JPH117675A - Vtrのシリンダベース取付構造 - Google Patents
Vtrのシリンダベース取付構造Info
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- JPH117675A JPH117675A JP9161163A JP16116397A JPH117675A JP H117675 A JPH117675 A JP H117675A JP 9161163 A JP9161163 A JP 9161163A JP 16116397 A JP16116397 A JP 16116397A JP H117675 A JPH117675 A JP H117675A
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims abstract description 12
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims abstract description 12
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 abstract 1
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- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 彎曲変形したシャーシに対しシリンダベース
を適正に固定することができ、磁気テープの定位置走行
を保って再生画像に乱れが生じることのないVTRのシ
リンダベース取付構造を提供する。 【解決手段】 シリンダベース1の底面1cより突出し
相互の間隔がほぼ等しい複数の脚部8,9,10を一体
形成し、各脚部8〜10の下面8a〜10aをシャーシ
3の上面3aに当接して、前記シリンダベース1の上面
から各脚部8〜10を貫通するネジ挿通孔8b〜10b
に取付ネジ16を挿通しシャーシ3側の各ネジ孔3dに
それぞれ螺入してシャーシ3にシリンダベース1を固定
する場合において、前記各脚部8〜10の下面8a〜1
0aを、前記シリンダ2の保持部1dの中心Mに対し径
外方向となる外周縁側8cが最も高く、径内方向の外周
縁側8dが最も低い傾斜面に形成してなる。
を適正に固定することができ、磁気テープの定位置走行
を保って再生画像に乱れが生じることのないVTRのシ
リンダベース取付構造を提供する。 【解決手段】 シリンダベース1の底面1cより突出し
相互の間隔がほぼ等しい複数の脚部8,9,10を一体
形成し、各脚部8〜10の下面8a〜10aをシャーシ
3の上面3aに当接して、前記シリンダベース1の上面
から各脚部8〜10を貫通するネジ挿通孔8b〜10b
に取付ネジ16を挿通しシャーシ3側の各ネジ孔3dに
それぞれ螺入してシャーシ3にシリンダベース1を固定
する場合において、前記各脚部8〜10の下面8a〜1
0aを、前記シリンダ2の保持部1dの中心Mに対し径
外方向となる外周縁側8cが最も高く、径内方向の外周
縁側8dが最も低い傾斜面に形成してなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオテープレコ
ーダのシャーシに取り付けられてシリンダを回転自在に
保持するシリンダベースに係り、特に、シャーシの変形
に影響なくシリンダベースを適正に固定し得るVTRの
シリンダベース取付構造に関する。
ーダのシャーシに取り付けられてシリンダを回転自在に
保持するシリンダベースに係り、特に、シャーシの変形
に影響なくシリンダベースを適正に固定し得るVTRの
シリンダベース取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】VTR(ビデオテープレコーダ)の走行
系を構成するシリンダは、シリンダベースに回転自在に
保持されるが、図10に示すヘリカルスキャン型の回転
シリンダ2においては、シリンダベース20に対し傾斜
して保持される。このシリンダベース20は環状に形成
されており、その開口20aおよび上部側20bがシリ
ンダ保持部20dで、内周縁に等間隔をあけて3個のネ
ジ孔を設けている。また、シリンダベース20の外周縁
部には、シリンダ保持部20dを中心として径外方向へ
突出するように、左右1対の張出部25,26と図示さ
れない延出部とが一体形成されている。これら左右の張
出部25,26および延出部の底面には、図11に示す
ように、下面28a,29aが偏平な脚部28,29を
一体形成しており、各脚部28,29にネジ挿通孔28
b,29bがそれぞれ穿設されている。なお、シャーシ
3は、コーナ寄りに収容穴3bを開設し、この収容穴3
bの周縁近傍には前記脚部28,29の各ネジ挿通孔2
8b,29bに対応してネジ孔3dそれぞれを設けてい
る。
系を構成するシリンダは、シリンダベースに回転自在に
保持されるが、図10に示すヘリカルスキャン型の回転
シリンダ2においては、シリンダベース20に対し傾斜
して保持される。このシリンダベース20は環状に形成
されており、その開口20aおよび上部側20bがシリ
ンダ保持部20dで、内周縁に等間隔をあけて3個のネ
ジ孔を設けている。また、シリンダベース20の外周縁
部には、シリンダ保持部20dを中心として径外方向へ
突出するように、左右1対の張出部25,26と図示さ
れない延出部とが一体形成されている。これら左右の張
出部25,26および延出部の底面には、図11に示す
ように、下面28a,29aが偏平な脚部28,29を
一体形成しており、各脚部28,29にネジ挿通孔28
b,29bがそれぞれ穿設されている。なお、シャーシ
3は、コーナ寄りに収容穴3bを開設し、この収容穴3
bの周縁近傍には前記脚部28,29の各ネジ挿通孔2
8b,29bに対応してネジ孔3dそれぞれを設けてい
る。
【0003】上記シリンダベースを組み付ける場合は、
図10に示すシリンダ2の下部側をリード部材4が覆う
状態にして図示しないシリンダモータ側をシリンダ保持
部20dに配置し、取付ネジをシリンダ2側のネジ挿通
孔からシリンダベース20のネジ孔に螺入してシリンダ
モータおよびリード部材4をシリンダベース20に固定
する。この後、シャーシ3の収容穴3bにシリンダ保持
部20dの下部側を挿入し、図11および図12に示す
ように、ネジ挿通孔28b,29bから取付ネジ16を
ネジ孔3dに螺入することにより、シャーシ3に対しシ
リンダベース20を強固に固定する。これにより、シリ
ンダ2が回転自在に保持される一方、リード部材4がシ
リンダ2との間に小間隙を有して保持される。このリー
ド部材4は、上端縁4aが上部ドラムの磁気ヘッドより
下側となり、下部ドラムの外周面との間に段差部4bを
生じさせるので、シリンダ2の外周面2dに沿って磁気
テープを定位置走行させることができる。
図10に示すシリンダ2の下部側をリード部材4が覆う
状態にして図示しないシリンダモータ側をシリンダ保持
部20dに配置し、取付ネジをシリンダ2側のネジ挿通
孔からシリンダベース20のネジ孔に螺入してシリンダ
モータおよびリード部材4をシリンダベース20に固定
する。この後、シャーシ3の収容穴3bにシリンダ保持
部20dの下部側を挿入し、図11および図12に示す
ように、ネジ挿通孔28b,29bから取付ネジ16を
ネジ孔3dに螺入することにより、シャーシ3に対しシ
リンダベース20を強固に固定する。これにより、シリ
ンダ2が回転自在に保持される一方、リード部材4がシ
リンダ2との間に小間隙を有して保持される。このリー
ド部材4は、上端縁4aが上部ドラムの磁気ヘッドより
下側となり、下部ドラムの外周面との間に段差部4bを
生じさせるので、シリンダ2の外周面2dに沿って磁気
テープを定位置走行させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記シャー
シ3は、周縁から側壁3cが垂下し、コーナ近くに収容
穴3bを開設しているので、この収容穴3b周囲の強度
が低下している。このため、偏平面を保ち難く上向きに
彎曲したシャーシ3が製作されることが多い。このよう
な彎曲変形は、偏平面に対して数十ミクロン単位であっ
ても、図11に示すように、シリンダベース20の両張
出部25,26の脚部28,29間を横断する断面で見
た場合、1点鎖線で示した直線状の基準線Aに対し、シ
ャーシ3が上向きに曲がった状態となる。このシャーシ
3が僅かでも曲がっていると、シリンダベース20をシ
ャーシ3上に載置したとき、偏平な各脚部28,29の
下面28a,29aにおける外周縁側28c,29cが
シャーシ3の上面3aより僅かに浮いた状態になる。こ
のままで取付ネジ16を強く締め付けると、シャーシ3
の上面3aに脚部28,29の下面28a,29aが密
接するため、シリンダベース20がシャーシ3の彎曲形
状に沿って曲がってくる。すると、固定後のシリンダベ
ース20は、図12の2点鎖線Cのように、1点鎖線B
に示した固定前のシリンダベース20に対して上向きに
彎曲変形する状態になる。このように、僅かながらもシ
リンダベース20が彎曲変形した場合、シリンダ保持部
20dに固定されたリード部材4も全体が歪み変形す
る。全体が変形すると、リード部材4の上端縁4aとシ
リンダ2の外周面2dとの間に形成される段差部4bも
歪むため、磁気テープがシリンダ2の外周面2dに沿っ
て走行するとき、定位置走行が保たれず上下に波打つ状
態が生じる。この波打ち現象は、極微小であっても、磁
気テープが磁気ヘッドからずれるために正確なトレース
がなされず、再生画像が乱れるという不具合が発生して
いた。
シ3は、周縁から側壁3cが垂下し、コーナ近くに収容
穴3bを開設しているので、この収容穴3b周囲の強度
が低下している。このため、偏平面を保ち難く上向きに
彎曲したシャーシ3が製作されることが多い。このよう
な彎曲変形は、偏平面に対して数十ミクロン単位であっ
ても、図11に示すように、シリンダベース20の両張
出部25,26の脚部28,29間を横断する断面で見
た場合、1点鎖線で示した直線状の基準線Aに対し、シ
ャーシ3が上向きに曲がった状態となる。このシャーシ
3が僅かでも曲がっていると、シリンダベース20をシ
ャーシ3上に載置したとき、偏平な各脚部28,29の
下面28a,29aにおける外周縁側28c,29cが
シャーシ3の上面3aより僅かに浮いた状態になる。こ
のままで取付ネジ16を強く締め付けると、シャーシ3
の上面3aに脚部28,29の下面28a,29aが密
接するため、シリンダベース20がシャーシ3の彎曲形
状に沿って曲がってくる。すると、固定後のシリンダベ
ース20は、図12の2点鎖線Cのように、1点鎖線B
に示した固定前のシリンダベース20に対して上向きに
彎曲変形する状態になる。このように、僅かながらもシ
リンダベース20が彎曲変形した場合、シリンダ保持部
20dに固定されたリード部材4も全体が歪み変形す
る。全体が変形すると、リード部材4の上端縁4aとシ
リンダ2の外周面2dとの間に形成される段差部4bも
歪むため、磁気テープがシリンダ2の外周面2dに沿っ
て走行するとき、定位置走行が保たれず上下に波打つ状
態が生じる。この波打ち現象は、極微小であっても、磁
気テープが磁気ヘッドからずれるために正確なトレース
がなされず、再生画像が乱れるという不具合が発生して
いた。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みて創案されたも
ので、彎曲変形したシャーシに対しシリンダベースを適
正に固定することができ、磁気テープの定位置走行を保
って再生画像に乱れが生じることのないVTRのシリン
ダベース取付構造を提供することを目的としている。
ので、彎曲変形したシャーシに対しシリンダベースを適
正に固定することができ、磁気テープの定位置走行を保
って再生画像に乱れが生じることのないVTRのシリン
ダベース取付構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の本発明は、上部側に略円筒形のシ
リンダが回転自在に保持されるとともに、このシリンダ
の外周面に沿って磁気テープを定位置走行させる段差部
を形成するリード部材が取り付けられるシリンダベース
の外周縁部に、このシリンダベースの底面より突出し相
互の間隔がほぼ等しい複数の脚部を一体形成し、各脚部
の下面をシャーシの上面に当接して、前記シリンダベー
スの上面から各脚部を貫通するネジ挿通孔に取付ネジを
挿通しシャーシ側の各ネジ孔にそれぞれ螺入してシャー
シにシリンダベースを固定するVTRのシリンダベース
取付構造において、前記各脚部の下面を、前記シリンダ
の保持部の中心に対し径外方向となる外周縁側が最も高
く、径内方向の外周縁側が最も低い傾斜面に形成してな
ることを特徴としている。また、請求項2に記載の本発
明は、請求項1の構成におけるシリンダが、ヘリカルス
キャン型の回転ドラムであり、シリンダベースの上部側
に傾斜して保持されてなることを特徴としている。ま
た、請求項3に記載の本発明は、請求項1または2に記
載の脚部が、シリンダベースの外周縁部の3箇所に一体
形成されてなることを特徴としている。
め、請求項1に記載の本発明は、上部側に略円筒形のシ
リンダが回転自在に保持されるとともに、このシリンダ
の外周面に沿って磁気テープを定位置走行させる段差部
を形成するリード部材が取り付けられるシリンダベース
の外周縁部に、このシリンダベースの底面より突出し相
互の間隔がほぼ等しい複数の脚部を一体形成し、各脚部
の下面をシャーシの上面に当接して、前記シリンダベー
スの上面から各脚部を貫通するネジ挿通孔に取付ネジを
挿通しシャーシ側の各ネジ孔にそれぞれ螺入してシャー
シにシリンダベースを固定するVTRのシリンダベース
取付構造において、前記各脚部の下面を、前記シリンダ
の保持部の中心に対し径外方向となる外周縁側が最も高
く、径内方向の外周縁側が最も低い傾斜面に形成してな
ることを特徴としている。また、請求項2に記載の本発
明は、請求項1の構成におけるシリンダが、ヘリカルス
キャン型の回転ドラムであり、シリンダベースの上部側
に傾斜して保持されてなることを特徴としている。ま
た、請求項3に記載の本発明は、請求項1または2に記
載の脚部が、シリンダベースの外周縁部の3箇所に一体
形成されてなることを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図示例を参照しながら説明する。図1は、本発明に
係るVTRのシリンダベースを示す側面図、図2は、同
シリンダベースを示す平面図、図3は、同シリンダベー
スを示す裏面図である。このVTRのシリンダベース取
付構造は、ヘリカルスキャン型のシリンダ2を回転自在
に保持するシリンダベース1をシャーシ3に取り付ける
場合について説明する。シリンダベース1は、略環状で
金属材料からなり、開口1aの内壁を所要の角度で傾斜
させている。この開口1aおよび上部側1bは、シリン
ダ2を傾斜して保持するシリンダ保持部1dとなってい
る。なお、開口1aの内周縁近傍には、開口1aと同じ
向きに傾斜させたネジ孔1eを3箇所に等間隔をあけて
設けている。また、シリンダベース1の外周縁部には、
図2に示す如く開口1aの中心であるシリンダ保持部1
dの中央Mから径外方向へ突出するように、左右1対の
張出部5,6と延出部7とが一体形成されている。そし
て、図3に示すように、これら左右の張出部5,6およ
び延出部7の底面1cには、シャーシ3の上面3aに当
接させるために脚部8,9,10を一体的に突設してあ
る。これら3箇所の脚部8〜10は、相互の間隔がほぼ
等しく各下面8a〜10aを傾斜させており、中央には
ネジ挿通孔8b〜10bがそれぞれ穿設されている。
て、図示例を参照しながら説明する。図1は、本発明に
係るVTRのシリンダベースを示す側面図、図2は、同
シリンダベースを示す平面図、図3は、同シリンダベー
スを示す裏面図である。このVTRのシリンダベース取
付構造は、ヘリカルスキャン型のシリンダ2を回転自在
に保持するシリンダベース1をシャーシ3に取り付ける
場合について説明する。シリンダベース1は、略環状で
金属材料からなり、開口1aの内壁を所要の角度で傾斜
させている。この開口1aおよび上部側1bは、シリン
ダ2を傾斜して保持するシリンダ保持部1dとなってい
る。なお、開口1aの内周縁近傍には、開口1aと同じ
向きに傾斜させたネジ孔1eを3箇所に等間隔をあけて
設けている。また、シリンダベース1の外周縁部には、
図2に示す如く開口1aの中心であるシリンダ保持部1
dの中央Mから径外方向へ突出するように、左右1対の
張出部5,6と延出部7とが一体形成されている。そし
て、図3に示すように、これら左右の張出部5,6およ
び延出部7の底面1cには、シャーシ3の上面3aに当
接させるために脚部8,9,10を一体的に突設してあ
る。これら3箇所の脚部8〜10は、相互の間隔がほぼ
等しく各下面8a〜10aを傾斜させており、中央には
ネジ挿通孔8b〜10bがそれぞれ穿設されている。
【0008】各脚部8〜10の下面8a〜10aは、左
右の張出部5,6側ついて説明すると、図1のIV部を図
4に、V 部を図5に拡大して示すように、シリンダ保持
部1dの中心Mに対し径外方向となる外周縁8c,9c
側が最も高く、径内方向の外周縁8d,9d側が最も低
い傾斜面にしている。これらの傾斜面8a,9aは、直
線の基準線Aに対して傾斜角度をθにしており、彎曲し
たシャーシ3の上面3aに脚部8〜10を当接してネジ
締めするとき、シリンダベース1が彎曲変形するのを回
避可能になっている。また、図示省略しているが、延出
部7側の脚部10も下面10aを同じ傾斜角度θの傾斜
面に形成している。なお、両張出部5,6には、キャッ
チング部11,12が形成されており、図9に示す如く
左右のアーム13,14の一端が取り付けられる。この
アーム13,14の他端は、ムービングガイド15側に
延出している。前記シャーシ3は、金属板であって、周
縁から下方に向けて側壁3cを垂設している。このシャ
ーシ3は、コーナ寄りに前記シリンダ保持部1dを収容
するための収容穴3bを開設してある。また、この収容
穴3bの周縁近傍に前記脚部8〜10の各ネジ挿通孔8
b〜10bに対応して3個のネジ孔を設けている。とこ
ろで、このシャーシ3は、周縁から側壁3cを垂下し、
コーナ近くに収容穴3bを開設していることから、金属
製であっても収容穴3b周囲の強度が低下している。こ
のため、製作後のシャーシ3は数十ミクロン単位で上向
きに彎曲しているのが一般である。このシャーシ3につ
いて、図6のようにシリンダベース1の両脚部8,9間
を横断する断面で示した場合、1点鎖線で示す直線状の
基準線Aに対して僅かながら上向きに曲がっている。な
お、シリンダベース1は、環状部分を1点鎖線Bで示
し、左右の延出部5,6側は断面で示してある。
右の張出部5,6側ついて説明すると、図1のIV部を図
4に、V 部を図5に拡大して示すように、シリンダ保持
部1dの中心Mに対し径外方向となる外周縁8c,9c
側が最も高く、径内方向の外周縁8d,9d側が最も低
い傾斜面にしている。これらの傾斜面8a,9aは、直
線の基準線Aに対して傾斜角度をθにしており、彎曲し
たシャーシ3の上面3aに脚部8〜10を当接してネジ
締めするとき、シリンダベース1が彎曲変形するのを回
避可能になっている。また、図示省略しているが、延出
部7側の脚部10も下面10aを同じ傾斜角度θの傾斜
面に形成している。なお、両張出部5,6には、キャッ
チング部11,12が形成されており、図9に示す如く
左右のアーム13,14の一端が取り付けられる。この
アーム13,14の他端は、ムービングガイド15側に
延出している。前記シャーシ3は、金属板であって、周
縁から下方に向けて側壁3cを垂設している。このシャ
ーシ3は、コーナ寄りに前記シリンダ保持部1dを収容
するための収容穴3bを開設してある。また、この収容
穴3bの周縁近傍に前記脚部8〜10の各ネジ挿通孔8
b〜10bに対応して3個のネジ孔を設けている。とこ
ろで、このシャーシ3は、周縁から側壁3cを垂下し、
コーナ近くに収容穴3bを開設していることから、金属
製であっても収容穴3b周囲の強度が低下している。こ
のため、製作後のシャーシ3は数十ミクロン単位で上向
きに彎曲しているのが一般である。このシャーシ3につ
いて、図6のようにシリンダベース1の両脚部8,9間
を横断する断面で示した場合、1点鎖線で示す直線状の
基準線Aに対して僅かながら上向きに曲がっている。な
お、シリンダベース1は、環状部分を1点鎖線Bで示
し、左右の延出部5,6側は断面で示してある。
【0009】上記シリンダベースを組み付ける場合は、
まず、図8および図9に示すように、シリンダ保持部1
dに上部ドラム2aと下部ドラム2bとからなるシリン
ダ2を保持する。このとき、下部ドラム2bの外周をリ
ード部材4が覆うようにして、下部ドラム2b側に装着
されたシリンダモータ2c側をシリンダ保持部1dに配
置する。そして、シリンダ2側に形成されたネジ挿通孔
から取付ネジを挿通し、シリンダベース1のネジ孔1e
に螺入することにより、シリンダモータ2cおよびリー
ド部材4をシリンダベース1に固定する。この後、シャ
ーシ3の収容穴3bにシリンダ保持部1dの下部側を収
容し、図6に示す如くネジ孔3dにネジ挿通孔8b,9
bを臨ませて、シャーシ3の上面3aにシリンダベース
1を載置する。そして、図7に示すように、ネジ挿通孔
8b,9bから取付ネジ16を挿通しネジ孔3dに先端
のネジ部を螺入することにより、シャーシ3に対しシリ
ンダベース1を固定する。この際、前述のようにシャー
シ3が上向きに彎曲していても、シリンダベース1は全
脚部8〜10の下面8a〜10aを傾斜面にしてあるの
で、同図に示す如く各下面8a〜10aがシャーシ3の
彎曲形状に沿う状態となる。つまり、このシャーシ3は
上向きに曲がっているため、上面3aについては収容穴
3b側が高く周縁側が低いテーパ面となっている。一
方、前記脚部8〜10の下面8a〜10aは、収容穴3
bに収容されるシリンダ保持部1dの中心に対し径外方
向となる外周縁側8c,9cが最も高く、径内方向の外
周縁側8d,9dが最も低い傾斜面となっている。
まず、図8および図9に示すように、シリンダ保持部1
dに上部ドラム2aと下部ドラム2bとからなるシリン
ダ2を保持する。このとき、下部ドラム2bの外周をリ
ード部材4が覆うようにして、下部ドラム2b側に装着
されたシリンダモータ2c側をシリンダ保持部1dに配
置する。そして、シリンダ2側に形成されたネジ挿通孔
から取付ネジを挿通し、シリンダベース1のネジ孔1e
に螺入することにより、シリンダモータ2cおよびリー
ド部材4をシリンダベース1に固定する。この後、シャ
ーシ3の収容穴3bにシリンダ保持部1dの下部側を収
容し、図6に示す如くネジ孔3dにネジ挿通孔8b,9
bを臨ませて、シャーシ3の上面3aにシリンダベース
1を載置する。そして、図7に示すように、ネジ挿通孔
8b,9bから取付ネジ16を挿通しネジ孔3dに先端
のネジ部を螺入することにより、シャーシ3に対しシリ
ンダベース1を固定する。この際、前述のようにシャー
シ3が上向きに彎曲していても、シリンダベース1は全
脚部8〜10の下面8a〜10aを傾斜面にしてあるの
で、同図に示す如く各下面8a〜10aがシャーシ3の
彎曲形状に沿う状態となる。つまり、このシャーシ3は
上向きに曲がっているため、上面3aについては収容穴
3b側が高く周縁側が低いテーパ面となっている。一
方、前記脚部8〜10の下面8a〜10aは、収容穴3
bに収容されるシリンダ保持部1dの中心に対し径外方
向となる外周縁側8c,9cが最も高く、径内方向の外
周縁側8d,9dが最も低い傾斜面となっている。
【0010】よって、両者3a,8a〜10aの傾斜角
度がほぼ等しいことから、取付ネジ16をネジ挿通孔8
b〜10bに挿通しネジ孔3dに螺入して強く締め付け
ると、シャーシ3の上面3aに脚部8〜10の下面8a
〜10aが密接しシリンダベース1がシャーシ3に対し
強固に固定される。これにより、固定後のシリンダベー
ス1は変形することなく、図6の1点鎖線Bに示した固
定前のシリンダベース1と同じ形状が維持され、図7の
1点鎖線Bのように、偏平面を示す直線状の1点鎖線A
と平行になる。このように、シリンダベース1が従来の
如く彎曲変形せずに固定されると、図8および図9に示
す如くシリンダ保持部1dに固定されたリード部材4も
歪み変形することがないから、リード部材4の上端縁4
aとシリンダ2の外周面2dとの間に形成される段差部
4bも歪みが生じることはない。このため、磁気テープ
がシリンダ2の外周面2dに沿って走行するとき、定位
置走行が保たれて上下の波打ち現象が回避される。従っ
て、磁気テープが磁気ヘッド2eからずれることなく正
確なトレースがなされ、乱れのない再生画像が得られ
る。なお、上記実施の形態においては、ヘリカルスキャ
ン型の回転シリンダ2をシリンダベース1に保持する場
合について説明したが、ヘリカルスキャン型以外のタイ
プの回転シリンダを取り付ける場合も前記と同様の作用
効果が得られる。また、シリンダベース1に左右の張出
部5,6および延出部7を一体形成し、これらの下面に
3個の脚部8〜10を設けたが、シリンダベースの外周
部に脚部を2個以上設ける際も下面を傾斜させることに
より、変形したシャーシの影響を回避できることは勿論
である。
度がほぼ等しいことから、取付ネジ16をネジ挿通孔8
b〜10bに挿通しネジ孔3dに螺入して強く締め付け
ると、シャーシ3の上面3aに脚部8〜10の下面8a
〜10aが密接しシリンダベース1がシャーシ3に対し
強固に固定される。これにより、固定後のシリンダベー
ス1は変形することなく、図6の1点鎖線Bに示した固
定前のシリンダベース1と同じ形状が維持され、図7の
1点鎖線Bのように、偏平面を示す直線状の1点鎖線A
と平行になる。このように、シリンダベース1が従来の
如く彎曲変形せずに固定されると、図8および図9に示
す如くシリンダ保持部1dに固定されたリード部材4も
歪み変形することがないから、リード部材4の上端縁4
aとシリンダ2の外周面2dとの間に形成される段差部
4bも歪みが生じることはない。このため、磁気テープ
がシリンダ2の外周面2dに沿って走行するとき、定位
置走行が保たれて上下の波打ち現象が回避される。従っ
て、磁気テープが磁気ヘッド2eからずれることなく正
確なトレースがなされ、乱れのない再生画像が得られ
る。なお、上記実施の形態においては、ヘリカルスキャ
ン型の回転シリンダ2をシリンダベース1に保持する場
合について説明したが、ヘリカルスキャン型以外のタイ
プの回転シリンダを取り付ける場合も前記と同様の作用
効果が得られる。また、シリンダベース1に左右の張出
部5,6および延出部7を一体形成し、これらの下面に
3個の脚部8〜10を設けたが、シリンダベースの外周
部に脚部を2個以上設ける際も下面を傾斜させることに
より、変形したシャーシの影響を回避できることは勿論
である。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
本発明は、シャーシの上面に当接させる複数の脚部の各
下面を傾斜面に形成したので、彎曲変形したシャーシに
シリンダベースを取付ネジで固定するとき、この取付ネ
ジで締め付けると傾斜面が彎曲面に均等に沿うため、シ
リンダベースが曲がることなく適正に固定される。よっ
て、シリンダの外周面とリード部材の上端縁との間に形
成される段差部に歪みが生じないので、磁気テープがシ
リンダの外周面に沿って定位置走行し、磁気ヘッドから
もずれないために、再生画像が乱れる問題が解消される
効果がある。また、請求項2に記載の本発明は、シリン
ダベースの上部側にヘリカルスキャン型のシリンダを傾
斜して保持するが、シリンダの外周面に沿って走行する
磁気テープの定位置走行が保たれるので、再生画像が乱
れるといった不具合が生じない効果がある。また、請求
項3に記載の本発明は、脚部をシリンダベースの外周縁
部の3箇所にほぼ等しい間隔をあけて一体形成している
ので、シリンダベースを彎曲変形したシャーシに取付ネ
ジで固定するとき、シリンダの保持部を中心として均等
な締め付けがなされ、シリンダの変形に影響されること
なくシリンダベースを適正に載置固定できる利点があ
る。
本発明は、シャーシの上面に当接させる複数の脚部の各
下面を傾斜面に形成したので、彎曲変形したシャーシに
シリンダベースを取付ネジで固定するとき、この取付ネ
ジで締め付けると傾斜面が彎曲面に均等に沿うため、シ
リンダベースが曲がることなく適正に固定される。よっ
て、シリンダの外周面とリード部材の上端縁との間に形
成される段差部に歪みが生じないので、磁気テープがシ
リンダの外周面に沿って定位置走行し、磁気ヘッドから
もずれないために、再生画像が乱れる問題が解消される
効果がある。また、請求項2に記載の本発明は、シリン
ダベースの上部側にヘリカルスキャン型のシリンダを傾
斜して保持するが、シリンダの外周面に沿って走行する
磁気テープの定位置走行が保たれるので、再生画像が乱
れるといった不具合が生じない効果がある。また、請求
項3に記載の本発明は、脚部をシリンダベースの外周縁
部の3箇所にほぼ等しい間隔をあけて一体形成している
ので、シリンダベースを彎曲変形したシャーシに取付ネ
ジで固定するとき、シリンダの保持部を中心として均等
な締め付けがなされ、シリンダの変形に影響されること
なくシリンダベースを適正に載置固定できる利点があ
る。
【図1】本発明の実施の形態に係るVTRのシリンダベ
ースを示す側面図である。
ースを示す側面図である。
【図2】同シリンダベースを示す平面図である。
【図3】同シリンダベースを示す裏面図である。
【図4】図1のIV部を拡大した脚部を示す説明図であ
る。
る。
【図5】図1のV 部を拡大した脚部を示す説明図であ
る。
る。
【図6】固定前のシャーシとシリンダベースを示す説明
図である。
図である。
【図7】固定後のシャーシとシリンダベースを示す説明
図である。
図である。
【図8】シリンダベースにシリンダを保持した状態を示
す側面図である。
す側面図である。
【図9】同シリンダベースにシリンダを保持した状態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図10】従来のVTRのシリンダベースを示す側面図
である。
である。
【図11】同固定前のシャーシとシリンダベースを示す
説明図である。
説明図である。
【図12】同固定後のシャーシとシリンダベースを示す
説明図である。
説明図である。
1 シリンダベース 1b 上部側 1c 底面 1d 保持部 2 シリンダ 2d 外周面 3 シャーシ 3d ネジ孔 4 リード部材 4b 段差部部 8〜10 脚部 8a〜10a 下面 8c 径外方向の外周縁側 8d 径内方向の外周縁側 16 取付ネジ
Claims (3)
- 【請求項1】 上部側に略円筒形のシリンダが回転自在
に保持されるとともに、このシリンダの外周面に沿って
磁気テープを定位置走行させる段差部を形成するリード
部材が取り付けられるシリンダベースの外周縁部に、こ
のシリンダベースの底面より突出し相互の間隔がほぼ等
しい複数の脚部を一体形成し、各脚部の下面をシャーシ
の上面に当接して、前記シリンダベースの上面から各脚
部を貫通するネジ挿通孔に取付ネジを挿通しシャーシ側
の各ネジ孔にそれぞれ螺入してシャーシにシリンダベー
スを固定するVTRのシリンダベース取付構造におい
て、 前記各脚部の下面を、前記シリンダの保持部の中心に対
し径外方向となる外周縁側が最も高く、径内方向の外周
縁側が最も低い傾斜面に形成してなることを特徴とする
VTRのシリンダベース取付構造。 - 【請求項2】 前記シリンダが、ヘリカルスキャン型の
回転ドラムであり、シリンダベースの上部側に傾斜して
保持されてなることを特徴とする請求項1に記載のVT
Rのシリンダベース取付構造。 - 【請求項3】 前記脚部が、シリンダベースの外周縁部
の3箇所に一体形成されてなることを特徴とする請求項
1または2に記載のVTRのシリンダベース取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9161163A JPH117675A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | Vtrのシリンダベース取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9161163A JPH117675A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | Vtrのシリンダベース取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH117675A true JPH117675A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15729801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9161163A Pending JPH117675A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | Vtrのシリンダベース取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH117675A (ja) |
-
1997
- 1997-06-18 JP JP9161163A patent/JPH117675A/ja active Pending
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