【図2】本発明のキャンの断面図。
【図3】キャン頭部の高さ形状の変化を示す説明図。
【図4】キャン頭部の高さ寸法と応力の関係を示す説明
図。
【図5】従来の電動弁の構成を示す断面図。
【符号の説明】
1 電動弁 14 軸受部材 20 ステータ部材 40 弁本体 64 シャフト 80 弁体 200 キャン 210 キャン胴部 230 キャン頭部 232 第1の湾曲 234 第2の湾曲

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁本体と、弁本体にとりつけられる円筒
    状のキャンと、上記キャン内部に配置されたロータの回
    体により弁体を上記弁本体に形成されたオリフィスに接
    離させる弁作動機構とからなり、上記キャンの頭部は互
    いに異なった曲率半径を有する連続した湾曲部にて形成
    されていることを特徴とする電動弁。
  2. 【請求項2】 弁室とオリフィスを有する弁本体と、弁
    本体にとりつけられる円筒状のキャンと、キャンの外側
    に配設されるステータ部材およびキャンの内側に配設さ
    れるロータ部材とからなるモータと、このモータに連動
    してオリフィスに接離する弁体により作動流体のオリフ
    ィスにおける流量を制御し、キャン内に作動流体が導入
    される電動弁において、 キャンは円筒状の胴部と、胴部を封止する頭部とを有
    し、頭部は胴部に連続する第1の曲率半径を有する第1
    の湾曲部と、第1の湾曲部に連続する第2の曲率半径を
    有する第2の湾曲部により形成される電動弁。
  3. 【請求項3】 上記キャンの肉厚寸法をt、 キャンの胴部の内径寸法をD、 上記第1の曲率半径をr、 上記第2の曲率半径をR、としたとき、 r>3t 0.5D<R<1.5D であることを特徴とする請求項1又は2記載の電動弁。
  4. 【請求項4】 上記キャンの開口縁部は、外側に拡張さ
    れた段付部を有する請求項1又は2記載の電動弁。
JP16084797A 1997-06-18 1997-06-18 電動弁 Pending JPH116577A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000297873A (ja) * 1999-04-15 2000-10-24 Fuji Koki Corp 電動弁

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000297873A (ja) * 1999-04-15 2000-10-24 Fuji Koki Corp 電動弁

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