JPH1184305A - 光学走査装置 - Google Patents

光学走査装置

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JPH1184305A
JPH1184305A JP9244083A JP24408397A JPH1184305A JP H1184305 A JPH1184305 A JP H1184305A JP 9244083 A JP9244083 A JP 9244083A JP 24408397 A JP24408397 A JP 24408397A JP H1184305 A JPH1184305 A JP H1184305A
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JP
Japan
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leaf spring
fixing
optical scanning
mirror
adhesive
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Application number
JP9244083A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Tamura
哲雄 田村
Akio Miyanishi
章夫 宮西
Susumu Nonaka
進 野中
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N II C SANEI KK
Original Assignee
N II C SANEI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 赤外線放射温度計等の光学走査部に用いる共
振型の振動子に用いる板ばねの固定時に局部的な押圧力
が掛からない様にし、板ばねを破断させない様にする。 【解決手段】 光学走査装置34を構成する片持支持さ
れた振動子33の板ばね28(28a及び28b)の2
ヵ所の第1及び第2の固定金具27及び29に切溝部2
7e及び29aを形成し、エポキシ系接着剤38で接合
させて固着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は赤外線放射温度計に
用いられ、被測定対象物からの放射赤外光を走査するた
めの光学走査装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からの赤外線放射温度計としては図
5の様に被測定対象物1のX軸及びY軸方向を走査する
X軸方向走査ミラー3及びY軸方向走査ミラー4に依っ
て光学走査部5を構成している。
【0003】この光学走査部5は赤外線を透過させる赤
外線レンズ6を介してチョッパー7でチョッピングして
交流信号に変換し、リレーレンズ8を介してチョッピン
グされた赤外線エネルギーを電圧信号に変換する赤外線
検出器9に供給することで赤外線検出部10を構成して
いる。
【0004】上述の光学走査部5と赤外線検出部10で
赤外線検出装置11が構成され、出力端子12より赤外
線エネルギー即ち温度信号を出力する様に成されてい
る。
【0005】上記、光学走査部5で用いられるX軸及び
Y軸方向走査ミラー3及び4の走査は本出願人が先に提
案した実用新案登録番号2506917号公報及び実用
新案登録番号2506923号公報に開示されている。
【0006】上記2506917号公報には断面がコ字
状のベースの底板に固定部を固着し、板ばねの一端を固
定部に固着すると共にこの板ばねの他端をミラーが載置
されたミラー載置部の固定部に固着し、ミラー載置部の
他端をベースの上板に穿った透孔に形成した軸受に回動
自在となした光学走査装置11が示されている。この様
な光学走査装置11では板ばねの厚み方向の撓みで軸受
部で騒音が生じ、寿命が短くなることを避けるために図
6A及び図6Bに示す平面図及び側面図の様にコ字状の
ベース17の底板18をベース17から切り離して、螺
子19で螺着し、図6Aに示す様に、底板18を螺子1
9を中心に時計CW又は反時計方向CCWに揺動可能と
成し、板ばね15の撓みを調整する様に成したものが示
されている。
【0007】図6A及び図6Bで底板18上に板ばね1
5を固定する固定部20を配設し、板ばね15の一端を
螺子等で固定部20に螺着する。板ばね15の他端はミ
ラー載置部21に設けた固定部19に同じく螺子等で固
定されている。
【0008】ミラー載置部21にはミラー14が配設さ
れ、ミラー載置部21から植立した回動軸22はベース
17の上板16に穿った透孔に嵌合させた軸受13に挿
通され、ミラー14を揺動可能と成されている。
【0009】図7A及び図7B並びに図8は上記250
6923号公報に開示されているもので軸受13を省略
し、板ばね15a〜15cを用いてミラー14及びミラ
ー載置部21を片持ち支持する様にした光学走査部11
が開示されている。
【0010】図7A及び図7Bで図6A及び図6Bとの
対応部分には同一符号を付して重複説明を省略するが、
ベース17は断面がコ字状の上板16及び底板18で構
成され、上板16には回動軸22の直径より充分に大き
い透孔23が穿たれ、底板18に固着した固定部20と
ミラー載置部21の固定部19間にミラー14を支持す
る3枚の板ばね15a,15b,15cが互いに120
°の角度を保って固定部19及び20間に固定され、片
持ち支持されている。
【0011】又、板ばね15a〜15cを図8に示す様
にL字状に折り曲げた2枚の板ばね15a,15bと1
5c,15dを互に隣接する板ばねが90°の角度を保
つ様に固定部19及び20に固定させる様に成した板ば
ねの構成も開示されている。
【0012】上述の構成によれば軸受を省略出来、軸受
の摩擦による騒音の発生のない寿命の長い光学走査部が
得られる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の光学走
査部の板ばね15,15a〜15c,15a〜15dを
固定する2ヵ所の固定部19及び20は機械的に板ばね
15,15a〜15c,15a〜15dを螺子等で締め
付けることで固定していた。この様な締め付け方法では
次のようないくつかの問題点があった。 (1)固定部の加工時に精度が必要であり、板ばねを締
め付け固定する部品が必要となる。 (2)固定部での板ばねの端部を螺子で締め付ける際に
締め付け力が局部的に加わり、板ばねの破断につなが
る。 (3)機械的に板ばねを固定するため、板ばねの反り
が、そのままミラーの曲がりになってあらわれ、ダイナ
ミックバランスの悪い振動系(板ばね及びミラーを含む
振動子)と成る。等の問題が生ずる。
【0014】本発明は叙上の問題点を解消した光学走査
装置を得ようとするもので、発明が解決しようとする課
題は固定部に固定する部品が不要で固定部の加工精度を
高精度とせず板ばねの反りは固定部で吸収して、板ばね
に局部的な破断力が加わらず、慣性モーメントも小さ
く、小型で高い周波数での動作が可能な共振型の振動子
を得ることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の光学走査装置3
4はベース25の立上部26に設けた第1の固定金具2
7と、この第1の固定金具27に接着剤38を介して板
ばね28の一端を固定すると共に、この板ばね28の他
端を接着剤38を介して固定する第2の固定金具29
と、この第2の固定金具29と一体化された駆動トルク
を発生させるためのマグネット31を有するミラーホル
ダ35と、このミラーホルダ35に保持されて立上部2
6に片持ち支持されたミラー32を具備して成るもので
ある。
【0016】本発明の光学走査装置34によれば、マグ
ネット31を励振することで片持支持された振動子33
は所定周波数で共振し、ミラー32を被測定対象物のX
軸方向に走査して、被測定対象物の赤外光を検出する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光学走査装置を図
1乃至図4によって詳記する。図1A及び図1Bは本例
の平面図及び側面図、図2は本例の組立状態斜視図、図
3は本例に用いる板ばねの接合状態を示す断面図、図4
は固定金具部の板ばねの撓み時の動作説明図である。
【0018】図1A及び図1Bに於いて、ベース25は
長方形状の金属や合成樹脂等の板材をL字状に折り曲げ
て立上部26を構成する。勿論立上部26はベース25
と別部材で構成させてもよい。又、ベース25及び立上
部26は図5で説明した赤外線撮像装置11のリレーレ
ンズ6やチョッパー7をはじめとする光学走査部5や赤
外検出部10を固定するベースやシャーシ等の固定部の
一部であってもよい。
【0019】立上部26の上部中心位置には透孔26a
が穿たれている。この立上部26に第1の固定金具27
が螺子等で固定される。
【0020】第1の固定金具27は図2の斜視図に示さ
れている様に、盤状のフランジ27aと、フランジの中
心から120度の角度間隔で3等配される位置に穿った
透孔27bと、フランジ27aの裏面側に突出した円柱
状の突出部27cと、フランジ27aの表面側に突出さ
せた板ばね28の固定部となる円柱部27dで構成さ
れ、円柱部27dには図2の第2の固定金具29と同様
に表面側から十字状の切溝部27eが円柱部27dの所
定の深さまで切り込まれている。
【0021】第2の固定金具29は円柱部29aにこの
円柱部29aの長手方向に所定深さで十文字状に切り込
まれた切溝部29bと、円柱部29aの背面に形成され
た板状のマグネット31の端面を挟着保持する一対の挟
着片29cにより構成されている。
【0022】マグネット31は長方形の板状と成され、
厚み方向にN,Sと着磁されマグネット31の一端は一
対の挟着片29c間に挿入され、螺子又は接着剤等を介
して固定される。又、マグネット31の他端には例えば
一対の挟着片等より成るミラー保持金具(図1A及び図
1B参照)30が螺子又は接着剤等を介して固定され、
第2の固定金具29及びマグネット31並びにミラー保
持金具30でミラーホルダ35を構成している。又、マ
グネット31と対向するベース25上にはマグネット3
1を励起するコイルが巻回された電磁石36等の加振器
が配設されている。
【0023】板ばね28は図8で説明したと同様の十字
状の4枚の板ばね構成とし外部振動で撓み振動を起こし
難くしているが、本例では図2に示す様に第1及び第2
の固定金具27及び29の円柱部27d及び29aに形
成した十字状の切溝部27e及び29bに挿入される幅
広部36及び36と一方の端面から幅広部36の中心位
置に長手方向に沿って所定長さに形成したスリット37
a及び37bを形成した2枚の板状の板ばね28a及び
28bを図2の様に水平及び垂直に配し、スリット37
a及び37bを互に突き合わせて、例えば、一方の板ば
ね28aを矢印A方向に押圧し、板ばね28a及び28
bの幅広部36及び36の端面が互に十字状に成る様に
成した状態で、切溝部27e及び29a内にエポキシ系
接着剤を押し込み接合させることで第1及び第2の固定
金具27及び29と板ばね28a及び28bが一体化さ
れる。第1及び第2の固定金具27及び29の切溝部2
7e及び29bの幅は板ばね28の板厚より、接着代を
考慮して0.2mm程度だけ幅の広い溝と成されてい
る。
【0024】上述で十字状に組立てられた2枚の板ばね
28a及び28bを第1及び第2の固定金具27及び2
9に接合させる場合、第1及び第2の固定金具27及び
29を治具に固定し、板ばね28の略々中央を保持する
様な芯出し治具を用いて、切溝部27e及び29bの十
字の中心線状に来る様に位置決めさせて、エポキシ系接
着剤38を塗布する様に成される。
【0025】図3は図2のB矢視方向から第1の固定金
具27に接着剤38で接合された板ばね28の断面を視
た図であり、組立時の板ばね28a及び28bの反りは
接着治具を用いることで接着剤で吸収され、接着治具を
接着剤の乾燥後に外しても芯の良く出たダイナミックバ
ランスのよくとれた振動子33が得られる。
【0026】本例の光学走査装置34は共振型の振動子
33を構成し、水平方向(X軸)走査用の光学走査装置
34として用いられる。垂直方向(Y軸)走査用の光学
走査装置としては従来から公知の例えばガルバノミラー
型の振動子等が用いられる。
【0027】上述の構成の振動子33はベース25の立
上部26に穿った透孔26a内にフランジ27aの突出
部27cが挿入されて、位置決めされ、フランジ27a
に穿った透孔27bを介して螺子等で立上部26に固定
される。尚、この振動子33をベース25の立上部26
に螺子止めする場合は図1A及び図1Bに示す様に図2
の斜視図を時計又は反時計方向に45度傾けた状態で取
り付けられ、ミラー32は例えば図1Bの側面図でミラ
ー32の下側が紙面と反時計に上側が紙面方向に45度
傾斜している。
【0028】又、板ばね28a及び28bを切溝部27
e及び29b内に接合させるためのエポキシ系接着剤は
分子内にエポキシ基を持つエポキシ樹脂が用いられるが
二液混合される硬化剤の種類により、エポキシ−ポリア
ミン系、エポキシ−ポリアミド系、エポキシ−フエノー
ル系等があるがポリアミンの硬化剤としてはジエチレン
トリアミン、トリエチレンテトラミン等を選択して室温
硬化させるを可とする。
【0029】又、ポリアミド系の硬化剤はポリアミン系
の硬化剤に比べて接着剤の撓み性と弾力性がより与えら
れるので図4の様に接着剤38と板ばね28a及び28
bとの接合面に熱硬化性接着剤ではあるが、ある程度の
弾性を与えて所定共振モードをダンプする様に成すこと
も可能となる。又、ポリアミンでの硬化剤はエポキシ1
00部に対し10部前後に選択し、ポリアミドでは等量
混合でよく、接着強度をより増す場合には硬化剤として
フェノールを用いるを可とする。
【0030】上述の様に板ばね28a及び28bは第1
及び第2の固定金具27及び29の切溝部27e及び2
9bを設けて、エポキシ系接着剤38を介して接合させ
ているので共振型の振動子33を構成させる場合、板ば
ね28a及び28bの撓りが左右に繰り返される場合、
切溝部27e及び29b内の接着剤38は板ばね28a
及び28bの一方の幅広部36では幅広部36と接着剤
38の間に図4の矢印Cの様に剥離しようとする作用力
が加わるが、他方の幅広部36と接着剤38との間では
接着剤38が満たされているため反作用の反力が掛り、
剥離を阻止しようとする反作用力が加わって可使用時間
を長くし剥離しにくい振動子33が得られる。
【0031】尚、本例では加振器としての電磁石36
に、所定の正弦波を印加し、マグネット31との電磁誘
導作用により、振動子33全体を励起させる。
【0032】この場合、振動子33の共振周波数f0
板ばね28a及び28bの撓みをτとし、慣性モーメン
トをIとすると次の(1)式で共振する。 この共振に達した状態でX軸方向の光走査が行なわれる
ことに成る。尚、本例では十字状の板ばねの場合を説明
したが図6及び図7で詳記した様な板ばねを用いてもよ
いことは明らかである。
【0033】
【発明の効果】本発明の光学走査装置によれば板ばね2
8a及び28bの幅広部36及び36の二ヵ所の固定端
に設けた切溝部27e及び29b内に於いて、接着剤3
8で固定するため、板ばねの28(28a及び28b)
に対し応力が集中することなく、比較的均一で小さな応
力で第1及び第2の固定金具27及び29に保持される
ために、板ばね28の破断が生じないものが得られる。
【0034】又、板ばね28a及び28bを挟み込む第
1及び第2の固定金具27及び29は高精度を必要とせ
ず、廉価に提供可能であり、板ばね28a及び28bを
締付固定する金具も不要で振動系の共振周波数f0 を求
める場合の慣性モーメントIを小さく出来るので小型で
高い周波数で動作可能な振動子を得ることが出来る。
【0035】更に、板ばね28の略々中央部を保持する
芯出し治具を用いて接合を行なうため板ばね28の反り
は接着剤で吸収され芯出し治具を外しても芯出しが正し
く行われたダイナミックバランスのよくとれた振動子が
得られ、撓み振動(ウォーブリング)の殆どない効率の
良い振動子が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学走査装置の平面及び側面図であ
る。
【図2】本発明の光学走査装置の組立状態斜視図であ
る。
【図3】本発明に用いる板ばねの接合状態を示す断面図
である。
【図4】本発明に用いる固定金具の板ばね撓み時の動作
説明図である。
【図5】従来の赤外線放射温度計の構成図である。
【図6】従来の光学走査部の平面及び側面図である。
【図7】従来の光学走査部の他の平面及び側面図であ
る。
【図8】従来の板ばねの斜視図である。
【符号の説明】
25…ベース、26…立上部、27,29…第1及び第
2の固定金具、28,28a,28b…板ばね、30…
ミラー保持金具、27e,29a…切溝部、31…マグ
ネット、32…ミラー、33…振動子、34…光学走査
装置、36…電磁石、38…接着剤

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースの立上部に設けた第1の固定金具
    と、 上記第1の固定金具に接着剤を介して板ばねの一端を固
    定すると共に該板ばねの他端を接着剤を介して固定する
    第2の固定金具と、 上記第2の固定金具と一体化され駆動トルクを発生させ
    るためのマグネットを有するミラーホルダと、 上記ミラーホルダに保持されて立上部に片持支持された
    ミラーを具備して成る光学走査装置。
  2. 【請求項2】 前記マグネットと対向する前記ベース上
    に該マグネットを駆動させる駆動手段を配設して成るこ
    とを特徴とする請求項1記載の光学走査装置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の固定金具間で前記板
    ばねの繰り返し撓みに対し前記接着剤が該板ばねに作用
    及び反作用力が働く様に成したことを特徴とする請求項
    1記載の光学走査装置。
  4. 【請求項4】 前記振動子を共振型と成して被測定対象
    物の水平方向に走査させる様に成したことを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載の光学走査装置。
JP9244083A 1997-09-09 1997-09-09 光学走査装置 Pending JPH1184305A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002008818A1 (en) * 2000-07-24 2002-01-31 Nhk Spring Co., Ltd. Probe light scanning actuator
WO2013183435A1 (ja) * 2012-06-08 2013-12-12 三菱電機株式会社 ガルバノスキャナおよびレーザ加工機
JP2019532683A (ja) * 2016-09-12 2019-11-14 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. パーソナルケア装置のための駆動トレインアセンブリ

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