JPH1167221A - リチウム電池及び、それに使用する集電体 - Google Patents
リチウム電池及び、それに使用する集電体Info
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- JPH1167221A JPH1167221A JP9226567A JP22656797A JPH1167221A JP H1167221 A JPH1167221 A JP H1167221A JP 9226567 A JP9226567 A JP 9226567A JP 22656797 A JP22656797 A JP 22656797A JP H1167221 A JPH1167221 A JP H1167221A
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
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- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 リチウム電池は充電状態で釘等の導電体が電
池に刺し入れられると、釘と負極および正極の導電体と
が短絡する。または外圧を加えられると、負極および正
極が破断し負極および正極の導電体とが短絡する。そし
て電池内部で急激な温度上昇を起こす。このような急激
な温度上昇を抑制した安全性を向上した電池を得る。 【解決手段】 負極と正極とをそなえたリチウム電池に
おいて、前記負極または前記正極の少なくとも1方の電
極を構成する集電体が両面に導電体をコーティングした
絶縁フィルムから成り、且つ当該絶縁フィルムに両側の
導電体を含んで貫通する複数の孔を有することを特徴と
するリチウム電池を提供する。
池に刺し入れられると、釘と負極および正極の導電体と
が短絡する。または外圧を加えられると、負極および正
極が破断し負極および正極の導電体とが短絡する。そし
て電池内部で急激な温度上昇を起こす。このような急激
な温度上昇を抑制した安全性を向上した電池を得る。 【解決手段】 負極と正極とをそなえたリチウム電池に
おいて、前記負極または前記正極の少なくとも1方の電
極を構成する集電体が両面に導電体をコーティングした
絶縁フィルムから成り、且つ当該絶縁フィルムに両側の
導電体を含んで貫通する複数の孔を有することを特徴と
するリチウム電池を提供する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリチウム電池の電極構造
に係り、特に釘刺し、圧力等の影響を電池外部から受け
ても発火、燃焼せず安全性を確保できる電極の集電体構
造の改良に関する。
に係り、特に釘刺し、圧力等の影響を電池外部から受け
ても発火、燃焼せず安全性を確保できる電極の集電体構
造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】リチウム二次電池は活物質を集電体両面
に塗布した正電極と、負電極とを巻回した構成で高電
圧、大容量の特性を有している。このため電池外部から
の影響例えば、釘等の鋭利な導電体が電池内に刺し入れ
られた場合、または外部からの圧力により電池が押しつ
ぶされた場合に、負極と正極の導電性の部分とが導通短
絡し、電池内部で急激な温度上昇を起こす。そしてリチ
ウム二次電池は発火、燃焼する。この発火、燃焼を防止
し安全性を高める必要がある。
に塗布した正電極と、負電極とを巻回した構成で高電
圧、大容量の特性を有している。このため電池外部から
の影響例えば、釘等の鋭利な導電体が電池内に刺し入れ
られた場合、または外部からの圧力により電池が押しつ
ぶされた場合に、負極と正極の導電性の部分とが導通短
絡し、電池内部で急激な温度上昇を起こす。そしてリチ
ウム二次電池は発火、燃焼する。この発火、燃焼を防止
し安全性を高める必要がある。
【0003】巻回式リチウム二次電池は、セパレータを
介して正極と負極とを巻回した巻回体を電池内に装着
し、電池の封口部から電解液を注入し、プレス機等で電
池の注入口を封口して例えば単3サイズの巻回型リチウ
ム二次電池がつくられる。図8は従来技術に係る電極の
構造図である。この電極は例えば正極20であって、ペ
ースト状の正極合剤24をベースとなる厚さ約20μm
のアルミニウムAlの両面に塗布されている。正極合剤
24としてはLi V2 O5 、Li Co O2 等のリチウム
複合酸化物等が使用される。
介して正極と負極とを巻回した巻回体を電池内に装着
し、電池の封口部から電解液を注入し、プレス機等で電
池の注入口を封口して例えば単3サイズの巻回型リチウ
ム二次電池がつくられる。図8は従来技術に係る電極の
構造図である。この電極は例えば正極20であって、ペ
ースト状の正極合剤24をベースとなる厚さ約20μm
のアルミニウムAlの両面に塗布されている。正極合剤
24としてはLi V2 O5 、Li Co O2 等のリチウム
複合酸化物等が使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のような集電体を
使用した電池は充電状態で釘等の鋭利な導電体が電池内
に刺し入れられた場合、または外部からの圧力に電池が
押しつぶされた場合に、電池内部で急激な温度上昇を起
こす。これは電池内に刺し入れられた釘や外圧により負
極と正極の導電性の部分とが導通し短絡するためであ
る。
使用した電池は充電状態で釘等の鋭利な導電体が電池内
に刺し入れられた場合、または外部からの圧力に電池が
押しつぶされた場合に、電池内部で急激な温度上昇を起
こす。これは電池内に刺し入れられた釘や外圧により負
極と正極の導電性の部分とが導通し短絡するためであ
る。
【0005】図9は釘を刺し入れた時の電池の断面図を
示す。電池1は厚さ約25μmの絶縁性の多孔質フィル
ムを主体とするセパレータ40を介して図8に記載した
正極20と導電性の厚さ約100μmのリチウム箔から
なる負極30とから構成されている。この電池1に導電
体の釘が刺し入れられた時の状態は下記のようになる。
導電体の釘を介して、正極のアルミニウムAlの導通面
Aと負極の金属リチウムの導通面Bとの両方に接触し短
絡する。釘と導通面Aおよび導通面Bの接触面積が広い
程、短絡部分を通過する電流が多いために発熱量が大き
く急激な温度上昇を起こす。
示す。電池1は厚さ約25μmの絶縁性の多孔質フィル
ムを主体とするセパレータ40を介して図8に記載した
正極20と導電性の厚さ約100μmのリチウム箔から
なる負極30とから構成されている。この電池1に導電
体の釘が刺し入れられた時の状態は下記のようになる。
導電体の釘を介して、正極のアルミニウムAlの導通面
Aと負極の金属リチウムの導通面Bとの両方に接触し短
絡する。釘と導通面Aおよび導通面Bの接触面積が広い
程、短絡部分を通過する電流が多いために発熱量が大き
く急激な温度上昇を起こす。
【0006】図10に外部からの圧力により電極が破断
した時の電池の断面図を示す。外部圧力Pにより正極2
0とセパレータ40と負極30が切断される。そして正
極20のアルミニウムAlと負極30の金属リチウムと
の接触点Cで導通し短絡する。接触点Cの面積が広い
程、短絡部分を通過する電流が多いために発熱量が大き
く急激な温度上昇を起こす。
した時の電池の断面図を示す。外部圧力Pにより正極2
0とセパレータ40と負極30が切断される。そして正
極20のアルミニウムAlと負極30の金属リチウムと
の接触点Cで導通し短絡する。接触点Cの面積が広い
程、短絡部分を通過する電流が多いために発熱量が大き
く急激な温度上昇を起こす。
【0007】本発明の目的は、電池1外部から金属物の
侵入および外圧を受けても正極20と負極30の導電性
部分の導通面積を小さくして通過する電流を少なくし、
発熱量を抑制することにより、電池内部の温度上昇を抑
制して、安全性を確保することのできる新しい電池を提
供するものである。
侵入および外圧を受けても正極20と負極30の導電性
部分の導通面積を小さくして通過する電流を少なくし、
発熱量を抑制することにより、電池内部の温度上昇を抑
制して、安全性を確保することのできる新しい電池を提
供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明は
負極と、正極とをそなえたリチウム電池において、前記
負極または前記正極の少なくとも一方の電極を構成する
集電体が両面に導電体をコーティングした絶縁フィルム
から成り、且つ当該絶縁フィルムに両側の導電体を含ん
で貫通する複数の孔を有することを特徴とするリチウム
電池を提供する。
負極と、正極とをそなえたリチウム電池において、前記
負極または前記正極の少なくとも一方の電極を構成する
集電体が両面に導電体をコーティングした絶縁フィルム
から成り、且つ当該絶縁フィルムに両側の導電体を含ん
で貫通する複数の孔を有することを特徴とするリチウム
電池を提供する。
【0009】請求項2の発明はセパレータを介して前記
負極と前記正極が対向配置され、前記負極に設けられた
前記集電体の孔と、前記正極に設けられた前記集電体の
孔とが対向一致しないように配設されたことを特徴とす
る請求項1記載のリチウム電池を提供する。請求項3の
発明は両面に導電体をコーティングした絶縁フィルムを
主体とし、且つ当該絶縁フィルムに両側の導電体を含ん
で貫通する複数の孔を有することを特徴とするリチウム
電池用の集電体を提供する。
負極と前記正極が対向配置され、前記負極に設けられた
前記集電体の孔と、前記正極に設けられた前記集電体の
孔とが対向一致しないように配設されたことを特徴とす
る請求項1記載のリチウム電池を提供する。請求項3の
発明は両面に導電体をコーティングした絶縁フィルムを
主体とし、且つ当該絶縁フィルムに両側の導電体を含ん
で貫通する複数の孔を有することを特徴とするリチウム
電池用の集電体を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づいて
説明する。なお、従来例と同じ部分には同一符号を記す
とともに説明を省略する。 <第1の実施例>図1は第1の実施例に係る電極の構造
図であり、例えば正極の一部破断面図を示す。22は絶
縁体、23は導電性物質、24は正極合剤、Hは貫通孔
である。集電体21は絶縁体22の両面に導電性物質2
3を設けたものであり、正極20は集電体21の両面に
正極合剤24を塗布したものである。
説明する。なお、従来例と同じ部分には同一符号を記す
とともに説明を省略する。 <第1の実施例>図1は第1の実施例に係る電極の構造
図であり、例えば正極の一部破断面図を示す。22は絶
縁体、23は導電性物質、24は正極合剤、Hは貫通孔
である。集電体21は絶縁体22の両面に導電性物質2
3を設けたものであり、正極20は集電体21の両面に
正極合剤24を塗布したものである。
【0011】絶縁体22のサイズは厚さ約10μm、長
さ約300mm、幅約40mmであり、材料はポリエステ
ル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリフェニレンサ
ルファイド、ポリ塩化ビニル、ポリイミド、ポリアミド
等を使用できる。この絶縁体22両面に導電性物質23
を蒸着する。導電性物質23はアルミニウム、チタン、
ステンレス、カーボン等を使用できる。第1実施例では
アルミニウムを3000Åの厚さで蒸着している。
さ約300mm、幅約40mmであり、材料はポリエステ
ル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリフェニレンサ
ルファイド、ポリ塩化ビニル、ポリイミド、ポリアミド
等を使用できる。この絶縁体22両面に導電性物質23
を蒸着する。導電性物質23はアルミニウム、チタン、
ステンレス、カーボン等を使用できる。第1実施例では
アルミニウムを3000Åの厚さで蒸着している。
【0012】次に集電体21に直径約1〜5mm程度の貫
通孔Hを所定数設ける。その後、導電性物質23の両面
と貫通孔H内とにペースト状の正極合剤24を塗布す
る。正極合剤24は片面に厚さ約120μmで両面に塗
布する。正極合剤24としての正極活物質はLi Co O
2 、Li Mn2O4 、Li Ni O2 、Li Mn3O6 、Li
V2 O5 等を使用できる。本実施例ではLi Co O2
(コバルト酸リチウム)にアセチレンブラックとポリフ
ッ化ビニリデンとを80:10:10(重量比)の割合
で混合した合剤を使用した。
通孔Hを所定数設ける。その後、導電性物質23の両面
と貫通孔H内とにペースト状の正極合剤24を塗布す
る。正極合剤24は片面に厚さ約120μmで両面に塗
布する。正極合剤24としての正極活物質はLi Co O
2 、Li Mn2O4 、Li Ni O2 、Li Mn3O6 、Li
V2 O5 等を使用できる。本実施例ではLi Co O2
(コバルト酸リチウム)にアセチレンブラックとポリフ
ッ化ビニリデンとを80:10:10(重量比)の割合
で混合した合剤を使用した。
【0013】図2は第1の実施例に係る電池の断面図で
ある。セパレータ40の下面にリチウム箔からなる負極
30が当接して設けられている。またセパレータ40の
上面に正極20が当接して設けられている。正極20に
は図1で説明したものを使用した。そしてセパレータ4
0には厚さ約25μmのポリプロピレン製の多孔質フィ
ルムを使用した。
ある。セパレータ40の下面にリチウム箔からなる負極
30が当接して設けられている。またセパレータ40の
上面に正極20が当接して設けられている。正極20に
は図1で説明したものを使用した。そしてセパレータ4
0には厚さ約25μmのポリプロピレン製の多孔質フィ
ルムを使用した。
【0014】更に、負極30には厚さ約100μmのリ
チウム箔を使用した。これら正極20と負極30とセパ
レータ40を巻回体10として使用した。、電解液はプ
ロピレンカーボネートと1.2−ジメトキシエタンの混
合溶媒(容量比 1:1)に六フッ化リン酸リチウムを
1モル/1を溶解した非水電解液を使用した。
チウム箔を使用した。これら正極20と負極30とセパ
レータ40を巻回体10として使用した。、電解液はプ
ロピレンカーボネートと1.2−ジメトキシエタンの混
合溶媒(容量比 1:1)に六フッ化リン酸リチウムを
1モル/1を溶解した非水電解液を使用した。
【0015】そして、単3サイズの巻回型リチウム二次
電池を作成した。この電池の容量は約900mAhであ
った。図3は第1の実施例に係る電池に釘を刺し入れた
時の断面図である。刺し入れられた導電性の釘が正極2
0の導電性物質23の導通面Dと負極30のリチウム箔
の導通面Eとの両方に接触し短絡する。
電池を作成した。この電池の容量は約900mAhであ
った。図3は第1の実施例に係る電池に釘を刺し入れた
時の断面図である。刺し入れられた導電性の釘が正極2
0の導電性物質23の導通面Dと負極30のリチウム箔
の導通面Eとの両方に接触し短絡する。
【0016】図4に外圧により電極が破断した時の電池
の断面図を示す。外部圧力Pにより正極20とセパレー
タ40と負極30が切断される。そして正極20の集電
体21の導電物質23と負極30の金属リチウムとが導
通面Fで接触し短絡する。しかし、導電体をコーティン
グした絶縁フィルムを用い、且つ当該絶縁フィルムに複
数の孔を設けたこと。更に従来技術の集電体領域25の
アルミニウムAlの厚さを20μmから第1実施例では
アルミニウムを3000Åの厚さで蒸着することによっ
て、第1の実施例に係る電極は導通面積を従来の電池よ
り小さくできた。
の断面図を示す。外部圧力Pにより正極20とセパレー
タ40と負極30が切断される。そして正極20の集電
体21の導電物質23と負極30の金属リチウムとが導
通面Fで接触し短絡する。しかし、導電体をコーティン
グした絶縁フィルムを用い、且つ当該絶縁フィルムに複
数の孔を設けたこと。更に従来技術の集電体領域25の
アルミニウムAlの厚さを20μmから第1実施例では
アルミニウムを3000Åの厚さで蒸着することによっ
て、第1の実施例に係る電極は導通面積を従来の電池よ
り小さくできた。
【0017】詳細には、電池1外部から金属物が刺しい
れられた時にも従来技術の正極のベースとなるアルミ箔
の導通面Aよりも、第1の実施例の正極の導電性物質2
3の導通面Dを小さくすることができる。また外圧によ
り電極が破断した時にも従来技術の正極のベースとなる
アルミ箔の導通面Cよりも、第1の実施例の正極の導電
性物質23の導通面Fを小さくすることができる。
れられた時にも従来技術の正極のベースとなるアルミ箔
の導通面Aよりも、第1の実施例の正極の導電性物質2
3の導通面Dを小さくすることができる。また外圧によ
り電極が破断した時にも従来技術の正極のベースとなる
アルミ箔の導通面Cよりも、第1の実施例の正極の導電
性物質23の導通面Fを小さくすることができる。
【0018】従って導通面積を小さくすることによって
短絡する電流を少なくして発熱量を抑制することができ
る。結果として電池内部の温度上昇を抑制して、安全性
を確保できる。 <第2の実施例>図5は第2の実施例に係る電極の構造
図であり、例えば負極の一部断面図を示している。
短絡する電流を少なくして発熱量を抑制することができ
る。結果として電池内部の温度上昇を抑制して、安全性
を確保できる。 <第2の実施例>図5は第2の実施例に係る電極の構造
図であり、例えば負極の一部断面図を示している。
【0019】第2の実施例と第1の実施例と異なる点
は、絶縁体22と導電性物質23からなる集電体21に
貫通孔Hを設け、そして導電体に負極合剤25を塗布し
た負極30である点である。負極30にこのような集電
体21構造にする場合も、第1の実施例の絶縁体22と
同材料を使用する。
は、絶縁体22と導電性物質23からなる集電体21に
貫通孔Hを設け、そして導電体に負極合剤25を塗布し
た負極30である点である。負極30にこのような集電
体21構造にする場合も、第1の実施例の絶縁体22と
同材料を使用する。
【0020】しかし導電性物質23は銅、ニッケル、ク
ロム、ステンレス、チタン等を使用し、例えば第2実施
例では銅を厚さ約2000Åで蒸着して集電体21をつ
くる。次に集電体21に直径約1〜5mm程度の貫通孔H
を所定数設ける。更に、集電体21の両面に負極合剤2
5を塗布する。負極合剤25としての活物質はLi 、L
i 合金、カーボン、グラファイトを基体としたリチウム
・カーボン複合体等の内の1つ、例えば グラファイト
とポリフッ化ビニリデンとを95対5(重量比)の割合
で混合した負極合剤25を塗布した。
ロム、ステンレス、チタン等を使用し、例えば第2実施
例では銅を厚さ約2000Åで蒸着して集電体21をつ
くる。次に集電体21に直径約1〜5mm程度の貫通孔H
を所定数設ける。更に、集電体21の両面に負極合剤2
5を塗布する。負極合剤25としての活物質はLi 、L
i 合金、カーボン、グラファイトを基体としたリチウム
・カーボン複合体等の内の1つ、例えば グラファイト
とポリフッ化ビニリデンとを95対5(重量比)の割合
で混合した負極合剤25を塗布した。
【0021】図6は第2の実施例に係る電池の断面図で
ある。セパレータ40の上面にリチウム箔に正極合剤2
4を設けた正極20が当接して設けられている。またセ
パレータ40の下面に集電体21に負極合剤25を設け
た負極30が当接して設けられている。負極30には図
5で説明したものを使用した。
ある。セパレータ40の上面にリチウム箔に正極合剤2
4を設けた正極20が当接して設けられている。またセ
パレータ40の下面に集電体21に負極合剤25を設け
た負極30が当接して設けられている。負極30には図
5で説明したものを使用した。
【0022】そして正極20にはアルミニウム箔の両面
に正極合剤24を塗布したものである。正極合剤24は
Li Co O2 (コバルト酸リチウム)にアセチレンブラ
ックとポリフッ化ビニリデンとを80:10:10(重
量比)の割合で混合した正極合剤24を使用した。
に正極合剤24を塗布したものである。正極合剤24は
Li Co O2 (コバルト酸リチウム)にアセチレンブラ
ックとポリフッ化ビニリデンとを80:10:10(重
量比)の割合で混合した正極合剤24を使用した。
【0023】そして、電解液およびセパレータ40は第
1の実施例と同じものを使用して単3サイズの巻回型リ
チウム二次電池を作成した。この電池の容量は600m
Ahであった。 <比較例1>正極の集電体が厚さ約20μmのアルミニ
ウム箔上に正極合剤24を塗布した点以外は第1の実施
例と同じ構成で単3サイズの巻回型リチウム二次電池を
作成した。この電池の容量は900mAhであった。 <比較例2>負極の集電体は厚さ約10μmの銅箔を使
用した点以外は第2の実施例と同じ構成で単3サイズの
巻回型リチウム二次電池を作成した。この電池の容量は
600mAhであった。 <安全性試験>第1、2の実施例および比較例1、2の
電池について1.0mA/平方CM で4.2Vまで充電
を行い、満充電状態で次の安全性試験を行なった。
1の実施例と同じものを使用して単3サイズの巻回型リ
チウム二次電池を作成した。この電池の容量は600m
Ahであった。 <比較例1>正極の集電体が厚さ約20μmのアルミニ
ウム箔上に正極合剤24を塗布した点以外は第1の実施
例と同じ構成で単3サイズの巻回型リチウム二次電池を
作成した。この電池の容量は900mAhであった。 <比較例2>負極の集電体は厚さ約10μmの銅箔を使
用した点以外は第2の実施例と同じ構成で単3サイズの
巻回型リチウム二次電池を作成した。この電池の容量は
600mAhであった。 <安全性試験>第1、2の実施例および比較例1、2の
電池について1.0mA/平方CM で4.2Vまで充電
を行い、満充電状態で次の安全性試験を行なった。
【0024】(1)圧縮試験 直径7.9mmの丸棒で電池中央部が径の65%迄で圧
縮する。圧縮速度は10mm/秒である。 (2)釘刺し試験 直径2.5mmの釘で電池中央部を貫通する。
縮する。圧縮速度は10mm/秒である。 (2)釘刺し試験 直径2.5mmの釘で電池中央部を貫通する。
【0025】釘刺し速度は10mm/秒である。表1は
第1の実施例および第2の実施例で使用された電池の圧
縮試験と釘刺し試験の安全性試験結果を示している。電
池の最高温度も第1の実施例で使用された電池が60°
C、第2の実施例で使用された電池が50°Cまでしか
温度上昇しなかった。そして発火しなかった。しかし比
較例1、2で使用された電池は、電池の最高温度も50
0°以上に温度上昇した。そして発火し燃焼した。 <第3の実施例>図7は本発明に係る電池の縦断面図で
ある。第1の実施例で説明した正極20と第2の実施例
で説明した負極30との両方を使用している。この場
合、負極30上に設けられた集電体21の貫通孔Hと正
極20上に設けられた集電体21の貫通孔Hとが互いに
対向一致しないように配設することによって、接触し短
絡する導通面積が一層狭くなる。従って発熱量が小さく
なり、急激な温度上昇を起こさない。
第1の実施例および第2の実施例で使用された電池の圧
縮試験と釘刺し試験の安全性試験結果を示している。電
池の最高温度も第1の実施例で使用された電池が60°
C、第2の実施例で使用された電池が50°Cまでしか
温度上昇しなかった。そして発火しなかった。しかし比
較例1、2で使用された電池は、電池の最高温度も50
0°以上に温度上昇した。そして発火し燃焼した。 <第3の実施例>図7は本発明に係る電池の縦断面図で
ある。第1の実施例で説明した正極20と第2の実施例
で説明した負極30との両方を使用している。この場
合、負極30上に設けられた集電体21の貫通孔Hと正
極20上に設けられた集電体21の貫通孔Hとが互いに
対向一致しないように配設することによって、接触し短
絡する導通面積が一層狭くなる。従って発熱量が小さく
なり、急激な温度上昇を起こさない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明のような電
池は外部から金属物の侵入および外圧を受けても正極と
負極の導電性部分の導通面積を小さくでき発熱量を抑制
できる。従って電池内部の温度上昇を抑制でき、安全性
を確保することができる。
池は外部から金属物の侵入および外圧を受けても正極と
負極の導電性部分の導通面積を小さくでき発熱量を抑制
できる。従って電池内部の温度上昇を抑制でき、安全性
を確保することができる。
【図1】 第1の実施例に係る電極の構造図、
【図2】 第1の実施例に係る電池の断面図、
【図3】 第1の実施例の電池にかかる電池に釘を刺し
入れた時の断面図、
入れた時の断面図、
【図4】 第1の実施例の電池が外圧を受け破断した時
の断面図、
の断面図、
【図5】 第2の実施例に係る電極の構造図、
【図6】 第2の実施例に係る電池の断面図、
【図7】 第3の実施例に係る電池の断面図、
【図8】 従来技術に係る電池の構成図、
【図9】 従来技術に係る電極に釘を刺し入れた時の断
面図、
面図、
【図10】従来技術に係る電池に外圧を受け破断した時
の断面図である。
の断面図である。
1 電池 10 巻回体 20 正極 30 負極 40 セパレータ
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 賢介 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 堀内 博志 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 宮下 勉 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 負極と、 正極とをそなえたリチウム電池において、 前記負極または前記正極の少なくとも1方の電極を構成
する集電体が両面に導電体をコーティングした絶縁フィ
ルムから成り、且つ当該絶縁フィルムに両側の導電体を
含んで貫通する複数の孔を有することを特徴とするリチ
ウム電池。 - 【請求項2】 セパレータを介して前記負極と前記正極
が対向配置され、前記負極に設けられた前記集電体の孔
と、 前記正極に設けられた前記集電体の孔とが対向一致しな
いように配設されたことを特徴とする請求項1記載のリ
チウム電池。 - 【請求項3】 両面に導電体をコーティングした絶縁フ
ィルムを主体とし、且つ当該絶縁フィルムに両側の導電
体を含んで貫通する複数の孔を有することを特徴とする
リチウム電池用の集電体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9226567A JPH1167221A (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | リチウム電池及び、それに使用する集電体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9226567A JPH1167221A (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | リチウム電池及び、それに使用する集電体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1167221A true JPH1167221A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16847193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9226567A Withdrawn JPH1167221A (ja) | 1997-08-22 | 1997-08-22 | リチウム電池及び、それに使用する集電体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1167221A (ja) |
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- 1997-08-22 JP JP9226567A patent/JPH1167221A/ja not_active Withdrawn
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