JPH1184990A - 像担持体の温度制御装置及び画像形成装置 - Google Patents

像担持体の温度制御装置及び画像形成装置

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JPH1184990A
JPH1184990A JP9247039A JP24703997A JPH1184990A JP H1184990 A JPH1184990 A JP H1184990A JP 9247039 A JP9247039 A JP 9247039A JP 24703997 A JP24703997 A JP 24703997A JP H1184990 A JPH1184990 A JP H1184990A
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temperature
image carrier
image
heating
control device
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JP9247039A
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Satoshi Fukushima
聡 福島
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】像担持体に対する温度制御の改善を図り、良好
な画像を得ることができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】像担持体11を加熱する加熱手段28と、
前記像担持体11の温度に相関した情報を検出する温度
検出手段14と、前記温度検出手段14の検出値と基準
値とを比較して前記加熱手段を制御する制御手段20
と、周囲環境の状況を測定する環境センサー80を有
し、前記制御手段20は前記環境センサー80の測定結
果に基づいて前記基準値を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式等、
感光体を用いた、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の
画像形成装置および像担持体の温度制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置において、像担持体
としての感光体の温度に相関した情報を検出し、検出値
が一定となるように、感光体の温度を制御する温度制御
方法はよく知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像形
成装置の高速化、あるいは小サイズ化にともなって、従
来の方法では、装置内の昇温に起因する各種問題の発生
と、感光体表面への水分、コロナ生成物、ジアゾ式複写
機の排気ガス等の付着に起因する画像不良等の問題の発
生を同時に予防することが困難な場合がある。
【0004】本出願に係る発明の目的は、像担持体に対
する温度制御の改善を図り、良好な画像を得ることがで
きる像担持体の温度制御装置及び画像形成装置を提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の目的
を実現する像担持体の温度制御装置の第1の構成は、像
担持体を加熱する加熱手段と、前記像担持体の温度に相
関した情報を検出する温度検出手段と、前記温度検出手
段の検出値と基準値とを比較して前記加熱手段を制御す
る制御手段とを有する像担持体の温度制御装置におい
て、周囲環境の状況を測定する環境センサーを有し、前
記制御手段は前記環境センサーの測定結果に基づいて前
記基準値を変更するようにしたものである。
【0006】本出願に係る発明の目的を実現する像担持
体の温度制御装置の第2の構成は、像担持体を加熱する
加熱手段と、前記像担持体の温度に相関した情報を検出
する温度検出手段と、前記温度検出手段の検出値が目標
値となるように前記加熱手段を制御する制御手段とを有
する像担持体の温度制御装置において、周囲環境の状況
を測定する環境センサーを有し、前記制御手段は前記環
境センサーの測定結果に基づいて前記目標値を変更する
ものである。
【0007】本出願に係る発明の目的を実現する像担持
体の温度制御装置の第3の構成は、像担持体を加熱する
加熱手段と、前記像担持体の温度に相関した情報を検出
する温度検出手段と、周囲環境の状況を測定する環境セ
ンサーと、前記環境センサーの測定結果により一義的に
変化する複数の基準値に対する前記温度検出手段の検出
値を比較して前記加熱手段を制御する制御手段とを有す
るものである。
【0008】本出願に係る発明の目的を実現する像担持
体の温度制御装置の第4の構成は、上記の第3の構成に
おいて、前記制御手段は、前記環境センサーの測定結果
と複数の基準値との関係を、周囲湿度の測定結果に基づ
いて変化させるようにしたものである。
【0009】本出願に係る発明の目的を実現する像担持
体の温度制御装置の第5の構成は、前記環境センサー
は、前記像担持体が装備される画像形成装置の周囲環境
の少なくとも温度を測定するようにしたものである。
【0010】本出願に係る発明の目的を実現する像担持
体の温度制御装置の第6の構成は、像担持体を加熱する
加熱手段と、前記像担持体の温度に相関した情報を検出
する温度検出手段と、前記温度検出手段の検出値と基準
値との比較結果に基づいて前記加熱手段を制御する制御
手段を有する像担持体の温度制御装置において、前記制
御手段は、前記像担持体を用いたプロセス非動作を含む
動作状態に応じて前記基準値を変更するものである。
【0011】本出願に係る発明の目的を実現する像担持
体の温度制御装置の第7の構成は、像担持体を加熱する
加熱手段と、前記像担持体の温度に相関した情報を検出
する温度検出手段と、前記温度検出手段の検出値が目標
値となるように前記加熱手段を制御する制御手段を有す
る像担持体の温度制御装置において、前記制御手段は、
前記像担持体を用いたプロセス非動作を含む動作状態に
応じて前記目標値を変更するものである。
【0012】本出願に係る発明の目的を実現する画像形
成装置の第1の構成は、上記したいずれかの構成の像担
持体の温度制御装置を有するものである。
【0013】本出願に係る発明の目的を実現する画像形
成装置の第2の構成は、上記した画像形成装置の構成に
おいて、複数の像担持体を有し、前記複数の像担持体上
に形成された複数色の可視画像を記録材上に転写するこ
とによりカラー画像を形成するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に述べる本発明の各実施の形
態では、複数のドラムを有する電子写真方式のカラー複
写機に適用するが、本発明はこれに限らず、各種方式の
電子写真複写機、あるいはプリンター、ファクシミリ、
モノカラー方式、電子写真方式以外の画像形成装置にも
適用できることは言うまでもない。
【0015】(第1の実施の形態)図1は本実施の形態
に係るカラー複写機の構成例を示す外観図である。
【0016】フルカラーの画像形成プロセスの概略を説
明する。原稿台3上に置かれた原稿は、リーダー部1に
おいて読みとられ、画像信号に変換され、所望の処理を
施された後プリンタ部2に送られる。プリンタ部2に於
て、前記画像信号はレーザードライバー4により変調さ
れたレーザービームに変換される。図1において、5は
ポリゴンスキャナで、前記レーザービームを走査して、
各色の画像形成部10,30,50,70の感光ドラム
11〜71に照射される。
【0017】10はイエロー色(Y)画像形成部、30
はマゼンタ色(M)画像形成部、50はシアン色(C)
画像形成部、70はブラック色(Bk)画像形成部で、
それぞれ対応する色の画像を形成する。画像形成部10
〜70は略同一なので、以下にY画像形成部10の詳細
を説明して、他の画像形成部の説明は省略する。Y画像
形成部10において、11は感光ドラムで、ポリゴンス
キャナ5からのレーザービームによってその表面に静電
潜像が形成される。12は1次帯電器で、感光ドラム1
1の表面を所定の電位に帯電させて静電潜像形成の準備
を施す。15は現像器で、感光ドラム11上の静電潜像
を現像してトナー画像を形成する。16は転写ブレード
で、転写ベルト6の背面から放電を行い、感光ドラム1
1上のトナー画像を転写ベルト6上の記録紙等へ転写す
る。
【0018】転写後の感光ドラム11は、クリーナー1
7でその表面を清掃され、補助帯電器18で除電され、
さらに前露光ランプ19で残留電荷が消去されて、再び
1次帯電器12によって良好な帯電が得られる用にされ
る。13は電位センサーで、感光体11の表面電位を測
定し、その測定結果に基づいて、所望の表面電位、画像
濃度が得られるように、1次帯電器12のグリッド12
1に印加する電圧(グリッドバイアス)、現像器15の
現像スリーブ151に印加する電圧(現像バイアス)等
が制御される。1次帯電器12の上部には不図示のエア
ーダクトが付設されており、不図示の吸気ファンによっ
て吸気された外気が前記エアーダクトを通して1次帯電
器の上部から導入され、1次帯電器内部を通過してドラ
ムに吹き付ける構成となっている。上記エアーフローに
よって1次帯電器内のコロナ生成物等の排気、機内の換
気、機内の冷却が行われる。
【0019】また、トナー像が転写された記録紙等は転
写ベルト6によって搬送され、以降M,C,Bkの順
に、順次それぞれの画像形成部にて形成された各色のト
ナー像が転写され、4色の画像がその表面に形成され
る。Bk画像形成部を通過した記録紙等は、転写ベルト
6からの分離を容易にするため、除電帯電器7で除電さ
れた後、転写ベルト6から分離される。分離された記録
紙などは、トナーの吸着力を補って画像乱れを防止する
ために、定着前帯電器8で帯電された後、定着器9でト
ナー画像が定着される。
【0020】80は環境測定センサーで、カラー複写機
の周囲の温度及び湿度を測定し、その測定結果に基づい
て、複写プロセスの制御を行っている。
【0021】図2は本実施の形態における感光ドラムと
温度制御回路、環境測定回路のブロック図である。
【0022】本実施の形態における感光ドラム11の温
度制御について、図2を参照しながら説明する。14は
温度検知用サーミスタで、感光ドラム11の近傍に設置
されている。サーミスタ14の抵抗値は、概略感光ドラ
ム11の温度に対応した値となる。サーミスタ14は、
DCコントローラ20に接続されており、DCコントロ
ーラ内の検知回路21にてサーミスタ14の抵抗値に対
応した分圧値(以下、検知温度)がセレクタ25を介し
てADコンバータ22に入力される。ADコンバータ2
2によってデジタル変換された検知温度は、CPU23
に送られる。
【0023】また、感光ドラム11はアルミの基材上に
感光層等を積層塗布したドラム部110と、前後にはめ
込まれた前フランジ111および、後ろフランジ112
からなり、感光ドラム11は複写機本体の駆動シャフト
27に前記前後フランジを通すことにより設置され、回
転駆動される。また、後フランジには、板バネ113が
設けられ、ドラム部110と駆動シャフト27の双方に
接触することにより、感光ドラム11が接地される。
【0024】駆動シャフト27内にはヒーター28が内
設されており、ヒータ28に通電されると、駆動シャフ
ト27、板バネ113を介して感光ドラム11が温めら
れる機構となっている。
【0025】CPU23に付属のRAM24には、高温
調値と低温調値がそれぞれ格納されており、前記検知温
度が低温調値以下の場合は前記ヒーター28に通電して
感光ドラム11のドラム温度を上げ、検知温度が高温調
値以上の場合は、ヒーター28に通電しないことによ
り、感光ドラム11の温度を下げる。これによって、感
光ドラム11の温度を制御することが可能である。
【0026】また、環境センサー80により検出された
周囲温度および湿度は、電圧値に変換され、セレクタ2
5を介してADコンバータ22に入力される。ADコン
バータ22によってデジタル変換された周囲温度および
湿度は、CPU23に送られRAM24に格納される。
【0027】次に、ドラム温度の制御目標値に関して以
下に説明する。
【0028】比較的高湿度の環境下では、感光ドラム1
1の表面に付着した水分により、感光ドラム11の表面
抵抗が低下し、形成された静電潜像が感光ドラム表面に
沿って流れてしまうことが有る。その結果、現像後の画
像が滲み、不良となる場合が有る。このような現象を防
止するために、感光ドラムを加熱し、周囲環境に対して
高温にしておく必要が有る。
【0029】さらに、常温常湿環境下においても、1次
帯電器12でのコロナ放電による窒素酸化物等の放電生
成物、あるいは近傍に設置されているジアゾ式複写機排
気ガス中のアンモニアがドラムに付着し、硝酸系の化合
物等になり、そのような電解質の影響で、感光ドラム1
1の表面抵抗が低下し静電潜像の電荷が流れ、画像不良
が発生する場合がある。
【0030】しかしながら、同時に機内の昇温が許容範
囲以上とならないようにすることも必要である。本実施
の形態のフルカラー複写機で使用しているトナーは、色
材等を含有したポリエステル系の樹脂からなる。このよ
うなトナーは、温度が上昇すると軟化し、トナー同士が
固着して行く。
【0031】本実施の形態の場合、現像器15内の温度
が45℃を越えると、トナー同士が固着しやすくなり、
50℃を越えると、明かに現像不良が発生してしまう。
また、クリーナー17に装着されているクリーニングブ
レードも、温度上昇によるブレードゴム材質の硬化によ
り、クリーニング性能が低下し、前記クリーニングブレ
ードの温度が50℃近くなると、クリーニング不良等、
が発生してしまう場合がある。
【0032】上述したような水分付着に関連した画像不
良と、昇温に関連した現像不良、クリーニング不良によ
る画像不良の発生の双方を防止するために、感光ドラム
11の制御目標温度を高湿環境下では38℃に設定して
いる。
【0033】また、低湿環境下では、上記問題が発生し
にくいので、現像性、クリーニング性をより向上させる
ために、感光ドラム11の制御目標温度を35℃に設定
している。
【0034】本実施の形態では、前述したように感光ド
ラム11の近傍に設置したサーミスタ14の検知温度の
基づいて感光ドラム11の温度を制御している。サーミ
スタ14は感光ドラムの近傍に設置されているものの離
間されている。その結果、サーミスタ14の検知温度
は、供給される外気温度の影響を受け、感光ドラム11
の温度より低い温度となってしまう。
【0035】本実施の形態では、上述した感光ドラム1
1の温度とサーミスタ14の検知温度との差分を補正
し、感光ドラム11の温度を適性値に制御するために、
複写機本体周囲の温度および湿度に応じて、前記高温調
値と低温調値を変化させて制御している。
【0036】図3は、周囲温度および湿度に応じた、高
温調値および低温調値の変化を示したものである。周囲
温度が高くなるほど、感光ドラム11の温度とサーミス
タ14の検知温度との差分が減少するので、それに従っ
て、高温調値および低温調値も低く設定される。さら
に、前述したように高湿下では温調温度を高めに、低湿
下では温調温度を低めにするために、周囲湿度の範囲を
3領域に設定し、それぞれの領域に対応して、高温調値
および低温調値をシフトさせて制御している。
【0037】これらの周囲温度、湿度領域に対応した高
温調値と低温調値は予めRAM24に格納されてある。
そして、CPU23が、環境センサ80によって検知さ
れた周囲温度および湿度に対応した高温調値及び低温調
値を設定し、それに基づいて、前記ヒータ28のオン/
オフ制御を実施する。
【0038】図4は、本実施の形態における複写機本体
の周囲温度および湿度に対応した、感光ドラム11の温
度の変化を示したものである。上述したように、複写機
本体の周囲温度及び湿度を検知し、それに対応した高温
調値及び低温調値を使用して、前記ヒータ28のオン/
オフ制御を実施することにより、感光ドラム11の温度
をオーバーシュート、アンダーシュート分を含め、目標
値を中心に実用上問題の生じない範囲である、±3℃以
内の範囲で制御することが可能となった。
【0039】(第2の実施の形態)本実施の形態の基本
的な構成は、図1に示す画像形成装置と環境センサー8
0が設けられていない点を除いて第1の実施の形態と同
様で、異なる点のみを説明する。
【0040】図5に示すブロック図において、CPU2
3内のRAMには、高温調値と低温調値がそれぞれ格納
されており、前記検知温度が低温調値以下の場合は前記
ヒーター28に通電して感光ドラム11のドラム温度を
上げ、検知温度が高温調値以上の場合は、ヒーター28
に通電しないことにより、感光ドラム11の温度を下げ
る。これによって、感光ドラム11の温度を制御するこ
とが可能である。
【0041】次に、ドラム温度の制御目標値に関して以
下に説明する。
【0042】比較的高湿度の環境下では、感光ドラム1
1表面に付着した水分により、感光ドラム11の表面抵
抗が低下し、形成された静電潜像が感光ドラム表面に沿
って流れてしまうことが有る。その結果、現像後の画像
が滲み、不良となる場合が有る。このような現象を防止
するために、感光ドラムを加熱し、周囲環境に対して高
温にしておく必要が有る。
【0043】さらに、常温常湿環境下に於ても、1次帯
電器12でのコロナ放電による窒素酸化物等の放電生成
物、あるいは近傍に設置されているジアゾ式複写機排気
ガス中のアンモニアがドラムに付着し、硝酸系の化合物
等になり、そのような電解質の影響で、感光ドラム11
の表面抵抗が低下し静電潜像の電荷が流れ、画像不良が
発生する場合が有る。
【0044】しかしながら、同時に機内の昇温が許容範
囲以上とならないようにすることも必要である。本実施
の形態のフルカラー複写機で使用しているトナーは色材
等を含有したポリエステル系の樹脂からなる。このよう
なトナーは、温度が上昇すると軟化し、トナー同士が固
着して行く。
【0045】本実施の形態の場合、現像器15内の温度
が45℃を越えると、トナー同士が固着しやすくなり、
50℃を越えると、明かに現像不良が発生してしまう。
また、クリーナー17に装着されているクリーニングブ
レードも、温度上昇によるブレードゴム材質の硬化によ
り、クリーニング性能が低下し、前記クリーニングブレ
ードの温度が50℃近くなると、クリーニング不良等、
が発生してしまう場合が有る。
【0046】そこで、本実施の形態では、上述したよう
な水分付着に関連した画像不良と、昇温に関連した現像
不良、クリーニング不良による画像不良の発生の双方を
防止するために、感光ドラム11の制御目標温度を38
℃に設定している。
【0047】本実施の形態では、感光ドラム11の近傍
に設置したサーミスタ14の検知温度に基づいて感光ド
ラム11の温度を制御している。
【0048】複写機主電源がオフされている状態の場
合、サーミスタ14の検知温度は感光ドラム11の温度
とほぼ同温度を示す。ところが、複写プロセス動作中で
は、前記吸気ファンを含め、その他の排気、冷却ファン
等が動作しており、感光ドラム近傍にも常に外気が供給
される状況に有る。
【0049】その結果、サーミスタ14の検知温度は、
供給される外気の影響を受け、感光ドラム11の温度よ
り低い温度となってしまう。また、複写プロセス停止中
であっても、複写機主電源がオンされている状態では、
電源等複写機内の各部の昇温抑制を主目的に複数のファ
ンが動作しているため、前記吸気ファンは停止している
ものの、複写機内に空気の流れが存在し、結果として、
サーミスタ14の検知温度は、複写プロセス動作中と、
主電源オフの状態との間に位置する程度、感光ドラム1
1の温度より低い温度となってしまう。
【0050】本実施の形態では、上述した感光ドラム1
1の温度とサーミスタ14の検知温度との差分を補正
し、感光ドラム11の温度を適性値に制御するために、
複写機本体の状態に応じて、前記高温調値と低温調値を
切り替え制御している。
【0051】より具体的には、複写機本体の状態を、図
6に示すように、 :主電源がオフの状態(オフ)、 :主電源はオンされているが、複写プロセスが動作し
ていない状態(スタンバイ)、 :複写プロセスが動作している状態(コピー) の3種類に分類し、夫々の状態毎に夫々の高温調値と低
温調値をRAMに格納している。
【0052】そして、CPU23が前記3種類のどの状
態にあるかを判断し、その状態に対応した高温調値及び
低温調値を使用して、前記ヒータ28のオン/オフ制御
を前述したように実施する。
【0053】前記3種類の状態に対応した高温調値と低
温調値を表1に示す。
【0054】
【表1】
【0055】図6は、本実施の形態における複写機本体
の状態に対応した感光ドラム11の温度の変化を示した
ものである。
【0056】上述したように、複写機本体の状態が3種
類のどの状態にあるかを判断し、その状態に対応した高
温調値及び低温調値を使用して、前記ヒータ28のオン
/オフ制御を実施することにより、感光ドラム11の温
度をオーバーシュート、アンダーシュート分を含め、目
標値の38℃を中心に実用上問題の生じない範囲であ
る、38±3℃以内の範囲で制御することが可能となっ
た。
【0057】(第3の実施の形態)本実施の形態におけ
る画像形成装置の構成、動作概略は前記第1の実施の形
態と同様である。
【0058】本実施の形態における感光ドラムと温度制
御回路、環境測定回路は、図2と同様である。本実施の
形態における感光ドラム11の温度制御について、図2
を参照しながら説明する。
【0059】本実施の形態において、CPU23内のR
AM24には、目標値が格納されており、前記サーミス
タ14の検知温度が前記目標値以上となった場合、前記
ヒーター28への通電をオフし、感光ドラム11の温度
を下げる。検知温度が前記目標値以下となった場合は前
記ヒーター28に通電して感光ドラム11の温度を上げ
る。これによって、感光ドラム11の温度を目標温度に
制御することが可能である。
【0060】感光ドラム11の制御目標温度は、前記し
た第1の実施の形態と同様、高湿環境下では38℃に設
定している。
【0061】また、低湿環境下では、上記問題が発生し
にくいので、現像性、クリーニング性をより向上させる
ために、感光ドラム11の制御目標温度を35℃に設定
している。
【0062】本実施の形態においても、上述した感光ド
ラム11の温度とサーミスタ14の検知温度との差分を
補正し、感光ドラム11の温度を適性値に制御するため
に、複写機本体周囲の温度および湿度に応じて、前記目
標値を変化させて制御している。
【0063】すなわち、前記した第1の実施の形態と同
様に、周囲温度が高くなるほど、感光ドラム11の温度
とサーミスタ14の検知温度との差分が減少するので、
それに従って、目標値も低く設定される。
【0064】さらに、前述したように高湿下では温調温
度を高めに、低湿下では温調温度を低めにするために、
周囲湿度の範囲を3領域に設定し、それぞれの領域に対
応して、目標値をシフトさせて制御している。
【0065】これらの周囲温度、湿度領域に対応した目
標値は予めRAM24に格納されてある。そして、CP
U23が、環境センサ80によって検知された周囲温度
および湿度に対応した目標値を設定し、それに基づい
て、前記ヒータ28のオン/オフ制御を実施する。
【0066】上述したように、複写機本体の周囲温度及
び湿度を検知し、それに対応した目標値を使用して、前
記ヒータ28のオン/オフ制御を実施することにより、
前記実施の形態同様、感光ドラム11の温度をオーバー
シュート、アンダーシュート分を含め、目標値を中心に
実用上問題の生じない範囲である、±3℃以内の範囲で
制御することが可能となった。
【0067】(第4の実施の形態)本実施の形態におけ
る画像形成装置の構成、動作概略は前記第2の実施の形
態と同様である。
【0068】本実施の形態における感光ドラムと温度制
御回路は、図5と同様である。本実施の形態における感
光ドラム11の温度制御について、図5を参照しながら
説明する。
【0069】CPU23内のRAMには、目標値が格納
されており、前記サーミスタ14の検知温度が前記目標
値以上となった場合、前記ヒーター28への通電をオフ
し、感光ドラム11の温度を下げる。検知温度が前記目
標値以下となった場合は前記ヒーター28に通電して感
光ドラム11の温度を上げる。これによって、感光ドラ
ム11の温度を目標温度に制御することが可能である。
【0070】感光ドラム11の制御目標温度は前記実施
の形態1同様、38℃に設定している。
【0071】本実施の形態においても、上述した感光ド
ラム11の温度とサーミスタ14の検知温度との差分を
補正し、感光ドラム11の温度を適性値に制御するため
に、複写機本体の状態に応じて、前記目標値を切り替え
制御している。
【0072】より具体的には、複写機本体の状態を、主
電源がオフの状態(オフ)、主電源はオンされている
が、複写プロセスが動作していない状態(スタンバ
イ)、複写プロセスが動作している状態(コピー)の3
種類に分類し、それぞれの状態ごとにそれぞれの目標値
をRAMに格納している。そして、CPU23が前記3
種類のどの状態にあるかを判断し、その状態に対応した
目標値を使用して、前記ヒータ28のオン/オフ制御を
前述したように実施する。
【0073】前記3種類の状態に対応した目標値を表2
に示す。
【0074】
【表2】
【0075】上述したように、複写機本体の状態が3種
類のどの状態にあるかを判断し、その状態に対応した制
御目標値を使用して、前記ヒータ28のオン/オフ制御
を実施することにより、感光ドラム11の温度をオーバ
ーシュート、アンダーシュート分を含め、図6に示す第
2の実施の形態の場合と同様に、目標値の38℃を中心
に実用上問題の生じない範囲である、38±3℃以内の
範囲で制御することが可能となった。
【0076】(第5の実施の形態)図7は他の感光ドラ
ムヒーターを用いた場合の感光ドラムの一部切欠き斜視
図で、フルカラーの画像形成プロセスの概略は前記した
第1の実施の形態の場合と同様である。
【0077】28は本実施の形態において用いられる、
シートタイプのドラムヒータである。このヒータ28は
基材上にヒーター(発熱抵抗体)をプリントしたタイプ
のもので、感光ドラム11の内面に沿って付設されてい
る。
【0078】本実施の形態においても、上記した第1、
第3の実施の形態の場合と同様に、複写機本体の周囲温
度及び湿度を検知し、それに対応した高温調値及び低温
調値を使用して、もしくは制御目標値を使用して、前記
ヒータ28のオン/オフ制御を実施することにより、感
光ドラム11の温度をオーバーシュート、アンダーシュ
ート分を含め、実用上問題の生じない範囲に制御するこ
とが可能である。
【0079】なお、上記した第2、第4の実施の形態に
対して本第5の実施の形態を適用し、上記した第2、第
4の実施の形態の場合と同様に、複写機本体の状態が3
種類のどの状態にあるかを判断し、その状態に対応した
高温調値及び低温調値を使用して、もしくは制御目標値
を使用して、前記ヒータ28のオン/オフ制御を実施す
ることにより、感光ドラム11の温度をオーバーシュー
ト、アンダーシュート分を含め、実用上問題の生じない
範囲に制御することが可能である。
【0080】また、その他、感光ドラムヒーターの形状
によらず、本発明は適用することが可能である。
【0081】(第6の実施の形態)上記した第1〜第5
の実施の形態は、4ドラム方式フルカラー複写機につい
て説明しているが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、他の方式のフルカラー複写機、モノカラー/マル
チカラー複写機、電子写真以外の複写機あるいは、スキ
ャナー等の画像読み取り装置をそなえた、方式を問わず
各種画像形成装置に適用できるものである。
【0082】
【発明の効果】請求項1〜5、請求項8、9に係る発明
によれば、像担持体としての感光体の温度制御に係る基
準値あるいは目標値を周囲環境、例えば画像に相関した
情報に応じて変更するので、像担持体を適正な温度範囲
に制御することができ、高画質の画像を提供することが
できる。
【0083】請求項6〜9に係る発明によれば、感像担
持体としての感光体の温度制御に係る基準値あるいは目
標値を、例えば画像形成装置の非動作を含む動作状態に
応じて変更することにより、像担持体を適正な温度範囲
に制御することができ、高画質の画像を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のカラー複写機の構
成例を示す外観図。
【図2】図1に示す画像形成装置の感光ドラムと温度制
御回路、環境測定回路のブロック図。
【図3】図1の示す画像形成装置の周囲温度および湿度
に応じた、高温調値および低温調値の変化を示す図。
【図4】図1の画像形成装置本体の周囲温度および湿度
に対応した、感光ドラムの温度の変化を示す図。
【図5】第2の実施の形態の感光ドラムと温度制御回路
のブロック図。
【図6】第2の実施の形態の複写機本体の状態に対応し
た感光ドラムの温度の変化を示す図。
【図7】第5の実施の形態の感光ドラムを示す斜視図。
【符号の説明】
1 リーダー部 2 プリンタ部 10,30,50,70 画像形成部 11,31,51,71 感光ドラム 12 1次帯電器 14 温度検知用サーミスタ 20 DCコントローラ 21 検知回路 22 ADコンバータ 23 CPU 24 RAM 110 ドラム部 28 ヒーター 80 環境センサー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体を加熱する加熱手段と、前記像
    担持体の温度に相関した情報を検出する温度検出手段
    と、前記温度検出手段の検出値と基準値とを比較して前
    記加熱手段を制御する制御手段とを有する像担持体の温
    度制御装置において、 周囲環境の状況を測定する環境センサーを有し、前記制
    御手段は前記環境センサーの測定結果に基づいて前記基
    準値を変更することを特徴とする像担持体の温度制御装
    置。
  2. 【請求項2】 像担持体を加熱する加熱手段と、前記像
    担持体の温度に相関した情報を検出する温度検出手段
    と、前記温度検出手段の検出値が目標値となるように前
    記加熱手段を制御する制御手段とを有する像担持体の温
    度制御装置において、 周囲環境の状況を測定する環境センサーを有し、前記制
    御手段は前記環境センサーの測定結果に基づいて前記目
    標値を変更することを特徴とする像担持体の温度制御装
    置。
  3. 【請求項3】 像担持体を加熱する加熱手段と、前記像
    担持体の温度に相関した情報を検出する温度検出手段
    と、周囲環境の状況を測定する環境センサーと、前記環
    境センサーの測定結果により一義的に変化する複数の基
    準値に対する前記温度検出手段の検出値を比較して前記
    加熱手段を制御する制御手段とを有することを特徴とす
    る像担持体の温度制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記制御手段は、前
    記環境センサーの測定結果と複数の基準値との関係を、
    周囲湿度の測定結果に基づいて変化させることを特徴と
    する像担持体の温度制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4において、前
    記環境センサーは、前記像担持体が装備される画像形成
    装置の周囲環境の少なくとも温度を測定することを特徴
    とする像担持体の温度制御装置。
  6. 【請求項6】 像担持体を加熱する加熱手段と、前記像
    担持体の温度に相関した情報を検出する温度検出手段
    と、前記温度検出手段の検出値と基準値との比較結果に
    基づいて前記加熱手段を制御する制御手段を有する像担
    持体の温度制御装置において、 前記制御手段は、前記像担持体を用いたプロセス非動作
    を含む動作状態に応じて前記基準値を変更することを特
    徴とする像担持体の温度制御装置。
  7. 【請求項7】 像担持体を加熱する加熱手段と、前記像
    担持体の温度に相関した情報を検出する温度検出手段
    と、前記温度検出手段の検出値が目標値となるように前
    記加熱手段を制御する制御手段を有する像担持体の温度
    制御装置において、 前記制御手段は、前記像担持体を用いたプロセス非動作
    を含む動作状態に応じて前記目標値を変更することを特
    徴とする像担持体の温度制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5、6または7
    に記載の像担持体の温度制御装置を有することを特徴と
    する画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、複数の像担持体を有
    し、前記複数の像担持体上に形成された複数色の可視画
    像を記録材上に転写することによりカラー画像を形成す
    ることを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003162113A (ja) * 2001-11-27 2003-06-06 Canon Inc 画像形成装置
JP2010271634A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、前処理方法および前記方法を実行するためのプログラム
JP2011033830A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Canon Inc 画像形成装置

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