JPH1186270A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
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- JPH1186270A JPH1186270A JP9247329A JP24732997A JPH1186270A JP H1186270 A JPH1186270 A JP H1186270A JP 9247329 A JP9247329 A JP 9247329A JP 24732997 A JP24732997 A JP 24732997A JP H1186270 A JPH1186270 A JP H1186270A
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- Japan
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- layer
- magnetic
- coating
- recording medium
- magnetic recording
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/73—Base layers, i.e. all non-magnetic layers lying under a lowermost magnetic recording layer, e.g. including any non-magnetic layer in between a first magnetic recording layer and either an underlying substrate or a soft magnetic underlayer
- G11B5/733—Base layers, i.e. all non-magnetic layers lying under a lowermost magnetic recording layer, e.g. including any non-magnetic layer in between a first magnetic recording layer and either an underlying substrate or a soft magnetic underlayer characterised by the addition of non-magnetic particles
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/68—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent
- G11B5/70—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer
- G11B5/716—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by two or more magnetic layers
Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁性層が良好な表面性を有して電磁変換特性
に優れ、且つ、導電性にも優れた磁気記録媒体を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 本発明に係る磁気記録媒体は、非磁性支
持体1上に形成され、導電性微粒子と結合剤とを含む下
層導電層2と、上記下層導電層2上に形成され、非磁性
粉末と結合剤とを含む中間平滑層3と、上記中間平滑層
3上に形成され、強磁性粉末と結合剤とを含む上層磁性
層4とを備える。
に優れ、且つ、導電性にも優れた磁気記録媒体を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 本発明に係る磁気記録媒体は、非磁性支
持体1上に形成され、導電性微粒子と結合剤とを含む下
層導電層2と、上記下層導電層2上に形成され、非磁性
粉末と結合剤とを含む中間平滑層3と、上記中間平滑層
3上に形成され、強磁性粉末と結合剤とを含む上層磁性
層4とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気テープ、磁気デ
ィスク等の磁気記録媒体に関し、特に、磁性塗料を塗布
してなる記録層を備える磁気記録媒体に関する。
ィスク等の磁気記録媒体に関し、特に、磁性塗料を塗布
してなる記録層を備える磁気記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープ、オーディオテープ、磁気
ディスク等の磁気記録媒体としては、強磁性酸化鉄、C
o変成酸化鉄、CrO2、強磁性合金粉末等の強磁性粉
末を結合剤中に分散させることで調製された磁性塗料
を、非磁性支持体上に塗布することで磁性層が形成され
る、いわゆる塗布型のものが挙げられる。
ディスク等の磁気記録媒体としては、強磁性酸化鉄、C
o変成酸化鉄、CrO2、強磁性合金粉末等の強磁性粉
末を結合剤中に分散させることで調製された磁性塗料
を、非磁性支持体上に塗布することで磁性層が形成され
る、いわゆる塗布型のものが挙げられる。
【0003】近年、磁気記録の分野においては、記録の
高密度化、短波長化が進行しており、塗布型の磁気記録
媒体においても、これらの高密度化、短波長化に対応し
た特性が要求されている。
高密度化、短波長化が進行しており、塗布型の磁気記録
媒体においても、これらの高密度化、短波長化に対応し
た特性が要求されている。
【0004】ここで、塗布型の磁気記録媒体において、
高密度記録領域での電磁変換特性を改善する手法として
は、磁性層の薄型化が挙げられる。磁性層を薄型化する
と、記録時の自己減磁損失や再生時の厚み損失が減少す
るため、電磁変換特性が効果的に改善されることにな
る。
高密度記録領域での電磁変換特性を改善する手法として
は、磁性層の薄型化が挙げられる。磁性層を薄型化する
と、記録時の自己減磁損失や再生時の厚み損失が減少す
るため、電磁変換特性が効果的に改善されることにな
る。
【0005】しかしながら、この場合、磁性層の厚さを
例えば2μm以下に薄くすると、非磁性支持体の表面形
状が磁性層の表面に浮き出し易くなり、磁性層の表面が
粗れた状態になる。そうなると、スペーシングロスによ
って電磁変換特性が悪化したり、ドロップアウトが多発
するようになる。
例えば2μm以下に薄くすると、非磁性支持体の表面形
状が磁性層の表面に浮き出し易くなり、磁性層の表面が
粗れた状態になる。そうなると、スペーシングロスによ
って電磁変換特性が悪化したり、ドロップアウトが多発
するようになる。
【0006】そこで、塗布型の磁気記録媒体としては、
例えば図6に示すように、磁性層50と非磁性支持体5
1の間に比較的厚みのある下層非磁性層52を介在さ
せ、これにより非磁性支持体51の表面形状を磁性層5
0表面に現れ難くした、重層塗布型のものが提案されて
いる。この重層塗布型の磁気記録媒体では、磁性層50
の表面性が下層非磁性層52の表面形状の影響を受ける
ことになる。すなわち、下層非磁性層用塗料の調製法如
何によって磁性層50表面の平滑性が大きく損なわれる
ため、より平滑な磁性層50表面を得るためには、それ
に見合った下層非磁性層用塗料を調製する必要がある。
例えば図6に示すように、磁性層50と非磁性支持体5
1の間に比較的厚みのある下層非磁性層52を介在さ
せ、これにより非磁性支持体51の表面形状を磁性層5
0表面に現れ難くした、重層塗布型のものが提案されて
いる。この重層塗布型の磁気記録媒体では、磁性層50
の表面性が下層非磁性層52の表面形状の影響を受ける
ことになる。すなわち、下層非磁性層用塗料の調製法如
何によって磁性層50表面の平滑性が大きく損なわれる
ため、より平滑な磁性層50表面を得るためには、それ
に見合った下層非磁性層用塗料を調製する必要がある。
【0007】この重層塗布型の磁気記録媒体では、下層
非磁性層用塗料を所望の塗料特性とすることにより、磁
性層50の表面をある程度平滑化することができるた
め、短波長領域において優れた磁性変換特性が得られる
ことになる。
非磁性層用塗料を所望の塗料特性とすることにより、磁
性層50の表面をある程度平滑化することができるた
め、短波長領域において優れた磁性変換特性が得られる
ことになる。
【0008】一方、磁気記録媒体は、電気抵抗が高いと
帯電が起こり、表面にゴミが付着してしまう虞れがあ
る。この場合、磁気記録媒体は、ドロップアウトを発生
させてしまったり、放電によるミッシングパルスを発生
させてしまうことがある。したがって、磁気記録媒体と
しては、電気抵抗を低く抑えることが重要である。
帯電が起こり、表面にゴミが付着してしまう虞れがあ
る。この場合、磁気記録媒体は、ドロップアウトを発生
させてしまったり、放電によるミッシングパルスを発生
させてしまうことがある。したがって、磁気記録媒体と
しては、電気抵抗を低く抑えることが重要である。
【0009】そこで、磁気記録媒体では、グラファイト
やカーボンブラックを磁性層50中に添加し、導電性を
付与する工夫がなされている。これにより、磁気記録媒
体では、電気抵抗を低く抑えることができ、ドロップア
ウト等の不都合を回避することができる。
やカーボンブラックを磁性層50中に添加し、導電性を
付与する工夫がなされている。これにより、磁気記録媒
体では、電気抵抗を低く抑えることができ、ドロップア
ウト等の不都合を回避することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うなグラファイトやカーボンブラックは、一般に、分散
性が悪く、塗料中に添加されると所定の大きさの塊とな
ってしまうことがある。このようなグラファイトやカー
ボンブラックを磁性塗料中に添加した場合には、磁性層
50の表面の平滑性を著しく損なうこととなり、記録再
生特性を大きく劣化させることになる。
うなグラファイトやカーボンブラックは、一般に、分散
性が悪く、塗料中に添加されると所定の大きさの塊とな
ってしまうことがある。このようなグラファイトやカー
ボンブラックを磁性塗料中に添加した場合には、磁性層
50の表面の平滑性を著しく損なうこととなり、記録再
生特性を大きく劣化させることになる。
【0011】そこで、これらグラファイトやカーボンブ
ラックを下層非磁性層52中に添加し、磁気記録媒体全
体としての電気抵抗を低減させることが考えられる。し
かしながら、この場合でも、グラファイトやカーボンブ
ラックの分散性が悪いために、下層非磁性層用塗料中に
グラファイトやカーボンブラックの塊を形成してしま
う。このため、グラファイトやカーボンブラックを添加
した下層非磁性層52は、その表面が粗れてしまい、そ
の結果、磁性層50の表面の平滑性を著しく損なうこと
になる。したがって、この場合でも、磁気記録媒体の記
録再生特性は劣化してしまう。
ラックを下層非磁性層52中に添加し、磁気記録媒体全
体としての電気抵抗を低減させることが考えられる。し
かしながら、この場合でも、グラファイトやカーボンブ
ラックの分散性が悪いために、下層非磁性層用塗料中に
グラファイトやカーボンブラックの塊を形成してしま
う。このため、グラファイトやカーボンブラックを添加
した下層非磁性層52は、その表面が粗れてしまい、そ
の結果、磁性層50の表面の平滑性を著しく損なうこと
になる。したがって、この場合でも、磁気記録媒体の記
録再生特性は劣化してしまう。
【0012】このように、上述した磁気記録媒体では、
磁性層50の表面性と磁気記録媒体の導電性とを両立さ
せることが困難であるといった問題点があった。
磁性層50の表面性と磁気記録媒体の導電性とを両立さ
せることが困難であるといった問題点があった。
【0013】そこで、本発明はこのような従来の実情に
鑑みて提案されたものであり、磁性層が良好な表面性を
有して電磁変換特性に優れ、且つ、導電性にも優れた磁
気記録媒体を提供することを目的とする。
鑑みて提案されたものであり、磁性層が良好な表面性を
有して電磁変換特性に優れ、且つ、導電性にも優れた磁
気記録媒体を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成した
本発明に係る磁気記録媒体は、非磁性支持体上に形成さ
れ、導電性微粒子と結合剤とを含む下層導電層と、上記
下層導電層上に形成され、非磁性粉末と結合剤とを含む
中間平滑層と、上記中間平滑層上に形成され、強磁性粉
末と結合剤とを含む上層磁性層とを備える。
本発明に係る磁気記録媒体は、非磁性支持体上に形成さ
れ、導電性微粒子と結合剤とを含む下層導電層と、上記
下層導電層上に形成され、非磁性粉末と結合剤とを含む
中間平滑層と、上記中間平滑層上に形成され、強磁性粉
末と結合剤とを含む上層磁性層とを備える。
【0015】以上のように構成された本発明に係る磁気
記録媒体は、上層磁性層の表面性が中間平滑層の影響を
受けることとなる。この磁気記録媒体において、中間平
滑層は、非磁性粉末と結合剤とを含有してなるため、良
好な表面性を有する。このため、この磁気記録媒体は、
高度に平坦化された表面性を有する上層磁性層を備える
ことになる。また、この磁気記録媒体では、導電性微粒
子を含有する下層導電層を有するため、全体として電気
抵抗を低く抑えることができる。
記録媒体は、上層磁性層の表面性が中間平滑層の影響を
受けることとなる。この磁気記録媒体において、中間平
滑層は、非磁性粉末と結合剤とを含有してなるため、良
好な表面性を有する。このため、この磁気記録媒体は、
高度に平坦化された表面性を有する上層磁性層を備える
ことになる。また、この磁気記録媒体では、導電性微粒
子を含有する下層導電層を有するため、全体として電気
抵抗を低く抑えることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る磁気記録媒体
の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0017】本発明に係る磁気記録媒体は、図1に示す
ように、非磁性支持体1と、この非磁性支持体1上に形
成された下層導電層2と、この下層導電層2上に形成さ
れた中間平滑層3と、この中間平滑層3上に形成された
上層磁性層4とからなる。
ように、非磁性支持体1と、この非磁性支持体1上に形
成された下層導電層2と、この下層導電層2上に形成さ
れた中間平滑層3と、この中間平滑層3上に形成された
上層磁性層4とからなる。
【0018】非磁性支持体1としては、例えば、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタ
レート等のポリエステル類、ポリプロピレン等のポリオ
レフイン類、セルローストリアセテート、セルロースダ
イアセテート等のセルロース誘導体、ポリアミド、アラ
ミド樹脂、ポリカーボネート等のプラスチック等が挙げ
られる。この非磁性支持体1は、単層構造であっても多
層構造であってもよい。また、この非磁性支持体1は、
例えば、コロナ放電処理等の表面処理が施されてもよい
し、易接着層等の有機物層が表面に形成されてもよい。
チレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタ
レート等のポリエステル類、ポリプロピレン等のポリオ
レフイン類、セルローストリアセテート、セルロースダ
イアセテート等のセルロース誘導体、ポリアミド、アラ
ミド樹脂、ポリカーボネート等のプラスチック等が挙げ
られる。この非磁性支持体1は、単層構造であっても多
層構造であってもよい。また、この非磁性支持体1は、
例えば、コロナ放電処理等の表面処理が施されてもよい
し、易接着層等の有機物層が表面に形成されてもよい。
【0019】非磁性支持体1の厚みは、特に制限されな
いが、例えば、媒体がフィルム状やシート状の場合に
は、2〜100μm、好ましくは3〜50μmとするの
が適当である。また、厚みとしては、ディスク状やカー
ド状の場合には30μm〜10mm程度、ドラム状の場
合にはレコーダ等の設計に応じて適宜に選択されればよ
い。
いが、例えば、媒体がフィルム状やシート状の場合に
は、2〜100μm、好ましくは3〜50μmとするの
が適当である。また、厚みとしては、ディスク状やカー
ド状の場合には30μm〜10mm程度、ドラム状の場
合にはレコーダ等の設計に応じて適宜に選択されればよ
い。
【0020】下層導電層2は、上述した非磁性支持体1
上に形成され、導電性微粒子及び結合剤を主体とする。
この下層導電層2は、導電性微粒子や結合剤等を溶剤と
ともに分散させることで調製された下層導電層用塗料
を、非磁性支持体1上に塗布することにより形成され
る。
上に形成され、導電性微粒子及び結合剤を主体とする。
この下層導電層2は、導電性微粒子や結合剤等を溶剤と
ともに分散させることで調製された下層導電層用塗料
を、非磁性支持体1上に塗布することにより形成され
る。
【0021】この下層導電層2において、導電性微粒子
としては、層中に混入することにより、磁気記録媒体全
体として帯電性を抑えることができるものであれば良
く、例えば、カーボンブラック、グラファイト等を挙げ
ることができる。ここで、カーボンブラック及びグラフ
ァイトとしては特に限定するものはなく、一般に入手す
ることができ磁気記録媒体で通常使用されるものであれ
ば本発明においても使用可能である。
としては、層中に混入することにより、磁気記録媒体全
体として帯電性を抑えることができるものであれば良
く、例えば、カーボンブラック、グラファイト等を挙げ
ることができる。ここで、カーボンブラック及びグラフ
ァイトとしては特に限定するものはなく、一般に入手す
ることができ磁気記録媒体で通常使用されるものであれ
ば本発明においても使用可能である。
【0022】結合剤としては、ポリウレタン樹脂、ポリ
エステル樹脂、塩化ビニル系共重合体等の塩化ビニル系
樹脂等を例示することができる。
エステル樹脂、塩化ビニル系共重合体等の塩化ビニル系
樹脂等を例示することができる。
【0023】これらの樹脂は、一種類を単独で使用して
もよく、二種類以上を組み合わせて使用しても良い。例
えば、二種類以上を組み合わせて使用する場合、ポリウ
レタン及び/又はポリエステルと、塩化ビニル系樹脂と
を混合して用いることがある。この場合には、ポリウレ
タン及び/又はポリエステルと、塩化ビニル系樹脂との
重量比は90:10〜10:90、好ましくは70:3
0〜30:70の範囲である。
もよく、二種類以上を組み合わせて使用しても良い。例
えば、二種類以上を組み合わせて使用する場合、ポリウ
レタン及び/又はポリエステルと、塩化ビニル系樹脂と
を混合して用いることがある。この場合には、ポリウレ
タン及び/又はポリエステルと、塩化ビニル系樹脂との
重量比は90:10〜10:90、好ましくは70:3
0〜30:70の範囲である。
【0024】また、結合剤としては、下記の樹脂を併用
するようにしても良い。併用する樹脂としては、重量平
均分子量が10,000〜200,000である塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデ
ン共重合体、塩化ビニル−アクリロニトリル共重合体、
ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、ポリアミド樹
脂、ポリビニルブチラール、セルロース誘導体(ニトロ
セルロース等)、スチレン−ブタジエン共重合体、フェ
ノール樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、
フェノキシ樹脂、シリコーン樹脂、アクリル系樹脂、尿
素ホルムアミド樹脂、各種の合成ゴム系樹脂等が挙げら
れる。
するようにしても良い。併用する樹脂としては、重量平
均分子量が10,000〜200,000である塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデ
ン共重合体、塩化ビニル−アクリロニトリル共重合体、
ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、ポリアミド樹
脂、ポリビニルブチラール、セルロース誘導体(ニトロ
セルロース等)、スチレン−ブタジエン共重合体、フェ
ノール樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、
フェノキシ樹脂、シリコーン樹脂、アクリル系樹脂、尿
素ホルムアミド樹脂、各種の合成ゴム系樹脂等が挙げら
れる。
【0025】結合剤の混合量としては、カーボンブラッ
ク及び/またはグラファイト等の導電性微粉末100重
量部に対して80〜120重量部が好ましい。
ク及び/またはグラファイト等の導電性微粉末100重
量部に対して80〜120重量部が好ましい。
【0026】さらに、溶剤としては、磁気記録媒体で通
常用いられているもの、例えば、アセトン、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン
等のケトン類;メタノール、エタノール、プロパノー
ル、ブタノール等のアルコール類;酢酸メチル、酢酸エ
チル、酢酸ブチル、乳酸エチル、エチレングリコールセ
ノアセテート等のエステル類;グリコールジメチルエー
テル、グリコールモノエチルエーテル、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン等のエーテル類;ベンセン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素;メチレンクロライ
ド、エチレンクロライド、四塩化炭素、クロロホルム、
ジクロルベンゼン等のハロゲン化炭化水素等を挙げるこ
とができる。この溶剤は、単独で用いても2種類以上を
混合して用いても構わない。
常用いられているもの、例えば、アセトン、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン
等のケトン類;メタノール、エタノール、プロパノー
ル、ブタノール等のアルコール類;酢酸メチル、酢酸エ
チル、酢酸ブチル、乳酸エチル、エチレングリコールセ
ノアセテート等のエステル類;グリコールジメチルエー
テル、グリコールモノエチルエーテル、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン等のエーテル類;ベンセン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素;メチレンクロライ
ド、エチレンクロライド、四塩化炭素、クロロホルム、
ジクロルベンゼン等のハロゲン化炭化水素等を挙げるこ
とができる。この溶剤は、単独で用いても2種類以上を
混合して用いても構わない。
【0027】塗料を調製するにあたっては、必要に応じ
て混練を行うようにしてもよい。混練機(図示せず)と
しては、例えば、二本ロールミル、三本ロールミル、オ
ープンニーダー、連続二軸混練機、加圧ニーダー等が挙
げられ、いずれも使用可能である。特に、0.05〜
0.5kW(粉末1kg当たり)の消費電力負荷が提供
できることから、加圧ニーダー、オープンニーダー、連
続二軸混練機、二本ロールミル、三本ロールミルが適当
である。
て混練を行うようにしてもよい。混練機(図示せず)と
しては、例えば、二本ロールミル、三本ロールミル、オ
ープンニーダー、連続二軸混練機、加圧ニーダー等が挙
げられ、いずれも使用可能である。特に、0.05〜
0.5kW(粉末1kg当たり)の消費電力負荷が提供
できることから、加圧ニーダー、オープンニーダー、連
続二軸混練機、二本ロールミル、三本ロールミルが適当
である。
【0028】さらにまた、この混練工程において分散剤
を添加してもよい。分散剤としては、シランカップリン
グ剤等を挙げることができる。この分散剤は、カーボン
ブラック及び/またはグラファイト微粉末に対して0.
5〜5重量%の範囲で用いるのが適当である。
を添加してもよい。分散剤としては、シランカップリン
グ剤等を挙げることができる。この分散剤は、カーボン
ブラック及び/またはグラファイト微粉末に対して0.
5〜5重量%の範囲で用いるのが適当である。
【0029】さらにまた、媒体の走行耐久性等を改善す
る目的で、通常この種の磁気記録媒体で用いられる潤滑
剤を添加しても良い。潤滑剤としては、脂肪酸や脂肪酸
エステル等が単独あるいは混合して使用される。脂肪酸
は、一塩基酸であっても二塩基酸であってもよく、その
炭素数が6〜30であることが好ましく、より好ましく
は12〜22とされる。脂肪酸と脂肪酸エステルとを併
用する場合、脂肪酸と脂肪酸エステルの比率は重量比で
10:90〜90:10が好ましい。潤滑剤としては、
上述した脂肪酸、脂肪酸エステルとともに、公知の潤滑
剤を併用しても良い。併用する潤滑剤としては、シリコ
ーンオイル、弗化カーボン、脂肪酸アミド、オレフィン
オキサイド等が挙げられる。
る目的で、通常この種の磁気記録媒体で用いられる潤滑
剤を添加しても良い。潤滑剤としては、脂肪酸や脂肪酸
エステル等が単独あるいは混合して使用される。脂肪酸
は、一塩基酸であっても二塩基酸であってもよく、その
炭素数が6〜30であることが好ましく、より好ましく
は12〜22とされる。脂肪酸と脂肪酸エステルとを併
用する場合、脂肪酸と脂肪酸エステルの比率は重量比で
10:90〜90:10が好ましい。潤滑剤としては、
上述した脂肪酸、脂肪酸エステルとともに、公知の潤滑
剤を併用しても良い。併用する潤滑剤としては、シリコ
ーンオイル、弗化カーボン、脂肪酸アミド、オレフィン
オキサイド等が挙げられる。
【0030】さらにまた、硬化剤には、ポリイソシアネ
ート等が使用される。ポリイソシアネートとしては、例
えばトリレンジイソシアネート(TDI)と活性水素化
合物との付加体等の芳香族ポリイソシアネートや、ヘキ
サメチレンジイソシアネート(HMDI)と活性水素化
合物との付加体等の脂肪族ポリイソシアネート等があ
る。これらポリイソシアネートの重量平均分子量は、1
00〜3,000の範囲であることが望ましい。
ート等が使用される。ポリイソシアネートとしては、例
えばトリレンジイソシアネート(TDI)と活性水素化
合物との付加体等の芳香族ポリイソシアネートや、ヘキ
サメチレンジイソシアネート(HMDI)と活性水素化
合物との付加体等の脂肪族ポリイソシアネート等があ
る。これらポリイソシアネートの重量平均分子量は、1
00〜3,000の範囲であることが望ましい。
【0031】一方、中間平滑層3は、上述した下層導電
層2上に形成され、非磁性粉末及び結合剤を主体とす
る。この中間平滑層3は、これら非磁性粉末や結合剤を
溶剤とともに分散してなる中間平滑層用塗料を塗布する
ことにより形成される。
層2上に形成され、非磁性粉末及び結合剤を主体とす
る。この中間平滑層3は、これら非磁性粉末や結合剤を
溶剤とともに分散してなる中間平滑層用塗料を塗布する
ことにより形成される。
【0032】ここで、非磁性粉末としては、その上層に
形成される上層磁性層4の表面を平滑化するものであれ
ば良く、例えば、α−Fe2O3、TiO2及びα−Fe
OOH等を挙げることができる。例えば、非磁性粉末と
して、α−Fe2O3を用いる場合、長軸長が0.2μm
以下の針状α−Fe2O3粒子を用いることが好ましい。
針状α−Fe2O3粒子は他の非磁性粒子に比べて分散性
に優れるため、これを用いることで中間平滑層3表面の
平滑性が向上し、その結果、この上に積層される上層磁
性層4の表面も平滑なものになる。さらに長軸長が0.
2μm以下とすることで、中間平滑層および上層の表面
はいっそう平滑なものとなる。この場合、非磁性粉末の
軸比(長軸長/短軸長)は、2〜20、好ましくは5〜
15、さらに好ましくは5〜10が適当である。比表面
積は、10〜250m2/g、好ましくは20〜150
m2/gであり、さらに好ましくは30〜100m2/g
であるのが良い。
形成される上層磁性層4の表面を平滑化するものであれ
ば良く、例えば、α−Fe2O3、TiO2及びα−Fe
OOH等を挙げることができる。例えば、非磁性粉末と
して、α−Fe2O3を用いる場合、長軸長が0.2μm
以下の針状α−Fe2O3粒子を用いることが好ましい。
針状α−Fe2O3粒子は他の非磁性粒子に比べて分散性
に優れるため、これを用いることで中間平滑層3表面の
平滑性が向上し、その結果、この上に積層される上層磁
性層4の表面も平滑なものになる。さらに長軸長が0.
2μm以下とすることで、中間平滑層および上層の表面
はいっそう平滑なものとなる。この場合、非磁性粉末の
軸比(長軸長/短軸長)は、2〜20、好ましくは5〜
15、さらに好ましくは5〜10が適当である。比表面
積は、10〜250m2/g、好ましくは20〜150
m2/gであり、さらに好ましくは30〜100m2/g
であるのが良い。
【0033】また、この中間平滑層3には、上述した非
磁性粉末以外に、走行耐久性を向上させるため、所定量
の無機顔料を添加してもよい。この無機顔料としては、
例えば、α−Al2O3等を挙げることができる。このよ
うに、中間平滑層3に無機顔料を添加することにより、
この中間平滑層3上に形成される上層磁性層4表面に粗
大突起を形成することができる。これにより、磁気記録
媒体は、走行耐久性が向上したものとなる。
磁性粉末以外に、走行耐久性を向上させるため、所定量
の無機顔料を添加してもよい。この無機顔料としては、
例えば、α−Al2O3等を挙げることができる。このよ
うに、中間平滑層3に無機顔料を添加することにより、
この中間平滑層3上に形成される上層磁性層4表面に粗
大突起を形成することができる。これにより、磁気記録
媒体は、走行耐久性が向上したものとなる。
【0034】この中間平滑層3において、結合剤及び溶
剤としては、上述した下層導電層2について例示した結
合剤及び溶剤がいずれも使用可能である。これら結合剤
の中間平滑層への混合量は、非磁性粉末100重量部に
対して5〜150重量部が好ましく、さらに好ましくは
10〜120重量部である。
剤としては、上述した下層導電層2について例示した結
合剤及び溶剤がいずれも使用可能である。これら結合剤
の中間平滑層への混合量は、非磁性粉末100重量部に
対して5〜150重量部が好ましく、さらに好ましくは
10〜120重量部である。
【0035】中間平滑層用塗料を調製するにあたって
は、必要に応じて混練を行うようにしてもよく、その場
合の混練機としては、下層導電層2の説明の際に例示し
た混練機がいずれも使用可能である。分散剤についても
同様に、上述した下層導電層2の説明の際に例示した分
散剤を使用することができる。
は、必要に応じて混練を行うようにしてもよく、その場
合の混練機としては、下層導電層2の説明の際に例示し
た混練機がいずれも使用可能である。分散剤についても
同様に、上述した下層導電層2の説明の際に例示した分
散剤を使用することができる。
【0036】また、この中間平滑層3には、磁気記録媒
体の走行耐久性等を改善する目的で、通常この種の磁気
記録媒体で用いられる潤滑剤を添加しても良い。この場
合、潤滑剤としては、下層導電層2の説明の際に例示し
た潤滑剤がいずれも使用可能である。
体の走行耐久性等を改善する目的で、通常この種の磁気
記録媒体で用いられる潤滑剤を添加しても良い。この場
合、潤滑剤としては、下層導電層2の説明の際に例示し
た潤滑剤がいずれも使用可能である。
【0037】一方、上層磁性層4は、上述した中間平滑
層3上に形成され、強磁性粉末及び結合剤を主体として
なる。この上層磁性層4は、強磁性粉末や結合剤を溶剤
とともに分散させることで調製された上層磁性層用塗料
を塗布して形成される。
層3上に形成され、強磁性粉末及び結合剤を主体として
なる。この上層磁性層4は、強磁性粉末や結合剤を溶剤
とともに分散させることで調製された上層磁性層用塗料
を塗布して形成される。
【0038】ここで、強磁性粉末としては、γ−Fe2
O3、Co含有γ−Fe2O3、Co被着γ−Fe2O3、
CrO2、また、マグネタイトに代表されるフェライト
類、すなわちFe3O4、Co含有Fe3O4、Co被着F
e3O4等が挙げられる。また、強磁性粉末としては、金
属磁性粉末を用いるようにしても良い。金属磁性粉末と
しては、Fe、Co等の金属粉末の他、Fe−Al系、
Fe−Al−Ni系、Fe−Al−Zn系、Fe−Al
−Co系、Fe−Al−Ca系、Fe−Ni系、Fe−
Ni−Al系、Fe−Ni−Co系、Fe−Ni−Si
−Al−Mn系、Fe−Ni−Si−Al−Zn系、F
e−Al−Si系、Fe−Ni−Zn系、Fe−Ni−
Mn系、Fe−Ni−Si系、Fe−Mn−Zn系、F
e−Co−Ni−P系、Ni−Co系等、Fe、Ni、
Co等を主成分とする合金粉末が挙げられる。
O3、Co含有γ−Fe2O3、Co被着γ−Fe2O3、
CrO2、また、マグネタイトに代表されるフェライト
類、すなわちFe3O4、Co含有Fe3O4、Co被着F
e3O4等が挙げられる。また、強磁性粉末としては、金
属磁性粉末を用いるようにしても良い。金属磁性粉末と
しては、Fe、Co等の金属粉末の他、Fe−Al系、
Fe−Al−Ni系、Fe−Al−Zn系、Fe−Al
−Co系、Fe−Al−Ca系、Fe−Ni系、Fe−
Ni−Al系、Fe−Ni−Co系、Fe−Ni−Si
−Al−Mn系、Fe−Ni−Si−Al−Zn系、F
e−Al−Si系、Fe−Ni−Zn系、Fe−Ni−
Mn系、Fe−Ni−Si系、Fe−Mn−Zn系、F
e−Co−Ni−P系、Ni−Co系等、Fe、Ni、
Co等を主成分とする合金粉末が挙げられる。
【0039】このうちFe系の磁性粉末は電気的特性に
優れている。また、耐蝕性および分散性の点では、Fe
−Al系、Fe−Al−Ca系、Fe−Al−Ni系、
Fe−Al−Zn系、Fe−Al−Co系、Fe−Ni
−Si−Al−Zn系、Fe−Ni−Si−Al−Mn
系等のFe−Al系の合金粉末が好ましい。
優れている。また、耐蝕性および分散性の点では、Fe
−Al系、Fe−Al−Ca系、Fe−Al−Ni系、
Fe−Al−Zn系、Fe−Al−Co系、Fe−Ni
−Si−Al−Zn系、Fe−Ni−Si−Al−Mn
系等のFe−Al系の合金粉末が好ましい。
【0040】これら金属磁性粉末の形状は、平均長軸長
が0.5μm以下、好ましくは0.01〜0.4μm、
さらに好ましくは0.01〜0.3μmであり、且つ軸
比(平均長軸長/平均短軸長)が12以下、好ましくは
10以下のものがよい。
が0.5μm以下、好ましくは0.01〜0.4μm、
さらに好ましくは0.01〜0.3μmであり、且つ軸
比(平均長軸長/平均短軸長)が12以下、好ましくは
10以下のものがよい。
【0041】このように強磁性粉末には、酸化物磁性粉
末や金属磁性粉末が使用できるが、いずれにおいても飽
和磁化量(σs)が70emu/g以上であることが好
ましい。飽和磁化量が70emu/g未満であると、十
分な電磁変換特性が得られないことがある。また、高密
度記録領域での記録再生を可能にする点から、BET法
による比表面積が45m2/g以上であることが好まし
い。
末や金属磁性粉末が使用できるが、いずれにおいても飽
和磁化量(σs)が70emu/g以上であることが好
ましい。飽和磁化量が70emu/g未満であると、十
分な電磁変換特性が得られないことがある。また、高密
度記録領域での記録再生を可能にする点から、BET法
による比表面積が45m2/g以上であることが好まし
い。
【0042】結合剤としては、上述した下層導電層2及
び中間平滑層3と同様に、ポリウレタン樹脂、ポリエス
テル樹脂、塩化ビニル系共重合体等の塩化ビニル系樹脂
等を使用することができる。
び中間平滑層3と同様に、ポリウレタン樹脂、ポリエス
テル樹脂、塩化ビニル系共重合体等の塩化ビニル系樹脂
等を使用することができる。
【0043】これら樹脂は、−SO3M、−OSO3M、
−COOM、−PO(OM´)2[但し、Mは水素原子
またはNa、K、Li等のアルカリ金属を表し、M´は
水素原子またはNa、K、Li等のアルカリ原子、アル
キル基を表す]及びスルホヘタイン基から選ばれる少な
くとも一種の極性基を有する繰返し単位を含有している
ことが好ましい。これら極性基は、強磁性粉末の分散性
を向上させる作用があり、含有率は0.1〜8.0モル
%、さらには0.2〜6.0モル%であるのが好まし
い。極性基の含有率が0.1モル%未満であると、磁性
粉末の分散性が低下する。逆に含有率が8.0モル%が
超えていると、上層磁性層用塗料がゲル化し易くなる。
また、樹脂の重量平均分子量は、15,000〜50,
000の範囲であるのが好ましい。
−COOM、−PO(OM´)2[但し、Mは水素原子
またはNa、K、Li等のアルカリ金属を表し、M´は
水素原子またはNa、K、Li等のアルカリ原子、アル
キル基を表す]及びスルホヘタイン基から選ばれる少な
くとも一種の極性基を有する繰返し単位を含有している
ことが好ましい。これら極性基は、強磁性粉末の分散性
を向上させる作用があり、含有率は0.1〜8.0モル
%、さらには0.2〜6.0モル%であるのが好まし
い。極性基の含有率が0.1モル%未満であると、磁性
粉末の分散性が低下する。逆に含有率が8.0モル%が
超えていると、上層磁性層用塗料がゲル化し易くなる。
また、樹脂の重量平均分子量は、15,000〜50,
000の範囲であるのが好ましい。
【0044】なお、極性基を含有する塩化ビニル系共重
合体は、例えば、塩化ビニル−ビニルアルコール共重合
体等の水酸基を有する共重合体と、極性基及び塩素原子
を有する化合物との付加反応により合成することができ
る。また、ポリエステルは、ポリオールと多塩基酸との
反応により合成される。なお、他の極性基を導入したポ
リエステルも公知の方法で合成することが可能である。
ポリウレタンは、ポリオールとポリイソシアネートとの
反応により合成される。このポリオールとしては、ポリ
オールと多塩酸基との反応によって得られるポリエステ
ルポリオールが一般に使用される。なお、極性基を有す
るポリエステルポリオールを原料として用いれば、極性
基を有するポリウレタンを合成することができる。
合体は、例えば、塩化ビニル−ビニルアルコール共重合
体等の水酸基を有する共重合体と、極性基及び塩素原子
を有する化合物との付加反応により合成することができ
る。また、ポリエステルは、ポリオールと多塩基酸との
反応により合成される。なお、他の極性基を導入したポ
リエステルも公知の方法で合成することが可能である。
ポリウレタンは、ポリオールとポリイソシアネートとの
反応により合成される。このポリオールとしては、ポリ
オールと多塩酸基との反応によって得られるポリエステ
ルポリオールが一般に使用される。なお、極性基を有す
るポリエステルポリオールを原料として用いれば、極性
基を有するポリウレタンを合成することができる。
【0045】これらの樹脂は、一種類単独であってもよ
く、二種類以上を組み合わせて用いても良い。例えば、
ポリウレタン及び/又はポリエステルと、塩化ビニル系
樹脂とを混合して用いる場合、その重量比は90:10
〜10:90、好ましくは70:30〜30:70の範
囲であるのが良い。
く、二種類以上を組み合わせて用いても良い。例えば、
ポリウレタン及び/又はポリエステルと、塩化ビニル系
樹脂とを混合して用いる場合、その重量比は90:10
〜10:90、好ましくは70:30〜30:70の範
囲であるのが良い。
【0046】さらに、下記の樹脂を全結合剤の50重量
%以下の使用量で併用するようにしても良い。併用する
樹脂としては、重量平均分子量が10,000〜20
0,000である塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩
化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル−アク
リロニトリル共重合体、ブタジエン−アクリロニトリル
共重合体、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラール、セ
ルロース誘導体(ニトロセルロース等)、スチレン−ブ
タジエン共重合体、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、尿
素樹脂、メラミン樹脂、フェノキシ樹脂、シリコーン樹
脂、アクリル系樹脂、尿素ホルムアミド樹脂、各種の合
成ゴム系樹脂等が挙げられる。
%以下の使用量で併用するようにしても良い。併用する
樹脂としては、重量平均分子量が10,000〜20
0,000である塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩
化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル−アク
リロニトリル共重合体、ブタジエン−アクリロニトリル
共重合体、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラール、セ
ルロース誘導体(ニトロセルロース等)、スチレン−ブ
タジエン共重合体、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、尿
素樹脂、メラミン樹脂、フェノキシ樹脂、シリコーン樹
脂、アクリル系樹脂、尿素ホルムアミド樹脂、各種の合
成ゴム系樹脂等が挙げられる。
【0047】上述したような結合剤の混合量は、強磁性
金属粉末100重量部に対して8〜25重量部が好まし
く、10〜20重量部であるのがより好ましい。
金属粉末100重量部に対して8〜25重量部が好まし
く、10〜20重量部であるのがより好ましい。
【0048】溶剤としては、上述した下層導電層2を説
明する際に例示したものを使用することができる。ま
た、塗料を調製するにあたっては、下層導電層2を説明
する際に例示したように、必要に応じて混練を行っても
よく、混練機としては、上述した下層導電層2を説明す
る際に例示したものを使用することができる。さらに、
同様に分散剤を用いることもでき、これらの分散剤は、
強磁性粉末に対して0.5〜5重量%の範囲で添加され
るのが適当である。
明する際に例示したものを使用することができる。ま
た、塗料を調製するにあたっては、下層導電層2を説明
する際に例示したように、必要に応じて混練を行っても
よく、混練機としては、上述した下層導電層2を説明す
る際に例示したものを使用することができる。さらに、
同様に分散剤を用いることもでき、これらの分散剤は、
強磁性粉末に対して0.5〜5重量%の範囲で添加され
るのが適当である。
【0049】また、上層磁性層4には、媒体の走行耐久
性等を改善する目的で、通常、この種の磁気記録媒体で
用いられる研磨剤、潤滑剤等の添加剤を添加しても良
い。
性等を改善する目的で、通常、この種の磁気記録媒体で
用いられる研磨剤、潤滑剤等の添加剤を添加しても良
い。
【0050】研磨剤としては、α−アルミナ、溶融アル
ミナ、酸化クロム、酸化チタン、α−酸化鉄、酸化ケイ
素、窒化ケイ素、炭化タングステン、炭化モリブデン、
炭化ホウ素、コランダム、酸化亜鉛、酸化セリウム、酸
化マグネシウム、窒化ホウ素等を挙げることができる。
この研磨剤の平均粒子径は、0.05μm〜0.6μ
m、好ましくは0.05μm〜0.5μm、さらに好ま
しくは0.05μm〜0.3μmであるのが良い。ま
た、この研磨剤の添加量は、(磁性粉末100重量部に
対して)3〜20重量部、好ましくは5〜15重量部、
さらに好ましくは5〜10重量部とするのが適当であ
る。
ミナ、酸化クロム、酸化チタン、α−酸化鉄、酸化ケイ
素、窒化ケイ素、炭化タングステン、炭化モリブデン、
炭化ホウ素、コランダム、酸化亜鉛、酸化セリウム、酸
化マグネシウム、窒化ホウ素等を挙げることができる。
この研磨剤の平均粒子径は、0.05μm〜0.6μ
m、好ましくは0.05μm〜0.5μm、さらに好ま
しくは0.05μm〜0.3μmであるのが良い。ま
た、この研磨剤の添加量は、(磁性粉末100重量部に
対して)3〜20重量部、好ましくは5〜15重量部、
さらに好ましくは5〜10重量部とするのが適当であ
る。
【0051】潤滑剤としては、下層導電層2の説明の際
に例示したものがいずれも使用可能である。このとき上
中下の各層にそれぞれ添加する各添加剤の種類や量は、
異なっていても同一であっても良い。
に例示したものがいずれも使用可能である。このとき上
中下の各層にそれぞれ添加する各添加剤の種類や量は、
異なっていても同一であっても良い。
【0052】ところで、上述したように構成された下層
導電層2、中間平滑層3及び上層磁性層4を形成する際
には、少なくとも中間平滑層3と上層磁性層4が互いに
湿潤状態であるうちに重層塗布する、いわゆるウェット
・オン・ウェット方式を用いることが好ましい。この場
合、下層導電層2はあらかじめ非磁性支持体1上に塗設
しておくようにする。
導電層2、中間平滑層3及び上層磁性層4を形成する際
には、少なくとも中間平滑層3と上層磁性層4が互いに
湿潤状態であるうちに重層塗布する、いわゆるウェット
・オン・ウェット方式を用いることが好ましい。この場
合、下層導電層2はあらかじめ非磁性支持体1上に塗設
しておくようにする。
【0053】非磁性支持体1上に下層導電層2を塗設す
るに際しては、塗布型磁気記録媒体の製造に通常用いら
れる塗膜形成装置が使用可能である。塗布装置として
は、押し出しコーター、リバースロール、グラビアロー
ル、エアドクターコーター、ブレードコーター、エアナ
イフコーター、スクイズコーター、含浸コーター、トラ
ンスファロールコーター、キスコーター、キャストコー
ター、スプレイコーター等が挙げられる。
るに際しては、塗布型磁気記録媒体の製造に通常用いら
れる塗膜形成装置が使用可能である。塗布装置として
は、押し出しコーター、リバースロール、グラビアロー
ル、エアドクターコーター、ブレードコーター、エアナ
イフコーター、スクイズコーター、含浸コーター、トラ
ンスファロールコーター、キスコーター、キャストコー
ター、スプレイコーター等が挙げられる。
【0054】これらの塗布装置を用いて、連続的に走行
する非磁性支持体1上に下層導電層用塗料を塗布し、ラ
イン中に設けられた乾燥器によって直ちに乾燥固化し、
巻き取り部にて巻き取る。磁気ディスク等、両面を使用
する媒体を製造する場合には、非磁性支持体の両面に同
様の処理を施すことは言うまでもない。
する非磁性支持体1上に下層導電層用塗料を塗布し、ラ
イン中に設けられた乾燥器によって直ちに乾燥固化し、
巻き取り部にて巻き取る。磁気ディスク等、両面を使用
する媒体を製造する場合には、非磁性支持体の両面に同
様の処理を施すことは言うまでもない。
【0055】また、下層導電層2には必要に応じてカレ
ンダー処理を施すようにしてもよい。カレンダー装置に
よる表面平滑処理条件では、温度、線圧力及び搬送スピ
ード等が重要となる。具体的には、温度が50〜140
℃、線圧力が50〜1000kg/cm2、搬送スピー
ドが20〜1000m/分であるのことが好ましい。カ
レンダー処理をすることによって、下層導電層2の表面
性が向上するとともに、導電性も一層良好となる。
ンダー処理を施すようにしてもよい。カレンダー装置に
よる表面平滑処理条件では、温度、線圧力及び搬送スピ
ード等が重要となる。具体的には、温度が50〜140
℃、線圧力が50〜1000kg/cm2、搬送スピー
ドが20〜1000m/分であるのことが好ましい。カ
レンダー処理をすることによって、下層導電層2の表面
性が向上するとともに、導電性も一層良好となる。
【0056】このようにして形成された下層導電層2上
に中間平滑層3及び上層磁性層4をウェット・オン・ウ
ェット重層塗布する際には、例えば、図2に示すような
塗膜形成装置10が用いられる。
に中間平滑層3及び上層磁性層4をウェット・オン・ウ
ェット重層塗布する際には、例えば、図2に示すような
塗膜形成装置10が用いられる。
【0057】塗膜形成装置10は、下層導電層2が形成
された非磁性支持体1を巻装するとともに非磁性支持体
1を掛け渡してなる巻取りロール12及び供給ロール1
3と、この供給ロール13から引き出された非磁性支持
体1上に中間平滑層用塗料及び上層磁性層用塗料を塗布
する塗布装置14と、上層磁性層の磁化方向を決定させ
る配向用磁石15と、塗料を乾燥させる乾燥器16と、
カレンダー処理を行うカレンダー装置17とを備える。
された非磁性支持体1を巻装するとともに非磁性支持体
1を掛け渡してなる巻取りロール12及び供給ロール1
3と、この供給ロール13から引き出された非磁性支持
体1上に中間平滑層用塗料及び上層磁性層用塗料を塗布
する塗布装置14と、上層磁性層の磁化方向を決定させ
る配向用磁石15と、塗料を乾燥させる乾燥器16と、
カレンダー処理を行うカレンダー装置17とを備える。
【0058】すなわち、この塗膜形成装置10では、下
層導電層2をあらかじめ塗設した非磁性支持体1が供給
ロール13から巻取りロール12に向かって搬送される
ようになされており、この搬送方向に沿って塗布装置1
4、配向用磁石15、乾燥器16、カレンダー装置17
がこの順に配置されている。
層導電層2をあらかじめ塗設した非磁性支持体1が供給
ロール13から巻取りロール12に向かって搬送される
ようになされており、この搬送方向に沿って塗布装置1
4、配向用磁石15、乾燥器16、カレンダー装置17
がこの順に配置されている。
【0059】このような塗膜形成装置10では、先ず塗
布装置14によって中間平滑層用塗料及び上層磁性層用
塗料が非磁性支持体1上にあらかじめ塗布された下層導
電層2上に重層塗布される。この塗布装置14は、図3
に示すように、中間平滑層用塗料を塗布する第1の押し
出しコーター18と、上層磁性層用塗料を塗布する第2
の押し出しコーター19とを備える。また、この塗布装
置14では、第2の押し出しコーター19が非磁性支持
体1の送り出し側、第1の押し出しコーター18が非磁
性支持体1の導入側となるように配置されている。
布装置14によって中間平滑層用塗料及び上層磁性層用
塗料が非磁性支持体1上にあらかじめ塗布された下層導
電層2上に重層塗布される。この塗布装置14は、図3
に示すように、中間平滑層用塗料を塗布する第1の押し
出しコーター18と、上層磁性層用塗料を塗布する第2
の押し出しコーター19とを備える。また、この塗布装
置14では、第2の押し出しコーター19が非磁性支持
体1の送り出し側、第1の押し出しコーター18が非磁
性支持体1の導入側となるように配置されている。
【0060】これら第1の押し出しコーター18と第2
の押し出しコーター19には、その先端部に塗料が押し
出されるスリット部20、21がそれぞれ形成され、こ
のスリット部20、21の背面側に塗料が供給される塗
料溜まり22、23がそれぞれ設けられている。このよ
うな第1の押し出しコーター18及び第2の押し出しコ
ーター19では、塗料溜まり22、23に供給された中
間平滑層用塗料又は上層磁性層用塗料が、スリット部2
0、21を介してコーター先端部にそれぞれ押し出され
る。
の押し出しコーター19には、その先端部に塗料が押し
出されるスリット部20、21がそれぞれ形成され、こ
のスリット部20、21の背面側に塗料が供給される塗
料溜まり22、23がそれぞれ設けられている。このよ
うな第1の押し出しコーター18及び第2の押し出しコ
ーター19では、塗料溜まり22、23に供給された中
間平滑層用塗料又は上層磁性層用塗料が、スリット部2
0、21を介してコーター先端部にそれぞれ押し出され
る。
【0061】そして、塗料が塗布される非磁性支持体1
は、この第1の押し出しコーター18及び第2の押し出
しコーター19の先端面に沿って図3中矢印Dの方向に
搬送される。
は、この第1の押し出しコーター18及び第2の押し出
しコーター19の先端面に沿って図3中矢印Dの方向に
搬送される。
【0062】このようにして搬送される非磁性支持体1
には、まず第1の押し出しコーター18を通過する際
に、スリット部20から押し出された中間平滑層用塗料
が下層導電層2表面に塗布されて中間平滑層3が形成さ
れる。そして、第2の押し出しコーター19を通過する
際に、スリット部21から押し出された上層磁性層用塗
料が湿潤状態の中間平滑層3上に塗布され、上層磁性層
4が形成される。
には、まず第1の押し出しコーター18を通過する際
に、スリット部20から押し出された中間平滑層用塗料
が下層導電層2表面に塗布されて中間平滑層3が形成さ
れる。そして、第2の押し出しコーター19を通過する
際に、スリット部21から押し出された上層磁性層用塗
料が湿潤状態の中間平滑層3上に塗布され、上層磁性層
4が形成される。
【0063】なお、これら第1の押し出しコーター18
及び第2の押し出しコーター19への塗料の供給は、イ
ンラインミキサーを介して行うようにしても良い。
及び第2の押し出しコーター19への塗料の供給は、イ
ンラインミキサーを介して行うようにしても良い。
【0064】このように、中間平滑層3と上層磁性層4
とが形成された非磁性支持体1は、配向用磁石15、乾
燥器16、カレンダー装置17に順次搬送される。
とが形成された非磁性支持体1は、配向用磁石15、乾
燥器16、カレンダー装置17に順次搬送される。
【0065】配向用磁石15では、上層磁性層4が磁場
配向処理される。なお、配向用磁石15としては、長手
配向用磁石又は垂直配向用磁石、或いは磁気ディスク等
を製造する場合にはランダム配向用磁石が用いられる。
これら配向用磁石15は、上層磁性層4に含有される磁
性粉末の種類に応じて適宜選択される。これら配向用磁
石15の磁場は、一般に20〜10,000ガウス程度
であるのが望ましいが、ランダム配向の場合にはその限
りではない。
配向処理される。なお、配向用磁石15としては、長手
配向用磁石又は垂直配向用磁石、或いは磁気ディスク等
を製造する場合にはランダム配向用磁石が用いられる。
これら配向用磁石15は、上層磁性層4に含有される磁
性粉末の種類に応じて適宜選択される。これら配向用磁
石15の磁場は、一般に20〜10,000ガウス程度
であるのが望ましいが、ランダム配向の場合にはその限
りではない。
【0066】乾燥器16では、当該乾燥器16内の上下
に配されたノズルからの熱風によって、中間平滑層3及
び上層磁性層4が乾燥される。このときの乾燥条件とし
ては、温度が約30〜120℃、乾燥時間が約0.1〜
10分間程度であることが好ましい。
に配されたノズルからの熱風によって、中間平滑層3及
び上層磁性層4が乾燥される。このときの乾燥条件とし
ては、温度が約30〜120℃、乾燥時間が約0.1〜
10分間程度であることが好ましい。
【0067】そして、乾燥器16を通過した非磁性支持
体1は、さらにカレンダー装置17に導かれ、表面平滑
処理が施される。このカレンダー装置17による表面平
滑処理では、温度、線圧力及び搬送スピード等が重要と
なる。すなわち、表面平滑処理条件として、温度は50
〜140℃、線圧力は50〜1000kg/cm2、搬
送スピードは20〜1000m/分であることが好まし
い。これらの条件を満足しない場合には、上層磁性層4
の表面性が損なわれる恐れがある。
体1は、さらにカレンダー装置17に導かれ、表面平滑
処理が施される。このカレンダー装置17による表面平
滑処理では、温度、線圧力及び搬送スピード等が重要と
なる。すなわち、表面平滑処理条件として、温度は50
〜140℃、線圧力は50〜1000kg/cm2、搬
送スピードは20〜1000m/分であることが好まし
い。これらの条件を満足しない場合には、上層磁性層4
の表面性が損なわれる恐れがある。
【0068】なお、この塗膜形成装置10では、中間平
滑層用塗料、上層磁性層用塗料が分離された別々のコー
ターで塗布されていたが、このような塗布装置14に限
定されるものではない。すなわち。図4に示すように、
第1の押し出しコーター18と第2の押し出しコーター
19とが一体化してなる押し出しコーター26を備える
塗布装置27であってもよい。
滑層用塗料、上層磁性層用塗料が分離された別々のコー
ターで塗布されていたが、このような塗布装置14に限
定されるものではない。すなわち。図4に示すように、
第1の押し出しコーター18と第2の押し出しコーター
19とが一体化してなる押し出しコーター26を備える
塗布装置27であってもよい。
【0069】また、上述した塗膜形成装置10では、中
間平滑層用塗料と上層磁性層用塗料とが逐次的に塗布さ
れような塗布装置14,27を用いたが、これに限定さ
れず、中間平滑層用塗料及び上層磁性層用塗料を同時に
塗布するような塗布装置であってもよい。すなわち、図
5に示すように、2つのスリットが近接して形成された
押し出しコーター28を備える塗布装置29を用い、こ
の押し出しコーター28によって中間平滑層用塗料、上
層磁性層用塗料を同時に塗布するようにしても良い。
間平滑層用塗料と上層磁性層用塗料とが逐次的に塗布さ
れような塗布装置14,27を用いたが、これに限定さ
れず、中間平滑層用塗料及び上層磁性層用塗料を同時に
塗布するような塗布装置であってもよい。すなわち、図
5に示すように、2つのスリットが近接して形成された
押し出しコーター28を備える塗布装置29を用い、こ
の押し出しコーター28によって中間平滑層用塗料、上
層磁性層用塗料を同時に塗布するようにしても良い。
【0070】この塗布装置29は、押し出しコーター2
8の先端部に塗料が押し出される第1のスリット部30
及び第2のスリット部31が近接して形成され、これら
2つのスリット部30,31の背面側に中間平滑層用塗
料が供給される第1の塗料溜まり33及び上層磁性層用
塗料が供給される第2の塗料溜まり34がそれぞれ設け
られている。
8の先端部に塗料が押し出される第1のスリット部30
及び第2のスリット部31が近接して形成され、これら
2つのスリット部30,31の背面側に中間平滑層用塗
料が供給される第1の塗料溜まり33及び上層磁性層用
塗料が供給される第2の塗料溜まり34がそれぞれ設け
られている。
【0071】この塗布装置29では、第1の塗料溜まり
32に供給された中間平滑層用塗料が第1のスリット部
30から下層導電層2上へ塗布され、中間平滑層3が形
成される。そして、第2の塗料溜まり33に供給された
上層磁性層用塗料が第2のスリット部31から湿潤状態
の中間平滑層3上にほぼ同時に塗布され、上層磁性層4
が形成される。
32に供給された中間平滑層用塗料が第1のスリット部
30から下層導電層2上へ塗布され、中間平滑層3が形
成される。そして、第2の塗料溜まり33に供給された
上層磁性層用塗料が第2のスリット部31から湿潤状態
の中間平滑層3上にほぼ同時に塗布され、上層磁性層4
が形成される。
【0072】上述した塗布装置14,27,29におい
て、押し出しコーターが用いられたが、バースロール、
グラビアロール、エアドクターコーター、ブレードコー
ター、エアナイフコーター、スクイズコーター、含浸コ
ーター、トランスファロールコーター、キスコーター、
キャストコーター、スプレイコーター等を用いるように
しても良い。このとき中間平滑層用塗料の塗布方式と上
層磁性層用塗料の塗布方式は同じであっても異なってい
ても良い。したがって、例えば、リバースロールと押し
出しコーターとを組合せたり、グラビアロールと押し出
しコーターとを組合わせて上層磁性層用塗料及び中間平
滑層用塗料を塗布することも可能である。
て、押し出しコーターが用いられたが、バースロール、
グラビアロール、エアドクターコーター、ブレードコー
ター、エアナイフコーター、スクイズコーター、含浸コ
ーター、トランスファロールコーター、キスコーター、
キャストコーター、スプレイコーター等を用いるように
しても良い。このとき中間平滑層用塗料の塗布方式と上
層磁性層用塗料の塗布方式は同じであっても異なってい
ても良い。したがって、例えば、リバースロールと押し
出しコーターとを組合せたり、グラビアロールと押し出
しコーターとを組合わせて上層磁性層用塗料及び中間平
滑層用塗料を塗布することも可能である。
【0073】また、上述した塗布装置14,27,29
の構成は、あらかじめ非磁性支持体1上に形成した下層
導電層2の上に、中間平滑層3及び上層磁性層4をウェ
ット・オン・ウェット重層塗布方式で塗布するものであ
るが、下層導電層2も含めて3層がいずれも互いに湿潤
状態で逐次または同時に重層塗布されるようにしてもよ
い。
の構成は、あらかじめ非磁性支持体1上に形成した下層
導電層2の上に、中間平滑層3及び上層磁性層4をウェ
ット・オン・ウェット重層塗布方式で塗布するものであ
るが、下層導電層2も含めて3層がいずれも互いに湿潤
状態で逐次または同時に重層塗布されるようにしてもよ
い。
【0074】なお、このように下層導電層2の上に、中
間平滑層3及び上層磁性層4が形成された磁気記録媒体
は、この後、バーニッシュ処理あるいはブレード処理等
が必要に応じて行われる。
間平滑層3及び上層磁性層4が形成された磁気記録媒体
は、この後、バーニッシュ処理あるいはブレード処理等
が必要に応じて行われる。
【0075】また、このように製造された磁気記録媒体
は、その形状がテープ状、フィルム状、シート状、カー
ド状、ディスク状又はドラム状等通常用いられる形状が
いずれも採用可能である。
は、その形状がテープ状、フィルム状、シート状、カー
ド状、ディスク状又はドラム状等通常用いられる形状が
いずれも採用可能である。
【0076】上述したように、本発明に係る磁気記録媒
体は、下層導電層2と中間平滑層3と上層磁性層4とを
備えている。このため、上層磁性層4の表面性は、中間
平滑層3の影響を受けることとなる。この磁気記録媒体
では、中間平滑層3に、導電性微粒子等の塊を形成する
ような添加物が混入することがないため、中間平滑層3
は、良好な表面性を有することとなる。このため、この
磁気記録媒体において、上層磁性層4は、表面を高度に
平滑化することができるために良好な表面性を有するこ
ととなる。
体は、下層導電層2と中間平滑層3と上層磁性層4とを
備えている。このため、上層磁性層4の表面性は、中間
平滑層3の影響を受けることとなる。この磁気記録媒体
では、中間平滑層3に、導電性微粒子等の塊を形成する
ような添加物が混入することがないため、中間平滑層3
は、良好な表面性を有することとなる。このため、この
磁気記録媒体において、上層磁性層4は、表面を高度に
平滑化することができるために良好な表面性を有するこ
ととなる。
【0077】また、この磁気記録媒体は、導電性微粒子
を有する下層導電層2を備える。このため、この磁気記
録媒体は、全体として導電性に優れたものとなり、帯電
が防止されたものとなる。また、この磁気記録媒体にお
いて、導電性微粒子は、下層導電層2に含有されている
ため、下層導電層2内に塊を形成したとしても、上層磁
性層4の表面性に影響されることがない。したがって、
この磁気記録媒体は、導電性微粒子の影響による表面性
の劣化を防止することができる。
を有する下層導電層2を備える。このため、この磁気記
録媒体は、全体として導電性に優れたものとなり、帯電
が防止されたものとなる。また、この磁気記録媒体にお
いて、導電性微粒子は、下層導電層2に含有されている
ため、下層導電層2内に塊を形成したとしても、上層磁
性層4の表面性に影響されることがない。したがって、
この磁気記録媒体は、導電性微粒子の影響による表面性
の劣化を防止することができる。
【0078】このように磁気記録媒体は、上層磁性層4
の表面性が良好であることから、電磁変換特性に優れる
とともにRFエンベロープの形状も良好であり、またド
ロップアウトが抑えられる。また、下層導電層3が十分
な導電性を有することから、重層塗布した場合でもテー
プ全体としての電気抵抗値は低く、帯電によるゴミの付
着を直接の原因とするドロップアウトや塗膜の傷つき、
放電によるミッシングパルス等の発生が押さえられる。
の表面性が良好であることから、電磁変換特性に優れる
とともにRFエンベロープの形状も良好であり、またド
ロップアウトが抑えられる。また、下層導電層3が十分
な導電性を有することから、重層塗布した場合でもテー
プ全体としての電気抵抗値は低く、帯電によるゴミの付
着を直接の原因とするドロップアウトや塗膜の傷つき、
放電によるミッシングパルス等の発生が押さえられる。
【0079】また、この磁気記録媒体において、高密度
記録領域における電磁変換特性を更に向上させるために
は、上層磁性層4の膜厚が0.5μm以下、好ましく
は、0.1〜0.3μmとされることが望ましい。上層
磁性層4の厚さが0.5μmを越えていると、電気的特
性が劣化し、例えばデジタル記録方式に適用する媒体と
しては不十分になる。
記録領域における電磁変換特性を更に向上させるために
は、上層磁性層4の膜厚が0.5μm以下、好ましく
は、0.1〜0.3μmとされることが望ましい。上層
磁性層4の厚さが0.5μmを越えていると、電気的特
性が劣化し、例えばデジタル記録方式に適用する媒体と
しては不十分になる。
【0080】
【実施例】以下、本発明の実施例を実験結果に基づいて
説明する。
説明する。
【0081】まず、下記の組成に準じて、上層磁性層用
塗料の各成分を秤とり、連続二軸混練機及びサンドミル
を用いて混練分散することで上層磁性層用塗料を調製し
た。
塗料の各成分を秤とり、連続二軸混練機及びサンドミル
を用いて混練分散することで上層磁性層用塗料を調製し
た。
【0082】 <上層用磁性塗料組成> 強磁性鉄微粉末 100重量部 (保磁力Hc:2200Oe、BET法による比表面積:50m2/g、長軸 長:0.1μm、針状比:3、飽和磁化量σs:145emu/g) 結合剤:スルホン酸カリウム基含有塩化ビニル系樹脂 20重量部 α−アルミナ 5重量部 ミリスチン酸 1重量部 ブチルステアレート 1重量部 溶剤 350重量部 (メチルエチルケトン:トルエン:シクロヘキサノン(重量比)=1:1:1 なる組成の混合溶剤) 以下の実験では、この上層磁性層用塗料を用いて重層塗
布型磁気記録媒体を作製し、その特性を評価した。
布型磁気記録媒体を作製し、その特性を評価した。
【0083】実施例1 実施例1ではまず、下記の組成に準じて、中間平滑層用
塗料の各成分を秤とり、連続二軸混練機及びサンドミル
を用いて混練分散することで中間平滑層用塗料を調製し
た。
塗料の各成分を秤とり、連続二軸混練機及びサンドミル
を用いて混練分散することで中間平滑層用塗料を調製し
た。
【0084】 <中間平滑層用非磁性塗料組成> α−Fe2O3 100重量部 (BET法による比表面積:52.6m2/g、長軸長:0.15μm、針状 比:6.5) 結合剤:スルホン酸カリウム基含有塩化ビニル系樹脂 20重量部 ミリスチン酸 1重量部 ブチルステアレート 1重量部 溶剤 350重量部 (メチルエチルケトン:トルエン:シクロヘキサノン(重量比)=1:1:1 なる組成の混合溶剤) 次に、下記の組成に準じて、下層導電層用塗料の各成分
を秤とり、連続二軸混練機及びサンドミルを用いて混練
分散することで下層導電層用塗料を調製した。
を秤とり、連続二軸混練機及びサンドミルを用いて混練
分散することで下層導電層用塗料を調製した。
【0085】 <下層導電層用非磁性塗料組成> カーボンブラック 50重量部 (平均粒径:17nm、DBP吸油量:75ml/100g) ニトロセルロース 25重量部 ポリウレタン樹脂 25重量部 溶剤 900重量部 (メチルエチルケトン:トルエン:シクロヘキサノン(重量比)=1:1:1 なる組成の混合溶剤) このようにして調製された下層導電層用塗料に、ポリイ
ソシアネート化合物5重量部を添加した後、厚さ70μ
mのポリエチレンテレフタレート支持体の両面に塗布
し、続いて乾燥、カレンダーによる表面平滑処理を行う
ことで厚さ0.5μmの下層導電層を形成した。続い
て、上層磁性層用塗料、中間平滑層用塗料のそれぞれ
に、ポリイソシアネート化合物5重量部を添加した後、
この上層磁性層用塗料、中間平滑層用塗料を、ウェット
・オン・ウェット塗布方式によって、上記の下層導電層
を形成したポリエチレンテレフタレート支持体の両面に
重層塗布し、塗膜が未乾燥状態である間に磁場配向処理
を行い、続いて乾燥、カレンダーによる表面平滑処理を
行うことで厚さ1.5μmの中間平滑層、厚さ0.15
μmの上層磁性層を、ポリエチレンテレフタレート支持
体の両面に形成した下層導電層上にそれぞれ形成した。
ソシアネート化合物5重量部を添加した後、厚さ70μ
mのポリエチレンテレフタレート支持体の両面に塗布
し、続いて乾燥、カレンダーによる表面平滑処理を行う
ことで厚さ0.5μmの下層導電層を形成した。続い
て、上層磁性層用塗料、中間平滑層用塗料のそれぞれ
に、ポリイソシアネート化合物5重量部を添加した後、
この上層磁性層用塗料、中間平滑層用塗料を、ウェット
・オン・ウェット塗布方式によって、上記の下層導電層
を形成したポリエチレンテレフタレート支持体の両面に
重層塗布し、塗膜が未乾燥状態である間に磁場配向処理
を行い、続いて乾燥、カレンダーによる表面平滑処理を
行うことで厚さ1.5μmの中間平滑層、厚さ0.15
μmの上層磁性層を、ポリエチレンテレフタレート支持
体の両面に形成した下層導電層上にそれぞれ形成した。
【0086】このようにして得られた原反テープ状の磁
気記録媒体を、直径3.5インチの円形状に打ち抜き、
磁気ディスクを作製した。
気記録媒体を、直径3.5インチの円形状に打ち抜き、
磁気ディスクを作製した。
【0087】実施例2 実施例2では、下層導電層用塗料に用いる導電性微粒子
として、平均粒径が14μmであり、DBP吸油量が9
5ml/100gであるカーボンブラックを使用するこ
と以外は、実施例1と同様にして磁気ディスクを作製し
た。
として、平均粒径が14μmであり、DBP吸油量が9
5ml/100gであるカーボンブラックを使用するこ
と以外は、実施例1と同様にして磁気ディスクを作製し
た。
【0088】実施例3 実施例3では、下層導電層用塗料に用いる導電性微粒子
として、平均粒径が35μmであり、DBP吸油量が3
60ml/100gであるグラファイトを使用すること
以外は、実施例1と同様にして磁気ディスクを作製し
た。
として、平均粒径が35μmであり、DBP吸油量が3
60ml/100gであるグラファイトを使用すること
以外は、実施例1と同様にして磁気ディスクを作製し
た。
【0089】実施例4 実施例4では、中間平滑層用塗料に用いる非磁性粉末と
して、BET法による比表面積が54.5m2/gであ
り、長軸長が0.11μmであり、針状比が6.1であ
る針状α−Fe2O3を使用すること以外は、実施例1と
同様にして磁気ディスクを作製した。
して、BET法による比表面積が54.5m2/gであ
り、長軸長が0.11μmであり、針状比が6.1であ
る針状α−Fe2O3を使用すること以外は、実施例1と
同様にして磁気ディスクを作製した。
【0090】実施例5 実施例5では、中間平滑層用塗料に用いる非磁性粉末と
して、BET法による比表面積が54.1m2/gであ
り、長軸長が0.12μmであり、針状比が5.0であ
る針状α−Fe2O3を使用すること以外は、実施例1と
同様にして磁気ディスクを作製した。
して、BET法による比表面積が54.1m2/gであ
り、長軸長が0.12μmであり、針状比が5.0であ
る針状α−Fe2O3を使用すること以外は、実施例1と
同様にして磁気ディスクを作製した。
【0091】実施例6 実施例6では、中間平滑層用塗料に用いる非磁性粉末と
して、BET法による比表面積が113.6m2/gで
あり、長軸長が0.13μmであり、針状比が6.5で
あるTaO2を使用すること以外は、実施例1と同様に
して磁気ディスクを作製した。
して、BET法による比表面積が113.6m2/gで
あり、長軸長が0.13μmであり、針状比が6.5で
あるTaO2を使用すること以外は、実施例1と同様に
して磁気ディスクを作製した。
【0092】実施例7 実施例7では、中間平滑層用塗料に用いる主顔料とし
て、BET法による比表面積が93.0m2/gであ
り、長軸長が0.15μmであるα−FeOOHを使用
すること以外は、実施例6と同様にして磁気ディスクを
作製した。
て、BET法による比表面積が93.0m2/gであ
り、長軸長が0.15μmであるα−FeOOHを使用
すること以外は、実施例6と同様にして磁気ディスクを
作製した。
【0093】実施例8 実施例8では、中間平滑層用塗料に用いる非磁性粉末と
して、BET法による比表面積が52.6m2/gであ
り、長軸長が0.15μmであり、針状比が6.5であ
る針状α−Fe2O3を使用し、また、BET法による比
表面積が6.5m2/gであり、平均粒径が0.4μm
であるα−Al2O3を10重量部添加した以外は、実施
例1と同様にして磁気ディスクを作製した。
して、BET法による比表面積が52.6m2/gであ
り、長軸長が0.15μmであり、針状比が6.5であ
る針状α−Fe2O3を使用し、また、BET法による比
表面積が6.5m2/gであり、平均粒径が0.4μm
であるα−Al2O3を10重量部添加した以外は、実施
例1と同様にして磁気ディスクを作製した。
【0094】実施例9 実施例8では、中間平滑層用塗料に用いる非磁性粉末と
して、BET法による比表面積が52.6m2/gであ
り、長軸長が0.15μmであり、針状比が6.5であ
る針状α−Fe2O3を使用し、また、DBP吸油量が3
6ml/100gであり、平均粒径が0.4μmである
カーボンブラックを2重量部添加した以外は、実施例1
と同様にして磁気ディスクを作製した。
して、BET法による比表面積が52.6m2/gであ
り、長軸長が0.15μmであり、針状比が6.5であ
る針状α−Fe2O3を使用し、また、DBP吸油量が3
6ml/100gであり、平均粒径が0.4μmである
カーボンブラックを2重量部添加した以外は、実施例1
と同様にして磁気ディスクを作製した。
【0095】実施例10 実施例10では、中間平滑層用塗料に用いる非磁性粉末
として、BET法による比表面積が46.1m2/gで
あり、長軸長が0.23μmであり、針状比が7.6で
ある針状α−Fe2O3を使用すること以外は、実施例1
と同様にして磁気ディスクを作製した。
として、BET法による比表面積が46.1m2/gで
あり、長軸長が0.23μmであり、針状比が7.6で
ある針状α−Fe2O3を使用すること以外は、実施例1
と同様にして磁気ディスクを作製した。
【0096】実施例11 実施例11では、中間平滑層用塗料に用いる非磁性粉末
として、BET法による比表面積が48.6m2/gで
あり、粒径が0.03μmである球状α−Fe2O3を使
用すること以外は、実施例1と同様にして磁気ディスク
を作製した。
として、BET法による比表面積が48.6m2/gで
あり、粒径が0.03μmである球状α−Fe2O3を使
用すること以外は、実施例1と同様にして磁気ディスク
を作製した。
【0097】比較例1 比較例1では、実施例1と同様にして調製した中間平滑
層用塗料と上層磁性層用塗料のそれぞれに、ポリイソシ
アネート化合物5重量部を添加した後、ウェット・オン
・ウェット塗布方式によって、厚さ70μmのポリエチ
レンテレフタレート支持体の両面にこれら塗料を重層塗
布し、塗膜が未乾燥状態である間に磁場配向処理を行
い、続いて乾燥、カレンダーによる表面平滑処理を行う
ことで厚さ1.5μmの中間平滑層及び厚さ0.15μ
mの上層磁性層をポリエチレンテレフタレート支持体の
両面にそれぞれ形成した以外は、実施例1と同様にして
磁気ディスクを作製した。
層用塗料と上層磁性層用塗料のそれぞれに、ポリイソシ
アネート化合物5重量部を添加した後、ウェット・オン
・ウェット塗布方式によって、厚さ70μmのポリエチ
レンテレフタレート支持体の両面にこれら塗料を重層塗
布し、塗膜が未乾燥状態である間に磁場配向処理を行
い、続いて乾燥、カレンダーによる表面平滑処理を行う
ことで厚さ1.5μmの中間平滑層及び厚さ0.15μ
mの上層磁性層をポリエチレンテレフタレート支持体の
両面にそれぞれ形成した以外は、実施例1と同様にして
磁気ディスクを作製した。
【0098】すなわち、この比較例1においては、下層
導電層を有さない磁気ディスクを作製した。
導電層を有さない磁気ディスクを作製した。
【0099】比較例2 比較例2では、ポリエチレンテレフタレート支持体の両
面に中間平滑層用塗料を用いて中間平滑層を形成した
後、これら中間平滑層上に下層導電層用塗料と上層磁性
層用塗料とを重層塗布すること以外は、実施例1と同様
にして磁気ディスクを作製した。
面に中間平滑層用塗料を用いて中間平滑層を形成した
後、これら中間平滑層上に下層導電層用塗料と上層磁性
層用塗料とを重層塗布すること以外は、実施例1と同様
にして磁気ディスクを作製した。
【0100】すなわち、比較例2では、実施例1と比較
して、中間平滑層と下層導電層とが入れ替わった構成を
有する磁気ディスクを作製した。
して、中間平滑層と下層導電層とが入れ替わった構成を
有する磁気ディスクを作製した。
【0101】比較例3 比較例3では、下記の組成に準じて、下層導電層用塗料
の各成分を計りとり、連続二軸混練機及びサンドミルを
用いて混練分散することで下層導電層用塗料を調製し
た。
の各成分を計りとり、連続二軸混練機及びサンドミルを
用いて混練分散することで下層導電層用塗料を調製し
た。
【0102】 <下層導電層用塗料組成> α−Fe2O3 100重量部 (BET法による比表面積:52.6m2/g、長軸長:0.15μm、針状比 :6.5) グラファイト 10重量部 (平均粒径:35nm、DBP吸油量:360ml/100g) 結合剤:スルホン酸カリウム基含有塩化ビニル系樹脂 20重量部 ミリスチン酸 1重量部 ブチルステアレート 1重量部 溶剤 400重量部 (メチルエチルケトン:トルエン:シクロヘキサノン(重量比)=1:1:1 なる組成の混合溶剤) このようにして調製した下層導電層用塗料と、実施例1
と同様にして調製した上層磁性層用塗料のそれぞれに、
ポリイソシアネート化合物5重量部を添加した後、この
上層用磁性塗料、下層導電層用非磁性塗料を、ウェット
・オン・ウェット塗布方式によって、厚さ70μmのポ
リエチレンテレフタレート支持体の両面に重層塗布し、
塗膜が未乾燥状態である間に磁場配向処理を行い、続い
て乾燥、カレンダーによる表面平滑処理を行うことで厚
さ1.5μmの下層導電層、厚さ0.15μmの上層磁
性層をポリエチレンテレフタレート支持体の両面にそれ
ぞれ形成して得られた原反テープ状の磁気記録媒体を、
直径3.5インチの円形状に打ち抜き、磁気ディスクを
作製した。すなわち、比較例3では、実施例1と比較し
て、導電性微粒子であるグラファイト及び針状α−Fe
2O3を有する下層導電層と上層磁性層とからなる磁気デ
ィスクを作製した。
と同様にして調製した上層磁性層用塗料のそれぞれに、
ポリイソシアネート化合物5重量部を添加した後、この
上層用磁性塗料、下層導電層用非磁性塗料を、ウェット
・オン・ウェット塗布方式によって、厚さ70μmのポ
リエチレンテレフタレート支持体の両面に重層塗布し、
塗膜が未乾燥状態である間に磁場配向処理を行い、続い
て乾燥、カレンダーによる表面平滑処理を行うことで厚
さ1.5μmの下層導電層、厚さ0.15μmの上層磁
性層をポリエチレンテレフタレート支持体の両面にそれ
ぞれ形成して得られた原反テープ状の磁気記録媒体を、
直径3.5インチの円形状に打ち抜き、磁気ディスクを
作製した。すなわち、比較例3では、実施例1と比較し
て、導電性微粒子であるグラファイト及び針状α−Fe
2O3を有する下層導電層と上層磁性層とからなる磁気デ
ィスクを作製した。
【0103】特性評価試験 上述したように作製した実施例1乃至実施例11、比較
例1乃至比較例3の磁気ディスクについて、面粗れ状
態、表面粗さRa、電磁変換特性、RFエンベロープ、
ドロップアウト個数及び表面電気抵抗値を測定した。な
お、測定方法は以下の通りである。
例1乃至比較例3の磁気ディスクについて、面粗れ状
態、表面粗さRa、電磁変換特性、RFエンベロープ、
ドロップアウト個数及び表面電気抵抗値を測定した。な
お、測定方法は以下の通りである。
【0104】面粗れ状態 テープ表面を微分干渉式顕微鏡を用いて観察した。この
とき、表面がかなり平滑な状態であると判断された場合
を○、やや荒れていると判断された場合を△、かなり荒
れていると判断された場合を×と記録した。
とき、表面がかなり平滑な状態であると判断された場合
を○、やや荒れていると判断された場合を△、かなり荒
れていると判断された場合を×と記録した。
【0105】表面粗さRa(nm) JIS B 0601で規定される中心線平均粗さRa
を測定した。この表面粗さRaはテーラーホブソン社製
のタリーステップ粗さ計を用いて測定した。測定条件
は、スタイラスが2.5×0.1μm、針圧が2mg、
カット・オフ・フィルターが0.33Hz、測定スピー
ドが2.5μm/s、基準長が0.5mmである。な
お、粗さ曲線においては、0.01μm以上の凹凸はカ
ットした。
を測定した。この表面粗さRaはテーラーホブソン社製
のタリーステップ粗さ計を用いて測定した。測定条件
は、スタイラスが2.5×0.1μm、針圧が2mg、
カット・オフ・フィルターが0.33Hz、測定スピー
ドが2.5μm/s、基準長が0.5mmである。な
お、粗さ曲線においては、0.01μm以上の凹凸はカ
ットした。
【0106】電磁変換特性(RF出力) フロッピーディスクドライブ(ソニー社製 商品名:M
PF−42B)を改造して、ディスク回転数を3600
rpmとし、ヘッドにギャップ長0.2μmの薄膜ヘッ
ドを用いて、サンプルディスクの最外周トラック上を走
行させ、その際に磁気ヘッドに生ずる35MHzの出力
成分を測定することで評価した。測定データは、実施例
1の磁気ディスクでの値を0dBとしたときの相対値と
して記録した。
PF−42B)を改造して、ディスク回転数を3600
rpmとし、ヘッドにギャップ長0.2μmの薄膜ヘッ
ドを用いて、サンプルディスクの最外周トラック上を走
行させ、その際に磁気ヘッドに生ずる35MHzの出力
成分を測定することで評価した。測定データは、実施例
1の磁気ディスクでの値を0dBとしたときの相対値と
して記録した。
【0107】RFエンベロープ 各磁気ディスクを、電磁変換特性試験で使用したフロッ
ピーディスクドライブ上で回転させ、そのときのRFエ
ンベロープをオシロスコープに映し出し、エンベロープ
の最大値と最小値の比率を求めることで評価した。
ピーディスクドライブ上で回転させ、そのときのRFエ
ンベロープをオシロスコープに映し出し、エンベロープ
の最大値と最小値の比率を求めることで評価した。
【0108】ドロップアウト個数 各磁気ディスクについて、1分間あたりに検出される−
12dB/5μsの出力低下の回数(ドロップアウト個
数)を測定した。
12dB/5μsの出力低下の回数(ドロップアウト個
数)を測定した。
【0109】表面電気抵抗値 各磁気ディスクの両端部に一対の電極を配し、これら電
極間に電圧をかけることによって各磁気ディスクを通過
した電流値を測定し、電気抵抗値に換算した。
極間に電圧をかけることによって各磁気ディスクを通過
した電流値を測定し、電気抵抗値に換算した。
【0110】これらの測定結果を表1に示す。
【0111】
【表1】
【0112】表1に示すように、カーボンブラックまた
はグラファイトを含む下層導電層と、針状のα−Fe2
O3を含む中間平滑層とで構成された2層の非磁性層を
有する実施例1乃至実施例11の磁気ディスクは、いず
れも良好な表面性を有し、電磁変換特性やRFエンベロ
ープも良好であり、ドロップアウトも十分に押さえら
れ、且つ、電気抵抗値が低い。
はグラファイトを含む下層導電層と、針状のα−Fe2
O3を含む中間平滑層とで構成された2層の非磁性層を
有する実施例1乃至実施例11の磁気ディスクは、いず
れも良好な表面性を有し、電磁変換特性やRFエンベロ
ープも良好であり、ドロップアウトも十分に押さえら
れ、且つ、電気抵抗値が低い。
【0113】これに対して、カーボンブラックまたはグ
ラファイトを含む導電層を持たず、長軸長0.2μm以
下の針状のα−Fe2O3を含む1層のみの非磁性層を有
する比較例1の磁気ディスクは、表面性、電磁変換特性
及びRFエンベロープは良好であるものの、電気抵抗値
が極めて高く、このため磁気ディスクが帯電してゴミが
付着し、これが原因となってドロップアウトが非常に多
い。また放電によるミッシングパルスも多発する。
ラファイトを含む導電層を持たず、長軸長0.2μm以
下の針状のα−Fe2O3を含む1層のみの非磁性層を有
する比較例1の磁気ディスクは、表面性、電磁変換特性
及びRFエンベロープは良好であるものの、電気抵抗値
が極めて高く、このため磁気ディスクが帯電してゴミが
付着し、これが原因となってドロップアウトが非常に多
い。また放電によるミッシングパルスも多発する。
【0114】したがって、磁気記録媒体において、電気
抵抗を低く抑えるために、下層導電層を設けることが必
要であることがわかる。また、このとき下層導電層は、
磁気記録媒体の電気抵抗値を低くすればよく、カーボン
ブラックまたはグラファイト以外の導電性微粒子を用い
てもよいことは勿論である。
抵抗を低く抑えるために、下層導電層を設けることが必
要であることがわかる。また、このとき下層導電層は、
磁気記録媒体の電気抵抗値を低くすればよく、カーボン
ブラックまたはグラファイト以外の導電性微粒子を用い
てもよいことは勿論である。
【0115】また、長軸長0.2μm以下の針状のα−
Fe2O3を含む層を非磁性支持体に形成し、カーボンブ
ラックを含む層をその上層に形成してなる比較例2の磁
気ディスクは、導電層を有するために磁気ディスクの電
気抵抗値は十分に低いが、この導電層自体は表面性に劣
るため、この上層に上層磁性層を積層塗布した場合、最
表面の表面性が劣化し、電磁変換特性やRFエンベロー
プ、さらにはドロップアウトに悪影響を及ぼしているの
がわかる。したがって、磁気記録媒体では、下層導電層
と上層磁性層の中間にさらに1層の平滑層を設けること
が必要であることがわかる。
Fe2O3を含む層を非磁性支持体に形成し、カーボンブ
ラックを含む層をその上層に形成してなる比較例2の磁
気ディスクは、導電層を有するために磁気ディスクの電
気抵抗値は十分に低いが、この導電層自体は表面性に劣
るため、この上層に上層磁性層を積層塗布した場合、最
表面の表面性が劣化し、電磁変換特性やRFエンベロー
プ、さらにはドロップアウトに悪影響を及ぼしているの
がわかる。したがって、磁気記録媒体では、下層導電層
と上層磁性層の中間にさらに1層の平滑層を設けること
が必要であることがわかる。
【0116】また、長軸長0.2μm以下の針状のα−
Fe2O3とグラファイトとを有する非磁性層とこの非磁
性層状に形成された上層磁性層とから構成された比較例
3の磁気ディスクは、非磁性層にグラファイトを含んで
いるため電気抵抗値は低いものの、非磁性層の表面性が
不十分であり、このために磁性層最表面の表面性も劣化
して、電磁変換特性やRFエンベロープ、ドロップアウ
トに悪影響を及ぼしているのがわかる。したがって、本
発明においては、磁気記録媒体に導電性を付与する層と
最表面の平滑性に寄与する層とを明確に分離し、下層導
電層と中間平滑層の2層の非磁性層を設けることが必要
であることがわかる。
Fe2O3とグラファイトとを有する非磁性層とこの非磁
性層状に形成された上層磁性層とから構成された比較例
3の磁気ディスクは、非磁性層にグラファイトを含んで
いるため電気抵抗値は低いものの、非磁性層の表面性が
不十分であり、このために磁性層最表面の表面性も劣化
して、電磁変換特性やRFエンベロープ、ドロップアウ
トに悪影響を及ぼしているのがわかる。したがって、本
発明においては、磁気記録媒体に導電性を付与する層と
最表面の平滑性に寄与する層とを明確に分離し、下層導
電層と中間平滑層の2層の非磁性層を設けることが必要
であることがわかる。
【0117】さらに、実施例1乃至実施例9と実施例1
0と実施例11とを比較すると、中間平滑層に用いるα
−Fe2O3としては、針状であり且つ長軸長が0.2μ
m以下であることが好ましいことがわかる。実施例10
及び実施例11に示した磁気ディスクでは、中間平滑層
が十分に平滑とはならない虞れがあり、最表面の表面性
が劣化してしまうことがある。したがって、本発明にお
いては中間平滑層に用いるα−Fe2O3として長軸長が
0.2μm以下の針状粒子を用いることが好ましい。
0と実施例11とを比較すると、中間平滑層に用いるα
−Fe2O3としては、針状であり且つ長軸長が0.2μ
m以下であることが好ましいことがわかる。実施例10
及び実施例11に示した磁気ディスクでは、中間平滑層
が十分に平滑とはならない虞れがあり、最表面の表面性
が劣化してしまうことがある。したがって、本発明にお
いては中間平滑層に用いるα−Fe2O3として長軸長が
0.2μm以下の針状粒子を用いることが好ましい。
【0118】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係る磁気記録媒体は、下層導電層が導電性微粒子を
有し、中間平滑層が非磁性粉末を有しているため、優れ
た表面性を有し且つ全体として優れた導電性を有するこ
ととなる。このため、この磁気記録媒体は、高密度記録
領域において良好な電磁変換特性及び信頼性を有するこ
ととなる。
明に係る磁気記録媒体は、下層導電層が導電性微粒子を
有し、中間平滑層が非磁性粉末を有しているため、優れ
た表面性を有し且つ全体として優れた導電性を有するこ
ととなる。このため、この磁気記録媒体は、高密度記録
領域において良好な電磁変換特性及び信頼性を有するこ
ととなる。
【図1】本発明に係る磁気記録媒体の要部断面図であ
る。
る。
【図2】ウェット・オン・ウェット塗布方式で下層導電
層、上層磁性層を形成するための塗膜形成システムを示
す模式図である。
層、上層磁性層を形成するための塗膜形成システムを示
す模式図である。
【図3】上記塗膜形成システムの塗布装置の一例を示す
模式図である。
模式図である。
【図4】塗布装置の他の例を示す模式図である。
【図5】塗布装置のさらに他の例を示す模式図である。
【図6】従来の磁気記録媒体の要部断面図である。
1 非磁性支持体、2 下層導電層、3 中間平滑層、
4 上層磁性層
4 上層磁性層
Claims (7)
- 【請求項1】 非磁性支持体上に形成され、導電性微粒
子と結合剤とを含む下層導電層と、 上記下層導電層上に形成され、非磁性粉末と結合剤とを
含む中間平滑層と、 上記中間平滑層上に形成され、強磁性粉末と結合剤とを
含む上層磁性層とを備えることを特徴とする磁気記録媒
体。 - 【請求項2】 上記下層導電層及び上記中間平滑層は、
非磁性であることを特徴とする請求項1記載の磁気記録
媒体。 - 【請求項3】 上記下層導電層は、導電性微粒子とし
て、カーボンブラック及び/またはグラファイトを含有
することを特徴とする請求項1記載の磁気記録媒体。 - 【請求項4】 上記中間平滑層は、非磁性粉末として、
針状α−Fe2O3を含有することを特徴とする請求項1
記載の磁気記録媒体。 - 【請求項5】 上記針状α−Fe2O3の長軸長が、0.
2μm以下であることを特徴とする請求項1記載の磁気
記録媒体。 - 【請求項6】 上記上層磁性層の厚みが0.5μm以下
であることを特徴とする請求項1記載の磁気記録媒体。 - 【請求項7】 上記中間平滑層及び上記上層導電層は、
非磁性支持体上に、互いに湿潤状態で重層塗布されたこ
とを特徴とする請求項1記載の磁気記録媒体。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9247329A JPH1186270A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 磁気記録媒体 |
| EP98307179A EP0911814A3 (en) | 1997-09-11 | 1998-09-07 | Magnetic recording medium |
| CN98124627A CN1221172A (zh) | 1997-09-11 | 1998-09-10 | 磁性记录载体 |
| KR1019980037424A KR19990029701A (ko) | 1997-09-11 | 1998-09-10 | 자기기록매체 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9247329A JPH1186270A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1186270A true JPH1186270A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17161791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9247329A Withdrawn JPH1186270A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 磁気記録媒体 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0911814A3 (ja) |
| JP (1) | JPH1186270A (ja) |
| KR (1) | KR19990029701A (ja) |
| CN (1) | CN1221172A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021136046A (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-13 | 富士フイルム株式会社 | 磁気記録媒体、磁気テープカートリッジおよび磁気記録再生装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105059010B (zh) * | 2015-08-03 | 2018-01-09 | 保定乐凯新材料股份有限公司 | 一种防止层间润湿的磁记录材料 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5324571A (en) * | 1992-02-05 | 1994-06-28 | Konica Corporation | Magnetic recording medium comprising a support and a plurality of layers in which the magnetic layer has a specified plastic deformation |
| EP0701250A1 (en) * | 1994-08-18 | 1996-03-13 | Sony Electronics Inc. | Magnetic recording media |
| JP3536938B2 (ja) * | 1994-10-14 | 2004-06-14 | 富士写真フイルム株式会社 | 磁気記録媒体 |
-
1997
- 1997-09-11 JP JP9247329A patent/JPH1186270A/ja not_active Withdrawn
-
1998
- 1998-09-07 EP EP98307179A patent/EP0911814A3/en not_active Withdrawn
- 1998-09-10 KR KR1019980037424A patent/KR19990029701A/ko not_active Withdrawn
- 1998-09-10 CN CN98124627A patent/CN1221172A/zh active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021136046A (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-13 | 富士フイルム株式会社 | 磁気記録媒体、磁気テープカートリッジおよび磁気記録再生装置 |
| US11495256B2 (en) | 2020-02-28 | 2022-11-08 | Fujifilm Corporation | Magnetic recording medium, magnetic tape cartridge, and magnetic recording and reproducing device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1221172A (zh) | 1999-06-30 |
| EP0911814A3 (en) | 1999-11-10 |
| KR19990029701A (ko) | 1999-04-26 |
| EP0911814A2 (en) | 1999-04-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041207 |