JPH10300075A - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JPH10300075A
JPH10300075A JP9102968A JP10296897A JPH10300075A JP H10300075 A JPH10300075 A JP H10300075A JP 9102968 A JP9102968 A JP 9102968A JP 10296897 A JP10296897 A JP 10296897A JP H10300075 A JPH10300075 A JP H10300075A
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彪 長井
Takahiro Umeda
孝裕 梅田
Akio Fukuda
明雄 福田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は燃焼装置に関するものであり、電極
手段の表面やバーナヘッド表面にシリコン酸化物が形成
されても安定に燃焼状態を検知できると共に酸欠燃焼に
対しても的確に対応できる手段を提供する。 【解決手段】 本発明の燃焼装置は、第1電位検出手段
20と第2電位検出手段21を備え、この第1電位検出
手段20と第2電位検出手段21の間の火炎インピーダ
ンスを用い、火炎がバーナヘッド2から遊離するにつれ
て、この火炎インピーダンスは単調に増加するので、シ
リコン酸化物付着の影響に対して安定に動作できると共
に酸欠燃焼に対しても的確に対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃料を燃焼させる燃
焼装置および火炎の評価方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の燃焼装置は、特開平6−1
01834号公報および特開平6−213432号公報
などに記載されているようなものが一般的であった。こ
れらの装置は図11に示されているようにフレームロッ
ド1とバーナヘッド2を用いていた。また、フレームロ
ッド1は図12(a)に示されているように電極の表面
にミゾ1aが形成されていたり、同図(b)に示されて
いるように電極の先端に補助ロッド1bが溶接されてい
るなどの加工が施されていた。燃料は気化筒3において
ヒータ4により気化され、ノズル5から噴出されると同
時に空気と混合され、バーナーヘッド2の内部を通過
し、複数の炎孔6を通過するときに着火し、火炎7を形
成する。フレームロッド1はセラミックからなる絶縁体
8を介し、取り付け金具9により固定台10に取り付け
られ、先端は火炎7に接触するように配置されていた。
さらにフレームロッド1とバーナヘッド2の間には電圧
供給手段11として直流電圧電源および電流検出手段1
2として電流計が接続されていた。また、点火は点火手
段13により行われ、例えば点火ロッド14をセラミッ
クからなる絶縁体15を介し、取り付け金具16により
固定台10に取り付け、交流電圧電源17で高電圧を印
加することにより点火ロッド14の先端とバーナヘッド
2の間に火花放電を発生させ点火するものが一般的であ
った。
【0003】上記構成により、フレームロッド1とバー
ナヘッド2の間に一定の直流電圧を供給したときに流れ
る直流電流を検出し、その電流値から燃焼状態を判断
し、燃焼制御手段18により燃焼を制御できるようにな
っていた。一般に燃焼火炎7中には熱電離により生じた
イオンや電子が多く存在しており、フレームロッド1と
バーナヘッド2の間に電圧を供給したときに電流が流れ
れば着火、流れなければ失火といった火炎7の有無を検
知することができる。また電流は燃焼空気中の酸素濃度
などの燃焼条件に大きく依存し、酸素濃度の低下により
不完全燃焼になると電流は小さくなり、電流が予め設定
したしきい値より小さくなったとき、燃焼制御手段17
により不完全燃焼と判断し、換気を促すブザーやランプ
といった警報を発したり強制的に燃焼を停止させるなど
の燃焼制御を行っていた。
【0004】ところで燃焼空気中に整髪料などに含まれ
る有機シリコーンが存在しても燃焼自身は正常である。
しかし、この燃焼中にフレームロッド1やバーナヘッド
2の表面に絶縁性のシリコン酸化物被膜が形成され、フ
レームロッド1とバーナヘッド2の間に流れる電流が見
掛け上小さくなるため正常燃焼であるにも関らず検知不
良を起こす可能性がある。しかし、図12(a)のよう
に表面にミゾ1aを設けた場合、ミゾ1aの内側には飛
散している有機シリコーンが入り込まないのでシリコン
酸化物被膜が形成されず、電流が減少しないとしてい
る。また、同図(b)のように先端部に、フレームロッ
ド1と熱膨張係数の異なる補助ロッド1bが溶接された
場合、シリコン酸化物が形成されても、温度上昇したと
き、両者の熱膨張係数の差に起因する微少な物理的形状
変化のためにその表面に亀裂や付着シリコン酸化物の剥
離が生じ、その部分が新たな導通部となり、電流は減少
しないので安定して燃焼状態を検出することができると
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の燃焼装
置は、フレームロッド1に前述した加工を施し、耐シリ
コーン性を向上するとしているが、シリコン酸化物被膜
の形成による電流の低下はフレームロッド1のみならず
相対的に表面積が大きいバーナヘッド2にも大きく依存
しているので、たとえフレームロッド1にシリコン酸化
物が付着しなくても、バーヘッド2へのシリコン酸化物
付着により電流は徐々に低下する。このため正常燃焼で
あるにもかかわらず、検知不良を起こし燃焼を強制的に
停止させるなどの燃焼制御が誤って動作してしまうとい
う課題を有していた。
【0006】さらに、シリコン酸化物被膜の形成された
フレームロッド1やバーナヘッド2はその都度交換する
必要があるので経済的でないという課題を有していた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、燃料を燃焼させるバーナヘッドと、火炎に
より生成した荷電粒子と接触する電極手段と、前記バー
ナヘッドと前記電極手段の間に電圧を印加する電圧印加
手段と、前記バーナヘッドと前記電極手段の間に流れる
電流を検出する電流検出手段と、前記電極手段と前記バ
ーナヘッドの間の荷電粒子の電位を検出する第1電位検
出手段と、前記電位と異なる電位を検出する第2電位検
出手段と、前記第1電位検出手段と前記第2電位検出手
段の間の第1電位差V12を検出する第1電位差検出手
段とを備え、前記火炎が前記バーナヘッド面より遊離す
るにつれて前記第1電位検出手段と前記第2電位検出手
段の間の火炎インピーダンスが単調に増加する燃焼装置
である。
【0008】電極手段表面やバーナヘッド表面へのシリ
コン酸化物付着の有無にかかわらず、すなわち、電流の
大小にかかわらず、第1電位検出手段と第2電位検出手
段の間の火炎インピーダンスはほぼ一定である。本発明
によれば、従来のように電流を用いるのではなくて、こ
の火炎インピーダンスを用いているので、シリコン酸化
物付着の影響を受けることなく、燃焼状態を検知でき
る。更に、酸欠燃焼などのときに火炎がバーナヘッド面
より遊離したとき第1電位検出手段と第2電位検出手段
の間の火炎インピーダンスが単調に増加するので、酸欠
燃焼など異常燃焼を的確に検知できる。従って、シリコ
ン酸化物付着に対して安定に動作できるのみならず、酸
欠燃焼などに対しても燃焼停止などの的確な対応ができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、燃料を燃焼させるバー
ナヘッドと、火炎により生成した荷電粒子と接触する電
極手段と、前記バーナヘッドと前記電極手段の間に電圧
を印加する電圧印加手段と、前記バーナヘッドと前記電
極手段の間に流れる電流を検出する電流検出手段と、前
記電極手段と前記バーナヘッドの間の荷電粒子の電位を
検出する第1電位検出手段と、前記電位と異なる電位を
検出する第2電位検出手段と、前記第1電位検出手段と
前記第2電位検出手段の間の第1電位差V12を検出す
る第1電位差検出手段とを備え、前記火炎が前記バーナ
ヘッド面より遊離するにつれて、前記第1電位検出手段
と前記第2電位検出手段の間の火炎 インピーダンスが
単調に増加する燃焼装置である。
【0010】電極手段表面やバーナヘッド表面へのシリ
コン酸化物付着の有無にかかわらず、すなわち、電流の
大小にかかわらず、正常燃焼であれば、第1電位検出手
段と前記第2電位検出手段の間の火炎インピーダンスは
一定である。本発明によれば、従来のように電流を用い
るのではなくて、この火炎インピーダンスを用いている
ので、シリコン酸化物付着の影響も小さくして、燃焼状
態を検知できる。更に、酸欠燃焼などの異常燃焼のとき
に火炎がバーナヘッド面より遊離するにつれて、この火
炎インピーダンスは単調に増加するので、酸欠燃焼など
異常燃焼を的確に検知できる。
【0011】また、火炎がバーナヘッド面より遊離した
とき火炎が、バーナヘッドを除き、バーナヘッド電位と
等しい電位面に接触しない燃焼装置である。
【0012】バーナヘッド面より遊離した火炎が、バー
ナヘッドを除き、バーナヘッド電位と等しい等電位面に
接触した場合、電極手段とバーナヘッド間の電位分布は
この等電位面の影響を受けて、火炎インピーダンスは小
さくなる。火炎の遊離が大きくなるとこの傾向は一層助
長される。初期の酸欠燃焼では、火炎はバーナヘッドか
ら少ししか遊離せず、酸素濃度の低下と共に火炎インピ
ーダンスは増加する。しかし、酸素濃度が更に低下する
と火炎がバーナヘッド面より大きく遊離して、バーナヘ
ッド電位と等しい等電位面に接触すると火炎インピーダ
ンスは減少する。それ以降、この傾向は一層助長され
る。従って、火炎インピーダンスは酸素濃度に対して極
大値を有する。これは、ある火炎インピーダンスに対し
て二つの酸素濃度が対応することになるので、好ましく
ない。本構成では、火炎がバーナヘッド面より遊離した
とき火炎が、バーナヘッドを除き、バーナヘッド電位と
等しい電位面に接触しないので、火炎インピーダンスは
酸素濃度の低下に対して単調に増加する。従って、酸欠
燃焼を的確に検知できる。
【0013】また、保炎板が絶縁物である燃焼装置であ
る。種々のバーナ構成が構成が実用に供されているが、
その一つにバーナヘッドの外周辺部に保炎板を備えたバ
ーナ構成がある。この保炎板、バーナヘッドおよびそれ
らを固定する支持体は、通常、ステンレスなどの高耐熱
性金属で構成さる。この場合、これらは電気的に同電位
である。このようなバーナ構成では、火炎がバーナヘッ
ド面より遊離したとき火炎が、バーナヘッドおよびバー
ナヘッド電位と等しい電位の保炎板に接触するので、前
述した課題を生じる。本構成では、保炎板が絶縁物で構
成されているので、前述下課題は生じない。従って、バ
ーナヘッドの外周辺部に保炎板を備えたバーナ構成が可
能である。
【0014】また、火炎が鉛直方向に形成される燃焼装
置である。上述したバーナ構成以外にも、火炎が鉛直方
向に形成されるバーナ構成がある。この場合、通常、保
炎板を必要としないので、バーナヘッドやそれを固定す
る支持体が高耐熱性金属で構成されても、酸欠燃焼時な
どの異常燃焼のときに火炎がバーナ面から遊離しても、
火炎はバーナヘッド以外に、バーナヘッド電位と等しい
等電位面と接触しない。従って、火炎インピーダンスは
酸素濃度の低下に対して単調に増加し、酸欠燃焼を的確
に検知できる。
【0015】また、第2電位検出手段とバーナヘッドの
間の第2電位差V2bを検出する第2電位差検出手段を
備え、第2電位検出手段とバーナヘッドの間の第2火炎
インピーダンスが単調に増加する燃焼装置である。
【0016】火炎が鉛直方向に形成されるバーナ構成で
は、シリコン酸化物がバーナヘッド表面および電極手段
表面に形成されても第2火炎インピーダンスはほぼ一定
である。他方、酸欠燃焼時にはこの第2火炎インピーダ
ンスは単調に増加するので、酸欠燃焼を的確に検知でき
る。本構成では、第1火炎インピーダンスに加えて、第
2火炎インピーダンスも利用できる。第1火炎インピー
ダンスも、また、第2火炎インピーダンスもシリコン酸
化物付着に対して安定に動作できると共に酸欠燃焼など
の異常燃焼に対しても的確に検知できる。従って、これ
ら両インピーダンスを用いて燃焼検知することにより、
どちらか一方のインピーダンスが異常値、例えば、断線
によりインピーダンスが零になった場合でも、残りのイ
ンピーダンスにより燃焼検知できるので、燃焼検知の信
頼性を向上できる。
【0017】また、燃料を燃焼させるバーナヘッドと、
鉛直方向に形成される火炎と、火炎により生成した荷電
粒子と接触する電極手段と、バーナヘッドと電極手段の
間に電圧を印加する電圧印加手段と、バーナヘッドと電
極手段の間に流れる電流を検出する電流検出手段と、電
極手段とバーナヘッドの間の荷電粒子の電位を検出する
第1電位検出手段と、第1電位検出手段とバーナヘッド
の間の第2電位差V1bを検出する第2電位差検出手段
とを備え、火炎が前記バーナヘッド面より遊離したとき
前記第1電位検出手段と前記バーナヘッドの間の第2火
炎インピーダンスが単調に増加する燃焼装置である。
【0018】火炎が鉛直方向に形成されるバーナ構成で
は、第2火炎インピーダンスがシリコン酸化物付着に対
して安定に動作できると共に酸欠燃焼などの異常燃焼に
対しても的確に検知できることは前述したとうりであ
る。本構成では、電位検出手段が1個でよいので、構成
の簡素化、低価格化が得られる。
【0019】以下、本発明の実施例を図面に従い説明す
る。なお、従来例と同一部分には同一符号をつけ説明は
省略する。また、気化筒3など本発明の必須要件でない
部分は、図面で省略している。
【0020】(実施例1)図1は、本発明の実施例1の
燃焼装置の構成を示す断面図である。一般的にガス状燃
料に予め理論燃焼空気量以下の1次空気を混合した混合
ガスを複数の炎孔6より噴出させて燃焼させたとき、炎
孔6のごく近傍に可燃ガスと予混合された1次空気との
燃焼反応による内炎7aが形成され、さらにこの内炎7
aの外側に周囲からの2次空気との燃焼反応による外炎
7bが形成される。内炎7aは明るく輝いて見え、外炎
7bは透明に近い燃焼炎となりる。内炎7aと外炎7b
とで全体の火炎7を形成している。この火炎7の中に荷
電粒子(イオンと電子)が存在する。電極手段19の一
方の端部は、火炎7により生成した荷電粒子と接触し、
他端は電圧印加手段11や電流検出手段12を介してバ
ーナヘッド6に接続されている。火炎7は、内炎7aと
外炎7bとから構成され、内炎7aに多くの荷電粒子が
存在するが、外炎7bにも少ない密度であるにしても荷
電粒子は存在する。荷電粒子が無視できる程度に少ない
場合、例えば、火炎7が存在しないとき、すなわち、燃
焼が停止した状態では、電圧印加手段11により、(1
0〜20)Vの電圧を電極手段19とバーナヘッド2に
印加しても、殆ど電流は流れない。しかし、正常燃焼状
態で電極手段19を内炎7aから数mm離れた位置に配置
しても、上記電圧を印加したとき、数μA以上の電流が
流れる。このことは、内炎7aの近傍および外炎7bに
も荷電粒子が存在することを示す。電極手段19とバー
ナヘッド2間に流れる電流は、例えば、一定の抵抗値を
有する抵抗体の両端の電圧から求める電流検出手段12
により検出される。もちろん、抵抗体の代わりに電流計
を用いてもよい。
【0021】第1電位検出手段20および第2電位検出
手段21は、高耐熱性金属体で構成され、その一方の端
部は荷電粒子と接触する位置に配置されている。第1電
位検出手段20および第2電位検出手段21は、電極手
段19と同様、絶縁セラミック8を介して固定台(図示
なし)に取り付けられる。電極手段19とバーナヘッド
2の間に電流が流れているとき、両者の間には電位勾配
が存在し、電流は空間的に広がりをもって流れるので、
荷電粒子の等電位面が、電流の流れ方向に対して直交し
て存在する。第1電位検出手段20および第2電位検出
手段21のそれぞれに接触する等電位面が存在する。第
1電位検出手段20および第2電位検出手段21は、導
電性であるので、これらの電位は、接触する等電位面と
同じ電位になる。荷電粒子と接触する電極手段19の端
部表面やバーナヘッド2の表面にシリコン酸化物が形成
された場合、このシリコン酸化物は絶縁性であるので、
たとえ正常燃焼状態であっても、電流は当然減少する。
しかし、電流は減少しても正常燃焼であれば、電極手段
19とバーナヘッド2の間には、その電流値に対応した
一定の電位勾配が存在し、また、等電位面も存在するこ
とは明らかである。
【0022】電圧印加手段11を用いて種々の電圧を印
加したとき、電極手段19とバーナヘッド2の間に流れ
る電流(Ifr)および第1電位差(V12)を測定し、横
軸に電流(Ifr)、縦軸に第1電位差(V12)をプロッ
トすると一定の傾きを有する直線が得られる。第1電位
検出手段20に接触する等電位面と第2電位検出手段2
1に接触する等電位面の間の第1火炎インピーダンス
(R12s)は、この傾きで定義される。この点は、後述
する図6で詳述する。
【0023】シリコン酸化物がバーナヘッド2の表面や
電極手段19の表面に形成された場合、電流(Ifr)は
減少し、第1電位差(V12)も電流の減少とともに減少
するが、第1火炎インピーダンス(R12)は、ほぼ一定
であるので、シリコン酸化物付着に対して安定して燃焼
状態を検知できる。
【0024】酸素不足状態での燃焼(酸欠燃焼)は、酸
素不足そのものが健康に好ましくなく、また、燃焼にと
っても火炎7がバーナヘッド2の表面から遊離する点で
正常燃焼と異なり好ましくない。このため、酸素濃度が
一定レベル以下になったときに、燃焼停止などの対応が
求められる。本発明の第1火炎インピーダンス(R12
は、火炎7がバーナヘッド2の表面から遊離するにつれ
て、すなわち、酸素濃度が低下すると共に単調に増加す
るので、酸欠燃焼を的確に検知できる。
【0025】(実施例2)種々のバーナ構成が実用に供
されいるが、その一つにバーナヘッド2の外周辺部に保
炎板を備えたバーナ構成がある。このバーナ構成を用い
たときの本発明の構成を図2に示すバーナヘッド2は、
支持体23に固定され、バーナヘッド2の外周部に保炎
板24も支持体23に固定される。これらバーナヘッド
2、支持体23および保炎板24は、通常、ステンレス
などの高耐熱性金属で構成される。従って、これらの電
位は全て同じ電位である。保炎板24は、広い範囲にわ
たる燃焼量を確保するために設けられる。なお、電極手
段19、第1電位検出手段20、第2電位検出手段2
1、第1電位差検出手段22、電圧印加手段11および
電流検出手段12は図1と同様に配置される。
【0026】締め切った小部屋で本構成の石油ファンヒ
ータを燃焼して酸欠燃焼実験した。燃焼量2360kcal
/hのときは、容積9.95m3、換気回数0.12回/hの
小部屋を、燃焼量710kcal/hのときは、容積3.38
m3、換気回数0.12回/hの小部屋を、それぞれ用い
た。燃焼開始と共に室内酸素濃度は初期値約20.2%
から徐々に低下し、前者の場合約80分経過後酸素濃度
は約16%に、また、後者の場合約110分経過後酸素
濃度は約16%に、それぞれ低下した。それぞれの時間
経過の中で連続して、酸素濃度、電流(Ifr)、第1火
炎抵抗(R12)を測定した。
【0027】この測定で得られた酸素濃度ー電流
(Ifr)特性を図3に、また、酸素濃度ー第1火炎抵抗
(R12)特性を図4にそれぞれ示す。図3に示すよう
に、酸素濃度の減少と共に燃焼量によらず電流(Ifr
も減少した。他方、図4に示すように、第1火炎抵抗
(R12)の酸素濃度依存性は燃焼量に依存して異なる傾
向を示した。すなわち、燃焼量が710kcal/hの場合、
第1火炎抵抗(R12)は酸素濃度の低下と共に単調に増
加した。しかし、燃焼量が2380kcal/hの場合、第1
火炎抵抗(R12)は、酸素濃度が20.2%から約17
%に低下するまで単調に増加したが、酸素濃度が約17
%以下になると逆に減少した。このように酸素濃度約1
7%で第1火炎抵抗(R12)は極大値を示すので、例え
ば、第1火炎抵抗(R12)が25kΩに対応する酸素濃
度は約16.5%と約17.4%の2点存在する。この
ように酸欠状態を検知する量が複数の酸素濃度に対応す
ることは好ましくない。そのときの酸欠状態が、どの酸
素濃度であるか特定できないからである。
【0028】高燃焼量のときに第1火炎抵抗(R12)が
極大値を示す理由は次のように考えられる。これら酸欠
燃焼実験のときに火炎7を観察すると、火炎7は酸素濃
度の低下と共にバーナヘッド2から遊離し、その長さも
伸びることが観察された。燃焼量2380kcal/hの場
合、内炎7aは酸素濃度20.2%のときには、バーナ
ヘッド2のみに接触し、保炎板24には接触していない
が、酸素濃度の低下と共にその先端部が伸びて、酸素濃
度が約17%のときに、保炎板24に接触した。しか
し、燃焼量710kcal/hの場合、内炎7aはもともと小
さな火炎体積であるので、酸素濃度が低下して、その先
端部が伸びても保炎板24に接触するまでには至らなか
った。バーナヘッド2、支持体23および保炎板24
は、高耐熱性金属で構成されているので、これらの電位
は同じである。従って、第1火炎抵抗(R12)が酸素
濃度約17%のときに極大値を示した原因は、火炎7が
バーナヘッド2から遊離して、その先端部が伸びたとき
にバーナヘッド2の電位と等しい等電位面を有する保炎
板24に接触したことに起因する。火炎7がバーナヘッ
ド2から遊離したとき、火炎7がバーナヘッド2を除
き、バーナヘッド2の電位と等しい等電位面に接触しな
いことが望ましく、この点で、石英などの保炎板24は
絶縁物であることが好ましい。この点は実施例3でも詳
述する。
【0029】(実施例3)図5は、本発明の実施例3の
燃焼装置の構成を示す断面図である。火炎7が鉛直方向
に形成されるバーナヘッド2が用いられる。燃料と空気
の混合気体がバーナヘッド2の下面から供給され、バー
ナヘッド2の表面に火炎7が鉛直方向に形成される。図
1や図2に示したバーナヘド7は、複数の炎孔6を有
し、複数の火炎7が水平方向に形成されるが、本実施例
のバーナヘッド2は多数個の小さな炎孔6(図示しな
い)が隣接した構成であるので、実質的に一つの炎孔で
あり、火炎7も一つである。なお、電極手段19、第1
電位検出手段20および第2電位検出手段21はバーナ
ヘッド2のほぼ中央部に配置され、図1と同じ作用を有
する。また、第1電位差検出手段22、電圧印加手段1
1および電流検出手段12は、図1の構成と同じであ
る。
【0030】本構成の石油ファンヒータを燃焼量240
0kcal/hで燃焼して、電圧印加手段11として直流電源
を用いて、直流電源の電圧を種々の値に保持して、シリ
コン酸化物の付着の無い状態で、電極手段19とバーナ
ヘッド2の間の電圧(Vfr)、そのときに流れる電流
(Ifr)、第1電位差(V12)および第2電位差
(V2b)を測定した。第1電位差(V12)は、第1電位
検出手段19と第2電位検出手段20の間を1MΩの固
定抵抗器と5μFのコンデンサの並列接続回路で短絡し
て測定した。また、第2電位検出手段20とバーナヘッ
ド2の間も1MΩの固定抵抗器と5μFのコンデンサの並
列接続回路で短絡した。なお、第1電位差(V12)の測
定は、上記並列接続回路の1MΩの固定抵抗器の両端の
電圧を測定することになるので、測定器の入力インピー
ダンスは10MΩ以上であれば充分である。従って、テ
スター程度の簡単な電圧計でも測定できる。測定器とし
て、例えば、エレクトロメータのように1000MΩ以
上の高入力インピーダンスを有する電圧計を用いるので
あれば、1MΩ以上であっても何ら問題無い。
【0031】その結果得られたIfr−V12特性を図6
に、Ifr−V2b特性を図7に示す。これらの図では、比
較のために、図1のバーナ構成における特性も同時に示
している。なお、電流(Ifr)は電圧(Vfr)の増加に
対して直線的に増加しなかった。これは、電極手段19
とバーナヘッド2の間のインピーダンスがオーミックで
なく、電流(Ifr)が電圧依存性を有することを示す。
他方、図6や図7に示すように、第1電位差(V12)お
よび第2電位差(V2b)は、電流(Ifr)の増加に対し
てほぼ直線的に増加した。第1電位差(V12)は、前述
したように、第1電位検出手段19に接する等電位面と
第2電位検出手段20に接する等電位面の間の電位差で
あることを考慮すると、第1電位差(V12)の直線的増
加は、両等電位面間がほぼオーミックであることを暗示
している。このことは、第2電位差(V2b)でも同様で
ある。
【0032】図6に示した実線は、I fr−V12特性を
直線回帰して求めた直線で、その回帰式は、例えば、図
5の構成の場合、V12=−0.177+0.0179*
frである。図1の構成の場合も、同様にして直線回帰
式から求めた実線が示されている。図7でも同様であ
る。図6の直線回帰式は、一般的に下式で示される。
【0033】 V12=V120+R12d*Ifr ・・・・・(1) ただし、[V12]=[V120]=V、[R12]=MΩ、
[Ifr]=μA、また、V1 20を第1切片電位差、R12d
を第1火炎インピーダンスと定義する。第1火炎インピ
ーダンス(R12d)は、第1電位検出手段19に接する
等電位面と第2電位検出手段20に接する等電位面の間
の火炎インピーダンスに対応すると言える。
【0034】図7の直線回帰式も式(1)と同様、一般
的に下式で示される。 V2b=V2b0+R2bd*Ifr ・・・・・(2) ただし、[V2b]=[V2b0]=V、[R2b]=MΩ、
[Ifr]=μA、また、V2 b0を第1切片電位差、R2bd
を第2火炎インピーダンスと定義する。この第2火炎イ
ンピーダンス(R2bd)は、第2電位差検出手段(図示
しない)を備えることにより、第1火炎インピーダンス
(R12d)と同様、容易に求められる。図6、図7ある
いは式(1)に示したように、Ifr−V12特性およびI
fr−V2b特性は直線関係にあるが、その直線は原点を通
過しない。この詳細な原因は明確でないが、燃焼プラズ
マのプラズマ電位が関与していると考えられる。
【0035】図6や図7から明らかなように、図5の構
成、すなわち、火炎7が鉛直方向に形成される構成で
は、第1および第2動的火炎抵抗(R12dおよびR2bd
とも、図1の構成のそれらと比較すると3倍以上大きな
値を有する。両動的火炎抵抗とも大きい方が、電流(I
fr)変化に対する電位差変化も大きくなる点で、言い換
えると、電流(Ifr)に対して高感度である点で優れて
いる。このように両動的火炎抵抗とも大きいことは、図
5の構成の特有の効果である。
【0036】図3および図4の場合と同様にして、締め
切った小部屋で本構成(図5)の石油ファンヒータを燃
焼して酸欠燃焼実験した。燃焼量は2200kcal/h一定
で、容積9.95m3、換気回数0.12回/hの小部屋を
用いた。燃焼開始と共に室内酸素濃度は初期値約20.
2%から徐々に低下し、約100分経過後酸素濃度は約
15%に低下した。時間経過の中で連続して、酸素濃
度、電流(Ifr)、第1火炎抵抗(R12)および第2火
炎抵抗(R2b)を測定した。
【0037】この測定で得られた電流(Ifr)および第
1火炎抵抗(R12)の酸素濃度依存性を図8に、また、
電流(Ifr)および第2火炎抵抗(R2b)の酸素濃度依
存性を図9にそれぞれ示す。図8に示すように、電流
(Ifr)は図3のときと同様酸素濃度の低下と共に減少
した。しかし、燃焼量2200kcal/hは、図4の場合
(2380kcal/h)と同程度であるにもかかわらず、第
1火炎抵抗(R12)は酸素濃度が約15%にまで低下し
ても単調に大きく増加した。図5の構成は、図2の構成
と異なり、保炎板24を必要としないので、バーナヘッ
ド2の外周辺部にはバーナヘッド2の電位と等しい等電
位面が存在しない。。従って、火炎7が、酸素濃度の低
下と共にバーナヘッド2から遊離して、その先端部が伸
びても、バーナヘッド2の電位と等しい等電位面と接触
できない。このために第1火炎抵抗(R12)は単調に増
加したと考えられる。
【0038】図9から明らかなように、第2火炎抵抗
(R2b)も酸素濃度の低下に対して第1火炎抵抗
(R12)と同様の傾向を示した。なお、図9の電流(I
fr)のデータは、図8のそれと同じである。図2の構成
でも第2火炎抵抗(R2b)について同じ測定をしたが、
図4と同様の傾向を示した。第2火炎抵抗(R2b)の場
合も、第1火炎抵抗(R12)の場合のときと同じ現象に
支配されていると考えられる。
【0039】本構成では、第1火炎インピーダンスに加
えて、第2火炎インピーダンスも利用できる。第1火炎
インピーダンスも、また、第2火炎インピーダンスもシ
リコン酸化物付着に対して安定に動作できると共に酸欠
燃焼などの異常燃焼に対しても的確に検知できる。従っ
て、これら両インピーダンスを用いて燃焼検知すること
により、どちらか一方のインピーダンスが異常値、例え
ば、断線によりインピーダンスが零になった場合でも、
残りのインピーダンスにより燃焼検知できるので、燃焼
検知の信頼性を向上できる。
【0040】次に、図5の構成のシリコン酸化物付着に
対する安定性について詳述する。図5の構成を有する石
油ファンヒータを用いて、200ppm(重量比)のシリ
コーン油を添加した灯油燃焼中で、燃焼量を2200kc
al/hとして、第1電位検出手段20と第2電位検出手段
21の間の第1電位差(V12)、第2電位検出手段21
とバーナーヘッド2の間の第2電位差(V2b)およびそ
のときに流れる電流(Ifr)の燃焼時間経過に対する変
化を測定した。電圧印加手段11の電圧はDC24V
(一定)とした。
【0041】ここで、式(3)に示すように、平均火炎
インピーダンス(Rfr)を定義する。
【0042】Rfr=Vfr/Ifr ・・・・・(3) 平均火炎インピーダンス(Rfr)、第1火炎インピーダ
ンス(R12)および第2火炎インピーダンス(R2b)に
ついて、それぞれの初期値に対する割合をの焼経過時間
依存性を図10に示す。
【0043】図10から明らかなように、平均火炎イン
ピーダンス(Rfr)は、シリコン酸化物の付着により約
450分経過後、初期値の約2倍に増加した。これは電
流(Ifr)が約1/2に低下したことと等価である。他
方、第1火炎インピーダンス(R12)および第2火炎イ
ンピーダンス(R2b)ともに初期的に約30%低下した
が、同じ経過時間後、初期値に対して約20%以下の増
加であり、シリコン酸化物付着に対しても安定して動作
できることは明らかである。シリコン酸化物付着に対す
る安定性は、図1の構成でも確認されている。第1火炎
インピーダンス(R12)は図10と同様の安定性を示し
たが、第2火炎インピーダンス(R2b)はシリコン酸化
物付着と共に増加する結果を示した。図1および図5の
バーナ構成における第2火炎インピーダンス(R2b)の
シリコン酸化物付着に対する安定性の相違は、詳細には
不明であるが、図5の構成の場合電流(Ifr)の流れる
有効バーナ表面積が大きいことに起因すると考えられ
る。このように、第2火炎インピーダンス(R2b)がシ
リコン酸化物付着に対して安定であることは、図5のバ
ーナ構成における特有の効果である。
【0044】図9や図10に示した第2火炎インピーダ
ンス(R2b)に関する結果は、図5の構成において電位
検出手段が一個でも、シリコン酸化物付着に対しても安
定して動作できると共に酸欠燃焼に対しても的確に対応
できることを示している。すなわち、図5の構成では、
第1電位検出手段20と第2電位検出手段21の2個の
電位検出手段を用いたが、第1電位検出手段20のみを
用いて、この第1電位検出手段20とバーナヘッド2の
間の第2電位差(V1b)を検出する第2電位差検出手段
手段を備え、式(2)に従って求められる第2火炎イン
ピーダンス(R1bd)のみを用いることにより、シリコ
ン酸化物付着に対しても安定して動作できると共に酸欠
燃焼に対しても的確に対応できる。この第2火炎インピ
ーダンス(R1bd)と前述した第2火炎インピーダンス
(R2bd)は、全く等価であるからである。この場合
は、構成が簡素であるので、低価格化が得られる。
【0045】なお、電極手段19、第1電位検出手段2
0や第2電位検出手段21の形状は、図中では線状もし
くは棒状で示したが、例えば、必要に応じてU字型、L
字型など湾曲していてもよいことも明らかである。
【0046】また、燃焼は、燃料タンクから補給される
液体燃料を用いた燃焼について述べてきたが、気体燃料
を用いた燃焼でもよいことも明らかである。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明の燃焼装置によれば
次の効果が得られる。
【0048】(1)第1電位検出手段と第2電位検出手
段のそれぞれに接触する等電位面間の第1火炎インピー
ダンスを用い、火炎がバーナヘッドから遊離するにつれ
てこの第1火炎インピーダンスは単調に増加するので、
電極手段表面やバナヘッド表面へのシリコン酸化物付着
の有無にかかわらず、すなわち、電流の大小にかかわら
ず、燃焼状態を検知できると共に酸欠燃焼に対しても的
確に対応できる。
【0049】(2)また、酸欠燃焼などにより火炎がバ
ーナヘッドから遊離したとき、火炎がバーナヘッド電位
と等しい等電位面に接触しないので、火炎がバーナヘッ
ドから遊離するにつれて第1火炎インピーダンスは単調
に増加する。従って、酸欠燃焼に対しても的確に対応で
きる。
【0050】(3)また、バーナヘッドの外周辺部に保
炎板を配置したバーナ構成において、保炎板が絶縁物で
構成されているので、火炎がバーナヘッドから遊離する
につれて第1火炎インピーダンスは単調に増加する。従
って、酸欠燃焼に対しても的確に対応できる。
【0051】(4)また、火炎が鉛直方向に形成される
バーナ構成であるので、保炎板を必要としないので、バ
ーナヘッドやそれを固定する支持体が高耐熱性金属で構
成されても、酸欠燃焼時などの異常燃焼のときに火炎が
バーナ面から遊離しても、火炎はバーナヘッド以外に、
バーナヘッド電位と等しい等電位面と接触しない。従っ
て、火炎インピーダンスは酸素濃度の低下に対して単調
に増加し、酸欠燃焼を的確に検知できる。更に、このバ
ーナ構成では、第1火炎インピーダンスも第2火炎イン
ピーダンスも大きいという特有の効果も得られる。
【0052】(5)また、火炎が鉛直方向に形成される
バーナ構成において、第2電位検出手段とバーナヘッド
の間の第2電位差V2bを検出する第2電位差検出手段
を備え、第2電位検出手段とバーナヘッドの間の第2火
炎インピーダンスも用いることができるので、第1火炎
インピーダンスに加えて、第2火炎インピーダンスも利
用できる。第1火炎インピーダンスも、また、第2火炎
インピーダンスもシリコン酸化物付着に対して安定に動
作できると共に酸欠燃焼などの異常燃焼に対しても的確
に検知できる。従って、これら両インピーダンスを用い
て燃焼検知することにより、どちらか一方のインピーダ
ンスが異常値、例えば、断線によりインピーダンスが零
になった場合でも、残りのインピーダンスにより燃焼検
知できるので、燃焼検知の信頼性を向上できる。第2火
炎インピーダンスもシリコン酸化物付着に対して安定に
動作できることは、このバーナ構成の特有の効果であ
る。
【0053】(6)また、前述した第2火炎インピーダ
ンス(R2bd)と全く等価である第2火炎インピーダン
ス(R1bd)のみを用いることができるので、構成を簡
素化し、低価格化が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の燃焼装置の要部断面図
【図2】本発明の実施例2の燃焼装置の要部断面図
【図3】同燃焼装置におけるIfr−酸素濃度特性図
【図4】同燃焼装置におけるR12d−酸素濃度特性図
【図5】本発明の実施例3の燃焼装置の構成図
【図6】同燃焼装置におけるV12−Ifr特性図
【図7】実施例3におけるV2b−Ifr特性図
【図8】同燃焼装置におけるR12d−酸素濃度特性図
【図9】同燃焼装置におけるR2bd−酸素濃度特性図
【図10】同燃焼装置を用いたときの200ppmシリコ
ーン油添加灯油燃焼火炎中における初期値に対する割合
の経過時間変化特性図
【図11】従来の燃焼装置の要部断面図
【図12】(a)従来の燃焼装置の要部構成図 (b)従来の燃焼装置の要部構成図
【符号の説明】
2 バーナヘッド 7 火炎 11 電圧印加手段 12 電流検出手段 19 電極手段 20 第1電位検出手段 21 第2電位検出手段 22 第1電位差検出手段 23 支持体 24 保炎板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料を燃焼させるバーナヘッドと、火炎に
    より生成した荷電粒子と接触する電極手段と、前記バー
    ナヘッドと前記電極手段の間に電圧を印加する電圧印加
    手段と、前記バーナヘッドと前記電極手段の間に流れる
    電流を検出する電流検出手段と、前記電極手段と前記バ
    ーナヘッドの間の荷電粒子の電位を検出する第1電位検
    出手段と、前記電位と異なる電位を検出する第2電位検
    出手段と、前記第1電位検出手段と前記第2電位検出手
    段の間の第1電位差V12を検出する第1電位差検出手
    段とを備え、前記火炎が前記バーナヘッド面より遊離す
    るにつれて前記第1電位検出手段と前記第2電位検出手
    段の間の第1火炎インピーダンスが単調に増加する燃焼
    装置。
  2. 【請求項2】火炎がバーナヘッド面より遊離したとき火
    炎が、バーナヘッドを除き、バーナヘッド電位と等しい
    等電位面に接触しない請求項1記載の燃焼装置。
  3. 【請求項3】保炎板が絶縁物である請求項2記載の燃焼
    装置。
  4. 【請求項4】火炎が鉛直方向に形成される請求項1記載
    の燃焼装置。
  5. 【請求項5】第2電位検出手段とバーナヘッドの間の第
    2電位差V2bを検出する第2電位差検出手段を備え、
    第2電位検出手段とバーナヘッドの間の第2火炎インピ
    ーダンスが単調に増加する請求項4記載の燃焼装置。
  6. 【請求項6】燃料を燃焼させるバーナヘッドと、鉛直方
    向に形成される火炎と、火炎により生成した荷電粒子と
    接触する電極手段と、前記バーナヘッドと前記電極手段
    の間に電圧を印加する電圧印加手段と、前記バーナヘッ
    ドと前記電極手段の間に流れる電流を検出する電流検出
    手段と、前記電極手段と前記バーナヘッドの間の荷電粒
    子の電位を検出する第1電位検出手段と、前記第1電位
    検出手段と前記バーナヘッドの間の第2電位差V1bを
    検出する第2電位差検出手段とを備え、前記火炎が前記
    バーナヘッド面より遊離するにつれて前記第1電位検出
    手段と前記バーナヘッドの間の第2火炎インピーダンス
    が単調に増加する燃焼装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104334970A (zh) * 2012-05-31 2015-02-04 克利尔赛恩燃烧公司 具有火焰位置电极排列的燃烧器

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CN104334970A (zh) * 2012-05-31 2015-02-04 克利尔赛恩燃烧公司 具有火焰位置电极排列的燃烧器

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