JPH1167035A - スイッチ - Google Patents

スイッチ

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Publication number
JPH1167035A
JPH1167035A JP22684597A JP22684597A JPH1167035A JP H1167035 A JPH1167035 A JP H1167035A JP 22684597 A JP22684597 A JP 22684597A JP 22684597 A JP22684597 A JP 22684597A JP H1167035 A JPH1167035 A JP H1167035A
Authority
JP
Japan
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magnet
reed switch
main body
moving body
switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP22684597A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Takii
正明 瀧井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishikawa Tekko KK
Somic Ishikawa KK
Original Assignee
Ishikawa Tekko KK
Somic Ishikawa KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐久性が高く汎用性の高いスイッチを提供す
る。 【解決手段】 略円筒状の本体部3内の一端部に軸方向
の端面が磁極面となるリング状の磁石部10を配設する。
本体部3内に台座部11にて長手状のリードスイッチ21を
設けたリードスイッチ装置20を本体部3の軸方向に沿っ
て取り付ける。本体部3内に、リードスイッチ21を嵌挿
可能に略細長棒状に形成した移動体30を軸方向に沿って
本体部3の一端開口2bから先端部が進退自在に収容す
る。移動体30および台座部11間に移動体30を進出させる
方向に付勢するコイルスプリング29を配設する。移動体
30にリング状の磁石35を磁石部10と逆極性で取り付け
る。移動体30が移動しない場合、磁石部10と磁石35とが
重なり磁気の閉路を構成してリードスイッチ21に対する
磁力の影響が低減してオフする。移動体30が移動する
と、磁石部10および磁石35が偏位し、磁石部10の磁力の
影響によりオンする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体の進退によ
りリードスイッチが開閉するスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスイッチとしては、例え
ば特開昭62−122015号公報および実開昭59−
187030号公報に記載の構成が知られている。
【0003】そして、特開昭62−122015号公報
に記載のスイッチは、有底筒状体の金属製カバー内に球
体である鋼球の押下操作に連動して接点部間を開閉操作
する移動体を摺動可能に内装している。そして、この移
動体の軸基端部にプランジャに設けた座面に支持される
復帰用スプリングの座面を形成してこの部分に復帰用ス
プリングを挿通し、その内側にa接点タイプ時の可動接
点片の付勢用スプリングの座面を形成し、軸先端側にb
接点タイプ時の可動接点片を受ける係止段部を形成して
いる。さらに、この可動接点片を摺動可能に支持する支
持部を形成してこの部分に可動接点片を支持し、支持部
の外端側にa接点タイプ時に基端側より付勢用スプリン
グで付勢される可動接点片を位置規制しb接点タイプ時
には取り除く着脱自在な係止部材を設けている。また、
復帰用スプリングの座面の内側にb接点タイプ時の付勢
用スプリングの座面を形成したプランジャに、可動接点
片とa接点タイプ時では外面と接離し、b接点タイプ時
では内面と接離するL形状で一対のターミナルプレート
を各接点タイプに対応する位置に選択設定可能に植設し
ている。さらに、a接点タイプ時には移動部の可動接点
片の付勢用スプリングの座面と支持部に支持され係止部
材で受けられた可動接点片との間に付勢用スプリングを
介装し、b接点タイプ時には移動部の支持部に支持しL
形状のターミナルプレートの内面で受けられた可動接点
片とターミナルベースのb接点タイプ時の付勢用スプリ
ングの座面との間に付勢用スプリングを介装する構成が
採られている。
【0004】しかしながら、この特開昭62−1220
15号公報に記載のものは、移動体の摺動移動により接
点を接離させるため、接点が当接してからさらに移動部
を移動させる押下操作が行われた際には、接点や移動
体、ターミナルベースなどを損傷するおそれがある。さ
らに、接点の接離による接点部分の疲労損傷などを生
じ、耐久性の増大も制約される。
【0005】一方、実開昭59−187030号公報に
記載のスイッチは、両端を開口する略円筒状の本体部の
一端部にこの本体部の軸方向に沿って移動可能な可動接
点と、この可動接点の接触により短絡して閉成する接点
と常時可動接点を付勢して接点から離間させる第1のコ
イルスプリングを備えたスイッチ部を設けている。ま
た、本体部内には、一端部に鋼球を回転自在に保持する
ハウジングを有した移動体を摺動可能に収容している。
そして、移動体の鋼球を本体部の他端側の開口から突出
する方向に第1のコイルスプリングにて付勢して移動自
在に収容している。さらに、移動体内には、第1のコイ
ルスプリングの付勢力より強い付勢力を有した第2のコ
イルスプリングと、鋼球が後退する方向への移動体の移
動に伴って第2のコイルスプリングの付勢力にて移動し
先端部にはスイッチ部の可動接点を第1のコイルスプリ
ングの付勢に抗して移動させる操作子とが収容されてい
る。そして、操作子は、可動接点が接点に当接して移動
規制された際にさらに移動体を移動させる力が掛かった
際には、第2のコイルスプリングの付勢力に抗して相対
的に移動体内に後退移動するように移動体内に移動可能
に設けられている。
【0006】しかしながら、この実開昭59−1870
30号公報に記載のものは、移動体の摺動移動によりス
イッチ部の可動接点および接点が当接して閉成し可動接
点の移動が規制された後に移動体に移動させる力が掛か
っても操作子の移動によりスイッチ部の損傷を防止で
き、移動体の移動可能範囲を広く設定できるが、別途操
作子を設ける必要があるとともに、付勢力の異なる第1
のコイルスプリングおよび第2のコイルスプリングの付
勢力のバランス設定が困難であり、製造性の低下および
コストの増大が生じるとともに、例えば移動体の移動に
伴って移動する操作子が移動途中で第1のコイルスプリ
ングの付勢力により第2のコイルスプリングの付勢に抗
して移動体内に後退移動するなど、付勢力のばらつきや
使用中による付勢力の低下などによるバランスの変化な
どにて移動体の移動距離とスイッチ部の閉成との関係が
異なってしまい、精度の高い検知が得られにくい。さら
に、特開昭62−122015号公報に記載のものと同
様に、接点の接離による接点部分の疲労損傷などを生
じ、耐久性の増大も制約される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、特開昭
62−122015号公報に記載の従来のスイッチで
は、移動体の摺動移動により接点を接離させるため、耐
久性の増大が図りにくく、各部位が損傷しない移動体の
移動範囲が限られ、汎用性に限りがある。また、実開昭
59−187030号公報に記載の従来のスイッチで
は、接点の閉成後にさらに移動体が移動してもスイッチ
部の損傷を防止するために付勢力の異なるコイルスプリ
ングを複数設ける複雑な構成であるとともに、コイルス
プリングの付勢力のバランスにより移動体の移動距離と
スイッチの開閉との関係が変わるおそれがあり、高精度
な検知が得られにくい。
【0008】そこで、接点スイッチの代わりにリードス
イッチを用い、移動体に磁石部を設けて、移動体の移動
によりリードスイッチを開閉させる構成が考えられる。
【0009】しかしながら、例えば移動体の移動距離を
大きく設定する場合、移動体の磁石がリードスイッチの
近傍に位置する場合のみ閉成し、この閉成状態が維持さ
れない場合が生じるなど、移動体の移動に対するリード
スイッチの開閉状態を可変設定することができない問題
がある。
【0010】本発明は、このような問題点に鑑みて、耐
久性が高く汎用性の高いスイッチを提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のスイッチ
は、少なくとも一端を開口する略筒状の本体部と、長手
方向が前記本体部の軸方向に沿って固定された長手状の
リードスイッチと、前記本体部内に先端部がこの本体部
の開口から進退自在に収容された移動体と、前記本体部
内に配設され前記移動体を前記本体部の開口から進出す
る方向に付勢する付勢手段と、前記本体部に設けられ前
記リードスイッチを閉成させる磁石部と、前記移動体に
設けられ前記付勢手段の付勢に抗して前記移動体が前記
本体部内を移動する際に前記リードスイッチに対して前
記磁石部の磁力を低減させて前記リードスイッチを開成
させる磁力低減手段とを具備したものである。
【0012】そして、本体部にリードスイッチを閉成さ
せる磁石部を設けるとともに、本体部に進退自在に収容
される移動体に進退移動によりリードスイッチに対して
磁石部の磁力を低減させてリードスイッチを開成させる
磁力低減手段を設けたため、移動体に磁力低減手段を設
ける位置や非接触のリードスイッチおよび磁石部の配設
位置の設定により移動体の移動距離とリードスイッチの
開閉するタイミングとが容易に可変され、耐久性および
汎用性が向上する。
【0013】請求項2記載のスイッチは、請求項1記載
のスイッチにおいて、磁力低減手段は、磁石部に対して
逆極性となる磁石または磁性材料であるものである。
【0014】そして、移動体に設ける磁力低減手段とし
て、磁石部に対して逆極性となる磁石または磁性材料を
用いるため、移動体の移動にて磁石部に逆極性の磁石ま
たは磁性材料が略重なり合うことにより、磁石または磁
性材料が磁石部と磁気の閉路を構成して、リードスイッ
チに閉成させる磁石部の磁気の影響を低減させるので、
移動体の移動距離とリードスイッチの開閉のタイミング
との可変設定が簡単な構成で容易に得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明のスイッチの実施の
一形態の構成を図面を参照して説明する。
【0016】図1ないし図4において、1は例えば車輌
のブレーキシステムなどに用いられるスイッチ本体で、
このスイッチ本体1は、アルミニウムなどの金属製ある
いは合成樹脂製で両端部が開口2a,2bする略円筒状の本
体部3を有している。この本体部3は、一端側の開口縁
に内方に向けてフランジ状に挟持部4aを突設した略円筒
状の胴体部4と、この胴体部4の挟持部4aに略同軸上に
一体に設けられこの胴体部4の挟持部4aより内径が小さ
い略円筒状の装着部5とを有している。そして、径小の
装着部5の胴体部4側の端部が胴体部4の内面から突出
した状態の段差状の抜止部6となりこの抜止部6の胴体
部4側に向けた端面が当接面7となり、胴体部4の装着
部5側の外端面が基準面8となる。また、装着部5の外
周面には雄ねじ部9が設けられ、胴体部4の装着部5側
の外周面は本体部3を中心軸を回転軸として回転させる
図示しない工具が係合される略正六角柱状に形成されて
いる。
【0017】そして、本体部3内には、内径が胴体部4
の挟持部4aの内径と略同径のリング状の磁石部10が、挟
持部4aに当接して配設されている。なお、この磁石部10
は、軸方向の端面が磁極面となるように着磁されてい
る。
【0018】また、本体部3内には、一端側の大径の開
口2a側である胴体部4の装着部5と反対側の内部に位置
して台座部11が嵌挿固定されている。この台座部11は、
合成樹脂などにて内径が胴体部4の挟持部4aの内径と略
同径の略円筒状の嵌挿部12を有している。そして、この
嵌挿部12の一端側の内周面には、内方に向けて壁状に突
出するフランジ部13が設けられ、一端側に端子室14が区
画され他端側にスイッチ室15が区画形成されている。ま
た、フランジ部13の先端部には、スイッチ室15に向けて
略同軸上に略円筒状の保持部16が設けられている。そし
て、この台座部11は、嵌挿部12がスイッチ室15側から本
体部3内に挿入され、嵌挿部12の先端部が胴体部4の挟
持部4aとにて磁石部10を挟持固定している。
【0019】さらに、本体部3の一端側の開口2aに対向
する台座部11の端部に位置して、止め輪金具18が嵌挿固
定されている。この止め輪金具18は、台座部11の嵌挿部
12の端部に当接して台座部11を抜け止め固定する。
【0020】また、この台座部11には、リードスイッチ
装置20が取り付けられている。このリードスイッチ装置
20は、略細長棒状に形成され長手方向の両端部にリード
接点21a ,21a をそれぞれ導出する長手状のリードスイ
ッチ21を長手方向に沿って取り付けた棒状部22と、この
棒状部22の一端に一体に設けられリードスイッチ21の一
対のリード接点21a ,21a にそれぞれ電気的に接続され
る一対の端子23,23を有したターミナル部24とを有して
いる。そして、このリードスイッチ装置20は、ターミナ
ル部24が台座部11の端子室14内に嵌挿されて収容され、
棒状部22が台座部11の保持部16に嵌挿固定されてリード
スイッチ21がスイッチ室15内に位置し、棒状部22が台座
部11の嵌挿部12に略同軸上に位置するように取り付けら
れている。
【0021】さらに、ターミナル部24には、端子23,23
に接続される接点端子26,26を有したコネクタ27が端部
を本体部3から延出して取り付けられている。
【0022】また、本体部3の一端側には、止め輪金具
18を覆いコネクタ27の端部を導出して一体的に固定して
隙間を埋めるエポキシ樹脂などの充填材28が設けられて
いる。
【0023】一方、29は付勢手段としてのコイルスプリ
ングで、このコイルスプリング29は、一端部が台座部11
の保持部16に嵌着して、リードスイッチ21を中心軸上に
内包するように本体部3内に収容された台座部11の嵌挿
部12内に配設されている。
【0024】また、本体部3内には、移動体30が配設さ
れている。この移動体30は、高剛性の合成樹脂にて外径
が本体部3の装着部5の内径と略同寸法の細長棒状に形
成されている。また、移動体30は、中心軸にリードスイ
ッチ21を取り付けた棒状部22が挿入可能な収容部として
の収容凹部31を基端側である一端側に開口した略有底円
筒状に形成されている。
【0025】さらに、移動体30の外周面には、収容凹部
31が開口する側に位置して外径が本体部3の胴体部4の
挟持部4aの内径および台座部11の嵌挿部12の内径と略同
寸法となるように外周方向にフランジ状に突出し本体部
3の抜止部6に当接する規制部32が設けられている。
【0026】なお、移動体30の収容凹部31の軸方向の寸
法は、移動体30の先端部が略完全に本体部3内に後退
し、台座部11との間に介在されるコイルスプリング29が
完全に潰れた状態近くまで移動体30が移動しても、棒状
部22の先端部が移動体30の収容凹部31の端面に当接しな
いように設定する。
【0027】さらに、移動体30の収容凹部31が開口する
側の端部の外周面には、軸方向の寸法が磁石部10の軸方
向の寸法と略同寸法にリング状に形成された磁力低減手
段としての磁石35が規制部32の端面に当接して一体的に
取り付けられている。なお、この磁石35は、外径が規制
部32の外径と略同寸法で、取り付けられた際に外周面が
規制部32の先端部と略面一となり、端面が移動体30の端
面と略面一となってコイルスプリング29の他端部が当接
する移動体30の端面を構成するようになっている。そし
て、磁石35は、磁石部10と同様に軸方向の端面が磁極面
となるように着磁され、磁石部10とは逆極性となるよう
に取り付けられている。
【0028】次に、上記実施の形態の組み立て動作を説
明する。
【0029】まず、常時リードスイッチ21が開放してお
り、移動体30の移動によりリードスイッチ21が閉成する
常開型の構成、すなわちオフ−オン型のスイッチ本体1
の組み立て動作について説明する。
【0030】あらかじめ、移動体30の端部の外周面に磁
石35を嵌着固定しておく。また、台座部11にリードスイ
ッチ装置20およびコネクタ27を組み付けておく。さら
に、コイルスプリング29の一端側が台座部11のフランジ
部13の端面に当接するまでリードスイッチ21側からコイ
ルスプリング29を嵌挿させて台座部11の保持部16に取り
付けておく。
【0031】そして、本体部3を図示しない組み立て用
の冶具に取り付ける。なお、組み立て用の冶具は、本体
部3の装着部5の雄ねじ部9が螺合される雌ねじ部を有
し、本体部3の基準面8が当接するまで本体部3の装着
部5の雄ねじ部9を螺合させて取り付ける。そして、本
体部3の胴体部4の大径の開口2aから、リング状の磁石
部10を胴体部4の挟持部4aに落とし込むように当接する
まで挿入する。次に、磁石35を設けた移動体30を閉塞す
る先端側から規制部32が抜止部6に当接するまで本体部
3の胴体部4の大径の開口2aから挿入する。
【0032】次に、リードスイッチ装置20およびコイル
スプリング29を取り付けた台座部11を、本体部3の胴体
部4の大径の開口2aから、リードスイッチ21側をある程
度挿入する。そして、台座部11が本体部3から取れ落ち
ない程度まで挿入した仮止め状態で、リードスイッチ21
の開閉状態を検知可能な状態にコネクタ27を図示しない
検知装置に接続する。
【0033】この後、止め輪金具18を本体部3の胴体部
4の大径の開口2a内に圧入して挿入し、台座部11ととも
に押し込み、台座部11を位置決め固定する。
【0034】そして、組み立て用の冶具から取り外し、
本体部3の胴体部4の大径の開口2a内に、止め輪金具18
を覆うとともにコネクタ27の回りにエポキシ樹脂などの
充填材28を充填してスイッチ本体1を組み立て形成す
る。
【0035】次に、上記スイッチ本体1の動作を説明す
る。
【0036】例えば、スイッチ本体1の装着部5の雄ね
じ部9を図示しない車体構成部位に設けた雌ねじ部に本
体部3の基準面8が当接するまで螺合させて、図示しな
いブレーキ装置などに連動する被検知体となる棒状体に
移動体30の先端を対向させて配設する。
【0037】そして、被検知体が移動体30を移動させて
いない状態、すなわち図1および図3に示す磁石部10と
磁石35とが略同一面上で重なり合った状態で、この状態
においては、磁石部10と磁石35とが逆極性であるため、
図3に示すように磁気の閉路が構成される。このため、
磁石部10の磁力および磁石35の磁力はリードスイッチ21
に対して磁力が低下して磁気の影響が減少した状態とな
って、リードスイッチ21は開成状態となり、オフしてい
る。
【0038】また、例えばブレーキ装置が作動されるこ
とにより被検知体が移動すると、被検知体が移動体30の
先端部に当接し、さらに被検知体の移動により、図2に
示すように、コイルスプリング29の付勢に抗して移動体
30が本体部3内に後退するように移動される。そして、
移動体30が所定距離を移動すると、図4に示すように、
逆極性で配設された磁石部10および磁石35が偏位した状
態となる。このため、磁石部10は磁石35と磁気の閉路を
構成できなくなり、磁石部10の磁力の影響を受けてリー
ドスイッチ21は磁石部10の磁力により閉成してオンし、
ブレーキが操作されたことを検知する。なお、このオン
状態は、移動体30がさらに移動しても、磁石35が磁石部
10から遠ざかるため、磁石部10と磁石35との磁気の閉路
が構成されないので、リードスイッチ21は磁石部10の磁
気の影響を受けてオン状態が維持される。
【0039】一方、常時リードスイッチ21が閉成してお
り、移動体30の移動によりリードスイッチ21が開成する
常閉型の構成、すなわちオン−オフ型のスイッチ本体1
の場合には、リードスイッチ21が棒状部22の基端部側に
位置させるとともに、磁石部10も胴体部4の大径の開口
2a側に偏位させてリードスイッチ21に対向するように配
設する。
【0040】このため、移動体30が被検知体に押されな
い状態では、移動体30に配設された磁石35は、磁石部10
から偏位した状態であるため、図4に示すようなリード
スイッチ21が磁石部10の磁力の影響を受けた状態となっ
て閉成し、オンする。また、移動体30が被検知体にて後
退させられて所定距離を移動すると、図3に示すように
磁石部10と磁石35とが重なり合う状態となって磁気の閉
路が構成され、リードスイッチ21に対する磁力の影響が
低減してリードスイッチ21は開成し、オフする。
【0041】なお、磁石部10およびリードスイッチ21の
配設位置はそのままで、磁石35を移動体30の先端側に偏
位させて配設しても同様である。
【0042】さらに、リードスイッチ21を棒状部22の中
間部に位置させて配設するとともに、磁石部10もリード
スイッチ21に対向させて配設することにより、オン−オ
フ−オン型のスイッチ構成も得られる。
【0043】上述したように、本体部3にリードスイッ
チ21を閉成させる磁石部10を設けるとともに、本体部3
に進退自在に収容される移動体30に進退移動によりリー
ドスイッチ21に対して磁石部10の磁力を低減してリード
スイッチ21を開成させる磁力低減手段としての磁石35を
設けるため、移動体30に磁石35を配設する位置やリード
スイッチ21および磁石部10を配設する位置に応じて、移
動体30の移動距離とリードスイッチ21の開閉タイミング
を可変設定でき、使用態様によってこれらの配設位置を
変えるのみでよく、汎用性を向上できる。
【0044】また、磁石部10により常時リードスイッチ
21が閉成する状態を、磁石35を取り付けた移動体30の移
動状況により、磁石35にて磁気の閉路を構成させてリー
ドスイッチ21に対する磁石部10の磁力の影響を低減する
ので、簡単な構成で容易にリードスイッチ21の開閉タイ
ミングの可変設定が得られ、製造性も向上でき、小型化
が容易に図れる。
【0045】さらに、移動体30にリードスイッチ21を配
設する棒状部22が相対的に嵌挿可能な収容凹部31を、移
動体30が移動しても棒状体22の端部が当接しないように
設けたため、リードスイッチ21の開閉後、棒状部22が当
接しないさらなる移動体30の移動ができ、接点の接離に
より開閉する従来の接触型のものでは、接点が接合した
状態よりさらに移動部が移動できず移動範囲が制限され
るが、上記実施の形態では、移動体30を略筒状となるよ
うな収容凹部31を形成する簡単な構成で、当接による損
傷を生じずに、移動体30の移動範囲を増大できるととも
に、リードスイッチ21の開閉状況を容易に可変設定でき
る。
【0046】また、非接触型のリードスイッチ21を用い
たため、接点の接離により開閉する従来の接触型のもの
で生じる接点の接離の繰り返しによる接点部分の疲労損
傷がなく、耐久性を向上できる。
【0047】なお、上記実施の形態において、リードス
イッチ21に対する磁石部10の磁力の影響を低減させる磁
力低減手段として、近接することによる磁気の閉路を構
成して磁気遮蔽する磁石35を用いて説明したが、例えば
フェライトや各種磁性金属などの磁性材料を用いてもよ
い。この磁性材料も磁石部10とリードスイッチ21間に介
在することにより磁気の閉路を構成して磁石部10の磁力
の影響を低減してリードスイッチ21を開成させる。その
他、磁石部10とリードスイッチ21間に介在することによ
り磁石部10の磁力の影響を低減してリードスイッチ21を
開成させるいずれのものでもよい。
【0048】さらに、磁石35を複数箇所設けてもよい。
この構成によれば、移動体30の移動により、例えば2箇
所設けた場合にはオフ−オン−オフ型となったり、オン
−オフ−オン−オフ型となるなど、リードスイッチ21を
複数回にわたって開閉できるとともに、例えばリードス
イッチ21の開閉間隔時間を検出することにより、移動体
30の移動速度などの検知状況をも検出することができ
る。
【0049】また、台座部11を位置決めする位置決め部
材としては、止め輪金具18に限らず、本体部3内に挿入
できるが付勢手段としてのコイルスプリング29の付勢に
より抜け落ちないように位置決めする一方向性を持たせ
たいずれの構成、例えば本体部3の内周面に下ろし金の
ような台座部11の挿入方向側に傾斜する爪部などを複数
設けた構成など、直接台座部11または本体部3に構成さ
せるなどしてもよい。この構成によれば、別部材の止め
輪金具18を用いる必要がなく、部品点数を減少でき、組
立製造性を向上できる。
【0050】一方、台座部11に複数のリードスイッチ21
を、動作位置が本体部3の軸方向で異なる位置となるよ
うに配設してもできる。この構成によれば、複数の磁石
35を設ける場合のように、移動体30の移動速度などの検
知状況をも検出することができる。
【0051】さらに、台座部11を用いず直接リードスイ
ッチ21を本体部3内に配設してもよい。
【0052】一方、本体部3を径寸法の異なる胴体部4
および装着部5を同軸上に一体に設けて形成して抜止部
6を形成し、移動体30の外周面にフランジ状に規制部32
を設けて説明したが、例えば本体部3を胴体部4および
装着部5が略同径寸法とした筒状に形成して内周面に内
方に向けて鍔状に抜止部6を形成させ、この抜止部6に
移動体30が当接して移動体30の突出する方向への規制を
行ういずれの構成としてもよい。
【0053】また、付勢手段としては、コイルスプリン
グ29に限らず、移動体30を本体部3から突出させる方向
に付勢するいずれのものでもできる。
【0054】さらに、移動体30の収容凹部31が開口して
いない側の先端側となる他端部に、軸方向に向けて開口
するハウジングを設け、このハウジングに球体としての
鋼球を回転自在に保持させてもよい。この鋼球を設ける
ことにより、移動体30を付勢して移動させる力が、移動
体30の移動方向に対して交差する方向に加わっても、鋼
球が回転することにより、円滑に移動体30が移動可能と
なる。
【0055】
【実施例】上記図1ないし図4に示す実施の形態におい
て、磁石部10を外径が24mm、内径が17mm、厚さ寸法
が4mm、表面磁束密度が840×10-4Tに設定し、磁
石35を外径が14mm、内径が9mm、厚さ寸法が3mm、表
面磁束密度が440×10-4Tに設定し、リードスイッ
チ21の代わりに磁束密度を測定する測定器を配設して移
動体30の移動によるリードスイッチ21の配設位置での磁
束密度の変化を測定した。その結果を図5に示す。
【0056】この図5に示す結果から、移動体30が移動
していない図1および図3に示す状態では、磁束密度は
ほぼゼロであるが、図2に示すように移動体30が後退す
る方向に移動するにしたがって磁束密度が増大すること
がわかる。
【0057】すなわち、磁石35がリードスイッチ21に最
も近付いた図3に示す状態でも、磁石部10および磁石35
の磁力の影響を受けず、リードスイッチ21が閉成せず、
磁石35が遠くなるにしたがって磁石部10の磁力の影響を
受けて、例えば磁束密度が100×10-4Tの磁力の影
響を受けることにより閉成するリードスイッチ21を用い
ると、移動体30が約1.5mm移動すると閉成することが
わかる。このため、リードスイッチ21の感度の設定によ
り、リードスイッチ21の開閉するタイミングも容易に設
定できることがわかる。
【0058】次に、上記実施例の磁石35の代わりに磁性
材料として例えば冷間圧延鋼材(SPCC材)を用いて
同様にリードスイッチ21の開閉状況の確認試験を行っ
た。なお、図1ないし図4に示す実施の形態において、
図6および図7に示すように、磁石部10を外径が16.
5mm、内径が12.5mm、厚さ寸法が5mm、表面磁束密
度が560×10-4Tに設定し、略リング状に形成され
た磁性材料40を外径が8.2mm、内径が7.8mm、厚さ
寸法が5mmに設定し、リードスイッチ21の代わりに磁束
密度を測定する測定器を配設して移動体30の移動による
リードスイッチ21の配設位置での磁束密度の変化を測定
した。その結果を図8に示す。
【0059】この図8に示す結果から、移動体30が移動
していない図6に示す状態では、磁束密度が略30×1
-4T程度であるが、図7に示すように移動体30が後退
する方向に移動するにしたがって磁束密度が増大するこ
とがわかる。
【0060】すなわち、磁性材料40がリードスイッチ21
に最も近付いた図3に示す状態では、リードスイッチ21
に対向する磁石部10の磁力の影響を受けずにリードスイ
ッチ21が閉成せず、磁性材料40が遠くなるにしたがって
磁石部10の磁力の影響を受けて、例えば磁束密度が10
0×10-4Tの磁力の影響を受けることにより閉成する
リードスイッチ21を用いると、移動体30が約2.5mm移
動すると閉成することがわかる。このため、磁石部10と
略重なり合うことによって磁気の閉路を構成する磁性材
料でもリードスイッチ21の感度の設定により、リードス
イッチ21の開閉するタイミングを容易に設定できること
がわかる。
【0061】
【発明の効果】請求項1記載のスイッチによれば、本体
部にリードスイッチを閉成させる磁石部を設けるととも
に、本体部に進退自在に収容される移動体に進退移動に
よりリードスイッチに対して磁石部の磁力を低減させて
リードスイッチを開成させる磁力低減手段を設けたた
め、移動体に磁力低減手段を設ける位置や非接触のリー
ドスイッチおよび磁石部の配設位置の設定により移動体
の移動距離とリードスイッチの開閉のタイミングとが容
易に可変設定でき、耐久性および汎用性を向上できる。
【0062】請求項2記載のスイッチによれば、請求項
1記載のスイッチの効果に加え、移動体に設ける磁力低
減手段として、磁石部に対して逆極性となる磁石または
磁性材料を用いるため、移動体の移動にて磁石部に逆極
性の磁石または磁性材料が略重なり合うことにより、磁
石部と磁気の閉路を構成して、リードスイッチに閉成さ
せる磁石部の磁力の影響を低減するので、簡単な構成で
移動体の移動距離とリードスイッチの開閉するタイミン
グとの可変設定が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチの実施の一形態を示す一部を
切り欠いた側面図である。
【図2】同上移動体が移動した状況を示す一部を切り欠
いた側面図である。
【図3】同上図1におけるリードスイッチ、磁石部およ
び磁石の関係を示す説明図である。
【図4】同上図2におけるリードスイッチ、磁石部およ
び磁石の関係を示す説明図である。
【図5】同上移動体の移動によるリードスイッチの位置
での磁束密度の変化を示すグラフである。
【図6】本発明のスイッチの他の実施の形態の常時のリ
ードスイッチ、磁石部および磁性材料の関係を示す説明
図である。
【図7】同上移動体の移動時のリードスイッチ、磁石部
および磁性材料の関係を示す説明図である。
【図8】同上移動体の移動によるリードスイッチの位置
での磁束密度の変化を示すグラフである。
【符号の説明】
1 スイッチ本体 2a,2b 開口 3 本体部 10 磁石部 21 リードスイッチ 29 付勢手段としてのコイルスプリング 30 移動体 35 磁力低減手段としての磁石 40 磁性材料

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一端を開口する略筒状の本体
    部と、 長手方向が前記本体部の軸方向に沿って固定された長手
    状のリードスイッチと、 前記本体部内に先端部がこの本体部の開口から進退自在
    に収容された移動体と、 前記本体部内に配設され前記移動体を前記本体部の開口
    から進出する方向に付勢する付勢手段と、 前記本体部に設けられ前記リードスイッチを閉成させる
    磁石部と、 前記移動体に設けられ前記付勢手段の付勢に抗して前記
    移動体が前記本体部内を移動する際に前記リードスイッ
    チに対して前記磁石部の磁力を低減させて前記リードス
    イッチを開成させる磁力低減手段とを具備したことを特
    徴とするスイッチ。
  2. 【請求項2】 磁力低減手段は、磁石部に対して逆極性
    となる磁石または磁性材料であることを特徴とした請求
    項1記載のスイッチ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008084582A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Tokai Rika Co Ltd 車両用ストップランプスイッチ
JP2011086525A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Yuhshin Co Ltd 無接点スイッチ
JP2011086529A (ja) * 2009-10-16 2011-04-28 Yuhshin Co Ltd 無接点スイッチ
JP2011175799A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Yuhshin Co Ltd 無接点スイッチ
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