JPH1184597A - 写真感光材料集合包装体 - Google Patents

写真感光材料集合包装体

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JPH1184597A
JPH1184597A JP24295297A JP24295297A JPH1184597A JP H1184597 A JPH1184597 A JP H1184597A JP 24295297 A JP24295297 A JP 24295297A JP 24295297 A JP24295297 A JP 24295297A JP H1184597 A JPH1184597 A JP H1184597A
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JP
Japan
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film
resin
layer
pts
sensitive material
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JP24295297A
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English (en)
Inventor
Mutsuo Akao
睦男 赤尾
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 透明性,低温シール性,高速包装適性に優れ
た安価でリサイクル適性,焼却適性の優れた包装体を提
供する。 【解決手段】 Pケース に各々収納された複数個の写真フイ
ルムパトローネをシュリンクフイルム で一体的に包装する。シュリンクフイルム
は、中間層11,上下層12,13からなる厚みが20〜
70μmの三層共押出フイルムである。中間層はホモポリエチレン 樹
脂100 に対し、ステアリン酸カルシウム 0.2 ,ヒンダードフェノール 系
酸化防止剤0.05,リン系酸化防止剤0.05,ハイドロタルサイト化合
物0.08,ジベンジリデンソル ビトール 系有機造核剤0.1 ,帯
電防止剤2重量部を含む高ヤング率ポリオレフィン樹脂層であ
る。上下層はエチレン・ブテン−1共重合体樹脂100 に対し、
ホモポリエチレン 樹脂40,ヒンダードフェノール 系酸化防止剤0.05,
リン系酸化防止剤0.05,エルカ 酸アミド0.05,合成シリカ 0.05
重量部を含むヒートシール層である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真フイルムパト
ローネに代表される写真感光材料収納マガジンの複数個
を一体的にまとめて包装する写真感光材料集合包装体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】写真フイルムや印画紙等の写真感光材料
は、取り扱いの簡便性を考慮してパトローネやカートリ
ッジと称されるマガジンにロール状にして収納されてい
る。これらの写真感光材料収納マガジンには写真感光材
料の引き出し,巻戻しのためにスリット状の排出口が形
成されているため、それ自体に防湿性はない。したがっ
て、製造後、使用に供されるまでの間の防湿性を確保す
るために、これらの写真感光材料マガジンはさらに防湿
性のケースに一個ずつ収納されるのが一般的である。例
えば普及型の135タイプの写真フイルムは、よく知ら
れるように金属製のパトローネに収納され、さらにこの
パトローネはPケースと称される円筒形をしたプラスチ
ック製の防湿ケースに収容され、そして紙製の小箱で包
装した状態で販売されている。
【0003】特に上記した135タイプの写真フイルム
は大量に消費される商品であるため、複数個をまとめて
集合包装して販売することも行われている。例えば特開
昭59−146848号公報には、個装小箱に収納され
たPケース入りパトローネの複数個を塩化ビニリデンコ
ート二軸延伸ポリプロピレン樹脂フイルムで一体的に集
合包装した包装体が記載されている。また、特開平8−
122981号公報には、円筒状の防湿ケースに各々収
納された複数個の写真感光材料収納マガジンを、140
℃で10秒間加熱したときの熱収縮率が40〜63%で
厚みが35〜50μmのミシン目を有する熱収縮性フイ
ルムを加熱収縮させて防湿ケースを含めて一体的に集合
包装した写真感光材料集合包装体が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特開昭59−14
6848号公報記載の二軸延伸ポリプロピレン樹脂フイ
ルムに塩化ビニリデン樹脂層を塗布した積層フイルムを
用いた集合包装体は、透明性が優れ、低温ヒートシール
性も優れるので、高速包装も可能であるが、高価でかつ
焼却時に塩素ガスを発生するために焼却炉を痛めたり、
焼却塩素ガスにより植物や人体に害を及ぼす問題があっ
た。また、特開平8−122981号公報記載の発明に
用いている高密度ポリエチレン樹脂のみからなる単層フ
イルムは、ヒートシール適性が劣り(高温でないとヒー
トシール不可)、外観も悪く、かつ高速包装適性にも欠
けるものである。さらに白濁した樹脂フイルムのため、
見栄えも悪く、シワ等の発生を防止するのも困難であっ
た。
【0005】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
で、透明性,低温シール性,高速包装適性に優れた安価
で写真感光材料の写真性に悪影響を与えない、リサイク
ル適性,焼却適性の優れた写真感光材料集合包装体を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の写真感光材料集合包装体は、防湿ケースに
各々収納された複数個の写真感光材料収納マガジンを、
ヒートシール層として低密度ホモポリエチレン樹脂及び
/またはエチレン共重合体樹脂を5重量%以上含むエチ
レン系樹脂層を具備したポリオレフィン樹脂層のみから
なる厚みが20〜70μmの縦一軸延伸多層積層フイル
ムで一体的にスリーブ包装したものである。また、前記
エチレン系樹脂層をASTMD638で測定した値が6
000kgf/cm2 以上の高ヤング率ポリオレフィン
樹脂層の両側に具備した厚みが20〜70μmの縦一軸
延伸多層積層フイルムで一体的にスリーブ包装したもの
である。
【0007】また、前記ヒートシール層として密度0.
870〜0.935g/cm3 のエチレン−αオレフィ
ン共重合体樹脂5〜99.989重量%,滑剤0.01
〜10重量%,フェノール系酸化防止剤及び/または燐
系酸化防止剤0.001〜1重量%含むものである。ま
た、前記ヒートシール層の外側にASTMD638で測
定した値が6000kgf/cm2 以上の高ヤング率ポ
リオレフィン樹脂層を具備した厚みが20〜70μmの
縦一軸延伸多層積層フイルムで一体的にスリーブ包装し
たものである。
【0008】また、写真感光材料集合包装体を印刷付き
防湿袋に収納したものである。また、写真感光材料集合
包装体を2層以上の抄き合せ板紙の少なくとも印刷面側
に塗工層を有する塗工印刷用紙からなる易開封性化粧箱
に収納したものである。また、前記易開封性化粧箱の表
面は、2層以上の抄き合せ板紙の表面側から塗工層,印
刷層,オーバープリントワニスの順で加工されているも
のである。
【0009】前記縦一軸延伸多層積層フイルムは、二層
以上の多層共押出フイルムを縦方向のみに一軸延伸(例
えば最前部の駆動ロールと最後部の駆動ロールの間に加
熱した自由回転ができる多数のロールを配置し、その間
にフイルムを通し、二つの駆動ロール間の回転速度差に
より所定の倍率に延伸する)したものでも、テンター法
でまず縦一軸延伸ポリオレフィン樹脂フイルム(各種ポ
リプロピレン樹脂フイルムと密度が0.940g/cm
3 以上の各種ポリエチレン樹脂フイルムが好ましい)を
製造し、この縦一軸延伸ポリオレフィン樹脂フイルムの
少なくとも片面にヒートシール層として低密度ホモポリ
エチレン樹脂フイルム及び/またはエチレン共重合体樹
脂を5重量%以上含むエチレン系樹脂層を溶融押出塗布
層として設けた多層積層フイルムとしてもよいし、別工
程で製造した縦一軸延伸ポリオレフィン樹脂フイルムの
少なくとも片面に上記特定のヒートシール層を溶融押出
塗布層として設けた多層積層フイルムとしてもよい。
【0010】スリーブ包装に用いられる包装機として
は、固定シール型スリーブ包装機,走行シール型スリー
ブ包装機,カットテープ入りスリーブ包装機,タイトス
リーブ包装機が知られている。固定シール型スリーブ包
装機は、主に収縮トンネルとセットで使用する包装形態
であり、製品より少し幅の広いフイルムのロール巻きし
たものを機械の上下に配置し、積層フイルムをシールバ
ーの前にスクリーン状に垂らし、上下の積層フイルムを
一体のシールバーでシールして接続する。そこに製品を
送り込んで製品の後方で積層フイルムをシールバーでシ
ールカットを行うと、製品の両側がオープンのままのス
リーブ(袖状)包装ができ、次工程で収縮トンネルで加
熱収縮させると、両側面の積層フイルムが収縮して円窓
のような形になり、タイトな包装ができる。包装能力は
製品のサイズ等の条件にもよるが5〜20パック/分で
ある。
【0011】包装能力が25〜30パック/分のものに
なると、固定シール型では対処できないため、シールバ
ーが前後のコンベアベルトと同速に走行する機能をもた
せ、製品の後端がシールバーを通過した時点でシールバ
ーをコンベアと同速で走行させ、製品の後方で積層フイ
ルムをシールカットする走行シール型スリーブ包装機を
用いる。
【0012】カットテープ入りスリーブ包装機は、一般
には上下からほぼ同量の積層フイルムを供給し、シール
バーでシールするため、シール線は製品の前と後にくる
が、下の積層フイルムの送り出し量を規制して、1個の
製品に対し10〜15mm積極的に巻き出し、後は上部
積層フイルムで製品をカバーしてシールを行うとと、2
本のシール線が接近してカットテープの役目を果たすこ
とができるようにしたものである。特に下部の積層フイ
ルムを上部積層フイルムよりも厚い積層フイルムを使用
し、さらに上部よりも幅の広い積層フイルムを使用して
収縮させると効果が著しい。
【0013】タイトスリーブ包装機は、製品を積層フイ
ルムに送り込みシールする際に積層フイルムを引き戻
し、製品に対し積層フイルムをタイトな状態にしてシー
ルカットを行うものである。この方式では、積層フイル
ム自体で製品に結束力を持たすことができるので、全く
後工程の収縮トンネルが不要となる。
【0014】図3は防湿ケースとして用いられるPケー
ス2に写真フイルムパトローネ3を収容した状態を示
す。写真フイルムパトローネ3は、金属製のパトローネ
本体3aに巻軸3bを回転自在に収納し、巻軸3bには
写真フイルムがロール状に巻かれている。Pケース2
は、有底円筒状のケース本体4とキャップ5とからな
り、これらは各々プラスチックの一体成形品である。P
ケース2はその中に収納した写真フイルムパトローネ3
を湿気,塵,圧縮荷重から保護する作用をしている。ケ
ース本体4に写真フイルムパトローネ3を入れてキャッ
プ5を被せると、キャップ5の凸部5aがケース本体4
の凹部4aに嵌合し、写真フイルムパトローネ3がPケ
ース2内に密封される。
【0015】図4は、写真フイルムパトローネ入りの5
個のPケース2をミシン目を有する積層タイプの熱収縮
性フイルム(以下、シュリンクフイルムと表示)7でま
とめて包装した集合包装体1を示す。Pケース2は、キ
ャップ5側が交互に天地にくるように並んでおり、熱収
縮したミシン目を有する積層タイプのシュリンクフイル
ム7によって緊縛包装されている。なお、包装形態によ
ってはキャップ5側を天地の一方にそろえるようにして
もよい。
【0016】Pケース2の相互の境界部に位置するよう
に、積層タイプのシュリンクフイルム7にはミシン目8
が施されている。そして、使用の直前にミシン目8に沿
って積層タイプのシュリンクフイルム7を破断すること
によって、Pケース2を一個だけ取り出すことができ
る。このミシン目8の引張り強度を500〜630(g
f/15mm幅)にすることによりこの集合包装体1を
搬送する際の振動や、落下したときの衝撃などによって
ミシン目7aが簡単に破れることはなく、オリジナル性
と開封性が保たれている。なお、この例ではミシン目を
有する積層シュリンクフイルム7が二枚構成となってい
るため、集合包装体1の天地にはそれぞれの積層シュリ
ンクフイルム7をヒートシールした合わせ目9が形成さ
れている。
【0017】
【発明の実施の形態】積層シュリンクフイルム(以後単
にシュリンクフイルムと表示)7として次に示す組成の
三層共押出フイルムを用い、各層の厚み及び全体の厚み
を変化させた実施例1〜6及び引用例1〜3,従来例1
〜3を用意し、熱収縮率,落下強度,透明度,スリーブ
包装適性,外観,低温ヒートシール適性,経時ヒートシ
ール適性,帯電防止性,防湿袋出し入れ適性,化粧箱出
し入れ適性,写真性(集合包装体),写真性(写真感光
材料(積層フイルム)を直接密封包装),焼却適性,フ
イルム成形性について評価を行い、下記の表1を得た。
なお、表中の評価記号◎,○,●,▲,×は、それぞれ
「非常に優れている」,「優れている」,「実用限
度」,「改良必要」,「実用化困難」を示している。
【0018】また、表中の測定方法A〜Nは以下のとお
りである。熱収縮率の測定方法Aは、各サンプルに5c
m×5cmの正方形を印し、140℃の温度に設定した
グリセリンバスに10秒間サンプルを浸漬した後、加熱
前の正方形と加熱後の正方形との縦横寸法の差ΔLを求
め、 熱収縮率(%)=(ΔL/5)×100 として算出するものである。
【0019】落下強度の測定方法Bは、Pケース5個を
集合包装した各サンプルをJISZ0200「適正包装
貨物試験法」に準じて行ったものである。透明度の測定
方法Cは、ASTMD1003に準じて測定し評価する
ものである。スリーブ包装適性の測定方法Dは、後に記
載の表2に示すとおりである。外観の測定方法Eは、シ
ュリンク包装後に集合包装体の表面に現れたしわの本数
を数え、総本数を表面積で割って単位面積あたりのしわ
の本数に換算した値を基準としたものである。
【0020】低温ヒートシール適性の測定方法Fは、シ
ュリンクフイルムを2枚重ね合わせてヒートシールした
時、0.5kg/15mm幅のシートシール強度を確保
可能な温度を測定し評価するものである(低いもの程優
れていると評価)。経時ヒートシール適性の測定方法G
は、シュリンクフイルム(15mm幅)を2枚重ね合わ
せてヒートシールした時、シール強度が最も大きくなる
温度でシール圧力1kg/cm2 、ヒート時間1.5秒
でシールを行い、冷却後剥離に要する荷重を求め、この
値とヒートシール後1ヶ月経時してから剥離に要する荷
重を求め、ヒートシール強度(荷重)の低下率を測定し
評価するものである(低下率の小さいもの程優れている
と評価)。
【0021】帯電防止性の測定方法Hは、JISK69
11に準じて測定し評価するものである。防湿袋出し入
れ適性の測定方法Iは、表2の条件で包装した図4に示
す集合包装体1を図5に示すように、より防湿性を高め
るため、防湿袋28に入れたり出したりする場合の容易
さより評価するものである(容易なもの程優れていると
評価)。化粧箱出し入れ適性の測定方法Jは、上記Iの
防湿袋28の代わりに図9に示す易開封性化粧箱42に
集合包装体1を入れたり出したりする場合の容易さより
評価するものである(容易なもの程優れていると評
価)。
【0022】写真性(集合包装体)の測定方法Kは、フ
ジカラースーパーG400(商品名)を使用し、シュリ
ンク包装処理の後に現像を行ってカブリが最も出やすい
青色でのカブリ濃度Dmin を測定して評価した。カブリ
濃度の判定は、シュリンク包装処理をしない同一種類の
写真フイルムのカブリ濃度規格Dmin =9.0 ±0.02と比
較した。
【0023】写真性(写真感光材料(積層フイルム)を
直接密封包装)の測定方法Lは、フジカラースーパーG
400(商品名)を直接シュリンクフイルムで密封包装
後、現像を行ってカブリが最も出やすい青色でのカブリ
濃度Dmin を測定し評価するものである。カブリ濃度の
評価はブランクと比較する。
【0024】焼却適性の測定方法Mは、焼却可能性と焼
却時の有毒ガス発生有無より評価するものである(焼却
可能で且つ有毒ガス発生が少ないもの程優れていると評
価)。フイルム成形性の測定方法Nは、フイルム成形時
のメルトフラクチュア(meltfracture),シワ,筋等の
発生し難さ、押し出し性、生産性等、フイルム成形適性
を総合評価するものである。
【0025】
【表1】
【0026】〔実施例1〜6〕図1において、中間層1
1は、密度0.956g/cm3 ,MFR0.05g/
10分,分子量分布25のホモポリエチレン樹脂100
重量部に対し、ステアリン酸カルシウム0.2重量部,
ヒンダードフェノール系酸化防止剤0.05重量部,リ
ン系酸化防止剤0.05重量部,ハイドロタルサイト化
合物0.08重量部,ジベンジリデンソルビトール系有
機造核剤(新日本理化(株)製ゲルオールMD)0.1
重量部,帯電防止剤マスターバッチ(花王(株)製エレ
ストマスターHE−510)2重量部を含む高ヤング率
ポリオレフィン(PO)樹脂層である。
【0027】上下層12,13は、密度0.920g/
cm3 ,MFR2.1g/10分,分子量分布3.5の
エチレン・ブテン−1共重合体樹脂100重量部に対
し、密度0.918g/cm3 ,MFR1.2g/10
分,分子量分布7.7のホモポリエチレン樹脂40重量
部,ヒンダードフェノール系酸化防止剤0.05重量
部,リン系酸化防止剤0.05重量部,エルカ酸アミド
0.05重量部,合成シリカ0.05重量部を含むエチ
レン系樹脂層及びヒートシール層(=エチレン系樹脂
層)である。
【0028】また、別工程にて中間層11を製造し、こ
れを溶融押出エチレン系樹脂層(ヒートシール層)でサ
ンドイッチするようにしてもよい。実施例6は、図2に
示すような二層共押出フイルム15を用いたものであ
る。
【0029】〔比較例1〜3〕実施例1〜6の中間層1
1と同じ樹脂組成からなる単層の縦一軸延伸高ヤング率
ポリオレフィン樹脂フイルムである。
【0030】〔従来例1〕特開昭59−146848号
公報記載の本発明A(ポリ塩化ビニリデンで両面コート
した二軸延伸ホモポリプロピレン樹脂フイルム)であ
る。 〔従来例2〕特開昭59−146848号公報記載の従
来例D(無延伸ポリエチレンフイルム)である。 〔従来例3〕特開平8−122981号公報記載のサン
プルHである。
【0031】なお、スリーブ包装条件は、次の表2に示
す。また、縦一軸延伸積層フイルムのトンネル内温度
は、120〜190℃,好ましくは125〜185℃,
より好ましくは130〜180℃,特に好ましくは13
5〜175℃,最も好ましくは135〜170℃であ
る。加熱時間は5〜20秒,好ましくは6〜18秒,よ
り好ましくは7〜16秒,特に好ましくは8〜15秒,
最も好ましくは9〜14秒である。
【0032】
【表2】
【0033】図5に示すように、集合包装体は、より防
湿性を高めるため、防湿袋28に入れることができる。
集合包装体26が収納される包装袋28には、吊り下げ
ハンガーディスプレイに引っ掛けて展示できるように穴
28aが形成される。包装袋28に集合包装体26を密
封する作業は自動包装機で行われるが(人手作業も
可)、その包装対象が一体的にまとめた集合包装体26
であるため、複数のPケース2を個々に包装するのと比
較して包装工程が簡単になり、自動包装効率を格段に向
上させることができる。
【0034】上記の包装袋28の層構成は、図6に代表
例を示すように、包装したときに内側になる方から順
に、EVA(エチレンビニルアルコール)層30が40
μm、PE(ポリエチレン)層31が20μm、アルミ
箔32が7μm、PE層33が15μm、ポリエステル
フイルム層34が12μmとなっており、アルミ箔32
の内側とPE層33の外側には、それぞれアンカーコー
ト35,36が施され、アンカーコート36の表面には
製品名やメーカー名等の印刷層37が設けられる。この
包装袋28の層構成は上記に限定されるものではなく、
防湿ケースにより防湿性が確保され、ミシン目を有する
シュリンクフイルムによりオリジナル性を確保されてい
るので外観上の商品価値を向上できるものであれば公知
の各種の包装袋を使用することができる。
【0035】次に、中間層11は同じで上下層12,1
3の組成を変更した実施例A〜Fを用意し、その包装適
性を測定した結果を表3に示す。なお、上下層12,1
3の組成は、密度0.902g/cm3 ,MFR2.0
g/10分,分子量分布2.0のメタロセン触媒を使用
して気相重合したエチレン−ヘキセン1共重合体樹脂を
密度0.920g/cm3 ,MFR2.1g/10分,
分子量分布3.5のエチレン・ブテン−1共重合体樹脂
の代わりに用いた他は実施例1〜6と同じ樹脂組成物か
らなる。
【0036】なお、実施例F,Gは、実施例Bと同一樹
脂組成物,同一層構成のシュリンクフイルムを用いた包
装体である。実施例Gは、Pケースが角形である場合
で、円筒状の場合よりさらに包装適性,外観が優れた写
真感光材料集合包装体となった。実施例Hは、Pケース
が楕円形の場合(写真フイルム1個入り及び2個入り場
合共)で、円筒状の場合より包装適性は劣るが実用化が
可能な範囲であった。
【0037】
【表3】
【0038】表1及び表3から分かるように、本発明の
実施例1〜6,A〜F,G及びHは、比較例1〜3及び
従来例1〜3に比べて、落下強度が大,透明性が向上,
スリープ包装適性が向上,外観が向上(シワや筋が発生
しない),低温シール適性が優れる,経時ヒートシール
強度の低下がない,防湿袋や化粧箱出し入れが向上,写
真性が良好である他、焼却及びリサイクル適性にも優れ
ていることが分かった。すなわち、高ヤング率ポリオレ
フィン樹脂層の両面にエチレン共重合体樹脂を5重量%
以上と滑剤を含むポリエチレン系樹脂層を有する多層共
押出フイルムからなる積層フイルムとすることによりフ
イルム成形性を良好にでき、包装適性を向上でき、かつ
低温ヒートシール性,経時ヒートシール性が優れた写真
感光材料集合包装体を提供できることが判明した。
【0039】ヒートシール層に超低密度(密度0.90
9g/cm3 以下)のメタロセン触媒を用いて重合した
エチレン−ヘキセン1共重合体樹脂を用いた本発明の実
施例A〜Fは、落下強度,透明度,低温ヒートシール適
性が従来のチーグラー触媒を用いて重合したエチレン・
ブテン−1共重合体樹脂を用いた本発明の実施例1〜6
より更に良化した。
【0040】Pケースの成形に用いられる高密度ポリエ
チレンについて、次の表4に示すような実施例A〜F、
比較例A〜Dを用意して実験を行った。MFR{(AS
TMD1238のE条件(温度190℃,ピストン荷重
2.16kg)で測定}が22g/10分,分子量分布
(GPC法で測定した重量平均分子量Mw/数平均分子
量Mnの値)が3.8、密度(ASTMD1505で測
定)が0.972g/cm3 、オルゼン剛性(ASTM
D747で測定)が13500kg/cm2 、23℃の
アイゾット衝撃強度(ASTMD256で測定)が4.
5kg/cm/cm、ショア硬度(ASTMD2240
で測定)が65D,ビカット軟化点(ASTMD152
5で測定)が125℃、融点(ASTMD2117で測
定)が131℃、結晶化度(X線回折法で測定)が94
%の高密度ポリエチレン樹脂(エチレン以外のαオレフ
ィン含有量が0.1モル%以下)100重量部に対して
オレイン酸アミド0.05重量部、ステアリン酸カルシ
ウム0.1重量部、リン系酸化防止剤0.05重量部、
ヒンダードフェノール系酸化防止剤0.05重量部、ジ
ベンジリデンソルビート系有機造核剤(新日本理化KK
製ゲルオールMD)0.1重量部、ハイドロタルサイト
0.08重量部、花王KK製帯電防止剤マスターバッチ
(商品名エレストマスターHE−10)2重量部を混合
した樹脂組成物(a)を一軸押出機(スクリュー経は2
5mmφ、L/Pは32)を用い、樹脂温度220℃、
スクリュー回転数80rpmの条件で溶融混練して20
℃の冷水中にうどん状のストライドを押し出し、水冷し
た後に3.5mmの長さの円柱状の形状でペレタイザー
を用いて切断した。用いたダイの直径lは3.5mmφ
である。なお、ペレタイザーの引き取り速度はストラン
ドの直径ls/ダイの直径lが表4の値になるように調
整した。実施例1〜5と同じ理由からストランド直径l
sはペレットの直径を測定しこれを表示した。このペレ
ットを用い210℃の樹脂温度でキャビティ数24個の
ホットランナータイプの金型を使用し射出成形機として
は型締圧150tのトグル式締装置のもの(住友重機K
K製の商品名ネスタール)を使用し8秒サイクルデ射出
成形した。結果を表4に示す。なお、実施例Fは樹脂組
成物は同一であるが、水中ホットカット方式のほぼ球状
(直径約3.5mm)のペレットを使用した。
【0041】比較例C,Dは上記樹脂組成物Aのステア
リン酸カルシウム0.1→0重量部、オレイン酸アミド
0.05→0重量部、帯電防止剤マスターバッチ2→0
重量部に変更した樹脂組成物(b)を使用した。
【0042】
【表4】
【0043】ヒートシール層に含ませることが好ましい
各種のエチレン共重合体樹脂の代表例を示す。 (1) エチレン−酢酸ビニル共重合体(以下、「EVA」
という)樹脂 (2) エチレン−プロピレン共重合体樹脂 (3) エチレン−1−ブテン共重合体樹脂 (4) エチレン−ブタジェン共重合体樹脂 (5) エチレン−塩化ビニル共重合体樹脂 (6) エチレン−メタクリル酸メチル共重合体(以下、
「EMMA」という)樹脂 (7) エチレン−アクリル酸メチル共重合体(以下、「E
MA」という)樹脂 (8) エチレン−アクリル酸エチル共重合体(以下、「E
EA」という)樹脂 (9) エチレン−アクリロニトリル共重合体樹脂 (10)エチレン−アクリル酸共重合体(以下、「EAA」
という)樹脂 (11)アイオノマー樹脂(エチレンと不飽和酸との共重合
物を亜鉛等の金属で架橋した樹脂) (12)エチレン−αオレフィン共重合(以下、「L−LD
PE」という)樹脂 (13)エチレン−プロピレン−ブテン−1三元共合体樹脂
【0044】本発明のヒートシール層として特に好まし
いエチレン共重合体樹脂は、L−LDPE樹脂である。
理由は、写真感光材料の写真性に悪影響を及ぼすことが
少なく、低温ヒートシール適性,経時ヒートシール強度
維持性,物理強度が優れ、重合エネルギーが少なく安価
であるからである。L−LDPE樹脂の詳細について以
下に示す。
【0045】L−LDPE(Linear Low D
ensity Polyethylene)樹脂は、第
3のポリエチレン樹脂と称され、中・低密度、高密度、
両ポリエチレン樹脂の利点を併せもつ省エネルギー、省
資源という時代に合致する低コスト、高強度の樹脂であ
る。この樹脂はエチレンと炭素数が3〜20,好ましく
は3〜13個,より好ましくは4〜10個,特に好まし
くは5〜9個のα−オレフィンを共重合させたコポリマ
ーで線状の直鎖に短分岐をもった構造のポリエチレン系
樹脂である。物理強度やコストの点で好ましいα−オレ
フィンとしては、例えばプロピレン,ブテン−1、ペン
テン−1、オクテン−1、ヘキセン−1、4−メチル−
ペンテン−1、ヘプテン−1、3−メチル−ペンテン−
1、4,4−ジメチル−ペンテン−1、ノネン−1、ウ
ンデセン−1、ドデセン−1、デセン−1,トリデセン
−1,テトラデセン−1,ペンタデセン−1,ヘキサデ
セン−1等が用いられる。本発明では、物理強度,ヒー
トシール適性が優れ、写真性が良好なので好ましいの
は、α−オレフィンがブテン−1、ヘキセン−1、ペン
テン−1,4−メチル−ペンテン−1、オクテン−1で
あり、これらのα−オレフィンの含有量は0.05〜3
5モル%、好ましくは0.1〜25モル%、より好まし
くは0.5〜15モル%のL−LDPE樹脂であり、最
も好ましいのは1〜8モル%のL−LDPE樹脂であ
る。
【0046】従来のチーグラー触媒で重合製造した市販
のL−LDPE樹脂の具体例を示す。エチレン・ブテン
−1共重合体樹脂:GレジンとNUC−FLX(UCC
社)、ダウレックス(ダウケミカル社)、スクレアー
(デュポンカナダ社)、マーレックス(フィリップス
社)、スタミレックス(DSM社)、エクセレンVL
(住友化学)、ネオゼックス(三井石油化学)、ユカロ
ン−LL(三菱油化)、日石リニレックス(日本石油化
学)、NUCポリエチレン−LL(日本ユニカー)、ニ
ポロンL(東ソー)、ショーレックスリニア(昭和電
工)、宇部ポリエチレンL(宇部興産)、出光ポリエチ
レンL(出光石油化学)等、エチレン・ヘキセン−1共
合体樹脂:TUFLIN(UCC社)、TUFTHEN
E(日本ユニカー)等、エチレン・4メチルペンテン−
1共合体樹脂:ウルトゼックス(三井石油化学)等、エ
チレン・オクテン−1共合体樹脂:スタミレックス(D
SM社)、ダウレックス(ダウケミカル社)、スクレア
ー(デュポンカナダ社)、MORETEC(出光石油化
学)等。
【0047】物理的強度向上とフイルム成形性のバラン
スの点から特に好ましいのは、MFR(ASTM D−
1238−88のE条件、温度190°C、試験荷重
2.16kgfで測定)が0.05〜20g/10分、
好ましくは0.1〜15g/10分、より好ましくは
0.2〜8g/10分、最も好ましくは0.5〜5g/
10分、密度(JIS K−6760で測定)が0.8
70〜0.940g/cm 3 、好ましくは0.880〜
0.935g/cm3 、より好ましくは0.890〜
0.928g/10分、最も好ましくは0.900〜
0.920g/10分、そしてα−オレフィンの炭素数
が3〜12個のランダムタイプのL−LDPE樹脂であ
る。
【0048】重合触媒残渣が少なく、写真感光材料の写
真性に悪影響を及ぼすことが少なく、フイルム成形時の
金型や押出機の発錆が少なく、低温ヒートシール性、物
理強度等が上記チーグラー触媒を用いたL−LDPE樹
脂よりさらに優れているので、本発明のヒートシール層
用エチレン共重合体樹脂として最も好ましいのは以下の
シングルサイト触媒を用いて重合製造したL−LDPE
樹脂である。
【0049】本発明で“シングルサイト触媒”と言うの
は、従来の活性点の性質が不均一な“マルチサイト触
媒”とは異なる活性点が均一な触媒のことを言い、略同
一分子量(分子量分布、組成分布が狭い)の熱可塑性樹
脂を製造するのに最適な触媒を言う。特に共重合体樹脂
の場合は本発明の“シングルサイト触媒”を用いて製造
すると、どの分子量成分にも均等にコモノマーが挿入さ
れ、分子量分布、組成分布の小さい(狭い)熱可塑性樹
脂となり、低温ヒートシール性を有する、写真性が良好
な、物理強度の大きい、透明性やブロッキング防止性が
優れたものとなる。本発明の積層フイルム用途には、エ
チレン−α−オレフィン(炭素数が3〜12個)ランダ
ム共重合体樹脂が最も好ましい。
【0050】シングルサイト触媒の代表的なものは、1
980年にドイツ Hamburg大学のKaminsky教授により高
活性なポリエチレン樹脂重合触媒として発見された触媒
であり、例えば二塩化ジルコノセンに代表されるメタロ
セン化合物と、メチルアルミノキサンに代表される助触
媒から成る触媒系であり、一般に有機溶媒には可溶であ
り、単一種の触媒活性点を持つ触媒である。このメタロ
セン触媒を用いたL−LDPE樹脂の代表的重合方法に
ついては、以下に例示する公報に開示されているが、本
発明はこれに限定されるものではない。特開昭58−1
9309号公報,特開昭60−862号公報,特開昭6
0−35006号公報,特開昭60−35007号公
報,特開昭60−35008号公報,特開昭60−10
6008号公報,特開昭61−296008号公報,特
開昭63−28070号公報,特開平1−95110号
公報等である。
【0051】市販品の代表例を以下に記載するが本発明
は、これらに限定されるものではない。エチレン樹脂
(ほとんどがL−LDPE樹脂)の代表例としては高圧
イオン重合法のものとしてはエクソン社の「EXAC
T」、三菱化学の「カーネル」、東ソーの「Catal
lothene」等があり、溶液重合法のものとして
は、ダウケミカル社の「AFFINITY」と「ENG
AGE」等がある。気相重合法のものとしては、三井石
油化学の「EVOLUE(エボリュー)」等がある。本
発明では上記の熱可塑性樹脂の中でシングルサイト触媒
を用いて重合製造したGPC法で測定した分子量分布
(重量平均分子量Mw/数平均分子量Mn)が1.1〜
10、好ましくは1.2〜7、特に好ましくは1.3〜
5のL−LDPE樹脂である。低温ヒートシール性、物
理強度の点から密度が0.870〜0.925g/cm
3 、好ましくは0.880〜0.920g/cm3 、よ
り好ましくは0.890〜0.915g/10分、特に
好ましくは0.900〜0.910g/10分のL−L
DPE樹脂である。
【0052】上記エチレン・α−オレフィン共重合体樹
脂と併用すると、物理強度が優れ、フイルム成形性を良
好にし、ヒートシール強度が大きく、押出機やフイルム
成形機の発錆や腐食に関係し、写真感光材料の写真性に
悪影響を及ぼす触媒残渣を含まず安価で本発明のヒート
シール層用樹脂とてしは前記L−LDPE樹脂の次に好
ましい樹脂は低密度ホモポリエチレン樹脂(以下LDP
E樹脂と表示)である。
【0053】市販のLDPE樹脂メーカーと商品名を次
に記す。
【0054】
【表5】
【0055】これらのLDPE樹脂の中でMFR(AS
TM D−1238−88のE条件の温度190℃,試
験荷重2.16kgfで測定)が0.05〜20g/1
0分、好ましくは0.1〜15g/10分、より好まし
くは0.2〜8g/10分、最も好ましくは0.5〜5
g/10分、密度(JISK−6760またはASTM
D1505で測定)が0.910〜0.925g/cm
3 、好ましくは0.912〜0.923g/cm3 、よ
り好ましくは0.915〜0.921g/cm3 であ
る。
【0056】ヒートシール層中のL−LDPE樹脂及び
/またはLDPE樹脂の含有量はヒートシール強度、低
温ヒートシール性、ヒートシール適性等から5重量%以
上、好ましくは10重量%以上、より好ましくは20重
量%以上、特に好ましくは50重量%以上、最も好まし
くは70重量%以上である。
【0057】縦一軸延伸多層積層フイルムの厚みは、2
0〜70μm、好ましくは25〜65μm、より好まし
くは30〜60μm、特に好ましくは30〜55μm、
最も好ましくは30〜50μmである。20μm未満で
は、物理強度が不足し、70μmを越えると、取り扱い
性とコストの点で実用化困難になる。
【0058】縦一軸延伸倍率は、1.5〜20倍、好ま
しくは2〜15倍、より好ましくは2.5〜10倍、特
に好ましくは3〜8倍である。1.5倍未満では熱収縮
率が小さく、集合包装体がルーズになり、外観やオリジ
ナルシール性が悪化し、ミシン目を付けても開封困難に
なる。また、20倍を越えると、集合包装体にシワや筋
が発生し、更に縦裂けがしやすくなり、実用化困難にな
る。
【0059】熱収縮率は、30〜70%、好ましくは3
5〜65%、特に好ましくは40〜60%である。30
%未満では集合包装体がルーズになり、外観やオリジナ
ルシール性が悪化する。70%を越えると、集合包装体
にシワや筋が発生し、実用化困難になる。
【0060】本発明で高ヤング率(ASTM D638
で測定した値)とは、6000kgf/cm2 以上を言
い、好ましくは6500kgf/cm2 以上、より好ま
しくは7000kgf/cm2 以上、特に好ましくは7
500kgf/cm2 以上、最も好ましくは8000k
gf/cm2 以上である。
【0061】本発明の防湿袋用積層フイルムは、JIS
Z−0208(カップ法)の条件B(温度40±0.
5℃、相対温度90±2℃、本発明は全てこの条件)で
測定した透湿度が10g/m2 ・24時間以下、好まし
くは7g/m2 ・24時間以下、特に好ましくは5g/
2 ・24時間以下、最も好ましくは3g/m2 ・24
時間以下のものである。本発明で使用可能な代表例を以
下に記載するが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。
【0062】 −1 単層プラスチックフイルム(厚さ100μmの場合) 防湿セロハン 9.2 g/m2・24時間 二軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂フイルム 5.4 g/m2・24時間 硬質ポリ塩化ビニル樹脂フイルム 5.2 g/m2・24時間 密度0.920g/cm3のホモポリエチレン 樹脂フイルム 4.9 g/m2・24時間 密度0.960g/cm3のホモポリエチレン 樹脂フイルム 4.9 g/m2・24時間 未延伸ホモポリポリプレン樹脂フイルム 3.0 g/m2・24時間 二軸延伸ホモポリポリプレン樹脂フイルム 1.1 g/m2・24時間 −2 単層プラスチックフイルム(厚さ25μmの場合) 二軸延伸ホモポリポリプレン樹脂フイルム 5.5 g/m2・24時間 一軸延伸高密度ポリエチレン樹脂フイルム 6.5 g/m2・24時間 二軸延伸ポリエチレンナフタレート 樹脂フイルム(PEN) 7.0 g/m2・24時間 二軸延伸ポリエチレンテレフタレート樹脂フイルム(PET) 6.0 g/m2・24時間 −3 単層プラスチックフイルムの厚さと透湿度(g/m2・24時間) フイルム厚さ(μm) 20 25 30 40 60 80 100 未延伸ホモポリプロピレン樹脂フイルム - 10 9 7 5 4 3 密度0.935g/cm3のL-LDPE樹脂フイルム - - 14 10 7 6 5 密度0.920g/cm3のL-LDPE樹脂フイルム - - - 14 10 8 7 二軸延伸ホモポリプロプレン樹脂フイルム 7 5 3 - - - - −4 塩化ビニリデンコートプラスチックフイルム 塩化ビニリデンコートOPP フイルム( 厚さ20μm) 3g/m2・24時間 (略号KOP) 塩化ビニリデンコートPET フイルム( 厚さ12μm) 7g/m2・24時間 (略号KPET) 塩化ビニリデンコートONY フイルム( 厚さ15μm) 9g/m2・24時間 (略号KONY) 塩化ビニリデンコートビニロンフイルム(厚さ20μm) 4g/m2・24時間 (略号K ビニロン) 塩化ビニリデンコートセロハンフイルム( 厚さ20μm) 10g/m2・24時間 (略号K セロハン) −5 アルミニウム真空蒸着プラスチックフイルム アルミニウム(ALと表示)蒸着膜厚(Å)と使用フイルムの種類による透湿 度変化を下記の表6に示す。なお、測定法はカップ法(JIS Z−0208の 条件B)を用いている。
【0063】
【表6】
【0064】表6において、蒸着膜厚が200Å以上で
あると、各樹脂フイルムは良好な透湿特性を示している
が、アルミニウム蒸着が施されていないない蒸着膜厚が
0Åの場合では、透湿度の値に極端な増加が見られるこ
とから、アルミニウム蒸着が防湿特性を改善するのに極
めて有効な手段であることがわかる。
【0065】次に、各種アルミニウム蒸着樹脂フイルム
について、アルミニウム蒸着膜厚と酸素ガス透過度(c
c/m2 ・24時間・20℃)の関係を調べた結果を表
7に示す。なお、測定法はMOCON法(同圧法)を用
いている。
【0066】
【表7】
【0067】表7において、蒸着膜厚が200Å以下の
場合に高い酸素ガス透過度を示しているが、アルミニウ
ム蒸着膜厚を増すに従って酸素ガス透過度が低くなって
きており、アルミニウム蒸着膜厚が酸素ガスの透過防止
に有効であることがわかる。
【0068】 −6 アルミニウム箔の透湿度(JIS Z−0208の条件B)とピンホー ル数 アルミニウム箔の厚さ(μm) 6 7 8 9 10 12 15 20 25 透湿度(g/m2 ・24時間) 3.3 2.4 1.9 1.6 1.2 0.7 0.4 0.1 0 ピンホール数(個/m2 ) 230 36 18 9 5 3 2 1 0 −7 無機酸化物〔アルミナ,酸化珪素(SiOx)等〕薄膜蒸着フイルム 〔積層構成〕 〔JIS Z-0208の条件B で測定した透湿度〕 PET(12μm)/SiOx 蒸着薄膜/AD(4g/m2)/CPP(70 μm) 0.6g/m2・24時間 PET(12μm)/SiOx 蒸着薄膜/AD(4g/m2)/L-LDPE(40μm) 0.8g/m2・24時間 OPP(20μm)/SiOx 蒸着薄膜/AD(4g/m2)/CPP(40 μm) 0.2g/m2・24時間 これら無機酸化物薄膜蒸着フイルムの特徴は、透明性,
防湿性が優れ、アルミ箔より酸,アルカリに強く、環境
にやさしいフイルムであり、問題なく燃焼でき、燃焼炉
内に残渣が留まらなく、また焼却炉を痛めないという特
徴がある。この無機酸化物薄膜蒸着フイルムの代表的な
市販品と製造メーカーを次に記す。 MOS (尾池工業KK) BARRIALOX (東洋メタライジングK
K) テックバリア (三菱化学KK) ファインバリヤーP−11 (KK麗光)
【0069】積層フイルム〔接着層はドライラミネート
接着層(ウレタン系2g/m2 )〕の透湿度 〔積層フイルム〕 〔透湿度〕 ONY 15μm/PVDC 15μm/CPP50μm 0.9g/m2・24時間 ONY 15μm/PVDC 15μm/L-LDPE 60μm 0.9g/m2・24時間 PET 12μm/PVDC 15μm/L-LDPE 50μm 0.9g/m2・24時間 PET 12μm/ 延伸EVOH15μm/L-LDPE 50μm 2.2g/m2・24時間 PET 12μm/ アルミ蒸着(400Å)OPP20μm/CPP25μm 0.5g/m2・24時間
【0070】 各種貼り合わせ品の水蒸気透過度 OPP(20μm)/ PE(40μm) 4〜 6g/m2・24時間 ON (15μm)/ PE(40μm) 15〜20g/m2・24時間 OPP(20μm)/ アルミ蒸着PE(30 μm) 2〜 4g/m2・24時間 PET(12μm)/ アルミ箔(7μm)/PE(20 μm) 0〜 1g/m2・24時間 PET(12μm)/ アルミ箔(9μm)/CPP(70μm) 0g/m2・24時間 紙/PE(15μm)/ アルミ箔(7μm)/PE(20 μm) 0〜 1g/m2・24時間 PET(12μm)/PE(15 μm)/ アルミ箔(7μm)/PE(30 μm) 0〜 1g/m2・24時間 なお、OPP:延伸ポリプロピレン、PE:ポリエチレ
ン、ON:延伸ナイロン、PET:延伸ポリエステルで
ある。
【0071】積層フイルムの構成の代表例を以下に示
す。 セロハン/AC/AD/PO 紙/AD/PO OPP/AD/PO OPP/AC/AD/PO OPP/AC/EL PO KOP/AC/EL PO KOP/AC/AD/PO 共押出OPP/AC/AD/PO PET/AC/AD/PO K PET/AC/AD/PO CPP/AC/AD/PO NO−NY/AC/AD/PO O−NY/AC/AD/PO KON/AC/AD/PO EVOH/AC/AD/PO 一軸延伸PO/AC/AD/PO PS/AC/AD/PO Kセロハン/AC/AD/Kセロハン/ELPO Kセロハン/AC/AD/グラシン紙/ELPO PET/AD/AL/AD/PO PET/AD/PET/AD/PO PET/AD/ONY/AD/PO PET/AD/CPP 共押出OPP/AD/共押出OPP/AD/PO CPP/AD/Kセロハン/ELPO OPP/AD/VM−PET/AD/PO PET/AD/VM−OPP/AD/PO PET/AD/VM−ONY/AD/PO PET/AD/AL/AD/PO 延伸PO/AD/AL/AD/PO 共押出OPP/AD/PET/AD/PO PO/AD/PET/AD/PO PET/AD/SiO−VM−PET/AD/PO PET/AD/SiO−VM−ONY/AD/PO PET/AD/SiO−VM−OPP/AD/PO 紙/AD/AL/AD/PO OPP/AD/セロハン/AD/AL/AD/CPP グラシン紙/AD/AL/AD/PO OPP/AD/CPP 紙/AD/AL/アイオノマー
【0072】なお、略号の意味は、以下のとおりであ
る。 AC・・・・・アンカーコート層 AD・・・・・接着層 PO・・・・・ポリオレフィン樹脂層 EL・・・・・エクストルージョンラミネート法 KOP・・・・塩化ビニリデンコート二軸延伸ポリプロピ
レン樹脂フイルム層 PET・・・・ポリエチレンテレフタレート樹脂フイル
ム層 CPP・・・・無延伸ポリプロピレン樹脂フイルム層 K・・・・・・塩化ビニリデンコート NO−NY・・無延伸ナイロン樹脂フイルム層 O−NY・・・延伸ナイロン樹脂フイルム層 EVOH・・・エチレンビニルアルコール樹脂フイルム
層 VM・・・・・真空蒸着 AL・・・・・アルミニウム箔 SiOVM・・酸化ケイ素真空蒸着層
【0073】次に色別の着色用物質の代表例をあげる。 黒色;カーボンブラック、鉄黒(四三酸化鉄)、黒鉛
(グラファイト)、ミネラルブラック、アニリンブラッ
ク等 白色;酸化チタン、炭酸カルシウム、雲母、亜鉛華、ク
レー、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、アンチモン白、
鉛白、リトポン、ケイ酸マグネシウム等 黄色;チタンイエロー、黄色酸化鉄、クロムイエロー、
ジンクイエロー、カドミウムイエロー、黄土、ピグメン
トイエローL、ハンザイエロー3G等 赤色;ベンガラ、カドミウムレッド、ボンレッド2B、
カーミン6B、ピラゾロンレッド、レーキレッドC、鉛
丹、パーマネントレッド4R等 青色;コバルトブルー、群青、紺青、フタロシアニンブ
ルー、インダンスレンブルー、インジゴ、シアニンブル
ー等 緑色;酸化クロムグリーン、チタニウムグリーン、ジン
クグリーン、エメラルドグリーン、コバルトグリーン、
ピグメントグリーン、フタロシアニングリーン、シアニ
ングリーン等 があるが、遮光性を必要とする場合は特にカーボンブラ
ックが安価で樹脂の斑点状着色故障やブツ(異物状の固
まり)が目立たない、遮光能力が優れる、写真性が良好
である、酸化防止相乗効果を有する等の点で好ましい。
カラー印刷を施す場合、積層フイルム表面は外観、印刷
の彩光等の点から白色、灰色、黄色または銀色に着色す
ることが好ましい。
【0074】本発明の写真感光材料集合包装体に用いる
積層フイルムに含有させることが好ましい帯電防止性を
確保するための界面活性剤としては写真性に悪影響を及
ぼさない点で特にフッ素系界面活性剤が好ましいが、使
用可能の代表例を以下に示す。含有量は0.01〜10
重量%、好ましくは0.02〜8重量%、特に好ましく
は0.05〜5重量%である。 〔フッ素系〕炭素数4〜18のペルフルオロカーボン鎖
を有するノニオン系,アニオン系,カチオン系,両性イ
オン系の各界面活性剤。 (例)C1021SO4 N(CH3 )CH2 COOKやC
1021SO2 N(CH3)CH2 COOK等 〔ノニオン系〕(=非イオン系) (1) アルキルアミン誘導体;アルキルアミド型(ラウリ
ルアミン)、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチルココ
アミン)、3級アミン (2) 脂肪酸アマイド誘導体;ヒドロキシステエリン酸ア
マイド、シュウ酸−N,N’−ジステアリルアミドブチ
ルエステル、ポリオキシエチレンアルキルアミド (3) エーテル型 ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテル、特殊非イオン型 (4) 多価アルコールエステル型 グリセリン脂肪酸エステル;ステアリン酸もしくはヒド
ロキシステアリン酸等のモノ、ジ、又はトリグラリセラ
イド、ゾルビタン脂肪酸エステル、1−ヒドロキシエチ
ル−2−ドデシルグリオキサゾリン
【0075】〔アニオン系〕 (1) スルホン酸類;アルキルスルホネート、アルキルベ
ンゼンスルホネート、アルキルサンフェート (2) リン酸エステル型;アルキルホスフェート
【0076】〔カチオン系〕 (1) アミド型カチオン (2) 4級アンモニウム塩;第4級アンモニウムクロライ
ド、第4級アンモニウムサルフェート、第4級アンモニ
ウムナイトレート、Stearamido propyl−dimethyl−β
−hydroxyethyl ammonium nitratc
【0077】〔両性イオン系〕 (1) アルキルペタイン型 (2) イミダゾリン型 (3) アルキルイミダゾリン型 (4) 金属塩型
【0078】また、プラスチックデータハンドブック
(KK工業調査会1984年4月5日発行)の776〜
778ページに開示された各種帯電防止剤等から写真感
光材料の写真性に悪影響を及ぼさない種類や添加量を選
択して用いることが可能である。
【0079】以上の界面活性剤の中では、写真性及び人
身に与える悪影響が小さく、スタッチマーク防止効果が
大きいため、非イオン系界面活性剤が特に好ましい。
【0080】本発明の写真感光材料集合包装体に用いる
積層フイルムに含有されることが好ましい消臭剤、芳香
剤の代表例を以下に説明する。
【0081】消臭剤としては、有機カルボン酸、有機カ
ルボン酸と亜鉛化合物との混合物、及び有機カルボン酸
と亜鉛化合物とアルミニウム化合物との混合物等があ
る。
【0082】有機カルボン酸としては、脂肪族ポリカル
ボン酸、芳香族ポリカルボン酸及びこれら脂肪族、芳香
族ポリカルボン酸と多価アルコール化合物との反応生成
物で末端がカルボキシル基の酸性ポリエステル化合物等
がある。
【0083】脂肪族ポリカルボン酸としては、ジュウ
酸、マロン酸、コハク酸、アジピン酸、フマル酸、メチ
ルフマル酸、マレイン酸、メチルマレイン酸、イタコン
酸、アセチレン酸、リンゴ酸、メチルリンゴ酸、クエン
酸、イソクエン酸、メサコン酸、シトラコン酸等のジ又
はトリカルボン酸又はそれらの塩等があり、特に好まし
いものはクエン酸、フマル酸またはその塩である。
【0084】芳香族ポリカルボン酸としては、フタル
酸、テレフタル酸、イソフタル酸、トリメリット酸、ピ
ロメリット酸、ベンゼンヘキサトリカルボン酸、ナフタ
レンジカルボン酸、ナフタレントリカルボン酸、ナフタ
レンテトラカルボン酸、アゾベンゼンテトラカルボン酸
等の芳香族カルボン酸又はそれらの無水化合物等があ
り、特に好ましいのはベンゼントリカルボン酸とトリメ
リット酸である。
【0085】末端がカルボキシル基の酸性ポリエステル
化合物としては、フタル酸等のポリカルボン酸とエチレ
ングリコール、ジエチレングリコール等の多価アルコー
ルとが反応した末端カルボキシル基のポリエステル、ポ
リカルボン酸で変性した酸性セルロース誘導体等があ
る。有機カルボン酸と混合して併用される亜鉛化合物と
しては、酸化亜鉛、塩化亜鉛、硫酸亜鉛、リン酸亜鉛、
炭酸亜鉛類の無機亜鉛塩及びクエン酸亜鉛、フマル酸亜
鉛類等の有機亜鉛等がある。
【0086】芳香剤は、ライラック花製油、ジャスミ
ン、アビエス油、シナモン油、ラベンダー油、レモン油
等の天然香気成分、ゲラニオール、オイゲノール、n−
オクチルアルコール、カルビトール、シス−シャスモ
ン、レモンテルペン、メントン、サリチル酸メチル、メ
チルフェニルカルビノール、トリエチルサイトレート、
安息香酸ベンジル、シトラール、d−リネモン、ゲラニ
オール、エチルシナメイト、オクタノール、ベンジルベ
ンゾエート、アルキレングリコール、サリチル酸ベンジ
ル、リナロール、バニリン、クマリン、メチルナフチル
ケトン、ローズフェノン等の合成芳香気成分をマイクロ
カプセルの微粒子化やサイクロデキストリン、マルトシ
ルサイクロデキストリン、シクロデキストリン、ゼオラ
イト、デンプン、タルク等に包接して用いる。
【0087】本発明の写真感光材料集合包装体に用いる
積層フイルムに含有させることが好ましいハイドロタル
サイト類化合物について以下に説明する。触媒残渣を中
和したり、塩酸等のハロゲン化合物を吸収して写真性に
悪影響を及ぼす物質を無害化したり、樹脂焼け故障等を
防止したり、ブロッキングを防止したり、ブツの発生を
防止するために以下に代表されるハイドロサイト類化合
物及び脂肪酸金属塩またはこれらのいずれか一方を少な
くとも、0.001 〜 5.0重量%、好ましくは 0.005〜 4.0
重量%、特に好ましくは0.001 〜 3.0重量%、最も好ま
しくは0.02〜 2.0重量%添加する。 0.001重量%未満で
は添加効果が発揮されず、混練経費増となるだけであ
り、 5.0重量%を越えても増量した添加効果がなく、物
理強度やヒートシール強度が低下し、ブツの発生が多く
なるだけでなくコストアップとなる。
【0088】ハイドロタルサイト類化合物は、一般式
が、 MX Y (OH)2x+3y-2z(A)z ・aH2 O {MはMg、Ca又はZn、RはAl又はCr又はF
e、AはCO3 又はHPO 4 、x、y、z、aは正数}
で示される複塩である。
【0089】具体例の代表例を示すと、Mg6 Al
2 (OH)16CO3 ・4H2 O、Mg8Al2 (OH)
20CO3 ・5H2 O、Mg5 Al2 (OH)14CO3
4H2 O、Mg10Al2 (OH)22(CO3 2 ・4H
2 O、Mg6 Al2 (OH)16HPO4 ・4H2 O、C
6 Al2 (OH)16CO3 ・4H2 O、Zn6 Al2
(OH)16CO3 ・4H2 O、Mg4.5 Al2 (OH)
13・ 3.5H2 O等がある。
【0090】または一般式が、 M(1-X) .Alx ・(OH)2 x/n ・mH2 O {ただし式中、Mはアルカリ土類金属およびZnを示
す。Xはn価のアニオンを示す。そして、xおよび、
m,nは下記条件を満足する。 0<x<0. 0≦m≦2 n=1〜4の整数で表される屈折率が(Larsen の油浸
法で測定)が1.40〜1.55の範囲であるハイドロタルトサ
イト類化合物である。上記式においてXで表されるn価
のアニオンの例としては、Cl- 、Br -、I- 、NO
3 - 、ClO4 - 、SO4 2-、CO3 2-、SiO3 2-
HPO4 2-、HBO3 2-、PO4 3-、Fe(C
N)6 3-、Fe(CN)4 4-、CH3 COC-、C6
4 (OH)COO- である。
【0091】好ましい具体例を以下に示す。 Mg0.7 Al0.3 (OH)2 (CO3 0.15・0.54H2
O Mg0.67Al0.33(OH)2 (CO3 0.165 ・0.54H
2 O Mg0.67Al0.33(OH)2 (CO3 0.155 ・0.54H
2 O Mg0.6 Al0.4 (OH)2 (CO3 0.2 ・0.54H2
O Mg0.75 Al0.25(OH)2 (CO3 0.125 ・0.54
2 O Mg0.83 Al0.17(OH)2 (CO3 0.085 ・0.54
2 O 等 これらのハイドロタルサイト類化合物は、天然物であっ
ても、合成品であってもよい。これらのハイドロタルサ
イト類化合物は、マグネシウム、アルミニウム等を主成
分としており、写真感光材料の写真性に悪影響を及ぼし
たり、成形機に用いられている金属の発錆の原因と考え
られる塩素イオン等のハロゲン化イオンを吸着して無害
化する能力に優れている。さらに熱可塑性樹脂中のモノ
マーや各種添加剤中の揮発性物質等写真性に悪影響を及
ぼす物質を吸着安定化するものと推定される。ハイドロ
タルサイト類化合物の具体的な合成方法としては、特公
昭46−2280号公報及び特公昭50−30039 号公報等に開示
されている公知の方法も使用できる。
【0092】本発明では特に上記のハイドロタルサイト
類化合物が好ましく、その結晶構造、結晶粒子径に制限
されることなく使用可能である。ハイドロタルサイト類
化合物の天然品としては、ハイドロタルク石、スチヒタ
イト、パイロオーライト等がある。これらのハイドロタ
ルサイト類化合物は単独で使用しても、2種以上混合し
て使用してもよい。特に後述する各種酸化防止剤や各種
脂肪酸金属塩と併用することが写真性を悪化させずに、
遮光性物質やハイドロタルサイト類化合物の分散性向上
の点で好ましい。また、フイルム成形性、物性等を特に
向上させるためには平均2次粒子径が20μm以下、好ま
しくは10μm以下、特に好ましくは5μm以下、BET
比表面積が50m2 /g以下、好ましくは40m2 /g、特
に30m2/g以下である。
【0093】本発明においてハイドロタルサイト類化合
物は表面被覆物質で処理して利用するのが分散性を向上
させるので好ましい。表面被覆する事により、樹脂に対
する分散性ないし親和性が一層向上し、射出成形適性、
物理強度等も向上する。
【0094】このような表面被覆物質の例としては、前
述の遮光性物質の表面被覆物質(1)〜(20)等を用いるこ
とが出来るが、特に好ましいのは、例えば、ラウリル酸
ソーダ、ラウリル酸カリウム、オレイン酸ソーダ、オレ
イン酸カリウム、オレイン酸カルシウム、ステアリン酸
マグネシウム、ステアリン酸ソーダ、ステアリン酸亜
鉛、ステアリン酸カリウム、パルチミン酸ソーダ、パル
チミン酸カリウム、カプリン酸ソーダ、カプリン酸カリ
ウム、ミリスチン酸ソーダ、ミリスチン酸カリウム、リ
ノール酸ソーダ、リノール酸カリウムなどのような高級
脂肪酸の金属塩類;ラウリル酸、パルチミン酸、オレイ
ン酸、ステアリン酸、カプリン酸、ミリスチン酸、リノ
ール酸などの如き高級脂肪酸類;ドデシルベンゼンスル
ホン酸カルシウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム等の有機スルホン酸金属塩類;イソプロピルトリイ
メステアロイルチタネート、イソプロピルトリス(ジオ
クチルパイロホスフェート)チタネート、テトライソプ
ロピルビス(ジオクチルホスファイト)チタネート、ビ
ニルトリエトキシシラン、ガンマメタクリルオキシプロ
ピルトリメトキシシラン、ガンマグリシドオキシプロピ
ルトリメトキシシランなどのようなカップリング剤類、
高級脂肪酸アミド類、高級脂肪酸エステル類、シリコー
ン類、ワックス類の各種滑剤などを例示することができ
る。
【0095】これら表面被覆物質による表面被覆は、例
えば、温水にハイドロタルサイト類化合物を懸濁した状
態のところに、攪拌下に、高級脂肪酸のアルカリ金属塩
の水溶液を加えることにより、或いは、ハイドロタルサ
イト類化合物粉末をヘンシェルミキサー等の混合機によ
り攪拌下、高級脂肪酸の溶液とか、カップリング剤の希
釈液を滴下することにより行うことができる。これら表
面被覆物質の量は適宜に選択変更できるが、ハイドロタ
ルサイト類化合物 100重量部に対して、約0.01〜50重量
部、好ましくは0.05〜35重量部、特に好ましくは 0.1〜
20重量部、最も好ましくは0.5 〜10重量部程度が適当で
ある。
【0096】さらに本発明の主旨を損なわない限りは少
量の他の金属酸化物等の不純物を含んでもよい。さらに
ハイドロタルサイト類化合物の分散をより良好にするた
めに例えば高級脂肪酸や脂肪酸アミド系滑剤やシリコー
ンオイルやソルビタンモノステアレートのようなソルビ
タン脂肪酸エステルやグリセリンモノステアレートのよ
うなグリセリン脂肪酸エステルなどの1種以上を分散剤
として樹脂組成物中に合計量0.01〜10重量%、好ましく
は0.05〜8重量%、特に好ましくは0.08〜5重量%、最
も好ましくは 0.1〜3重量%添加してもよい。ハイドロ
タルサイト類化合物と併用することにより、写真性の悪
化防止、射出成形の安定性、射出成形機や金型の防蝕
(防錆とも言う)効果が向上し、積層フイルムの着色
や、樹脂劣化を防止するほか、透明度を向上させ、物理
強度低下を防止し、樹脂焼けによるブツの発生や着色故
障の発生を防止する作用等が相乗的に向上する。フェノ
ール系酸化防止剤や燐(ホスファイト)系酸化防止剤及
び脂肪酸金属塩から成る群より選択された1種以上の安
定剤と併用することが写真感光材料の写真性悪化がほと
んどなく、成形機や金型の防蝕(防錆とも言う)効果及
び酸化防止効果が大きくなるので特に好ましい。
【0097】この場合、写真感光材料の写真性能に悪影
響を及ぼさないようにするためには写真感光材料集合包
装体に用いる積層フイルムに、 (1) フェノール系酸化防止剤を0.0005〜 0.5重量%、好
ましくは 0.001〜 0.4重量%、特に好ましくは 0.002〜
0.3重量%添加する。 (2) 燐系酸化防止剤0.0005〜 0.5重量%、好ましくは
0.001〜0.4 重量%、特に好ましくは 0.002〜 0.1重量
%添加する。 (3) ハイドロタルサイト類化合物及び脂肪酸金属塩(金
属石けん)、もしくはこれらのいずれか一種以上を 0.0
01〜5重量%、好ましくは 0.005〜4重量%、特に好ま
しくは 0.01 〜3重量%添加する。 且つ (1)+(2)+(3) の合計含有量が0.0015〜6重量
%、好ましくは0.002 〜5重量%、特に好ましくは 0.0
03〜4重量%、最も好ましくは 0.005〜3重量%写真感
光材料集合包装体に用いる積層フイルムに含まれるよう
にする。いずれにしてもこれらの添加物は樹脂劣化を防
止できる最小量添加することが写真性能を悪化させず、
ブリードアウトを防止し、コストアップを抑制する点か
らも好ましい。
【0098】また、ハイドロタルサイト類化合物と併用
することが好ましく、且つハイドロタルサイト類化合物
と同様の優れた効果を発揮するだけでなく、さらに滑剤
及び遮光性物質の分散性としての効果を発揮する脂肪酸
金属塩(金属石けんとも言う)について説明する。
【0099】脂肪酸金属塩の代表例としては、ラウリン
酸、ステアリン酸、コハク酸、ステアリル乳酸、乳酸、
フタル酸、安息香酸、ヒドロキシステアリン酸、リシノ
ール酸、ナフテン酸、オレイン酸、パルチミン酸、エル
カ酸等の高級脂肪酸とLi、Na、Mg、Ca、Sr、
Ba、Zn、Cd、Al、Sn、Pb、Cd、等の金属
との化合物が挙げられ、好ましいものはステアリン酸マ
グネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸ナ
トリウム、ステアリン酸亜鉛、オレイン酸カルシウム、
オレイン酸亜鉛、オレイン酸マグネシウム等である。
【0100】また、本発明の写真感光材料集合包装体に
用いる積層フイルムに無機造核剤及び有機造核剤の1又
は2種以上を添加することができる。無機造核剤及び有
機造核剤の1種又は2種以上を添加することにより、表
面硬度や剛性や衝撃強度や耐摩耗性等を改善することが
できる。また、結晶性樹脂のポリオレフィン樹脂、特に
ホモポリエチレン樹脂、エチレン−α−オレフィン共重
合体樹脂、プロピレン−α−オレフィン共重合体樹脂に
添加した場合は、上記特性以外に透明性、成形性を改善
できる。
【0101】無機造核剤及び有機造核剤の1種又は2種
以上の合計含有量は、0.001〜10重量%が好まし
く、0.005〜8重量%がより好ましく、0.01〜5
重量%が最も好ましい。合計含有量が0.001重量%
未満であると、含有効果がなく、混練経費増となるだけ
である。また、合計含有量が10重量%を超えると、増
量効果がなく、コストアップになるだけである。さら
に、有機造核剤の場合は、射出成形時の発煙が多くな
り、且つ経時により射出成形品の表面にブリードアウト
して外観を悪化させる。さらに白粉となって写真感光材
料の感光層に付着して現像阻害を起こす問題を発生する
ようになる。
【0102】本発明に使用できる有機造核剤としては、
カルボン酸、ジカルボン酸、これらの塩及び無水物、芳
香族スルホン酸の塩及びエステル、芳香族ホスフィン
酸、芳香族ホスホン酸、芳香族カルボン酸、その他のア
ルミニウム塩、芳香族リン酸金属塩、炭素数8〜30のア
ルキルアルコール、多価アルコールとアルデヒドの縮合
物、並びにアルキルアミンなどであり、例えばp−t−
ブチル安息香酸アルミニウム、1,2,3,4−ジベン
ジリデンソルビトール、化2で表されるジ置換ベンジリ
デンソルビトール化合物{式中、R1 及びR2 は炭素数
1〜8のアルキル、アルコキシ又はハロゲンであり、m
及びnはいずれも0〜3であって且つm+n≧1であ
る。}、ステアリル乳酸のカルシウム、マグネシウム等
の金属塩、N−(2−ヒドロキシエチル)−ステアリル
アミン等の化3で表される化合物{式中、R3 は炭素数
8〜30のアルキル基であり、k及びlはいずれも0〜
10であってk+1 ≧1である。}、1,2−ヒドロキ
システアリン酸のリチウム塩、ナトリウム塩、カリウム
塩、カルシウム塩、マグネシウム塩等の金属塩、ステア
リルアルコール、ラウリルアルコール等のアルキルアル
コール、安息香酸ソーダ、安息香酸、セバチン酸などが
ある。
【0103】有機造核剤の中で特に好ましいソルビトー
ル化合物の代表例を以下に示す。 di-(o-methylbenzylidene)sorbitol o-methylbenzylidene-p-methylbenzylidenesorbitol di-(o-methylbenzylidene)sorbitol m-methylbenzylidene-o-methylbenzylidenesorbitol di-(o-methylbenzylidene)sorbitolh m-methylbenzylidene-p-methylbenzylidenesorbitol 1・3-heptanylidenesorbitol 1・3,2・4-diheptanylidenesorbitol 1・3,2・4-di(3-nony1-3-pentenylidene)sorbito
l 1・3-cyclohexanecarbylidenesorbitol 1・3,2・4-dicyclohexanecarbylidenesorbitol 1・3,2・4-di(p-methylcyclohexanecarbylidene)s
orbitolAromatic hybrocarbon groups or derivatives
thereof 1・3-benzylidenesorbitol 1・3,2・4-dibenzylidene-D-sorbitol 1・3,2・4-di(m-methylbenzylidene)sorbitol 1・3,2・4-di(p-methylbenzylidene)sorbitol 1・3,2・4-di(p-hexylbenzylidene)sorbitol 1・3,2・4-di(l-naphthalenecarbylidene)sorbito
l 1・3,2・4-di(phenylacetylidene)sorbitol 1・3,2・4-di(methylbenzylidene)sorbitol 1・3,2・4-di(ethylbenzylidene)sorbitol 1・3,2・4-di(propylbenzyledene)sorbitol 1・3,2・4-di(methoxybenzylidene)sorbitol 1・3,2・4-di(ethoxybenzylidene)sorbitol 1・3,2・4-di(P-methylbenzylidene)sorbitol 1・3,2・4-di(P-chlorbenzylidene)sorbitol 1・3,2・4-di(P-methoxybenzylidene)sorbitol 1・3,2・4-di(alkilbenzylidene)sorbitol 1・3,2・4-di(methybenzylidene)sorbitol aluminumbenzoate、等
【0104】上記の有機造核剤中でも本発明に特に好ま
しい上記ジベンジリデンソルビトール化合物をポリオレ
フィン樹脂、例えばホモポリプロピレン樹脂、プロピレ
ン・α−オレフィン共重合体(ブロックタイプ及びラン
ダムタイプ)樹脂等のポリプロピレン系樹脂、低密度ホ
モポリエチレン樹脂、高密度ホモポリエチレン樹脂、直
鎖状ポリエチレン(エチレン・α−オレフィン共重合
体)樹脂及びエチレン・プロピレン共重合体樹脂等のポ
リオレフィン系樹脂である。特に結晶化度が高い結晶性
ポリオレフィン系樹脂が好ましく、有機造核剤の添加効
果が効果的に発揮されるので結晶化度は50%以上、好
ましくは70%以上、特に好ましくは80%以上、最も
好ましくは90%以上のポリオレフィン系樹脂である。
しかし、熱分解してアルデヒドを発生し、写真感光材料
の写真性に悪影響を及ぼすので、前記ハイドロタルサイ
トを添加して熱分解を防止しないと、L−LDPE樹脂
の場合は実用化困難である。
【0105】これらのポリオレフィン系樹脂の分子量分
布(数平均分子量/数平均分子量)は物理強度確保と成
形性確保のバランスの点で 1.1〜20、好ましくは 1.3
〜15、特に好ましくは 1.5〜12であり、最も好まし
くは 1.8〜10である。有機造核剤の添加効果は、分子
量分布が小さい程発揮されることが今回判明した。従っ
て有機造核剤を含有する場合は分子量分布は 1.1〜1
0、好ましくは 1.3〜8、特に好ましくは 1.5〜6、最
も好ましくは 1.8〜5である。ここで分子量分布はGP
C法により重量平均分子量/数平均分子量で表される測
定された分子量より求める。分子量分布が 1.1未満では
物理強度は非常に優れ、射出成形品では寸法精度が優れ
るが射出成形性が悪化すると共に重合が困難で高価にな
る。分子量分布が20を越えるとこの逆になりいずれも
実用化困難である。
【0106】本発明のポリオレフィン系樹脂組成物に、
上記のジ−置換ベンジリデンソルビトール化合物を含ま
せることにより、物理強度、表面強度、表面硬度、剛
性、耐ブリードアウト性、無臭性、透明性、写真性、成
形性、耐摩耗性等の優れた写真感光材料集合包装用積層
フイルムを提供することか出来る。
【0107】以上記載した写真フイルムを密封包装して
いる防湿ケース(Pケース)内の遊離硫黄量(JISK
6350で測定)は、50ppm以下、好ましくは30
ppm以下、特に好ましくは10ppm以下になるよう
に、遊離ホルムアルデヒド量(高分子分析ハンドブッ
ク,KK朝倉書店1986年3月1日発行,375頁記
載の遊離ホルムアルデヒド定量方法による値)は、10
0ppm以下、好ましくは50ppm以下、特に好まし
くは25ppm以下になるよう使用原料を厳選しないと
写真性が悪化する。
【0108】本発明の感光材料集合包装体により包装さ
れる感光材料としては特に制限はないが例えば、ハロゲ
ン化銀写真感光材料、拡散転写型写真感光材料、非ハロ
ゲン化銀写真感光材料、ジアゾ写真感光材料、感光性樹
脂、光定着型感熱材料、熱現像型感光材料、感光性感熱
材料、あるいは現像液、定着液、染料等のように光や水
分により品質が劣化する感光材料が挙げられる。
【0109】なお、本発明においては、樹脂や滑剤等の
熱劣化を防止して感光材料の写真性等に悪影響を及ぼす
のを防止するため酸化防止剤を添加してもよい。本発明
に用いることができる酸化防止剤の代表例を以下に示
す。 (イ)フェノール系酸化防止剤(tはtertの略であ
る);ビタミンE(トコフェロール)、6−t−ブチル
−3−メチルフェニール誘導体、2・6−ジ−t−ブチ
ル−P−クレゾール、2・6−ジ−t−ブチル−フェノ
ール、2・6−ジ−t−ブチル−α−ジメチルアミノ−
P−クレゾール、2・6−ジ−t−ブチル−P−エチル
フェノール、2・2’−メチレンビス−(4−エチル−
6−t−ブチルフェノール)、4・4’−ブチリデンビ
ス(6−t−ブチル−m−クレゾール)、4・4’−チ
オビス(6−t−ブチル−m−クレゾール)、4・4−
ジヒドロキシジフェニルシクロヘキサン、ブチル化ヒド
ロキシアニソール、アルキル化ビスフェノール、スチレ
ン化フェノール、2・6−ジ−t−ブチル−4−メチル
フェノール、2・6−ジ−t−ブチル−4−エチルフェ
ノール、n−オクタデシル−3−(3’・5’−ジ−t
−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピネート、
2・2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチル
フェノール)、4・4’−チオビス(3−メチル−6−
t−ブチルフェニール)、4・4’−ブチリデンビス
(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4・4’
−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノー
ル)、ステアリル−β(3・5−ジ−4−ブチル−4−
ヒドロキシフェニル)プロピオネート、1・1・3−ト
リス(2−メチル−4ヒドロキシ−5−t−ブチルフェ
ニル)ブタン、1・3・5トリメチル−2・4・6−ト
リス(3・5−ジ−t−ブチル−4ヒドロキシベンジ
ル)ベンゼン、テトラキス〔メチレン−3(3’・5’
−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)プロピ
オネート〕メタン等
【0110】(ロ)ホスファイト系酸化防止剤;アルキ
ル化アリルホスファイト、トリス(モノ及び/又はジノ
ニルフェニル)ホスファイト、サイクリックネオペンタ
ンテトライルビス(2・6−ジ−t−ブチル−4−メチ
ルフェニル)ホスファイト、ジフェニルイソデシルホス
ファイト、トリス(ノニルフェニル)ホスファイト亜リ
ン酸ソーダ、トリス(ノニルフェニル)ホスファイト、
2・2−メチレンビス(4・6−ジ−t−ブチルフェニ
ル)オクチルホスファイト、トリス(2・6−ジ−t−
ブチルフェニル)ホスファイト、トリフェニルホスファ
イト等
【0111】本発明に最も好ましいヒンダードフェノー
ル系酸化防止剤の代表例を以下に示す。1,3,5−ト
リメチル2,4,6−トリス(3,5−ジ−tert−
ブチルー4一ヒドロキシベンジル)ベンゼン、テトラキ
ス〔メチレンー3一(3’・5’一ジ−tert−ブチ
ルー4’−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕メタ
ン、オタタデシルー3,5一ジーtert−ブチルー4
−ヒドロキシーヒドロシンナメート、2,2’,2’一
トリス〔(3,5一ジーtert−ブチルー4−ヒドロ
キシフェニル)プロピオニルオキシ〕エチルイソシアヌ
レート、1,3,5−トリス(4一tert一ブチル−
3一ヒドロキシ−2,6一ジ−メチルベンジル〕イソシ
アヌレート、テトラキス(2,4−ジ−tert一ブチ
ルフェニル)4,4’−ビフェニレンジ亜リン酸エステ
ル、4,4’−チオビスー(6−tert−ブチルーo
一クレゾール)、2,2’一チオビスー(6−tert
−ブチルー4一メチルフェノール)、トリスー(2一メ
チルー4一ヒドロキシ−5一tert一ブチルフェニ
ル)ブタン、2,2’−メチレンービスー(4−メチル
ー6一tert一ブチルフェノール)、4,4’一メチ
レン−ビスー(2,6−ジ−tert一ブチルフェノー
ル)、4,4’一ブチリデンビスー(3一メチルー6一
tert−ブチルフェノール)、2,6−ジ−tert
一ブチルー4−メチルフェノール、4一ヒドロキシ・メ
チル−2,6一ジ−tert一ブチルフェノール、2,
6一ジ−tert一4一n−ブチルフェノール、2,6
−ビス(2’−ハイドロキシー3’−tert一ブチル
−5’−メチルベンジル)−4−メチルフェノール、
4,4’一メチレンービス(6一tert一ブチルーo
一クレゾール)、4,4’一ブチリデンービス(6一t
ert−ブチルーm一クレゾール)、3・9一ビス{1
・1一ジメチルー2一〔β−(3−t一ブチル−4一ヒ
ドロキシ−5一メチルフェニル)プロピオニルオキシ〕
エチル}2,4・8,10−テトラオキサスピロ〔5,
5〕ウンデカンなどがあげられる。これらの中でも融点
が100℃以上、特に120℃以上のものが好ましい。
また、燐系酸化防止剤と併用することが効果的である。
【0112】代表的な市販の酸化防止剤の化学名、分子
量、融点、商品名を以下に示す。 (1)フェノール系酸化防止剤 n−オクタデシルー3一(3’,5’一ジーtert−
ブチル4’一ヒドロキシフェニループロピオネート(分
子量581、融点50〜54℃、商品名;IRGANO
X1076(チバガイギー)、MARK AO一50
(アデカ・アーガス)、SUMlLlZER BP一7
6(住友)、TOMlNOX SS(吉富)。)、2,
4一ビス−〔(n−オクチルチオ)−6一(4−ヒドロ
キシー3,5一ジーt−ブチルアニリノ)−1,3,5
−トリアジン)〕(分子量589、融点91〜96℃、
商品名;IRGANOX565(チバガイギー)。)、
2,2’一メチレンービスー〔6一(1一メチルシクロ
ヘキシル)一p一クレゾール〕(分子量421、融点>
130℃、商品名;NONOX WSP(IC
I)。)、4,4’−チオービスー〔(3一メチル−6
−tert−ブチル)フェノール〕(分子量358、融
点161〜164℃、商品名;SANTONOX(Mo
nsanto)、SUMlLlZER WX R(住
友)、ANTAGE CRYSTAL(川口)。)、
2,2−チオージエチレンービスー〔3一(3,5一ジ
ーt−ブチルー4−ヒドロキシ)フェニル〕プロピオネ
ート(分子量643、融点>63℃、商品名;IRGA
NOX1035(チバガイギー)。)、2,2’−メチ
レン−ビスー(4一メチルー6一t一ブチルフェノー
ル)(分子量341、融点>120℃、商品名;ANT
AGE W一400(川口)、NOCLIZER NS
一6(大内新興)。)、カルシウムビス−〔(エチル−
3,5一ジ一tert一ブチル)一4一ヒドロキシベン
ジル ホスフェート〕(分子量695、商品名;IRG
ANOX1425WL(チバガイギー)。)、3,9,
ビス〔1,1一ジーメチルー2一{β−(3一t−ブチ
ルー4一ヒドロキシ−5一メチルフェニル)プロピオニ
ルオキシ}エチル〕一2,4,8,10−テトラオキサ
スピロ〔5,5〕ウンデカン(分子量741、融点12
3〜126℃、商品名;MARK AO−80(アデカ
・アーガス)、SUMlLIZER GA一80(住
友)。)、1,1,3一トリス(2−メチル−4−ヒド
ロキシー5一tert−ブチルフェニル)ブタン(分子
量545、融点185〜188℃、商品名;TOPAN
OL CA(ICI)、MARK AO−30(アデカ
・アーガス)。)、トリス−(3,5一ジーtert一
ブチルー4一ヒドロキジベンジル)イソシアヌレート
(分子量784、融点218〜223℃、商品名;MA
RKAO一20(アデカ・アーガス)、IRGANOX
3114(チバガイギー)。)、1.3,5一トリメチ
ルー2,4,6一トリスー(3,5−ジーt一ブチル一
4一ヒドロキジベンジル)ベンゼン(分子量775、融
点240℃、商品名;MARK AO−330(アデカ
・アーガス)、IRGANOX1380(チバガイギ
ー)。)、トリス−(4一tert一ブチルー2,6一
ジーメチル−3−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレー
ト(分子量700、融点145〜155℃、商品名;C
YANOX1790(ACC)。)、テトラキス−〔メ
チレン−3−(3’,5’一ジーtert一ブチルー
4’一ヒドロキシーフェニル)プロピオネート〕メタン
(分子量1,178、融点110〜125℃、商品名;
IRGANOX1010(チバガイギー)、MARK
AO−60(アデカ・アーガス)、SUMlLlZER
BP一101(住友)、TOMlNOX TT(吉
富)。)等。
【0113】(2)燐系酸化防止剤 トリス(2.4一ジーtert一ブチルフェニル)一ホ
スファイト(分子量647、融点180〜I86℃、商
品名;IRGAFOS168(チバガイギー)、MAR
K2112(アデカ・アーガス)。)、ジステアリル
ペンタエリスリトール ジホスファイト(分子量78
3、融点152℃、商品名;WESTON618(ボル
グワーナー)、MARK PEP一8(アデカ・アーガ
ス)。)、ジ(2,4一ジ−tert−ブチルフェニ
ル)一ペンタエリスリトール ジホスファイト(分子量
605、融点160〜175℃、商品名;ULTRAN
OX626(ボルグワーナー)、MARK PEP一2
4G(アデカ・アーガス)。)、ビス−(2,6−ジ−
tert一ブチルー4一メチルフェニル)ペンタエリス
リトール ジホスファイト(分子量633、融点〜28
7℃、商品名;MARKPEP一36(アデカ・アーガ
ス)。)、9.10一ジヒドロー9一オキサー10一ホ
スホフェナントレンー10一オキシド(分子量216、
融点115℃、商品名;HCA(三光))等。写真感光
材料の写真性に悪影響を及ぼすことが少なく、フイルム
成形中に発煙や悪臭の発生が少なく、経時によるブリー
ドアウトも少なく、ヒートシール強度の低下も少ない等
の点から分子量は200以上、好ましくは300以上、
より好ましくは400以上、特に好ましくは500以
上、最も好ましくは600以上の酸化防止剤である。
【0114】また樹脂の流動性を良化等することによ
り、メルトフラクチュア(meltfracture)
やブツの発生を防止しその結果感光材料に対する擦り傷
の発生や圧力被りの発生等を防止するため滑剤を添加す
ることができる。市販の代表的滑剤名と製造メーカー名
を以下に記載する。
【0115】(1)脂肪酸アミド系滑剤; 〔飽和脂肪酸アミド系滑剤〕 ベヘニン酸アミド系滑剤;ダイヤミッドKN(日本
化成)等。 ステアリン酸アミド系滑剤;アーマイドHT(ライ
オン油脂)、アルフローS一10(日本油脂)、脂肪酸
アマイドS(花王)、ダイヤミッド200(日本化
成)、ダイヤミッドAP一1(日本化成)、アマイドS
・アマイドT(日東化学)、ニュートロンー2(日本糖
化)等。
【0116】〔ヒドロキシステアリン酸アミド系滑剤〕 パルミチン酸アミド系滑剤;ニュートロンS一18
(日本糖化)、アマイドP(日東化学)等。 ラウリン酸アミド系滑剤;アーマイドC(ライオン
・アクゾ)、ダイヤミッド(日本化成)等。
【0117】〔不飽和脂肪酸アミド系滑剤〕 エルカ酸アミド系滑剤:アルフローP一10(日本
油脂)、ニュートロンーS(日本糖化)、LUBROL
(I・C・I)、ダイヤミッドL一200(日本化成)
等。 オレイン酸アミド系滑剤;アーモスリップCP(ラ
イオン・アクゾ)、ニュートロン(日本糖化)、ニュー
トロンE一18(日本糖化)、アマイドO(日東化
学)、ダイヤミッドO−200・ダイヤミッドG一20
0(日本化成)、アルフローE−10(日本油脂)、脂
肪酸アマイドO(花王)等。
【0118】〔ビス脂肪酸アミド系滑剤〕 メチレンビスベヘニン酸アミド系滑剤;ダイヤミッ
ドNKビス(日本化成)等。 メチレンビスステアリン酸プミド系滑剤;ダイヤミ
ッド200ビス(日本化成)、アーモワックス(ライオ
ン・アクゾ)、ビスアマイト(日東化学)等。 メチレンビスオレイン酸アミド系滑剤;ルブロンO
(日本化成)等。 エチレンビスステアリン酸アミド系滑剤;アーモス
リップEBS(ライオン・アクゾ)等。 ヘキサメチレンビスステアリン酸アミド系滑剤:ア
マイド65(川砂ファインケミカル)等。 ヘキサメチレンビスオレイン酸アミド系滑剤:アマ
イド60(川砂ファインケミカル)等。
【0119】(2)炭化水素系滑剤;流動パラフィン、
天然パラフィン、マイクロワックス、合成パラフィン、
ポリエチレンワックス(数平均分子量が10,000以
下、好ましくは8,000以下、特に6,000以下が
好ましい。)、ポリプロピレンワックス(数平均分子量
が10.000以下、好ましくは8,000以下、特に
6,000以下が好ましい。)、塩素化炭化水素、フル
オロカルボン等。 (3)脂肪酸系滑剤:高級脂肪酸(C12以上が好まし
い。具体的にはカプロン酸、ステアリン酸、オレイン
酸、エルカ酸、パルミチン酸等)、オキシ脂肪酸等。
【0120】(4)エステル系滑剤;脂肪酸の低級アル
コールニステル、脂肪酸の多価アルコールエステル、脂
肪酸のポリグリコールエステル、脂肪酸の脂肪アルコー
ルエステル等。 (5)アルコール系滑剤;多価アルコール、ポリグリコ
ール、ポリクリセロール等。 (6)金属石けん;ラウリン酸、ステアリン酸、コハク
酸、ステアリル乳酸、乳酸、フタル酸、安息香酸、ヒド
ロキシステアリン酸、リシノール酸、ナフテン酸、オレ
イン酸、パルミチン酸、エルカ酸等の高級脂肪酸とL
i、Na、Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、Cd、A
1、Sn、Pb、Cd、等の金属との化合物が挙げら
れ、好ましいものはステアリン酸マグネシウム、ステア
リン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、オレイン酸マグ
ネシウム等である。
【0121】(7)シリコーン系滑剤;各種グレードの
ジメチルポリシロキサン及びその変性物(信越シリコー
ン、東レシリコーン)、特に各種シリコーンオイルが樹
脂流動性向上、滑性向上等の効果を発揮させるだけでな
く、ヒートシール時のヒートシールバーとの剥離性を良
化させたり、遮光性物質と併用すると遮光性物質の分散
性向上、樹脂を白濁させヘイズ(ASTM D一100
3)を大きくさせる結果、着色力向上、遮光性向上等予
想外の効果を発揮するので好ましい。
【0122】CASコード(カメラ自動検出コード)、
バーコード、CIマーク、商品名、取扱説明書、商品識
別マーク、商品識別色等、機能上必要な文字や記号、あ
るいは商品価値を高めるために印刷を施すことができ
る。または、これらの印刷を施した少なくとも縦方向に
延伸したシュリンクフイルムやラベルやレーベルを本発
明の成形品に貼りつけたり、熱収縮させ取り付けた写真
感光材料集合包装体とすると縦方向に直線状に開封可能
となるので、このようにしてもよい。これらの印刷に使
用されるインキとしては写真感光材料に悪影響の少ない
ものまたは無害なものが選ばれ、一般に使用されている
オフセット印刷用インキ、グラビア印刷用インキ又はU
Vインキ等から選ぶことができる。
【0123】これらのインキに使用される代表的な合成
樹脂は、塩化ビニルを主体とする共重合体樹脂、ビニ
ル:アミノ樹脂、アルキド・ビニル樹脂、オイルフリー
アルキド樹脂、塩酢ビ系樹脂、硝化綿、ポリエステル樹
脂、ポリアミド樹脂、ウレタン樹脂、ポリアクリル樹
脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、エチレン酢酸ビニル共
重合体樹脂、ビニールエーテル樹脂、ウレタン酢酸ビニ
ル共重合体樹脂、塩酸ビウレタン樹脂、変性アルキッド
樹脂、変性フェノール樹脂、高分子ポリエステル・アミ
ノ樹脂、低分子ポリエステル・アミノ樹脂、アルカリ可
溶型樹脂(ロジン変性マレイン酸樹脂、スチレンマレイ
ン酸樹脂、スチレンアクリル酸樹脂、アクリル酸エステ
ルアクリル酸樹脂、メタクリル酸エステルアクリル酸樹
脂等)、ハイドロゾル型樹脂(スチレンマレイン酸樹
脂、スチレンアクリル酸樹脂、α一メチルスチレンアク
リル酸樹脂、アクリル酸エステルアクリル酸樹脂、メタ
クリル酸エステルアクリル酸樹脂)、エマルジョン型樹
脂(スチレン樹脂、スチレンアクリル酸エステル樹脂、
アクリル酸エステル共重合樹脂、メタクリル酸エステル
共重合樹脂)、VUインキ用の樹脂としては、アクリル
系不飽和基を持つポリマーが一般的に使用されており、
代表的な例としてはポリエステル/アクリル酸エステル
樹脂、ポリエステル/ウレタン樹脂/アクリル酸エステ
ル、エポキシ樹脂/アクリル酸エステル、ペンタエリス
リトールトリアクリレート、トリメチロールプロパント
リアクリレート、ヘキサンジオールジアクリレート、ネ
オペンチルグリコールジアクリレート、トリエチレング
リコールジアクリレート、ヒドロキシエチレンメタクレ
ート等が挙げられる。
【0124】また、これらのインキには一般に知られて
いる着色剤が併用される。使用される着色剤としては、
特開昭63−44653号公報等に記載されている各種
顔料及ぴアゾ顔料(アゾレーキ;カーミン6B、レッド
2B、不溶性アゾ;モノアゾイエロ(PY一1、3)、
ジスアゾイエロ(PY一12、13、14、17、8
3)、ピラゾロオレンジ(PO一B一34)、バルカン
オレンジ(PO一16)、縮合アゾ系;クロモブタルイ
エロ(PY−93、95)、クロモフタルレッド(PR
一144、166)、多環式顔料(フタロシアニン系;
銅フタロシアニンブルー(PB−15、15−1、15
−3)、銅フタロシアニングリーン(PG−7)、シオ
キサジン系;ジオキサジンバイオレット(PV−2
3)、イソインドリノン系;イソインドリノンイエロ
(PY−109、110)、スレン系;ペリレン、ペリ
ノン、フラバントロン、チオインジゴ、レーキ顔料(マ
ラカイトグリーン、ローダミンB、ローダミンG、ビク
トリアブルーB)又無機顔料(酸化物;二酸化チタン、
ベンガラ、硫酸塩;沈降性硫酸バリウム、炭酸塩;沈降
性炭酸カルシウム、珪酸塩;含水珪酸塩、無水珪酸塩、
金属粉;アルミニウム粉、ブロンズ粉、亜鉛末、その他
カーボンブラック、黄鉛、群青、紺青)等が挙げられ
る。
【0125】またこれ等の顔料は遮光性物質として前述
の樹脂層等に添加しても構わない。この他に油溶性染
料、分散性染料等も使用される。その他インキを構成す
る原材料として必要に応じて各種溶剤、分散剤、湿潤
剤、消抱剤、レベリング剤、増粘剤、安定剤、架橋剤、
ワックス等の添加剤が使用される。これらのインキ組成
物として用いられる合成樹脂や着色剤は塗料として成形
品の表面に塗布して商品価値の向上、耐摩耗性の向上、
遮光性の向上、写真性良化等の目的で用いることも好ま
しい。
【0126】商品価値向上、印刷インキの印刷が美し
く、且つ彩えるようにベースコートやトップコートとし
て各種の塗料を塗布することができる。この塗料用樹脂
と顔料については前記記載のインキ用のものを用いるこ
とが出来るが特にUV塗料、メラミンアルキド塗料、ウ
レタン塗料、メラミン塗料が好ましい。トップコートは
透明なラッカー塗料、シリコーン系塗料、ウレタン塗
料、アクリルラッカー塗料を0.l〜30μm、好まし
くは0.3〜20μm、特に好ましくは0.5〜10μ
mの薄層で塗布することが好ましい。
【0127】適用可能な写真感光材料を以下に示す。 (1)ハロゲン化銀写真感光材料(印刷用フィルム、カ
ラ一または白黒印画紙、カラーまたは白黒ネガフィル
ム、印刷用マスター紙、DTR(拡散転写)感光材料、
電算写植フィルム及ぴペーパー、カラーまたは白黒ポジ
フィルム、カラーリバーサルフィルム、マイクロフィル
ム、映画用フィルム、自己現像型写真感光材料、直接ポ
ジ型フィルム及ぴぺ一パー等)
【0128】(2)熱現像感光材料(熱現像カラー感光
材料、熱現像白黒感光材料(例えば特公昭43−492
1号公報、同43−4924号公報、「写真工学の基
礎」銀塩写真編(1879年コロナ社刊行)の553頁
〜555頁及びリサーチ・ティスクロージャー誌197
8年6月号9頁〜15頁(RD一17029)等に記載
されているもの。さらに、特開明59一12431号公
報、同60−2950号公報、同61−52343号公
報や米国特許第4,584,267号明細書に記載され
ている転写方式の熱現像カラー写真感光材料等))
【0129】これらの写真感光材料を長期間(6カ月以
上)写真性が良好な状態に維持できるように、写真感光
材料が透湿度(JlS Z 0208の条件Bで測定)
の値が10g/m2 ・24時間以下、好ましくは5g/
2 ・24時間以下、特に好ましくは2g/m2 ・24
時間以下、酸素透過度が50cc/m2 ・24時間・1
気圧・20℃以下、好ましくは35cc/m2 ・24時
間・1気圧・20℃以下、特に好ましくは20cc/m
2 ・24時間・l気圧・20℃以下となるよう密封包装
体とすることが好ましい。
【0130】本発明の写真感光材料包装材は、上述した
写真感光材料を用いて写真感光材料が透湿度(JlS
Z 0208の条件Bで測定)が10g/m2 ・24時
間以下、酸素透過度(モコン同測定法)が50cc/m
2 ・24時間・l気圧・20℃以下で密封包装されてい
ることを特徴として構成されている。
【0131】透湿度が10g/m2 ・24時間を越える
と、水分より劣化する増感色素や各種添加剤等を数多く
含む写真感光材料の写真性を長期間(6カ月以上)良好
な状態に維持できない。さらに吸湿するとブロッキング
しやすくなるゼラチン層が少なくとも支持体の表裏のい
ずれかに存在するためブロッキングが発生しやすくなり
実用化困難である。
【0132】酸素透過度が50cc/m2 ・24時間・
l気圧・20℃を越えると、酸素により劣化する増感色
素やカプラーその他の酸化されやすい写真感光材料の乳
剤塗布層中の添加物が劣化して写真性が悪化するので実
用化困難である。特にカラーバランスを要求されるカラ
ー写真感光材料(ネガフイルム、ポジフイルム、印画
紙、反転フイルム、インスタントフイルム等)では実用
化困難である。
【0133】また、写真感光材料包装体の写真感光材料
用成形品に上述した防臭剤、芳香剤、吸湿剤又は脱酸素
剤を含有、付着又は塗設することができる。
【0134】前記防湿袋の代わりに易開封性化粧箱で包
装することもできる。図7に示すように、易開封性化粧
箱38は、側面にミシン目39を備えており、この中央
部を押すことにより容易に開封することができるように
なっている。また、図8に示すように、易開封性化粧箱
40は、中央部のミシン目41を円弧にしたものであ
る。また、図9に示すように、易開封性化粧箱42は、
包装袋28と同様に、吊り下げ可能なタイプで、舌片4
3に吊り下げ用の穴43aを設けてある。
【0135】本発明で使用する化粧箱用の板紙について
記述する。使用材料としては写真感光材料側の表面層
は、針葉樹(杉,唐松,赤松,黒松,エゾ松,トド松,
モミ,ヒノキ,トウヒ,ツガ等の繊維径が約30〜45
μm,繊維長が約2.5〜4.0mm)や広葉樹(カ
バ,カエデ,ブナ,ハンノキ,ニレ,キリ,クリ等の繊
維径が約20〜40μm,繊維長が約0.5〜2.0m
m)やユーカリ等の木材繊維及びケナフやバガス、黄
麻、竹、エスパルト草等の非木材繊維等のバージンの木
材繊維が好ましく、写真感光材料側の裏面層や中間層
は、故紙や故紙とバージンの木材繊維を混合して使用し
てもよい。更にケナフやバガス、黄麻、竹、エスパルト
草、コウゾ、ミツマタ及び海藻やワラ等の非木材繊維を
用いたり、ユーカリ等の生育の早い木材繊維を用いても
よい。更にまた、合成パルプや合成化学繊維を混合して
使用してもよい。
【0136】これら木材繊維や非木材(植物)繊維とそ
の成分はセルロース,ヘミセルロース,リグニンを主体
とし、その他に抽出成分,灰分が僅かに含まれる。化粧
箱に用いる紙器用板紙の代表例としては、白板紙として
塗工マニラボール紙と非塗工マニラボール紙,塗工白ボ
ール紙と非塗工白ボール紙,黄板紙,チップボール紙と
して裏白チップボール紙と一般チップロール紙,色板紙
としてクラフトボール紙等がある。
【0137】マニラボールは、米秤量が通常200〜3
00g/m2 程度であり、表層はさらし化学パルプ,中
間裏層には砕木パルプ,化学パルプ,故紙などを配合し
て作られる。白ボールは、米秤量が200〜400g/
2 までであり、表層にさらし化学パルプ,中裏層には
故紙,その他のパルプを配合して作られる。故紙には、
新聞,雑誌,段ボールくず,セメント袋の回収品と、印
刷所,工場で発生する良質の故紙がある。故紙はパルパ
ーと呼ばれる離解機で水とともに高速攪拌することによ
って繊維状のパルプに戻してから使用される。
【0138】非塗工白ボール紙の代表的な層構成は、表
層(日西クラフトパルプ100%(白色度90%))/
表下層(新聞故紙,脱墨・漂白パルプ100%(白色度
70〜80%))/中間層(新聞故紙パルプ100%)
/中間層(新聞故紙パルプ100%)/中間層(新聞故
紙パルプ100%)/裏層(新聞故紙パルプ100%)
である。
【0139】塗工白ボール紙の代表的な層構成は、塗工
層/表層(日西クラフトパルプ100%(白色度90
%))/表下層(新聞故紙,脱墨・漂白パルプ100%
(白色度70〜80%))/中間層(新聞故紙パルプ1
00%)/中間層(新聞故紙パルプ100%)/中間層
(新聞故紙パルプ100%)/裏層(新聞故紙パルプ1
00%)である。
【0140】黄板紙は、わらパルプを用いて作られた板
紙である。色板紙は、表層に着色した原料を用いて抄き
合わせた板紙で、両面クラフトボール,片面クラフトボ
ール,茶ボール,ねずみボール等がある。
【0141】なお、板紙は、生産性及び強度等の点で2
層以上の紙を基材にするのが好ましい。板紙の製造方法
としては、長網または短網抄紙機で表層を抄き、他の層
は円網抄紙機で抄くコンビネーション式が下記の理由か
ら好ましい。長網又は短網抄紙機は円網抄紙機に比べ紙
の縦,横の性質に差がなく、しかも生産性が高いため、
板紙の表層を抄くのに最適である。円網抄紙機は長網又
は短網抄紙機に比べて縦,横の性質の差が大きく、生産
性も低いが、層の数を増やしたり、原料を各層によって
変えられるという有利性があるので、複数の中間層や裏
層を抄くのに最適である。
【0142】板紙は、パルプ繊維だけでは充分な表面平
滑性や印刷性が得られないので、表層上にインク受理性
が高い不透明な塗料(粘土,着色剤,澱粉,ガゼイン等
を結合剤とした塗料)を塗布して塗工層を構成して、表
面の凹凸を被覆して均一な平滑性の高い表面を構成する
ことにより、板紙の外観の向上,改質,印刷適性,印刷
作業性及び加工適性を向上させることができる。また、
表面に上質紙,クラフト紙,グラシン紙等を積層しても
同様の効果を得ることができる。
【0143】また、以下のような薬品を使用すれば、板
紙の主原料となるパルプや故紙の種々の欠点を改善でき
る。パルプだけだと、インキの吸収性が良すぎ、大気の
条件に敏感であるため、疏水性物質であるサイズ剤(松
脂サイズ,石油樹脂サイズ,ワックスサイズ等)を添加
し、インキを繊維へ定着させるために硫酸アルミニウム
が加えられる。
【0144】紙力増強剤を添加すると、破裂強さや引張
強さを増強させることができる。紙力増強剤は、天然物
と合成物とがある。前者には澱粉(コーンスターチ,じ
ゃがいも等),植物ガム(クアーガム,ロカストビー
ン),高級脂肪酸,水溶性セルロース,変性澱粉等があ
る。後者にはポリアクリルアミド,共重合体ラテック
ス,各種ポリビニルアルコール,アルキルケテンダイマ
ー,スチレン・アクリル系樹脂,尿素樹脂等がある。ま
た、サイズ剤のみで不十分な場合には、耐水化剤を内部
添加又は表面塗布する。最も軽度な耐水には、ワックス
エマルジョンの表面コート(撥水加工)がある。更に、
水に浸漬した場合に繊維間強度が弱くなるのを防ぐ場
合、製紙工程のオンマシン加工が可能で、しかも損紙の
回収ができるため、尿素樹脂,ミラミン樹脂,ポリアク
リルアミド樹脂等を使用する。
【0145】その他に、効率向上や歩どまり向上のため
の薬品として、パルプ化工程ではスケールの付着防止
剤,蒸解液の浸透促進剤,消泡剤などが使用される。抄
紙工程では脱水向上剤(ポリエチレンイミン),スライ
ム防止剤(塩素系,硫黄系,錫系)が使用され、抄紙ワ
イヤーの寿命延長剤,毛布の洗浄剤なとにより抄紙原単
位は向上してきている。
【0146】コート剤を添加すると、印刷適性向上,耐
磨耗性改善,そりの防止,燃料のコートによる白色度,
印刷適性の向上,表面への着色をすることができる。印
刷適性,耐磨耗性改善には、でんぷん系,PVA,CM
C,ワックス系の薬品が使われる。コート剤には、上述
した塗工層を形成する塗料用がある。塗料用のコート剤
の原料と種類と特徴を以下に示す。
【0147】1.染料(色調を主目的とする。有色染
料,黄光染料がある。)2.顔料(インキ受理性,白色
度,不透明度,平滑度,光沢度などの向上を主な目的と
する。) (1)クレー(カオリン)(カオリナイト,加水ハロサ
イト,セリサイト,ろう石クレー) 〔特徴〕紙の光沢,平滑度,インキ受理性,白色度,不
透明度等印刷適性を向上させる主役をなす。顔料の主成
分。 (2)炭酸カルシウム(沈降性炭酸カルシウム,粉砕性
炭酸カルシウム) 〔特徴〕白色度,インキ受理性,吸収性の改善。 (3)サチンホワイト(サチン白) 〔特徴〕白色度,光沢度,インキ受理性,吸収性の改
善,接着剤所要量は増加。 (4)二酸化チタン 〔特徴〕不透明度,白色度の向上,高価。 (5)水酸化アミニウム 〔特徴〕白色度の向上。 (6)炭化亜鉛 〔特徴〕白色度,不透明度,インキ受理性,乾燥性改善
(ガゼイン処方)。なお、本発明の写真感光材料用包装
箱で使用する板紙では、少なくとも写真感光材料側に不
透明度の高い黒色,灰色,青色の染料又は顔料の少なく
とも一種を含む層を形成するのが遮光性の点で好まし
い。
【0148】2.接着剤(顔料粒子を相互に接着すると
同時に、それを原紙に接着する作用をすることを主目的
とする。) (1)ガゼイン(オーストラリア,ニュージーランド産
ミルクカゼイン) 〔特徴〕天然接着剤,接着力大,高価。 (2)大豆タンパク 〔特徴〕大豆から抽出,アメリカで主に使用。わが国で
は採算上、ほとんど使用なし。 (3)合成ラテックス(スチレン・ブタジエン共重合ラ
テックス(SBRラテックス),メチルメタアクリレー
ト・ブタジエン共重物(MBR),アクリル系ラテック
ス・エチレン・酢酸ビニルラテックス) 〔特徴〕最も多く使用されている合成接着剤。塗料粘
性,耐水性,光沢,平滑性などが改善される。 (4)ポリビニルアルコール(PVA) 〔特徴〕接着力最大。ただし塗料流動性不安定や耐水性
不足などが問題。 (5)電子線硬化性樹脂 不飽和高級脂肪酸の二量体に由来するダイマー酸骨格を
有する少なくとも1種の電子線硬化性有機化合物。 〔特徴〕写真性良好。印刷適性、特にインキセット性が
優れる。高光沢。エネルギー使用少なく公害発生もな
し。
【0149】3.分散剤(顔料の分散,塗料粘度コント
ロールを主目的とする。ピロリン酸ソーダ,トリポリリ
ン酸ソーダ,ヘキサメタリン酸ソーダ,ポリカルボン酸
ソーダがある。) 4.粘度調整剤(流動性改善を主目的とするもので、ジ
シマンジアミド,尿素,アルギン酸ソーダ,CMCがあ
る。) 5.消泡剤(発泡防止,調泡作用を主目的とするもの
で、ポリグリコール脂肪酸エステル,トリブチルフォス
フェート,リン酸エステル,シリコン,高級アルコール
・パインオイルがある。) 6.ダスティング防止剤(キャレンダーダスティング防
止,光沢仕上げの改善を主目的とする。ステアリン酸カ
ルシウム,ワックスエマルジョンがある。) 7.耐水化剤(接着剤の耐水化を主目的とする。ホルマ
リン,メラミン樹脂,グリオキザール,砂糖,珪酸塩,
ヘキサミン,尿素樹脂,亜鉛,アルミニウム,錫化合物
(ZnSO4 ,Al(SO4 3 等) 8.防腐剤(腐敗防止を主目的とする。ペンタクロロフ
ェノール(PCP),ホルマリンがある。)これらの塗
料の固形分濃度としては、通常30〜80重量%、好ま
しくは40〜75重量%、特に好ましくは50〜70重
量%程度に調整される。これらの塗料の粘度は50〜1
500CPS、好ましくは100〜1000CPS、特
に好ましくは150〜900CPSに調節し、板紙の印
刷面に通常の塗布装置(エアーナイフコーター,各種の
ブレードコーター、グラビアコーター等)により、塗被
量が3〜60g/m2 、好ましくは5〜50g/m2
特に好ましくは10〜40g/m2 になるように塗布さ
れる。平滑性向上のために各種公知のキャレンダー装
置、例えばマシンキャレンダー、スーパーキャレンダ
ー、グロスキャレンダー、ソフトコンパクトキャレンダ
ー等により仕上げられる。特に強光沢印刷用シートとす
る場合はキャストコート法によるのが好ましい。特に写
真性、インキセット性が優れた電子線硬化性樹脂を用い
るのが好ましい。
【0150】また、本発明の集合包装体用の包装袋に適
用が好ましい包装材料の代表的な具体例を以下に挙げ
る。なお、本発明はこれらに限定されるものではなく、
その要旨を越えない限りこれらの代表例に何ら制約され
るもではない。以下に、遮光性で透湿度が10g/
2 .24時間以下、酸素透過率が100cc/m2
24時間・1atm以下の包装材料の代表例を以下に示
す。
【0151】(1)同時二層共押出インフレーション・
遮光フイルム120μm(酸化チタン6wt%λHDP
E層60μm×カーボンブラック3wt%,シリカ0.
2wt%,滑剤0.1wt%λL−LDPE層60μ
m) (2)Kコートセロハン20μm/接着層LDPE 1
5μm/Al箔7μm/L−LDPE 30wt%λL
DPE塗布層30μm (3)Al蒸着(400Å)ONyフイルム15μm/
接着層LDPE 15μm/同時二層共押出インフレー
ション・遮光フイルム55μm(HDPE層25μm×
カーボンブラック3wt%λL−LDPE層30μm) (4)KコートOPPフイルム20μm/接着層変性P
O 20wt%λLDPE 15μm/カーボンブラッ
ク3wt%,HDPE 20wt%λL−LDPE遮光
フイルム70μm (5)合成紙50μm/接着層LDPE 15μm/A
l箔9μm/EEA 30wt%λLDPE塗布層35
μm (6)グラシン紙40μm/接着層LDPE 15μm
/Al箔9μm/接着層LDPE 15μm/硫酸バリ
ウム5wt%λL−LDPE遮光フイルム60μm (7)酸化チタン5wt%λ二軸延伸PETフイルム1
2μm/接着層LDPE15μm/Al箔7μm/接着
層LDPE 15μm/酸化チタン5wt%,滑剤0.
2wtλL−LDPE遮光フイルム50μm (8)酸化チタン5wt%λ二軸延伸PETフイルム1
2μm/接着層LDPE15μm/Al蒸着(400
Å)ONyフイルム15μm/接着層LDPE15μm
/カーボン3wt%,滑剤0.1wt%,HDPE 5
wt%λL−LDPE遮光フイルム60μm (9)シリカ0.2wt%λ二軸延伸PETフイルム1
2μm/接着層LDPE15μm/Al蒸着(400
Å)OEVOH 20μm/接着層LDPE 15μm
/同時二層共押出インフレーション遮光フイルム60μ
m(カーボン3wHDPE層30μm,防かび剤0.0
5wt%λ×滑剤0.1wt%,防曇剤0.2wt%
λ,L−LDPE層30μm) (10)Al蒸着(400Å)Onyフイルム15μm
/カーボン3wt%,L−LDPE 20wt%λLD
PE塗布層60μm (11)KコートONyフイルム15μm/カーボン3
wt%,L−LDPE20wt%λLDPE塗布層60
μm (12)KコートPETフイルム15μm/カーボン3
wt%,L−LDPE20wt%λLDPE塗布層60
μm (13)KコートEVOHフイルム15μm/カーボン
3wt%,L−LDPE20wt%λLDPE塗布層6
0μm (14)Al蒸着(400Å)LDPEフイルム30μ
m/カーボン3wt%,L−LDPE 20wt%λL
DPE塗布層60μm (15)Al蒸着(400Å)CPPフイルム25μm
/カーボン3wt%,L−LDPE 20wt%λLD
PE塗布層60μm (16)滑剤0.05wt%,HDPE20wt%λ,
酸化チタン6wt%λL−LDPEフイルム50μm/
接着層LDPE 15μm/Al箔7μm/蒸着層LD
PE 15μm/滑剤0.05wt%,シリカ0.05
wt%,カーボンブラック3wt%λL−LDPEフイ
ルム50μm (17)酸化チタン6wt%λ斜め一軸延伸HDPEフ
イルム45μm/接着層LDPE 15μm/カーボン
4.5wt%,L−LDPE 20wtλ斜め一軸延伸
HDPEフイルム50μm (18)合成紙50μm/接着層LDPE 15μm/
Al蒸着(400Å)ONyフイルム15μm/接着層
LDPE 15μm/滑剤0.05wt%,HDPE
15wt%λL−LDPEフイルム50μm (19)PET不織布70μm/接着層LDPE 15
μm/Al蒸着(400Å)ONyフイルム15μm/
接着層LDPE 15μm/滑剤0.05wt%,HD
PE 15wt%λL−LDPEフイルム50μm (20)二軸延伸PETフイルム12μm/接着層LD
PE 15μm/Al箔7μm/接着層・LDPE 1
5μm/EEA20wt%λCPPフイルム50μm (21)二軸延伸PETフイルム12μm/接着層変性
PO 20μm/鉄箔25μm/接着層変性PO 20
μm/滑剤0.5wt%,HDPE 10wt%λL−
LDPEフイルム50μm 〔略号の説明〕 wt%;重量% Kコート;塩化ビニリデン化合物塗布 LDPE;高圧法分岐状低密度ホモポリエチレン樹脂 L−LDPE;低圧法直鎖状低密度ポリエチレン樹脂 Al箔;アルミニウム箔 HDPE;高密度ポリエチレン樹脂(ホモ,コポリマー
も含む) ONy;二軸延伸ナイロン樹脂 OPP;二軸延伸ポリプロピレン樹脂 EEA;エチレンエチルアクリレートコポリマー PET;ポリエチレンテレフタート樹脂 OEVOH;二軸延伸エチレン・酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物樹脂(二軸延伸エチレン・ビニルアルコール共重
合体樹脂) EVOH;エチレン・酢酸ビニル共重合体ケン化物樹脂
(エチレン・ビニルアルコール共重合体樹脂) X;共押出 変性PO;不飽和カルボン酸又はその無水物でグラフト
変性したポリオレフィン樹脂(接着性ポリオレフィン樹
脂ともいう)の略
【0152】透湿度が10g/m2 .24時間以下、酸
素透過率が100cc/m2 ・24時間・1atm以下
のヘイズが80%以下の本発明の半透明又は透明集合包
装体用の包装袋に適用ガ好ましい包装材料の代表的な具
体例を以下に挙げる。なお、本発明はこれらに限定され
るものでなく、その要旨を越えない限りこれらの代表例
に何ら制約されるものではない。
【0153】(1)単層インフレーションフイルム(防
曇剤0.1wt%,滑剤0.05%wt%,酸化防止剤
0.1wt%,HDPE 5wt%λL−LDPEフイ
ルム100μm) (2)Kコートセロハン26μm/接着層LDPE 1
5μm/L−LDPE20wt%λL−LDPEフイル
ム80μm (3)KコートOPPフイルム20μm/接着層LDP
E 15μm/L−LDPE 20wt%λL−LDP
Eフイルム80μm (4)KコートOny 15μm/接着層LDPE 1
5μm/防曇剤0.05wt%,滑剤0.05wt%,
LDPE 10wt%λL−LDPEフイルム70μm (5)二軸延伸PETフイルム12μm/接着層LDP
E 15μm/Ony15μm/接着層LDPE 15
μm/防曇剤0.1wt%,滑剤0.05wt%,LD
PE 5wt%λL−LDPEフイルム (6)二軸延伸PETフイルム12μm/接着層LDP
E 15μm/OEVOH 25μm/接着層LDPE
15μm/防曇剤0.1wt%,滑剤0.05wt
%,LDPE 5wt%,HDPE 5wt% λL−
LDPEフイルム (7)同時二層共押出インフレーションフイルム120
μm(防曇剤0.1wt%λHDPE層50μm×滑剤
0.05wt%,防曇剤0.1%,シリカ0.1wt%
λL−LDPE層70μm) (8)同時三層共押出インフレーションフイルム100
μm(滑剤0.1wt%λNy層20μm×変性PO層
15μm×防曇剤0.1%,滑剤0.1wt%,酸化防
止剤0.1wt%,紫外線防止剤0.05wt%,HD
PE 10wt%λL−LDPE層65μm) (9)同時四層共押出インフレーションフイルム100
μm(滑剤0.1wt%λNy層15μm×EVOH層
20μm×変性PO層 15μm×防曇剤0.1wt
%,滑剤0.05wt%λL−LDPE層50μ) (略号の説明) Ny;無延伸ナイロン
【0154】前記包装体では、ヘイズ(JIS K 6
714)を80以下の透明に形成して被包装物が透けて
見えるように防曇剤を添加している。以下に防曇剤の代
表例を以下に記載する。 (1)ソルビタン系界面活性剤(ソルビタンモノステア
レート,ソルビタンモノパルミテート,ソルビタンモノ
ベンゾエート等) (2)グリセリン系界面活性剤(グリセリンモノラウレ
ート,ジグリセリンモノパルミテート,グリセリンモノ
ステアレート等。 (3)ポリエチレングリコール系界面活性剤(ポリエチ
レングリコールモノステアレート,ポリエチレングリコ
ールモノパルミテート等。 (4)上記界面活性剤にアルキレンオキサイドを付加さ
せたもの(アルキルフェノール・ホルマリン縮合物,ベ
ンジル化フェノール・ホルマリン縮合体、N,N−ビス
(2−ヒドロキシエチル)脂肪酸アミド,N,N−ビス
(2−ヒドロキシエチル)ステアリルアミン,ポリオキ
シエチレンソルビタン脂肪酸部分エステル,アルキルベ
ンゼンスルホン酸塩,ポリオキシエチレンアルキルエー
テル,ポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテル
等。添加量は0.01〜5重量%,好ましくは0.05
〜3重量%,特に好ましくは0.1〜2重量%である。
【0155】本発明の集合包装体用の包装袋は、遮光性
または半透明または透明にかかわらず、JIS Z 0
208のカップ法による透湿度(=水蒸気透過度)が1
0g/m2 ・24時間以下、好ましくは5g/m2 ・2
4時間以下、特に好ましくは1g/m2 ・24時間以下
で、ASTM D 3985(米国Modern Co
ntol社製Oxtran測定器使用)で測定した酸素
透過度(20°C・0%RH)が100cc/m2 ・2
4時間・気圧以下、好ましくは50cc/m2・24時
間以下、特に好ましくは25cc/m2 ・24時間・気
圧以下である。
【0156】特に好ましい酸化防止剤はフェノール系の
酸化防止剤であり、市販品としてはチバガイギー社のイ
ルガノックス各種(代表例としてはIreganox
1010やIreganox 1076等)と住友化学
(株)のSumilizerBH−T、Sumiliz
er BH−76、Sumilizer WX−R、S
umilizer BP−101等である。また、2・
6−ジ−ヒブチル−p−クレゾール(BHT)、低揮発
性の高分子量フェノール型酸化防止剤(商品名Ireg
anox 1010、Ireganox 1076、T
opanolCA、Ionox 330等)、ジウラリ
ルチオジブロピオネート、ジステアリルチオプロピオネ
ート、ジアルキルフォスフェート等の1種以上、特に2
種以上併用するのが効果的である。
【0157】フェノール系酸化防止剤と燐系酸化防止剤
をカーボンブラックと併用すると酸化防止効果が特に発
揮されるので好ましい。その他プラスチック・データ・
ハンドブック(KK工業調査会発行)の794〜799
ページに開示された各種酸化防止剤やプラスチック添加
剤データー集(KK化学工業社)の327〜329ペー
ジに開示された各種酸化防止剤やPLASTICS A
GE ENCYCLOPEDIA進歩論 1986(K
Kプラスチック・エージ)の211〜212ページに開
示された各種酸化防止剤等を選択して用いることが可能
である。2種以上の酸化防止剤の組み合わせとしては、
例えは、ヒンダードフェノール系酸化防止剤とペンタエ
リスリトールホスファイト化合物系酸化防止剤との組み
合わせ、ヒンダードフェノール系酸化防止剤とジ有機ペ
ンタエリスリトールジホスファイト化合物系酸化防止剤
との組み合わせ、ヒンダードフェノール系酸化防止剤と
亜リン酸エステル系酸化防止剤との組み合わせ等、アル
キル置換モノフェノール系酸化防止剤及びアルキル置換
多価フェノール系酸化防止剤及び有機ホスファイト化合
物系酸化防止剤及び有機亜リン酸エステル系酸化防止剤
もしくは、このいずれか、もしくは2種類以上組み合わ
せから選択されたものがある。これらのなかでヒンダー
ド系酸化防止剤が熱劣化しやすいステアリン酸亜鉛の熱
劣化を防止することができ、ブツの発生を大幅に減少さ
せることかできるのみならず、写真感光材料の写真性を
良化させることができるため特に好ましい。
【0158】本発明に必須の構成要件の1つである遮光
性物質について以下に示す。 1.無機化合物 A.酸化物;シリカ、ケイ藻土、アルミナ、酸化チタ
ン、酸化鉄(鉄黒)、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸
化アンチモン、バリウムフェライト、ストロンチウムフ
ェライト、酸化ベリリウム、軽石、軽石バルーン、アル
ミナ繊維等 B.水酸化物;水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウ
ム、塩基性炭酸マグネシウム C.炭酸塩;炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ドロ
マイト、ドーソナイト等 D.(亜)硫酸塩;硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫
酸アンモニウム、亜硫酸カルシウム等 E.ケイ酸塩;タルク、クレー、マイカ、アスベスト、
ガラス繊維、ガラスバルーン、ガラスビーズ、ケイ酸カ
ルシウム、モンモリロナイト、ベントナイト等 F.炭素;カーボンブラック、グラファイト、炭素繊
維、炭素中空球等 G.その他;鉄粉、銅粉、鉛粉、アルミニウム粉、硫化
モリブデン、ポロン繊維、炭化ケイ素繊維、黄銅繊維、
チタン酸カリウム、チタン酸ジルコン酸鉛、ホウ酸亜
鉛、メタホウ酸バリウム、ホウ酸カルシウム、ホウ酸ナ
トリウム、アルミニウムペースト、タルク等
【0159】2.有機化合物 木粉(松、樫、ノコギリクズなど)、殻繊維(アーモン
ド、ピーナッツ、モミ殻など)、木綿、ジュート、紙細
片、セロハン片、ナイロン繊維、ポリプロピレン繊維、
デンプン(変性デンプン、表面処理デンプンも含む)、
芳香族ポリアミド繊維等
【0160】これら遮光性物質の中で、写真性に悪影響
を及ぼすことが少なく、150°C以上でも熱に安定な
ので、不透明化する無機化合物が好ましく、特に、耐熱
性、耐光性が優れ比較的不活性な物質であるので、光吸
収性のカーボンブラックと窒化チタンとグラファイト及
び鉄黒が好ましい。
【0161】カーボンブラックの原料による分類例をあ
げるとガスブラック、ファーネスブラック、チャンネル
ブラック、アントラブラック、アセチレンブラック、ケ
ッチェチェンカーボンブラック、サーマルブラック、ラ
ンプブラック、油煙、松煙、アニマルブラック、ベジタ
ブルブラック等がある。
【0162】以上説明した実施形態に用いたPケース
は、円筒形状のものであったが、本発明はこれに限定さ
れることなく、例えば楕円筒形状(特開平6−2759
3号公報,特開平7−168321号公報等)や四角筒
形状(実開平1−113235号公報等)や2個の写真
感光材料収納マガジンを収納した楕円筒形状(実公平3
−48581号公報)等でもよい。また、本発明は、4
×5インチのシートフイルムを複数枚収納したシートフ
イルムパックを包装するために用いてもよい。
【0163】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の写真感
光材料集合包装体は、防湿ケースに各々収納された複数
個の写真感光材料収納マガジンを、ヒートシール層とし
て低密度ホモポリエチレン樹脂及び/またはエチレン共
重合体樹脂を5重量%以上含むエチレン系樹脂層を具備
したポリオレフィン樹脂層のみからなる厚みが20〜7
0μmの縦一軸延伸多層積層フイルムで一体的にスリー
ブ包装したので、安価で写真感光材料の写真性に悪影響
を与えないとともに、透明性,低温シール性,高速包装
適性,リサイクル適性,焼却適性を向上できる。
【0164】また、前記エチレン系樹脂層を高ヤング率
ポリオレフィン樹脂層の両側に具備した厚みが20〜7
0μmの縦一軸延伸多層積層フイルムで一体的にスリー
ブ包装したので、上記効果に加え、フイルム成形性を良
好にでき、包装適性を向上でき、更に低温ヒートシール
性,経時ヒートシール性を向上できる。また、前記ヒー
トシール層として密度0.870〜0.935g/cm
3 のエチレン−αオレフィン共重合体樹脂5〜99.9
89重量%,滑剤0.01〜10重量%,リン系フェノ
ール系酸化防止剤及び/または酸化防止剤0.001〜
1重量%含むようにしたので、上記効果に加え、落下強
度を向上できる。また、前記ヒートシール層の外側にA
STMD638で測定した6000kg/cm2 の高ヤ
ング率ポリオレフィン樹脂層を具備した厚みが20〜7
0μmの縦一軸延伸多層積層フイルムで一体的にスリー
ブ包装したので、上記と同様の効果を得ることができ
る。
【0165】また、写真感光材料集合包装体を印刷付き
防湿袋に収納したので、さらに防湿性を向上できるとと
もに、見栄えも良化できる。また、写真感光材料集合包
装体2層以上の抄き合せ板紙の少なくとも印刷面側に塗
工層を有する塗工印刷用紙からなる易開封性化粧箱に収
納したので、開封が容易になるとともに見栄えを向上で
き、外観,印刷適性,印刷作業性及び加工適性を向上さ
せることができる。また、前記易開封性化粧箱の表面は
2層以上の抄き合せ板紙の表面側から塗工層,印刷層,
オーバープリントワニスの順で加工したので、外観,印
刷適性,印刷作業性及び加工適性を向上させることがで
き、さらに耐傷性,ノンスリップ性,色落ちを防ぐこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集合包装体に用いるシュリンクフイル
ムの層構造を示す断面図である。
【図2】二層共押出フイルムの層構造を示す断面図であ
る。
【図3】写真フイルムパトローネを収容したPケースの
断面図である。
【図4】集合包装体の外観図である。
【図5】集合包装体を防湿袋に収納する実施形態を示す
外観図である。
【図6】防湿性の包装袋の層構成を示す概略断面図であ
る。
【図7】易開封包化粧箱に収納した集合包装体を示す説
明図である。
【図8】別の易開封包化粧箱を示す説明図である。
【図9】吊り下げ可能な易開封包化粧箱に収納した集合
包装体を示す説明図である。
【符号の説明】
1,26 集合包装体 2 Pケース 3 写真フイルムパトローネ 4 ケース本体 7 シュリンクフイルム 11 中間層 12 上層 13 下層 15 二層共押出フイルム 28 包装袋 38,40,42 易開封性化粧箱
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03C 3/00 560 G03C 3/00 560Q 565 565G 565V 570 570M 585 585C B65D 81/24 B65D 81/24 F

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防湿ケースに各々収納された複数個の写
    真感光材料収納マガジンを、ヒートシール層として低密
    度ホモポリエチレン樹脂及び/またはエチレン共重合体
    樹脂を5重量%以上含むエチレン系樹脂層を具備したポ
    リオレフィン樹脂層のみからなる厚みが20〜70μm
    の縦一軸延伸多層積層フイルムで一体的にスリーブ包装
    したことを特徴とする写真感光材料集合包装体。
  2. 【請求項2】 前記エチレン系樹脂層をASTMD63
    8で測定した値が6000kgf/cm2 以上の高ヤン
    グ率ポリオレフィン樹脂層の両側に具備した厚みが20
    〜70μmの縦一軸延伸多層積層フイルムで一体的にス
    リーブ包装したことを特徴とする請求項1記載の写真感
    光材料集合包装体。
  3. 【請求項3】 前記ヒートシール層として密度0.87
    0〜0.935g/cm3 のエチレン−αオレフィン共
    重合体樹脂5〜99.989重量%,滑剤0.01〜1
    0重量%,フェノール系酸化防止剤及び/または燐系酸
    化防止剤0.001〜1重量%含むことを特徴とする請
    求項1記載の写真感光材料集合包装体。
  4. 【請求項4】 前記ヒートシール層の外側にASTMD
    638で測定した値が6000kgf/cm2 以上の高
    ヤング率ポリオレフィン樹脂層を具備した厚みが20〜
    70μmの縦一軸延伸多層積層フイルムで一体的にスリ
    ーブ包装したことを特徴とする請求項3記載の写真感光
    材料集合包装体。
  5. 【請求項5】 前記請求項1ないし4いずれか記載の写
    真感光材料集合包装体をJISZ0208のカップ法に
    よる透湿度が10g/m2 ・24時間以下の印刷付き防
    湿袋に収納したことを特徴とする写真感光材料集合包装
    体。
  6. 【請求項6】 前記請求項1ないし4いずれか記載の写
    真感光材料集合包装体を2層以上の抄き合わせ板紙の少
    なくとも印刷面側に塗工層を有する塗工印刷用紙からな
    る易開封性化粧箱に収納したことを特徴とする写真感光
    材料集合包装体。
  7. 【請求項7】 前記易開封性化粧箱の表面は、2層以上
    の抄き合せ板紙の表面側から塗工層,印刷層,オーバー
    プリントワニスの順で加工されていることを特徴とする
    請求項6記載の写真感光材料集合包装体。
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