JPH1175581A - 遮光ネット - Google Patents

遮光ネット

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JPH1175581A
JPH1175581A JP9267729A JP26772997A JPH1175581A JP H1175581 A JPH1175581 A JP H1175581A JP 9267729 A JP9267729 A JP 9267729A JP 26772997 A JP26772997 A JP 26772997A JP H1175581 A JPH1175581 A JP H1175581A
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

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  • Greenhouses (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】砂漠地域や我が国の盛夏時においても、太陽光
量とネット内の温度を調整でき、ネット内部の熱を効果
的にネット外部に放出でき、低コストであり、耐久性に
優れ、更に害虫の飛来を防止し、害虫の溜り場とならな
い遮光ネットを提供すること。 【解決手段】本発明の遮光ネットはポリプロピレンと高
密度ポリエチレンを少なくとも含む混合物を原料とする
モノフィラメントを用いて、開口率が90〜50%、遮
光率が10〜50%となるようにネット状に形成してな
り、地面からの長波輻射による放熱を妨げない白色の遮
光ネットであって、該モノフィラメントが白色であり、
該モノフィラメントを隙間なく並べて分光光度計により
測定した反射率が、波長400nm以下の紫外光又は近
紫外光で50%以上であり、波長400nmを越える太
陽光で50%以上であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遮光ネットに関し、
詳しくは太陽光の光量を調整でき、同時にネット内の温
度調節ができ、しかも春夏作農作物、花卉類及び蔬菜類
の栽培に適するのみならず、害虫の接近を防止できる遮
光ネットに関する。
【0002】
【従来の技術】植物栽培は光、温度、水の環境条件に支
配されることが大きいが、これらは多々益々便ずるもの
ではなく、例えば気温を例にとると、一般に30℃以上
の温度環境になると、植物の呼吸消耗が大きくなり、活
性を失い、植物の成育上好ましくない。砂漠地域では常
時かかる環境下にあり、我が国でも盛夏の際にはかかる
環境に近くなる。
【0003】このため太陽光の光量を調整する手段とし
て、遮光ネットが用いられている。従来、遮光ネットと
言えば、黒色のネットが常識と考えられていた。確かに
黒色ネットによって太陽光を減少させることはできる
が、黒色ネットは反射性がないために吸熱し、ネット自
体が温度上昇し、その熱が放熱されて、ネット下方の空
間温度の上昇を招き、光量は減少しても30℃以上の高
温環境になり、植物の成育上好ましくないばかりでな
く、ネット内で作業する人間にとっても不快である。砂
漠地域や我が国の盛夏時においては、黒色ネットはネッ
ト内温度を30℃以下に調整することは困難であり、好
ましい遮光ネットとは言えない。
【0004】またポリオレフィンフィルムをネット構造
材とする遮光ネットにおいて、ネット構造材にアルミニ
ウム粉末を練り込んだ遮光ネットも知られている。この
遮光ネットは太陽光の反射性と吸収性に優れているた
め、夜間の保温に適している。しかし、日中、太陽光を
反射する反面吸熱もかなりあり、黒色と同様にネット構
造材自体の温度が上昇し、放熱し、ネット下方の空間温
度を上昇させる問題がある。更に地面からの輻射放熱に
よる長波赤外線(波長約10μにピークを有する5〜3
0μの波長範囲の赤外線)をも地面に反射するため、昼
間だけでなく夜間においてもネット下方の空間温度を下
げることができない問題がある。
【0005】更に、延伸されたポリオレフィン(例えば
高密度ポリエチレン)フィルム上にアルミニウム蒸着層
を形成し、その上に保護層(例えば低密度ポリエチレ
ン)を形成したテープヤーンを用いて、織布、編体にし
た遮光ネットも知られている(実開昭60−18067
3号、特開平2−108530号、同4−133731
号、同7−327518号公報参照)。
【0006】これらの遮光ネットは、アルミニウム蒸着
層を有するために、確かに太陽光の反射率が優れ、保温
性も良好であり、吸熱性がなく蓄熱も少ない利点があ
る。しかし、地面からの輻射放熱による長波赤外線はア
ルミニウム蒸着層で反射されてしまい、ネット内の温度
を十分に低下できない問題がある。またこの遮光ネット
は高価であるばかりでなく、アルミニウム蒸着層とその
上下のポリオレフィンフィルムとの間に水分、酸素、酸
化物質が入り込みアルミニウム蒸着層を腐食、変質させ
るおそれがあり、耐久性に問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、先に、砂
漠地域や我が国の盛夏時においても、太陽光量とネット
内の温度を調整でき、ネット内部の熱を効果的にネット
外部に放出でき、低コストであり、耐久性に優れる遮光
ネットとして、「太陽光の反射率が50〜100%でか
つ太陽光の透過率が0〜30%である蓄熱しない白色の
ネット構造材を用いて、開口率が90〜50%、遮光率
が10〜50%となるようにネット状に形成され、地面
からの長波輻射による放熱を妨げない遮光ネット」を提
案した(発明の名称:遮光ネット、整理番号:MMK0
048)。
【0008】本発明者は更に研究を重ね、上記の効果に
加え、害虫の飛来を防止し、害虫の溜り場とならない遮
光ネットの開発に成功し、本発明に至ったものである。
【0009】即ち本発明の課題は、砂漠地域や我が国の
盛夏時においても、太陽光量とネット内の温度を調整で
き、ネット内部の熱を効果的にネット外部に放出でき、
低コストであり、耐久性に優れ、更に害虫の飛来を防止
し、害虫の溜り場とならない遮光ネットを提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係る遮光ネットは、ポリプロピレンと高密度
ポリエチレンを少なくとも含む混合物を原料とするモノ
フィラメントを用いて、開口率が90〜50%、遮光率
が10〜50%となるようにネット状に形成してなり、
地面からの長波輻射による放熱を妨げない白色の遮光ネ
ットであって、該モノフィラメントが白色であり、該モ
ノフィラメントを隙間なく並べて分光光度計により測定
した反射率が、波長400nm以下の紫外光又は近紫外
光で50%以上であり、波長400nmを越える太陽光
で50%以上であることを特徴とする。
【0011】また上記課題を解決するための本発明に係
る遮光ネットは、ポリプロピレンと高密度ポリエチレン
を少なくとも含む混合物を原料とするモノフィラメント
を用いて、開口率が90〜50%、遮光率が10〜50
%となるようにネット状に形成してなり、地面からの長
波輻射による放熱を妨げない白色の遮光ネットであっ
て、該モノフィラメントが10倍以上に延伸され、白色
顔料を用いることなく白色を呈していることを特徴とす
る。
【0012】本発明の好ましい態様としては、 (1) モノフィラメントの原料の配合比が、ポリプロピレ
ン100重量部に対して高密度ポリエチレンが10〜4
0重量部であること (2) モノフィラメントの表面がエンボス加工されている
こと (3) モノフィラメントが、100〜3000デニール/
本であること (4) モノフィラメントが、伸度10〜15%であること (5) 遮光率が、20〜50%であることである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の遮光ネットの構成要素で
あるモノフィラメントは、ポリプロピレンと高密度ポリ
エチレンを少なくとも含む混合物を原料とする。
【0014】ポリプロピレンとしては、メルトインデッ
クス(MI)2〜3g/10minのポリプロピレンを
用いることが好ましい。
【0015】また高密度ポリエチレンとしては、密度
0.95〜0.96g/cm3 、メルトインデックス
(MI)0.5〜1.0g/10minの高密度ポリエ
チレンを用いることが好ましい。密度とMIが上記範囲
にあれば、ポリプロピレンと高密度ポリエチレンの相溶
性が向上し、延伸倍率を上げることができ、得られたモ
ノフィラメントの強度が増すので好ましい。
【0016】原料としてポリプロピレンを主成分とする
ことにより、低コスト化をはかることができて好まし
い。
【0017】原料の配合比は、ポリプロピレン100重
量部に対して高密度ポリエチレンが10〜40重量部の
範囲であることが、低コストで強度的にも優れるモノフ
ィラメントを提供できる効果があり、より好ましくは2
0〜30重量部の範囲である。
【0018】本発明に用いられるモノフィラメントの反
射率は、該モノフィラメントを隙間なく並べて分光光度
計(日立製作所社製分光光度計「U−3210型積分球
式)により測定した場合に、波長300〜400nmの
紫外光又は近紫外光で50%以上、好ましくは60%以
上、より好ましくは80%以上であり、波長400nm
を越える太陽光で50%以上、好ましくは65%以上、
より好ましくは85%以上である。
【0019】波長300〜400nmの紫外光又は近紫
外光で50%以上であることにより、得られた遮光ネッ
トの紫外光又は近紫外光の反射率も50%以上となるた
め、遮光ネットへの害虫の接近を阻止し、害虫の溜り場
を形成しない効果がある。
【0020】本発明において、上記の波長特性を有する
モノフィラメントは、例えば、原料を溶融紡糸後、急冷
し、10倍以上に延伸することにより形成できる。10
倍以上に延伸するに際しては、モノフィラメントの断裂
を防止する観点から、多段に延伸することが好ましい。
延伸倍率は10倍以上であればよく、好ましくは12倍
以上であり、10倍未満の延伸加工では、白化が起き
ず、また強度的にも不十分である。
【0021】本発明に用いられるモノフィラメントは、
100〜3000デニール/本であることが遮光ネット
を製造する上での省力化のために好ましい。
【0022】また本発明に用いられるモノフィラメント
の断面形状は、特に限定されないが、扁平状であること
が好ましく、かかる扁平状のモノフィラメントはエンボ
ス加工を施すことにより形成でき、かかるエンボス加工
は柔軟性を付与する観点から好ましい。
【0023】また本発明に用いられるモノフィラメント
の破断伸度は10〜15%であることが好ましい。
【0024】本発明において、モノフィラメントは蓄熱
しないものが好ましく、ここで蓄熱しないというのは、
モノフィラメントの通常の使用時期において、太陽光の
吸熱性が低く、モノフィラメントの温度が10分間に5
℃以上上昇しないことを意味する。
【0025】本発明において、モノフィラメントは白色
であり、かかる白色であるというのは、波長400〜7
00nmの可視領域の範囲において波長に対する反射率
の変化が直線的であることを意味している。本発明に用
いられるモノフィラメントが白色を呈する理由は定かで
ないが、過延伸過程で分子配向の結晶化構造の間に間
隙、泡、ボイドが生成することが考えられる。本発明で
はモノフィラメントの強度の低下を防止するために、間
隙、泡、ボイドが生成する直後の延伸倍率で延伸を止め
ている。
【0026】以上説明した、モノフィラメントを用い、
ネット状に形成することによって、本発明の遮光ネット
が得られる。
【0027】遮光ネットを形成するには、モノフィラメ
ントを単独で又は複数本用いて、ラッセル編み、メリヤ
ス編み等の方法により編んで形成してもよいし、あるい
は各種のテープヤーンや紐類(例えば真田紐)等の帯状
体とモノフィラメントとを組み合わせて、編んで形成し
てもよい。
【0028】帯状体はテープヤーンや紐類に限定され
ず、樹脂フィルムの切断物、織布、編体又は撚体等のい
ずれでもよく、またプリプレグシートを用いることもで
きる。本発明の遮光ネットは、開口率が90〜50%、
好ましくは90〜70%、遮光率が10〜50%、好ま
しくは20〜50%となるようにネット状に形成してな
り、地面からの長波輻射による放熱を妨げない白色のも
のである。
【0029】開口率というのは、ネットの構造材部分と
開口を合わせた面積中に占める開口の面積の割合であ
る。開口率は90%を越えると遮光効果が劣り、50%
未満であると、光不足で植物体の光合成が十分に行われ
ず、しかも放熱効果が劣り、従って、この範囲を越える
と、太陽光量とネット内の温度が同時に調整できず、本
発明の目的が達成できない。
【0030】また遮光率は前記開口率と相対的な関係を
有しており、10〜50%の範囲を越えると、太陽光量
とネット内の温度が同時に調整できず、本発明の目的が
達成できない。
【0031】開口率が90〜50%で、しかも1つの開
口部を大きくすると、育成する植物体上に太陽の動きに
伴い移動する日照部分と影部分を作るので、マダラな日
射状態を形成できる。育成する植物体上にマダラな日射
状態を形成する方が、いわゆる日長変化に相当するよう
な光刺激を与えることができ植物の成育に好ましい。開
口の形状は正方形、長方形等種々の形状等であってよ
い。開口の大きさは上記の開口率が確保できれば特に限
定されない。
【0032】本発明において、1つの開口の形状は、上
記の開口率を満足すれば、通気性、通水性を重視してあ
る程度大きい方が好ましい。1つの開口の面積は好まし
くは5cm2 以上、より好ましくは10cm2 以上であ
ることにより、本発明の効果が顕著になる。
【0033】また本発明の遮光ネットは、白色顔料を用
いることなく白色を呈していることに特徴があり、白色
顔料を用いた場合と比べれば当然低コスト化がはかれ
る。
【0034】更に本発明の遮光ネットは、地面からの長
波輻射による放熱を妨げない性質を有していることが必
要である。即ち、地面からの輻射放熱による長波赤外線
(波長約10μにピークを有する5〜30μの波長範囲
の赤外線)を吸収せず、地面に反射しない性質を有して
いる。
【0035】本発明の遮光ネットの被覆下の地面からの
輻射による放熱性を評価するには、例えば栽培用ハウス
(例:間口5.4m×長さ30m×高さ2.8m)に本
発明の遮光ネットを被覆し、内部の気温測定を行うこと
で簡単に判定評価できる。一般には、外気温と同等か、
それ以下の気温になる。
【0036】本発明の遮光ネットは、光劣化しない性
質、熱劣化しない性質を有していることが好ましく、そ
のためにモノフィラメントに劣化防止剤を含有させた
り、あるいは塗布したりすることも好ましい。
【0037】また本発明の遮光ネットは、水吸収性の少
ないものが、汚れ防止の観点から好ましく、そのために
モノフィラメント自体に撥水剤、防塵剤等を含有させた
り、あるいは塗布したりすることも好ましい。
【0038】本発明の遮光ネットは、動植物に広く適用
でき、例えば麦、大豆等の穀菽類、蔬菜等の農作物、花
卉類等の園芸用植物の栽培に適用でき、更に山林等に自
生する薬草類の人工栽培、果樹類等の栽培、病害虫防除
対策に適用される。
【0039】本発明の遮光ネット自体の面積は、限定さ
れず、例えば、1ha〜10ha程度の大面積であって
もよく、その場合には、遮光ネットを浮遊式(例えば気
球を用いる)にすることが好ましい。この手法は人工雲
を造製するものであり、放射冷却対策にも効果的であ
る。
【0040】
【実施例】本発明の実施例について説明する。かかる実
施例によって本発明が限定されるものではない。
【0041】製造例1(本発明の遮光ネット)ポリプロ
ピレン100重量部に対して、密度0.95g/cm
3 、MI1.0g/10minの高密度ポリエチレン2
0重量部を混合し、原料とした。
【0042】この原料を押出機を用いて溶融紡糸し、急
冷後、多段階で12倍延伸した。
【0043】次いで、モノフィラメントの表面をエンボ
ス加工して、本発明のモノフィラメントを得た。
【0044】得られたモノフィラメントの特性は以下の
通りであった。
【0045】 デニール:1000デニール/本 破断伸度:13% 色:白色(白色顔料は使用していない。) 反射率:以下の測定法によって図1に示した反射率曲線
が得られた。 (反射率の測定方法)複数本のモノフィラメントを間隙
なく面状に整列した。その面の一方側の反射率を日立製
作所社製分光光度計「U−3210型積分球式」を用い
て測定した。次に上記のモノフィラメントを横2本、縦
1本としてラッセル編みして、格子状の本発明の遮光ネ
ットを得た。モノフィラメントに柔軟性があるため製造
作業が容易であった。
【0046】ネットの開口率は80%、遮光率は20%
であった。
【0047】製造例2(比較の遮光ネット) 厚さ50μmの高密度ポリエチレンフィルムを裁断して
5mm幅の白色のテープヤーン(白色顔料として酸化チ
タン3%を含有)を製造した。この白色テープヤーンを
平織りして格子状の白色遮光ネットを製造した。白色テ
ープヤーンが固かったため、遮光ネットの製造作業性が
やや劣った。ネットの開口率は80%、遮光率は20%
であった。
【0048】実験例 間口6.4m×長さ19m×高さ2m(地上から)の栽
培用ハウスA、B、Cの各々のハウスに、1997年6
月25日にトマトを定植した。
【0049】実験1:ハウスAの1m上方に製造例1の
遮光ネットを展張した。
【0050】比較実験1:ハウスBの1m上方に製造例
2の遮光ネットを展張した。
【0051】比較実験2:ハウスCには遮光ネットを展
張しなかった。
【0052】(測定項目)葉もぐり蠅の飛来と生息が活
発な地上50cmから100cmの位置にあるハウス内
で健全に成育している葉3枚を選抜し、これを各ハウス
にて3反復した。目視にて上記の選抜葉の「葉もぐり
蠅」営巣痕数をカウントし、個体数とした。また人の目
にてカウントするため認識誤差が生じることを想定し、
1反復グループを同一の人間が担当し、計3名にて3反
復分をカウントし、最終的に1葉の平均値を求めた。そ
の結果を表1に示す。
【0053】
【表1】
【0054】表1より、本発明の遮光ネットを使用した
場合には、「葉もぐり蠅」の飛来防止に対して非常に効
果的であることがわかる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、砂漠地域や我が国の盛
夏時においても、太陽光量とネット内の温度を調整で
き、ネット内部の熱を効果的にネット外部に放出でき、
低コストであり、耐久性に優れるのみならず、更に害虫
の飛来を防止し、害虫の溜り場とならない遮光ネットを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遮光ネットの反射率曲線を示すグラフ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリプロピレンと高密度ポリエチレンを少
    なくとも含む混合物を原料とするモノフィラメントを用
    いて、開口率が90〜50%、遮光率が10〜50%と
    なるようにネット状に形成してなり、地面からの長波輻
    射による放熱を妨げない白色の遮光ネットであって、該
    モノフィラメントが白色であり、該モノフィラメントを
    隙間なく並べて分光光度計により測定した反射率が、波
    長400nm以下の紫外光又は近紫外光で50%以上で
    あり、波長400nmを越える太陽光で50%以上であ
    ることを特徴とする遮光ネット。
  2. 【請求項2】ポリプロピレンと高密度ポリエチレンを少
    なくとも含む混合物を原料とするモノフィラメントを用
    いて、開口率が90〜50%、遮光率が10〜50%と
    なるようにネット状に形成してなり、地面からの長波輻
    射による放熱を妨げない白色の遮光ネットであって、該
    モノフィラメントが10倍以上に延伸され、白色顔料を
    用いることなく白色を呈していることを特徴とする遮光
    ネット。
  3. 【請求項3】モノフィラメントの原料の配合比が、ポリ
    プロピレン100重量部に対して高密度ポリエチレンが
    10〜40重量部であることを特徴とする請求項1又は
    2記載の遮光ネット。
  4. 【請求項4】モノフィラメントの表面がエンボス加工さ
    れていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の遮
    光ネット。
  5. 【請求項5】モノフィラメントが、100〜3000デ
    ニール/本であることを特徴とする請求項1、2、3又
    は4記載の遮光ネット。
  6. 【請求項6】モノフィラメントが、破断伸度10〜15
    %であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記
    載の遮光ネット。
  7. 【請求項7】遮光率が、20〜50%であることを特徴
    とする請求項1〜6のいずれかに記載の遮光ネット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105379533A (zh) * 2015-11-17 2016-03-09 山东省潍坊市农业科学院 一种夏季菠菜种植方法及其专用散光降温热辐射防护网
JP2017063644A (ja) * 2015-09-29 2017-04-06 ユニチカ株式会社 ハウス栽培用補助シート

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