JPH1178138A - カラー感熱プリンタ - Google Patents

カラー感熱プリンタ

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JPH1178138A
JPH1178138A JP23666597A JP23666597A JPH1178138A JP H1178138 A JPH1178138 A JP H1178138A JP 23666597 A JP23666597 A JP 23666597A JP 23666597 A JP23666597 A JP 23666597A JP H1178138 A JPH1178138 A JP H1178138A
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JP
Japan
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roller
color
pressing
coloring layer
recording paper
Prior art date
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Application number
JP23666597A
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English (en)
Inventor
Naoki Takatori
直樹 高取
Katsuya Inena
克哉 稲名
Hidemi Sasaki
英美 佐々木
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像を劣化させずに、カラー感熱記録紙の余
白を小さくする。 【解決手段】 最初に熱記録が行われるイエロー感熱発
色層を定着するイエロー用定着器36をピンチローラ2
8の上方に配置し、ピンチローラ28の両側から、カラ
ー感熱記録紙16に紫外線を照射する。また、イエロー
用定着器36とピンチローラ28との間に、イエロー用
定着器36による紫外線の照射を妨害せずに、ピンチロ
ーラ28の撓みを防止してキャプスタンローラ27に均
一な圧力で圧接させる押さえローラ30を設け、カラー
感熱記録紙16の搬送の安定化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、往復動方式のカラ
ー感熱プリンタに関し、更に詳しくは、カラー感熱記録
紙の余白を少なくするカラー感熱プリンタに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】支持体上に、少なくとも3種類の感熱発
色層、例えばシアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,
イエロー感熱発色層を順に層設したカラー感熱記録紙を
用いて、フルカラー画像をプリントするカラー感熱プリ
ンタが知られている。このカラー感熱プリンタでは、プ
リントに際してサーマルヘッドをカラー感熱記録紙に押
し付け、熱感度が最も高いイエロー感熱発色層にイエロ
ー画像を1ラインずつ熱記録し、その直後にイエロー感
熱発色層に紫外線を照射して定着する。次にマゼンタ感
熱発色層にマゼンタ画像を熱記録してから、紫外線を照
射して定着する。最後に、シアン感熱発色層にシアン画
像を熱記録してフルカラー画像が得られる。
【0003】このような熱記録及び定着は、サーマルヘ
ッド及び定着器に対してカラー感熱記録紙が相対移動す
る間に行われる。カラー感熱記録紙を移動させる方式の
一つとして往復動方式がある。この往復動方式を用いた
カラー感熱プリンタは、図8(A)に示すように、モー
タにより回転駆動されるキャプスタンローラ2と、この
キャプスタンローラ2よりも小径のピンチローラ3とか
らなる搬送ローラ対4が用いられる。この搬送ローラ対
4でカラー感熱記録紙5をニップし、給紙側から排紙側
へと搬送する順方向と、排紙側から給紙側へと搬送する
逆方向とに交互に搬送しながら、プラテンローラ6とサ
ーマルヘッド7との間でカラー感熱記録紙5を加圧・加
熱して、イエロー,マゼンタ,シアンの3色を順次発色
記録する。
【0004】搬送ローラ対4の順方向の下流側には、イ
エロー感熱発色層とマゼンタ感熱発色層とを定着させる
ためのイエロー用定着器9と、マゼンタ用定着器10と
が配置されている。これらの定着器9,10は、カラー
感熱記録紙5の逆方向への搬送時に点灯する。
【0005】また、図9(A)に示すように、サーマル
ヘッド7と搬送ローラ対4との間に、イエロー用定着器
9を配置したカラー感熱プリンタもある。このカラー感
熱プリンタでは、イエロー用定着器9から放射される紫
外線が搬送ローラ対4やサーマルヘッド7によって遮ら
れないように配置されており、図8(A)に示すカラー
感熱プリンタよりも、カラー感熱記録紙5の搬送方向の
装置サイズが小さくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図8(B)に示すよう
に、搬送ローラ対を用いるキャプスタン方式のカラー感
熱プリンタでは、カラー感熱記録紙5の先端縁5aがサ
ーマルヘッド7とプラテンローラ6との間を通過して、
搬送ローラ対4にニップされてから熱記録が行われるた
め、プラテンローラ6から搬送ローラ対4までの距離L
a1に、搬送ローラ対4によるカラー感熱記録紙5の挟
み代α(例えば1mm)を加えた長さLa2が、カラー
感熱記録紙5の先端縁5aに形成される熱記録のできな
い余白部分となる。余白を小さくするには、La1を小
さくすればよいが、この距離La1はプラテンローラ6
の半径Rpとキャプスタンローラ2の半径Rcに、最小
の隙間を加えたものであるから、その値を小さくするこ
とには限界がある。
【0007】また、往復動方式のカラー感熱プリンタで
は、3色の画素にズレが生じないようにするために、全
ての感熱発色層への熱記録が終了するまで搬送ローラ対
4でカラー感熱記録紙5をニップしていることが必要で
ある。しかし、後端が搬送ローラ対4にニップされた状
態でイエロー用定着器9が消灯すると、イエロー用定着
器9に対面する部分は定着不足となる。他方、イエロー
用定着器9を点灯したままにすると、マゼンタ用定着器
10に近い部分が過定着となる。イエロー感熱発色層の
定着を適正に保つためには、搬送ローラ対4からイエロ
ー用定着器9の端部までの距離La3(イエロー用定着
器9の幅Ly+ピンチローラ3の半径Rn+最小隙間)
に、搬送ローラ対4による挟み代αを加えた長さLa4
をカラー感熱記録紙5の後端縁5bに形成される余白部
分とすればよい。しかしながら、この余白La4は、先
端縁5aの余白La2の2倍程度となってしまうという
問題があった。
【0008】後端縁5bの余白La4は、イエロー用定
着器9とカラー感熱記録紙5との間に、シャッタ装置等
設けて照射量を調節すれば小さくすることができるが、
装置が大型化し、更にコストアップとなるため低価格な
カラー感熱プリンタには採用できない。
【0009】図9(A)に示すカラー感熱プリンタで
は、同図(B)に示すように、後端縁5bの余白Lb4
を、前述のカラー感熱プリンタの余白La4よりも、約
イエロー用定着器9の幅Ly程度小さくすることができ
る。しかしながら、サーマルヘッド7と搬送ローラ対4
との間の距離Lb1が、イエロー用定着器9の幅Lyだ
け長くなってしまうため、カラー感熱記録紙5の先端縁
5aに形成される余白Lb2は前述のカラー感熱プリン
タの余白La2よりも大幅に大きくなってしまう。
【0010】また、カラー感熱記録紙の先端縁と後端縁
との余白を両方とも減らすことができるカラー感熱プリ
ンタが、特開平8−156299号公報にて提案されて
いる。このカラー感熱プリンタでは、プラテンローラの
外側に同軸でキャプスタローラを設け、このキャプスタ
ローラに対面してピンチローラを設けるとともに、ピン
チローラの間にサーマルヘッドを配置し、これらの順方
向側にイエロー用定着ランプとマゼンタ用定着ランプを
配置している。しかしながら、このカラー感熱プリンタ
では、カラー感熱記録紙は両側端縁のみで搬送されるこ
とになるため搬送が安定せず、送りムラやレジズレが発
生し、画像の質が劣化するという問題があった。
【0011】また、従来のカラー感熱プリンタでは、余
白を少なくするためにピンチローラを小径化している
が、ピンチローラが細くなると剛性が低くなって撓みや
すくなってしまう。ピンチローラが撓むと、カラー感熱
記録紙の搬送が不安定となり、送りムラやレジズレが発
生し、画像の質が劣化するという問題があった。これを
解決するために、ピンチローラをテーパ形状にすること
が考えられているが、プリンタをコストアップさせてし
まうとともに、厚みの異なる記録紙を用いると、やはり
搬送が不安定になってしまう。
【0012】本発明は、上記問題点を解決するためのも
ので、画像を劣化させずに、カラー感熱記録紙の余白を
小さくすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1記載のカラー感熱プリンタは、搬送ロー
ラ対の一方のローラの径を細くするとともに、この一方
のローラの撓みを防止して他方のローラに均一な圧力で
圧接するように押圧する押圧手段を設け、前記第1定着
器を押圧手段と一方のローラとに対面させて配置し、こ
れら押圧手段と一方のローラとの両側方からカラー感熱
記録紙に電磁線を照射するようにしたものである。
【0014】また、請求項2記載のカラー感熱プリンタ
は、第1定着器に対面する方向での押圧手段の面積を、
一方のローラと同じ、あるいは一方のローラよりも狭く
したものである。
【0015】更に、請求項3記載のカラー感熱プリンタ
は、一方のローラに当接する押さえローラと、この押さ
えローラを一方のローラに向けて押圧する押さえ部材と
から押圧手段を構成したものである。
【0016】また、請求項4記載のカラー感熱プリンタ
は、一方のローラに当接する押さえ板と、この押さえ板
を一方のローラに向けて押圧する押さえ部材とから押圧
手段を構成したものである。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に、本発明のカラー感熱プリ
ンタの概略を示す。このカラー感熱プリンタは、図中右
方に設けられた挿入口15からカラー感熱記録紙16が
挿入される。カラー感熱記録紙16は、挿入方向である
順方向と、その逆方向とに往復移動されながらフルカラ
ー画像の熱記録と定着とが行われる。熱記録の終了した
カラー感熱記録紙16は、図中左方に設けられた排出口
17から排出される。プリンタを小型化するために、挿
入口15から排出口17までの距離が、カラー感熱記録
紙16の挿入方向の長さよりも小さくされているため、
往復移動中のカラー感熱記録紙16は、挿入口15及び
排出口17から一部分が常に突き出される。
【0018】挿入口15の奥には、サーマルヘッド19
とプラテンローラ20とが対向して配置され、更にその
奥には、カラー感熱記録紙16の先端縁16aを検出す
る反射型フォトセンサー21と、搬送ローラ対22とが
配置されている。
【0019】サーマルヘッド19は、多数の発熱素子が
カラー感熱記録紙16の搬送方向と直交する方向にライ
ン状に配列された発熱素子アレイ19aを備えており、
図中に示すようにカラー感熱記録紙16に圧接する熱記
録位置と、軸着部24を中心に揺動して圧接を解除する
退避位置との間で移動自在になっている。発熱素子アレ
イ19aは、プリントすべき感熱発色層に適した熱エネ
ルギーを発生する。プラテンローラ20は回転自在とさ
れており、カラー感熱記録紙16の移送に従動して回転
する。
【0020】カラー感熱記録紙16は、周知のように、
支持体上にシアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,イ
エロー感熱発色層が順次層設されている。最上層の第1
感熱発色層となるイエロー感熱発色層は熱感度が最も高
く、小さな熱エネルギーでイエローに発色する。最下層
の第3感熱発色層となるシアン感熱発色層は熱感度が最
も低く、大きな熱エネルギーでシアンに発色する。ま
た、イエロー感熱発色層は、420nmの近紫外線が照
射されたときに発色能力が消失する。第2感熱発色層で
あるマゼンタ感熱発色層は、イエロー感熱発色層とシア
ン感熱発色層との中間程度の熱エネルギーでマゼンタに
発色し、365nmの紫外線が照射されたときに発色能
力が消失する。また、カラー感熱記録紙16に、例えば
ブラック感熱発色層を設けて4層構成にしてもよい。更
に、感熱発色層の位置を入れ換えてもよい。
【0021】搬送ローラ対22は、モータ26によって
両方向に回転されるキャプスタンローラ27と、このキ
ャプスタンローラ27よりも小径で回転自在とされたピ
ンチローラ28とからなる。搬送ローラ対22は、挿入
口15から挿入されたカラー感熱記録紙16を挟み込
み、順方向と逆方向とにカラー感熱記録紙16を搬送す
る。また、搬送ローラ対22の上方には、ピンチローラ
28の撓みを防止するととともに、ピンチローラ28が
均一な圧力でキャプスタンローラ27に圧接するよう
に、ピンチローラ28を押圧する押圧手段を構成する押
さえローラ30と、押さえ部材であるバネ31とが組み
込まれている。
【0022】図2に示すように、キャプスタンローラ2
7及びピンチローラ28と、押さえローラ30とは、一
対の軸受けブラケット33,34によって回転自在に軸
支されている。キャプスタンローラ27は、軸受けブラ
ケット33,34の下方に形成された軸受け穴33a,
34aに両端が挿入されて回転自在に支持され、図示し
ないギヤ機構やベルト機構などを介してモータ26によ
り両方向に回転される。また、キャプスタンローラ27
は、鉄等の金属によって形成されており、両端部の表面
にはカラー感熱記録紙の搬送時のグリップ力を高めるた
めに、ローレット加工が施されている。
【0023】ピンチローラ28は、軸受けブラケット3
3,34のキャプスタンローラ27用の軸受け穴33
a,34aの上方に形成された長穴33b,34bに両
端が挿入されて回転自在に支持されるとともに、キャプ
スタンローラ27に圧接する位置と、キャプスタンロー
ラ27から離れる位置との間で移動自在となる。このピ
ンチローラ28もキャプスタンローラ27と同じ鉄等の
金属で棒状に形成されており、キャプスタンローラ27
よりも径が細くなっている。
【0024】押さえローラ30は、軸受けブラケット3
3,34の長穴33b,34bを利用してピンチローラ
28の上方に回転自在に組み付けられ、長穴33b,3
4b内で移動自在とされている。この押さえローラ30
は、ピンチローラ28よりもやや径の細い鉄製の軸部3
0aに、ピンチローラ28と同径の3個のローラ部30
bを設け、軸部30aの両端側をバネ31によって上方
から下方に向けて付勢することにより、ローラ部30b
をピンチローラ28に圧接させている。これにより、ピ
ンチローラ28は、撓みが防止されるとともに、均一な
圧力でキャプスタンローラ27に圧接する。
【0025】搬送ローラ対22の上方には、イエロー用
定着器36が配置されている。このイエロー用定着器3
6は、420nmの近紫外線を放射する棒状の紫外線ラ
ンプ37と、この紫外線ランプ37の上方及び両側方を
覆うリフレクタ38とからなる。イエロー用定着器36
は、ピンチローラ28と押さえローラ30との両側から
紫外線をカラー感熱記録紙16に照射し、熱記録後のイ
エロー感熱発色層を定着する。
【0026】なお、棒状の紫外線ランプ37から放射さ
れる紫外線は、通常は、図3(A)に示すように、紫外
線ランプ37の直下が最も照射量が大きくなる。しかし
ながら、紫外線ランプ37の周囲に適正な形状のリフレ
クタ38を配置することによって、同図(B)に示すよ
うに、紫外線ランプ37の直下よりもその周囲の照射量
を向上させることができるため、紫外線ランプ37がピ
ンチローラ28と押さえローラ30とに対面して配置さ
れていても、照射量の低下なく紫外線の照射を行うこと
ができる。また、押さえローラ30の軸部30aはピン
チローラ28よりも径が細く、ローラ部30bはピンチ
ローラ28と同径であるため、押さえローラ30がイエ
ロー用定着器36によるカラー感熱記録紙16への紫外
線の照射を妨げることはない。
【0027】イエロー用定着器36の順方向側の下流に
は、マゼンタ用定着器40が配置されている。このマゼ
ンタ用定着器40は、365nmの紫外線を放射する紫
外線ランプ41と、この紫外線ランプ41の上方及び両
側方を覆うリフレクタ42とからなる。マゼンタ用定着
器40は、紫外線をカラー感熱記録紙16に照射し、熱
記録後のマゼンタ感熱発色層を定着する。
【0028】イエロー用定着器36は、サーマルヘッド
19によって紫外線が遮られない位置、すなわちリフレ
クタ38の端面38aが、サーマルヘッド19の順方向
の下流側への突出量のLsと同位置となるように配置さ
れている。搬送ローラ対22は、ピンチローラ28が紫
外線ランプ37の直下となるように配置されているた
め、プラテンローラ20と搬送ローラ対22との間の距
離Lc1は、Ls+Ly/2となり、図4に示すよう
に、カラー感熱記録紙16の先端縁16a側の余白Lc
2は、Lc1に搬送ローラ対22によるカラー感熱記録
紙16のニップ代αを加えたものとなる。
【0029】また、搬送ローラ対22からイエロー用定
着器36のリフレクタ38の端面38bまでの距離Lc
3の部分は、カラー感熱記録紙16の後端縁16bに対
して、イエロー用定着器36による定着が定着不足ある
いは過定着になってしまうため、Lc3に搬送ローラ対
22によるカラー感熱記録紙16のニップ代αを加えた
長さが、カラー感熱記録紙16の後端縁16b側の余白
Lc4となる。
【0030】これにより、カラー感熱記録紙16の先端
縁16aの余白Lc2は、図9に示す従来のカラー感熱
プリンタの先端縁側の余白Lb2に比べ、(Ls+Ly
+Rn)−(Ls+Ly/2)=Rn+Ly/2だけ小
さくすることができる。また、カラー感熱記録紙16の
後端縁16bの余白Lc4も、図8に示す従来のカラー
感熱プリンタの後端縁側の余白La4に比べて、(Ly
+Rn)−Ly/2=Rn+Ly/2だけ小さくするこ
とができる。
【0031】次に、上記実施形態の作用について説明す
る。図1に示すカラー感熱プリンタは、例えばパーソナ
ルコンピュータに接続されている。パーソナルコンピュ
ータを使用中にプリントしたい画像等がある場合には、
パーソナルコンピュータのキーボードを操作してからプ
リント開始を指示する。これにより、パーソナルコンピ
ュータからカラー感熱プリンタに、プリントデータが送
出される。カラー感熱プリンタは、パーソナルコンピュ
ータから送出されたプリントデータを内蔵したメモリに
一時的に保存する。
【0032】プリント開始操作後、例えばパーソナルコ
ンピュータのモニタ上に、プリント準備が完了したとい
うメッセージと、カラー感熱記録紙16をカラー感熱プ
リンタの挿入口15に挿入するというメッセージが表示
される。
【0033】メッセージに従って、カラー感熱記録紙1
6を挿入口15に差し込む。不使用時には、サーマルヘ
ッド19は軸着部24を中心に揺動して、プラテンロー
ラ20に圧接しない退避位置に移動されているため、挿
入口15から挿入されたカラー感熱記録紙16は、サー
マルヘッド19とプラテンローラ20との間を通過し、
搬送ローラ対22に先端が突き当たる。その途中で、カ
ラー感熱記録紙16の先端縁16aが反射型フォトセン
サー21に検知される。
【0034】反射型フォトセンサー21がカラー感熱記
録紙16の先端縁16aを検知すると、その検知信号に
応答して搬送ローラ対22用のモータ26が駆動を開始
し、キャプスタンローラ27を図中反時計方向に回転さ
せる。ピンチローラ28は、バネ31によって下方に付
勢された押さえローラ30に押圧されてキャプスタンロ
ーラ27に当接しているので、キャプスタンローラ27
に従動して時計方向に従動回転し、カラー感熱記録紙1
6の先端縁16aをニップする。
【0035】搬送ローラ対22によるカラー感熱記録紙
16のニップと同時に、サーマルヘッド19は軸着部2
4を中心に揺動して熱記録位置に移動し、発熱素子アレ
イ19aでプラテンローラ20上のカラー感熱記録紙1
6を押圧する。
【0036】カラー感熱記録紙16は、搬送ローラ対2
2の正回転によって順方向に搬送される。プラテンロー
ラ20は、カラー感熱記録紙16の移送に従動して反時
計方向に回転する。このカラー感熱記録紙16の搬送中
に、記録エリアの先端縁が発熱素子アレイ19aに到達
すると、各発熱素子がイエロー画像の各画素に応じた熱
エネルギーを発生してイエロー感熱発色層にイエロー画
像を1ラインずつ熱記録する。ピンチローラ28は、押
さえローラ30によって、撓みが発生せず、均一な圧力
でキャプスタンローラ27に圧接するように押圧されて
いるので、熱記録時のカラー感熱記録紙16の搬送は安
定する。イエロー画像の熱記録が行われたカラー感熱記
録紙16は、イエロー用定着器36及びマゼンタ用定着
器40の下方を通過して、先端部分が排出口16から突
出する。
【0037】カラー感熱記録紙16のイエロー感熱発色
層への熱記録が終了すると、サーマルヘッド19の駆動
が停止し、退避位置に移動する。この直後にイエロー用
定着器36の紫外線ランプ37が点灯し、更に搬送ロー
ラ対22が逆回転を開始して、カラー感熱記録紙16を
後端縁16b側から挿入口15に向けて搬送する。
【0038】このカラー感熱記録紙16の逆方向への搬
送時に、紫外線ランプ37から放射された420nmの
近紫外線は、カラー感熱記録紙16を照射し、次のマゼ
ンタ感熱発色層への熱記録時にイエローが発色しないよ
うに定着する。
【0039】なお、紫外線ランプ37から放射される紫
外線は、ピンチローラ28と押さえローラ30とによっ
て遮られることになるが、図3(B)に示すように、リ
フレクタ38によって、紫外線ランプ37の直下よりも
その周辺の方が照射量が大きくなるので、効果的にイエ
ロー用感熱発色層を定着することができる。また、カラ
ー感熱記録紙16の後端縁16bから先端側に向かうL
c4の部分は、定着不足あるいは過定着となってしまう
ため熱記録できない余白部分となるが、この余白Lc4
は、従来のカラー感熱プリンタによる後端縁の余白に比
べて、イエロー用定着器30の幅Ly+ピンチローラ2
8の半径Rn分だけ小さくなる。
【0040】カラー感熱記録紙16の記録エリアの先端
縁が、再び発熱素子アレイ19aの位置まで搬送される
と、搬送ローラ対22がいったん停止し、紫外線ランプ
37が消灯する。そして、サーマルヘッド19が再び熱
記録位置に復帰し、搬送ローラ対22が正回転してカラ
ー感熱記録紙16を順方向に搬送する。サーマルヘッド
19はマゼンタ感熱発色層にマゼンタ画像に応じた熱エ
ネルギーを与えて熱記録を行う。マゼンタの熱記録の際
にも、ピンチローラ28は、押さえローラ30によっ
て、撓みが発生せず、均一な圧力でキャプスタンローラ
27に圧接するように押圧されているので、カラー感熱
記録紙16の搬送が安定し、レジズレ等は発生しない。
【0041】カラー感熱記録紙16の順方向の後端まで
マゼンタ画像の熱記録が行われると、サーマルヘッド1
9が再び退避位置に移動してカラー感熱記録紙16への
押圧を解除し、搬送ローラ対22がいったん停止され
る。イエローの場合と同様に、この直後に搬送ローラ対
22が逆方向の回転を開始し、これと同時にマゼンタ用
定着器40の紫外線ランプ41が点灯する。このマゼン
タ用定着器40により、ほぼ365nm付近の紫外線が
カラー感熱記録紙16に照射され、次のシアン感熱発色
層の熱記録時にマゼンタが発色しないように定着され
る。
【0042】カラー感熱記録紙16の記録エリアの先端
縁が発熱素子アレイ19aの位置まで搬送されると、サ
ーマルヘッド19は前述と同様に熱記録位置に復帰す
る。これとともに、搬送ローラ対22が正回転してカラ
ー感熱記録紙16を順方向へ搬送する。この搬送中にサ
ーマルヘッド19は、シアン感熱発色層にシアン画像を
熱記録する。このシアン画像の熱記録時にもピンチロー
ラ28は、撓みが発生せず、均一な圧力でキャプスタン
ローラ27に圧接するので、レジズレ等は発生しない。
【0043】全ての感熱発色層への熱記録が終了する
と、搬送ローラ対22はカラー感熱記録紙16をそのま
ま排出口17から排出する。なお、シアン感熱発色層
は、発色熱エネルギーが通常の保管状態では発色しない
値となっているので定着性は与えられておらず、各定着
器36,40は作動しない。
【0044】なお、上記実施の形態では、押さえローラ
30の両端部をバネ31で押圧することにより、ピンチ
ローラ28の撓みを防止してキャプスタンローラ27に
均一な圧力で当接するようにしているが、図5に示すよ
うに、押さえローラ30とキャプスタンローラ27とに
輪形状のバネ45を掛け、このバネ45の付勢力により
押さえローラ30を介してピンチローラ28をキャプス
タンローラ27に圧接させてもよい。また、バネ45の
代わりに、輪ゴムを用いてもよい。
【0045】また、ピンチローラ28と押さえローラ3
0との径を細くし、押さえローラ30によってピンチロ
ーラ28の撓みを防止できない場合には、図6に示すよ
うに、ピンチローラ28の中央部分を押圧する押さえ板
47を用いてもよい。更に、図7に示すように、2本の
押さえローラ49,50でピンチローラ28を押圧して
も同様の効果を得ることができる。
【0046】なお、上記各実施の形態では、イエロー用
定着器の配置位置を変化させたが、イエロー,マゼン
タ,シアンの各感熱発色層のうち、例えばマゼンタ感熱
発色層が最上層で、これから熱記録が行われる場合に
は、マゼンタ用定着器に本発明を適用する。また、カラ
ー感熱プリンタについて説明したが、本発明モノクロ感
熱プリンタに対しても適用することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカラー感
熱プリンタによれば、搬送ローラ対の一方のローラの径
を細くし、この一方のローラの撓みを防止して均一な圧
力で他方のローラに圧接させる押圧手段を設けたので、
カラー感熱記録紙を精度よく搬送することができ、レジ
ズレ等の画像の悪化を防止することができる。また、最
初に熱記録が行われる第1感熱発色層を定着する第1定
着器を押圧手段と一方のローラとに対面するように配置
したので、従来のカラー感熱プリンタに比べて、カラー
感熱記録紙の先端縁と後端縁との余白を、第1定着器の
幅の半分程度小さくすることができる。
【0048】また、第1定着器に対面する方向での押圧
手段の面積を一方のローラと同じか、あるいは一方のロ
ーラよりも狭くしたので、第1定着器による定着効率を
低下させることはない。
【0049】更に、押圧手段としては、押さえローラや
押さえ板と、これらを一方のローラに向けて押圧する押
さえ部材とからなる簡単な構成としたので、プリンタの
小型化を維持したまま低コストに採用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー感熱プリンタの構成を示す概略
図である。
【図2】搬送ローラ対及び押さえローラの支持形態を示
す斜視図である。
【図3】紫外線ランプによる照射量の分布を示す説明図
である。
【図4】本発明のカラー感熱プリンタにより印刷される
カラー感熱記録紙の余白を示す説明図である。
【図5】押さえローラの別の付勢方法を示す説明図であ
る。
【図6】ピンチローラの押圧方法の別の実施形態を示す
斜視図である。
【図7】ピンチローラの押圧方法の更に別の実施形態を
示す斜視図である。
【図8】従来のカラー感熱プリンタの構成を示す概略図
である。
【図9】更に別の従来のカラー感熱プリンタの構成を示
す概略図である。
【符号の説明】
16 カラー感熱記録紙 19 サーマルヘッド 20 プラテンローラ 22 搬送ローラ対 27 キャプスタンローラ 28 ピンチローラ 30 押さえローラ 31 バネ 36 イエロー用定着器 40 マゼンタ用定着器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なった色に発色する少なくとも第1〜
    第3の感熱発色層が支持体上に層設され、最上層の第1
    感熱発色層と次層の第2感熱発色層に対しては、各感熱
    発色層に特有な波長域の電磁線による定着性が付与され
    たカラー感熱記録紙を用い、このカラー感熱記録紙をニ
    ップして順方向と逆方向とに往復移動させる搬送ローラ
    対と、順方向への搬送時に第1感熱発色層から順に各感
    熱発色層を加熱して発色させるサーマルヘッドと、第1
    感熱発色層を定着させるための電磁線を照射する第1定
    着器と、第2感熱発色層を定着させるための電磁線を照
    射する第2定着器とを備え、面順次でフルカラー画像を
    熱記録するカラー感熱プリンタにおいて、 前記搬送ローラ対の一方のローラの径を他方のローラの
    径よりも細くするとともに、この一方のローラの撓みを
    防止して他方のローラに均一な圧力で圧接するように押
    圧する押圧手段を設け、前記第1定着器を押圧手段と一
    方のローラとに対面させて配置し、これら押圧手段と一
    方のローラとの両側方からカラー感熱記録紙に電磁線を
    照射することを特徴とするカラー感熱プリンタ。
  2. 【請求項2】 前記押圧手段は、第1定着器に対面する
    方向での面積が前記一方のローラと同じ、あるいは一方
    のローラよりも狭いことを特徴とする請求項1記載のカ
    ラー感熱プリンタ。
  3. 【請求項3】 前記押圧手段は、一方のローラに当接す
    る押さえローラと、この押さえローラを一方のローラに
    向けて押圧する押さえ部材とからなることを特徴とする
    請求項1または2記載のカラー感熱プリンタ。
  4. 【請求項4】 前記押圧手段は、一方のローラに当接す
    る押さえ板と、この押さえ板を一方のローラに向けて押
    圧する押さえ部材とからなることを特徴とする請求項1
    または2記載のカラー感熱プリンタ。
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