JPH1183013A - 燃焼装置 - Google Patents
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- JPH1183013A JPH1183013A JP9239343A JP23934397A JPH1183013A JP H1183013 A JPH1183013 A JP H1183013A JP 9239343 A JP9239343 A JP 9239343A JP 23934397 A JP23934397 A JP 23934397A JP H1183013 A JPH1183013 A JP H1183013A
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- potential
- combustion
- electrode
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 立炎や失火のような火炎形状が大きく変化す
る異常燃焼だけでなく、火炎形状に表れない異常燃焼も
検知でき、さらに電極などの表面の劣化や汚染による影
響を受けにくく、信頼性の高い燃焼状態検知手段を有す
る燃焼装置を提供するものである。 【解決手段】 火炎を生成する火炎生成手段6と、火炎
により生成した荷電粒子と接触する第1電極手段9と、
火炎生成手段6と第1電極手段9の間に電圧を印加する
電圧印加手段10と、荷電粒子の電位を検出する電位検
出手段12を備え、電位検出手段12と第1電極手段9
の間の電位差を電位検出手段14で検出し、燃焼状態を
検知する燃焼装置。
る異常燃焼だけでなく、火炎形状に表れない異常燃焼も
検知でき、さらに電極などの表面の劣化や汚染による影
響を受けにくく、信頼性の高い燃焼状態検知手段を有す
る燃焼装置を提供するものである。 【解決手段】 火炎を生成する火炎生成手段6と、火炎
により生成した荷電粒子と接触する第1電極手段9と、
火炎生成手段6と第1電極手段9の間に電圧を印加する
電圧印加手段10と、荷電粒子の電位を検出する電位検
出手段12を備え、電位検出手段12と第1電極手段9
の間の電位差を電位検出手段14で検出し、燃焼状態を
検知する燃焼装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料を燃焼する燃
焼装置に関するものである。
焼装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の燃焼装置は、特開昭61
−235612号公報に記載されているようなものが一
般的であった。この燃焼装置は図13に示すようにバー
ナ1と、燃焼が正常状態において火炎に接触するように
配置されたフレーム電極2と、燃焼が異常状態で立炎し
た時に火炎に接触するように配置されたフレーム電極3
と、交流電源4と、電流検知手段5によって構成されて
いる。
−235612号公報に記載されているようなものが一
般的であった。この燃焼装置は図13に示すようにバー
ナ1と、燃焼が正常状態において火炎に接触するように
配置されたフレーム電極2と、燃焼が異常状態で立炎し
た時に火炎に接触するように配置されたフレーム電極3
と、交流電源4と、電流検知手段5によって構成されて
いる。
【0003】そして上記構成によれば、着火直後や燃焼
中の異常で火炎が小さい時は火炎はフレーム電極2、3
にとどかずフレーム電極2、3に充分なフレーム電流が
流れないので火炎なしの警報が出る。そして正常燃焼時
は、フレーム電極2のみ火炎中に位置し、フレーム電極
3には火炎が届かない。従つて、交流電圧は主としてフ
レーム電極2を介して電流を流し、火炎ありの状態を示
す。立炎時は、フレーム電極3も火炎中に入り、フレー
ム電極3にもフレーム電流が流れ、交流電圧による電流
はフレーム電極2、3間で平均化し、フレーム電極2を
流れる電流が減少し、火炎なし状態を示し警報を発する
ようになっていた。
中の異常で火炎が小さい時は火炎はフレーム電極2、3
にとどかずフレーム電極2、3に充分なフレーム電流が
流れないので火炎なしの警報が出る。そして正常燃焼時
は、フレーム電極2のみ火炎中に位置し、フレーム電極
3には火炎が届かない。従つて、交流電圧は主としてフ
レーム電極2を介して電流を流し、火炎ありの状態を示
す。立炎時は、フレーム電極3も火炎中に入り、フレー
ム電極3にもフレーム電流が流れ、交流電圧による電流
はフレーム電極2、3間で平均化し、フレーム電極2を
流れる電流が減少し、火炎なし状態を示し警報を発する
ようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の燃焼装置では、燃焼状態が正常か異常かを判断するた
めの必要条件が、火炎が小さくなるとか立炎するといっ
た火炎形状の変化であり、異常原因が火炎形状に大きな
変化を及ぼさないような場合には従来の燃焼装置では検
知できないという課題があった。また前記フレーム電極
2、3の表面が劣化あるいは汚染の影響を受け、電極表
面が絶縁性を有し、正常燃焼にも係らず電流値が低下す
ることがある。この場合、結果として誤動作の可能性を
有するという課題もあった。また、燃焼装置の構成によ
っては、正常燃焼でない時に、電流値が増加し、フレー
ム電極だけでは異常判断できない場合があった。
の燃焼装置では、燃焼状態が正常か異常かを判断するた
めの必要条件が、火炎が小さくなるとか立炎するといっ
た火炎形状の変化であり、異常原因が火炎形状に大きな
変化を及ぼさないような場合には従来の燃焼装置では検
知できないという課題があった。また前記フレーム電極
2、3の表面が劣化あるいは汚染の影響を受け、電極表
面が絶縁性を有し、正常燃焼にも係らず電流値が低下す
ることがある。この場合、結果として誤動作の可能性を
有するという課題もあった。また、燃焼装置の構成によ
っては、正常燃焼でない時に、電流値が増加し、フレー
ム電極だけでは異常判断できない場合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、火炎を生成する火炎生成手段と、前記火炎に
より生成した荷電粒子と接触する第1電極手段と、前記
火炎生成手段と前記第1電極手段の間に電圧を印加する
電圧印加手段と、前記荷電粒子の電位を検出する電位検
出手段を備えた燃焼装置としたものである。
本発明は、火炎を生成する火炎生成手段と、前記火炎に
より生成した荷電粒子と接触する第1電極手段と、前記
火炎生成手段と前記第1電極手段の間に電圧を印加する
電圧印加手段と、前記荷電粒子の電位を検出する電位検
出手段を備えた燃焼装置としたものである。
【0006】上記発明によれば、火炎生成手段と第1電
極手段の間は、電圧印加手段によって一定電圧に保たれ
ているため、火炎内部の荷電粒子は、一定電圧に対して
火炎内部の荷電粒子分布などに起因する電位分布を持
つ。
極手段の間は、電圧印加手段によって一定電圧に保たれ
ているため、火炎内部の荷電粒子は、一定電圧に対して
火炎内部の荷電粒子分布などに起因する電位分布を持
つ。
【0007】火炎内部の荷電粒子分布は燃焼状態と相関
関係を有するので、電位分布を検出することにより燃焼
状態を検知することができる。従って異常燃焼の場合、
荷電粒子の分布や流れが正常燃焼状態から変化し、火炎
の電位分布が変るので、その電位分布を検出することに
より異常燃焼を検知するものである。この場合の異常燃
焼とは、従来のような立炎や失火といった火炎の形状に
表れる変化だけでなく、火炎の形状変化が発生しないよ
うな火炎内部の荷電粒子分布の変化など微小な燃焼状態
を検出することができる。また、従来のような電流を検
出して燃焼状態を検知するのではなく、電位を検出して
燃焼状態を検出するので電極表面の劣化や汚染による影
響を受けにくく、信頼性の高い燃焼状態の検知を行うこ
とができる。
関係を有するので、電位分布を検出することにより燃焼
状態を検知することができる。従って異常燃焼の場合、
荷電粒子の分布や流れが正常燃焼状態から変化し、火炎
の電位分布が変るので、その電位分布を検出することに
より異常燃焼を検知するものである。この場合の異常燃
焼とは、従来のような立炎や失火といった火炎の形状に
表れる変化だけでなく、火炎の形状変化が発生しないよ
うな火炎内部の荷電粒子分布の変化など微小な燃焼状態
を検出することができる。また、従来のような電流を検
出して燃焼状態を検知するのではなく、電位を検出して
燃焼状態を検出するので電極表面の劣化や汚染による影
響を受けにくく、信頼性の高い燃焼状態の検知を行うこ
とができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は各請求項記載の形態によ
って実施できるものであり、請求項1記載のようには、
火炎を生成する火炎生成手段と、前記火炎により生成し
た荷電粒子と接触する第1電極手段と、前記火炎生成手
段と前記第1電極手段の間に電圧を印加する電圧印加手
段と、前記荷電粒子の電位を検出する電位検出手段を備
えることにより、火炎生成手段(通常は燃焼バーナ)と
第1電極手段の間は、電圧印加手段によって一定電圧に
保たれているため、火炎内部の荷電粒子は、一定電圧に
対して火炎内部の荷電粒子分布などに起因する電位分布
を持つ。火炎内部の荷電粒子分布は燃焼状態と相関関係
を有するので、電位分布を検出することにより、燃焼状
態を検出することができる。従って異常燃焼の場合、荷
電粒子の分布や流れが正常燃焼状態から変化し、火炎の
電位分布が変るので、電位分布を検出することにより異
常燃焼を検知するものである。この場合の異常燃焼と
は、従来のような立炎や失火といった火炎の形状に表れ
る変化だけでなく、火炎の形状変化が発生しないような
火炎内部の荷電粒子分布の変化など微小な燃焼状態の変
化を検出することができる。また、従来のように電流を
検出して燃焼状態を検知するのではなく、電位を検出し
て燃焼状態を検知するので電極表面の劣化や汚染による
影響を受けにくく、信頼性の高い燃焼状態の検知を行う
ことができる。
って実施できるものであり、請求項1記載のようには、
火炎を生成する火炎生成手段と、前記火炎により生成し
た荷電粒子と接触する第1電極手段と、前記火炎生成手
段と前記第1電極手段の間に電圧を印加する電圧印加手
段と、前記荷電粒子の電位を検出する電位検出手段を備
えることにより、火炎生成手段(通常は燃焼バーナ)と
第1電極手段の間は、電圧印加手段によって一定電圧に
保たれているため、火炎内部の荷電粒子は、一定電圧に
対して火炎内部の荷電粒子分布などに起因する電位分布
を持つ。火炎内部の荷電粒子分布は燃焼状態と相関関係
を有するので、電位分布を検出することにより、燃焼状
態を検出することができる。従って異常燃焼の場合、荷
電粒子の分布や流れが正常燃焼状態から変化し、火炎の
電位分布が変るので、電位分布を検出することにより異
常燃焼を検知するものである。この場合の異常燃焼と
は、従来のような立炎や失火といった火炎の形状に表れ
る変化だけでなく、火炎の形状変化が発生しないような
火炎内部の荷電粒子分布の変化など微小な燃焼状態の変
化を検出することができる。また、従来のように電流を
検出して燃焼状態を検知するのではなく、電位を検出し
て燃焼状態を検知するので電極表面の劣化や汚染による
影響を受けにくく、信頼性の高い燃焼状態の検知を行う
ことができる。
【0009】また、本発明の請求項2記載のように、火
炎を生成する火炎生成手段と、前記火炎により生成した
荷電粒子と接触する第1電極手段及び第2電極手段と、
前記第1電極手段と前記第2電極手段との間に電圧を印
加する電圧印加手段と、前記荷電粒子の電位を検出する
電位検出手段を備えることにより、火炎生成手段は、多
くの場合ステンレスなどの高耐熱性導電材料で構成され
るが、セラミックスなどの高耐熱性絶縁材料で構成され
る場合もあるから、火炎生成手段が導電性材料で構成さ
れる場合、火炎生成手段は電極として機能するが、火炎
生成手段が絶縁材料で構成される場合、火炎生成手段は
電極として機能しない。このような場合、火炎により生
成した荷電粒子と接触する第2電極手段を設けることに
より、火炎生成手段を導電性材料で構成した請求項1記
載の発明と同等の効果を得ることができる。
炎を生成する火炎生成手段と、前記火炎により生成した
荷電粒子と接触する第1電極手段及び第2電極手段と、
前記第1電極手段と前記第2電極手段との間に電圧を印
加する電圧印加手段と、前記荷電粒子の電位を検出する
電位検出手段を備えることにより、火炎生成手段は、多
くの場合ステンレスなどの高耐熱性導電材料で構成され
るが、セラミックスなどの高耐熱性絶縁材料で構成され
る場合もあるから、火炎生成手段が導電性材料で構成さ
れる場合、火炎生成手段は電極として機能するが、火炎
生成手段が絶縁材料で構成される場合、火炎生成手段は
電極として機能しない。このような場合、火炎により生
成した荷電粒子と接触する第2電極手段を設けることに
より、火炎生成手段を導電性材料で構成した請求項1記
載の発明と同等の効果を得ることができる。
【0010】また、本発明の請求項3記載のように、荷
電粒子の電位を検出する電位検出手段を移動可能にする
移動手段を請求項1または2記載の燃焼装置に加えるこ
とにより、電位検出手段が火炎中を任意に移動して荷電
粒子の電位を検出し、移動方向に対する荷電粒子の電位
分布から火炎の内部状態が検知でき、前述した相関関係
から火炎の正常又は異常の判断がなされる。このよう
に、荷電粒子の電位分布が測定されると、電位検出手段
の移動線上において火炎内部のどの位置において異常で
あるのかが判定できるようになる。
電粒子の電位を検出する電位検出手段を移動可能にする
移動手段を請求項1または2記載の燃焼装置に加えるこ
とにより、電位検出手段が火炎中を任意に移動して荷電
粒子の電位を検出し、移動方向に対する荷電粒子の電位
分布から火炎の内部状態が検知でき、前述した相関関係
から火炎の正常又は異常の判断がなされる。このよう
に、荷電粒子の電位分布が測定されると、電位検出手段
の移動線上において火炎内部のどの位置において異常で
あるのかが判定できるようになる。
【0011】さらに、荷電粒子の電位を検出する電位検
出手段を移動可能にする移動手段を請求項2記載の燃焼
装置に加えることにより、火炎生成手段は、多くの場合
ステンレスなどの高耐熱性導電材料で構成されるが、セ
ラミックスなどの高耐熱性絶縁材料で構成される場合も
あるから、火炎生成手段が導電性材料で構成される場
合、火炎生成手段は電極として機能するが、火炎生成手
段が絶縁材料で構成される場合、火炎生成手段は電極と
して機能しない。このような場合、火炎により生成した
荷電粒子と接触する第2電極手段を設けることにより、
火炎生成手段を導電性材料で構成した場合と同等の効果
を得ることができる。
出手段を移動可能にする移動手段を請求項2記載の燃焼
装置に加えることにより、火炎生成手段は、多くの場合
ステンレスなどの高耐熱性導電材料で構成されるが、セ
ラミックスなどの高耐熱性絶縁材料で構成される場合も
あるから、火炎生成手段が導電性材料で構成される場
合、火炎生成手段は電極として機能するが、火炎生成手
段が絶縁材料で構成される場合、火炎生成手段は電極と
して機能しない。このような場合、火炎により生成した
荷電粒子と接触する第2電極手段を設けることにより、
火炎生成手段を導電性材料で構成した場合と同等の効果
を得ることができる。
【0012】また、本発明の請求項4記載のように、火
炎内の任意に選択した複数の被検出箇所に設置された荷
電粒子の電位を検出する電位検出手段を備えた請求項1
記載の燃焼装置に加えることにより、燃焼火炎内に任意
に設置された複数の電位検出手段によって、荷電粒子の
2次元ないし3次元的な電位分布を連続して検出し、前
述した相関関係から火炎の正常又は異常などの燃焼状態
を検知することができる。このように、荷電粒子の電位
分布が2次元ないし3次元的にかつ連続して測定される
と、火炎形状の変形や歪みがわかり、より精度よく燃焼
状態を検知することができる。
炎内の任意に選択した複数の被検出箇所に設置された荷
電粒子の電位を検出する電位検出手段を備えた請求項1
記載の燃焼装置に加えることにより、燃焼火炎内に任意
に設置された複数の電位検出手段によって、荷電粒子の
2次元ないし3次元的な電位分布を連続して検出し、前
述した相関関係から火炎の正常又は異常などの燃焼状態
を検知することができる。このように、荷電粒子の電位
分布が2次元ないし3次元的にかつ連続して測定される
と、火炎形状の変形や歪みがわかり、より精度よく燃焼
状態を検知することができる。
【0013】さらに、火炎内の任意に選択した複数の被
検出箇所に設置された前記荷電粒子の電位を検出する電
位検出手段を請求項2記載の燃焼装置に加えることによ
り、火炎生成手段は、多くの場合ステンレスなどの高耐
熱性導電材料で構成されるが、セラミックスなどの高耐
熱性絶縁材料で構成される場合もあるから、火炎生成手
段が導電性材料で構成される場合、火炎生成手段は電極
として機能するが、火炎生成手段が絶縁材料で構成され
る場合、火炎生成手段は電極として機能しない。このよ
うな場合、火炎により生成した荷電粒子と接触する第2
電極手段を設けることにより、火炎生成手段を導電性材
料で構成した場合と同等の効果を得ることができる。
検出箇所に設置された前記荷電粒子の電位を検出する電
位検出手段を請求項2記載の燃焼装置に加えることによ
り、火炎生成手段は、多くの場合ステンレスなどの高耐
熱性導電材料で構成されるが、セラミックスなどの高耐
熱性絶縁材料で構成される場合もあるから、火炎生成手
段が導電性材料で構成される場合、火炎生成手段は電極
として機能するが、火炎生成手段が絶縁材料で構成され
る場合、火炎生成手段は電極として機能しない。このよ
うな場合、火炎により生成した荷電粒子と接触する第2
電極手段を設けることにより、火炎生成手段を導電性材
料で構成した場合と同等の効果を得ることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。なお、各実施例において同一構成要素のもの
については同一符号を付し一部説明を省略する。
説明する。なお、各実施例において同一構成要素のもの
については同一符号を付し一部説明を省略する。
【0015】(実施例1)図1は本発明の実施例1の燃
焼装置の構成を示す断面図である。
焼装置の構成を示す断面図である。
【0016】図1において6は火炎生成手段であり、一
般的にガス状燃料に予め理論燃焼空気量以下の1次空気
を混合した混合ガスを複数の炎孔7より噴出させて燃焼
させたとき、炎孔7のごく近傍に可燃ガスと予混合され
た1次空気との燃焼反応による内炎8aが形成され、さ
らにこの内炎8aの外側に周囲からの2次空気との燃焼
反応による外炎8bが形成される。内炎8aは明るく輝
いて見え、外炎8bは透明に近い燃焼炎となり、内炎8
aと外炎8bとで全体の火炎8を形成している。この火
炎8の中に荷電粒子(イオンと電子)が存在する。第1電
極手段9の一方の端部は、火炎8により生成した荷電粒
子と接触し、他端は電圧印加手段10を介して火炎生成
手段6に接続されている。
般的にガス状燃料に予め理論燃焼空気量以下の1次空気
を混合した混合ガスを複数の炎孔7より噴出させて燃焼
させたとき、炎孔7のごく近傍に可燃ガスと予混合され
た1次空気との燃焼反応による内炎8aが形成され、さ
らにこの内炎8aの外側に周囲からの2次空気との燃焼
反応による外炎8bが形成される。内炎8aは明るく輝
いて見え、外炎8bは透明に近い燃焼炎となり、内炎8
aと外炎8bとで全体の火炎8を形成している。この火
炎8の中に荷電粒子(イオンと電子)が存在する。第1電
極手段9の一方の端部は、火炎8により生成した荷電粒
子と接触し、他端は電圧印加手段10を介して火炎生成
手段6に接続されている。
【0017】火炎8は、内炎8aと外炎8bとから構成
され、内炎8aに多くの荷電粒子が存在するが、外炎8
bにも少ない密度であるにしても荷電粒子は存在する。
荷電粒子が無視できる程度に少ない場合、例えば、火炎
8が存在しないとき、すなわち、燃焼が停止した状態で
は、電圧印加手段10により、10〜20Vの電圧を第
1電極手段9と火炎生成手段6に印加しても、殆ど電流
は流れない。しかし、正常燃焼状態の場合は第1電極手
段9を内炎8aから数mm離れた位置に配置しても、上
記電圧を印加したとき、数μA以上の電流が流れる。こ
のことは、内炎8aの近傍および外炎8bにも荷電粒子
が存在することを示す。電極手段9と火炎生成手段6間
に流れる電流は、例えば、一定の抵抗値を有する抵抗体
の両端の電圧から求める電流検出手段11により検出さ
れる。もちろん、抵抗体の代わりに電流計を用いてもよ
い。
され、内炎8aに多くの荷電粒子が存在するが、外炎8
bにも少ない密度であるにしても荷電粒子は存在する。
荷電粒子が無視できる程度に少ない場合、例えば、火炎
8が存在しないとき、すなわち、燃焼が停止した状態で
は、電圧印加手段10により、10〜20Vの電圧を第
1電極手段9と火炎生成手段6に印加しても、殆ど電流
は流れない。しかし、正常燃焼状態の場合は第1電極手
段9を内炎8aから数mm離れた位置に配置しても、上
記電圧を印加したとき、数μA以上の電流が流れる。こ
のことは、内炎8aの近傍および外炎8bにも荷電粒子
が存在することを示す。電極手段9と火炎生成手段6間
に流れる電流は、例えば、一定の抵抗値を有する抵抗体
の両端の電圧から求める電流検出手段11により検出さ
れる。もちろん、抵抗体の代わりに電流計を用いてもよ
い。
【0018】電位検出手段12は、高耐熱性金属体で構
成され、その一方の端部は荷電粒子と接触する位置に配
置されている。電位検出手段12は、第1電極手段9
が、絶縁セラミック13を介して固定台(図示なし)に取
り付けられているのと同様絶縁セラミック13aを介し
て固定台に取り付けられている。そして、電位検出手段
12と第1電極手段9のそれぞれの荷電粒子との非接触
端は電位差検出手段14を介して接続されている。第1
電極手段9と火炎生成手段6の間に電流が流れていると
き、両者の間には電位勾配が存在し、電流は空間的に広
がりをもって流れるので、荷電粒子の等電位面が、電流
の流れ方向に対して直交して存在する。この時、電位検
出手段12に接触する等電位面が存在する。電位検出手
段12は導電性であり、その電位は接触する等電位面と
同じ電位になる。これによって、電位差検出手段14
は、電位検出手段12が検出する荷電粒子の第1電極手
段9に対する電位を、第1電極手段9と電位検出手段1
2間の電位差として検出するように構成されている。
成され、その一方の端部は荷電粒子と接触する位置に配
置されている。電位検出手段12は、第1電極手段9
が、絶縁セラミック13を介して固定台(図示なし)に取
り付けられているのと同様絶縁セラミック13aを介し
て固定台に取り付けられている。そして、電位検出手段
12と第1電極手段9のそれぞれの荷電粒子との非接触
端は電位差検出手段14を介して接続されている。第1
電極手段9と火炎生成手段6の間に電流が流れていると
き、両者の間には電位勾配が存在し、電流は空間的に広
がりをもって流れるので、荷電粒子の等電位面が、電流
の流れ方向に対して直交して存在する。この時、電位検
出手段12に接触する等電位面が存在する。電位検出手
段12は導電性であり、その電位は接触する等電位面と
同じ電位になる。これによって、電位差検出手段14
は、電位検出手段12が検出する荷電粒子の第1電極手
段9に対する電位を、第1電極手段9と電位検出手段1
2間の電位差として検出するように構成されている。
【0019】火炎8に存在する荷電粒子の電位は、温度
や粒子密度などの荷電粒子の存在状態によって決まる。
そして、荷電粒子を生成する火炎8は、その形状や内部
状態が空燃比や燃焼量、燃焼空間の性質、火炎生成手段
6の性質等によって異なる性状を示す。この時、荷電粒
子の等電位面も火炎8の性状変化と共に変化し、従って
電位検出手段12によって検出される荷電粒子の電位も
変化する。このようにして、荷電粒子の電位検出から正
常燃焼や異常燃焼に限らず微小な燃焼状態の検知が可能
になる。
や粒子密度などの荷電粒子の存在状態によって決まる。
そして、荷電粒子を生成する火炎8は、その形状や内部
状態が空燃比や燃焼量、燃焼空間の性質、火炎生成手段
6の性質等によって異なる性状を示す。この時、荷電粒
子の等電位面も火炎8の性状変化と共に変化し、従って
電位検出手段12によって検出される荷電粒子の電位も
変化する。このようにして、荷電粒子の電位検出から正
常燃焼や異常燃焼に限らず微小な燃焼状態の検知が可能
になる。
【0020】荷電粒子と接触する第1電極手段9や電位
検出手段12の端部表面にシリコン酸化物が形成された
場合、このシリコン酸化物は絶縁性であるので、たとえ
正常燃焼状態であっても、電流検出手段11によって検
出される電流は当然減少する。しかし、電流は減少して
も、その電流値に対応した一定の電位勾配が存在し、ま
た等電位面も存在することは明らかである。すなわち、
電位検出手段12はシリコン酸化物に影響されずに作用
する。
検出手段12の端部表面にシリコン酸化物が形成された
場合、このシリコン酸化物は絶縁性であるので、たとえ
正常燃焼状態であっても、電流検出手段11によって検
出される電流は当然減少する。しかし、電流は減少して
も、その電流値に対応した一定の電位勾配が存在し、ま
た等電位面も存在することは明らかである。すなわち、
電位検出手段12はシリコン酸化物に影響されずに作用
する。
【0021】火炎内部は荷電粒子が流動しているので、
電位差検出手段14が検出する電位差は、ゆらぎを示
す。この場合、電位差検出手段14は例えば、1MΩの
抵抗器と数μFのコンデンサの並列接続回路と電圧計の
並列接続構成とすることが好ましい。電位差のゆらぎを
コンデンサでバイパスすることにより、直流成分を容易
に取り出せるからである。
電位差検出手段14が検出する電位差は、ゆらぎを示
す。この場合、電位差検出手段14は例えば、1MΩの
抵抗器と数μFのコンデンサの並列接続回路と電圧計の
並列接続構成とすることが好ましい。電位差のゆらぎを
コンデンサでバイパスすることにより、直流成分を容易
に取り出せるからである。
【0022】図1の燃焼装置の具体構成については、電
圧印加手段10は直流電源で、多くの場合、第1電極手
段9と火炎生成手段6の間を24Vに保つようにした。
以下の実施例では、特に説明のない限り第1電極手段9
と火炎生成手段6の間の電圧は24Vである。電流検出
手段11は10kΩの抵抗器、電位差検出手段14は1
MΩの抵抗器と数μFのコンデンサの並列接続回路と電
圧計の並列接続構成とした。第1電極手段9および電位
検出手段12として高耐熱ステンレス線(直径約2m
m)を用いた。火炎生成手段6は家庭用石油ファンヒー
タに搭載されている、高耐熱ステンレス製のバーナであ
る。
圧印加手段10は直流電源で、多くの場合、第1電極手
段9と火炎生成手段6の間を24Vに保つようにした。
以下の実施例では、特に説明のない限り第1電極手段9
と火炎生成手段6の間の電圧は24Vである。電流検出
手段11は10kΩの抵抗器、電位差検出手段14は1
MΩの抵抗器と数μFのコンデンサの並列接続回路と電
圧計の並列接続構成とした。第1電極手段9および電位
検出手段12として高耐熱ステンレス線(直径約2m
m)を用いた。火炎生成手段6は家庭用石油ファンヒー
タに搭載されている、高耐熱ステンレス製のバーナであ
る。
【0023】図1の燃焼装置で石油を強制燃焼させ、電
位差検出手段14によって得られた電位差Vfrを図2に
示した。図2は、燃焼量約2500kcal/hの正常
燃焼における、火炎8内部の水平方向(A−A’方向)
の電位差分布曲線である。図2の横軸は、炎孔7の外面
(B−B’面)から電位検出手段12端部先端までの距
離Lである。実施例1では電位検出手段12の荷電粒子
と接触する端部の高さは、電位検出手段12の端部先端
からA−A’面まで距離Hとした。図2ではH=28m
mおよび32mmで測定した結果を示す。H=32mm
では、電位差は炎孔近傍のL=10mm以内で高い値を
示し、炎孔から離れるに従い低下し、特にLが10mm
以上になると急激に低くなっている。そして、Lが約2
0mm程度になると、電位差がほぼ0Vになり荷電粒子
の存在限界を示唆する。また、H=28mmではLが6
〜7mmのところで電位差Vfrがピーク値を示すもの
の、Lが約10mm以内ではほぼ一定の値を示し、炎孔
8から離れるに従い、Lが10mm以上になると急激に
低くなっている。そして、Lが約20mm程度になる
と、電位差がほぼ0Vになり荷電粒子の存在限界を示唆
する。この時、電位差V frが、ほぼ0Vの位置が目視に
よる火炎8の最外面に一致する。
位差検出手段14によって得られた電位差Vfrを図2に
示した。図2は、燃焼量約2500kcal/hの正常
燃焼における、火炎8内部の水平方向(A−A’方向)
の電位差分布曲線である。図2の横軸は、炎孔7の外面
(B−B’面)から電位検出手段12端部先端までの距
離Lである。実施例1では電位検出手段12の荷電粒子
と接触する端部の高さは、電位検出手段12の端部先端
からA−A’面まで距離Hとした。図2ではH=28m
mおよび32mmで測定した結果を示す。H=32mm
では、電位差は炎孔近傍のL=10mm以内で高い値を
示し、炎孔から離れるに従い低下し、特にLが10mm
以上になると急激に低くなっている。そして、Lが約2
0mm程度になると、電位差がほぼ0Vになり荷電粒子
の存在限界を示唆する。また、H=28mmではLが6
〜7mmのところで電位差Vfrがピーク値を示すもの
の、Lが約10mm以内ではほぼ一定の値を示し、炎孔
8から離れるに従い、Lが10mm以上になると急激に
低くなっている。そして、Lが約20mm程度になる
と、電位差がほぼ0Vになり荷電粒子の存在限界を示唆
する。この時、電位差V frが、ほぼ0Vの位置が目視に
よる火炎8の最外面に一致する。
【0024】図3は、図2と同様に燃焼量約2500k
cal/hにおける電位差Vfrの一次空気量への依存性
を示す電位差分布曲線である。図3において、横軸は炎
孔7の外面(B−B’面)から電位検出手段12端部先
端までの距離Lであり、各一次空気比PA(一次空気と
理論空気量の比)における電位差VfrとLの関係を示し
ている。なおH=28mmとした。さらに図4は、Lが
約6mmにおける電位差Vfrと一次空気比PAの相関を
示す電位差−PA曲線である。図4は、電位差VfrとP
Aの強い正の相関を示すものである。燃焼量一定での正
常燃焼状態では、電位差Vfrの値はほぼ一定であるの
で、図4の相関を用いれば、一次空気変動による異常燃
焼を検知することが可能になる。
cal/hにおける電位差Vfrの一次空気量への依存性
を示す電位差分布曲線である。図3において、横軸は炎
孔7の外面(B−B’面)から電位検出手段12端部先
端までの距離Lであり、各一次空気比PA(一次空気と
理論空気量の比)における電位差VfrとLの関係を示し
ている。なおH=28mmとした。さらに図4は、Lが
約6mmにおける電位差Vfrと一次空気比PAの相関を
示す電位差−PA曲線である。図4は、電位差VfrとP
Aの強い正の相関を示すものである。燃焼量一定での正
常燃焼状態では、電位差Vfrの値はほぼ一定であるの
で、図4の相関を用いれば、一次空気変動による異常燃
焼を検知することが可能になる。
【0025】図5は、図2と同様に燃焼量約2500k
cal/hにおける電位差Vfrの二次空気量への依存性
を示す電位差分布曲線である。図5において、横軸は炎
孔7の外面(B−B’面)から電位検出手段12端部先
端までの距離Lである。また、H=32mmとした。図
5では、Lが10mm以内において、二次空気の有無で
の電位差分布に明らかな差がある。特に、電位検出手段
9の位置をLが5〜7mmの間に固定配置すると、正常
燃焼と二次空気不足による異常燃焼の検知が十分に可能
である。目視によると、この時の火炎8の形状は極端に
変化するなどの大きな変化は見られなかった。従って本
実施例によれば火炎形状に表れない燃焼状態の異常でも
検知することができる。前述した従来例のフレーム電極
による電流検知では、火炎8の形状に大きな変化を及ぼ
さない二次空気不足による異常検知は困難であるし、一
般的に、電流検知による二次空気に起因する異常の検知
の困難さを回避するための手段が様々にとられている。
このことからも、本発明の有効性がわかる。
cal/hにおける電位差Vfrの二次空気量への依存性
を示す電位差分布曲線である。図5において、横軸は炎
孔7の外面(B−B’面)から電位検出手段12端部先
端までの距離Lである。また、H=32mmとした。図
5では、Lが10mm以内において、二次空気の有無で
の電位差分布に明らかな差がある。特に、電位検出手段
9の位置をLが5〜7mmの間に固定配置すると、正常
燃焼と二次空気不足による異常燃焼の検知が十分に可能
である。目視によると、この時の火炎8の形状は極端に
変化するなどの大きな変化は見られなかった。従って本
実施例によれば火炎形状に表れない燃焼状態の異常でも
検知することができる。前述した従来例のフレーム電極
による電流検知では、火炎8の形状に大きな変化を及ぼ
さない二次空気不足による異常検知は困難であるし、一
般的に、電流検知による二次空気に起因する異常の検知
の困難さを回避するための手段が様々にとられている。
このことからも、本発明の有効性がわかる。
【0026】(実施例2)図6は、本発明の実施例2の
燃焼装置の構成を示す断面図である。火炎生成手段6が
ステンレスなどの耐熱性導電材料で構成されている場
合、それ自身がイオンや電子などの荷電粒子を集める電
極として作用できる。しかし、火炎生成手段6がセラミ
ックスなどの耐熱性絶縁材料で構成されている場合、火
炎生成手段6は電極として作用しない。このような場
合、図6に示すように、第2電極手段15を火炎8によ
り生成した荷電粒子と接触する位置に配置することが望
ましい。第2電極手段15が、イオンや電子などの荷電
粒子を集める電極として作用するからである。より好ま
しくは、第2電極手段15を火炎生成手段6の近傍に配
置することが望まれる。火炎生成手段6には複数の炎孔
7が設けられているので、この配置により、第2電極手
段15は1個の内炎8aあるいは複数の内炎8aに確実
に接触できる。内炎8aには多くの荷電粒子が存在する
ので、それらの第2電極手段15への入射が容易にな
る。従って、火炎生成手段6が導電材料で構成されてい
る場合と同等の電位差Vfrを検出できる。なお、第2電
極手段15は、燃料や燃焼ガスの流通に支障のない範囲
で多孔性であること、例えば、金網状などが好ましいこ
とは明らかである。
燃焼装置の構成を示す断面図である。火炎生成手段6が
ステンレスなどの耐熱性導電材料で構成されている場
合、それ自身がイオンや電子などの荷電粒子を集める電
極として作用できる。しかし、火炎生成手段6がセラミ
ックスなどの耐熱性絶縁材料で構成されている場合、火
炎生成手段6は電極として作用しない。このような場
合、図6に示すように、第2電極手段15を火炎8によ
り生成した荷電粒子と接触する位置に配置することが望
ましい。第2電極手段15が、イオンや電子などの荷電
粒子を集める電極として作用するからである。より好ま
しくは、第2電極手段15を火炎生成手段6の近傍に配
置することが望まれる。火炎生成手段6には複数の炎孔
7が設けられているので、この配置により、第2電極手
段15は1個の内炎8aあるいは複数の内炎8aに確実
に接触できる。内炎8aには多くの荷電粒子が存在する
ので、それらの第2電極手段15への入射が容易にな
る。従って、火炎生成手段6が導電材料で構成されてい
る場合と同等の電位差Vfrを検出できる。なお、第2電
極手段15は、燃料や燃焼ガスの流通に支障のない範囲
で多孔性であること、例えば、金網状などが好ましいこ
とは明らかである。
【0027】(実施例3)図7は本発明の実施例3の燃
焼装置の構成を示す断面図である。本実施例3におい
て、実施例1または実施例2と異なる点は、電位検出手
段12を移動手段16により移動可能にしたことにあ
る。(実施例1または実施例2の場合、電位検出手段1
2は定められた位置に固定されていた。)移動手段16
は、電位検出手段12を図7のA−A’方向に移動させ
る。移動距離は、電位検出手段12が火炎生成手段6に
接触しない最も近接した距離から、火炎8の最外縁をや
や超える距離とした。図2からもわかるように、Lが0
mmから30mm程度がよい。これによって、火炎8の
A−A’方向の電位差分布が容易に得られる。電位差分
布は、図2および図3、図4と同様になるが、実施例1
や実施例2でなされた固定点での検出と比較してA−
A’方向に1次元の広がりを持った燃焼検知ができる。
従って、電位差のピーク位置の変化や、ピーク位置近傍
の電位の変化あるいは火炎の広がりの程度から、A−
A’方向のどの部分で異常かがわかる。
焼装置の構成を示す断面図である。本実施例3におい
て、実施例1または実施例2と異なる点は、電位検出手
段12を移動手段16により移動可能にしたことにあ
る。(実施例1または実施例2の場合、電位検出手段1
2は定められた位置に固定されていた。)移動手段16
は、電位検出手段12を図7のA−A’方向に移動させ
る。移動距離は、電位検出手段12が火炎生成手段6に
接触しない最も近接した距離から、火炎8の最外縁をや
や超える距離とした。図2からもわかるように、Lが0
mmから30mm程度がよい。これによって、火炎8の
A−A’方向の電位差分布が容易に得られる。電位差分
布は、図2および図3、図4と同様になるが、実施例1
や実施例2でなされた固定点での検出と比較してA−
A’方向に1次元の広がりを持った燃焼検知ができる。
従って、電位差のピーク位置の変化や、ピーク位置近傍
の電位の変化あるいは火炎の広がりの程度から、A−
A’方向のどの部分で異常かがわかる。
【0028】移動手段16は、電位検出手段12をA−
A’方向の他B−B‘方向あるいはA−A’方向やB−
B’方向と垂直な方向に移動させる構成であってもよ
い。この場合、得られる電位差分布は図2と異なるが、
燃焼状態検知については、同様の考え方でよい。
A’方向の他B−B‘方向あるいはA−A’方向やB−
B’方向と垂直な方向に移動させる構成であってもよ
い。この場合、得られる電位差分布は図2と異なるが、
燃焼状態検知については、同様の考え方でよい。
【0029】(実施例4)図8は、本発明の実施例4の
燃焼装置の構成を示す断面図である。火炎生成手段6が
ステンレスなどの耐熱性導電材料で構成されている場
合、それ自身がイオンや電子などの荷電粒子を集める電
極として作用できる。しかし、火炎生成手段6がセラミ
ックスなどの耐熱性絶縁材料で構成されている場合、火
炎生成手段6は電極として作用しない。このような場
合、図8に示すように、第2電極手段15を火炎8によ
り生成した荷電粒子と接触する位置に配置することが望
ましい。第2電極手段15が、イオンや電子などの荷電
粒子を集める電極として作用するからである。より好ま
しくは、第2電極手段15を火炎生成手段6の近傍に配
置することが望まれる。火炎生成手段6には複数の炎孔
7が設けられているので、この配置により、第2電極手
段15は1個の内炎8aあるいは複数の内炎8aに確実
に接触できる。内炎8aには多くの荷電粒子が存在する
ので、それらの第2電極手段15への入射が容易にな
る。従って、火炎生成手段6が導電材料で構成されてい
る場合と同等の電位差Vfrを検出できる。なお、第2電
極手段15は、燃料や燃焼ガスの流通に支障のない範囲
で多孔性であること、例えば、金網状などが好ましいこ
とは明らかである。移動手段16の動作、作用は、実施
例3と同等であるので説明を省略する。
燃焼装置の構成を示す断面図である。火炎生成手段6が
ステンレスなどの耐熱性導電材料で構成されている場
合、それ自身がイオンや電子などの荷電粒子を集める電
極として作用できる。しかし、火炎生成手段6がセラミ
ックスなどの耐熱性絶縁材料で構成されている場合、火
炎生成手段6は電極として作用しない。このような場
合、図8に示すように、第2電極手段15を火炎8によ
り生成した荷電粒子と接触する位置に配置することが望
ましい。第2電極手段15が、イオンや電子などの荷電
粒子を集める電極として作用するからである。より好ま
しくは、第2電極手段15を火炎生成手段6の近傍に配
置することが望まれる。火炎生成手段6には複数の炎孔
7が設けられているので、この配置により、第2電極手
段15は1個の内炎8aあるいは複数の内炎8aに確実
に接触できる。内炎8aには多くの荷電粒子が存在する
ので、それらの第2電極手段15への入射が容易にな
る。従って、火炎生成手段6が導電材料で構成されてい
る場合と同等の電位差Vfrを検出できる。なお、第2電
極手段15は、燃料や燃焼ガスの流通に支障のない範囲
で多孔性であること、例えば、金網状などが好ましいこ
とは明らかである。移動手段16の動作、作用は、実施
例3と同等であるので説明を省略する。
【0030】(実施例5)図9は本発明の実施例5の燃
焼装置の構成を示す平面図である。本実施例5におい
て、実施例1または実施例2、3、4と異なる点は、複
数の電位検出手段12a、12b、12c、12dを火
炎8内の任意に選択した複数の被検出点C、D、E、F
(図9では点C、D、E、Fの4点であるが、これに限
るものではない。)に配置したことにある。被検出点の
位置は、実施例3と同様にLおよびHで表すことができ
る。各々の電位検出手段12a、12b、12c、12
dの一方の端部は、実施例1と同様にそれぞれの電位差
検出手段14a、14b、14c、14dを介して第1
電極手段9の一方の端部と接続されている。また、それ
ぞれの電位検出手段12a、12b、12c、12dは
それぞれの絶縁セラミック13a、13b、13c、1
3dを介して固定台(図示せず)に取り付けられてい
る。LおよびHを任意に決めると、荷電粒子の電位は2
次元あるいは3次元の分布として連続的に測定され、検
知することができる。従って、前述の実施例1〜4と比
較して、より立体的にかつ時間的に連続して燃焼状態の
検知ができる。
焼装置の構成を示す平面図である。本実施例5におい
て、実施例1または実施例2、3、4と異なる点は、複
数の電位検出手段12a、12b、12c、12dを火
炎8内の任意に選択した複数の被検出点C、D、E、F
(図9では点C、D、E、Fの4点であるが、これに限
るものではない。)に配置したことにある。被検出点の
位置は、実施例3と同様にLおよびHで表すことができ
る。各々の電位検出手段12a、12b、12c、12
dの一方の端部は、実施例1と同様にそれぞれの電位差
検出手段14a、14b、14c、14dを介して第1
電極手段9の一方の端部と接続されている。また、それ
ぞれの電位検出手段12a、12b、12c、12dは
それぞれの絶縁セラミック13a、13b、13c、1
3dを介して固定台(図示せず)に取り付けられてい
る。LおよびHを任意に決めると、荷電粒子の電位は2
次元あるいは3次元の分布として連続的に測定され、検
知することができる。従って、前述の実施例1〜4と比
較して、より立体的にかつ時間的に連続して燃焼状態の
検知ができる。
【0031】図10は、燃焼量約2500kcal/h
の正常燃焼における、被検出点C、D、E、Fでの電位
差分布図である。4本の電位検出手段12a、12b、
12c、12dの配置は、火炎生成手段6を中心にし
て、隣り合う2本の電位検出手段12と火炎生成手段6
のなす角(例えば C−火炎生成手段6−D)が、ほぼ
90°になるようにした。なお、図10中のC’とD’
とE’とF’は、それぞれの被検出点C、D、E、Fと
図10の右回転方向に隣あう内炎8aとの間の被検出位
置を示す。また、LおよびHについては、4本の電位検
出手段12a、12b、12c、12dのいずれもL=
6mm、H=28mmとした。図10から、電位差Vfr
が内炎8aの位置に近いほど大きいことがわかる。つま
り電位差V frから判断して星型の火炎形状であることが
わかる。ここで、例えばD点近傍において、何らかの空
燃比の異常変動や、燃焼環境の異常変化が発生すると、
D点近傍の荷電粒子の分布や流れに変化が起こり、D点
近傍での等電位面が変動する。したがって、電位検出手
段12a、12b、12c、12dで検出される電位差
は、電位検出手段12bが検出するD点において最も変
化することになる。異常の程度によってはD点以外も影
響を受けるが、顕著に影響を受けるのはD点である。こ
のような電位分布の変化を検出することによって、実施
例1〜4にはない立体的な燃焼状態の検知が可能とな
る。
の正常燃焼における、被検出点C、D、E、Fでの電位
差分布図である。4本の電位検出手段12a、12b、
12c、12dの配置は、火炎生成手段6を中心にし
て、隣り合う2本の電位検出手段12と火炎生成手段6
のなす角(例えば C−火炎生成手段6−D)が、ほぼ
90°になるようにした。なお、図10中のC’とD’
とE’とF’は、それぞれの被検出点C、D、E、Fと
図10の右回転方向に隣あう内炎8aとの間の被検出位
置を示す。また、LおよびHについては、4本の電位検
出手段12a、12b、12c、12dのいずれもL=
6mm、H=28mmとした。図10から、電位差Vfr
が内炎8aの位置に近いほど大きいことがわかる。つま
り電位差V frから判断して星型の火炎形状であることが
わかる。ここで、例えばD点近傍において、何らかの空
燃比の異常変動や、燃焼環境の異常変化が発生すると、
D点近傍の荷電粒子の分布や流れに変化が起こり、D点
近傍での等電位面が変動する。したがって、電位検出手
段12a、12b、12c、12dで検出される電位差
は、電位検出手段12bが検出するD点において最も変
化することになる。異常の程度によってはD点以外も影
響を受けるが、顕著に影響を受けるのはD点である。こ
のような電位分布の変化を検出することによって、実施
例1〜4にはない立体的な燃焼状態の検知が可能とな
る。
【0032】(実施例6)図11は、本発明の実施例6
の燃焼装置の構成を示す平面図である。火炎生成手段6
がステンレスなどの耐熱性導電材料で構成されている場
合、それ自身がイオンや電子などの荷電粒子を集める電
極として作用できる。しかし、火炎生成手段6がセラミ
ックスなどの耐熱性絶縁材料で構成されている場合、火
炎生成手段6は電極として作用しない。このような場
合、図11に示すように、第2電極手段15を火炎8に
より生成した荷電粒子と接触する位置に配置することが
望ましい。第2電極手段15が、イオンや電子などの荷
電粒子を集める電極として作用するからである。より好
ましくは、第2電極手段15を火炎生成手段6の近傍に
配置することが望まれる。火炎生成手段6には複数の炎
孔7が設けられているので、この配置により、第2電極
手段15は1個の内炎8aあるいは複数の内炎8aに確
実に接触できる。内炎8aには多くの荷電粒子が存在す
るので、それらの第2電極手段15への入射が容易にな
る。従って、火炎生成手段6が導電材料で構成されてい
る場合と同等の電位差Vfrを検出できる。なお、第2電
極手段15は、燃料や燃焼ガスの流通に支障のない範囲
で多孔性であること、例えば、金網状などが好ましいこ
とは明らかである。なお、被検出点C、D、E、Fに設
けられた電位検出手段12a、12b、12c、12d
の動作、作用は実施例5と同用であるので説明を省略す
る。
の燃焼装置の構成を示す平面図である。火炎生成手段6
がステンレスなどの耐熱性導電材料で構成されている場
合、それ自身がイオンや電子などの荷電粒子を集める電
極として作用できる。しかし、火炎生成手段6がセラミ
ックスなどの耐熱性絶縁材料で構成されている場合、火
炎生成手段6は電極として作用しない。このような場
合、図11に示すように、第2電極手段15を火炎8に
より生成した荷電粒子と接触する位置に配置することが
望ましい。第2電極手段15が、イオンや電子などの荷
電粒子を集める電極として作用するからである。より好
ましくは、第2電極手段15を火炎生成手段6の近傍に
配置することが望まれる。火炎生成手段6には複数の炎
孔7が設けられているので、この配置により、第2電極
手段15は1個の内炎8aあるいは複数の内炎8aに確
実に接触できる。内炎8aには多くの荷電粒子が存在す
るので、それらの第2電極手段15への入射が容易にな
る。従って、火炎生成手段6が導電材料で構成されてい
る場合と同等の電位差Vfrを検出できる。なお、第2電
極手段15は、燃料や燃焼ガスの流通に支障のない範囲
で多孔性であること、例えば、金網状などが好ましいこ
とは明らかである。なお、被検出点C、D、E、Fに設
けられた電位検出手段12a、12b、12c、12d
の動作、作用は実施例5と同用であるので説明を省略す
る。
【0033】(実施例7)次に市販の石油ファンヒータ
を用いて、その燃焼部が実施例1と同等の構成になるよ
うに必要な構成要素を付加し、燃焼装置とした。火炎生
成手段は前述の火炎生成手段6とは炎孔7などの構造が
異なるが、電位差Vfrの検出は基本的に前述の実施例と
同等である。
を用いて、その燃焼部が実施例1と同等の構成になるよ
うに必要な構成要素を付加し、燃焼装置とした。火炎生
成手段は前述の火炎生成手段6とは炎孔7などの構造が
異なるが、電位差Vfrの検出は基本的に前述の実施例と
同等である。
【0034】図12は、実施例7において燃焼量約25
00kcal/hの時の、後述する種々の燃焼状態で検
出された電位差Vfrを図示したものである。電位検出手
段7の位置は、L=6mm、H=28mmとした。図1
2の横軸は、次のように種々の燃焼状態を表している。
それぞれ、(a)が正常燃焼、(b)が吹出し口の一部
閉塞、(c)が二次空気孔の閉塞、(d)が火炎生成手
段を囲む燃焼室の壁面の一部に直径約10mmの孔を開
けた状態である。市販の燃焼装置では、従来例と同様に
電流による燃焼検知ができるが、電流の挙動だけでは上
記(c)や(d)の異常を検出するには困難なこともあ
り、異常検知には複雑な構成を必要とした。しかしなが
ら、図12から分かるように、電位差Vfrが正常燃焼と
異常燃焼もしくは異常な燃焼環境との差異を明確に示し
ており、本実施例によれば簡単な構成で比較的容易に異
常検知が可能となる。
00kcal/hの時の、後述する種々の燃焼状態で検
出された電位差Vfrを図示したものである。電位検出手
段7の位置は、L=6mm、H=28mmとした。図1
2の横軸は、次のように種々の燃焼状態を表している。
それぞれ、(a)が正常燃焼、(b)が吹出し口の一部
閉塞、(c)が二次空気孔の閉塞、(d)が火炎生成手
段を囲む燃焼室の壁面の一部に直径約10mmの孔を開
けた状態である。市販の燃焼装置では、従来例と同様に
電流による燃焼検知ができるが、電流の挙動だけでは上
記(c)や(d)の異常を検出するには困難なこともあ
り、異常検知には複雑な構成を必要とした。しかしなが
ら、図12から分かるように、電位差Vfrが正常燃焼と
異常燃焼もしくは異常な燃焼環境との差異を明確に示し
ており、本実施例によれば簡単な構成で比較的容易に異
常検知が可能となる。
【0035】また、実施例7では、実施例1の構成を市
販の石油ファンヒータに付加したが、前述の説明にある
ように、実施例3および実施例5の構成を付加すること
により、さらに詳細な燃焼検知ができることは明らかで
ある。
販の石油ファンヒータに付加したが、前述の説明にある
ように、実施例3および実施例5の構成を付加すること
により、さらに詳細な燃焼検知ができることは明らかで
ある。
【0036】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように請求項1
記載の発明によれば、火炎内部の被検出点において、火
炎によって生成される荷電粒子の電位を、電位検出手段
を用いて第1電極手段との電位差として検出し、その電
位差の変化から燃焼状態を検知するものである。その電
位差は、1次空気や2次空気に異常な変動(空燃比の変
動を含む)があった場合に、正常燃焼状態の電位差と異
なる値を示す。従って、従来例のように、着火直後や燃
焼中の異常で火炎が小さくなった時、もしくは立炎時だ
けでなく、燃焼時に火炎形状に表れないようなわずかな
変化も検知することが可能である。また、従来のように
電流による検出でなく、荷電粒子の電位を検出するので
シリコン酸化物などが電位検出手段や第一電極手段の表
面に付着し汚染しても影響を受けることなく燃焼状態の
検知が可能である。従って、簡単な構成で、信頼性の高
い燃焼検知ができると同時に、燃焼状態のわずかな変化
を検知することにより、異常の初期の段階での燃焼制御
を可能にするという効果がある。
記載の発明によれば、火炎内部の被検出点において、火
炎によって生成される荷電粒子の電位を、電位検出手段
を用いて第1電極手段との電位差として検出し、その電
位差の変化から燃焼状態を検知するものである。その電
位差は、1次空気や2次空気に異常な変動(空燃比の変
動を含む)があった場合に、正常燃焼状態の電位差と異
なる値を示す。従って、従来例のように、着火直後や燃
焼中の異常で火炎が小さくなった時、もしくは立炎時だ
けでなく、燃焼時に火炎形状に表れないようなわずかな
変化も検知することが可能である。また、従来のように
電流による検出でなく、荷電粒子の電位を検出するので
シリコン酸化物などが電位検出手段や第一電極手段の表
面に付着し汚染しても影響を受けることなく燃焼状態の
検知が可能である。従って、簡単な構成で、信頼性の高
い燃焼検知ができると同時に、燃焼状態のわずかな変化
を検知することにより、異常の初期の段階での燃焼制御
を可能にするという効果がある。
【0037】また、請求項2記載の発明によれば、火炎
生成手段が絶縁性材料で構成され電極として機能しない
場合でも導電性を有する第2電極手段を火炎生成手段の
炎孔近傍の火炎内に設けることにより、第1電極手段と
の間に電圧を印可する構成であり、絶縁性材料で構成さ
れた火炎生成手段であっても、簡単な構成で請求項1記
載の発明の効果と同等の効果を得ることができる。
生成手段が絶縁性材料で構成され電極として機能しない
場合でも導電性を有する第2電極手段を火炎生成手段の
炎孔近傍の火炎内に設けることにより、第1電極手段と
の間に電圧を印可する構成であり、絶縁性材料で構成さ
れた火炎生成手段であっても、簡単な構成で請求項1記
載の発明の効果と同等の効果を得ることができる。
【0038】また、請求項3記載の発明によれば、電位
検出手段を移動手段により移動可能にしたので、固定点
での検出と比較して、電位差のピーク位置の変化や、ピ
ーク位置近傍の電位の変化、あるいは火炎の広がりの程
度を検知することができ、火炎のどの部分で異常なのか
が検知できる。さらに、その時の異常に対する最適な燃
焼制御ができることになる。また、従来例のように電流
で検出するのではなく、荷電粒子の電位を検出するので
シリコン酸化物などによる表面の汚染の影響を受けるこ
となく信頼性の高い燃焼検知が可能となる。
検出手段を移動手段により移動可能にしたので、固定点
での検出と比較して、電位差のピーク位置の変化や、ピ
ーク位置近傍の電位の変化、あるいは火炎の広がりの程
度を検知することができ、火炎のどの部分で異常なのか
が検知できる。さらに、その時の異常に対する最適な燃
焼制御ができることになる。また、従来例のように電流
で検出するのではなく、荷電粒子の電位を検出するので
シリコン酸化物などによる表面の汚染の影響を受けるこ
となく信頼性の高い燃焼検知が可能となる。
【0039】さらに、火炎生成手段6が絶縁性の材料で
構成され、電極として機能しない場合でも導電性を有す
る第2電極手段を火炎生成手段の炎孔近傍の火炎内に設
けることにより、第1電極手段との間に電圧を印可する
構成であり、絶縁性材料で構成された火炎生成手段であ
っても、簡単な構成で上記の効果と同等の効果を得るこ
とができる。
構成され、電極として機能しない場合でも導電性を有す
る第2電極手段を火炎生成手段の炎孔近傍の火炎内に設
けることにより、第1電極手段との間に電圧を印可する
構成であり、絶縁性材料で構成された火炎生成手段であ
っても、簡単な構成で上記の効果と同等の効果を得るこ
とができる。
【0040】また、請求項4記載の発明によれば、電位
検出手段を火炎内の任意に選択した複数の被検出点に配
置したので、荷電粒子の電位を2次元あるいは3次元の
分布として連続して検出することができ、火炎に局所的
な異常があっても、その異常を検知できる。さらに、そ
の時の異常に対する最適な燃焼制御ができることにな
る。また、従来例のように電流で検出するので、荷電粒
子の電位を検出するのでシリコン酸化物などによる表面
の汚染の影響を受けることなく信頼性の高い燃焼検知が
可能となる。
検出手段を火炎内の任意に選択した複数の被検出点に配
置したので、荷電粒子の電位を2次元あるいは3次元の
分布として連続して検出することができ、火炎に局所的
な異常があっても、その異常を検知できる。さらに、そ
の時の異常に対する最適な燃焼制御ができることにな
る。また、従来例のように電流で検出するので、荷電粒
子の電位を検出するのでシリコン酸化物などによる表面
の汚染の影響を受けることなく信頼性の高い燃焼検知が
可能となる。
【0041】さらに、火炎生成手段が絶縁性材料で構成
され、電極として機能しない場合でも導電性を有する第
2電極手段を火炎生成手段の炎孔近傍の火炎内に設ける
ことにより、第1電極手段との間に電圧を印可する構成
であり、絶縁性材料で構成された火炎生成手段であって
も、簡単な構成で上記の効果と同等の効果を得ることが
できる。
され、電極として機能しない場合でも導電性を有する第
2電極手段を火炎生成手段の炎孔近傍の火炎内に設ける
ことにより、第1電極手段との間に電圧を印可する構成
であり、絶縁性材料で構成された火炎生成手段であって
も、簡単な構成で上記の効果と同等の効果を得ることが
できる。
【図1】本発明の実施例1による燃焼装置の断面図
【図2】同燃焼装置における火炎の電位差分布曲線を示
す図
す図
【図3】同燃焼装置における火炎の一次空気量への依存
性を示す電位差分布曲線を示す図
性を示す電位差分布曲線を示す図
【図4】同燃焼装置における火炎の電位差−PA曲線を
示す図
示す図
【図5】同燃焼装置における火炎の二次空気量への依存
性を示す電位差分布曲線を示す図
性を示す電位差分布曲線を示す図
【図6】本発明の実施例2における燃焼装置の断面図
【図7】本発明の実施例3における燃焼装置の断面図
【図8】本発明の実施例4における燃焼装置の断面図
【図9】本発明の実施例5における燃焼装置の平面図
【図10】同燃焼装置による電位差分布図
【図11】本発明の実施例6における燃焼装置の平面図
【図12】本発明の実施例7の燃焼装置における各種燃
焼状態での電位差を示す図
焼状態での電位差を示す図
【図13】従来の燃焼装置の構成図
6 火炎生成手段 8 火炎 9 第1電極手段 10 電圧印加手段 12 電位検出手段 12a C点の電位検出手段 12b D点の電位検出手段 12c E点の電位検出手段 12d F点の電位検出手段 14 電位差検出手段 15 第2電極手段 16 移動手段
Claims (4)
- 【請求項1】 火炎を生成する火炎生成手段と、前記火
炎により生成した荷電粒子と接触する第1電極手段と、
前記火炎生成手段と前記第1電極手段の間に電圧を印加
する電圧印加手段と、前記荷電粒子の電位を検出する電
位検出手段を備えた燃焼装置。 - 【請求項2】 火炎を生成する火炎生成手段と、前記火
炎により生成した荷電粒子と接触する第1電極手段及び
第2電極手段と、前記第1電極手段と前記第2電極手段
との間に電圧を印加する電圧印加手段と、前記荷電粒子
の電位を検出する電位検出手段を備えた燃焼装置。 - 【請求項3】 荷電粒子の電位を検出する電位検出手段
を移動可能にする移動手段を備えた請求項1または2記
載の燃焼装置。 - 【請求項4】 火炎内の任意に選択した複数の被検出箇
所に設置された荷電粒子の電位を検出する電位検出手段
を備えた請求項1または2記載の燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9239343A JPH1183013A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9239343A JPH1183013A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 燃焼装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1183013A true JPH1183013A (ja) | 1999-03-26 |
Family
ID=17043337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9239343A Pending JPH1183013A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1183013A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20140248566A1 (en) * | 2013-03-04 | 2014-09-04 | Clearsign Combustion Corporation | Combustion system including one or more flame anchoring electrodes and related methods |
| CN104334970A (zh) * | 2012-05-31 | 2015-02-04 | 克利尔赛恩燃烧公司 | 具有火焰位置电极排列的燃烧器 |
-
1997
- 1997-09-04 JP JP9239343A patent/JPH1183013A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104334970A (zh) * | 2012-05-31 | 2015-02-04 | 克利尔赛恩燃烧公司 | 具有火焰位置电极排列的燃烧器 |
| US20140248566A1 (en) * | 2013-03-04 | 2014-09-04 | Clearsign Combustion Corporation | Combustion system including one or more flame anchoring electrodes and related methods |
| US9696034B2 (en) * | 2013-03-04 | 2017-07-04 | Clearsign Combustion Corporation | Combustion system including one or more flame anchoring electrodes and related methods |
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