JPH1171726A - 自発光式道路鋲 - Google Patents
自発光式道路鋲Info
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Abstract
体より効率よく出射させて視認性を高めると共に放出さ
れる光の仰角を小さくし、しかもその上を車両や歩行者
が乗り上げてもスリップしにくい自発光式道路鋲を提供
する。 【解決手段】鋲本体1の上部に透光体2を取付ける。透
光体2は、路面とほぼ面一となるように埋設される平面
状表面21のほぼ中央部に、断面略山形状の突条22を
突出させてその突条22を形成する傾斜側面を発光面2
3とし、且つ発光面23の背面下方に発光体3と対向し
て入射面24を形成し、入射面24より透光体2内に入
射された発光体3の光が発光面23より外部に放出され
るようにする。発光面23としての突条22のみが路面
より突出されているだけなので、路面よりの突出を抑え
ることができ、また突条22が滑り止め効果を有し、そ
の上を車両や歩行者が乗り上げてもスリップしにくいも
のとなる。
Description
イン、交差点中央、横断歩道等の路面に設置され、電源
装置により発光ダイオード等の発光体を発光させて車両
運転手や歩行者に警告や視線誘導等を行い、交通事故の
防止を図る自発光式道路鋲に関するものである。
の発光体を発光させる自発光式道路鋲としては、一般に
路面より突出された四角錐台形状の鋲本体の傾斜側面に
発光窓が穿設されると共に、該発光窓内に発光ダイオー
ドが外方に向けて取り付けられ、電源装置により発光さ
せた発光ダイオードの光を直接車両運転手等に視認させ
るようになされているものがある。
き自発光式道路鋲は、次のような問題があった。すなわ
ち発光ダイオードが、路面より突出された四角錐台形状
の鋲本体の傾斜側面に取付られているため、構造上、路
面から突出される鋲本体の高さは、発光ダイオードの直
径以上の高さが最低限必要であり、通常は20〜30m
m程度路面より突出することとなり、車両や歩行者に対
しては障害物となっていた。
れた透光体を取付け、その透光体の下部に発光ダイオー
ドをその光軸が斜め上方に向くように配置すると共に、
この発光体に対向して透光体に入射面を形成し、前記入
射面より入射された発光ダイオードの光が、透光体を通
ってその平面状となされた表面から出射されるようにな
されたものがある。この自発光式道路鋲では発光ダイオ
ードを透光体の下部に配置しているので、前者のように
発光ダイオードの直径以上の高さを突出させる必要がな
くなり、路面よりの突出を抑えることができる。
は、遠くの車両運転手に視認されるように、透光体より
出射される光の仰角を小さくするためには、発光体の光
軸の傾斜角度を小さくする必要があるが、所定の傾斜角
度以下になると透光体と空気との界面、すなわち透光体
の表面で全反射を起こすために、光の仰角を小さくする
には限界があった。
1.2mに位置する車両運転手の視線角度と出射される
光の仰角とを一致させるには、理論的には仰角を約1.
37度としなければならない。仰角を約1.37度とす
るには、透光体にボリカーボネートを使用した場合、そ
の屈折率は1.58であるので、39度の入射角で入射
させねばないないが、ボリカーボネートでの空気に対す
る臨界角は39.3度であるために、入射角はほぼ臨界
角付近となる。従って仰角をこれ以上に小さくするには
問題があり、また発光体の光は光軸を中心として放射状
に拡がっているために、仰角を約1.37度付近で出射
させようとすると一部の光は臨界角以上となって表面で
全反射を起こし、出射される光量が少なくなって視認性
が低下すると言った問題もある。
角を小さくするために、透光体の平面状表面を僅か路面
より突出させると共にその突出側面を発光体の光軸に対
して傾斜する発光面とし、その発光面より発光体の光を
放出させるようにした自発光式道路鋲もある。この自発
光式道路鋲では、発光面は平面状ではなく傾斜状である
ために、その傾斜角度だけ入射角が小さくなって全反射
を防ぐことができる。しかしながら透光体の表面が平面
状であるために、この上を乗り上げる車両や歩行者に対
してはスリップしやすく、特に雨天時においてこの上を
二輪車が乗り上げた場合は、スリップして転倒する危険
性がある。
し、路面よりの突出を抑えることができ、また発光体の
光を透光体より効率よく出射させて視認性を高めると共
に放出される光の仰角を小さくでき、しかもその上を車
両や歩行者が乗り上げてもスリップしにくい自発光式道
路鋲を提供せんとするものである。
に、本発明は次のような構成としている。すなわち本発
明に係る自発光式道路鋲は、路面に埋設された鋲本体の
上部に透光体が取付けられると共に透光体の下部に電源
装置により発光される発光体が取付けられ、透光体は路
面とほぼ面一となるように埋設される平面状表面のほぼ
中央部に、断面略山形状の突条を突出させてその突条を
形成する傾斜側面が発光面となされ、且つ発光面の背面
下方に発光体と対向して入射面が形成され、入射面より
透光体内に入射された発光体の光が前記発光面より下方
に屈折されて外部に放出されるようになされたことを特
徴とするものである。
取付けると共に、透光体の平面状表面のほぼ中央部に、
断面略山形状の突条を突出させてその突条を形成する傾
斜側面を発光面とし、透光体の下部に配置した発光体の
光を前記発光面より下方に屈折させて外部に放出させる
ようにしている。従って発光面は傾斜状となされている
ので、その傾斜角度だけ入射角が小さくなり、全反射さ
せることなく発光体の光を透光体の発光面より効率よく
出射させて視認性を高められると共に放出される光の仰
角を小さくすることができる。
ぼ面一となるように埋設され、その表面の中央部に突出
された発光面としての突条のみが路面より突出されてい
るだけなので、路面よりの突出を抑えることができる。
さらに平面状表面の中央部に突条が突出されているの
で、その突条が滑り止め効果を有し、その上を車両や歩
行者が乗り上げてもスリップしにくいものである。
面に基づき具体的に説明する。まず図1は請求項1に記
載された本発明の実施の一形態を示す平面図、図2は図
1の断面図、図3は図1の主要部の断面図である。
本体、2は前記鋲本体1の上部に取付けられた透光体、
3は前記透光体2の下部に配置された任意数の発光体、
4は発光体3を発光させるための電源装置である。
常、強度、耐蝕性及び成型性に優れたアルミニウムダイ
カスト等の金属で作製される。透光体2は、その上を車
両等が乗り上げても破損しないように、また発光体3の
光が透過されるように、耐衝撃性、耐擦傷性、耐候性等
に優れた硬質の透明ガラスやポリカーボネート、アクリ
ル樹脂等の如き透光性を有する合成樹脂等から一般に作
製されるものである。
ンプ、メタルハライドランプ、陰極管、エレクトロルミ
ネッセンス、キセノンランプ等が適宜使用されるが、一
般には指向性が強く且つ高輝度の発光ダイオードが好適
に使用される。また発光ダイオードが使用される他の理
由は、発光ダイオードを発光させるに必要な電源電圧は
直流30ボルト以下の低圧であり、かかる低圧では人体
への影響は少なく、また電気設備技術基準により専門家
なしで電源埋設工事が容易且つ可能であるためである。
従って、本形態では発光体3として発光ダイオードが使
用され、電源装置4としては直流低圧の使用から、太陽
電池41が使用されている。すなわち本形態では地中に
埋設された鋲本体1内に、透光体2の下面中央部に太陽
電池41が納められ、透光体2から入射される昼間の太
陽光線により太陽電池41に電力を発生させている。そ
して太陽電池41下方には該太陽電池41の発生電力を
蓄える蓄電装置42、その他発光体3の発光を制御する
コントローラー43等が適宜納められ、電力が太陽電池
41から直接、または蓄電装置42から供給されると共
に、コントローラー43により適宜制御されて発光体3
が昼夜、または夜間のみ点灯または点滅するようになさ
れている。なお勿論商用電源の使用も可能である。
説明すると、発光体3は透光体2の左右下部に光軸31
を水平にしてそれぞれ内側に向けて配置されている。透
光体2は、鋲本体1の上部に取付られた状態で、路面G
とほぼ面一になるように埋設される平面状表面21のほ
ぼ中央部に、その平面状表面21を横断するように断面
略山形状の突条22を突出させている。そしてその突条
22を形成する二個の傾斜側面がそれぞれ発光面23と
なされ、且つ各発光面23の背面下方には発光体3と対
向してそれぞれ入射面24が形成されている。
対して傾斜状に設けられ、水平方向に放射された発光体
3の光Lが、空気との界面である入射面24で屈折され
て斜め上向きの光Lとなって入射面24より透光体2内
に入射され、対向する発光面23より外部に放出される
ようになされている。なお外部に放出される際、発光体
3の光Lは空気との界面である発光面23で下方に屈折
され、小さな仰角αとなって放出される。前記入射面2
4及び発光面23における光Lの屈折角は透光体2を形
成する材料の屈折率によって定まるが、発光体3の光軸
31に対する入射面24の傾斜角は、発光体3の光Lが
入射面24により上方に屈折されて発光面23に到達す
るように設定する必要があり、また発光面23の傾斜角
度は、所定の仰角αで発光面23より放出されるよう
に、発光面23に到達した際における光Lの傾斜角度に
応じて適宜設定される。
は、特に限定されるものではないが、50m以上離れた
車両運転手から見た場合の視線角度と略一致して効果的
に視認されるように、ほぼ1〜5度程度とできるだけ小
さくするのが好ましい。
する二個の傾斜側面がそれぞれ発光面23となされ、且
つ各発光面23の背面下方にそれぞれ設けられた入射面
24に、それぞれ発光体3が配置されて、発光体3の光
Lが2方向に放出されるようになされているが、突条2
2を形成するいずれか一個の傾斜側面のみが発光面23
となされ、1方向のみに光Lが放出されるようになされ
ていてもよい。
に向けて配置してもよいし、真上に向けて配置してもよ
く、特に配置する向きは限定されるものではないが、い
ずれにしても、入射面24を発光体3の光軸31に対し
て傾斜させたり、発光体3の光軸31に対して垂直にす
る等して、発光体3の光軸31に対する入射面24の角
度を適宜設定し、透光体2に入射された発光体3の光L
が発光面23に到達するようにする必要がある。
体で形成され、鋲本体1で透光体2を強度的に保護する
と共に鋲本体1により路面Gへの取付を確実且つ容易に
しているが、強度的に可能であれば、鋲本体1と透光体
2とを前記硬質の透明ガラスやポリカーボネートやアク
リル樹脂の如き透明の合成樹脂等で一体で形成してもよ
い。
れているので、その傾斜角度だけ入射角が小さくなり、
全反射させることなく発光体の光を透光体の発光面より
効率よく出射させて視認性を高められると共に放出され
る光の仰角を小さくすることができる。
ぼ面一となるように埋設され、その表面の中央部に突出
された発光面としての突条のみが路面より突出されてい
るだけなので、路面よりの突出を抑えることができる。
さらに平面状表面の中央部に突条が突出されているの
で、その突条が滑り止め効果を有し、その上を車両や歩
行者が乗り上げてもスリップしにくいものである。
Claims (2)
- 【請求項1】 路面に埋設された鋲本体の上部に透光体
が取付けられると共に透光体の下部に電源装置により発
光される発光体が取付けられ、透光体は路面とほぼ面一
となるように埋設される平面状表面のほぼ中央部に、断
面略山形状の突条を突出させてその突条を形成する傾斜
側面が発光面となされ、且つ発光面の背面下方に発光体
と対向して入射面が形成され、入射面より透光体内に入
射された発光体の光が前記発光面より下方に屈折されて
外部に放出されるようになされたことを特徴とする自発
光式道路鋲。 - 【請求項2】 突条を形成する二個の傾斜側面がそれぞ
れ発光面となされ、各発光面の背面下方に発光体と対向
してそれぞれ入射面が形成されたことを特徴とする請求
項1記載の自発光式道路鋲。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23264897A JP3634581B2 (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 自発光式道路鋲 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23264897A JP3634581B2 (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 自発光式道路鋲 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1171726A true JPH1171726A (ja) | 1999-03-16 |
| JP3634581B2 JP3634581B2 (ja) | 2005-03-30 |
Family
ID=16942596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23264897A Expired - Lifetime JP3634581B2 (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 自発光式道路鋲 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3634581B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101975331B1 (ko) * | 2018-08-13 | 2019-05-07 | 주식회사 알프엘이디 | 횡단보도 조명시스템 |
| JP2024157298A (ja) * | 2023-04-25 | 2024-11-07 | トヨタ自動車株式会社 | 発光鋲及びレンズ部材 |
| JP2024157299A (ja) * | 2023-04-25 | 2024-11-07 | トヨタ自動車株式会社 | 発光鋲及びレンズ部材 |
-
1997
- 1997-08-28 JP JP23264897A patent/JP3634581B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101975331B1 (ko) * | 2018-08-13 | 2019-05-07 | 주식회사 알프엘이디 | 횡단보도 조명시스템 |
| JP2024157298A (ja) * | 2023-04-25 | 2024-11-07 | トヨタ自動車株式会社 | 発光鋲及びレンズ部材 |
| JP2024157299A (ja) * | 2023-04-25 | 2024-11-07 | トヨタ自動車株式会社 | 発光鋲及びレンズ部材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3634581B2 (ja) | 2005-03-30 |
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