JPH1178752A - エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネル及びその製造方法 - Google Patents
エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネル及びその製造方法Info
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- JPH1178752A JPH1178752A JP9239507A JP23950797A JPH1178752A JP H1178752 A JPH1178752 A JP H1178752A JP 9239507 A JP9239507 A JP 9239507A JP 23950797 A JP23950797 A JP 23950797A JP H1178752 A JPH1178752 A JP H1178752A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エアバッグドア部の展開性能を確保すると共
にエアバッグドア部の剛性を確保する。 【解決手段】 インストルメントパネル10のティアラ
イン26が形成された部位は、エアバッグドア部28、
29となっている。基材24は熱可塑性硬質樹脂から成
り、基材24のエアバッグドア部28、29には、ティ
アライン26に重ならないように補強材としての網状物
32が配設されている。ティアライン26は断面略V字
状となっており、基材24のティアライン26に沿った
開裂部34は、TPO材で構成されている。
にエアバッグドア部の剛性を確保する。 【解決手段】 インストルメントパネル10のティアラ
イン26が形成された部位は、エアバッグドア部28、
29となっている。基材24は熱可塑性硬質樹脂から成
り、基材24のエアバッグドア部28、29には、ティ
アライン26に重ならないように補強材としての網状物
32が配設されている。ティアライン26は断面略V字
状となっており、基材24のティアライン26に沿った
開裂部34は、TPO材で構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエアバッグドア部を
一体に有するインストルメントパネル及びその製造方法
に係り、特に、熱可塑性硬質樹脂で射出成形されるエア
バッグドア部を一体に有するインストルメントパネル及
びその製造方法に関する。
一体に有するインストルメントパネル及びその製造方法
に係り、特に、熱可塑性硬質樹脂で射出成形されるエア
バッグドア部を一体に有するインストルメントパネル及
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、助手席用のエアバッグ装置のエア
バッグドア部をインストルメントパネルに一体に設けた
一例が、特開平8−192666号公報に示されてい
る。
バッグドア部をインストルメントパネルに一体に設けた
一例が、特開平8−192666号公報に示されてい
る。
【0003】図7に示される如く、このエアバッグドア
部を一体に有するインストルメントパネル100では、
エアバッグドア部の展開性能を確保すると共に型、治工
具、工程、工数を著しく低減させるべく、エアバッグ装
置102に対向する部位にエアバッグドア開口部104
を有するインストルメントパネル100の本体部106
を熱可塑性樹脂で射出成形した後、エアバッグドア開口
部104にTPO材(熱可塑性エラストマー)を射出成
形する、所謂2色成形(ダブルインジェクション成形)
によって、インストルメントパネル100の本体部10
6とエアバッグドア部108とを一体成形している。
部を一体に有するインストルメントパネル100では、
エアバッグドア部の展開性能を確保すると共に型、治工
具、工程、工数を著しく低減させるべく、エアバッグ装
置102に対向する部位にエアバッグドア開口部104
を有するインストルメントパネル100の本体部106
を熱可塑性樹脂で射出成形した後、エアバッグドア開口
部104にTPO材(熱可塑性エラストマー)を射出成
形する、所謂2色成形(ダブルインジェクション成形)
によって、インストルメントパネル100の本体部10
6とエアバッグドア部108とを一体成形している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このエ
アバッグドア部108を一体に有するインストルメント
パネル100では、エアバッグドア部108が柔軟なT
PO材で構成されているため、通常使用状態でのエアバ
ッグドア部108の剛性が低下する。
アバッグドア部108を一体に有するインストルメント
パネル100では、エアバッグドア部108が柔軟なT
PO材で構成されているため、通常使用状態でのエアバ
ッグドア部108の剛性が低下する。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、エアバッグド
ア部の展開性能を確保すると共にエアバッグドア部の剛
性を確保することができるエアバッグドア部を一体に有
するインストルメントパネルを得ることが目的である。
ア部の展開性能を確保すると共にエアバッグドア部の剛
性を確保することができるエアバッグドア部を一体に有
するインストルメントパネルを得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネ
ルは、熱可塑性硬質樹脂にて成形されたインストルメン
トパネルのエアバッグドア部に、ティアラインに重なら
ないように補強材としての網状物を設けると共に、ティ
アラインに沿った開裂部のみをTPO材で構成したこと
を特徴としている。
エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネ
ルは、熱可塑性硬質樹脂にて成形されたインストルメン
トパネルのエアバッグドア部に、ティアラインに重なら
ないように補強材としての網状物を設けると共に、ティ
アラインに沿った開裂部のみをTPO材で構成したこと
を特徴としている。
【0007】従って、ティアラインに沿った開裂部がT
PO材で構成されているため、エアバッグドア部の展開
性能を確保することができる。また、基材のティアライ
ンに沿った開裂部以外の部位が硬質樹脂で構成されてい
るため、インストルメントパネルのエアバッグドア部の
剛性を、インストルメントパネルの本体部と略同じ剛性
とすることができ、同等の触感、剛性感が得られる。更
に、ティアラインに重ならないように補強部材としての
網状物を設けたので、エアバッグドア部が展開する際の
硬質樹脂部の変形が抑制されるため、エアバッグドア部
の破損を防止できる。
PO材で構成されているため、エアバッグドア部の展開
性能を確保することができる。また、基材のティアライ
ンに沿った開裂部以外の部位が硬質樹脂で構成されてい
るため、インストルメントパネルのエアバッグドア部の
剛性を、インストルメントパネルの本体部と略同じ剛性
とすることができ、同等の触感、剛性感が得られる。更
に、ティアラインに重ならないように補強部材としての
網状物を設けたので、エアバッグドア部が展開する際の
硬質樹脂部の変形が抑制されるため、エアバッグドア部
の破損を防止できる。
【0008】請求項2記載の本発明のエアバッグドア部
を一体に有するインストルメントパネルの製造方法は、
成形型内に、ティアラインに沿ってティアライン開裂部
成形用可動コアをセットすると共に該ティアラインに重
ならないように補強材としての網状物をセットし、この
状態で、インストルメントパネルの本体部用の熱可塑性
硬質樹脂を射出成形し、その後、可動コアを所定量後退
させてティアラインに沿った開裂部にTPO材を射出成
形することを特徴としている。
を一体に有するインストルメントパネルの製造方法は、
成形型内に、ティアラインに沿ってティアライン開裂部
成形用可動コアをセットすると共に該ティアラインに重
ならないように補強材としての網状物をセットし、この
状態で、インストルメントパネルの本体部用の熱可塑性
硬質樹脂を射出成形し、その後、可動コアを所定量後退
させてティアラインに沿った開裂部にTPO材を射出成
形することを特徴としている。
【0009】従って、熱可塑性硬質樹脂(硬質材)とT
PO材(軟質材)とから成るインストルメントパネルを
一つの成形型で成形できるため、コスト、繰り返し製造
時間(サイクルタイム)等の面で有利になる。
PO材(軟質材)とから成るインストルメントパネルを
一つの成形型で成形できるため、コスト、繰り返し製造
時間(サイクルタイム)等の面で有利になる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のエアバッグドア部を一体
に有するインストルメントパネルの一実施形態を図1及
び図2に従って詳細に説明する。
に有するインストルメントパネルの一実施形態を図1及
び図2に従って詳細に説明する。
【0011】なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢
印UPは車両上方方向を示す。図2に示される如く、車
両の車室内に設けられているインストルメントパネル1
0には、助手席側(図2の紙面左側)の内方にエアバッ
グ装置12(図1に一部を図示)が配設されている。
印UPは車両上方方向を示す。図2に示される如く、車
両の車室内に設けられているインストルメントパネル1
0には、助手席側(図2の紙面左側)の内方にエアバッ
グ装置12(図1に一部を図示)が配設されている。
【0012】図1に示される如く、エアバッグ装置12
のエアバッグケース14は、図示を省略したインストル
メントパネルリインフォースメントに固定されており、
エアバッグケース14内には、インフレータ16及び折
り畳んだ状態のエアバッグ袋体18が収納されている。
また、インストルメントパネル10は、表皮20と基材
24を積層した構造となっており、基材24には、エア
バッグ装置12と略対向する部位の中央部に車幅方向に
沿ってティアライン26が形成されている。
のエアバッグケース14は、図示を省略したインストル
メントパネルリインフォースメントに固定されており、
エアバッグケース14内には、インフレータ16及び折
り畳んだ状態のエアバッグ袋体18が収納されている。
また、インストルメントパネル10は、表皮20と基材
24を積層した構造となっており、基材24には、エア
バッグ装置12と略対向する部位の中央部に車幅方向に
沿ってティアライン26が形成されている。
【0013】なお、図示を省略したが、表皮20は、意
匠面側から塩化ビニル、ポリエチレン発泡体、ポリプロ
ピレンの順に積層された三層シート構造とされている。
また、表皮20のティアライン26と対向する部位に、
表皮20の破断性を向上するためにノッチを形成した構
成としても良い。
匠面側から塩化ビニル、ポリエチレン発泡体、ポリプロ
ピレンの順に積層された三層シート構造とされている。
また、表皮20のティアライン26と対向する部位に、
表皮20の破断性を向上するためにノッチを形成した構
成としても良い。
【0014】図2に示される如く、ティアライン26
は、その両端部がそれぞれ車両前後方向へ延設されたお
り、平面視でH字状となっている。また、インストルメ
ントパネル10のエアバッグドア部28、29以外は本
体部30となっている。
は、その両端部がそれぞれ車両前後方向へ延設されたお
り、平面視でH字状となっている。また、インストルメ
ントパネル10のエアバッグドア部28、29以外は本
体部30となっている。
【0015】図1に示される如く、インストルメントパ
ネル10のティアライン26が形成された部位は、エア
バッグドア部28、29となっており、エアバッグ袋体
展開時には、図1に二点鎖線で示される如く、インスト
ルメントパネル10がティアライン26に沿って開裂
し、エアバッグドア部28が上縁部をヒンジ部として車
両上方(図1の矢印A方向)へ、エアバッグドア部29
が下縁部をヒンジ部として車両下方(図1の矢印B方
向)へ展開するようになっている。
ネル10のティアライン26が形成された部位は、エア
バッグドア部28、29となっており、エアバッグ袋体
展開時には、図1に二点鎖線で示される如く、インスト
ルメントパネル10がティアライン26に沿って開裂
し、エアバッグドア部28が上縁部をヒンジ部として車
両上方(図1の矢印A方向)へ、エアバッグドア部29
が下縁部をヒンジ部として車両下方(図1の矢印B方
向)へ展開するようになっている。
【0016】また、インストルメントパネル10の基材
24は熱可塑性硬質樹脂、例えば、硬質ポリオレフィン
として日本ポリケム社のTSOP−PC5(商品名)か
ら成り、基材24のエアバッグドア部28、29には、
ティアライン26に重ならないように補強材としての網
状物32が配設されている。この網状物32は、例え
ば、ポリアミドから成り、基材24の裏面24Aに沿っ
て埋設されている。また、ティアライン26は断面略V
字状となっており、基材24のティアライン26に沿っ
た開裂部34は、TPO材として、例えば、熱可塑性ポ
リオレフィンエラストマーとしてのAES(Advanced E
lastomer System )社のサントプレーン(商品名)で構
成されている。
24は熱可塑性硬質樹脂、例えば、硬質ポリオレフィン
として日本ポリケム社のTSOP−PC5(商品名)か
ら成り、基材24のエアバッグドア部28、29には、
ティアライン26に重ならないように補強材としての網
状物32が配設されている。この網状物32は、例え
ば、ポリアミドから成り、基材24の裏面24Aに沿っ
て埋設されている。また、ティアライン26は断面略V
字状となっており、基材24のティアライン26に沿っ
た開裂部34は、TPO材として、例えば、熱可塑性ポ
リオレフィンエラストマーとしてのAES(Advanced E
lastomer System )社のサントプレーン(商品名)で構
成されている。
【0017】また、エアバッグ装置12は、図示しない
機械的又は電気的な加速度センサ等によって車両の急減
速を検出すると、エアバッグケース14内のインフレー
タ16が作動して、エアバッグケース14内に折り畳ま
れて収容されているエアバッグ袋体18を基材24のエ
アバッグドア部28、29へ向けて膨張させるようにな
っている。なお、エアバッグ装置12としては、従来公
知の一般的構成を適用できるため、本実施の形態ではエ
アバッグ装置12の詳細な説明は省略する。
機械的又は電気的な加速度センサ等によって車両の急減
速を検出すると、エアバッグケース14内のインフレー
タ16が作動して、エアバッグケース14内に折り畳ま
れて収容されているエアバッグ袋体18を基材24のエ
アバッグドア部28、29へ向けて膨張させるようにな
っている。なお、エアバッグ装置12としては、従来公
知の一般的構成を適用できるため、本実施の形態ではエ
アバッグ装置12の詳細な説明は省略する。
【0018】次に、本発明の実施形態のエアバッグドア
部を一体に有するインストルメントパネルの製造方法を
図3〜図4に従って説明する。
部を一体に有するインストルメントパネルの製造方法を
図3〜図4に従って説明する。
【0019】図3に示される如く、ティアライン26に
対応する部位に、可動コア40を持つ成形型としての金
型44の意匠面となる上型44A側に、表皮20を配設
すると共に、表皮20から所定距離離間した位置に、テ
ィアライン26と重ならないように、網状物32を配設
する。この際、可動コア40の先端部40Aは、表皮2
0に当接している。
対応する部位に、可動コア40を持つ成形型としての金
型44の意匠面となる上型44A側に、表皮20を配設
すると共に、表皮20から所定距離離間した位置に、テ
ィアライン26と重ならないように、網状物32を配設
する。この際、可動コア40の先端部40Aは、表皮2
0に当接している。
【0020】この状態(図3に示す状態)において、金
型44のキャビティ内に、図示を省略した樹脂射出口か
ら熱可塑性硬質樹脂を射出成形する。
型44のキャビティ内に、図示を省略した樹脂射出口か
ら熱可塑性硬質樹脂を射出成形する。
【0021】次に、図4に示される如く、可動コア40
を僅かな距離Lだけ表皮20から離間させると共に、こ
の移動によって、表皮20及び基材24と可動コア40
との間に形成されたキャビティ内に、可動コア40の先
端部40Aに形成されたエラストマー射出口46からT
PO材を射出成形し、ティアライン26に沿った開裂部
34を成形する。
を僅かな距離Lだけ表皮20から離間させると共に、こ
の移動によって、表皮20及び基材24と可動コア40
との間に形成されたキャビティ内に、可動コア40の先
端部40Aに形成されたエラストマー射出口46からT
PO材を射出成形し、ティアライン26に沿った開裂部
34を成形する。
【0022】次に、図5に示される如く、可動コア40
とともに金型44の下型44Bを表皮20から離間方向
(図5の矢印C方向)へ移動し、成形品を脱型する。
とともに金型44の下型44Bを表皮20から離間方向
(図5の矢印C方向)へ移動し、成形品を脱型する。
【0023】従って、本実施形態の製造方法では、熱可
塑性硬質樹脂(硬質材)とTPO材(軟質材)とから成
るインストルメントパネル10を一つの金型44で成形
できるため、コスト、繰り返し製造時間(サイクルタイ
ム)等の面で有利になる。また、インストルメントパネ
ル10のエアバッグドア部の意匠面に段差が発生せず、
外観品質も良い。
塑性硬質樹脂(硬質材)とTPO材(軟質材)とから成
るインストルメントパネル10を一つの金型44で成形
できるため、コスト、繰り返し製造時間(サイクルタイ
ム)等の面で有利になる。また、インストルメントパネ
ル10のエアバッグドア部の意匠面に段差が発生せず、
外観品質も良い。
【0024】次に、本発明の実施形態の作用を説明す
る。所定の高荷重作用時、即ち車両急減速時になると、
図示しないエアバッグセンサがこれを感知してインフレ
ータ16が作動する。このため、大量のガスが発生し、
エアバッグ袋体18が膨張し、インストルメントパネル
10はその裏面側から押圧される。
る。所定の高荷重作用時、即ち車両急減速時になると、
図示しないエアバッグセンサがこれを感知してインフレ
ータ16が作動する。このため、大量のガスが発生し、
エアバッグ袋体18が膨張し、インストルメントパネル
10はその裏面側から押圧される。
【0025】このとき、エアバッグ袋体18からの膨出
荷重(膨張圧力)は、基材24のエアバッグドア部2
8、29に伝達されるため、図1に二点鎖線で示される
如く、インストルメントパネル10のエアバッグドア部
28、29がティアライン26に沿って開裂し、上下方
向へ開口する。この結果、この開口部からエアバッグ袋
体18が車室内に膨張展開する。
荷重(膨張圧力)は、基材24のエアバッグドア部2
8、29に伝達されるため、図1に二点鎖線で示される
如く、インストルメントパネル10のエアバッグドア部
28、29がティアライン26に沿って開裂し、上下方
向へ開口する。この結果、この開口部からエアバッグ袋
体18が車室内に膨張展開する。
【0026】この際、本実施形態では、インストルメン
トパネル10のティアライン26に沿った開裂部がTP
O材で構成されているため、展開性能において不利にな
る低温度(例えば−35°C)においても、エアバッグ
ドア部28、29の展開性能を確保することができる。
また、インストルメントパネル10の基材24におい
て、ティアライン26に沿った開裂部34を除く他の部
位が、エアバッグドア部28、29を含めて硬質樹脂で
構成されているため、インストルメントパネル10のエ
アバッグドア部28、29の剛性を、インストルメント
パネル10の本体部30と略同じ剛性とすることがで
き、同等の触感、剛性感が得られる。
トパネル10のティアライン26に沿った開裂部がTP
O材で構成されているため、展開性能において不利にな
る低温度(例えば−35°C)においても、エアバッグ
ドア部28、29の展開性能を確保することができる。
また、インストルメントパネル10の基材24におい
て、ティアライン26に沿った開裂部34を除く他の部
位が、エアバッグドア部28、29を含めて硬質樹脂で
構成されているため、インストルメントパネル10のエ
アバッグドア部28、29の剛性を、インストルメント
パネル10の本体部30と略同じ剛性とすることがで
き、同等の触感、剛性感が得られる。
【0027】更に、本実施形態では、基材24のエアバ
ッグドア部28、29に、ティアライン26に重ならな
いように補強部材としての網状物32を設けたので、こ
の網状物32により、エアバッグドア部28、29が展
開する際の硬質樹脂部の変形が抑制されるため、エアバ
ッグドア部28、29の破損を防止できる。
ッグドア部28、29に、ティアライン26に重ならな
いように補強部材としての網状物32を設けたので、こ
の網状物32により、エアバッグドア部28、29が展
開する際の硬質樹脂部の変形が抑制されるため、エアバ
ッグドア部28、29の破損を防止できる。
【0028】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、本実施形態では、図2に示される如く、
ティアライン26を平面視でH字状としたが、これに代
えて、図6に示される如く、ティアライン26は、その
両端部をそれぞれ車両前方へ延設し、平面視でコ字状と
しても良い。また、本実施形態では、表皮20を三層シ
ート構造としたが、表皮20の構造はこれに限定されず
一層構造等の他の構造でも良い。さらに、本発明は、表
皮インサートタイプインストルメントパネル以外にも、
表皮貼り込みタイプインストルメントパネル及び、表皮
が無く硬質樹脂の基材のみから成る硬質樹脂インストル
メントパネルにも適用可能である。
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、本実施形態では、図2に示される如く、
ティアライン26を平面視でH字状としたが、これに代
えて、図6に示される如く、ティアライン26は、その
両端部をそれぞれ車両前方へ延設し、平面視でコ字状と
しても良い。また、本実施形態では、表皮20を三層シ
ート構造としたが、表皮20の構造はこれに限定されず
一層構造等の他の構造でも良い。さらに、本発明は、表
皮インサートタイプインストルメントパネル以外にも、
表皮貼り込みタイプインストルメントパネル及び、表皮
が無く硬質樹脂の基材のみから成る硬質樹脂インストル
メントパネルにも適用可能である。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の本発明のエアバッグドア
部を一体に有するインストルメントパネルは、熱可塑性
硬質樹脂にて成形されたインストルメントパネルのエア
バッグドア部に、ティアラインに重ならないように補強
材としての網状物を設けると共に、ティアラインに沿っ
た開裂部のみをTPO材で構成したため、エアバッグド
ア部の展開性能を確保すると共にエアバッグドア部の剛
性を確保することができるという優れた効果を有する。
部を一体に有するインストルメントパネルは、熱可塑性
硬質樹脂にて成形されたインストルメントパネルのエア
バッグドア部に、ティアラインに重ならないように補強
材としての網状物を設けると共に、ティアラインに沿っ
た開裂部のみをTPO材で構成したため、エアバッグド
ア部の展開性能を確保すると共にエアバッグドア部の剛
性を確保することができるという優れた効果を有する。
【0030】請求項2記載の本発明のエアバッグドア部
を一体に有するインストルメントパネルの製造方法は、
成形型内に、ティアラインに沿ってティアライン開裂部
成形用可動コアをセットすると共にティアラインに重な
らないように補強材としての網状物をセットし、この状
態で、インストルメントパネルの本体部用の熱可塑性硬
質樹脂を射出成形し、その後、可動コアを所定量後退さ
せてティアラインに沿った開裂部にTPO材を射出成形
するため、エアバッグドア部の展開性能を確保すると共
にエアバッグドア部の剛性を確保することができると共
に、コスト、繰り返し製造時間でも有利になるという優
れた効果を有する。
を一体に有するインストルメントパネルの製造方法は、
成形型内に、ティアラインに沿ってティアライン開裂部
成形用可動コアをセットすると共にティアラインに重な
らないように補強材としての網状物をセットし、この状
態で、インストルメントパネルの本体部用の熱可塑性硬
質樹脂を射出成形し、その後、可動コアを所定量後退さ
せてティアラインに沿った開裂部にTPO材を射出成形
するため、エアバッグドア部の展開性能を確保すると共
にエアバッグドア部の剛性を確保することができると共
に、コスト、繰り返し製造時間でも有利になるという優
れた効果を有する。
【図1】図2の1−1線に沿った拡大断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るエアバッグドア部を
一体に有するインストルメントパネルを示す車両斜め後
方から見た斜視図である。
一体に有するインストルメントパネルを示す車両斜め後
方から見た斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るエアバッグドア部を
一体に有するインストルメントパネルの製造方法におけ
る一工程を示す概略断面図である。
一体に有するインストルメントパネルの製造方法におけ
る一工程を示す概略断面図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るエアバッグドア部を
一体に有するインストルメントパネルの製造方法におけ
る一工程を示す概略断面図である。
一体に有するインストルメントパネルの製造方法におけ
る一工程を示す概略断面図である。
【図5】本発明の一実施形態に係るエアバッグドア部を
一体に有するインストルメントパネルの製造方法におけ
る一工程を示す概略断面図である。
一体に有するインストルメントパネルの製造方法におけ
る一工程を示す概略断面図である。
【図6】本発明の一実施形態の変形例に係るエアバッグ
ドア部を一体に有するインストルメントパネルを示す車
両斜め後方から見た斜視図である。
ドア部を一体に有するインストルメントパネルを示す車
両斜め後方から見た斜視図である。
【図7】従来の実施形態に係るエアバッグドア部を有す
るインストルメントパネルを示す概略側断面図である。
るインストルメントパネルを示す概略側断面図である。
10 インストルメントパネル 12 エアバッグ装置 18 エアバッグ袋体 20 表皮 24 基材 26 ティアライン 28 エアバッグドア部 29 エアバッグドア部 30 インストルメントパネルの本体部 32 網状物(補強材) 34 開裂部 40 可動コア 44 金型(成形型)
Claims (2)
- 【請求項1】 熱可塑性硬質樹脂にて成形されたインス
トルメントパネルのエアバッグドア部に、ティアライン
に重ならないように補強材としての網状物を設けると共
に、ティアラインに沿った開裂部のみをTPO材で構成
したことを特徴とするエアバッグドア部を一体に有する
インストルメントパネル。 - 【請求項2】 成形型内に、ティアラインに沿ってティ
アライン開裂部成形用可動コアをセットすると共に該テ
ィアラインに重ならないように補強材としての網状物を
セットし、この状態で、インストルメントパネルの本体
部用の熱可塑性硬質樹脂を射出成形し、その後、可動コ
アを所定量後退させてティアラインに沿った開裂部にT
PO材を射出成形することを特徴とするエアバッグドア
部を一体に有するインストルメントパネルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9239507A JPH1178752A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9239507A JPH1178752A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネル及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1178752A true JPH1178752A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17045825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9239507A Pending JPH1178752A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネル及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1178752A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2894864A1 (fr) * | 2005-12-15 | 2007-06-22 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Procede de moulage par injection plastique d'une piece de garnissage, et piece de garnissage issue de ce procede |
-
1997
- 1997-09-04 JP JP9239507A patent/JPH1178752A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2894864A1 (fr) * | 2005-12-15 | 2007-06-22 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Procede de moulage par injection plastique d'une piece de garnissage, et piece de garnissage issue de ce procede |
| EP1798112A3 (fr) * | 2005-12-15 | 2007-09-12 | Peugeot Citroën Automobiles S.A. | Procédé de moulage par injection plastique d'une pièce de garnissage, et pièce de garnissage issue de ce procédé |
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