JPH1163488A - 燃焼制御装置 - Google Patents
燃焼制御装置Info
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- JPH1163488A JPH1163488A JP9227845A JP22784597A JPH1163488A JP H1163488 A JPH1163488 A JP H1163488A JP 9227845 A JP9227845 A JP 9227845A JP 22784597 A JP22784597 A JP 22784597A JP H1163488 A JPH1163488 A JP H1163488A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃焼制御装置において、燃焼用空気中に揮発
性のシリコーン化合物が混入し、バーナや電極手段の表
面に絶縁性のシリコン酸化物が形成されても正確に燃焼
状態をを検出することを目的とする。 【解決手段】 バーナ1と、燃料供給手段2と、燃焼用
空気供給手段3と、第1火炎インピーダンス検出手段1
9と、標準火炎インピーダンス選択手段20と、第1燃
焼判断手段21と、燃焼制御手段10を備え、火炎4そ
のものの性質を示す火炎インピーダンスを用い燃焼状態
を判断するので、バーナ1や電極手段5に絶縁性のシリ
コン酸化物が形成されても、正確に燃焼状態を検出する
ことができる。
性のシリコーン化合物が混入し、バーナや電極手段の表
面に絶縁性のシリコン酸化物が形成されても正確に燃焼
状態をを検出することを目的とする。 【解決手段】 バーナ1と、燃料供給手段2と、燃焼用
空気供給手段3と、第1火炎インピーダンス検出手段1
9と、標準火炎インピーダンス選択手段20と、第1燃
焼判断手段21と、燃焼制御手段10を備え、火炎4そ
のものの性質を示す火炎インピーダンスを用い燃焼状態
を判断するので、バーナ1や電極手段5に絶縁性のシリ
コン酸化物が形成されても、正確に燃焼状態を検出する
ことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃焼装置に搭載さ
れ、燃焼を制御する燃焼制御装置に関する。
れ、燃焼を制御する燃焼制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の燃焼制御装置は、特開平6
−213432号公報などに記載されているようなもの
が一般的であった。
−213432号公報などに記載されているようなもの
が一般的であった。
【0003】この装置は図14のブロック図に示されて
いるように燃料を燃焼させるバーナ1と、入力された燃
焼量に応じて一定の燃料および燃焼用空気を供給する燃
料供給手段2および燃焼用空気供給手段3と、バーナ1
に形成された火炎4に含まれる荷電粒子に接触するよう
に配置される電極手段5と、バーナ1と電極手段5間に
電圧を印加する電圧印加手段6と、バーナ1と電極手段
5間に流れる電流を検出する電流検出手段7と、入力さ
れた燃焼量に応じて標準電流を選択する標準電流選択手
段8と、検出した電流と標準電流を比較し燃焼が正常で
あるかどうかを判断する燃焼判断手段9と、燃焼が異常
のとき燃焼を停止する燃焼制御手段10を備えていた。
いるように燃料を燃焼させるバーナ1と、入力された燃
焼量に応じて一定の燃料および燃焼用空気を供給する燃
料供給手段2および燃焼用空気供給手段3と、バーナ1
に形成された火炎4に含まれる荷電粒子に接触するよう
に配置される電極手段5と、バーナ1と電極手段5間に
電圧を印加する電圧印加手段6と、バーナ1と電極手段
5間に流れる電流を検出する電流検出手段7と、入力さ
れた燃焼量に応じて標準電流を選択する標準電流選択手
段8と、検出した電流と標準電流を比較し燃焼が正常で
あるかどうかを判断する燃焼判断手段9と、燃焼が異常
のとき燃焼を停止する燃焼制御手段10を備えていた。
【0004】灯油などの液体燃料は、入力された燃焼量
に応じ燃料供給手段2により一定の割合で気化筒11内
部に供給され、同時に燃焼用空気供給手段3により必要
な燃焼用空気が供給されていた。燃料は気化筒11内部
に臨ませたノズル12より噴出され、気化筒11に埋設
された電気ヒータ13により加熱され、気化し、燃料ガ
スとなり、燃料ガスは燃焼用一次空気通孔14より供給
される燃焼用一次空気と混合され、予混合ガスとなり、
予混合ガスはバーナ1と気化筒11の間に配置された絞
り板15を通り、バーナ1底壁の通孔16を通ってバー
ナ1内部に導入されていた。
に応じ燃料供給手段2により一定の割合で気化筒11内
部に供給され、同時に燃焼用空気供給手段3により必要
な燃焼用空気が供給されていた。燃料は気化筒11内部
に臨ませたノズル12より噴出され、気化筒11に埋設
された電気ヒータ13により加熱され、気化し、燃料ガ
スとなり、燃料ガスは燃焼用一次空気通孔14より供給
される燃焼用一次空気と混合され、予混合ガスとなり、
予混合ガスはバーナ1と気化筒11の間に配置された絞
り板15を通り、バーナ1底壁の通孔16を通ってバー
ナ1内部に導入されていた。
【0005】さらに、予混合ガスはバーナ1周壁の炎孔
17を通過するときにバーナベース18に固定された点
火ロッド19により点火され、火炎4を形成していた。
17を通過するときにバーナベース18に固定された点
火ロッド19により点火され、火炎4を形成していた。
【0006】火炎4は燃料ガスと予混合された燃焼用一
次空気との燃焼反応により炎孔17に形成された内炎4
aと、周囲の燃焼用二次空気との燃焼反応により内炎4
aの外側に形成された外炎4bから成る。内炎4aおよ
び外炎4bには熱電離したイオンや電子などの荷電粒子
が多く存在し、特に内炎4aの荷電粒子密度は外炎4b
のそれに比べて高い。
次空気との燃焼反応により炎孔17に形成された内炎4
aと、周囲の燃焼用二次空気との燃焼反応により内炎4
aの外側に形成された外炎4bから成る。内炎4aおよ
び外炎4bには熱電離したイオンや電子などの荷電粒子
が多く存在し、特に内炎4aの荷電粒子密度は外炎4b
のそれに比べて高い。
【0007】電極手段5は、バーナベース18に固定さ
れ、大きな電流を流すため荷電粒子の密度の高い内炎4
aに接触するように配置されていた。
れ、大きな電流を流すため荷電粒子の密度の高い内炎4
aに接触するように配置されていた。
【0008】また、電極手段5の先端5aには、補助ロ
ッド5bが設けられており、補助ロッド5bは電極手段
5と熱膨張係数の異なる材質で構成されていた。
ッド5bが設けられており、補助ロッド5bは電極手段
5と熱膨張係数の異なる材質で構成されていた。
【0009】上記構成により、従来の燃焼制御装置は、
図15に示すフローチャートのような動作を行ってい
た。まず、ステップ1で運転スイッチが入っているかど
うかが確認され、入っていればステップ2において温度
設定などにより燃焼量Qinが入力され、燃焼が開始され
ていた。バーナ1と電極手段5間に電圧印加手段6によ
り一定の電圧が印加されると、火炎4中の荷電粒子が加
速され、バーナ1あるいは電極手段5に向かって移動
し、バーナ1と電極手段5間に電流Ifrが流れる。この
電流Ifrをステップ3で電流検出手段7により検出す
る。電流Ifrは正常燃焼であれば一定であり、燃焼量Q
inとともに変化する。予め正常燃焼における電流Ifrと
燃焼量Qinの関係を調べておき、ステップ4で標準電流
選択手段8により燃焼量Qinに応じ標準電流Istdが選
択されていた。検出された電流Ifrはステップ5で燃焼
判断手段9により標準電流Istdとほぼ同じであるか確
認され、ほぼ同じであれば正常燃焼と判断され、再びス
テップ1に戻り、運転スイッチが入っている限りステッ
プ5までの動作が繰り返され、燃焼を継続する。一方、
電流Ifrは酸欠燃焼などの異常燃焼のときは減少するの
で、電流Ifrが標準電流I stdと異なれば異常燃焼と判
断され、ステップ6で燃焼制御手段10により燃焼が停
止され、換気を促す警報を発するなどの燃焼制御が行わ
れていた。
図15に示すフローチャートのような動作を行ってい
た。まず、ステップ1で運転スイッチが入っているかど
うかが確認され、入っていればステップ2において温度
設定などにより燃焼量Qinが入力され、燃焼が開始され
ていた。バーナ1と電極手段5間に電圧印加手段6によ
り一定の電圧が印加されると、火炎4中の荷電粒子が加
速され、バーナ1あるいは電極手段5に向かって移動
し、バーナ1と電極手段5間に電流Ifrが流れる。この
電流Ifrをステップ3で電流検出手段7により検出す
る。電流Ifrは正常燃焼であれば一定であり、燃焼量Q
inとともに変化する。予め正常燃焼における電流Ifrと
燃焼量Qinの関係を調べておき、ステップ4で標準電流
選択手段8により燃焼量Qinに応じ標準電流Istdが選
択されていた。検出された電流Ifrはステップ5で燃焼
判断手段9により標準電流Istdとほぼ同じであるか確
認され、ほぼ同じであれば正常燃焼と判断され、再びス
テップ1に戻り、運転スイッチが入っている限りステッ
プ5までの動作が繰り返され、燃焼を継続する。一方、
電流Ifrは酸欠燃焼などの異常燃焼のときは減少するの
で、電流Ifrが標準電流I stdと異なれば異常燃焼と判
断され、ステップ6で燃焼制御手段10により燃焼が停
止され、換気を促す警報を発するなどの燃焼制御が行わ
れていた。
【0010】しかし、燃焼用空気中に整髪スプレーなど
に含まれる揮発性の有機シリコーン化合物が混入する
と、バーナ1や電極手段5の表面に絶縁性のシリコン酸
化物が形成され、電流Ifrが減少するという課題があっ
た。電流Ifrは異常燃焼のときも減少するので、燃焼判
断手段9は正常燃焼であるにも関らず異常燃焼と判断
し、燃焼制御手段10が誤って動作し、燃焼を停止して
いた。
に含まれる揮発性の有機シリコーン化合物が混入する
と、バーナ1や電極手段5の表面に絶縁性のシリコン酸
化物が形成され、電流Ifrが減少するという課題があっ
た。電流Ifrは異常燃焼のときも減少するので、燃焼判
断手段9は正常燃焼であるにも関らず異常燃焼と判断
し、燃焼制御手段10が誤って動作し、燃焼を停止して
いた。
【0011】そこで、電極手段5に異なる材質からなる
補助ロッド5bを設け、電極手段5の表面に絶縁性のシ
リコン酸化物が形成されても、燃焼を判断できるように
していた。特開平6−213432号公報によれば、電
極手段5と補助ロッド5bの熱膨張率が異なるため、シ
リコン酸化物の形成された電極手段5の表面に温度が変
化することにより亀裂や孔食が生じ、その部分が新たな
導通部となるので電流Ifrは減少せず、シリコン酸化物
の影響を受けることなく燃焼を判断できるとしている。
補助ロッド5bを設け、電極手段5の表面に絶縁性のシ
リコン酸化物が形成されても、燃焼を判断できるように
していた。特開平6−213432号公報によれば、電
極手段5と補助ロッド5bの熱膨張率が異なるため、シ
リコン酸化物の形成された電極手段5の表面に温度が変
化することにより亀裂や孔食が生じ、その部分が新たな
導通部となるので電流Ifrは減少せず、シリコン酸化物
の影響を受けることなく燃焼を判断できるとしている。
【0012】
【発明の解決しようとする課題】しかしながら、従来の
燃焼制御装置では、燃焼用空気中に揮発性の有機シリコ
ーン化合物が混入した場合、電極手段5の先端5aに補
助ロッド5bを設けることにより、表面に絶縁性のシリ
コン酸化物が形成されても、電流Ifrは減少しないとし
ているが、シリコン酸化物は電極手段5だけでなくバー
ナ1の表面にも形成される。バーナ1の表面にシリコン
酸化物が形成されると、たとえ正常燃焼であっても電流
Ifrは減少するので、燃焼判断手段9が異常と判断し、
燃焼制御手段10が誤って動作するという課題を有して
いた。
燃焼制御装置では、燃焼用空気中に揮発性の有機シリコ
ーン化合物が混入した場合、電極手段5の先端5aに補
助ロッド5bを設けることにより、表面に絶縁性のシリ
コン酸化物が形成されても、電流Ifrは減少しないとし
ているが、シリコン酸化物は電極手段5だけでなくバー
ナ1の表面にも形成される。バーナ1の表面にシリコン
酸化物が形成されると、たとえ正常燃焼であっても電流
Ifrは減少するので、燃焼判断手段9が異常と判断し、
燃焼制御手段10が誤って動作するという課題を有して
いた。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、バーナと、燃料供給手段と、燃焼用空気供
給手段と、第1火炎インピーダンス検出手段と、標準火
炎インピーダンス選択手段と、第1燃焼判断手段と、燃
焼制御手段を備えた燃焼制御装置としたものである。
するために、バーナと、燃料供給手段と、燃焼用空気供
給手段と、第1火炎インピーダンス検出手段と、標準火
炎インピーダンス選択手段と、第1燃焼判断手段と、燃
焼制御手段を備えた燃焼制御装置としたものである。
【0014】上記発明によれば、絶縁性のシリコン酸化
物の影響を受ける電流でなく、第1火炎インピーダンス
検出手段により検出する火炎そのものの性質を示す火炎
インピーダンスから燃焼を判断するので、燃焼用空気中
に揮発性の有機シリコーン化合物が混入して、バーナや
電極手段の表面に絶縁性のシリコン酸化物が形成されて
も、安定して正確に燃焼を判断することができ、燃焼制
御が誤って動作することがない。
物の影響を受ける電流でなく、第1火炎インピーダンス
検出手段により検出する火炎そのものの性質を示す火炎
インピーダンスから燃焼を判断するので、燃焼用空気中
に揮発性の有機シリコーン化合物が混入して、バーナや
電極手段の表面に絶縁性のシリコン酸化物が形成されて
も、安定して正確に燃焼を判断することができ、燃焼制
御が誤って動作することがない。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明は、各請求項に記載の形態
で実施できるものであり、請求項1記載のように、燃料
を燃焼させるバーナと、入力された燃焼量に応じて一定
の燃料および燃焼用空気を供給する燃料供給手段および
燃焼用空気供給手段と、前記バーナに形成された火炎の
インピーダンスを検出する第1火炎インピーダンス検出
手段と、入力された燃焼量に応じて標準火炎インピーダ
ンスを選択する標準火炎インピーダンス選択手段と、検
出した火炎インピーダンスと標準火炎インピーダンスを
比較し燃焼が正常であるかどうかを判断する第1燃焼判
断手段と、燃焼が異常のとき燃焼を停止する燃焼制御手
段を備えた燃焼制御装置とすることにより、第1火炎イ
ンピーダンス検出手段により検出する火炎そのものの性
質を示す火炎インピーダンスを用いて燃焼を判断するの
で、燃焼用空気中に揮発性の有機シリコーン化合物が混
入し、バーナや電極手段の表面に絶縁性のシリコン酸化
物が形成されても、正確に燃焼を判断することができ
る。
で実施できるものであり、請求項1記載のように、燃料
を燃焼させるバーナと、入力された燃焼量に応じて一定
の燃料および燃焼用空気を供給する燃料供給手段および
燃焼用空気供給手段と、前記バーナに形成された火炎の
インピーダンスを検出する第1火炎インピーダンス検出
手段と、入力された燃焼量に応じて標準火炎インピーダ
ンスを選択する標準火炎インピーダンス選択手段と、検
出した火炎インピーダンスと標準火炎インピーダンスを
比較し燃焼が正常であるかどうかを判断する第1燃焼判
断手段と、燃焼が異常のとき燃焼を停止する燃焼制御手
段を備えた燃焼制御装置とすることにより、第1火炎イ
ンピーダンス検出手段により検出する火炎そのものの性
質を示す火炎インピーダンスを用いて燃焼を判断するの
で、燃焼用空気中に揮発性の有機シリコーン化合物が混
入し、バーナや電極手段の表面に絶縁性のシリコン酸化
物が形成されても、正確に燃焼を判断することができ
る。
【0016】また、請求項2記載のように、第1火炎イ
ンピーダンス検出手段は、バーナに形成された火炎に含
まれる荷電粒子に接触するように配置される電極手段
と、前記バーナと前記電極手段間に電圧を印加する電圧
印加手段と、前記バーナと前記電極手段間に流れる電流
を検出する電流検出手段と、互いに異なる荷電粒子の電
位を検出する第1電位検出手段および第2電位検出手段
と、前記第1電位検出手段と前記第2電位検出手段間の
電位差を検出する電位差検出手段と、入力された燃焼量
に応じて補正電位差を選択する補正電位差選択手段と、
電流と電位差および補正電位差より火炎インピーダンス
を演算する演算手段を請求項1記載の燃焼制御装置に加
えることにより、実施できるものである。
ンピーダンス検出手段は、バーナに形成された火炎に含
まれる荷電粒子に接触するように配置される電極手段
と、前記バーナと前記電極手段間に電圧を印加する電圧
印加手段と、前記バーナと前記電極手段間に流れる電流
を検出する電流検出手段と、互いに異なる荷電粒子の電
位を検出する第1電位検出手段および第2電位検出手段
と、前記第1電位検出手段と前記第2電位検出手段間の
電位差を検出する電位差検出手段と、入力された燃焼量
に応じて補正電位差を選択する補正電位差選択手段と、
電流と電位差および補正電位差より火炎インピーダンス
を演算する演算手段を請求項1記載の燃焼制御装置に加
えることにより、実施できるものである。
【0017】そして、電極手段とバーナ間に電圧を印加
し、電極手段とバーナ間に流れる電流を検出し、第1電
位検出手段および第2電位検出手段の接触する荷電粒子
の異なる等電位面間の電位差を検出する。電位差は電流
に対し、直線的に変化し、その傾きは第1電位検出手段
と第2電位検出手段間の火炎インピーダンスに相当す
る。火炎中に電流が流れなくてもわずかに電位差が生じ
るので正確な火炎インピーダンスを求めるためには検出
した電位差から電流−電位差特性における切片に相当す
る補正電位差を引き、補正する必要がある。補正した電
位差を検出した電流で割ることにより、正確な火炎イン
ピーダンスを求めることができ、燃焼を正確に判断する
ことができる。
し、電極手段とバーナ間に流れる電流を検出し、第1電
位検出手段および第2電位検出手段の接触する荷電粒子
の異なる等電位面間の電位差を検出する。電位差は電流
に対し、直線的に変化し、その傾きは第1電位検出手段
と第2電位検出手段間の火炎インピーダンスに相当す
る。火炎中に電流が流れなくてもわずかに電位差が生じ
るので正確な火炎インピーダンスを求めるためには検出
した電位差から電流−電位差特性における切片に相当す
る補正電位差を引き、補正する必要がある。補正した電
位差を検出した電流で割ることにより、正確な火炎イン
ピーダンスを求めることができ、燃焼を正確に判断する
ことができる。
【0018】また、請求項3記載のように、燃料を燃焼
させるバーナと、入力された燃焼量に応じて一定の燃料
および燃焼用空気を供給する燃料供給手段および燃焼用
空気供給手段と、前記バーナに形成された火炎に含まれ
る荷電粒子に接触するように配置される電極手段と、前
記バーナと前記電極手段間に電圧を印加する電圧印加手
段と、前記バーナと前記電極手段間に流れる電流を検出
する電流検出手段と、入力された燃焼量に応じて標準電
流を選択する標準電流選択手段と、検出した電流と標準
電流を比較し燃焼が正常であるかどうかを判断する第2
燃焼判断手段と、電流が標準電流より低いとき火炎イン
ピーダンスを検出する第2火炎インピーダンス検出手段
と、入力された燃焼量に応じて標準火炎インピーダンス
を選択する標準火炎インピーダンス選択手段と、検出し
た火炎インピーダンスと標準火炎インピーダンスを比較
し燃焼が正常であるか判断する第3燃焼判断手段と、燃
焼が異常のとき燃焼を停止する燃焼制御手段を備えた燃
焼制御装置として実施することができる。
させるバーナと、入力された燃焼量に応じて一定の燃料
および燃焼用空気を供給する燃料供給手段および燃焼用
空気供給手段と、前記バーナに形成された火炎に含まれ
る荷電粒子に接触するように配置される電極手段と、前
記バーナと前記電極手段間に電圧を印加する電圧印加手
段と、前記バーナと前記電極手段間に流れる電流を検出
する電流検出手段と、入力された燃焼量に応じて標準電
流を選択する標準電流選択手段と、検出した電流と標準
電流を比較し燃焼が正常であるかどうかを判断する第2
燃焼判断手段と、電流が標準電流より低いとき火炎イン
ピーダンスを検出する第2火炎インピーダンス検出手段
と、入力された燃焼量に応じて標準火炎インピーダンス
を選択する標準火炎インピーダンス選択手段と、検出し
た火炎インピーダンスと標準火炎インピーダンスを比較
し燃焼が正常であるか判断する第3燃焼判断手段と、燃
焼が異常のとき燃焼を停止する燃焼制御手段を備えた燃
焼制御装置として実施することができる。
【0019】そして、火炎インピーダンスの酸素濃度に
対する特性はバーナの形状や構成に大きく依存する。例
えば、バーナの周囲にアースリングのようなバーナと電
気的に同じ電位の導電体が存在した場合、酸素濃度が減
少し、火炎が酸素不足のため外側に伸び、アースリング
に接触すると、火炎中の電場が大きく変化し、火炎イン
ピーダンスなどの電気的特性に大きな影響を与える。ア
ースリングのような導電体がなければ、酸素濃度が減少
すれば火炎インピーダンスは単調に増加し、酸欠などを
確実に検出することができる。しかしアースリングのよ
うな導電体が存在した場合、酸素濃度が減少すると、火
炎がアースリングに接触し、火炎インピーダンスの特性
が大きく変化し、一旦増加した後、極大値を持って減少
しはじめる。このように燃焼装置がアースリングのよう
な導電体を備える場合、火炎インピーダンスのみから酸
欠などの異常燃焼を判断するのは困難であり、主に電流
により燃焼を判断し、電流が減少した場合のみ、火炎イ
ンピーダンスを検出し、電流の減少の原因がシリコン酸
化物の形成によるものなのか、異常燃焼によるものなの
かを判断することにより、アースリングのような導電体
があっても燃焼を正確に判断することができる。
対する特性はバーナの形状や構成に大きく依存する。例
えば、バーナの周囲にアースリングのようなバーナと電
気的に同じ電位の導電体が存在した場合、酸素濃度が減
少し、火炎が酸素不足のため外側に伸び、アースリング
に接触すると、火炎中の電場が大きく変化し、火炎イン
ピーダンスなどの電気的特性に大きな影響を与える。ア
ースリングのような導電体がなければ、酸素濃度が減少
すれば火炎インピーダンスは単調に増加し、酸欠などを
確実に検出することができる。しかしアースリングのよ
うな導電体が存在した場合、酸素濃度が減少すると、火
炎がアースリングに接触し、火炎インピーダンスの特性
が大きく変化し、一旦増加した後、極大値を持って減少
しはじめる。このように燃焼装置がアースリングのよう
な導電体を備える場合、火炎インピーダンスのみから酸
欠などの異常燃焼を判断するのは困難であり、主に電流
により燃焼を判断し、電流が減少した場合のみ、火炎イ
ンピーダンスを検出し、電流の減少の原因がシリコン酸
化物の形成によるものなのか、異常燃焼によるものなの
かを判断することにより、アースリングのような導電体
があっても燃焼を正確に判断することができる。
【0020】また、請求項4記載のように、第2火炎イ
ンピーダンス検出手段は、互いに異なる荷電粒子の電位
を検出する第1電位検出手段および第2電位検出手段
と、前記第1電位検出手段と前記第2電位検出手段間の
電位差を検出する電位差検出手段と、入力された燃焼量
に応じて補正電位差を選択する補正電位差選択手段と、
電流と電位差および補正電位差より火炎インピーダンス
を演算する演算手段を請求項3記載の燃焼制御装置に加
えた実施形態とすることができる。
ンピーダンス検出手段は、互いに異なる荷電粒子の電位
を検出する第1電位検出手段および第2電位検出手段
と、前記第1電位検出手段と前記第2電位検出手段間の
電位差を検出する電位差検出手段と、入力された燃焼量
に応じて補正電位差を選択する補正電位差選択手段と、
電流と電位差および補正電位差より火炎インピーダンス
を演算する演算手段を請求項3記載の燃焼制御装置に加
えた実施形態とすることができる。
【0021】そして、電流が減少した場合のみ、電位差
検出手段により第1電位検出手段および第2電位検出手
段間の電位差を検出し、演算手段により検出した電流
と、電位差と補正電位差とから火炎インピーダンスを求
めるので、電流あるいは火炎インピーダンスのどちらか
一方で燃焼状態を判断するときに比べて、二重に燃焼状
態を判断しているので、より確実に燃焼状態を判断する
ことができる。
検出手段により第1電位検出手段および第2電位検出手
段間の電位差を検出し、演算手段により検出した電流
と、電位差と補正電位差とから火炎インピーダンスを求
めるので、電流あるいは火炎インピーダンスのどちらか
一方で燃焼状態を判断するときに比べて、二重に燃焼状
態を判断しているので、より確実に燃焼状態を判断する
ことができる。
【0022】また、請求項5記載のように、検出した電
流が標準電流より小さく、かつ検出した火炎インピーダ
ンスが標準火炎インピーダンスであるときバーナや電極
手段の表面にシリコン酸化物が形成されていることを表
示する第1表示手段を請求項1または3記載の燃焼制御
装置に加えた実施形態とすることができる。
流が標準電流より小さく、かつ検出した火炎インピーダ
ンスが標準火炎インピーダンスであるときバーナや電極
手段の表面にシリコン酸化物が形成されていることを表
示する第1表示手段を請求項1または3記載の燃焼制御
装置に加えた実施形態とすることができる。
【0023】その場合は、使用者が燃焼装置の近傍で揮
発性の有機シリコーン化合物が含まれる整髪スプレーを
頻繁に使用した場合、燃焼用空気中に揮発性の有機シリ
コーン化合物が混入して、バーナと電極手段の表面に絶
縁性のシリコン酸化物が形成され、電流が減少するが、
火炎インピーダンスが変わらなければ、シリコン酸化物
が形成されているだけで燃焼は正常であるので、第1表
示手段によりシリコン酸化物の形成を表示することによ
り、有機シリコーン化合物が含まれる整髪スプレーの使
用を控えるよう使用者に告知することができ、より長く
燃焼装置を使用することができる。
発性の有機シリコーン化合物が含まれる整髪スプレーを
頻繁に使用した場合、燃焼用空気中に揮発性の有機シリ
コーン化合物が混入して、バーナと電極手段の表面に絶
縁性のシリコン酸化物が形成され、電流が減少するが、
火炎インピーダンスが変わらなければ、シリコン酸化物
が形成されているだけで燃焼は正常であるので、第1表
示手段によりシリコン酸化物の形成を表示することによ
り、有機シリコーン化合物が含まれる整髪スプレーの使
用を控えるよう使用者に告知することができ、より長く
燃焼装置を使用することができる。
【0024】また、請求項6記載のように、入力された
燃焼量に応じて検出限界電流を選択する検出限界電流選
択手段と、電流が検出限界電流より小さいとき異常であ
ると判断する検出限界判断手段を請求項1または3記載
の燃焼制御装置に加えた実施形態とすることができる。
燃焼量に応じて検出限界電流を選択する検出限界電流選
択手段と、電流が検出限界電流より小さいとき異常であ
ると判断する検出限界判断手段を請求項1または3記載
の燃焼制御装置に加えた実施形態とすることができる。
【0025】その場合、電極手段とバーナ間に電圧を印
加すると、火炎中に存在する荷電粒子(イオンや電子)
が加速され、バーナあるいは電極手段へと移動するた
め、電極手段とバーナ間に電流が生じる。火炎中の荷電
粒子に接触するように配置された第1電位検出手段およ
び第2電位検出手段は、それぞれが接触する荷電粒子の
等電位面の電位を検出する。第1電位検出手段と第2電
位検出手段間の電位差は電極手段とバーナ間に流れる電
流に対して、直線的に変化し、その傾きは第1電位検出
手段と第2電位検出手段間の火炎インピーダンスに相当
するが、バーナや電極手段の表面に絶縁性のシリコン酸
化物が形成されていくと、燃焼が正常であっても電流は
徐々に減少していく。電流が減少しつづけると、バーナ
あるいは電極手段に到達する荷電粒子の数が減少し、電
気的な特性が変化するので、ある電流で傾きが変化す
る。この電流を検出限界電流とし、検出する電流が検出
限界電流に達すれば、火炎インピーダンスが大きく変わ
り、正確な火炎インピーダンスの検出が困難となる。本
発明は検出限界判断手段を備えているので、検出限界電
流までは正確に燃焼状態を検出することができ、検出限
界電流を超えれば異常と判断し、燃焼を停止することも
可能となる。
加すると、火炎中に存在する荷電粒子(イオンや電子)
が加速され、バーナあるいは電極手段へと移動するた
め、電極手段とバーナ間に電流が生じる。火炎中の荷電
粒子に接触するように配置された第1電位検出手段およ
び第2電位検出手段は、それぞれが接触する荷電粒子の
等電位面の電位を検出する。第1電位検出手段と第2電
位検出手段間の電位差は電極手段とバーナ間に流れる電
流に対して、直線的に変化し、その傾きは第1電位検出
手段と第2電位検出手段間の火炎インピーダンスに相当
するが、バーナや電極手段の表面に絶縁性のシリコン酸
化物が形成されていくと、燃焼が正常であっても電流は
徐々に減少していく。電流が減少しつづけると、バーナ
あるいは電極手段に到達する荷電粒子の数が減少し、電
気的な特性が変化するので、ある電流で傾きが変化す
る。この電流を検出限界電流とし、検出する電流が検出
限界電流に達すれば、火炎インピーダンスが大きく変わ
り、正確な火炎インピーダンスの検出が困難となる。本
発明は検出限界判断手段を備えているので、検出限界電
流までは正確に燃焼状態を検出することができ、検出限
界電流を超えれば異常と判断し、燃焼を停止することも
可能となる。
【0026】また、請求項7記載のように、入力された
燃焼量に応じてリフト限界電流を選択するリフト限界電
流選択手段と、検出した火炎インピーダンスが標準火炎
インピーダンスでなく、かつ検出した電流がリフト限界
電流より小さいとき異常であると判断するリフト限界判
断手段を請求項1または3記載の燃焼制御装置に加えた
形態として実施できる。
燃焼量に応じてリフト限界電流を選択するリフト限界電
流選択手段と、検出した火炎インピーダンスが標準火炎
インピーダンスでなく、かつ検出した電流がリフト限界
電流より小さいとき異常であると判断するリフト限界判
断手段を請求項1または3記載の燃焼制御装置に加えた
形態として実施できる。
【0027】そして、不純物の混入した燃料や、変質し
た燃料を用いた場合、ヒータにより加熱され、気化する
とき、タールが生成し、気化素子に蓄積されていく。多
量のタールが蓄積すると、圧力損失が生じるので、燃料
が供給されにくくなり、実際の燃焼量は入力した燃焼量
よりも低くなる。一方、燃焼用空気の量は入力された燃
焼量に対して一定であるので、タールが蓄積し、実際の
燃焼量が減少すると、空気リッチの燃焼となる。さらに
燃焼量が減少すれば、火炎は吹き飛び、バーナの炎孔か
らリフトするようになる。火炎がリフトすれば火炎と炎
孔の間に隙間が生じ、そこから未燃混合ガスが漏れるの
で、臭気が発生するだけでなく危険である。直接実際の
燃焼量を測定することは困難であるが、空気リッチにな
ると電流は減少していくので、リフト直前にリフト限界
電流を設定し、リフト限界電流を超えれば異常と判断す
るリフト限界判断手段を設けることによりリフト限界ま
で正確に火炎インピーダンスを検出することができ、リ
フト限界電流を超えれば異常と判断し、燃焼を停止する
ことも可能となる。
た燃料を用いた場合、ヒータにより加熱され、気化する
とき、タールが生成し、気化素子に蓄積されていく。多
量のタールが蓄積すると、圧力損失が生じるので、燃料
が供給されにくくなり、実際の燃焼量は入力した燃焼量
よりも低くなる。一方、燃焼用空気の量は入力された燃
焼量に対して一定であるので、タールが蓄積し、実際の
燃焼量が減少すると、空気リッチの燃焼となる。さらに
燃焼量が減少すれば、火炎は吹き飛び、バーナの炎孔か
らリフトするようになる。火炎がリフトすれば火炎と炎
孔の間に隙間が生じ、そこから未燃混合ガスが漏れるの
で、臭気が発生するだけでなく危険である。直接実際の
燃焼量を測定することは困難であるが、空気リッチにな
ると電流は減少していくので、リフト直前にリフト限界
電流を設定し、リフト限界電流を超えれば異常と判断す
るリフト限界判断手段を設けることによりリフト限界ま
で正確に火炎インピーダンスを検出することができ、リ
フト限界電流を超えれば異常と判断し、燃焼を停止する
ことも可能となる。
【0028】また、請求項8記載のように、入力された
燃焼量に応じてリフト限界火炎インピーダンスを選択す
るリフト限界火炎インピーダンス選択手段と、検出した
火炎インピーダンスとリフト限界火炎インピーダンスを
比較し燃焼が正常であるかどうかを判断するリフト限界
判断手段を請求項1または3記載の燃焼制御装置に加え
た形態で実施できるものである。
燃焼量に応じてリフト限界火炎インピーダンスを選択す
るリフト限界火炎インピーダンス選択手段と、検出した
火炎インピーダンスとリフト限界火炎インピーダンスを
比較し燃焼が正常であるかどうかを判断するリフト限界
判断手段を請求項1または3記載の燃焼制御装置に加え
た形態で実施できるものである。
【0029】そして、燃焼量が減少すると空気リッチの
燃焼となるため電流は減少するが、火炎インピーダンス
はある燃焼量範囲で一旦減少し、その後増加するといっ
た特性を有する。火炎インピーダンスはリフト直前で火
炎がバーナ炎孔より吹き飛ぶため、極めて大きく増加す
るので、このリフト直前の火炎インピーダンスをリフト
限界火炎インピーダンスとすれば、タールが蓄積し、実
際の燃焼量が減少しても燃焼としてはリフトしなければ
安全であるので、燃焼を継続することができ、リフト直
前まで正確に燃焼状態を検出することができ、より幅広
い燃焼量範囲での燃焼が可能となる。
燃焼となるため電流は減少するが、火炎インピーダンス
はある燃焼量範囲で一旦減少し、その後増加するといっ
た特性を有する。火炎インピーダンスはリフト直前で火
炎がバーナ炎孔より吹き飛ぶため、極めて大きく増加す
るので、このリフト直前の火炎インピーダンスをリフト
限界火炎インピーダンスとすれば、タールが蓄積し、実
際の燃焼量が減少しても燃焼としてはリフトしなければ
安全であるので、燃焼を継続することができ、リフト直
前まで正確に燃焼状態を検出することができ、より幅広
い燃焼量範囲での燃焼が可能となる。
【0030】また、請求項9記載のように、検出した電
流がリフト限界電流より小さくなく、かつ検出した火炎
インピーダンスがリフト限界火炎インピーダンスより小
さいとき実際の燃焼量が入力された燃焼量より低下して
いることを表示する表示手段を請求項1または3記載の
燃焼制御装置に加えた形態で実施できるものである。
流がリフト限界電流より小さくなく、かつ検出した火炎
インピーダンスがリフト限界火炎インピーダンスより小
さいとき実際の燃焼量が入力された燃焼量より低下して
いることを表示する表示手段を請求項1または3記載の
燃焼制御装置に加えた形態で実施できるものである。
【0031】そして、電流が減少し、検出した火炎イン
ピーダンスが正常な燃焼量の火炎インピーダンスより減
少した場合、気化素子にタールが蓄積し、実際の燃焼量
が入力した燃焼量より低くなっていると判断することが
できる。燃焼としてはリフトしなければ安全であるので
表示手段を用いて燃焼量の低下を表示し、使用者に気化
素子にタールが付着している可能性があるので、正常な
灯油を使用するように告知することができ、より長く燃
焼装置を使用することができる。
ピーダンスが正常な燃焼量の火炎インピーダンスより減
少した場合、気化素子にタールが蓄積し、実際の燃焼量
が入力した燃焼量より低くなっていると判断することが
できる。燃焼としてはリフトしなければ安全であるので
表示手段を用いて燃焼量の低下を表示し、使用者に気化
素子にタールが付着している可能性があるので、正常な
灯油を使用するように告知することができ、より長く燃
焼装置を使用することができる。
【0032】また、請求項10記載のように、燃焼制御
装置は、実際の燃焼量が入力された燃焼量より低下した
とき、検出した火炎インピーダンスが標準火炎インピー
ダンスになるように燃焼用空気の供給量を制御すること
ができる請求項1または3記載の燃焼制御装置として実
施することができる。
装置は、実際の燃焼量が入力された燃焼量より低下した
とき、検出した火炎インピーダンスが標準火炎インピー
ダンスになるように燃焼用空気の供給量を制御すること
ができる請求項1または3記載の燃焼制御装置として実
施することができる。
【0033】そして、気化素子にタールが付着するなど
して、実際の燃焼量が入力した燃焼量より低下すると、
燃焼用空気供給手段は入力された燃焼量に従って空気を
供給するので、燃焼は正常な燃焼より空気リッチな燃焼
となる。このとき火炎インピーダンスは実際の燃焼量に
応じて変化し、一旦標準火炎インピーダンスよりも小さ
くなった後、再び増加し、リフト限界火炎インピーダン
スに到達する。検出する火炎インピーダンスがこのリフ
ト限界火炎インピーダンスより小さければ、火炎はリフ
トしておらず、燃焼としては安全である。しかし、燃焼
制御装置で火炎インピーダンスが標準火炎インピーダン
スになるように、燃焼用空気供給手段を制御し、燃焼用
空気量を適切に減少させることにより、より安全な燃焼
を保持することができる。
して、実際の燃焼量が入力した燃焼量より低下すると、
燃焼用空気供給手段は入力された燃焼量に従って空気を
供給するので、燃焼は正常な燃焼より空気リッチな燃焼
となる。このとき火炎インピーダンスは実際の燃焼量に
応じて変化し、一旦標準火炎インピーダンスよりも小さ
くなった後、再び増加し、リフト限界火炎インピーダン
スに到達する。検出する火炎インピーダンスがこのリフ
ト限界火炎インピーダンスより小さければ、火炎はリフ
トしておらず、燃焼としては安全である。しかし、燃焼
制御装置で火炎インピーダンスが標準火炎インピーダン
スになるように、燃焼用空気供給手段を制御し、燃焼用
空気量を適切に減少させることにより、より安全な燃焼
を保持することができる。
【0034】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
説明する。
【0035】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける燃焼制御装置のブロック図である。実施例1におい
て従来例と同一構成要素のものについては同一符号を付
し一部説明を省略する。
ける燃焼制御装置のブロック図である。実施例1におい
て従来例と同一構成要素のものについては同一符号を付
し一部説明を省略する。
【0036】図1において灯油などの液体燃料および燃
焼用空気は燃料供給手段2および燃焼用空気供給手段3
により供給され、予混合ガスとなりバーナ1で燃焼し、
火炎4を形成する。そして、第1火炎インピーダンス検
出手段20により火炎4の火炎インピーダンスを検出
し、標準火炎インピーダンス選択手段21が入力された
燃焼量に応じ標準火炎インピーダンスを選択する。さら
に、第1燃焼判断手段22が検出した火炎インピーダン
スと標準火炎インピーダンスを比較し、燃焼が正常であ
るかどうかを判断する。検出した火炎インピーダンスが
標準火炎インピーダンスに比較して正常でない場合、異
常燃焼と判断し、燃焼制御手段10が燃焼を停止し、警
報を発したり、エラーを表示したりすることができる。
焼用空気は燃料供給手段2および燃焼用空気供給手段3
により供給され、予混合ガスとなりバーナ1で燃焼し、
火炎4を形成する。そして、第1火炎インピーダンス検
出手段20により火炎4の火炎インピーダンスを検出
し、標準火炎インピーダンス選択手段21が入力された
燃焼量に応じ標準火炎インピーダンスを選択する。さら
に、第1燃焼判断手段22が検出した火炎インピーダン
スと標準火炎インピーダンスを比較し、燃焼が正常であ
るかどうかを判断する。検出した火炎インピーダンスが
標準火炎インピーダンスに比較して正常でない場合、異
常燃焼と判断し、燃焼制御手段10が燃焼を停止し、警
報を発したり、エラーを表示したりすることができる。
【0037】第1火炎インピーダンス検出手段20は、
火炎4に接触するように配置される電極手段5と、バー
ナ1と電極手段5間に電圧を印加する電圧印加手段6
と、バーナ1と電極手段5間に流れる電流を検出する電
流検出手段7と、火炎4に含まれるイオンや電子などの
荷電粒子の等電位面の電位を検出する第1電位検出手段
23および第2電位検出手段24と、第1電位検出手段
23と第2電位検出手段24間の電位差を検出する電位
差検出手段25と、入力された燃焼量に応じ検出した補
正電位差を選択する補正電位差選択手段26と、検出し
た電流と電位差および補正電位差から第1電位検出手段
23と第2電位検出手段24間の火炎インピーダンスを
演算する演算手段27で構成される。
火炎4に接触するように配置される電極手段5と、バー
ナ1と電極手段5間に電圧を印加する電圧印加手段6
と、バーナ1と電極手段5間に流れる電流を検出する電
流検出手段7と、火炎4に含まれるイオンや電子などの
荷電粒子の等電位面の電位を検出する第1電位検出手段
23および第2電位検出手段24と、第1電位検出手段
23と第2電位検出手段24間の電位差を検出する電位
差検出手段25と、入力された燃焼量に応じ検出した補
正電位差を選択する補正電位差選択手段26と、検出し
た電流と電位差および補正電位差から第1電位検出手段
23と第2電位検出手段24間の火炎インピーダンスを
演算する演算手段27で構成される。
【0038】次に本発明の実施例1における燃焼制御装
置の動作を図2のフローチャートを用いて説明する。ま
ず、ステップ7で運転スイッチが入っているかどうかが
確認され、入っていればステップ8において温度設定な
どにより燃焼量Qinが入力され、燃焼が開始される。燃
焼開始と同時にステップ9で第1火炎インピーダンス検
出手段20により、バーナ1に形成される火炎の火炎イ
ンピーダンスR12が検出される。そして、ステップ10
で標準火炎インピーダンス選択手段21により燃焼量Q
inに応じた標準火炎インピーダンスRstdが選択され、
ステップ11で第1燃焼判断手段22により検出した火
炎インピーダンスR12が標準火炎インピーダンスRstd
とほぼ同じであるかどうかが判断される。同じであれば
正常燃焼であると判断され再びステップ7に戻り、運転
スイッチが入っている限りステップ11までの動作が繰
り返され、燃焼は継続される。一方火炎インピーダンス
R 12が標準火炎インピーダンスRstdと異なれば異常燃
焼であると判断され、ステップ12で燃焼制御手段10
により燃焼が停止され、換気を促す警報を発するなどの
燃焼制御を行うことができる。
置の動作を図2のフローチャートを用いて説明する。ま
ず、ステップ7で運転スイッチが入っているかどうかが
確認され、入っていればステップ8において温度設定な
どにより燃焼量Qinが入力され、燃焼が開始される。燃
焼開始と同時にステップ9で第1火炎インピーダンス検
出手段20により、バーナ1に形成される火炎の火炎イ
ンピーダンスR12が検出される。そして、ステップ10
で標準火炎インピーダンス選択手段21により燃焼量Q
inに応じた標準火炎インピーダンスRstdが選択され、
ステップ11で第1燃焼判断手段22により検出した火
炎インピーダンスR12が標準火炎インピーダンスRstd
とほぼ同じであるかどうかが判断される。同じであれば
正常燃焼であると判断され再びステップ7に戻り、運転
スイッチが入っている限りステップ11までの動作が繰
り返され、燃焼は継続される。一方火炎インピーダンス
R 12が標準火炎インピーダンスRstdと異なれば異常燃
焼であると判断され、ステップ12で燃焼制御手段10
により燃焼が停止され、換気を促す警報を発するなどの
燃焼制御を行うことができる。
【0039】火炎インピーダンスを検出するステップ9
はステップ13からステップ16のサブルーチンで構成
され、まず、ステップ13でバーナ1と電極手段5間に
電圧印加手段6に一定の電圧を印加したときに流れる電
流Ifrを電流検出手段7により検出する。次にステップ
14で電位差検出手段25により第1電位検出手段23
と第2電位検出手段24間の電位差V12を検出する。さ
らにステップ15で燃焼量Qinに応じ補正電位差選択手
段26により補正電位差a12を選択する。そして、ステ
ップ16で演算手段27により火炎インピーダンスR12
を次式より求めることができる。
はステップ13からステップ16のサブルーチンで構成
され、まず、ステップ13でバーナ1と電極手段5間に
電圧印加手段6に一定の電圧を印加したときに流れる電
流Ifrを電流検出手段7により検出する。次にステップ
14で電位差検出手段25により第1電位検出手段23
と第2電位検出手段24間の電位差V12を検出する。さ
らにステップ15で燃焼量Qinに応じ補正電位差選択手
段26により補正電位差a12を選択する。そして、ステ
ップ16で演算手段27により火炎インピーダンスR12
を次式より求めることができる。
【0040】
【数1】
【0041】上記構成の本発明の燃焼制御装置は暖房機
器などの燃焼装置に搭載され、燃焼装置の運転スイッチ
が入り、温度設定などにより燃焼量が入力されると、入
力された燃焼量に応じ灯油などの液体燃料は燃料供給手
段2により一定の割合で気化素子28に供給され、同時
に燃焼用空気供給手段3により必要な燃焼用空気が供給
される。燃料は気化素子28において電気ヒータ13に
より加熱され、気化し、燃料ガスとなり、ノズル12よ
りバーナ1内部に噴出される。そのときイジェクタ作用
により燃焼用一次空気が周囲から吸引され燃料ガスと混
合され、予混合ガスとなる。予混合ガスはバーナ1周壁
の炎孔17を通過するときに点火され、火炎4を形成す
る。
器などの燃焼装置に搭載され、燃焼装置の運転スイッチ
が入り、温度設定などにより燃焼量が入力されると、入
力された燃焼量に応じ灯油などの液体燃料は燃料供給手
段2により一定の割合で気化素子28に供給され、同時
に燃焼用空気供給手段3により必要な燃焼用空気が供給
される。燃料は気化素子28において電気ヒータ13に
より加熱され、気化し、燃料ガスとなり、ノズル12よ
りバーナ1内部に噴出される。そのときイジェクタ作用
により燃焼用一次空気が周囲から吸引され燃料ガスと混
合され、予混合ガスとなる。予混合ガスはバーナ1周壁
の炎孔17を通過するときに点火され、火炎4を形成す
る。
【0042】火炎4は燃料ガスと予混合された燃焼用一
次空気の燃焼反応により炎孔17に形成された内炎4a
と、周囲の燃焼用二次空気の燃焼反応により内炎4aの
外側に形成された外炎4bから成る。内炎4aおよび外
炎4bには熱電離したイオンや電子などの荷電粒子が多
く存在し、特に内炎4aの荷電粒子密度は外炎4bのそ
れに比べて高い。電極手段5と第1電位検出手段23お
よび第2電位検出手段24は荷電粒子密度の高い内炎4
aに接触して配置した。
次空気の燃焼反応により炎孔17に形成された内炎4a
と、周囲の燃焼用二次空気の燃焼反応により内炎4aの
外側に形成された外炎4bから成る。内炎4aおよび外
炎4bには熱電離したイオンや電子などの荷電粒子が多
く存在し、特に内炎4aの荷電粒子密度は外炎4bのそ
れに比べて高い。電極手段5と第1電位検出手段23お
よび第2電位検出手段24は荷電粒子密度の高い内炎4
aに接触して配置した。
【0043】バーナ1と電極手段5間に電圧印加手段6
で一定の電圧を印加すると、火炎4中の荷電粒子が加速
され、バーナ1あるいは電極手段5に向かって移動し、
バーナ1と電極手段5間に燃焼量に応じた一定の電流が
流れる。また、第1電位検出手段23および第2電位検
出手段24が接触する荷電粒子の異なる等電位面の電位
を検出し、電位差検出手段25でこれらの間の電位差を
検出する。
で一定の電圧を印加すると、火炎4中の荷電粒子が加速
され、バーナ1あるいは電極手段5に向かって移動し、
バーナ1と電極手段5間に燃焼量に応じた一定の電流が
流れる。また、第1電位検出手段23および第2電位検
出手段24が接触する荷電粒子の異なる等電位面の電位
を検出し、電位差検出手段25でこれらの間の電位差を
検出する。
【0044】第1電位検出手段23と第2電位検出手段
24間の電位差V12は電流Ifrに対して直線的に変化
し、V12−Ifr特性における直線の傾きは第1電位検出
手段23と第2電位検出手段24間の火炎インピーダン
スR12に相当する。電位差V12は電流Ifrが流れなくて
もわずかに生じるため、電位差V12と電流Ifrから正確
な火炎インピーダンスR12を求めるためにはV12−Ifr
特性における直線の切片相当部分を引算する必要があ
る。この切片相当部分を補正電位差a12と呼ぶ。
24間の電位差V12は電流Ifrに対して直線的に変化
し、V12−Ifr特性における直線の傾きは第1電位検出
手段23と第2電位検出手段24間の火炎インピーダン
スR12に相当する。電位差V12は電流Ifrが流れなくて
もわずかに生じるため、電位差V12と電流Ifrから正確
な火炎インピーダンスR12を求めるためにはV12−Ifr
特性における直線の切片相当部分を引算する必要があ
る。この切片相当部分を補正電位差a12と呼ぶ。
【0045】燃焼量などの燃焼条件が決まれば、補正電
位差a12および火炎インピーダンスR12はある一定の値
を示す。予め各燃焼量において正常燃焼時の補正電位差
a12および火炎インピーダンスR12を求めておけば、実
際に入力された燃焼量に応じ、補正電位差選択手段26
および標準火炎インピーダンス選択手段21によりそれ
ぞれ選択することができる。
位差a12および火炎インピーダンスR12はある一定の値
を示す。予め各燃焼量において正常燃焼時の補正電位差
a12および火炎インピーダンスR12を求めておけば、実
際に入力された燃焼量に応じ、補正電位差選択手段26
および標準火炎インピーダンス選択手段21によりそれ
ぞれ選択することができる。
【0046】上記実施例によれば、燃焼用空気中に整髪
スプレーなどに含まれる揮発性の有機シリコーン化合物
が混入され、バーナ1や電極手段5の表面に絶縁性のシ
リコン酸化物が形成されたときに、従来のようにシリコ
ン酸化物の形成により減少する電流Ifrでなく、火炎の
本質的な量を示す火炎インピーダンスR12を用いるの
で、シリコン酸化物の形成とは無関係に確実に燃焼状態
を判断することができる。
スプレーなどに含まれる揮発性の有機シリコーン化合物
が混入され、バーナ1や電極手段5の表面に絶縁性のシ
リコン酸化物が形成されたときに、従来のようにシリコ
ン酸化物の形成により減少する電流Ifrでなく、火炎の
本質的な量を示す火炎インピーダンスR12を用いるの
で、シリコン酸化物の形成とは無関係に確実に燃焼状態
を判断することができる。
【0047】本実施例の燃焼制御装置を搭載した燃焼装
置を用いてV12−Ifr特性を調べた。燃焼量を2,50
0kcal/hに設定したときの正常燃焼におけるV12
−I fr特性を図3に示す。図3より電位差V12は電流I
frに対し直線的に変化しており、この直線の傾きおよび
切片がそれぞれ火炎インピーダンスR12および補正電位
差a12に相当し、それぞれおよそ1.6kΩおよび3
9.7mVであった。
置を用いてV12−Ifr特性を調べた。燃焼量を2,50
0kcal/hに設定したときの正常燃焼におけるV12
−I fr特性を図3に示す。図3より電位差V12は電流I
frに対し直線的に変化しており、この直線の傾きおよび
切片がそれぞれ火炎インピーダンスR12および補正電位
差a12に相当し、それぞれおよそ1.6kΩおよび3
9.7mVであった。
【0048】バーナ1や電極手段5の表面に絶縁性のシ
リコン酸化物が形成されると電流I frは減少するが、正
常燃焼であれば火炎インピーダンスR12は一定であり、
また火炎インピーダンスR12は酸欠やリフト燃焼などの
異常燃焼時には変化するので、第1燃焼判断手段22で
標準火炎インピーダンス選択手段21で選択する標準火
炎インピーダンスRstdと比較することにより燃焼を判
断することができる。
リコン酸化物が形成されると電流I frは減少するが、正
常燃焼であれば火炎インピーダンスR12は一定であり、
また火炎インピーダンスR12は酸欠やリフト燃焼などの
異常燃焼時には変化するので、第1燃焼判断手段22で
標準火炎インピーダンス選択手段21で選択する標準火
炎インピーダンスRstdと比較することにより燃焼を判
断することができる。
【0049】次に、本実施例の燃焼制御装置を用いて、
燃焼量約2,500kcal/hにおけるシリコン酸化
物の形成に伴う電流Ifrと電位差V12の経時変化につい
て調べた。
燃焼量約2,500kcal/hにおけるシリコン酸化
物の形成に伴う電流Ifrと電位差V12の経時変化につい
て調べた。
【0050】実際にバーナ1や電極手段5の表面に形成
されるシリコン酸化物は枝毛コート剤などの整髪スプレ
ーなどに含まれる揮発性の有機シリコーン化合物が燃焼
用空気中に混入し、高温になったバーナ1や電極手段5
の表面で酸化され形成されるが、本実施例では模擬的か
つ加速的にシリコン酸化物の形成される特性を調べるた
め、液体燃料である灯油中に有機シリコーンオイルを重
量濃度で約200ppm添加した灯油を用いて実験を行
った。
されるシリコン酸化物は枝毛コート剤などの整髪スプレ
ーなどに含まれる揮発性の有機シリコーン化合物が燃焼
用空気中に混入し、高温になったバーナ1や電極手段5
の表面で酸化され形成されるが、本実施例では模擬的か
つ加速的にシリコン酸化物の形成される特性を調べるた
め、液体燃料である灯油中に有機シリコーンオイルを重
量濃度で約200ppm添加した灯油を用いて実験を行
った。
【0051】バーナ1と電極手段5の間には、電圧印加
手段6により約24Vの一定の直流電圧を供給した。
手段6により約24Vの一定の直流電圧を供給した。
【0052】正常灯油における正常燃焼時の電流Ifrは
約80μAであった。燃料を正常灯油から有機シリコー
ンオイル添加灯油に切り替えると、電流Ifrは燃焼が正
常であるにもかかわらず、時間とともに減少し、有機シ
リコーンオイル添加灯油で約6時間連続燃焼後には、初
期電流の約40%である30μAまで減少した。
約80μAであった。燃料を正常灯油から有機シリコー
ンオイル添加灯油に切り替えると、電流Ifrは燃焼が正
常であるにもかかわらず、時間とともに減少し、有機シ
リコーンオイル添加灯油で約6時間連続燃焼後には、初
期電流の約40%である30μAまで減少した。
【0053】一方、正常灯油使用における正常燃焼時の
電位差V12は約0.19Vであった。燃料を正常灯油か
ら有機シリコーンオイル添加灯油に切り替えると、電位
差V 12は時間とともに減少し、有機シリコーンオイル添
加灯油中で約6時間連続燃焼後には、初期電位差の約6
0%である0.11Vまで減少した。
電位差V12は約0.19Vであった。燃料を正常灯油か
ら有機シリコーンオイル添加灯油に切り替えると、電位
差V 12は時間とともに減少し、有機シリコーンオイル添
加灯油中で約6時間連続燃焼後には、初期電位差の約6
0%である0.11Vまで減少した。
【0054】また、有機シリコーンオイル添加灯油中で
約6時間連続燃焼後、燃焼を停止し、バーナ1の炎孔1
7や電極手段5の表面にシリコン酸化物からなる白い付
着物の存在を確認した。この事からシリコン酸化物が形
成されるために、バーナ1および電極手段5表面の絶縁
抵抗が増加し、バーナ1と電極手段5間に流れる電流I
frが減少することは明らかである。
約6時間連続燃焼後、燃焼を停止し、バーナ1の炎孔1
7や電極手段5の表面にシリコン酸化物からなる白い付
着物の存在を確認した。この事からシリコン酸化物が形
成されるために、バーナ1および電極手段5表面の絶縁
抵抗が増加し、バーナ1と電極手段5間に流れる電流I
frが減少することは明らかである。
【0055】従来はこの電流Ifrにより燃焼状態を判断
していたが、本実施例では火炎インピーダンスR12によ
り燃焼状態を判断するので、比較しやすいように電流I
frで電源電圧(24V)を割ったフレームロッド抵抗R
fr=24/Ifrを算出した。
していたが、本実施例では火炎インピーダンスR12によ
り燃焼状態を判断するので、比較しやすいように電流I
frで電源電圧(24V)を割ったフレームロッド抵抗R
fr=24/Ifrを算出した。
【0056】フレームロッド抵抗Rfrと火炎インピーダ
ンスR12のシリコン酸化物の形成に伴う経時変化を図4
に示す。図4より時間の経過とともにフレームロッド抵
抗R frが初期約300kΩから約6時間連続燃焼後約
2.7倍の800kΩ近くまで増加することが判る。
ンスR12のシリコン酸化物の形成に伴う経時変化を図4
に示す。図4より時間の経過とともにフレームロッド抵
抗R frが初期約300kΩから約6時間連続燃焼後約
2.7倍の800kΩ近くまで増加することが判る。
【0057】このフレームロッド抵抗Rfrは酸欠などの
不完全燃焼時にも増加するため従来の燃焼制御装置はシ
リコン酸化物が形成された場合、このフレームロッド抵
抗R frの増加が異常燃焼によるものなのか、シリコン酸
化物の形成によるものなのかどうかを区別することがで
きず、正常燃焼であっても異常燃焼であると判断し、燃
焼を強制的に停止するなどの誤った燃焼制御を行うこと
があった。
不完全燃焼時にも増加するため従来の燃焼制御装置はシ
リコン酸化物が形成された場合、このフレームロッド抵
抗R frの増加が異常燃焼によるものなのか、シリコン酸
化物の形成によるものなのかどうかを区別することがで
きず、正常燃焼であっても異常燃焼であると判断し、燃
焼を強制的に停止するなどの誤った燃焼制御を行うこと
があった。
【0058】一方火炎インピーダンスR12は初期約1.
6kΩから約90分後、約1.3倍の2kΩまで増加し
たが、その後シリコン酸化物が形成されているにもかか
わらず、約2kΩ前後で安定しており、正常燃焼であれ
ばシリコン酸化物の形成量とは無関係にほぼ一定であっ
た。この火炎インピーダンスR12は第1電位検出手段2
3で検出する等電位面と第2電位検出手段24で検出す
る等電位面間の火炎インピーダンスに相当し、火炎イン
ピーダンスは燃焼により生成した荷電粒子の密度や易動
度に大きく依存し、正常燃焼であればバーナ1や電極手
段5の表面に形成されるシリコン酸化物の有無にかかわ
らず、すなわち電流Ifrの大小に依らず一定であるの
で、本実施例の構成により火炎インピーダンスR12を用
いれば燃焼用空気中に有機シリコーン化合物が混入して
も、燃焼状態を正確に判断することができる。
6kΩから約90分後、約1.3倍の2kΩまで増加し
たが、その後シリコン酸化物が形成されているにもかか
わらず、約2kΩ前後で安定しており、正常燃焼であれ
ばシリコン酸化物の形成量とは無関係にほぼ一定であっ
た。この火炎インピーダンスR12は第1電位検出手段2
3で検出する等電位面と第2電位検出手段24で検出す
る等電位面間の火炎インピーダンスに相当し、火炎イン
ピーダンスは燃焼により生成した荷電粒子の密度や易動
度に大きく依存し、正常燃焼であればバーナ1や電極手
段5の表面に形成されるシリコン酸化物の有無にかかわ
らず、すなわち電流Ifrの大小に依らず一定であるの
で、本実施例の構成により火炎インピーダンスR12を用
いれば燃焼用空気中に有機シリコーン化合物が混入して
も、燃焼状態を正確に判断することができる。
【0059】また、シリコン酸化物は燃焼条件によりバ
ーナ1に多く付着したり、電極手段5に付着したりする
が、火炎インピーダンスは火炎の本質的な量を示す値で
あり、シリコン酸化物とほぼ無関係であり、火炎インピ
ーダンスを検出すれば、シリコン酸化物がバーナ1およ
び電極手段5のどちらに形成されても正確に燃焼状態を
判断し制御することができる。
ーナ1に多く付着したり、電極手段5に付着したりする
が、火炎インピーダンスは火炎の本質的な量を示す値で
あり、シリコン酸化物とほぼ無関係であり、火炎インピ
ーダンスを検出すれば、シリコン酸化物がバーナ1およ
び電極手段5のどちらに形成されても正確に燃焼状態を
判断し制御することができる。
【0060】また、本実施例では重量濃度で200pp
mといった極めて高濃度な有機シリコーンオイル添加灯
油で約6時間連続燃焼を行ったが、実際に使用する燃焼
制御装置の燃焼用空気中に混入する有機シリコーン化合
物の濃度はもっと低いことを考慮すると正確に燃焼状態
を検出することができる時間は従来よりかなり大幅に伸
びることが判る。
mといった極めて高濃度な有機シリコーンオイル添加灯
油で約6時間連続燃焼を行ったが、実際に使用する燃焼
制御装置の燃焼用空気中に混入する有機シリコーン化合
物の濃度はもっと低いことを考慮すると正確に燃焼状態
を検出することができる時間は従来よりかなり大幅に伸
びることが判る。
【0061】なお、電極手段5と第1電位検出手段23
および第2電位検出手段24の先端を、火炎4が短い場
合など、内炎4aに接触するように配置することが困難
な場合、外炎4bに接触するように配置しても燃焼状態
が正常であるか、異常であるかは同様にして判断するこ
とができる。
および第2電位検出手段24の先端を、火炎4が短い場
合など、内炎4aに接触するように配置することが困難
な場合、外炎4bに接触するように配置しても燃焼状態
が正常であるか、異常であるかは同様にして判断するこ
とができる。
【0062】また、電極手段5と第1電位検出手段23
と第2電位検出手段24の材料には、高温燃焼火炎に対
して安定した導体として使用でき、化学的にも安定であ
るという点で、高耐熱性金属であるけい素、アルミニウ
ムおよびチタニウムを微量に含有する直径約φ1から3
mmのステンレス線を用いた。
と第2電位検出手段24の材料には、高温燃焼火炎に対
して安定した導体として使用でき、化学的にも安定であ
るという点で、高耐熱性金属であるけい素、アルミニウ
ムおよびチタニウムを微量に含有する直径約φ1から3
mmのステンレス線を用いた。
【0063】また、電圧印加手段6が直流電源のとき、
電流Ifrが多く流れるという点で、表面積の大きいバー
ナ1を負極とし電極手段5を正極に接続するのが好まし
い。
電流Ifrが多く流れるという点で、表面積の大きいバー
ナ1を負極とし電極手段5を正極に接続するのが好まし
い。
【0064】また、電圧印加手段6に交流電源を用いれ
ば、バーナ1と電極手段5間には表面積の違いによりバ
ーナ1が正極の場合、電流Ifrはあまり流れないが、負
極の場合よく流れるといった整流作用があるため、スス
などによりバーナ1と電極手段5間の短絡を検出するこ
とができる。
ば、バーナ1と電極手段5間には表面積の違いによりバ
ーナ1が正極の場合、電流Ifrはあまり流れないが、負
極の場合よく流れるといった整流作用があるため、スス
などによりバーナ1と電極手段5間の短絡を検出するこ
とができる。
【0065】また、バーナ1からのリードの取り出しが
困難な場合など、バーナ1と電気的に導通しているバー
ナベース18や他の導電体を電極として用いてもよい。
困難な場合など、バーナ1と電気的に導通しているバー
ナベース18や他の導電体を電極として用いてもよい。
【0066】また、バーナ1がセラミックなどの絶縁体
からなる場合は、炎孔17の近傍に網状などの導電体を
火炎4に接触するように配置し、その導電体を電極とし
て用いてもよい。
からなる場合は、炎孔17の近傍に網状などの導電体を
火炎4に接触するように配置し、その導電体を電極とし
て用いてもよい。
【0067】また、電流検出手段7は電流計あるいは既
知抵抗端の電圧を検出する電圧計を用いることができ、
検出する信号に大きなノイズがある場合はコンデンサを
並列に接続すると交流成分を除去することができ、安定
した電流および電位差を検出することができる。
知抵抗端の電圧を検出する電圧計を用いることができ、
検出する信号に大きなノイズがある場合はコンデンサを
並列に接続すると交流成分を除去することができ、安定
した電流および電位差を検出することができる。
【0068】また、電位差検出手段25はエレクトロメ
ータなど入力抵抗の大きな電圧計が好ましいが、実用的
には第1電位検出手段23および第2電位検出手段24
の間に100kΩから10MΩ程度の抵抗を接続し、そ
の抵抗端の電圧を検出すれば、汎用の電圧計で電位差を
測定することができる。検出する電位差に大きなノイズ
がある場合はコンデンサを並列に接続すると交流成分を
除去することができ安定した電位差を検出することがで
きる。
ータなど入力抵抗の大きな電圧計が好ましいが、実用的
には第1電位検出手段23および第2電位検出手段24
の間に100kΩから10MΩ程度の抵抗を接続し、そ
の抵抗端の電圧を検出すれば、汎用の電圧計で電位差を
測定することができる。検出する電位差に大きなノイズ
がある場合はコンデンサを並列に接続すると交流成分を
除去することができ安定した電位差を検出することがで
きる。
【0069】(実施例2)図5は本発明の実施例2の燃
焼制御装置のブロック図である。
焼制御装置のブロック図である。
【0070】図5において実施例1と異なる点は、電流
と火炎インピーダンスを併用して燃焼を判断するところ
である。
と火炎インピーダンスを併用して燃焼を判断するところ
である。
【0071】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。本発明の実施例2の燃焼制御
装置は、電流が減少しない限り、バーナ1と電極手段5
間に流れる電流により燃焼を判断し、標準電流選択手段
8により入力された燃焼量に応じた標準電流と検出した
電流を第2燃焼判断手段29により比較して燃焼状態が
正常であるかどうかを判断することができる。そして、
電流が低下した場合のみ、電流の低下の原因が異常燃焼
によるものなのかそれともバーナ1や電極手段5の表面
に形成された絶縁性のシリコン酸化物によるものなのか
どうかを判断するために、第2火炎インピーダンス検出
手段30により火炎インピーダンスを検出し、標準火炎
インピーダンス選択手段21により入力された燃焼量に
応じた標準火炎インピーダンスと検出した火炎インピー
ダンスを第3燃焼判断手段31により比較して燃焼状態
が正常であるかどうかを判断することができる。したが
って電流と火炎インピーダンスの両方により燃焼を判断
するので、電流あるいは火炎インピーダンスだけで燃焼
状態を判断するときに比べて、より確実に燃焼を判断す
ることができる。
を有し、説明は省略する。本発明の実施例2の燃焼制御
装置は、電流が減少しない限り、バーナ1と電極手段5
間に流れる電流により燃焼を判断し、標準電流選択手段
8により入力された燃焼量に応じた標準電流と検出した
電流を第2燃焼判断手段29により比較して燃焼状態が
正常であるかどうかを判断することができる。そして、
電流が低下した場合のみ、電流の低下の原因が異常燃焼
によるものなのかそれともバーナ1や電極手段5の表面
に形成された絶縁性のシリコン酸化物によるものなのか
どうかを判断するために、第2火炎インピーダンス検出
手段30により火炎インピーダンスを検出し、標準火炎
インピーダンス選択手段21により入力された燃焼量に
応じた標準火炎インピーダンスと検出した火炎インピー
ダンスを第3燃焼判断手段31により比較して燃焼状態
が正常であるかどうかを判断することができる。したが
って電流と火炎インピーダンスの両方により燃焼を判断
するので、電流あるいは火炎インピーダンスだけで燃焼
状態を判断するときに比べて、より確実に燃焼を判断す
ることができる。
【0072】また、火炎インピーダンスの酸素濃度に対
する特性はバーナ1の形状や構成に大きく依存する。例
えば、バーナ1の周囲にアースリング32のようなバー
ナ1と電気的に同じ電位の導電体が存在した場合、酸素
濃度が減少し、火炎4が酸素不足のため外側に伸び、ア
ースリング32に接触すると、火炎4中の電場が大きく
変化し、火炎インピーダンスなどの電気的特性に大きく
影響を与える。アースリング32のような導電体がなけ
れば、酸素濃度が減少すれば火炎インピーダンスは単調
に増加し、酸欠などを確実に検出することができる。し
かしアースリング32のような導電体が存在した場合、
酸素濃度が減少すると、火炎4がアースリング32に接
触したときに火炎インピーダンスの特性が大きく変化
し、一旦増加した後、極大値を持って減少しはじめる。
このように火炎インピーダンスが極大値を有する場合、
火炎インピーダンスのみから酸欠などの異常燃焼を判断
するのは困難である。
する特性はバーナ1の形状や構成に大きく依存する。例
えば、バーナ1の周囲にアースリング32のようなバー
ナ1と電気的に同じ電位の導電体が存在した場合、酸素
濃度が減少し、火炎4が酸素不足のため外側に伸び、ア
ースリング32に接触すると、火炎4中の電場が大きく
変化し、火炎インピーダンスなどの電気的特性に大きく
影響を与える。アースリング32のような導電体がなけ
れば、酸素濃度が減少すれば火炎インピーダンスは単調
に増加し、酸欠などを確実に検出することができる。し
かしアースリング32のような導電体が存在した場合、
酸素濃度が減少すると、火炎4がアースリング32に接
触したときに火炎インピーダンスの特性が大きく変化
し、一旦増加した後、極大値を持って減少しはじめる。
このように火炎インピーダンスが極大値を有する場合、
火炎インピーダンスのみから酸欠などの異常燃焼を判断
するのは困難である。
【0073】本発明の実施例2の燃焼制御装置は、電流
を併用して燃焼状態を判断するので、アースリング32
ような導電体が存在しても、燃焼を正確に判断すること
ができる。
を併用して燃焼状態を判断するので、アースリング32
ような導電体が存在しても、燃焼を正確に判断すること
ができる。
【0074】上記構成において、以下その動作を図5の
フローチャートを用いて説明する。まず、ステップ17
で運転スイッチが入っているかどうかが確認され、入っ
ていればステップ18において温度設定などにより燃焼
量Qinが入力され、燃焼が開始される。バーナ1と電極
手段5間に流れる電流をステップ19で電流検出手段7
により検出する。そして、ステップ20で燃焼量Qinに
応じ標準電流選択手段8が標準電流Istdを選択し、検
出された電流Ifrはステップ21で第2燃焼判断手段2
9により標準電流Istdとほぼ同じであるかどうかが確
認され、ほぼ同じであれば正常燃焼と判断され、再びス
テップ17に戻り、運転スイッチが入っている限りステ
ップ21までの動作が繰り返され、燃焼を継続する。一
方、電流Ifrが標準電流Istdと異る場合は、ステップ
22で第2火炎インピーダンス検出手段30により、バ
ーナ1に形成される火炎4の火炎インピーダンスR12が
検出される。そして、ステップ23で標準火炎インピー
ダンス選択手段21により燃焼量Qinに応じた標準火炎
インピーダンスRstdが選択され、ステップ24で第3
燃焼判断手段31により検出した火炎インピーダンスR
12が標準火炎インピーダンスRstdとほぼ同じであるか
どうかが判断される。同じであれば燃焼は正常であると
判断され再びステップ17に戻り、運転スイッチが入っ
ている限りステップ24までの動作が繰り返され、燃焼
を継続することができる。一方火炎インピーダンスR12
が標準火炎インピーダンスRstdとほぼ同じでなければ
異常であると判断され、ステップ25で燃焼制御手段1
0により燃焼が停止され、換気を促す警報を発するなど
の燃焼制御を行うことができる。
フローチャートを用いて説明する。まず、ステップ17
で運転スイッチが入っているかどうかが確認され、入っ
ていればステップ18において温度設定などにより燃焼
量Qinが入力され、燃焼が開始される。バーナ1と電極
手段5間に流れる電流をステップ19で電流検出手段7
により検出する。そして、ステップ20で燃焼量Qinに
応じ標準電流選択手段8が標準電流Istdを選択し、検
出された電流Ifrはステップ21で第2燃焼判断手段2
9により標準電流Istdとほぼ同じであるかどうかが確
認され、ほぼ同じであれば正常燃焼と判断され、再びス
テップ17に戻り、運転スイッチが入っている限りステ
ップ21までの動作が繰り返され、燃焼を継続する。一
方、電流Ifrが標準電流Istdと異る場合は、ステップ
22で第2火炎インピーダンス検出手段30により、バ
ーナ1に形成される火炎4の火炎インピーダンスR12が
検出される。そして、ステップ23で標準火炎インピー
ダンス選択手段21により燃焼量Qinに応じた標準火炎
インピーダンスRstdが選択され、ステップ24で第3
燃焼判断手段31により検出した火炎インピーダンスR
12が標準火炎インピーダンスRstdとほぼ同じであるか
どうかが判断される。同じであれば燃焼は正常であると
判断され再びステップ17に戻り、運転スイッチが入っ
ている限りステップ24までの動作が繰り返され、燃焼
を継続することができる。一方火炎インピーダンスR12
が標準火炎インピーダンスRstdとほぼ同じでなければ
異常であると判断され、ステップ25で燃焼制御手段1
0により燃焼が停止され、換気を促す警報を発するなど
の燃焼制御を行うことができる。
【0075】火炎インピーダンスを検出するステップ2
2はステップ26からステップ28のサブルーチンで構
成され、まず、ステップ26で電位差検出手段25によ
り第1電位検出手段23と第2電位検出手段24間の電
位差V12を検出する。さらにステップ27で燃焼量Qin
に応じ補正電位差選択手段26により補正電位差a12を
選択する。そして、ステップ28で演算手段27により
火炎インピーダンスR 12を求めることができる。
2はステップ26からステップ28のサブルーチンで構
成され、まず、ステップ26で電位差検出手段25によ
り第1電位検出手段23と第2電位検出手段24間の電
位差V12を検出する。さらにステップ27で燃焼量Qin
に応じ補正電位差選択手段26により補正電位差a12を
選択する。そして、ステップ28で演算手段27により
火炎インピーダンスR 12を求めることができる。
【0076】以上説明したように本実施例によれば、電
流と火炎インピーダンスの両方から燃焼を判断するの
で、電流あるいは火炎インピーダンスだけで燃焼を判断
する場合より、確実に燃焼状態を判断することができ、
アースリング32のようなバーナ1と電気的に同じ電位
の導電体が存在しても、電流が減少しなければ電流で燃
焼状態を判断し、電流が減少した場合のみ火炎インピー
ダンスで燃焼状態を判断するので、酸欠などの異常燃焼
を確実に判断することができる。
流と火炎インピーダンスの両方から燃焼を判断するの
で、電流あるいは火炎インピーダンスだけで燃焼を判断
する場合より、確実に燃焼状態を判断することができ、
アースリング32のようなバーナ1と電気的に同じ電位
の導電体が存在しても、電流が減少しなければ電流で燃
焼状態を判断し、電流が減少した場合のみ火炎インピー
ダンスで燃焼状態を判断するので、酸欠などの異常燃焼
を確実に判断することができる。
【0077】(実施例3)図7および図8は本発明の実
施例3の燃焼制御装置のブロック図およびフローチャー
トである。
施例3の燃焼制御装置のブロック図およびフローチャー
トである。
【0078】図7において実施例1と異なる点は、第1
表示手段33を設け、電流が減少しても火炎インピーダ
ンスが変化しなければ、燃焼をそのまま継続し、さらに
シリコン酸化物の形成を表示するようにしたところであ
る。
表示手段33を設け、電流が減少しても火炎インピーダ
ンスが変化しなければ、燃焼をそのまま継続し、さらに
シリコン酸化物の形成を表示するようにしたところであ
る。
【0079】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。次に本発明の実施例3の燃焼
制御装置の動作について図8のフローチャートを用いて
説明する。図8において、ステップS7から火炎インピ
ーダンスR12を検出し、標準火炎インピーダンスRstd
と比較するステップ11までは実施例1のフローチャー
トと同じである。ステップ11において、火炎インピー
ダンスR12が標準火炎インピーダンスRstdとほぼ同じ
であれば正常燃焼と判断し、ステップ7に戻り運転スイ
ッチが入っている限り、燃焼は継続されるが、ステップ
7に移行する前に、ステップ29を追加することによ
り、第1表示手段33によりバーナ1や電極手段4の表
面にシリコン酸化物が形成されていることを表示するこ
とができるようになっている。
を有し、説明は省略する。次に本発明の実施例3の燃焼
制御装置の動作について図8のフローチャートを用いて
説明する。図8において、ステップS7から火炎インピ
ーダンスR12を検出し、標準火炎インピーダンスRstd
と比較するステップ11までは実施例1のフローチャー
トと同じである。ステップ11において、火炎インピー
ダンスR12が標準火炎インピーダンスRstdとほぼ同じ
であれば正常燃焼と判断し、ステップ7に戻り運転スイ
ッチが入っている限り、燃焼は継続されるが、ステップ
7に移行する前に、ステップ29を追加することによ
り、第1表示手段33によりバーナ1や電極手段4の表
面にシリコン酸化物が形成されていることを表示するこ
とができるようになっている。
【0080】上記構成により、電流が減少しても火炎イ
ンピーダンスが変化しなければ、燃焼用空気中に整髪ス
プレーなどに含まれる揮発性の有機シリコーン化合物が
混入し、バーナ1や電極手段5の表面に絶縁性のシリコ
ン酸化物が形成されるだけで、燃焼状態は正常のままで
あるので、第1表示手段33により、シリコン酸化物の
形成を表示し、燃焼は継続することができ、使用者に有
機シリコーン化合物の含まれる整髪スプレーの使用を控
えるよう告知することができ、より長く燃焼装置を使用
することができる。
ンピーダンスが変化しなければ、燃焼用空気中に整髪ス
プレーなどに含まれる揮発性の有機シリコーン化合物が
混入し、バーナ1や電極手段5の表面に絶縁性のシリコ
ン酸化物が形成されるだけで、燃焼状態は正常のままで
あるので、第1表示手段33により、シリコン酸化物の
形成を表示し、燃焼は継続することができ、使用者に有
機シリコーン化合物の含まれる整髪スプレーの使用を控
えるよう告知することができ、より長く燃焼装置を使用
することができる。
【0081】また、本実施例の燃焼制御装置は実施例2
のように主に電流で燃焼を検出する場合にも適用でき、
同様の効果を得ることができる。
のように主に電流で燃焼を検出する場合にも適用でき、
同様の効果を得ることができる。
【0082】(実施例4)図9および10は本発明の実
施例4における燃焼制御装置のブロック図およびフロー
チャートである。
施例4における燃焼制御装置のブロック図およびフロー
チャートである。
【0083】図9において実施例1と異なる点は、検出
限界電流選択手段34および検出限界判断手段35を設
け、電流検出手段7で検出する電流が検出限界電流に達
した場合、正確な火炎インピーダンスを検出することは
困難となるため、異常燃焼と判断し、燃焼を停止するよ
うにしたところである。
限界電流選択手段34および検出限界判断手段35を設
け、電流検出手段7で検出する電流が検出限界電流に達
した場合、正確な火炎インピーダンスを検出することは
困難となるため、異常燃焼と判断し、燃焼を停止するよ
うにしたところである。
【0084】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。バーナ1と電極手段5間に電
圧を印加すると、火炎4中に存在する荷電粒子(イオン
や電子)が加速され、バーナ1あるいは電極手段5へと
移動するため、バーナ1と電極手段5間に電流が生じ
る。火炎4中の荷電粒子に接触するように配置された第
1電位検出手段23および第2電位検出手段24は、そ
れぞれが接触する荷電粒子の等電位面の電位を検出す
る。第1電位検出手段23と第2電位検出手段24間の
電位差はバーナ1と電極手段5間に流れる電流に対し
て、直線的に変化し、その傾きは第1電位検出手段23
と第2電位検出手段24間の火炎インピーダンスに相当
するが、バーナ1や電極手段5の表面に絶縁性のシリコ
ン酸化物が形成されていくと、燃焼が正常であっても電
流は徐々に減少していく。電流が減少しつづけると、バ
ーナ1あるいは電極手段5に到達する荷電粒子の数が減
少し、電気的な特性が変化するので、ある電流で傾きが
変化する。この電流を検出限界電流とし、検出する電流
が検出限界電流に達すれば、火炎インピーダンスが大き
く変わり、正確な火炎インピーダンスの検出が困難とな
る。本実施例は検出限界判断手段35を備えているの
で、検出限界電流までは正確に燃焼状態を検出すること
ができ、検出限界電流を超えれば異常と判断し、燃焼を
停止することができる。
を有し、説明は省略する。バーナ1と電極手段5間に電
圧を印加すると、火炎4中に存在する荷電粒子(イオン
や電子)が加速され、バーナ1あるいは電極手段5へと
移動するため、バーナ1と電極手段5間に電流が生じ
る。火炎4中の荷電粒子に接触するように配置された第
1電位検出手段23および第2電位検出手段24は、そ
れぞれが接触する荷電粒子の等電位面の電位を検出す
る。第1電位検出手段23と第2電位検出手段24間の
電位差はバーナ1と電極手段5間に流れる電流に対し
て、直線的に変化し、その傾きは第1電位検出手段23
と第2電位検出手段24間の火炎インピーダンスに相当
するが、バーナ1や電極手段5の表面に絶縁性のシリコ
ン酸化物が形成されていくと、燃焼が正常であっても電
流は徐々に減少していく。電流が減少しつづけると、バ
ーナ1あるいは電極手段5に到達する荷電粒子の数が減
少し、電気的な特性が変化するので、ある電流で傾きが
変化する。この電流を検出限界電流とし、検出する電流
が検出限界電流に達すれば、火炎インピーダンスが大き
く変わり、正確な火炎インピーダンスの検出が困難とな
る。本実施例は検出限界判断手段35を備えているの
で、検出限界電流までは正確に燃焼状態を検出すること
ができ、検出限界電流を超えれば異常と判断し、燃焼を
停止することができる。
【0085】上記構成における、動作について図10の
フローチャートを用いて説明する。図10において実施
例1のフローチャートと異なる点は、火炎インピーダン
スR 12の検出するステップ9のサブルーチンの中で電流
Ifrを検出するステップ13の後に入力された燃焼量燃
焼量Qinに応じ検出限界電流ISiを選択するステップ3
0および検出限界を判断するステップ31を追加したと
ころである。ステップ13において検出した電流Ifrが
検出限界電流ISiより大きければ、そのままステップ1
4に移り電位差V12を検出し、以下実施例1と同様にし
てステップ16で火炎インピーダンスR12を演算する。
しかし、ステップ31で電流Ifrが検出限界電流ISiよ
り小さかった場合、正確に火炎インピーダンスR12を検
出することは困難となるので、安全のために異常と判断
し、その段階でステップ12へ移り、燃焼を停止するこ
とができる。
フローチャートを用いて説明する。図10において実施
例1のフローチャートと異なる点は、火炎インピーダン
スR 12の検出するステップ9のサブルーチンの中で電流
Ifrを検出するステップ13の後に入力された燃焼量燃
焼量Qinに応じ検出限界電流ISiを選択するステップ3
0および検出限界を判断するステップ31を追加したと
ころである。ステップ13において検出した電流Ifrが
検出限界電流ISiより大きければ、そのままステップ1
4に移り電位差V12を検出し、以下実施例1と同様にし
てステップ16で火炎インピーダンスR12を演算する。
しかし、ステップ31で電流Ifrが検出限界電流ISiよ
り小さかった場合、正確に火炎インピーダンスR12を検
出することは困難となるので、安全のために異常と判断
し、その段階でステップ12へ移り、燃焼を停止するこ
とができる。
【0086】以上のように検出限界判断手段35を設け
ることにより、シリコン酸化物がバーナ1や電極手段5
の表面に形成され、電流Ifrが減少しても検出限界電流
ISiぎりぎりまで正確に火炎インピーダンスを検出する
ことができる。
ることにより、シリコン酸化物がバーナ1や電極手段5
の表面に形成され、電流Ifrが減少しても検出限界電流
ISiぎりぎりまで正確に火炎インピーダンスを検出する
ことができる。
【0087】また、本実施例の燃焼制御装置は実施例2
のように主に電流で燃焼を検出する場合にも適用でき、
同様の効果を得ることができる。
のように主に電流で燃焼を検出する場合にも適用でき、
同様の効果を得ることができる。
【0088】(実施例5)図11および図12は本発明
の実施例5の燃焼制御装置のブロック図および同燃焼制
御装置における火炎インピーダンスの燃焼量特性図であ
り、図13は同燃焼制御装置のフローチャートである。
の実施例5の燃焼制御装置のブロック図および同燃焼制
御装置における火炎インピーダンスの燃焼量特性図であ
り、図13は同燃焼制御装置のフローチャートである。
【0089】図11において実施例1と異なる点は、リ
フト限界電流選択手段36と、第1リフト限界判断手段
37と、リフト限界火炎インピーダンス選択手段38
と、第2リフト限界判断手段39と、第2表示手段40
を備えたところである。
フト限界電流選択手段36と、第1リフト限界判断手段
37と、リフト限界火炎インピーダンス選択手段38
と、第2リフト限界判断手段39と、第2表示手段40
を備えたところである。
【0090】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。入力された燃焼量に応じてリ
フト限界電流を選択するリフト限界電流選択手段36
と、電流がリフト限界電流より小さいとき異常であると
判断する第1リフト限界判断手段37を備えることによ
り、火炎4がリフトしたときを検出し、燃焼を停止する
ことができる。
を有し、説明は省略する。入力された燃焼量に応じてリ
フト限界電流を選択するリフト限界電流選択手段36
と、電流がリフト限界電流より小さいとき異常であると
判断する第1リフト限界判断手段37を備えることによ
り、火炎4がリフトしたときを検出し、燃焼を停止する
ことができる。
【0091】不純物の混入した燃料や、変質した燃料を
用いた場合、電気ヒータ13により加熱され、気化する
とき、タールが生成し、気化素子28に蓄積されてい
く。多量のタールが蓄積すると、圧力損失が生じるの
で、燃料が供給されにくくなり、実際の燃焼量は入力し
た燃焼量よりも低くなる。一方、燃焼用空気の量は入力
された燃焼量に対して一定であるので、タールが蓄積
し、実際の燃焼量が減少すると、空気リッチの燃焼とな
る。さらに燃焼量が減少すれば、火炎4は吹き飛び、バ
ーナ1の炎孔17からリフトするようになる。火炎4が
リフトすれば火炎4と炎孔17の間に隙間が生じ、そこ
から未燃混合ガスが漏れるので、臭気が発生するだけで
なく、危険である。直接実際の燃焼量を測定することは
困難であるが、空気リッチになると電流は減少していく
ので、リフト直前にリフト限界電流を設定し、さらにリ
フト限界電流を超えて減少すれば異常と判断する第1リ
フト限界判断手段37を設けることによりリフト限界ま
で正確に火炎インピーダンスを検出することができる。
用いた場合、電気ヒータ13により加熱され、気化する
とき、タールが生成し、気化素子28に蓄積されてい
く。多量のタールが蓄積すると、圧力損失が生じるの
で、燃料が供給されにくくなり、実際の燃焼量は入力し
た燃焼量よりも低くなる。一方、燃焼用空気の量は入力
された燃焼量に対して一定であるので、タールが蓄積
し、実際の燃焼量が減少すると、空気リッチの燃焼とな
る。さらに燃焼量が減少すれば、火炎4は吹き飛び、バ
ーナ1の炎孔17からリフトするようになる。火炎4が
リフトすれば火炎4と炎孔17の間に隙間が生じ、そこ
から未燃混合ガスが漏れるので、臭気が発生するだけで
なく、危険である。直接実際の燃焼量を測定することは
困難であるが、空気リッチになると電流は減少していく
ので、リフト直前にリフト限界電流を設定し、さらにリ
フト限界電流を超えて減少すれば異常と判断する第1リ
フト限界判断手段37を設けることによりリフト限界ま
で正確に火炎インピーダンスを検出することができる。
【0092】また、入力された燃焼量に応じてリフト限
界火炎インピーダンスを選択するリフト限界火炎インピ
ーダンス選択手段38と、検出した火炎インピーダンス
とリフト限界火炎インピーダンスを比較し燃焼が正常で
あるかどうかを判断する第2リフト限界判断手段39
と、検出した火炎インピーダンスがリフト限界火炎イン
ピーダンスより小さいとき実際の燃焼量が入力された燃
焼量より低下していることを表示する第2表示手段40
を備えることにより、たとえ気化素子28にタールが蓄
積し、火炎インピーダンスが正常な燃焼量の火炎インピ
ーダンスより減少しても、燃焼としてはリフトしなけれ
ば安全であるので、燃焼を継続し、幅広い燃焼量範囲で
の燃焼を可能にしたものである。
界火炎インピーダンスを選択するリフト限界火炎インピ
ーダンス選択手段38と、検出した火炎インピーダンス
とリフト限界火炎インピーダンスを比較し燃焼が正常で
あるかどうかを判断する第2リフト限界判断手段39
と、検出した火炎インピーダンスがリフト限界火炎イン
ピーダンスより小さいとき実際の燃焼量が入力された燃
焼量より低下していることを表示する第2表示手段40
を備えることにより、たとえ気化素子28にタールが蓄
積し、火炎インピーダンスが正常な燃焼量の火炎インピ
ーダンスより減少しても、燃焼としてはリフトしなけれ
ば安全であるので、燃焼を継続し、幅広い燃焼量範囲で
の燃焼を可能にしたものである。
【0093】燃焼量が減少すると空気リッチの燃焼とな
るため電流は減少するが、火炎インピーダンスはある燃
焼量範囲で一旦減少し、その後増加するといった特性を
有する。火炎インピーダンスの燃焼量依存性を図12に
示す。図12において燃焼用空気供給手段3である送風
機の回転数を1,130rpmに保ち、初期燃焼量約
4,000kcal/hから強制的に燃焼量Qを下げて
いったとき、火炎インピーダンスR12は初期約9kΩで
あったが、燃焼量Qの低下とともに減少し、燃焼量Q=
1,500kcal/hで約3kΩと最小になった。そ
の後火炎インピーダンスR12は火炎4が炎孔17より吹
き飛ぶため急激に増加し、リフト直前の燃焼量Q=80
0kcal/hでは約17kΩと大きく増加した。この
リフト直前の火炎インピーダンスをリフト限界火炎イン
ピーダンスとすれば、タールが蓄積し、実際の燃焼量が
減少してもリフト直前まで正確に燃焼状態を検出するこ
とができる。
るため電流は減少するが、火炎インピーダンスはある燃
焼量範囲で一旦減少し、その後増加するといった特性を
有する。火炎インピーダンスの燃焼量依存性を図12に
示す。図12において燃焼用空気供給手段3である送風
機の回転数を1,130rpmに保ち、初期燃焼量約
4,000kcal/hから強制的に燃焼量Qを下げて
いったとき、火炎インピーダンスR12は初期約9kΩで
あったが、燃焼量Qの低下とともに減少し、燃焼量Q=
1,500kcal/hで約3kΩと最小になった。そ
の後火炎インピーダンスR12は火炎4が炎孔17より吹
き飛ぶため急激に増加し、リフト直前の燃焼量Q=80
0kcal/hでは約17kΩと大きく増加した。この
リフト直前の火炎インピーダンスをリフト限界火炎イン
ピーダンスとすれば、タールが蓄積し、実際の燃焼量が
減少してもリフト直前まで正確に燃焼状態を検出するこ
とができる。
【0094】そして、電流が減少し、検出した火炎イン
ピーダンスが正常な燃焼量の火炎インピーダンスより減
少した場合、気化素子28にタールが蓄積し、実際の燃
焼量が入力した燃焼量より低くなっていると判断するこ
とができ、燃焼としてはリフトしなければ安全であるの
で、第2表示手段40を用いて燃焼量の低下を表示し、
燃焼を継続することができ、幅広い燃焼量範囲での燃焼
が可能となる。
ピーダンスが正常な燃焼量の火炎インピーダンスより減
少した場合、気化素子28にタールが蓄積し、実際の燃
焼量が入力した燃焼量より低くなっていると判断するこ
とができ、燃焼としてはリフトしなければ安全であるの
で、第2表示手段40を用いて燃焼量の低下を表示し、
燃焼を継続することができ、幅広い燃焼量範囲での燃焼
が可能となる。
【0095】また、燃焼制御装置10は、実際の燃焼量
が入力された燃焼量より低下したとき、検出した火炎イ
ンピーダンスが標準火炎インピーダンスになるように燃
焼用空気の供給量を制御することができるので、より安
全な燃焼を保持することができる。
が入力された燃焼量より低下したとき、検出した火炎イ
ンピーダンスが標準火炎インピーダンスになるように燃
焼用空気の供給量を制御することができるので、より安
全な燃焼を保持することができる。
【0096】上記構成において、以下その動作について
図13のフローチャートを用いて説明する。ステップ7
から火炎インピーダンスR12を検出し、標準火炎インピ
ーダンスRstdと比較するステップ11までは実施例1
と同じである。ステップ11で検出した火炎インピーダ
ンスR12が標準火炎インピーダンスRstdとほぼ同じ場
合は、正常燃焼であると判断し、ステップ7へ戻り、運
転スイッチが入っている限り、ステップ11までの動作
を繰り返し燃焼が継続する。しかし、火炎インピーダン
スR12が標準火炎インピーダンスRstdと異なる場合
は、火炎がリフトしていないか確認するため、ステップ
32で燃焼量Qinに応じてリフト限界電流選択手段36
によりリフト限界電流Iliftが選択される。そして、ス
テップ33で第1リフト限界判断手段37により、検出
した電流Ifrとリフト限界電流Ili ftを比較し、電流I
frがリフト限界電流Iliftより小さければ、その段階で
火炎4がリフトしている可能性があるため燃焼制御手段
10を介し、燃焼を停止することができる。また、電流
Ifrがリフト限界電流Iliftより大きければ、ステップ
34へ進み、リフト限界火炎インピーダンス選択手段3
8により、燃焼量Qinに応じたリフト限界火炎インピー
ダンスRliftを選択し、第2リフト限界判断手段39に
より、ステップ35で検出した火炎インピーダンスR12
と限界火炎インピーダンスRliftを比較し、燃焼が正常
であるかを確認することができる。もし、火炎インピー
ダンスR12が限界火炎インピーダンスRliftより大きい
場合は、火炎4がバーナ1よりリフトしている可能性が
あるため、異常と判断し、燃焼制御手段10により燃焼
を停止することができる。また、火炎インピーダンスR
12が限界火炎インピーダンスRliftより小さい場合は、
気化素子28にタールが付着し、実際の燃焼量が入力し
た燃焼量よりも低くなっている可能性が有り、燃焼は空
気リッチの燃焼になっているが、リフトはしていないた
め燃焼を継続することができ、より燃焼量幅の広い燃焼
が可能となる。さらにステップ36で、第2表示手段4
0により実際の燃焼量が入力した燃焼量より低下してい
ることを表示することにより、使用者に正常灯油を使用
するよう告知することができ、気化素子28の交換時期
を予め警告することができ、より長く燃焼装置を使用す
ることができる。さらにステップ37で燃焼量が低下し
たことを燃焼制御装置9にフィードバックすることによ
り、燃焼用空気量を決める燃焼用空気供給手段3の回転
数を制御し、より適切な燃焼に調整することができる。
図13のフローチャートを用いて説明する。ステップ7
から火炎インピーダンスR12を検出し、標準火炎インピ
ーダンスRstdと比較するステップ11までは実施例1
と同じである。ステップ11で検出した火炎インピーダ
ンスR12が標準火炎インピーダンスRstdとほぼ同じ場
合は、正常燃焼であると判断し、ステップ7へ戻り、運
転スイッチが入っている限り、ステップ11までの動作
を繰り返し燃焼が継続する。しかし、火炎インピーダン
スR12が標準火炎インピーダンスRstdと異なる場合
は、火炎がリフトしていないか確認するため、ステップ
32で燃焼量Qinに応じてリフト限界電流選択手段36
によりリフト限界電流Iliftが選択される。そして、ス
テップ33で第1リフト限界判断手段37により、検出
した電流Ifrとリフト限界電流Ili ftを比較し、電流I
frがリフト限界電流Iliftより小さければ、その段階で
火炎4がリフトしている可能性があるため燃焼制御手段
10を介し、燃焼を停止することができる。また、電流
Ifrがリフト限界電流Iliftより大きければ、ステップ
34へ進み、リフト限界火炎インピーダンス選択手段3
8により、燃焼量Qinに応じたリフト限界火炎インピー
ダンスRliftを選択し、第2リフト限界判断手段39に
より、ステップ35で検出した火炎インピーダンスR12
と限界火炎インピーダンスRliftを比較し、燃焼が正常
であるかを確認することができる。もし、火炎インピー
ダンスR12が限界火炎インピーダンスRliftより大きい
場合は、火炎4がバーナ1よりリフトしている可能性が
あるため、異常と判断し、燃焼制御手段10により燃焼
を停止することができる。また、火炎インピーダンスR
12が限界火炎インピーダンスRliftより小さい場合は、
気化素子28にタールが付着し、実際の燃焼量が入力し
た燃焼量よりも低くなっている可能性が有り、燃焼は空
気リッチの燃焼になっているが、リフトはしていないた
め燃焼を継続することができ、より燃焼量幅の広い燃焼
が可能となる。さらにステップ36で、第2表示手段4
0により実際の燃焼量が入力した燃焼量より低下してい
ることを表示することにより、使用者に正常灯油を使用
するよう告知することができ、気化素子28の交換時期
を予め警告することができ、より長く燃焼装置を使用す
ることができる。さらにステップ37で燃焼量が低下し
たことを燃焼制御装置9にフィードバックすることによ
り、燃焼用空気量を決める燃焼用空気供給手段3の回転
数を制御し、より適切な燃焼に調整することができる。
【0097】また、本実施例の燃焼制御装置は実施例2
のように主に電流で燃焼を検出する場合にも適用でき、
同様の効果を得ることができる。
のように主に電流で燃焼を検出する場合にも適用でき、
同様の効果を得ることができる。
【0098】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
請求項1記載の発明によれば、電流の大きさに依存しな
い火炎インピーダンスを用いて燃焼が正常であるかどう
かを判断するので、燃焼用空気中に整髪スプレーなどに
含まれる揮発性の有機シリコーン化合物が混入し、バー
ナや電極手段の表面に絶縁性のシリコン酸化物が形成さ
れ、正常な燃焼であるにもかかわらず、電流が減少して
も、誤って燃焼を制御することなく正確に燃焼状態を判
断することができる。
請求項1記載の発明によれば、電流の大きさに依存しな
い火炎インピーダンスを用いて燃焼が正常であるかどう
かを判断するので、燃焼用空気中に整髪スプレーなどに
含まれる揮発性の有機シリコーン化合物が混入し、バー
ナや電極手段の表面に絶縁性のシリコン酸化物が形成さ
れ、正常な燃焼であるにもかかわらず、電流が減少して
も、誤って燃焼を制御することなく正確に燃焼状態を判
断することができる。
【0099】また、請求項2記載の発明によれば、荷電
粒子に接触するように配置された第1電位検出手段およ
び第2電位検出手段は接触した等電位面の電位を検出
し、電位差検出手段で等電位面間の電位差を検出する構
成になっており、電位差は電流に対し、直線的に変化
し、その傾きは第1電位検出手段と第2電位検出手段間
の火炎インピーダンスに相当し、電流−電位差特性にお
ける切片に相当する補正電位差を検出した電位差から引
き、さらに検出した電流で割るので、正確な火炎インピ
ーダンスを算出することができる。
粒子に接触するように配置された第1電位検出手段およ
び第2電位検出手段は接触した等電位面の電位を検出
し、電位差検出手段で等電位面間の電位差を検出する構
成になっており、電位差は電流に対し、直線的に変化
し、その傾きは第1電位検出手段と第2電位検出手段間
の火炎インピーダンスに相当し、電流−電位差特性にお
ける切片に相当する補正電位差を検出した電位差から引
き、さらに検出した電流で割るので、正確な火炎インピ
ーダンスを算出することができる。
【0100】また、請求項3記載の発明によれば、燃焼
装置がアースリングのようなバーナと電気的に同じ電位
の導電体を備える場合、酸欠燃焼時に火炎インピーダン
スが極大値を示し、火炎インピーダンスだけで燃焼を判
断するのは困難となるが、電流を併用して燃焼状態を判
断することにより、アースリングのような導電体があっ
ても、酸欠などの異常燃焼を確実に検出することができ
る。本発明は電極手段とバーナ間に流れる電流が減少し
なければ、電流により燃焼を判断し、電流が減少した場
合のみ、火炎インピーダンスを検出し、燃焼を判断する
ので、アースリングがあっても酸欠などの異常燃焼を確
実に検出することができる。
装置がアースリングのようなバーナと電気的に同じ電位
の導電体を備える場合、酸欠燃焼時に火炎インピーダン
スが極大値を示し、火炎インピーダンスだけで燃焼を判
断するのは困難となるが、電流を併用して燃焼状態を判
断することにより、アースリングのような導電体があっ
ても、酸欠などの異常燃焼を確実に検出することができ
る。本発明は電極手段とバーナ間に流れる電流が減少し
なければ、電流により燃焼を判断し、電流が減少した場
合のみ、火炎インピーダンスを検出し、燃焼を判断する
ので、アースリングがあっても酸欠などの異常燃焼を確
実に検出することができる。
【0101】また、請求項4記載の発明によれば、電流
が減少した場合のみ、火炎インピーダンスを電位差検出
手段により検出した第1電位検出手段および第2電位検
出手段間の電位差と、電流検出手段で検出した電流と、
補正電位差とから演算するので、正確な火炎インピーダ
ンスを求めることができる。
が減少した場合のみ、火炎インピーダンスを電位差検出
手段により検出した第1電位検出手段および第2電位検
出手段間の電位差と、電流検出手段で検出した電流と、
補正電位差とから演算するので、正確な火炎インピーダ
ンスを求めることができる。
【0102】また、請求項5記載の発明によれば、使用
者が燃焼装置の近傍で揮発性の有機シリコーン化合物が
含まれる整髪スプレーを頻繁に使用した場合、燃焼用空
気中に揮発性の有機シリコーン化合物が混入して、バー
ナと電極手段の表面に絶縁性のシリコン酸化物が形成さ
れ、電流が減少するが、火炎インピーダンスが変わらな
ければ、シリコン酸化物が形成されているだけで燃焼状
態は正常であるので、第1表示手段によりシリコン酸化
物の形成を表示することにより、有機シリコーン化合物
が含まれる整髪スプレーの使用を控えるよう使用者に告
知することができ、より長く安定して燃焼装置を使用す
ることができる。
者が燃焼装置の近傍で揮発性の有機シリコーン化合物が
含まれる整髪スプレーを頻繁に使用した場合、燃焼用空
気中に揮発性の有機シリコーン化合物が混入して、バー
ナと電極手段の表面に絶縁性のシリコン酸化物が形成さ
れ、電流が減少するが、火炎インピーダンスが変わらな
ければ、シリコン酸化物が形成されているだけで燃焼状
態は正常であるので、第1表示手段によりシリコン酸化
物の形成を表示することにより、有機シリコーン化合物
が含まれる整髪スプレーの使用を控えるよう使用者に告
知することができ、より長く安定して燃焼装置を使用す
ることができる。
【0103】また、請求項6記載の発明によれば、第1
電位検出手段と第2電位検出手段間の電位差は電極手段
とバーナ間に流れる電流に対して、直線的に変化し、そ
の傾きは第1電位検出手段と第2電位検出手段間の火炎
インピーダンスに相当するが、バーナや電極手段表面に
絶縁性のシリコン酸化物が形成されていくと、燃焼が正
常であっても電流は徐々に減少していく。電流が減少し
つづけると、バーナあるいは電極手段に到達する荷電粒
子の数が減少し、電気的な特性が変化するので、ある電
流で傾きが変化する。この電流を検出限界電流とし、検
出する電流が検出限界電流に達すれば、火炎インピーダ
ンスが大きく変わり、正確な火炎インピーダンスの検出
が困難となる。本発明は検出限界判断手段を備えている
ので、検出限界電流までは正確に燃焼状態を検出するこ
とができ、検出限界電流を超えれば異常と判断し、燃焼
を停止することが可能となる。
電位検出手段と第2電位検出手段間の電位差は電極手段
とバーナ間に流れる電流に対して、直線的に変化し、そ
の傾きは第1電位検出手段と第2電位検出手段間の火炎
インピーダンスに相当するが、バーナや電極手段表面に
絶縁性のシリコン酸化物が形成されていくと、燃焼が正
常であっても電流は徐々に減少していく。電流が減少し
つづけると、バーナあるいは電極手段に到達する荷電粒
子の数が減少し、電気的な特性が変化するので、ある電
流で傾きが変化する。この電流を検出限界電流とし、検
出する電流が検出限界電流に達すれば、火炎インピーダ
ンスが大きく変わり、正確な火炎インピーダンスの検出
が困難となる。本発明は検出限界判断手段を備えている
ので、検出限界電流までは正確に燃焼状態を検出するこ
とができ、検出限界電流を超えれば異常と判断し、燃焼
を停止することが可能となる。
【0104】また、請求項7記載の発明によれば、不純
物の混入した燃料や、変質した燃料を用いた場合、ヒー
タにより加熱され、気化するとき、タールが生成し、気
化素子に蓄積されていく。多量のタールが蓄積すると、
圧力損失が生じるので、燃料が供給されにくくなり、実
際の燃焼量は入力した燃焼量よりも低くなる。一方、燃
焼用空気の量は入力された燃焼量に対して一定であるの
で、タールが蓄積し、実際の燃焼量が減少すると、空気
リッチの燃焼となる。さらに燃焼量が減少すれば、火炎
は吹き飛び、バーナの炎孔からリフトするようになる。
火炎がリフトすれば火炎と炎孔の間に隙間が生じ、そこ
から未燃混合ガスが漏れるので、臭気が発生するだけで
なく、危険である。直接実際の燃焼量を測定することは
困難であるが、空気リッチになると電流は減少していく
ので、リフト直前にリフト限界電流を設定し、リフト限
界電流を超えれば異常と判断するリフト限界判断手段を
設けることによりリフト限界まで正確に火炎インピーダ
ンスを検出することができ、リフト限界電流を超えれば
異常と判断し、燃焼を停止することも可能となる。
物の混入した燃料や、変質した燃料を用いた場合、ヒー
タにより加熱され、気化するとき、タールが生成し、気
化素子に蓄積されていく。多量のタールが蓄積すると、
圧力損失が生じるので、燃料が供給されにくくなり、実
際の燃焼量は入力した燃焼量よりも低くなる。一方、燃
焼用空気の量は入力された燃焼量に対して一定であるの
で、タールが蓄積し、実際の燃焼量が減少すると、空気
リッチの燃焼となる。さらに燃焼量が減少すれば、火炎
は吹き飛び、バーナの炎孔からリフトするようになる。
火炎がリフトすれば火炎と炎孔の間に隙間が生じ、そこ
から未燃混合ガスが漏れるので、臭気が発生するだけで
なく、危険である。直接実際の燃焼量を測定することは
困難であるが、空気リッチになると電流は減少していく
ので、リフト直前にリフト限界電流を設定し、リフト限
界電流を超えれば異常と判断するリフト限界判断手段を
設けることによりリフト限界まで正確に火炎インピーダ
ンスを検出することができ、リフト限界電流を超えれば
異常と判断し、燃焼を停止することも可能となる。
【0105】また、請求項8記載の発明によれば、燃焼
量が減少すると空気リッチの燃焼となるため電流は減少
するが、火炎インピーダンスはある燃焼量範囲で一旦減
少し、その後増加するといった特性を有する。火炎イン
ピーダンスはリフト直前で火炎がバーナ炎孔より吹き飛
ぶため、極めて大きく増加するので、このリフト直前の
火炎インピーダンスをリフト限界火炎インピーダンスと
すれば、タールが蓄積し、実際の燃焼量が減少してもリ
フト直前まで正確に燃焼状態を検出することができ、幅
広い燃焼量範囲での燃焼が可能となる。
量が減少すると空気リッチの燃焼となるため電流は減少
するが、火炎インピーダンスはある燃焼量範囲で一旦減
少し、その後増加するといった特性を有する。火炎イン
ピーダンスはリフト直前で火炎がバーナ炎孔より吹き飛
ぶため、極めて大きく増加するので、このリフト直前の
火炎インピーダンスをリフト限界火炎インピーダンスと
すれば、タールが蓄積し、実際の燃焼量が減少してもリ
フト直前まで正確に燃焼状態を検出することができ、幅
広い燃焼量範囲での燃焼が可能となる。
【0106】また、請求項9記載の発明によれば、検出
した電流がリフト限界電流より小さくなく、検出した火
炎インピーダンスが正常な燃焼量の火炎インピーダンス
より減少しリフト限界火炎インピーダンスより小さくな
った場合、気化素子にタールが蓄積し、実際の燃焼量が
入力した燃焼量より低くなっていると判断することがで
き、燃焼としてはリフトしなければ安全であるので、表
示手段を用いて燃焼量の低下を表示し、使用者に気化素
子にタールが付着している可能性があるので正常灯油を
使用するよう告知することができ、また、気化素子など
の交換時期を予め警告することができ、長く燃焼装置を
使用することができる。
した電流がリフト限界電流より小さくなく、検出した火
炎インピーダンスが正常な燃焼量の火炎インピーダンス
より減少しリフト限界火炎インピーダンスより小さくな
った場合、気化素子にタールが蓄積し、実際の燃焼量が
入力した燃焼量より低くなっていると判断することがで
き、燃焼としてはリフトしなければ安全であるので、表
示手段を用いて燃焼量の低下を表示し、使用者に気化素
子にタールが付着している可能性があるので正常灯油を
使用するよう告知することができ、また、気化素子など
の交換時期を予め警告することができ、長く燃焼装置を
使用することができる。
【0107】また、請求項10記載の発明によれば、実
際の燃焼量が入力された燃焼量より低下したとき、それ
を火炎インピーダンスとして検知し、燃焼制御装置にフ
ィードバックして、検出した火炎インピーダンスと標準
インピーダンスの差に基き燃焼用空気量を決める燃焼用
空気供給手段の回転数を制御し、より適切な燃焼に調整
することができ、燃焼を継続することができる。
際の燃焼量が入力された燃焼量より低下したとき、それ
を火炎インピーダンスとして検知し、燃焼制御装置にフ
ィードバックして、検出した火炎インピーダンスと標準
インピーダンスの差に基き燃焼用空気量を決める燃焼用
空気供給手段の回転数を制御し、より適切な燃焼に調整
することができ、燃焼を継続することができる。
【図1】本発明の実施例1における燃焼制御装置のブロ
ック図
ック図
【図2】同燃焼制御装置のフローチャート
【図3】同燃焼制御装置のV12−Ifr特性図
【図4】同燃焼制御装置を用いたときの耐シリコン特性
図
図
【図5】本発明の実施例2における燃焼制御装置のブロ
ック図
ック図
【図6】同燃焼制御装置のフローチャート
【図7】本発明の実施例3における燃焼制御装置のブロ
ック図
ック図
【図8】同燃焼制御装置のフローチャート
【図9】同実施例4における燃焼制御装置のブロック図
【図10】同燃焼制御装置のフローチャート
【図11】本発明の実施例5における燃焼制御装置のブ
ロック図
ロック図
【図12】同燃焼制御装置における火炎インピーダンス
の燃焼量特性図
の燃焼量特性図
【図13】同燃焼制御装置のフローチャート
【図14】従来の燃焼制御装置のブロック図
【図15】同燃焼制御装置のフローチャート
1 バーナ 2 燃料供給手段 3 燃焼用空気供給手段 4 火炎 5 電極手段 6 電圧印加手段 7 電流検出手段 8 標準電流選択手段 10 燃焼制御手段 20 第1火炎インピーダンス検出手段 21 標準火炎インピーダンス選択手段 22 第1燃焼判断手段 23 第1電位検出手段 24 第2電位検出手段 25 電位差検出手段 26 補正電位差選択手段 27 演算手段 29 第2燃焼判断手段 30 第2火炎インピーダンス検出手段 31 第3燃焼判断手段 33 第1表示手段 34 検出限界電流選択手段 35 検出限界判断手段 36 リフト限界電流選択手段 37 第1リフト限界判断手段 38 リフト限界火炎インピーダンス選択手段 39 第2リフト限界判断手段 40 第2表示手段
Claims (10)
- 【請求項1】燃料を燃焼させるバーナと、入力された燃
焼量に応じて一定の燃料および燃焼用空気を供給する燃
料供給手段および燃焼用空気供給手段と、前記バーナに
形成された火炎のインピーダンスを検出する第1火炎イ
ンピーダンス検出手段と、入力された燃焼量に応じて標
準火炎インピーダンスを選択する標準火炎インピーダン
ス選択手段と、検出した火炎インピーダンスと標準火炎
インピーダンスを比較し燃焼が正常であるかどうかを判
断する第1燃焼判断手段と、燃焼が異常のとき燃焼を停
止する燃焼制御手段を備えた燃焼制御装置。 - 【請求項2】第1火炎インピーダンス検出手段は、バー
ナに形成された火炎に含まれる荷電粒子に接触するよう
に配置される電極手段と、前記バーナと前記電極手段間
に電圧を印加する電圧印加手段と、前記バーナと前記電
極手段間に流れる電流を検出する電流検出手段と、互い
に異なる荷電粒子の電位を検出する第1電位検出手段お
よび第2電位検出手段と、前記第1電位検出手段と前記
第2電位検出手段間の電位差を検出する電位差検出手段
と、入力された燃焼量に応じて補正電位差を選択する補
正電位差選択手段と、電流と電位差および補正電位差よ
り火炎インピーダンスを演算する演算手段を備えた請求
項1記載の燃焼制御装置。 - 【請求項3】燃料を燃焼させるバーナと、入力された燃
焼量に応じて一定の燃料および燃焼用空気を供給する燃
料供給手段および燃焼用空気供給手段と、前記バーナに
形成された火炎に含まれる荷電粒子に接触するように配
置される電極手段と、前記バーナと前記電極手段間に電
圧を印加する電圧印加手段と、前記バーナと前記電極手
段間に流れる電流を検出する電流検出手段と、入力され
た燃焼量に応じて標準電流を選択する標準電流選択手段
と、検出した電流と標準電流を比較し燃焼が正常である
かどうかを判断する第2燃焼判断手段と、電流が標準電
流より低いとき火炎インピーダンスを検出する第2火炎
インピーダンス検出手段と、入力された燃焼量に応じて
標準火炎インピーダンスを選択する標準火炎インピーダ
ンス選択手段と、検出した火炎インピーダンスと標準火
炎インピーダンスを比較し燃焼が正常であるかどうかを
判断する第3燃焼判断手段と、燃焼が異常のとき燃焼を
停止する燃焼制御手段を備えた燃焼制御装置。 - 【請求項4】第2火炎インピーダンス検出手段は、互い
に異なる荷電粒子の電位を検出する第1電位検出手段お
よび第2電位検出手段と、前記第1電位検出手段と前記
第2電位検出手段間の電位差を検出する電位差検出手段
と、入力された燃焼量に応じて補正電位差を選択する補
正電位差選択手段と、電流と電位差および補正電位差よ
り火炎インピーダンスを演算する演算手段を備えた請求
項3記載の燃焼制御装置。 - 【請求項5】検出した電流が標準電流より小さく、かつ
検出した火炎インピーダンスが標準火炎インピーダンス
であるときバーナあるいは電極手段の表面にシリコン酸
化物が形成されていることを表示する第1表示手段を備
えた請求項1または3記載の燃焼制御装置。 - 【請求項6】入力された燃焼量に応じて検出限界電流を
選択する検出限界電流選択手段と、検出した電流が検出
限界電流より小さいとき異常であると判断する検出限界
判断手段を備えた請求項1または3記載の燃焼制御装
置。 - 【請求項7】入力された燃焼量に応じてリフト限界電流
を選択するリフト限界電流選択手段と、検出した火炎イ
ンピーダンスが標準火炎インピーダンスでなく、かつ検
出した電流がリフト限界電流より小さいとき異常である
と判断する第1リフト限界判断手段を備えた請求項1ま
たは3記載の燃焼制御装置。 - 【請求項8】入力された燃焼量に応じてリフト限界火炎
インピーダンスを選択するリフト限界火炎インピーダン
ス選択手段と、検出した火炎インピーダンスとリフト限
界火炎インピーダンスを比較し燃焼が正常であるかどう
かを判断する第2リフト限界判断手段を備えた請求項1
または3記載の燃焼制御装置。 - 【請求項9】検出した電流がリフト限界電流より小さく
なく、かつ検出した火炎インピーダンスがリフト限界火
炎インピーダンスより小さいとき実際の燃焼量が入力さ
れた燃焼量より低下していることを表示する第2表示手
段を備えた請求項1または3記載の燃焼制御装置。 - 【請求項10】燃焼制御装置は、実際の燃焼量が入力さ
れた燃焼量より低下したとき、検出した火炎インピーダ
ンスが標準火炎インピーダンスになるように燃焼用空気
の供給量を制御することができる請求項1または3記載
の燃焼制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9227845A JPH1163488A (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | 燃焼制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9227845A JPH1163488A (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | 燃焼制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1163488A true JPH1163488A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16867281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9227845A Withdrawn JPH1163488A (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | 燃焼制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1163488A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10003819C1 (de) * | 2000-01-28 | 2001-05-17 | Honeywell Bv | Verfahren zum Betreiben eines Gasbrenners |
-
1997
- 1997-08-25 JP JP9227845A patent/JPH1163488A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10003819C1 (de) * | 2000-01-28 | 2001-05-17 | Honeywell Bv | Verfahren zum Betreiben eines Gasbrenners |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050624 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060201 |