JPH1177446A - 汎用治具 - Google Patents
汎用治具Info
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- JPH1177446A JPH1177446A JP10146384A JP14638498A JPH1177446A JP H1177446 A JPH1177446 A JP H1177446A JP 10146384 A JP10146384 A JP 10146384A JP 14638498 A JP14638498 A JP 14638498A JP H1177446 A JPH1177446 A JP H1177446A
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- clamp
- axis
- rotation
- legged robot
- control device
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Links
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Landscapes
- Jigs For Machine Tools (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
- Manipulator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の機種に使用可能の汎用治具とし、機種
の切替え時の重筋作業を不要とするとともに、保管スペ
ースの増大を抑えるものとする。 【解決手段】 3本の伸縮アクチュエータ15と3軸回
動ユニット30を有する位置決め保持装置10にクラン
プ60を取り付け、伸縮アクチュエータの伸縮長さを変
えることによりクランプの位置を移動させて、保持対象
に対応させてクランプを任意位置にセットする。また3
軸回動ユニット30を制御することにより移動の間もク
ランプの姿勢を一定に維持することもできる。伸縮アク
チュエータと3軸回動ユニットはそれぞれステッピング
モータで駆動され、各変位量データを制御装置に記憶し
て複数の機種に対応させる。
の切替え時の重筋作業を不要とするとともに、保管スペ
ースの増大を抑えるものとする。 【解決手段】 3本の伸縮アクチュエータ15と3軸回
動ユニット30を有する位置決め保持装置10にクラン
プ60を取り付け、伸縮アクチュエータの伸縮長さを変
えることによりクランプの位置を移動させて、保持対象
に対応させてクランプを任意位置にセットする。また3
軸回動ユニット30を制御することにより移動の間もク
ランプの姿勢を一定に維持することもできる。伸縮アク
チュエータと3軸回動ユニットはそれぞれステッピング
モータで駆動され、各変位量データを制御装置に記憶し
て複数の機種に対応させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部品製造時に部品
材料を保持固定したり、あるいは部品検査時に部品を保
持するのに使用する治具に関し、とくに複数の部品機種
に汎用的に用いられる汎用治具に関する。
材料を保持固定したり、あるいは部品検査時に部品を保
持するのに使用する治具に関し、とくに複数の部品機種
に汎用的に用いられる汎用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】製造工場では、部品の組み立てあるいは
溶接等に際して、部品材料を保持固定する治具が使用さ
れる。このような治具として、例えば、自動車用の排気
管の組み立てではマフラーの前後にそれぞれパイプを溶
接接続するに際して、マフラーおよび各パイプの相対位
置関係が設計どおりとなるようそれぞれを所定位置に支
持するため、ベースにマフラーおよび各パイプの適宜部
位を保持するクランプを固定している。このような治具
は、かなりの重量の部品材料を支持するための剛性と溶
接時の歪み防止等のため、それ自体の重量も大きく、小
型の排気管用であっても20kgf程度になっている。
溶接等に際して、部品材料を保持固定する治具が使用さ
れる。このような治具として、例えば、自動車用の排気
管の組み立てではマフラーの前後にそれぞれパイプを溶
接接続するに際して、マフラーおよび各パイプの相対位
置関係が設計どおりとなるようそれぞれを所定位置に支
持するため、ベースにマフラーおよび各パイプの適宜部
位を保持するクランプを固定している。このような治具
は、かなりの重量の部品材料を支持するための剛性と溶
接時の歪み防止等のため、それ自体の重量も大きく、小
型の排気管用であっても20kgf程度になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、とくに自動
車の排気管を例に挙げれば、車種やそのバージョンによ
ってきわめて多数の互いに相違する排気管が製造され
る。そしてその際に使用される治具は、それぞれ各製品
について専用化されているのが実状である。したがっ
て、従来より、工場ラインで製造する排気管の機種切替
えごとに、重量のある治具を取り扱わねばならず、その
段取り作業に重筋作業を伴うという問題があった。
車の排気管を例に挙げれば、車種やそのバージョンによ
ってきわめて多数の互いに相違する排気管が製造され
る。そしてその際に使用される治具は、それぞれ各製品
について専用化されているのが実状である。したがっ
て、従来より、工場ラインで製造する排気管の機種切替
えごとに、重量のある治具を取り扱わねばならず、その
段取り作業に重筋作業を伴うという問題があった。
【0004】また、量産品についてはその製造打ち切り
後も所定年数の間は補用品製作用にその治具を保管して
おく必要があり、保管スペースの増大とその増大した治
具の山の中からの出し入れの煩雑さとが工場管理の大き
な課題となっている。このような従来の治具における問
題は、他の部品組み立てあるいは検査用の治具において
も同様である。したがって、本発明は、このような従来
の問題点に鑑み、組み立て機種あるいは検査部品の切替
えに際して重筋作業を伴うことなく、新しい機種に適合
する部品材料の保持固定機能が簡単に得られ、また保管
スペースの増大が大幅に抑えられる汎用治具を提供する
ことを目的とする。
後も所定年数の間は補用品製作用にその治具を保管して
おく必要があり、保管スペースの増大とその増大した治
具の山の中からの出し入れの煩雑さとが工場管理の大き
な課題となっている。このような従来の治具における問
題は、他の部品組み立てあるいは検査用の治具において
も同様である。したがって、本発明は、このような従来
の問題点に鑑み、組み立て機種あるいは検査部品の切替
えに際して重筋作業を伴うことなく、新しい機種に適合
する部品材料の保持固定機能が簡単に得られ、また保管
スペースの増大が大幅に抑えられる汎用治具を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の汎用
治具は、ベースと、該ベース上に設置され、3本の伸縮
アクチュエータで構成した3脚ロボットを備える位置決
め保持装置と、位置決め保持装置に取り付けられたクラ
ンプとを有し、制御装置からの指令に基づいて伸縮アク
チュエータの伸縮長さを変えることにより、保持対象に
対応してクランプの位置を変化可能としたものである。
治具は、ベースと、該ベース上に設置され、3本の伸縮
アクチュエータで構成した3脚ロボットを備える位置決
め保持装置と、位置決め保持装置に取り付けられたクラ
ンプとを有し、制御装置からの指令に基づいて伸縮アク
チュエータの伸縮長さを変えることにより、保持対象に
対応してクランプの位置を変化可能としたものである。
【0006】上記の3脚ロボットは、3本の伸縮アクチ
ュエータが下部基板と上部基板の間に配置されて構成さ
れるとともに、下部基板と上部基板の間にはさらに互い
のねじれ回転を阻止する回転阻止機構が設けられ、位置
決め保持装置はさらに、互いに直交する3軸まわりに回
動可能の要素からなり3脚ロボットの上部基板に取り付
けられて制御装置からの指令に基づいて作動する3軸回
動ユニットを含むものとするのが好ましい。
ュエータが下部基板と上部基板の間に配置されて構成さ
れるとともに、下部基板と上部基板の間にはさらに互い
のねじれ回転を阻止する回転阻止機構が設けられ、位置
決め保持装置はさらに、互いに直交する3軸まわりに回
動可能の要素からなり3脚ロボットの上部基板に取り付
けられて制御装置からの指令に基づいて作動する3軸回
動ユニットを含むものとするのが好ましい。
【0007】また回転阻止機構は、下部基板に2自由度
をもって連結されるとともに所定の離間距離を有する2
つの平行なスリーブと、上部基板に固定されて平行に延
び、スリーブに案内される2本のスライドロッドとから
構成することができる。
をもって連結されるとともに所定の離間距離を有する2
つの平行なスリーブと、上部基板に固定されて平行に延
び、スリーブに案内される2本のスライドロッドとから
構成することができる。
【0008】さらに、3脚ロボットの伸縮アクチュエー
タおよび3軸回動ユニットはその駆動源がそれぞれステ
ッピングモータまたはサーボモータであり、制御装置は
クランプ位置に基づいてそれぞれの変位量を算出する演
算手段を有し、該変位量に対応してステッピングモータ
またはサーボモータの回転角を制御するのが望ましい。
タおよび3軸回動ユニットはその駆動源がそれぞれステ
ッピングモータまたはサーボモータであり、制御装置は
クランプ位置に基づいてそれぞれの変位量を算出する演
算手段を有し、該変位量に対応してステッピングモータ
またはサーボモータの回転角を制御するのが望ましい。
【0009】制御装置は、さらに、3脚ロボットを作動
させてクランプを移動させる間または移動後、該クラン
プを所定の姿勢に維持するように前記3軸回動ユニット
を制御するものとすることができる。さらにまた、制御
装置は、3脚ロボットおよび3軸回動ユニットを任意に
作動させる手動操作手段と、記憶手段を有し、演算手段
はさらに手動操作手段により作動させた3脚ロボットま
たは3軸回動ユニットの変位量または関連する位置デー
タを演算し、記憶手段に該変位量または関連する位置デ
ータを保存するものとすることができる。また、制御装
置は表示部を備え、現在の3脚ロボットまたは3軸回動
ユニットの変位量または関連する位置データを表示する
のが好ましい。
させてクランプを移動させる間または移動後、該クラン
プを所定の姿勢に維持するように前記3軸回動ユニット
を制御するものとすることができる。さらにまた、制御
装置は、3脚ロボットおよび3軸回動ユニットを任意に
作動させる手動操作手段と、記憶手段を有し、演算手段
はさらに手動操作手段により作動させた3脚ロボットま
たは3軸回動ユニットの変位量または関連する位置デー
タを演算し、記憶手段に該変位量または関連する位置デ
ータを保存するものとすることができる。また、制御装
置は表示部を備え、現在の3脚ロボットまたは3軸回動
ユニットの変位量または関連する位置データを表示する
のが好ましい。
【0010】
【作用】本発明においては、3脚ロボットの伸縮アクチ
ュエータが制御装置からの指令に基づいて伸縮すると、
位置決め保持装置に取り付けられたクランプの3次元空
間内で位置が移動する。ベース上に適宜数の位置決め保
持装置を設置することができ、3本の伸縮アクチュエー
タのそれぞれの伸縮長さを変えることにより任意の位置
を得ることができるから、複数の保持対象に対して1基
の治具で対応することができる。
ュエータが制御装置からの指令に基づいて伸縮すると、
位置決め保持装置に取り付けられたクランプの3次元空
間内で位置が移動する。ベース上に適宜数の位置決め保
持装置を設置することができ、3本の伸縮アクチュエー
タのそれぞれの伸縮長さを変えることにより任意の位置
を得ることができるから、複数の保持対象に対して1基
の治具で対応することができる。
【0011】伸縮アクチュエータを下部基板と上部基板
の間に配置し、回転阻止機構を設けることにより、クラ
ンプの位置を制御することができ、さらに3軸回動ユニ
ットを取り付けることによりクランプの角度を任意に制
御することができる。
の間に配置し、回転阻止機構を設けることにより、クラ
ンプの位置を制御することができ、さらに3軸回動ユニ
ットを取り付けることによりクランプの角度を任意に制
御することができる。
【0012】回転阻止機構は、下部基板の平行なスリー
ブと上部基板に固定されスリーブに案内されるスライド
ロッドとにより簡単に構成でき、しかも伸縮アクチュエ
ータの伸縮による下部基板と上部基板間の距離変化に追
従することができる。
ブと上部基板に固定されスリーブに案内されるスライド
ロッドとにより簡単に構成でき、しかも伸縮アクチュエ
ータの伸縮による下部基板と上部基板間の距離変化に追
従することができる。
【0013】3脚ロボットの伸縮アクチュエータおよび
3軸回動ユニットの駆動源としてそれぞれステッピング
モータまたはサーボモータを用い、このモータの回転角
を制御することにより、演算手段で算出したそれぞれの
変位量を容易かつ確実に得ることができる。
3軸回動ユニットの駆動源としてそれぞれステッピング
モータまたはサーボモータを用い、このモータの回転角
を制御することにより、演算手段で算出したそれぞれの
変位量を容易かつ確実に得ることができる。
【0014】また、3脚ロボットによりクランプを移動
させる間または移動後、3軸回動ユニットを制御してク
ランプの姿勢を維持するようにすることにより、制御装
置に対するティーチングの際の操作が容易となる。さら
に、制御装置が手動操作手段と記憶手段を有し、演算手
段で求めた手動操作による変位量または関連する位置デ
ータを記憶手段に保存するよう構成することによりティ
ーチングが簡単に自動的に行われる。その際、3脚ロボ
ットまたは3軸回動ユニットの現在の変位量または関連
する位置データを表示することにより、ティーチング等
における設定の確認ができる。
させる間または移動後、3軸回動ユニットを制御してク
ランプの姿勢を維持するようにすることにより、制御装
置に対するティーチングの際の操作が容易となる。さら
に、制御装置が手動操作手段と記憶手段を有し、演算手
段で求めた手動操作による変位量または関連する位置デ
ータを記憶手段に保存するよう構成することによりティ
ーチングが簡単に自動的に行われる。その際、3脚ロボ
ットまたは3軸回動ユニットの現在の変位量または関連
する位置データを表示することにより、ティーチング等
における設定の確認ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例によ
り詳細に説明する。図1は自動車の排気管組み立て用に
適用した実施例の全体構成を示す図である。この排気管
組立用治具1は、ベース2上に3脚ロボットを備える複
数の位置決め保持装置を設置して構成されている。ここ
では第1から第4の位置決め保持装置10(10A、1
0B、10C、10D)が設けられ、各位置決め保持装
置にクランプ50、60、70が取り付けられている。
り詳細に説明する。図1は自動車の排気管組み立て用に
適用した実施例の全体構成を示す図である。この排気管
組立用治具1は、ベース2上に3脚ロボットを備える複
数の位置決め保持装置を設置して構成されている。ここ
では第1から第4の位置決め保持装置10(10A、1
0B、10C、10D)が設けられ、各位置決め保持装
置にクランプ50、60、70が取り付けられている。
【0016】ベース2の一端側に配置された第1の位置
決め保持装置10Aに取り付けられたクランプ50は前
側パイプ91の前端を貫通させたフランジ90を保持
し、ベース2の他端側に配置された第4の位置決め保持
装置10Dに取り付けられたクランプ50は後側パイプ
93の後端を貫通させたフランジ94を保持する。第2
の位置決め保持装置10Bに取り付けられたクランプ6
0は前側パイプ91の中間部を保持し、第3の位置決め
保持装置10Cに取り付けられたクランプ70はマフラ
ー92を保持する。なお、前側パイプ91の後端と後側
パイプ93の前端はそれぞれマフラー92の前壁と後壁
に差し込まれている。
決め保持装置10Aに取り付けられたクランプ50は前
側パイプ91の前端を貫通させたフランジ90を保持
し、ベース2の他端側に配置された第4の位置決め保持
装置10Dに取り付けられたクランプ50は後側パイプ
93の後端を貫通させたフランジ94を保持する。第2
の位置決め保持装置10Bに取り付けられたクランプ6
0は前側パイプ91の中間部を保持し、第3の位置決め
保持装置10Cに取り付けられたクランプ70はマフラ
ー92を保持する。なお、前側パイプ91の後端と後側
パイプ93の前端はそれぞれマフラー92の前壁と後壁
に差し込まれている。
【0017】クランプ50、60、70はそれぞれ保持
すべき部品材料およびその部位に応じて異なる形式のも
のを選択して使用され、各位置決め保持装置10により
3次元空間内の所定位置に所定角度で位置決めされる。
こうして、前側パイプ91、マフラー92、後側パイプ
93およびフランジ90、94が3次元空間内で互いに
所定の位置関係に保持された状態で、図示しない自動溶
接機等により互いの接続部を溶接されて、排気管が製作
される。
すべき部品材料およびその部位に応じて異なる形式のも
のを選択して使用され、各位置決め保持装置10により
3次元空間内の所定位置に所定角度で位置決めされる。
こうして、前側パイプ91、マフラー92、後側パイプ
93およびフランジ90、94が3次元空間内で互いに
所定の位置関係に保持された状態で、図示しない自動溶
接機等により互いの接続部を溶接されて、排気管が製作
される。
【0018】次に位置決め保持装置10の構造を詳細に
説明する。図2、図3はクランプ60が取り付けられた
状態の位置決め保持装置を示す正面図と側面図、そして
図4はクランプを取り外して示す位置決め保持装置の平
面図である。位置決め保持装置10は、3脚ロボット1
1と3軸回動ユニット30からなる。3脚ロボット11
は、円形の下部基板12と、同じく円形の上部基板13
と、下部基板12の中心まわりに等間隔に設けられた3
個のブラケット16にそれぞれ回転ヨーク17を介して
下端部を支持された3本の伸縮アクチュエータ15(1
5A、15B、15C)を備えている。
説明する。図2、図3はクランプ60が取り付けられた
状態の位置決め保持装置を示す正面図と側面図、そして
図4はクランプを取り外して示す位置決め保持装置の平
面図である。位置決め保持装置10は、3脚ロボット1
1と3軸回動ユニット30からなる。3脚ロボット11
は、円形の下部基板12と、同じく円形の上部基板13
と、下部基板12の中心まわりに等間隔に設けられた3
個のブラケット16にそれぞれ回転ヨーク17を介して
下端部を支持された3本の伸縮アクチュエータ15(1
5A、15B、15C)を備えている。
【0019】3本の伸縮アクチュエータ15の各上端部
は、上部基板13の中心まわりの等間隔の位置に支持さ
れている。また、下部基板12と上部基板13の間に
は、さらに回転阻止機構20が設けられている。回転ヨ
ーク17はブラケット16に対する回転軸と伸縮アクチ
ュエータ15に対する回転軸が互いに直行しており、各
伸縮アクチュエータ15は2軸の自由度をもって3次元
空間内の任意の方向に変位可能となっている。
は、上部基板13の中心まわりの等間隔の位置に支持さ
れている。また、下部基板12と上部基板13の間に
は、さらに回転阻止機構20が設けられている。回転ヨ
ーク17はブラケット16に対する回転軸と伸縮アクチ
ュエータ15に対する回転軸が互いに直行しており、各
伸縮アクチュエータ15は2軸の自由度をもって3次元
空間内の任意の方向に変位可能となっている。
【0020】伸縮アクチュエータ15は、その下端にス
テップモータからなる駆動モータ18を備え、公知のボ
ールナット等を用いた図示省略の回転−直線運動変換機
構により上部のロッド19が長手方向に伸縮する。そし
て、駆動信号により駆動モータ18の回転角度を制御す
ることにより、任意の伸縮量を得ることができる。ま
た、とくに図示しないが各伸縮アクチュエータ15には
ロッド19の伸縮における基準点を示すためのリミット
スイッチが付設されている。ステップモータにはさらに
ブレーキ機構が内蔵され、伸縮後の位置の保持力を高め
るようになっている。
テップモータからなる駆動モータ18を備え、公知のボ
ールナット等を用いた図示省略の回転−直線運動変換機
構により上部のロッド19が長手方向に伸縮する。そし
て、駆動信号により駆動モータ18の回転角度を制御す
ることにより、任意の伸縮量を得ることができる。ま
た、とくに図示しないが各伸縮アクチュエータ15には
ロッド19の伸縮における基準点を示すためのリミット
スイッチが付設されている。ステップモータにはさらに
ブレーキ機構が内蔵され、伸縮後の位置の保持力を高め
るようになっている。
【0021】ロッド19の上端は上部基板13にボール
ジョイント14を介して3軸の自由度をもって連結して
いる。伸縮アクチュエータ15のブラケット16による
下部基板12側の支持点の間隔は上部基板13側の支持
点の間隔よりも大きくしている。
ジョイント14を介して3軸の自由度をもって連結して
いる。伸縮アクチュエータ15のブラケット16による
下部基板12側の支持点の間隔は上部基板13側の支持
点の間隔よりも大きくしている。
【0022】図5は回転阻止機構20の構造を示し、
(a)は正面図、(b)は側面図である。回転阻止機構
20は、2自由度のユニバーサルジョイント22を介し
て下端が下部基板12の中央部に連結されるとともに上
端に互いに離間した2個のスリーブ23が固定された揺
動ロッド21と、上部基板13に上端が固定され下方に
延びる2本のスライドロッド24とからなっている。2
個のスリーブ23は互いに離間して揺動ロッド21と平
行とされ、上部基板13から延びるスライドロッド24
が各スリーブ23内をガイドされて摺動可能となってい
る。これにより、回転阻止機構20、およびこれに接続
された上部基板13は、ユニバーサルジョイント22を
支持点として3次元空間内の任意の方向に変位できる
が、ねじり力が加わっても下部基板12に対して上部基
板13は回転が阻止される。
(a)は正面図、(b)は側面図である。回転阻止機構
20は、2自由度のユニバーサルジョイント22を介し
て下端が下部基板12の中央部に連結されるとともに上
端に互いに離間した2個のスリーブ23が固定された揺
動ロッド21と、上部基板13に上端が固定され下方に
延びる2本のスライドロッド24とからなっている。2
個のスリーブ23は互いに離間して揺動ロッド21と平
行とされ、上部基板13から延びるスライドロッド24
が各スリーブ23内をガイドされて摺動可能となってい
る。これにより、回転阻止機構20、およびこれに接続
された上部基板13は、ユニバーサルジョイント22を
支持点として3次元空間内の任意の方向に変位できる
が、ねじり力が加わっても下部基板12に対して上部基
板13は回転が阻止される。
【0023】以上の構成により、3脚ロボット11はそ
の各駆動モータ18の駆動による3本の伸縮アクチュエ
ータ15A、15B、15Cの伸縮量によって、上部基
板13を伸縮量の制限範囲内で任意の位置に移動させる
ことができる。
の各駆動モータ18の駆動による3本の伸縮アクチュエ
ータ15A、15B、15Cの伸縮量によって、上部基
板13を伸縮量の制限範囲内で任意の位置に移動させる
ことができる。
【0024】図2および図3に示されたように3本の伸
縮アクチュエータ15A、15B、15Cの長さが同一
で上部基板13が水平の状態から、3本の伸縮アクチュ
エータの少なくも1本を伸縮させると、上部基板13は
移動するとともに、例えば図5にも示されるように傾斜
することになる。
縮アクチュエータ15A、15B、15Cの長さが同一
で上部基板13が水平の状態から、3本の伸縮アクチュ
エータの少なくも1本を伸縮させると、上部基板13は
移動するとともに、例えば図5にも示されるように傾斜
することになる。
【0025】そこで本実施例では、図2、図3、図4に
示すように、上部基板13上に3軸回動ユニット30を
取り付け、そのクランプ取り付けプレートとしての後述
する第3プレートを上部基板の移動後も水平に保持しあ
るいは任意の方向に傾斜させることができるようにして
いる。3軸回動ユニット30は、制御モータで駆動され
る第1プレート、第2プレートおよび第3プレートを備
える。すなわち、第1プレート31は、第1制御モータ
33を備える第1駆動部32により上部基板13の中心
軸S1(第1軸、図5参照)を回転軸として上部基板1
3と平行な面内で回動可能に設けられている。
示すように、上部基板13上に3軸回動ユニット30を
取り付け、そのクランプ取り付けプレートとしての後述
する第3プレートを上部基板の移動後も水平に保持しあ
るいは任意の方向に傾斜させることができるようにして
いる。3軸回動ユニット30は、制御モータで駆動され
る第1プレート、第2プレートおよび第3プレートを備
える。すなわち、第1プレート31は、第1制御モータ
33を備える第1駆動部32により上部基板13の中心
軸S1(第1軸、図5参照)を回転軸として上部基板1
3と平行な面内で回動可能に設けられている。
【0026】第1軸と直交する第2軸S2には、当該第
2軸からオフセットして第2プレート35が設けられて
いる。 第2プレート35の中心を通る第3軸S3が第
2軸S2から放射方向に延び、この第3軸が第2制御モ
ータ37を備える第2駆動部36により第2軸まわりに
回動可能である。そして、第3プレート40は、第3制
御モータ42を備える第3駆動部41により第3軸S3
まわりに第2プレート35と平行な面内で回動可能とな
っている。上記第1軸S1、第2軸S2および第3軸S
3は同一の点で交わっている。
2軸からオフセットして第2プレート35が設けられて
いる。 第2プレート35の中心を通る第3軸S3が第
2軸S2から放射方向に延び、この第3軸が第2制御モ
ータ37を備える第2駆動部36により第2軸まわりに
回動可能である。そして、第3プレート40は、第3制
御モータ42を備える第3駆動部41により第3軸S3
まわりに第2プレート35と平行な面内で回動可能とな
っている。上記第1軸S1、第2軸S2および第3軸S
3は同一の点で交わっている。
【0027】第1、第2および第3制御モータ33、3
7、42はいずれもステッピングモータで構成される。
これにより、上部基板13が傾斜しても、各プレート3
1、35を制御的に回動させることにより、第3プレー
ト40を水平その他任意の姿勢に制御することができ
る。これらのステッピングモータにもブレーキ機構が内
蔵され、それぞれのプレートの回動後の位置の保持力を
高めるようになっている。第1プレート31、第2プレ
ート35および第3プレート40にはそれぞれその回動
の初期位置(ゼロ点)や回動限界を示すためのリミット
スイッチ43が付設されている。
7、42はいずれもステッピングモータで構成される。
これにより、上部基板13が傾斜しても、各プレート3
1、35を制御的に回動させることにより、第3プレー
ト40を水平その他任意の姿勢に制御することができ
る。これらのステッピングモータにもブレーキ機構が内
蔵され、それぞれのプレートの回動後の位置の保持力を
高めるようになっている。第1プレート31、第2プレ
ート35および第3プレート40にはそれぞれその回動
の初期位置(ゼロ点)や回動限界を示すためのリミット
スイッチ43が付設されている。
【0028】伸縮アクチュエータ15の駆動モータ18
と3軸回動ユニット30の第1、第2および第3制御モ
ータ33、37、42は、図6に示すように、制御装置
4からの制御指令によってそれぞれモータドライバ5を
介して作動し、指令にしたがった角度だけ回転して、正
確な伸縮アクチュエータ15の伸縮量あるいは3軸回動
ユニット30の各プレートの回動角を得る。3軸回動ユ
ニット30の上記第3プレート40がクランプ取り付け
プレートとなり、この上面にクランプ60が取り付けら
れる。なお、制御装置4は、CPU45と内部メモリ4
6を備え、また入力部としてのキーボード7と、LCD
などの表示部8を接続している。
と3軸回動ユニット30の第1、第2および第3制御モ
ータ33、37、42は、図6に示すように、制御装置
4からの制御指令によってそれぞれモータドライバ5を
介して作動し、指令にしたがった角度だけ回転して、正
確な伸縮アクチュエータ15の伸縮量あるいは3軸回動
ユニット30の各プレートの回動角を得る。3軸回動ユ
ニット30の上記第3プレート40がクランプ取り付け
プレートとなり、この上面にクランプ60が取り付けら
れる。なお、制御装置4は、CPU45と内部メモリ4
6を備え、また入力部としてのキーボード7と、LCD
などの表示部8を接続している。
【0029】以上のように構成された位置決め保持装置
10において、伸縮アクチュエータ15を伸縮させてク
ランプ取り付けプレート(第3プレート40)に取付け
られたクランプ60を移動させるとき、制御装置4は図
7に示すような流れで3軸回動ユニット30を作動さ
せ、クランプ取り付けプレートの姿勢を一定に維持する
ように位置決め保持装置の制御を行う。
10において、伸縮アクチュエータ15を伸縮させてク
ランプ取り付けプレート(第3プレート40)に取付け
られたクランプ60を移動させるとき、制御装置4は図
7に示すような流れで3軸回動ユニット30を作動さ
せ、クランプ取り付けプレートの姿勢を一定に維持する
ように位置決め保持装置の制御を行う。
【0030】まずステップ101において、クランプ部
を移動させるべき指令が発せられているかどうかを判断
する。これは、制御装置のキーボード7の操作、あるい
は制御装置に接続したJOGレバー9が操作の有無をチ
ェックすることにより行われる。ここで移動指令が発せ
られている場合には、ステップ102に進んで、駆動モ
ータを駆動して伸縮アクチュエータ15A、15B、1
5Cを伸縮させて、クランプ部を移動させる。
を移動させるべき指令が発せられているかどうかを判断
する。これは、制御装置のキーボード7の操作、あるい
は制御装置に接続したJOGレバー9が操作の有無をチ
ェックすることにより行われる。ここで移動指令が発せ
られている場合には、ステップ102に進んで、駆動モ
ータを駆動して伸縮アクチュエータ15A、15B、1
5Cを伸縮させて、クランプ部を移動させる。
【0031】そして、ステップ103において、各伸縮
アクチュエータ15A、15B、15Cの伸縮量はクラ
ンプ中心Pの位置座標(X,Y,Z)から演算する。つ
いで、ステップ104で、位置座標(X,Y,Z)から
3軸回動ユニット30の第3プレート40の角度(A
R,BR)を演算する。ここでARは水平面と第3軸S
3の角度、BRは第3軸S3まわりの基準位置からの角
度である。
アクチュエータ15A、15B、15Cの伸縮量はクラ
ンプ中心Pの位置座標(X,Y,Z)から演算する。つ
いで、ステップ104で、位置座標(X,Y,Z)から
3軸回動ユニット30の第3プレート40の角度(A
R,BR)を演算する。ここでARは水平面と第3軸S
3の角度、BRは第3軸S3まわりの基準位置からの角
度である。
【0032】そしてステップ105で、第3プレート4
0の角度(AR,BR)から伸縮前の姿勢にするための
3軸回動ユニットの3軸(S1、S2、S3)まわりの
回動量を演算する。ステップ106では、第1、第2お
よび第3制御モータ33、37、42を作動させ、上記
演算された回動量だけ3軸回動ユニット30の3軸を回
動させる。
0の角度(AR,BR)から伸縮前の姿勢にするための
3軸回動ユニットの3軸(S1、S2、S3)まわりの
回動量を演算する。ステップ106では、第1、第2お
よび第3制御モータ33、37、42を作動させ、上記
演算された回動量だけ3軸回動ユニット30の3軸を回
動させる。
【0033】このあと再びステップ101に戻って、移
動指令の有無を確認する。すなわち、まだクランプ中心
位置が目標位置に到達せず依然としてJOGレバー9等
の操作が継続しているときは、上記のフローが繰り返さ
れることになる。一方、ステップ101における判断の
結果、JOGレバー9等が操作されておらず移動指令が
ない場合には、制御が終了する。こうして、姿勢を一定
に維持したままクランプが移動されるから、ティーチン
グが極めて容易に行える。
動指令の有無を確認する。すなわち、まだクランプ中心
位置が目標位置に到達せず依然としてJOGレバー9等
の操作が継続しているときは、上記のフローが繰り返さ
れることになる。一方、ステップ101における判断の
結果、JOGレバー9等が操作されておらず移動指令が
ない場合には、制御が終了する。こうして、姿勢を一定
に維持したままクランプが移動されるから、ティーチン
グが極めて容易に行える。
【0034】また逆に、基準の位置座標(0,0,0)
に対するクランプ中心Pの位置座標(X,Y,Z)とク
ランプ取り付けプレート(第3プレート40)の角度
(AR,BR)のデータを制御装置4に入力することに
よって、各伸縮アクチュエータ15A、15B、15C
の伸縮量と3軸回動ユニット30の3軸の回動量とを演
算させ、駆動モータ18および制御モータ33、37、
42を駆動することにより、クランプの位置及び姿勢を
制御できるから、例えばCADデータの入力によるセッ
ティングも容易に行える。なお、クランプ中心Pの位置
座標、クランプ取り付けプレートの角度、伸縮アクチュ
エータの伸縮量および3軸回動ユニットの3軸の回動量
間の変換演算は、3角形の幾何計算に過ぎないから、任
意のステップ順でプログラムを作成してよい。
に対するクランプ中心Pの位置座標(X,Y,Z)とク
ランプ取り付けプレート(第3プレート40)の角度
(AR,BR)のデータを制御装置4に入力することに
よって、各伸縮アクチュエータ15A、15B、15C
の伸縮量と3軸回動ユニット30の3軸の回動量とを演
算させ、駆動モータ18および制御モータ33、37、
42を駆動することにより、クランプの位置及び姿勢を
制御できるから、例えばCADデータの入力によるセッ
ティングも容易に行える。なお、クランプ中心Pの位置
座標、クランプ取り付けプレートの角度、伸縮アクチュ
エータの伸縮量および3軸回動ユニットの3軸の回動量
間の変換演算は、3角形の幾何計算に過ぎないから、任
意のステップ順でプログラムを作成してよい。
【0035】つぎに、この変換演算について簡単に説明
する。図8に示すように、回転阻止機構20下端のユバ
ーサルジョイントを基準位置すなわち原点座標O(0,
0,0)とすると、第1軸S1が上部基板13を貫通し
て第2軸S2と交わる点Bから原点Oまでが一直線で表
わせる。この図上では、第1軸S1が第1駆動部32に
より回転しても点Bの位置は変化しない。交点Bでは第
2軸S2まわりに第3軸S3が所定角度回動して延び、
この第3軸S3にそって交点Bから第3プレート40お
よびワークの中心点であるクランプ中心Pが一直線に並
んでいる。第3軸S3が第3駆動部41によって回転し
ても各点B、Pおよび第3プレート40の点Tの位置は
変化しない。
する。図8に示すように、回転阻止機構20下端のユバ
ーサルジョイントを基準位置すなわち原点座標O(0,
0,0)とすると、第1軸S1が上部基板13を貫通し
て第2軸S2と交わる点Bから原点Oまでが一直線で表
わせる。この図上では、第1軸S1が第1駆動部32に
より回転しても点Bの位置は変化しない。交点Bでは第
2軸S2まわりに第3軸S3が所定角度回動して延び、
この第3軸S3にそって交点Bから第3プレート40お
よびワークの中心点であるクランプ中心Pが一直線に並
んでいる。第3軸S3が第3駆動部41によって回転し
ても各点B、Pおよび第3プレート40の点Tの位置は
変化しない。
【0036】第3プレートすなわちクランプ取り付けプ
レートの座標をT(XT,YT,ZT)、またその角度
を(AR,BR)のかわりにここでは各座標軸基準で表
わした(XR,YR,ZR)とする。
レートの座標をT(XT,YT,ZT)、またその角度
を(AR,BR)のかわりにここでは各座標軸基準で表
わした(XR,YR,ZR)とする。
【外1】 まず、クランプ中心Pの座標と角度が設定されると、ク
ランプ取り付けプレートの座標T(XT,YT,ZT)
と角度(XR,YR,ZR)は一義的に求められる。
ランプ取り付けプレートの座標T(XT,YT,ZT)
と角度(XR,YR,ZR)は一義的に求められる。
【0037】つぎに、点BからT(XT,YT,ZT)
へのベクトルを、図9に示すように、
へのベクトルを、図9に示すように、
【数1】 となり、これより以下のようにB点の座標B(XB,Y
B,ZB)が求められる。 XB=XT−vx YB=YT−vy ZB=ZT−vz また、上部基板13の点Sが点O−Bを結ぶ一直線上に
あることから、B点座標が求まれば比例関係によってそ
の座標S(XS,YS,ZS)も求められる。なおここ
では後述する伸縮アクチュエータの長さ演算に便利なよ
うに、点Sは3つのボールジョイント14を含む平面上
に設定する。
B,ZB)が求められる。 XB=XT−vx YB=YT−vy ZB=ZT−vz また、上部基板13の点Sが点O−Bを結ぶ一直線上に
あることから、B点座標が求まれば比例関係によってそ
の座標S(XS,YS,ZS)も求められる。なおここ
では後述する伸縮アクチュエータの長さ演算に便利なよ
うに、点Sは3つのボールジョイント14を含む平面上
に設定する。
【0038】B点座標が求まれば、原点と結ぶ線分BO
の長さとその角度が決定されるから、図10の三角形O
BTに余弦定理を適用して、点Bにおける第2軸S2の
動作角度θbが次のように求められる。2S=OT+O
B+BTとして θb=180°−2sin-1((S−OB)・(S−B
T)/(OB・BT))1/2
の長さとその角度が決定されるから、図10の三角形O
BTに余弦定理を適用して、点Bにおける第2軸S2の
動作角度θbが次のように求められる。2S=OT+O
B+BTとして θb=180°−2sin-1((S−OB)・(S−B
T)/(OB・BT))1/2
【0039】つぎに、第1軸S1の動作角度θsは、T
を通りB’で線分BOの延長線と直交する平面において
B’からTへのベクトルと回転動作前のベクトルとの角
度から求められる。図11のように、点B’の座標を
B’(XB’,YB’,ZB’)、
を通りB’で線分BOの延長線と直交する平面において
B’からTへのベクトルと回転動作前のベクトルとの角
度から求められる。図11のように、点B’の座標を
B’(XB’,YB’,ZB’)、
【外2】 回転阻止機構のY軸方向傾きをθ2として、 xv1=XB’ yv1=YB’+cosθ2 zv1=ZB’−sinθ2 となる。
【0040】これより、
【数2】 そして、第3軸S3の動作角度θtは、 θt=ZR−θs となる。
【0041】前述のように第1軸S1上の上部基板13
の座標S(XS,YS,ZS)が得られると、次には伸
縮アクチュエータ15の長さを求めることができる。ま
ず、図12のように、3本の伸縮アクチュエータ15
A、15B、15Cの下部基板12側の回動支点の座標
をそれぞれ(x01,y01,z01)、(x02,y02、z0
2)、(x03,y03,z03)とし、上部基板13側の回
動支点(ボールジョイント)の座標をそれぞれ(x11,
y11,z11)、(x12,y12,z12)、(x13,y13,
z13)とする。そして、各伸縮アクチュエータの回動支
点間の長さをL1、L2、L3、点Sと上側回動支点の
距離をwsとする。
の座標S(XS,YS,ZS)が得られると、次には伸
縮アクチュエータ15の長さを求めることができる。ま
ず、図12のように、3本の伸縮アクチュエータ15
A、15B、15Cの下部基板12側の回動支点の座標
をそれぞれ(x01,y01,z01)、(x02,y02、z0
2)、(x03,y03,z03)とし、上部基板13側の回
動支点(ボールジョイント)の座標をそれぞれ(x11,
y11,z11)、(x12,y12,z12)、(x13,y13,
z13)とする。そして、各伸縮アクチュエータの回動支
点間の長さをL1、L2、L3、点Sと上側回動支点の
距離をwsとする。
【0042】回転阻止機構のX軸方向傾きをθ1、Y軸
方向傾きをθ2とすると、 tanθ1=XS/ZS tanθ2=YS/ZS であり、上側回動支点の座標はそれぞれ次のようにな
る。 (伸縮アクチュエータ15A) x11=XS y11=YS−ws・cosθ2 z11=ZS+ws・sinθ2 (伸縮アクチュエータ15B) x12=XS−ws・cos30°・cosθ1 y12=YS+ws・sin30°・cosθ2 z12=ZS−ws・sin30°・sinθ2+ws・
cos30°・sinθ1 (伸縮アクチュエータ15C) x13=XS+ws・cos30°・cosθ1 y13=YS+ws・sin30°・cosθ2 z13=ZS−ws・sin30°・sinθ2−ws・
cos30°・sinθ1
方向傾きをθ2とすると、 tanθ1=XS/ZS tanθ2=YS/ZS であり、上側回動支点の座標はそれぞれ次のようにな
る。 (伸縮アクチュエータ15A) x11=XS y11=YS−ws・cosθ2 z11=ZS+ws・sinθ2 (伸縮アクチュエータ15B) x12=XS−ws・cos30°・cosθ1 y12=YS+ws・sin30°・cosθ2 z12=ZS−ws・sin30°・sinθ2+ws・
cos30°・sinθ1 (伸縮アクチュエータ15C) x13=XS+ws・cos30°・cosθ1 y13=YS+ws・sin30°・cosθ2 z13=ZS−ws・sin30°・sinθ2−ws・
cos30°・sinθ1
【0043】これより、 L12 =(x11−x01)2 +(y11−y01)2 +(z11
−z01)2 L22 =(x12−x02)2 +(y12−y02)2 +(z12
−z02)2 L32 =(x13−x03)2 +(y13−y03)2 +(z13
−z03)2 が得られるので、各伸縮アクチュエータの長さが求めら
れることになる。このようにして、伸縮アクチュエータ
の伸縮量の演算ならびに3軸回動ユニットの3軸の回動
量間の変換が可能である。
−z01)2 L22 =(x12−x02)2 +(y12−y02)2 +(z12
−z02)2 L32 =(x13−x03)2 +(y13−y03)2 +(z13
−z03)2 が得られるので、各伸縮アクチュエータの長さが求めら
れることになる。このようにして、伸縮アクチュエータ
の伸縮量の演算ならびに3軸回動ユニットの3軸の回動
量間の変換が可能である。
【0044】図13はクランプ60として用いられる自
動調芯型のクランプの構造を示し、(a)は正面図、
(b)は平面図である。基体ブロック61にエアシリン
ダが形成され、エアシリンダに挿通されたピストンロッ
ド62、63が左右両方向に延びてその先端にホルダ6
4、64が固定されている。基体ブロック61が3軸回
動ユニットの第3プレート40上に取り付けられ、エア
シリンダは図示しないエア供給源に接続される。
動調芯型のクランプの構造を示し、(a)は正面図、
(b)は平面図である。基体ブロック61にエアシリン
ダが形成され、エアシリンダに挿通されたピストンロッ
ド62、63が左右両方向に延びてその先端にホルダ6
4、64が固定されている。基体ブロック61が3軸回
動ユニットの第3プレート40上に取り付けられ、エア
シリンダは図示しないエア供給源に接続される。
【0045】ホルダ64にはそれぞれ爪65が取り付け
られ、エアシリンダへのエア圧制御により排気管のパイ
プ91を仮想線で示すように挟んで保持し、あるいは実
線で示すように解放する。パイプ91を挟む際には、左
右のホルダ64は図示しないリンケージにより互いに同
一ストロークで接近方向に移動し、パイプを常にクラン
プ中心Pを通る中央線M上に保持する。
られ、エアシリンダへのエア圧制御により排気管のパイ
プ91を仮想線で示すように挟んで保持し、あるいは実
線で示すように解放する。パイプ91を挟む際には、左
右のホルダ64は図示しないリンケージにより互いに同
一ストロークで接近方向に移動し、パイプを常にクラン
プ中心Pを通る中央線M上に保持する。
【0046】また変形例として、図14に示すような構
成のものも使用できる。これは、基体ブロック61’の
一側のみにピストンロッド62が延びてその先端にホル
ダ64が固定され、基体ブロックの他側には受け爪66
が固定されたものである。基体ブロック61’のエアシ
リンダへのエア圧供給により、ホルダ64に取付けられ
た爪65が排気管のパイプ91を受け爪66に押し付け
て保持する。これによっても受け爪66の位置が固定さ
れているから、クランプ位置を容易に確定することがで
きる。
成のものも使用できる。これは、基体ブロック61’の
一側のみにピストンロッド62が延びてその先端にホル
ダ64が固定され、基体ブロックの他側には受け爪66
が固定されたものである。基体ブロック61’のエアシ
リンダへのエア圧供給により、ホルダ64に取付けられ
た爪65が排気管のパイプ91を受け爪66に押し付け
て保持する。これによっても受け爪66の位置が固定さ
れているから、クランプ位置を容易に確定することがで
きる。
【0047】図15は、排気管のパイプ端部に溶接され
るフランジを保持するためのクランプ50として用いら
れる他の構造例を示し、(a)は解放状態、(b)は保
持状態を示す平面図である。固定ベース51の前端に突
き当てブロック52が設けられ、後端側にはエアシリン
ダが形成された基体ブロック53が設けられている。エ
アシリンダに挿通されたピストンロッド54に固定され
た可動バー55が突き当てブロック52と基体ブロック
53の間を前後方向に移動可能とされ、可動バー55の
左右端には保持レバー56の後端が支持されている。
るフランジを保持するためのクランプ50として用いら
れる他の構造例を示し、(a)は解放状態、(b)は保
持状態を示す平面図である。固定ベース51の前端に突
き当てブロック52が設けられ、後端側にはエアシリン
ダが形成された基体ブロック53が設けられている。エ
アシリンダに挿通されたピストンロッド54に固定され
た可動バー55が突き当てブロック52と基体ブロック
53の間を前後方向に移動可能とされ、可動バー55の
左右端には保持レバー56の後端が支持されている。
【0048】保持レバー56には長手方向にカム穴57
が形成され、突き当てブロック52の左右端部に設けた
ピン58とカム穴57が係合している。保持レバー56
は前端にL字型の押さえ部59を備えている。カム穴5
7は保持レバー56の後端側で内側に偏位し、前端側で
外側に偏位している。ピストンロッド54が伸長して可
動バー55が突き当てブロック52側へ移動すると、
(a)に示すように、保持レバー56はその前端が外方
向へ開いた状態となる。この状態でフランジ90を突き
当てブロック52にセットし、またパイプ91をフラン
ジの穴に挿し込む。突き当てブロック52にはフランジ
90のボルト穴に整合するピン52aが設けられてフラ
ンジを位置決めするとともに、凹部52bを形成してパ
イプ差込量を規定するようになっている。
が形成され、突き当てブロック52の左右端部に設けた
ピン58とカム穴57が係合している。保持レバー56
は前端にL字型の押さえ部59を備えている。カム穴5
7は保持レバー56の後端側で内側に偏位し、前端側で
外側に偏位している。ピストンロッド54が伸長して可
動バー55が突き当てブロック52側へ移動すると、
(a)に示すように、保持レバー56はその前端が外方
向へ開いた状態となる。この状態でフランジ90を突き
当てブロック52にセットし、またパイプ91をフラン
ジの穴に挿し込む。突き当てブロック52にはフランジ
90のボルト穴に整合するピン52aが設けられてフラ
ンジを位置決めするとともに、凹部52bを形成してパ
イプ差込量を規定するようになっている。
【0049】ピストンロッド54が縮短して可動バー5
5が基体ブロック53側へ移動すると、(b)に示すよ
うに、保持レバー56はその前端が内方向へ回動すると
ともに後方へ移動して、フランジ90を突き当てブロッ
ク52に押さえつける。
5が基体ブロック53側へ移動すると、(b)に示すよ
うに、保持レバー56はその前端が内方向へ回動すると
ともに後方へ移動して、フランジ90を突き当てブロッ
ク52に押さえつける。
【0050】本実施例では以上のように、複数の位置決
め保持装置10A、10B、10C、10Dをベース上
に設置し、保持対象である排気管の部品材料に応じたク
ランプ50、60あるいは70を取付けている。 そ
して、その主な使用態様としては、保持部位に応じ、さ
らには部品機種に対応させて、各位置決め保持装置にお
ける伸縮アクチュエータ15の伸縮量および3軸回動ユ
ニット30の3軸の回動量をティーチングあるいはデー
タ入力により設定する。これらの伸縮量および回動量に
関するデータは次回の再使用のため保存される。
め保持装置10A、10B、10C、10Dをベース上
に設置し、保持対象である排気管の部品材料に応じたク
ランプ50、60あるいは70を取付けている。 そ
して、その主な使用態様としては、保持部位に応じ、さ
らには部品機種に対応させて、各位置決め保持装置にお
ける伸縮アクチュエータ15の伸縮量および3軸回動ユ
ニット30の3軸の回動量をティーチングあるいはデー
タ入力により設定する。これらの伸縮量および回動量に
関するデータは次回の再使用のため保存される。
【0051】図16は、位置決め保持装置10を制御す
る際の、制御装置4におけるモード別動作を示す図であ
る。ステップ200で制御装置4の電源がオンされる
と、ステップ201でモード選択を行う。ここでは、選
択可能のモードとして「ティーチング」、「手動」、
「自動」および「データ」の4モードが表示部8に表示
され、操作者がキーボード7から選択するモードを入力
する。
る際の、制御装置4におけるモード別動作を示す図であ
る。ステップ200で制御装置4の電源がオンされる
と、ステップ201でモード選択を行う。ここでは、選
択可能のモードとして「ティーチング」、「手動」、
「自動」および「データ」の4モードが表示部8に表示
され、操作者がキーボード7から選択するモードを入力
する。
【0052】「ティーチング」が選択されると、ステッ
プ202に進み、これから設定する位置のポイント番号
を選択する。ポイント番号として例えば1から100ま
での範囲で選択できるようになっている。ポイント番号
が選択され、ステップ203で選択の確認、設定が済む
と、ステップ204で、各伸縮アクチュエータ15と3
軸回動ユニット30の3軸の原点出し、すなわち基準位
置確認がなされているかどうかをチェックする。原点出
しが済んでいない伸縮アクチュエータや軸については、
ステップ205でそれぞれ基準位置まで戻す原点復帰を
行う。
プ202に進み、これから設定する位置のポイント番号
を選択する。ポイント番号として例えば1から100ま
での範囲で選択できるようになっている。ポイント番号
が選択され、ステップ203で選択の確認、設定が済む
と、ステップ204で、各伸縮アクチュエータ15と3
軸回動ユニット30の3軸の原点出し、すなわち基準位
置確認がなされているかどうかをチェックする。原点出
しが済んでいない伸縮アクチュエータや軸については、
ステップ205でそれぞれ基準位置まで戻す原点復帰を
行う。
【0053】すべての伸縮アクチュエータ15と3軸回
動ユニット30の軸の原点出しが済むと、ステップ20
6において、JOGレバー9を操作してクランプを移
動、位置決めする。ステップ207では、JOGレバー
の操作に伴って、各伸縮アクチュエータ15と3軸回動
ユニット30の3軸のそれぞれの変位量(伸縮量、回動
量)データが表示部8に表示される。
動ユニット30の軸の原点出しが済むと、ステップ20
6において、JOGレバー9を操作してクランプを移
動、位置決めする。ステップ207では、JOGレバー
の操作に伴って、各伸縮アクチュエータ15と3軸回動
ユニット30の3軸のそれぞれの変位量(伸縮量、回動
量)データが表示部8に表示される。
【0054】あわせて、ステップ208では、上記変位
量による結果としてのクランプ部の現在位置の座標、す
なわちクランプ中心Pの位置座標(X,Y,Z)とクラ
ンプ取り付けプレート(第3プレート40)の角度(A
R,BR)のデータが表示部8に表示される。ステップ
207と208の表示データはスイッチ操作等により交
互に切替えることができる。
量による結果としてのクランプ部の現在位置の座標、す
なわちクランプ中心Pの位置座標(X,Y,Z)とクラ
ンプ取り付けプレート(第3プレート40)の角度(A
R,BR)のデータが表示部8に表示される。ステップ
207と208の表示データはスイッチ操作等により交
互に切替えることができる。
【0055】最後にステップ209で、キーボード7の
決定キーを押すと、上記の位置座標データがステップ2
03で設定されたポイント番号のデータとして内部メモ
リ46に記憶保存される。
決定キーを押すと、上記の位置座標データがステップ2
03で設定されたポイント番号のデータとして内部メモ
リ46に記憶保存される。
【0056】ステップ201で「手動」モードが選択さ
れた場合には、ステップ210へ進み、変位させる伸縮
アクチュエータ15あるいは3軸回動ユニット30の軸
を選択する。すべてを選択することもできるが、特定の
軸あるいは伸縮アクチュエータを選択することによりそ
の選択されたもののみを移動させることもできる。
れた場合には、ステップ210へ進み、変位させる伸縮
アクチュエータ15あるいは3軸回動ユニット30の軸
を選択する。すべてを選択することもできるが、特定の
軸あるいは伸縮アクチュエータを選択することによりそ
の選択されたもののみを移動させることもできる。
【0057】続いてステップ211で、JOGレバー9
を操作してクランプを移動、位置決めする。ステップ2
12では、JOGレバーの操作に伴って、各伸縮アクチ
ュエータ15と3軸回動ユニット30の3軸のそれぞれ
の変位量データが表示部8に表示され、ステップ213
では、現在位置の座標データが表示部8に表示される。
これにより、表示データを確認しながら任意の位置およ
び姿勢にクランプを移動することができる。
を操作してクランプを移動、位置決めする。ステップ2
12では、JOGレバーの操作に伴って、各伸縮アクチ
ュエータ15と3軸回動ユニット30の3軸のそれぞれ
の変位量データが表示部8に表示され、ステップ213
では、現在位置の座標データが表示部8に表示される。
これにより、表示データを確認しながら任意の位置およ
び姿勢にクランプを移動することができる。
【0058】つぎに、「自動」モードは前述の「ティー
チング」あるいは後述の「データ」モードによりすでに
位置座標データが内部メモリ46に記憶保存されている
場合に用いられる。ステップ201で「自動」モードが
選択された場合には、ステップ220へ進み、まず各伸
縮アクチュエータ15と3軸回動ユニット30の3軸の
原点出しをチェックする。原点出しが済んでいない伸縮
アクチュエータや軸があるときは、ステップ221でそ
れぞれ基準位置まで戻す原点復帰を行う。
チング」あるいは後述の「データ」モードによりすでに
位置座標データが内部メモリ46に記憶保存されている
場合に用いられる。ステップ201で「自動」モードが
選択された場合には、ステップ220へ進み、まず各伸
縮アクチュエータ15と3軸回動ユニット30の3軸の
原点出しをチェックする。原点出しが済んでいない伸縮
アクチュエータや軸があるときは、ステップ221でそ
れぞれ基準位置まで戻す原点復帰を行う。
【0059】すべての伸縮アクチュエータ15と3軸回
動ユニット30の軸の原点出しが済むと、ステップ22
2において、ポイント番号およびプログラム番号の選択
を行う。ここでは、位置決め保持装置10に取付けられ
るクランプの種類やサイズその他のパラメータの相違に
対応して、複数のプログラムが用意されている。
動ユニット30の軸の原点出しが済むと、ステップ22
2において、ポイント番号およびプログラム番号の選択
を行う。ここでは、位置決め保持装置10に取付けられ
るクランプの種類やサイズその他のパラメータの相違に
対応して、複数のプログラムが用意されている。
【0060】ステップ223でポイント番号およびプロ
グラム番号の確認、設定が済むと、ステップ224で、
選択されたプログラムが起動する。そして、ステップ2
25で、当該ポイント番号に設定された位置座標を得る
ように伸縮アクチュエータと3軸回動ユニットの変位量
を演算し、各モータを駆動して、設定された位置へ移動
させる。このあと、ステップ222へ戻り、次の位置決
め保持装置についてのポイント番号およびプログラム番
号選択に移る。
グラム番号の確認、設定が済むと、ステップ224で、
選択されたプログラムが起動する。そして、ステップ2
25で、当該ポイント番号に設定された位置座標を得る
ように伸縮アクチュエータと3軸回動ユニットの変位量
を演算し、各モータを駆動して、設定された位置へ移動
させる。このあと、ステップ222へ戻り、次の位置決
め保持装置についてのポイント番号およびプログラム番
号選択に移る。
【0061】次に、「データ」モードは、ポイントごと
の位置データの確認と書き込みを行なう。まずステップ
201で「データ」モードが選択されると、ステップ2
30へ進み、これから設定する位置のポイント番号を選
択する。 ポイント番号が選択され、ステップ231で
選択の確認、設定が済むと、ステップ232で各伸縮ア
クチュエータ15と3軸回動ユニット30の3軸につい
て、現在のそれぞれの変位量データが表示部8に表示さ
れ、またステップ233で、位置座標データが表示され
る。変位量データと位置座標データはスイッチ等で切替
え表示できる。
の位置データの確認と書き込みを行なう。まずステップ
201で「データ」モードが選択されると、ステップ2
30へ進み、これから設定する位置のポイント番号を選
択する。 ポイント番号が選択され、ステップ231で
選択の確認、設定が済むと、ステップ232で各伸縮ア
クチュエータ15と3軸回動ユニット30の3軸につい
て、現在のそれぞれの変位量データが表示部8に表示さ
れ、またステップ233で、位置座標データが表示され
る。変位量データと位置座標データはスイッチ等で切替
え表示できる。
【0062】ステップ234で、キーボード7から設定
変更を入力すると、データ入力可能状態となり、ステッ
プ235において新たな位置座標データを入力する。ス
テップ236では新たな位置座標を得るための変位量デ
ータが表示部8に表示される。最後にステップ237
で、キーボード7の決定キーを押すと、上記の位置座標
データがステップ230で設定されたポイント番号のデ
ータとして内部メモリ46に記憶保存される。
変更を入力すると、データ入力可能状態となり、ステッ
プ235において新たな位置座標データを入力する。ス
テップ236では新たな位置座標を得るための変位量デ
ータが表示部8に表示される。最後にステップ237
で、キーボード7の決定キーを押すと、上記の位置座標
データがステップ230で設定されたポイント番号のデ
ータとして内部メモリ46に記憶保存される。
【0063】なお、上記実施例では、排気管を構成する
部品材料を保持固定する治具の主要機能について説明し
たが、工場の生産ラインにおいては、単に保持固定する
だけでなく、一部のクランプは解放し、特定のクランプ
のみ保持状態を維持したまま伸縮アクチュエータ15と
3軸回動ユニット30を駆動することにより、部品材料
あるいは組み立て完了品を搬入搬出することもできる。
また、これにより、予めプログラムしておくことによ
り、治具の瞬間段取りも可能で、複数機種の混流生産に
も適用容易である。なおまた、「ティーチング」や「デ
ータ」モードで記憶保存するデータは、内部メモリ46
のほか、他の種々の記憶媒体に保存しておくことができ
る。
部品材料を保持固定する治具の主要機能について説明し
たが、工場の生産ラインにおいては、単に保持固定する
だけでなく、一部のクランプは解放し、特定のクランプ
のみ保持状態を維持したまま伸縮アクチュエータ15と
3軸回動ユニット30を駆動することにより、部品材料
あるいは組み立て完了品を搬入搬出することもできる。
また、これにより、予めプログラムしておくことによ
り、治具の瞬間段取りも可能で、複数機種の混流生産に
も適用容易である。なおまた、「ティーチング」や「デ
ータ」モードで記憶保存するデータは、内部メモリ46
のほか、他の種々の記憶媒体に保存しておくことができ
る。
【0064】実施例は以上のように構成され、ベース2
上に設置した3脚ロボット11と3軸回動ユニット30
を備える位置決め保持装置10にクランプを取り付け、
位置決め保持装置10を制御することによりクランプを
任意の位置と姿勢にセット可能の治具としたので、車両
やバージョンごとに多数の異なる排気管を組み立てる場
合にもそれぞれ専用の治具に取り替える必要がないの
で、重筋作業から解放され、治具の段取りも短時間で済
むとともに、補用品対策として保管しておく治具の保管
スペースも少なくできるという効果を有する。
上に設置した3脚ロボット11と3軸回動ユニット30
を備える位置決め保持装置10にクランプを取り付け、
位置決め保持装置10を制御することによりクランプを
任意の位置と姿勢にセット可能の治具としたので、車両
やバージョンごとに多数の異なる排気管を組み立てる場
合にもそれぞれ専用の治具に取り替える必要がないの
で、重筋作業から解放され、治具の段取りも短時間で済
むとともに、補用品対策として保管しておく治具の保管
スペースも少なくできるという効果を有する。
【0065】また、位置決め保持装置10の伸縮アクチ
ュエータ15を伸縮させてクランプを移動させるとき、
制御装置4はクランプの姿勢を一定に維持するので、現
物合わせその他によるティーチングが容易である。そし
て、その際位置座標データの表示も行うから、設定位置
の確認も精確にできる。さらに、設定した位置座標およ
び対応する各軸の変位量データを記憶保存するので、こ
れらのデータを用いて必要な保持位置にクランプを配置
した治具を迅速に用意することができる。
ュエータ15を伸縮させてクランプを移動させるとき、
制御装置4はクランプの姿勢を一定に維持するので、現
物合わせその他によるティーチングが容易である。そし
て、その際位置座標データの表示も行うから、設定位置
の確認も精確にできる。さらに、設定した位置座標およ
び対応する各軸の変位量データを記憶保存するので、こ
れらのデータを用いて必要な保持位置にクランプを配置
した治具を迅速に用意することができる。
【0066】なお、実施例では水平のベース2上に複数
の位置決め保持装置10を設置しているが、これに限定
されず、複数の位置決め保持装置を縦型のベースの上下
に配置することもできる。また、実施例は排気管の部品
材料を保持するものであるが、保持対象はとくに限定さ
れない。さらには、保持対象の部品材料に応じて位置決
め保持装置は1基だけ設置されるものでもよい。さら
に、伸縮アクチュエータの駆動モータ18および3軸回
動ユニットの各制御モータ33、37、42にはいずれ
もステッピングモータを用いたが、このほかサーボモー
タも用いることができる。
の位置決め保持装置10を設置しているが、これに限定
されず、複数の位置決め保持装置を縦型のベースの上下
に配置することもできる。また、実施例は排気管の部品
材料を保持するものであるが、保持対象はとくに限定さ
れない。さらには、保持対象の部品材料に応じて位置決
め保持装置は1基だけ設置されるものでもよい。さら
に、伸縮アクチュエータの駆動モータ18および3軸回
動ユニットの各制御モータ33、37、42にはいずれ
もステッピングモータを用いたが、このほかサーボモー
タも用いることができる。
【0067】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、3本の伸縮ア
クチュエータを有する位置決め保持装置にクランプを取
り付け、制御装置からの指令に基づいて伸縮アクチュエ
ータの伸縮長さ(変位量)を変えることによりクランプ
の位置を変化可能としたので、ベース上に適宜数の位置
決め保持装置を設置し、クランプを任意位置にセットす
ることにより複数の保持対象に対応することができる。
これにより、保持対象ごとに専用の治具に取り替える必
要がなくなり、重筋作業から解放され、治具の段取りも
短時間で済むという効果を有する。また、補用品対策と
して保管しておく治具の保管スペースも少なくできる。
クチュエータを有する位置決め保持装置にクランプを取
り付け、制御装置からの指令に基づいて伸縮アクチュエ
ータの伸縮長さ(変位量)を変えることによりクランプ
の位置を変化可能としたので、ベース上に適宜数の位置
決め保持装置を設置し、クランプを任意位置にセットす
ることにより複数の保持対象に対応することができる。
これにより、保持対象ごとに専用の治具に取り替える必
要がなくなり、重筋作業から解放され、治具の段取りも
短時間で済むという効果を有する。また、補用品対策と
して保管しておく治具の保管スペースも少なくできる。
【0068】伸縮アクチュエータを下部基板と上部基板
の間に配置し、回転阻止機構を設けることにより、クラ
ンプの位置を制御することができ、さらに3軸回動ユニ
ットを取り付けることによりクランプの角度を任意に制
御することができる。
の間に配置し、回転阻止機構を設けることにより、クラ
ンプの位置を制御することができ、さらに3軸回動ユニ
ットを取り付けることによりクランプの角度を任意に制
御することができる。
【0069】3脚ロボットの伸縮アクチュエータおよび
3軸回動ユニットの駆動源としてそれぞれステッピング
モータまたはサーボモータを用い、その回転角を制御す
ることにより、演算手段で算出したそれぞれの変位量を
容易かつ確実に得ることができる。
3軸回動ユニットの駆動源としてそれぞれステッピング
モータまたはサーボモータを用い、その回転角を制御す
ることにより、演算手段で算出したそれぞれの変位量を
容易かつ確実に得ることができる。
【0070】そして、3脚ロボットによりクランプを移
動させる間または移動後、3軸回動ユニットを制御して
クランプの姿勢を維持するように構成することによりテ
ィーチング操作が容易となり、またティーチング結果の
変位量または関連する位置データを自動的に記憶手段に
保存することにより、次回の設定はその記憶データを選
択するだけの作業で済むという効果が得られる。さら
に、3脚ロボットまたは3軸回動ユニットの現在の変位
量または関連する位置データを表示することにより、テ
ィーチング等における設定状況を精度よく確認できる。
動させる間または移動後、3軸回動ユニットを制御して
クランプの姿勢を維持するように構成することによりテ
ィーチング操作が容易となり、またティーチング結果の
変位量または関連する位置データを自動的に記憶手段に
保存することにより、次回の設定はその記憶データを選
択するだけの作業で済むという効果が得られる。さら
に、3脚ロボットまたは3軸回動ユニットの現在の変位
量または関連する位置データを表示することにより、テ
ィーチング等における設定状況を精度よく確認できる。
【図1】本発明の実施例の全体構成を示す図である。
【図2】位置決め保持装置を示す正面図である。
【図3】位置決め保持装置を示す側面図である。
【図4】位置決め保持装置を示す平面図である。
【図5】回転阻止機構の構造を示す図である。
【図6】実施例の制御系統図である。
【図7】姿勢一定でクランプを移動させるときの制御の
流れを示すフローチャートである。
流れを示すフローチャートである。
【図8】変換演算に用いる座標点の関係を示す図であ
る。
る。
【図9】第3軸の姿勢を示すベクトル図である。
【図10】第2軸の動作角度演算の要領を示す説明図で
ある。
ある。
【図11】第1軸の動作角度演算の要領を示す説明図で
ある。
ある。
【図12】伸縮アクチュエータの長さ演算に用いる座標
点の関係を示す図である。
点の関係を示す図である。
【図13】クランプの構造例を示す図である。
【図14】クランプの変形例を示す図である。
【図15】クランプの他の構造例を示す図である。
【図16】位置決め保持装置の制御におけるモード別動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
1 排気管組立用治具 2 ベース 4 制御装置 5 モータドライバ 7 キーボード 8 表示部 9 JOGレバー 10 位置決め保持装置 11 3脚ロボット 12 下部基板 13 上部基板 14 ボールジョイント 15 伸縮アクチュエータ 16 ブラケット 17 回転ヨーク 18 駆動モータ 19 ロッド 20 回転阻止機構 21 揺動ロッド 22 ユニバーサルジョイント 23 スリーブ 24 スライドロッド 30 3軸回動ユニット 31 第1プレート 32 第1駆動部 33 第1制御モータ 35 第2プレート 36 第2駆動部 37 第2制御モータ 40 第3プレート 41 第3駆動部 42 第3制御モータ 43 リミットスイッチ 45 CPU 46 内部メモリ 50、60、70 クランプ 51 固定ベース 52 突き当てブロック 52a ピン 52b 凹部 53、61、61’ 基体ブロック 54、62、63 ピストンロッド 55 可動バー 56 保持レバー 57 カム穴 58 ピン 59 押さえ部 64 ホルダ 65 爪 66 受け爪 90、94 フランジ 91、93 パイプ 92 マフラー P クランプ中心 S1 中心軸(第1軸) S2 第2軸 S3 第3軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊池 大介 東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソ ニック株式会社内 (72)発明者 大河原 理広 東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソ ニック株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 ベース(2)と、該ベース上に設置さ
れ、3本の伸縮アクチュエータ(15)で構成した3脚
ロボット(11)を備える位置決め保持装置(10)
と、位置決め保持装置に取り付けられたクランプ(5
0、60、70)とを有し、制御装置(4)からの指令
に基づいて伸縮アクチュエータの伸縮長さを変えること
により、保持対象に対応してクランプの位置を変化可能
としたことを特徴とする汎用治具。 - 【請求項2】 前記3脚ロボット(11)は、前記3本
の伸縮アクチュエータ(15)が下部基板(12)と上
部基板(13)の間に配置されて構成されるとともに、
下部基板と上部基板の間にはさらに互いのねじれ回転を
阻止する回転阻止機構(20)が設けられ、前記位置決
め保持装置(10)はさらに、互いに直交する3軸まわ
りに回動可能の要素からなり前記3脚ロボットの上部基
板に取り付けられて前記制御装置(4)からの指令に基
づいて作動する3軸回動ユニット(30)を含むもので
あることを特徴とする請求項1記載の汎用治具。 - 【請求項3】 前記回転阻止機構(20)は、下部基板
(12)に2自由度をもって連結されるとともに所定の
離間距離を有する2つの平行なスリーブ(23)と、上
部基板に固定されて平行に延び、前記スリーブに案内さ
れる2本のスライドロッド(24)とからなることを特
徴とする請求項1または2記載の汎用治具。 - 【請求項4】 前記3脚ロボット(11)の伸縮アクチ
ュエータ(15)および3軸回動ユニット(30)はそ
の駆動源がそれぞれステッピングモータまたはサーボモ
ータ(18、33、37、42)であり、前記制御装置
(4)はクランプ位置に基づいてそれぞれの変位量を算
出する演算手段(5)を有し、該変位量に対応してステ
ッピングモータまたはサーボモータの回転角を制御する
ものであることを特徴とする請求項2または3記載の汎
用治具。 - 【請求項5】 前記制御装置(4)は、前記3脚ロボッ
ト(11)を作動させてクランプを移動させる間または
移動後、該クランプを所定の姿勢に維持するように前記
3軸回動ユニット(30)を制御するものであることを
特徴とする請求項4記載の汎用治具。 - 【請求項6】 前記制御装置(4)は、前記3脚ロボッ
ト(11)および3軸回動ユニット(30)を任意に作
動させる手動操作手段(7、9)と、記憶手段(6)を
有し、前記演算手段(5)はさらに手動操作手段により
作動させた3脚ロボットまたは3軸回動ユニットの変位
量または関連する位置データを演算し、前記記憶手段に
該変位量または関連する位置データを保存することを特
徴とする請求項4または5記載の汎用治具。 - 【請求項7】 前記制御装置(4)は表示部(8)を備
え、現在の3脚ロボット(11)または3軸回動ユニッ
ト(30)の変位量または関連する位置データを表示す
ることを特徴とする請求項4、5または6記載の汎用治
具。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10146384A JPH1177446A (ja) | 1997-07-11 | 1998-05-27 | 汎用治具 |
| US09/222,152 US6283361B1 (en) | 1998-05-27 | 1998-12-29 | General-purpose jig |
| EP98310807A EP1016495B1 (en) | 1998-05-27 | 1998-12-31 | General-purpose JIG |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20238697 | 1997-07-11 | ||
| JP9-202386 | 1997-07-11 | ||
| JP10146384A JPH1177446A (ja) | 1997-07-11 | 1998-05-27 | 汎用治具 |
| US09/222,152 US6283361B1 (en) | 1998-05-27 | 1998-12-29 | General-purpose jig |
| EP98310807A EP1016495B1 (en) | 1998-05-27 | 1998-12-31 | General-purpose JIG |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1177446A true JPH1177446A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=27443741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10146384A Pending JPH1177446A (ja) | 1997-07-11 | 1998-05-27 | 汎用治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1177446A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007038334A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Toyota Motor Corp | ワーク治具装置及びワーク支持方法 |
| JP4885314B1 (ja) * | 2011-01-05 | 2012-02-29 | 三菱重工業株式会社 | 管状部材固定用治具及びこれを用いた管状部材の組み立て方法 |
| JP2012148368A (ja) * | 2011-01-19 | 2012-08-09 | Kanto Auto Works Ltd | ワーク処理システム |
| CN103128478A (zh) * | 2013-03-07 | 2013-06-05 | 安徽建筑机械有限责任公司 | 塔式起重机标准节旋转工装 |
| CN107363482A (zh) * | 2017-07-25 | 2017-11-21 | 湖北江汉建筑工程机械有限公司 | 一种塔式起重机片式标准节制作工艺及工装 |
| JP2018047516A (ja) * | 2016-09-20 | 2018-03-29 | 平田機工株式会社 | 部品支持装置、制御方法および製造方法 |
| CN108655649A (zh) * | 2018-08-09 | 2018-10-16 | 福建工程学院 | 一种用于钢管车架搭接的定位夹具及方法 |
| JP2019025563A (ja) * | 2017-07-27 | 2019-02-21 | 日本精工株式会社 | 把持装置 |
| CN117644391A (zh) * | 2024-01-22 | 2024-03-05 | 西北工业大学 | 激光冲击超声滚压复合强化装置与强化方法 |
-
1998
- 1998-05-27 JP JP10146384A patent/JPH1177446A/ja active Pending
Cited By (12)
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