JPH1180610A - 粉体塗料及び該粉体塗料を使用する皮膜形成方法 - Google Patents
粉体塗料及び該粉体塗料を使用する皮膜形成方法Info
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Abstract
皮膜形成媒体を介して、粉体塗料の粒子を付着させる皮
膜形成方法に使用される粉体塗料であって、該粉体塗料
が、絶縁性偏平粉と、少なくとも非結晶性樹脂と結晶性
樹脂とを含有する樹脂粉体粒子とからなる粉体塗料に関
するものである。 【効果】粉体塗料を、絶縁性偏平粉と、少なくとも非結
晶性樹脂と結晶性樹脂とを含有する樹脂粉体粒子とによ
り構成したので、皮膜の機械的強度及び粉体塗料の貯蔵
安定性を損なうことなく、薄膜でも高い絶縁性を有する
皮膜を容易に形成することができる。
Description
を形成する皮膜形成方法に使用される粉体塗料及び該粉
体塗料を使用する皮膜形成方法に関するものである。
体、皮膜を形成する物品(以下、単に、「被塗装物」と
いう。)等の混合物に、加震装置により振動を与えるこ
とにより、粘着層が形成された被塗装物に皮膜を形成す
るようにした皮膜形成方法を提案した。そして、上記の
皮膜形成方法により形成された皮膜の絶縁性を高めるた
めには、ピンホール及び皮膜表面の凹凸を少なくする
(極端に膜厚の薄い箇所を無くす)必要があり、そのた
めに、皮膜を厚くする厚膜塗装を施している。
方法が適用される皮膜形成装置を用いて、皮膜形成方法
の一例について概説する。
なる碗状の容器であって、上部に開口部1aが形成され
ている。また、底部1bの中央部を、ほぼ開口部1aの
高さまで上方に膨出させて、柱状部1cを形成すること
により、柱状部1cの周りに環状空間1dが形成されて
いる。
台3に配設された、複数のコイルスプリング2aに支持
された振動板2bを有している。振動板2bの下部中央
部には、モーター2cが垂下されており、下方に延びる
モーター2cの出力軸2c’には、重錘2dが偏心して
取着されている。また、振動板2bの上部中央部には、
垂直軸2eが取着されており、該垂直軸2eの上端に、
容器1の柱状部1cの上部が取着されている。従って、
モーター2cを回転させることにより、偏心した重錘2
dが回転されて、振動板2b上に取着された垂直軸2e
を介して、容器1が加振されるように構成されている。
脂やセラミックスや金属等で形成された粒状の皮膜形成
媒体及び後述する粉体塗料或いは必要に応じて、着色
剤、流展剤、発泡防止剤、硬化促進剤等の適当な添加物
からなる混合物Mと、表面に、未硬化樹脂や液状物質等
により粘着層が形成された被塗装物Wとを入れておく。
次いで、加震装置2を駆動させると、被塗装物Wの粘着
層に、皮膜形成媒体を介して、粉体塗料を構成する粒子
(以下、粉体塗料を構成する粒子を、単に、「粉体粒
子」という。)が付着する。この付着した粉体粒子は、
皮膜形成媒体に叩かれて、粘着層に、強固に、圧接或い
は圧入されて、粉体粒子層を形成する。更に、皮膜形成
媒体に繰り返して叩かれることにより、粘着剤が、付着
された粉体粒子層の表面から押し出され、該押し出され
た粘着剤に、皮膜形成媒体を介して、更に、粉体粒子が
付着する。このようにして、被塗装物の表面への皮膜形
成が進行する。そして、この被塗装物の表面への皮膜形
成は、粉体粒子層が皮膜形成媒体に叩かれても、粘着剤
が、粉体粒子層の表面から押し出されなくなった時点で
終了することになる。上記したようにして粉体粒子層が
形成された被塗装物に、熱処理を施すことにより、皮膜
が形成されることになる。
皮膜が形成された製品の絶縁性を高めるために、粉体塗
料を、少なくとも、熱処理の際に溶融する樹脂粉体粒子
と絶縁性に優れたマイカ等の偏平粉から構成したものが
知られている。このように、皮膜形成方法の粉体塗料と
して、熱処理の際に溶融する樹脂粉体粒子と絶縁性に優
れたマイカ等の偏平粉から構成される粉体塗料を使用し
て、被塗装物の表面に、樹脂粉体粒子と皮膜に対して平
行に配列された偏平粉からなる皮膜層を形成し、その
後、熱処理を施して、樹脂粉体粒子を溶融させて、絶縁
性偏平粉間に樹脂が介在した皮膜が形成されることにな
る。
に、厚膜塗装を行うと、粉体塗料の使用量の増加を招く
ために、経済的でないという問題があり、また、小型部
品等では空間的制限から、薄膜塗装が要求される場合が
多く、厚膜塗装を行うことが困難であるという問題があ
る。
と絶縁性偏平粉から構成される粉体塗料を使用して、被
塗装物の表面に樹脂粉体粒子と皮膜に対して平行に配列
された偏平粉からなる皮膜層を形成し、その後、熱処理
を施して、樹脂粉体粒子を溶融させて、絶縁性偏平粉間
に樹脂が介在した皮膜を形成することが行われている。
このような偏平粉を用い、偏平粉を皮膜に対して水平に
配列させることにより、皮膜のピンホールを減少させる
とともに、偏平粉により皮膜表面を平滑にすることがで
きる。しかしながら、従来の粉体塗料では、熱処理の際
に、溶融した樹脂の流動性が悪いために、絶縁性偏平粉
の表面に、十分に、溶融した樹脂が行き渡らず、また、
溶融した樹脂と絶縁性偏平粉との濡れ性(密着性)が悪
いために、電流が、絶縁性偏平粉の表面を通って裏面に
まで達してしまい、従って、耐電圧が低下するという問
題があった。低分子量の樹脂を用いて、溶融した際の流
動性を高めることも考えられるが、低分子量の樹脂は、
貯蔵安定性が悪いので好ましくない。
及び該粉体塗料を使用した皮膜形成方法が有する課題を
解決することにある。
を達成するために、第1には、予め表面に粘着層を形成
した被塗装物に、皮膜形成媒体を介して、粉体塗料の粒
子を付着させる皮膜形成方法に使用される粉体塗料であ
って、該粉体塗料が、絶縁性偏平粉と、少なくとも非結
晶性樹脂と結晶性樹脂とを含有する樹脂粉体粒子とから
構成されているものであり、第2には、非結晶性樹脂の
軟化点を100°C以下とし、結晶性樹脂の融点を12
0°C以上としたものであり、第3には、樹脂粉体粒子
が、少なくとも非結晶性樹脂と結晶性樹脂とからなる組
成物を乾式混合した後、非結晶性樹脂の軟化点以上、結
晶性樹脂の融点以下の温度条件下で溶融混練した後、粉
砕及び分級して得られたものであり、第4には、非結晶
性樹脂及び結晶性樹脂をエポキシ樹脂としたものであ
り、第5には、絶縁性偏平粉をマイカ粉としたものであ
り、第6には、非結晶性樹脂と結晶性樹脂との重量割合
を90:10〜60:40としたものであり、第7に
は、被塗装物の表面に粘着層を形成し、得られた被塗装
物に、皮膜形成媒体を介して、粉体塗料の粒子を付着さ
せる皮膜形成方法において、粉体塗料として、請求項1
〜6のいずれかの粉体塗料を使用したものである。
が、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定
されるものではない。
に含有したものであって、該絶縁性偏平粉としては、マ
イカ粉、ガラス粉、セラミック粉、プラスチック粉、ゴ
ム粉、その他の無機化合物の粉体等が挙げられ、1種又
は2種以上を混合して用いてもよい。この中でも特にア
スペクト比が大きく、薄くて広い形状を有し、そのため
被塗装物の表面上に重なり合って積層され、よって絶縁
性が高い被塗装物が得られるマイカ粉が好ましい。ま
た、絶縁性偏平粉の表面には、樹脂粉体粒子との密着性
の向上、あるいは防食性又は耐候性の改良等を目的とし
て、カップリング処理、疎水性処理、樹脂コート等に代
表される各種表面処理が施されていてもよい。絶縁性偏
平粉は、立体状のものが面と面との間で押しつぶされた
形状のものであり、対向する平らな面の平均粒径が5〜
30μmの範囲の大きさであることが好ましく、更に1
0〜30μmのものが好ましい。絶縁性偏平粉の平均粒
径が5μm未満のものでは、樹脂粉体粒子が絶縁性偏平
粉よりも相対的に大きいために、被塗装物表面上の皮膜
内で絶縁性偏平粉の方向が不均一に形成され、積層構造
にならないために絶縁性が低くなりやすいので好ましく
ない。又、絶縁性偏平粉の平均粒径が30μmより大き
いものでは、大きくて重くなるため搬送性が悪くなり、
被塗装物表面に形成された粘着層上に均一に付着しにく
く、該粘着層及び皮膜形成媒体から脱離し、塗装機内の
底面に滞留しやすくなる。その結果、粉体塗料中の偏平
粉の割合が低下して、偏平粉を被塗装物の表面に均一に
付着させることができにくくなる。絶縁性偏平粉の平均
粒径は、日機装社製のマイクロトラックを用い、偏平粉
を界面活性剤が添加されている水中に超音波分散機を用
いて十分に分散させた後、測定した値である。なお、前
記平らな面とは,球状物や不定形物と比較して平らであ
ることをさし、ひずみ、反り、椀曲又は凹凸等による変
形により平らになっているものでもよく、又対向する面
同士は必ずしも平行でなくてもよい。また、絶縁性偏平
粉の粉体塗料中の含有量は10〜50重量%の割合で添
加することができる。10重量%未満では、耐電圧の向
上が認められず絶縁性が低く、一方、50重量%を越え
ると被塗装物表面上の皮膜の機械的強度が低下するので
好ましくない。
低分子量であり分子量分布が狭いため、融点に達する
と、瞬時に溶融し、融点以上では、非常に低粘度である
という特性を有する結晶性樹脂を、粉体塗料を構成する
樹脂粉体粒子中に添加したものである。なお、融点が1
20℃以上の結晶性樹脂と、軟化点が100℃以下の非
結晶性樹脂を用いることが好ましい。ここでいう融点と
は、示差走査熱量測定(DSC)での熱吸収のピークを
指し、軟化点とは、JIS K 7234の環球法での
測定値を指す。また、結晶性樹脂としては、エポキシ樹
脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂等の結晶構造を含
有する樹脂が使用することができ、この中でも特にエポ
キシ樹脂が、絶縁性が高いので好ましい。また、非結晶
性樹脂としては、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、フェノ
ール樹脂、キシレン樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、
ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、シリコーン樹
脂、ポリウレタン樹脂等の樹脂を単独で、又は混合して
用いれられる。この中でも特に結晶性樹脂がエポキシ樹
脂の場合は、該結晶性樹脂と相容性が優れたエポキシ樹
脂が好ましい。
性樹脂を用いる場合は、熱硬化性樹脂が有する官能基と
架橋反応し得る官能基をもつ硬化剤を使用することが好
ましい。この硬化剤としては、例えば、アミン、アミ
ド、ジシアンジアミド、ドデカン二酸等のカルボン酸、
酸無水物、イソシアネート、ポリスルフィド、酸ヒドラ
ジド、イミダゾール等の硬化剤を単独で又は混合して用
いられる。
点及び軟化点以上の温度下で溶融混練すると、相溶して
結晶構造が損なわれ、単なる低軟化点の樹脂となり、そ
の結果、粉体塗料の貯蔵安定性が悪化する。そのため、
両者が相溶しないように、融点が120°C以上の結晶
性樹脂と、軟化点が100°C以下の非結晶性樹脂とか
らなる組成物を乾式混合した後、非結晶性樹脂の軟化点
以上、結晶性樹脂の融点以下の温度条件下で溶融混練し
た後に、粉砕及び分級することにより、樹脂粉体粒子中
の結晶性樹脂の結晶性を損なわずに、樹脂粉体粒子を製
造することができる。
晶性樹脂との割合は、樹脂粉体粒子中に、結晶性樹脂が
10〜40重量%含まれることが好ましい。この量が1
0重量%未満では、添加量不足から、絶縁性偏平粉との
濡れ性(密着性)が不十分であり、耐電圧が低い。ま
た、低分子量で架橋密度の高い結晶性樹脂は、硬化収縮
が大きいため、その重量割合が40%を越えると、皮膜
に微細なクラックが発生し易くなるため、耐電圧及び皮
膜の機械的強度が低下するので好ましくない。
の体積割合が多いほど、絶縁性偏平粉の方向性及び塗装
性が良いので好ましく、粒子径が5μm以下の粒子が、
10重量%以上含まれていることが好適である。なお、
樹脂粉体粒子の粒子形は、コールターマルチサイザーII
により測定することができる。
炭酸カルシウム、硫酸バリウム、タルク等の各種充填
剤、シリカ、アルミナ、水酸化アルミニウム等の各種増
粘剤、銅フタロシアニン、アゾ顔料、縮合多環式化合物
等の各種着色剤、ポリアクリル酸ブチルエステル等のア
クリルオリゴマー、シリコーン等の各種流展剤、ベンゾ
イン等の各種発泡防止剤、更に硬化促進剤、ワックス、
カップリング剤、酸化防止剤等の各種添加剤及び各種機
能性材料を適宜添加することができる。また、樹脂粉体
粒子は、例えば上記の材料をミキサー又はブレンダー等
を用いて乾式混合し、得られた混合物をニーダー等によ
り溶融混練し、生成した混練物を冷却させる。その後、
機械式又は気流式の粉砕機を用いて粉砕し、次いで分級
することにより得ることができる。
粉と樹脂粉体粒子とを混合することにより得られる。こ
の混合には、ミキサー又はブレンダー等を用いて乾式混
合することが粉体塗料の生産性及び均一混合性のために
好ましい。なお、本発明の粉体塗料には、絶縁性偏平粉
と樹脂粉体粒子との混合分散性向上、粉体塗料の流動性
及び貯蔵安定性の向上等を目的として、必要に応じて、
シリカ微粒子、アルミナ微粒子等の無機微粒子やメチル
メタクリレート等の架橋樹脂粒子、ステアリン酸亜鉛等
の金属石鹸等の流動性付与剤等を乾式混合により適宜添
加してもよい。
下の通りである。そして、結晶性樹脂及び非結晶性樹脂
としては、以下のようなエポキシ樹脂を用いた。 非結晶性樹脂:YD−014、軟化点95°C(東都化
成社製) 結晶性樹脂:YDC−1312、融点140°C(東都
化成社製) 硬化剤:ジシアンジアミド(宇部興産社製) 硬化促進剤:イミダゾール(四国化成社製) 流展剤:ポリアクリル酸ブチルエステル(BASF社
製) 発泡防止剤:ベンゾイン(みどり化学社製) 上記組成からなる粉体塗料組成物を乾式混合した後、1
00°Cの温度条件下で溶融混練し冷却した後に、粒子
径が5μm以下の粒子の体積割合が50%になるように
粉砕及び分級を施して、樹脂粉体粒子を得た。一方、絶
縁性偏平粉として、マイカ粉(ダイモUV−50:平均
粒径6μm(トピー工業社製))を使用し、実施例1〜
3と比較例1、2では、樹脂粉体粒子とマイカ粉とを7
0:30の比率で乾式混合して粉体塗料を得た。
するが、粘着剤としては、液状エポキシ樹脂(YD−1
28(東都化成社製))とイミダゾール(C11Z(四国
化成社製))とを95:5の比率で混合したものをアセ
トンで5%に希釈したものを用い、被塗装物の洗浄を兼
ねて、被塗装物を粘着剤に浸漬後、温風で乾燥させるこ
とにより、被塗装物上に粘着層を形成した。皮膜形成媒
体は、ジルコニア球にゴム被覆を施した直径1mmのも
のを用い、図1と同型の内容積が2.8リットルの容器
1に、皮膜形成媒体1kgと粉体塗料40gを投入し、
容器1を5分間振動させ、均一に混合した後、被塗装物
(40mm×40mm×0.8mm(厚さ)の鋼板)を
投入し、被塗装物上に熱処理後の膜厚が20μmになる
ように粉体層を形成させた後、180°Cで20分間、
熱風乾燥炉を用いて熱処理を施し皮膜を形成した。
の一端にアースを兼ねた治具を取り付け、日本パーカー
ライジング社製の静電スプレーガン(G×−108)を
用いて、印加電圧を−60KVで熱処理後の膜厚が20
μmになるように粉体層を形成させた後、180°Cで
20分間、熱風乾燥炉を用いて熱処理を施し皮膜を形成
した。
処理後の平均膜厚が20μmになるように皮膜が施され
た、40mm×40mm×0.8mm(厚さ)の鋼板の
耐電圧を以下のようにして測定した。皮膜の一部を鑢で
研磨し、その箇所に耐電圧試験器(菊水電子社製、商品
名:TOS−5030)のテストリード(黒)を取り付
け、皮膜表面にテストリード(赤)を接触させた状態
で、印加電圧を徐々に上げていき、皮膜の耐電圧を評価
した。なお、本試験では、0.5mA以上の電流が流れ
たときに導通したと見なし、5点/1枚で2枚測定した
10点の平均値を耐電圧(ボルト、10μm当たり)と
し、その結果を表2に示す。また、上記各鋼板2枚につ
いて、JIS−K540,8.1に準じて、耐折り曲げ
性試験を直径4mmの心棒を用いて行い、皮膜の機械的
強度を調べた。その結果を表2に示す。○は耐折り曲げ
性が良好であることを、また、×は耐折り曲げ性が悪い
ことを表している。
折り曲げ性が、共に、優れている。比較例1は、耐電圧
及び耐折り曲げ性が、共に、劣っている。比較例2〜5
は、耐折り曲げ性は良いが、耐電圧が悪い。
ポリエチレンの瓶に50g投入し、35°Cの恒温槽に
2週間放置した後に取り出し、粉体塗料の貯蔵安定性を
目視で確認したところ、ケーキング等は発生しておら
ず、貯蔵安定性は良好であった。
るので、以下に記載する効果を奏するものである。
非結晶性樹脂と結晶性樹脂とを含有する樹脂粉体粒子と
により構成したので、皮膜の機械的強度及び粉体塗料の
貯蔵安定性を損なうことなく、薄膜でも高い絶縁性を有
する皮膜を容易に形成することができる。
し、結晶性樹脂の融点を120°C以上とすることによ
り、樹脂粉体粒子中の結晶性樹脂の結晶性を損なわず
に、樹脂粉体粒子を製造することができる。
成装置の垂直断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】予め表面に粘着層を形成した被塗装物に、
皮膜形成媒体を介して、粉体塗料の粒子を付着させる皮
膜形成方法に使用される粉体塗料であって、該粉体塗料
は、絶縁性偏平粉と、少なくとも非結晶性樹脂と結晶性
樹脂とを含有する樹脂粉体粒子とからなることを特徴と
する粉体塗料。 - 【請求項2】非結晶性樹脂の軟化点が100°C以下で
あり、結晶性樹脂の融点が120°C以上であることを
特徴とする請求項1に記載の粉体塗料。 - 【請求項3】樹脂粉体粒子は、少なくとも非結晶性樹脂
と結晶性樹脂とからなる組成物を乾式混合した後、非結
晶性樹脂の軟化点以上、結晶性樹脂の融点以下の温度条
件下で溶融混練した後、粉砕及び分級して得られたもの
であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
粉体塗料。 - 【請求項4】非結晶性樹脂及び結晶性樹脂がエポキシ樹
脂であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
に記載の粉体塗料。 - 【請求項5】絶縁性偏平粉がマイカ粉であることを特徴
とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の粉体塗料。 - 【請求項6】非結晶性樹脂と結晶性樹脂との重量割合が
90:10〜60:40であることを特徴とする請求項
1〜5のいずれか1項に記載の粉体塗料。 - 【請求項7】被塗装物の表面に粘着層を形成し、得られ
た被塗装物に、皮膜形成媒体を介して、粉体塗料の粒子
を付着させる皮膜形成方法において、粉体塗料として、
請求項1〜6のいずれかの粉体塗料を使用することを特
徴とする皮膜形成方法。
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