JPH1188236A - エコーキャンセラ及びエコーキャンセラの制御方法 - Google Patents
エコーキャンセラ及びエコーキャンセラの制御方法Info
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- JPH1188236A JPH1188236A JP9242248A JP24224897A JPH1188236A JP H1188236 A JPH1188236 A JP H1188236A JP 9242248 A JP9242248 A JP 9242248A JP 24224897 A JP24224897 A JP 24224897A JP H1188236 A JPH1188236 A JP H1188236A
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- H04B3/02—Details
- H04B3/20—Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
- H04B3/23—Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
ラのエコー制御時間を超えるケースや2つ以上のエコー
キャンセラのタンデム接続が生じるケースを検出可能と
することにより、異音の発生等を回避することにある。 【解決手段】 タップ係数更新部1404が順次更新す
るタップ係数に基づいて、最大タップ位置検出部10
2、揺らぎ幅検出部103、及び比較器104が、エコ
ー経路の伝送遅延時間がエコーキャンセラのエコー制御
時間を超えている状態を検出する。この状態が検出され
た場合に、切り替え制御部105が、送信側入力信号1
407から擬似エコー信号1409を減算する処理を含
むエコーキャンセル動作を停止させる。
Description
通話品質等を改善するためのエコーキャンセラに関す
る。
の、2線伝送路と4線伝送路との間で相互変換を行うた
めの2線/4線変換用ハイブリッド装置等において生じ
るエコーによる通話品質の劣化を防止するため等の目的
で設置される。
のように、伝送路が長く伝送遅延が大きい網で生じるエ
コーを抑圧するために用いられることが多かった。更
に、近年では、音声CODEC(音声符号化/復号装
置)により伝送帯域を圧縮して音声の伝送レートを削減
する技術も広く実用化されるようになってきており、エ
コーキャンセラは、そのようなCODECが有する処理
遅延に起因するエコーを除去するためにも広く適用され
ている。具体的には、移動端末の基地局システム等の無
線系網にも、広く用いられるようになってきている。
モード)網との統合が進につれ、ATMセルの分解/組
立て等に伴う処理遅延の増加によって、エコーキャンセ
ラの必要性が高まるものと予想される。
装置(以下、単にハイブリッド装置という)において生
じるエコーを抑圧するためのエコーキャンセラの適用位
置の説明図である。
者Aの音声の一部が話者B側のハイブリッド装置(Hy
brid)1301(#B)で話者Aの受信路に漏れ込
んで生じる信号をいう。話者Aのエコーは、話者B側に
設置されるエコーキャンセラ(EC)1302(#A)
(ハッチングされた部分)により抑圧される。エコーキ
ャンセラ1302(#A)から話者B側のハイブリッド
装置1301(#B)を経由してそのエコーキャンセラ
1302(#A)に戻るまでの経路を、エコーキャンセ
ラ1302(#A)のエコー経路1303という。ま
た、エコーキャンセラ1302(#A)にとって、話者
Aを遠端側話者(Far End Speaker )、話者Bを近端側
話者(Near End Speaker)という。
の一部が話者A側のハイブリッド装置1301(#A)
で話者Bの受信路に漏れ込んで生じる信号をいう。話者
Bのエコーは、話者A側に設置されるエコーキャンセラ
(EC)1302(#B)により抑圧される。エコーキ
ャンセラ1302(#B)のエコー経路は、特には図示
しないが、エコーキャンセラ1302(#B)から話者
A側のハイブリッド装置1301(#A)を経由してそ
のエコーキャンセラ1302(#B)に戻るまでの経路
をいう。また、エコーキャンセラ1302(#B)にと
っての遠端側話者は話者Bであり、近端側話者は話者A
である。
こでの伝送遅延が増加するため、話者Aは、自分自身の
音声に対してそのエコーをより遅れて聞くことになり、
エコーを耳障りなものとしてより顕著に知覚するように
なる。
02の従来の構成図である。一般的に、エコーキャンセ
ラ1302では、まず、タップ係数更新部1404が、
減算器1410から順次出力される残留エコー信号14
12とタップメモリ1402に順次保持される受信側入
力信号1405とから、タップ係数メモリ1403に順
次保持されているエコー経路1303の特性を示すN個
のタップ係数を順次更新し、それらをタップ係数メモリ
1403に保持し直す。
答:Finite Impulse Response)フィルタ1401が、タ
ップメモリ1402に順次保持される受信側入力信号1
405とタップ係数更新部1404が順次更新するN個
のタップ係数とに対してたたみ込み演算を実行すること
により、擬似エコー信号1409を発生する。即ち、適
応FIRフィルタ1401は、エコー経路1303の特
性を実現するフィルタとなっている。ここで、エコー経
路1303は線形特性を有すると仮定され、その特性は
インパルス応答として推定される。そして、適応FIR
フィルタ1401は、上記インパルス応答を近似する有
限インパルス応答(FIR)のたたみ込み演算を実行す
るトランスバーサルフィルタとして実現される。
同定と呼ばれるアルゴリズムに基づいて、減算器141
0から出力される誤差信号とタップメモリ1402に順
次保持される受信側入力信号1405とからN個のタッ
プ係数の各値の更新値をサンプリング点毎に演算する。
続いて、タップ係数更新部1404は、それらN個の更
新値を用いて、タップ係数メモリ1403に保持されて
いる前回のサンプリング点において演算されたN個のタ
ップ係数の各値を更新する。そして、タップ係数更新部
1404は、その結果得られるN個のタップ係数を、適
応FIRフィルタ1401の係数設定部に出力すると共
に、タップ係数メモリ1403に保持し直す。
信側入力信号として白色雑音を仮定しているため、実際
の音声信号や近端話者側に背景雑音が入力される状況の
もとでは、エコーを完全には除去しきれない。特に、エ
コー経路の伝送遅延が増加すると、その影響が顕著とな
る。そこで、図14に示されるように、エコーキャンセ
ラ1302内の減算器1410の出力側にNLP(ノン
リニアプロセッサ)1411と呼ばれるプロセッサが挿
入される。このNLP1411は、減算器1410から
出力される残留エコー信号1412のレベルがあるレベ
ル以下であったなら、例えばその信号を強制的に0にし
てしまう等の処理を実行する。従って、この処理は、一
種の非線形処理である。但し、話者Aと話者Bが同時に
通話している場合や、近端話者の通話時には、特には図
示しない重畳通話検出回路等によってその状態が検出さ
れ、NLP1411の動作が停止される。
うに、エコー経路1303が線形特性を有すると仮定さ
れ、そのエコー経路1303の特性は適応FIRフィル
タ1401により擬似できることを前提としている。そ
して、この適応FIRフィルタ1401のタップ長は、
接続される網を考慮して、エコー経路1303の伝送遅
延として想定し得る最大時間をカバーできる長さに設定
される。この長さに相当する時間を、エコー制御時間と
いう。より具体的には、適応FIRフィルタ1401の
タップ長は、一般に、エコー経路1303の最大伝送遅
延時間に、ハイブリッド装置1301において生じるイ
ンパルス応答時間を付加して得られる時間長となるよう
に設定される。
とした場合に、エコー経路1303の最大遅延時間は4
0〜50msec程度といわれており、この範囲内なら
ば、エコーは耳障りにならないことが知られている。
移動系の網においては、それに含まれる無線回線部分、
音声CODEC、又は回線多重/分離装置において生じ
る伝送遅延の増加により、その網内の全体の伝送遅延が
増加する傾向にある。このため、これらの網では、基地
局等にエコーキャンセラが挿入されるケースが多くなっ
てきている。
は、下記の2点である。 1.図15に示される、移動系網であるSTM(同期転
送モード)網1501、ATM(非同期転送モード)網
1502、及び固定系網であるSTM網1503がセル
組み立ておよび分解部1504、1505等を介して接
続されるケースを考えた場合、基地局等に設置されるエ
コーキャンセラ1302にとって、そのエコー経路13
03の伝送遅延時間が増加する傾向があり、これによ
り、エコー経路1303の伝送遅延時間がエコーキャン
セラ1302のエコー制御時間を超えるケースが生じる
可能性がある。
1302が設置されることにより図16に示される、エ
コー経路側のエコーキャンセラ1302と中継回線側の
エコーキャンセラ1302の接続のように、2つ以上の
エコーキャンセラ1302のタンデム接続が生じる可能
性がある。
るエコーキャンセラ1302の位置や特性を十分に把握
すべきであるが、実際には網内の状況を全て把握するの
が困難なケースもある。上述のケース1.が生じた場合
には、エコーキャンセラ1302が正常動作できないた
め、異音を発生してしまう等の問題点が生じる。
16に示されるような場合には、エコー経路側のエコー
キャンセラ1302内に非線形動作をするNLP141
1が存在することにより、中継回線側のエコーキャンセ
ラ1302にとってのエコー経路1303が線形特性を
有しなくなるため、中継回線側のエコーキャンセラ13
02は、最適な擬似エコー信号1409(図14参照)
を発生できなくなり、やはり異音を発生してしまう等の
問題点が生じる可能性がある。
間がエコーキャンセラのエコー制御時間を超えるケース
や2つ以上のエコーキャンセラのタンデム接続が生じる
ケースを検出し、対処することにより、異音の発生等を
回避することにある。
号(1412)と順次受信される受信側入力信号(14
05)とに基づいてタップ係数群を順次更新し、受信側
入力信号を入力としタップ係数群をフィルタ係数とする
フィルタ(適応FIRフィルタ1401)によって擬似
エコー信号(1409)を生成し、それを送信側入力信
号(1407)から減算することにより、その送信側入
力信号に対してエコーキャンセル動作を実行し、その減
算結果をもとに送信側出力信号(1408)を出力する
エコーキャンセラを前提とする。
成を有する。これは、前述したケース1を解決するため
の構成である。まず、順次更新されるタップ係数をもと
に、エコー経路の伝送遅延時間がエコーキャンセラのエ
コー制御時間を超えている状態を検出するエコーキャン
セル動作状態検出手段を有する。この手段は、例えば、
呼開始後一定時間が経過した状態でかつ受信側入力信号
が狭帯域信号でない状態において、サンプリングタイミ
ング毎に、最大値を有するタップ係数のタップ位置を検
出する最大タップ位置検出手段(最大タップ位置検出部
102)と、そのタップ位置の揺らぎ幅を検出する揺ら
ぎ幅検出手段(揺らぎ幅検出部103)と、その検出さ
れた揺らぎ幅に基づいて、エコー経路の伝送遅延時間が
エコーキャンセラのエコー制御時間を超えている状態を
検出する比較手段(比較器104)とを含む。
信側入力信号から擬似エコー信号を減算する処理を含む
エコーキャンセル動作を停止させるエコーキャンセル動
作停止手段(切り替え制御部105)を有する。
エコー経路の伝送遅延時間がエコーキャンセラのエコー
制御時間を超えた場合には、エコーキャンセル動作は行
われなくなるため、送信側出力信号にはエコーが含まれ
遠端側話者はそれを知覚する結果となるが、非正常なエ
コーキャンセル動作による異音の発生は抑制されるた
め、感覚的には遠端側話者における不快感を軽減するこ
とができる。
る。これは、前述のケース2を解決するための構成であ
る。まず、送信側入力信号としてリニアデータの0が続
く状態を検出するリニアデータ0検出手段(リニアデー
タ0検出部302)を有する。
側入力信号から擬似エコー信号を減算する処理を含むエ
コーキャンセル動作を停止させるエコーキャンセル動作
停止手段(切り替え制御部303)を有する。
エコー経路に近い側のエコーキャンセラに対してタンデ
ム接続されたエコーキャンセラにおいて、エコーキャン
セル動作が行われなくなるため、タンデム接続を原因と
する非正常なエコーキャンセル動作による異音の発生は
抑制される。
る。まず、受信側入力信号にタンデム接続検出用パター
ンを挿入し、その結果得られる信号を受信側出力信号と
して出力する第1のタンデム接続検出用パターン挿入手
段(タンデム接続検出用パターン挿入部502)を有す
る。
用パターンを挿入して出力する第2のタンデム接続検出
用パターン挿入手段(タンデム接続検出用パターン挿入
部504)を有する。
出用パターンを抽出する第1のタンデム接続検出用パタ
ーン検出手段(タンデム接続検出用パターン検出部50
3)を有する。
出用パターンを抽出する第2のタンデム接続検出用パタ
ーン検出手段(タンデム接続検出用パターン検出部50
5)を有する。
ン検出手段及び第2のタンデム接続検出用パターン検出
手段において共にタンデム接続検出用パターンが抽出さ
れた場合に、送信側入力信号から擬似エコー信号を減算
する処理を含むエコーキャンセル動作を停止させるエコ
ーキャンセル動作停止手段(切り替え制御部506)を
有する。
網の中間でタンデム接続されたエコーキャンセラにおい
て、タンデム接続を原因とする非正常なエコーキャンセ
ル動作による異音の発生が抑制される。
る。まず、受信側入力信号にタンデム接続検出用パター
ンを挿入し、その結果得られる信号を受信側出力信号と
して出力するタンデム接続検出用パターン挿入手段(タ
ンデム接続検出用パターン挿入部502)を有する。こ
のタンデム接続検出用パターン挿入手段は、受信側入力
信号の信号レベルに対応するタンデム接続検出用パター
ンをその受信側入力信号に挿入し、その結果得られる信
号を受信側出力信号として出力するように構成すること
ができる。
出用パターンを抽出するタンデム接続検出用パターン検
出手段(タンデム接続検出用パターン検出部503)を
有する。
出手段がタンデム接続検出用パターンを抽出した場合
に、送信側出力信号にタンデム接続検出結果用パターン
を挿入して出力するタンデム接続検出結果用パターン挿
入手段(タンデム接続検出結果用パターン挿入部80
3)を有する。このタンデム接続検出結果用パターン挿
入手段は、タンデム接続検出用パターン検出手段が抽出
したタンデム接続検出用パターンが、現在の受信側入力
信号の信号レベルに対応するものである場合に、送信側
出力信号にタンデム接続検出結果用パターンを挿入して
出力するように構成することができる。
出結果用パターンを抽出するタンデム接続検出結果用パ
ターン検出手段(タンデム接続検出結果用パターン判定
部802)を有する。
ーン検出手段においてタンデム接続検出結果用パターン
が抽出された場合に、送信側入力信号から擬似エコー信
号を減算する処理を含むエコーキャンセル動作を停止さ
せるエコーキャンセル動作停止手段(切り替え制御部5
06)を有する。
エコー経路側エコーキャンセラ以外のタンデム接続され
たエコーキャンセラにおいて、エコーキャンセル動作が
行われなくなるため、タンデム接続を原因とする非正常
なエコーキャンセル動作による異音の発生が抑制され
る。
において、タンデム接続検出用パターン又はタンデム接
続検出結果用パターンは、受信側入力信号、受信側出力
信号、送信側入力信号、又は送信側出力信号であるディ
ジタル信号のサンプル列において、所定サンプルおきの
複数個のサンプルの各最下位ビットがビットスチールさ
れ、それら複数個の最下位ビットにタンデム接続検出用
パターン又はタンデム接続検出結果用パターンを構成す
るビットデータの各ビットが挿入されて伝送されるよう
に構成することができる。
劣化を最小限に抑えると共に、タンデム接続を確実に検
出することが可能となる。本発明の第5の態様は、以下
の構成を有する。
て、エコー経路の伝送遅延時間がエコーキャンセラのエ
コー制御時間を超えている状態を検出するエコーキャン
セル動作状態検出手段(102〜104、1106)を
有する。
ー制御時間に関する情報を送信側出力信号に挿入してタ
ンデム接続されている他のエコーキャンセラに通知する
エコー制御時間情報挿入手段(タンデム接続検出結果用
パターンおよびエコー制御時間情報挿入部1102)を
有する。
に関する情報を検出するエコー制御時間情報検出手段
(タンデム接続検出結果用パターンおよびエコー制御時
間情報判定部1103)を有する。
関する情報に対応する時間だけ受信側入力信号を遅延さ
せてフィルタに入力させる遅延調整手段(遅延調整用メ
モリ1104)を有する。
タンデム接続されている複数のエコーキャンセラが協調
してエコーキャンセル動作を実行することができる。な
お、本発明は、上述のエコーキャンセラが実現する機能
と同等の機能を有するエコーキャンセラの制御方法とし
て構成することが可能である。
の各実施の形態について詳細に説明する。発明の第1の実施の形態 図1は、本発明の第1の実施の形態のエコーキャンセラ
の構成図である。
4の場合と同じ番号が付された部分は、それらの図の場
合と同じ機能を有する。第1の実施の形態のエコーキャ
ンセラ101は、タップ係数メモリ1403に順次保持
されるタップ係数をもとにエコー経路1303の伝送遅
延時間がエコーキャンセラ101のエコー制御時間を超
えている状態を検出し、その検出時にはエコーキャンセ
ル動作を停止させることが特徴である。
は、エコー経路1303の伝送遅延時間がエコーキャン
セラ101のエコー制御時間を超えている状態を、呼の
接続が開始されてから一定時間が経過した後であってか
つ受信側入力信号1405として狭帯域信号が入力して
いない状態において、最大値を有するタップ係数位置の
揺らぎ幅が一定量を超える場合として検出する。
るが、エコーキャンセラ101が一旦網内の所定の位置
に設置された後は、そのエコーキャンセラ101に対応
するエコー経路1303の特性は殆ど変化しない。
てからエコー経路1303の推定動作を開始するため、
推定が最適化されるまではタップ係数値は大幅に変化す
る。しかし、推定が最適化された後は、エコー経路13
03の伝送遅延時間がエコー制御時間内である場合に
は、タップ係数の値はさほど変化しなくなる。一方、エ
コー経路1303の伝送遅延時間がエコー制御時間を超
えている場合には、正常な推定動作が行えず、タップ係
数の値が安定しない。
セラ101は、最大タップ位置検出部102が、呼の接
続が開始されてから一定時間が経過した後に、N個のタ
ップ係数の各値をモニタし、最大値を有するタップ係数
の位置を検出する。
プ位置検出部102が順次検出する最大値を有するタッ
プ係数の位置の揺らぎ幅を検出する。そして、比較器1
04が、揺らぎ幅検出部103が順次検出する揺らぎ幅
を所定の閾値と比較し、後述する所定の条件が成立した
時点で、比較器104が切り替え制御部105に対し
て、減算器1410による擬似エコー信号1409の減
算動作(即ちエコーキャンセル動作)及びNLP141
1の動作をスキップさせるように指示を出す。
時間がエコー制御時間を超えた場合には、エコーキャン
セル動作は行われなくなるため、送信側出力信号140
8にはエコーが含まれ遠端側話者はそれを知覚する結果
となるが、非正常なエコーキャンセル動作による異音の
発生は抑制されるため、感覚的には遠端側話者における
不快感を軽減することができる。
シュトーン信号やリングバックトーン信号等の狭帯域信
号が入力した場合は、エコーキャンセラ101は、本来
のエコー経路1303の推定を行うことができず、タッ
プ係数の各値は特殊なタップ係数値に落ち着いてしま
う。従って、最大タップ位置検出部102、揺らぎ幅検
出部103、比較器104、及び切り替え制御部105
の動作時には、特には図示しない狭帯域信号検出器等を
用いることにより、受信側入力信号1405として狭帯
域信号が入力されていない場合においてのみ、エコー経
路1303の伝送遅延時間がエコーキャンセラ101の
エコー制御時間を超えている状態の検出動作を実行する
ように動作する。狭帯域信号検出器は、例えば、受信側
入力信号1405の一定時間内の零交差数(振幅が0と
なる回数)を順次モニタし、その順次モニタされる零交
差数がほとんど変動しない場合に、受信側入力信号14
05が狭帯域信号であることを示す信号を出力するよう
に構成することができる。
1404、最大タップ位置検出部102、揺らぎ幅検出
部103、比較器104、及び切り替え制御部105が
実現する制御動作を示す動作フローチャートである。こ
の動作フローチャートは、サンプリング点毎に実行され
る。
に、タップ係数更新部1404が、例えば学習同定と呼
ばれるアルゴリズムに基づいて、減算器1410から出
力される誤差信号とタップメモリ1402に順次保持さ
れる受信側入力信号1405とからN個のタップ係数の
各値の更新値をサンプリング点毎に演算し、それらN個
の更新値を用いて、タップ係数メモリ1403に保持さ
れている前回のサンプリング点において演算されたN個
のタップ係数の各値を更新し、し、それらをタップ係数
メモリ1403に保持し直す。
号検出器が、受信側入力信号1405が狭帯域信号であ
るか否かを判定する(ステップ202)。受信側入力信
号1405が狭帯域信号であると判定され、ステップ2
02の判定がYESの場合には、ステップ210に進
み、そこで通常のエコーキャンセル動作が行われる。即
ち、切り替え制御部105は、減算器1410及びNL
P1411の出力を選択する。
号ではないと判定され、ステップ202の判定がNOの
場合には、ステップ203において、呼の接続が開始さ
れてからの時間が所定の閾値時間Th1を超えているか
否かが判定される(ステップ203)。この判定は、例
えば、特には図示しない呼処理プロセッサからの呼の接
続の開始を通知する信号によってリセットされ、一定時
間毎にインクリメントされる、特には図示しないカウン
タを用いて行われる。
閾値時間Th1を超えておらず、ステップ203の判定
がNOの場合には、まだエコーキャンセル動作が安定し
ていないため、ステップ210に進み、そこで通常のエ
コーキャンセル動作が行われる。
閾値時間Th1を超えており、ステップ203の判定が
YESの場合には、最大タップ位置検出部102が、ス
テップ201においてタップ係数メモリ1403に新た
に保持されたN個のタップ係数の各値を比較し、最大値
を有するタップ係数の位置を、位置mnewとして検出
する(ステップ204)。
ンプリング点における最大値を有するタップ係数の位置
を位置moldとして記憶しており、その位置と、今回
のサンプリング点において最大タップ位置検出部102
が検出した位置mnewとの差の絶対値|mold−m
new|を、揺らぎ幅difとして算出する(ステップ
205)。
03が順次検出する揺らぎ幅difが、所定の閾値Th
2を超えているか否かを、判定する(ステップ20
6)。揺らぎ幅difが所定の閾値Th2を超えておら
ず、ステップ206の判定がNOの場合は、比較器10
4は、カウンタ2を+1だけインクリメントし(ステッ
プ207)、このカウンタ2のカウント値が閾値Th4
を超えたか否かを判定する(ステップ208)。
又は特には図示しないメモリ上に確保される変数であ
る。そして、このカウンタ2は、エコーキャンセラ10
1の動作開始時に閾値Th4に初期設定され、また、エ
コー経路1303の伝送遅延時間がエコーキャンセラ1
01のエコー制御時間を超えて揺らぎ幅difが閾値T
h2より大きくなる状態が閾値Th3に対応するサンプ
リング時間以上続いた時点で後述するステップ213で
値0にクリアされ、エコー経路1303の伝送遅延時間
がエコーキャンセラ101のエコー制御時間を超えない
状態になって揺らぎ幅difが閾値Th2以下である場
合にステップ207で+1インクリメントされる。従っ
て、エコーキャンセラ101の動作開始直後、又はエコ
ー経路1303の伝送遅延時間がエコーキャンセラ10
1のエコー制御時間を超えている状態から超えない状態
に変化してから閾値Th4に対応するサンプリング時間
だけ経過した後に、カウンタ2のカウント値は閾値Th
4を超える。
値Th4を超えてステップ208の判定がYESとなる
と、比較器104は、後述するカウンタ1の値を0にク
リアした後(ステップ207)、切り替え制御部105
に対して、通常のエコーキャンセル動作を実行させる
(ステップ210)。即ち、切り替え制御部105は、
減算器1410及びNLP1411の出力を選択する。
がエコーキャンセラ101のエコー制御時間を超えない
状態になって揺らぎ幅difが閾値Th2以下となる状
態が閾値Th4に対応する一定の保護期間だけ安定に続
くと、通常のエコーキャンセル動作が実行されることに
なる。
4を超えずステップ208の判定がNOであるうちは、
後述するステップ214に進んで、エコーキャンセル動
作の停止状態が続行される。
を超えており、ステップ206の判定がYESとなった
場合は、比較器104は、カウンタ1を+1だけインク
リメントし(ステップ211)、このカウンタ1のカウ
ント値が閾値Th3を超えたか否かを判定する(ステッ
プ212)。
は図示しないレジスタ又は特には図示しないメモリ上に
確保される変数である。そして、このカウンタ1は、エ
コーキャンセラ101の動作開始時に値0に初期設定さ
れ、また、エコー経路1303の伝送遅延時間がエコー
キャンセラ101のエコー制御時間を超えず揺らぎ幅d
ifが閾値Th2以下である状態が閾値Th4に対応す
るサンプリング時間以上続いた時点で前述したステップ
209で値0にクリアされ、エコー経路1303の伝送
遅延時間がエコーキャンセラ101のエコー制御時間を
超える状態になって揺らぎ幅difが閾値Th2よりも
大きくなった場合にステップ211で+1インクリメン
トされる。従って、エコーキャンセラ101の動作開始
時から閾値Th3に対応するサンプリング時間だけ経過
した後又はエコー経路1303の伝送遅延時間がエコー
キャンセラ101のエコー制御時間を超えていない状態
から超えた状態に変化してから閾値Th3に対応するサ
ンプリング時間だけ経過した後に、カウンタ1のカウン
ト値は閾値Th3を超える。
値Th3を超えてステップ212の判定がYESとなる
と、比較器104は、前述したカウンタ2の値を0にク
リアした後(ステップ213)、切り替え制御部105
に対して、エコーキャンセル動作を停止させる(ステッ
プ214)。即ち、切り替え制御部105は、減算器1
410及びNLP1411の出力を選択せずに、送信側
入力信号1407をそのまま送信側出力信号1408と
して出力する。
がエコーキャンセラ101のエコー制御時間を超えた状
態になって揺らぎ幅difが閾値Th2より大きくなる
状態が閾値Th3に対応する一定の保護期間だけ続く
と、エコーキャンセル動作が停止されることになる。
3を超えずステップ212の判定がNOであるうちは、
前述したステップ210に進んで、通常のエコーキャン
セル動作が続行される。発明の第2の実施の形態 図3は、本発明の第2の実施の形態のエコーキャンセラ
の構成図であり、図4は、その動作フローチャートであ
る。
4の場合と同じ番号が付された部分は、それらの図の場
合と同じ機能を有する。第2の実施の形態のエコーキャ
ンセラ301は、エコーキャンセラ301への送信側入
力信号1407がリニアデータの0であることを検出す
ることにより、エコーキャンセル動作を停止させること
が特徴である。
と近端側(エコー経路1303側)の背景雑音とが重畳
された送信側入力信号1407が入力する。従って、一
般には、送信側入力信号1407はリニアデータの0に
は成り難い。一方、エコーキャンセラ301の送信側出
力部に位置するNLP1411の構成方式として、セン
タークリッパー方式と呼ばれるものがあり、その方式が
採用されたNLP1411は、その動作時にリニアデー
タの0を出力するものが多い。
側入力信号1407がリニアデータの0であるというこ
とは、そのエコーキャンセラ301のエコー経路130
3側に、センタークリッパー方式のNLPを具備したエ
コーキャンセラがタンデム接続されていると考えること
ができる。
では、リニアデータ0検出部302が、送信側入力信号
1407がリニアデータの0であるか否かを判定する
(図4のステップ401)。なお、実際には、リニアデ
ータ0検出部302は、カウンタ等を用いて、送信側入
力信号1407がリニアデータの0である状態が一定期
間続いたか否かを判定する。
データの0の状態ではないと判定された場合(図4のス
テップ401の判定がNOの場合)には、リニアデータ
0検出部302は、切り替え制御部303に対して、通
常のエコーキャンセル動作を実行させる(図4のステッ
プ402)。即ち、切り替え制御部303は、減算器1
410及びNLP1411の出力を選択する。
ータの0の状態になったと判定された場合(図4のステ
ップ401の判定がYESの場合)には、リニアデータ
0検出部302は、切り替え制御部303に対して、エ
コーキャンセル動作を停止させる(ステップ403)。
即ち、切り替え制御部303は、減算器1410及びN
LP1411の出力を選択せずに、送信側入力信号14
07をそのまま送信側出力信号1408として出力す
る。
エコーキャンセラ301に対してタンデム接続されたエ
コーキャンセラ301において、エコーキャンセル動作
が行われなくなるため、タンデム接続を原因とする非正
常なエコーキャンセル動作による異音の発生が抑制され
る。発明の第3の実施の形態 図5は、本発明の第3の実施の形態のエコーキャンセラ
の構成図であり、図7は、その動作フローチャートであ
る。
4の場合と同じ番号が付された部分は、それらの図の場
合と同じ機能を有する。第3の実施の形態のエコーキャ
ンセラ501は、タンデム接続検出用パターン挿入部5
02及び504が、それぞれ受信側出力信号1406及
び送信側出力信号1408に、タンデム接続検出用パタ
ーンを挿入する機能を有し(図7のステップ701)、
タンデム接続検出用パターン検出部503及び505
が、それぞれ受信側入力信号1405及び送信側入力信
号1407から、タンデム接続検出用パターンを検出す
る機能を有する(図7のステップ702)。
者B側のハイブリッド装置1301(#B)で生じる話
者Aのエコーをキャンセルするためのエコーキャンセラ
1302(#A)と、話者A側のハイブリッド装置13
01(#A)で生じる話者Bのエコーをキャンセルする
ためのエコーキャンセラ1302(#B)とが、網を介
して対向して設けられている場合において(この場合は
エコーキャンセラ1302(#A)とエコーキャンセラ
1302(#B)はタンデム接続ではない)、エコーキ
ャンセラ1302(#A)とエコーキャンセラ1302
(#B)が図5に示されるエコーキャンセラ501と同
様の構成を有し、更にそれらの中間に図5に示される構
成を有するエコーキャンセラ501がタンデム接続され
る場合を想定する。
エコーキャンセラ501内のタンデム接続検出用パター
ン検出部503は、受信側入力信号1405から、前段
のエコーキャンセラ501内のタンデム接続検出用パタ
ーン挿入部502において挿入されたタンデム接続検出
用パターンを検出すると同時に、同じ中間のエコーキャ
ンセラ501内のタンデム接続検出用パターン検出部5
05は、送信側入力信号1407から、後段のエコーキ
ャンセラ501内のタンデム接続検出用パターン挿入部
504において挿入されたタンデム接続検出用パターン
を検出する。
のタンデム接続検出用パターン検出部503は、受信側
入力信号1405から、前段のエコーキャンセラ501
内のタンデム接続検出用パターン挿入部502において
挿入されたタンデム接続検出用パターンを検出するが、
同じ両端の各エコーキャンセラ501内のタンデム接続
検出用パターン検出部505は、送信側入力信号140
7がそれぞれのエコー経路1303側の信号であってそ
ちら側にはハイブリッド装置1301が存在するのみで
あるため、その送信側入力信号1407からはタンデム
接続検出用パターンは検出できない。
のタンデム接続検出用パターン検出部505は、自分自
身及びタンデム接続検出用パターン検出部503がそれ
ぞれ同一のタンデム接続検出用パターンを検出した場合
においてのみ、そのエコーキャンセラ501が網の中間
でタンデム接続されたものであると判定し、切り替え制
御部506に対して、エコーキャンセル動作を停止させ
る(図7のステップ703→705)。即ち、切り替え
制御部506は、減算器1410及びNLP1411の
出力を選択せずに、送信側入力信号1407をそのまま
送信側出力信号1408として出力する。
ム接続検出用パターン検出部505は、自分自身及びタ
ンデム接続検出用パターン検出部503がそれぞれ同一
のタンデム接続検出用パターンを検出しなかった場合に
は、そのエコーキャンセラ501が網の中間でタンデム
接続されたものではないと判定し、切り替え制御部50
6に対して、通常のエコーキャンセル動作を実行させる
(図7のステップ703→704)。即ち、切り替え制
御部506は、減算器1410及びNLP1411の出
力を選択する。
ム接続されたエコーキャンセラ501において、エコー
キャンセル動作が行われなくなるため、タンデム接続を
原因とする非正常なエコーキャンセル動作による異音の
発生が抑制される。
デム接続検出用パターン挿入部502又は504によ
る、受信側出力信号1406又は送信側出力信号140
8へのタンデム接続検出用パターンの挿入方法例の説明
図である。
送信側出力信号1408であるディジタル音声信号のサ
ンプル列において、nサンプルおきのk個のサンプルの
各LSB(最下位ビット)がビットスチールされ、それ
らk個のLSBにタンデム接続検出用パターンを構成す
るkビットのビットデータの各ビットが挿入されて伝送
される。このような挿入方法により、主信号の特性劣化
を回避すると共に、タンデム接続を確実に検出すること
が可能となる。発明の第4の実施の形態 図8は、本発明の第4の実施の形態のエコーキャンセラ
の構成図であり、図9は、その動作フローチャート(そ
の1)である。
及び図14の場合と同じ番号が付された部分は、それら
の図の場合と同じ機能を有する。第4の実施の形態のエ
コーキャンセラ501は、タンデム接続検出用パターン
挿入部502が、受信側出力信号1406に、タンデム
接続検出用パターンを挿入する機能を有し(図9のステ
ップ901)、タンデム接続検出用パターン検出部50
3が、受信側入力信号1405から、タンデム接続検出
用パターンを検出する機能を有し(図9のステップ90
6)、更に、タンデム接続検出結果用パターン挿入部8
03が、タンデム接続検出用パターン検出部503がタ
ンデム接続検出用パターンを検出した場合においての
み、送信側出力信号1408に、タンデム接続検出結果
用パターンを挿入する機能を有し(図9のステップ90
7→908)、タンデム接続検出結果用パターン判定部
802が、送信側入力信号1407から、タンデム接続
検出結果用パターンを検出する機能を有する(図9のス
テップ902)。
では、2つのエコーキャンセラが網を介して対向して設
けられている場合において、その中間に新たなエコーキ
ャンセラがタンデム接続される場合について説明した。
しかし、必ずしも2つのエコーキャンセラが網を介して
対向して設けられているとは限らず、図16に示される
ように、1つのエコー経路1303側のエコーキャンセ
ラに、新たなエコーキャンセラがタンデム接続される場
合もある。本発明の第4の実施の形態は、このような場
合を想定している。
コーキャンセラ801(以下、エコー経路側エコーキャ
ンセラ801という)内のタンデム接続検出用パターン
検出部503は、受信側入力信号1405から、自分以
外の前段のエコーキャンセラ801内のタンデム接続検
出用パターン挿入部502において挿入されたタンデム
接続検出用パターンを検出する(図9のステップ90
6)。
セラ801内のタンデム接続検出結果用パターン挿入部
803は、上記タンデム接続検出用パターン検出部50
3から通知を受けることにより、送信側出力信号140
8に、タンデム接続検出用パターンとは異なるタンデム
接続検出結果用パターンを挿入する(図9のステップ9
07→908)。
セラ801に接続される前段のエコーキャンセラ801
内のタンデム接続検出用パターン挿入部502は、エコ
ー経路側エコーキャンセラ801に向かう受信側出力信
号1406に、タンデム接続検出用パターンを挿入する
と共に(図9のステップ901)、上記前段のエコーキ
ャンセラ801内のタンデム接続検出結果用パターン判
定部802は、送信側入力信号1407から、エコー経
路側エコーキャンセラ801内のタンデム接続検出結果
用パターン挿入部803が挿入したタンデム接続検出結
果用パターンを検出する(図9のステップ902)。
パターン判定部802は、そのエコーキャンセラ501
が網の中間にタンデム接続されたものであると判定し、
切り替え制御部506に対して、エコーキャンセル動作
を停止させる(図9のステップ903→905)。即
ち、切り替え制御部506は、減算器1410及びNL
P1411の出力を選択せずに、送信側入力信号140
7をそのまま送信側出力信号1408として出力する。
1内のタンデム接続検出結果用パターン判定部802
は、送信側入力信号1407がエコー経路1303側の
信号であってそちら側にはハイブリッド装置1301が
存在するのみであるため、その送信側入力信号1407
からはタンデム接続検出結果用パターンは検出できない
(図9のステップ903の判定がNO)。従って、この
場合には、エコー経路側エコーキャンセラ801内のタ
ンデム接続検出結果用パターン判定部802は、切り替
え制御部506に対して、通常のエコーキャンセル動作
を実行させる(図9のステップ903→904)。即
ち、切り替え制御部506は、減算器1410及びNL
P1411の出力を選択する。
による受信側出力信号1406へのタンデム接続検出用
パターンの挿入方法例、及びタンデム接続検出用パター
ン挿入部502による送信側出力信号1408へのタン
デム接続検出結果用パターンの挿入方法例は、本発明の
第3の実施の形態の説明において前述した図6に示され
る方法例と同様である。
ーキャンセラ801以外のタンデム接続されたエコーキ
ャンセラ801において、エコーキャンセル動作が行わ
れなくなるため、タンデム接続を原因とする非正常なエ
コーキャンセル動作による異音の発生が抑制される。
態のエコーキャンセラの動作フローチャート(その2)
である。この図において、前述した図9の場合と同じ番
号が付されたステップは、図9の場合と同じ機能を実現
する。図10が図9と異なる点は、エコーキャンセラ8
01内のタンデム接続検出用パターン挿入部502は、
受信側入力信号1405の信号レベルPthを検出し
て、その信号レベルPthに応じたkビットからなるタ
ンデム接続検出用パターンを受信側出力信号1406に
挿入する点(図10のステップ1001)、及びエコー
キャンセラ801内のタンデム接続検出用パターン検出
部503は、受信側入力信号1405からタンデム接続
検出用パターンを検出した場合に、そのパターンに対応
する信号レベルと現在自分自身が検出している受信側入
力信号1405の信号レベルPthの差が一定の閾値以
下である場合に、タンデム接続検出結果用パターン挿入
部803に対して、送信側出力信号1408にタンデム
接続検出結果用パターンを挿入させる点である(図10
のステップ1002→908)。
出精度を向上させることが可能となる。発明の第5の実施の形態 図11は、本発明の第5の実施の形態のエコーキャンセ
ラの構成図であり、図12は、その動作フローチャート
である。
13、及び図14の場合と同じ番号が付された部分は、
それらの図の場合と同じ機能を有する。また、タンデム
接続検出結果用パターンおよびエコー制御時間情報挿入
部1102が有する機能のうち、タンデム接続検出結果
用パターンを送信側出力信号1408に挿入する機能
は、図8に示されるタンデム接続検出結果用パターン挿
入部803が有する機能と同じであり、タンデム接続検
出結果用パターンおよびエコー制御時間情報判定部11
03が有する機能のうち、送信側入力信号1407から
タンデム接続検出結果用パターンを検出し判定する機能
は、図8に示されるタンデム接続検出結果用パターン判
定部802が有する機能と同じである。
1101のタンデム接続時に、エコー経路1203の伝
送遅延がエコー経路側エコーキャンセラ1101のエコ
ー制御時間を超えてしまった場合には、エコー経路側エ
コーキャンセラ1101はNLP1411の動作のみを
停止し、また、他のエコーキャンセラ1101は、エコ
ーキャンセル動作を完全には停止せずに、エコー経路側
エコーキャンセラ1101と協調して、エコーキャンセ
ル動作を実行することが特徴である。
コーキャンセラ1101(以下、エコー経路側エコーキ
ャンセラ1101という)内のタンデム接続検出結果用
パターンおよびエコー制御時間情報判定部1103は、
送信側入力信号1407からタンデム接続検出結果用パ
ターンを検出しようとする(図12のステップ120
2)。しかし、送信側入力信号1407がエコー経路1
303側の信号であってそちら側にはハイブリッド装置
1301が存在するのみであるため、その送信側入力信
号1407からはタンデム接続検出結果用パターンは検
出されない(図12のステップ1203の判定がN
O)。
セラ1101内のタンデム接続検出結果用パターンおよ
びエコー制御時間情報判定部1103は、切り替え制御
部1105に対して、線形なエコーキャンセル動作を実
行している減算器1410の出力を選択させるように指
示する(図12のステップ1204)。
ンセラ1101内の最大タップ位置検出部102、揺ら
ぎ幅検出部103、及び比較器104が、前述した本発
明の第1の実施の形態の説明において前述した制御動作
を実行し、更に、判定部1106が、受信側入力信号1
405が狭帯域信号であるか否かの判定を行うことによ
って、エコー経路1203の伝送遅延がエコー制御時間
を超えたか否かを判定する(図12のステップ120
5)。
03の伝送遅延がエコー経路側エコーキャンセラ110
1のエコー制御時間を超えていないと判定した場合に
は、判定部1106は、切り替え制御部1105に対し
て、非線形なエコーキャンセル動作を実行しているNL
P1411の出力を選択させるように指示する(図12
のステップ1205→1206)。即ち、この場合に
は、エコー経路側エコーキャンセラ1101は、それが
有する減算器1410及びNLP1411とで、通常の
エコーキャンセル動作を実行することになる。
3の伝送遅延がエコー経路側エコーキャンセラ1101
のエコー制御時間を超えたと判定した場合には、判定部
1106は、切り替え制御部1105に対して、非線形
なエコーキャンセル動作を実行しているNLP1411
の出力は選択させずに、線形なエコーキャンセル動作を
実行している減算器1410の出力のみを選択させるよ
うに指示する(図12のステップ1205→120
7)。即ち、この場合は、エコー経路側エコーキャンセ
ラ1101は、後述するように他のエコーキャンセラ1
101と協調して、線形なエコーキャンセル動作を実行
することになる。
ャンセラ1101において、判定部1106が、エコー
経路1203の伝送遅延がエコー経路側エコーキャンセ
ラ1101のエコー制御時間を超えたと判定した場合に
は、タンデム接続検出結果用パターンおよびエコー制御
時間情報挿入部1102が、送信側出力信号1408
に、エコー制御時間情報を挿入する(図12のステップ
1213→1215)。この挿入方法例は、本発明の第
3の実施の形態の説明において前述した図6に示される
方法例と同様である。
03の伝送遅延がエコー経路側エコーキャンセラ110
1のエコー制御時間を超えていないと判定した場合に
は、タンデム接続検出結果用パターンおよびエコー制御
時間情報挿入部1102が、送信側出力信号1408
に、エコー制御時間情報として0を挿入する(図12の
ステップ1213→1214)。
送遅延がエコー経路側エコーキャンセラ1101のエコ
ー制御時間を超えてしまった場合には、エコー制御時間
情報が他のエコーキャンセラ1101に通知されること
により、他のエコーキャンセラ1101は、後述するよ
うにして、エコー経路側エコーキャンセラ1101と協
調としてエコーキャンセル動作を実行することができ
る。
01内のタンデム接続検出用パターン検出部503は、
受信側入力信号1405から、自分以外の前段のエコー
キャンセラ1101内のタンデム接続検出用パターン挿
入部502において挿入されたタンデム接続検出用パタ
ーンを検出する(図12のステップ1216)。
セラ1101内のタンデム接続検出結果用パターンおよ
びエコー制御時間情報挿入部1102は、上記タンデム
接続検出用パターン検出部503から通知を受けること
により、送信側出力信号1408に、タンデム接続検出
用パターンとは異なるタンデム接続検出結果用パターン
を挿入する(図12のステップ1217→1218)。
セラ1101に接続される前段のエコーキャンセラ11
01内のタンデム接続検出用パターン挿入部502は、
エコー経路側エコーキャンセラ1101に向かう受信側
出力信号1406に、タンデム接続検出用パターンを挿
入すると共に(図12のステップ1201)、上記前段
のエコーキャンセラ1101内のタンデム接続検出結果
用パターンおよびエコー制御時間情報判定部1103
は、送信側入力信号1407から、エコー経路側エコー
キャンセラ1101内のタンデム接続検出結果用パター
ンおよびエコー制御時間情報挿入部1102が挿入した
タンデム接続検出結果用パターンを検出する(図12の
ステップ1202)。
びエコー制御時間情報判定部1103は、タンデム接続
検出結果用パターンを検出すると(図12のステップ1
203の判定がYES)、更に、送信側入力信号140
7から、後段のエコーキャンセラ1101によって挿入
されているエコー制御時間情報を抽出し(図12のステ
ップ1208)、それに対応する遅延時間を、遅延調整
用メモリ1104に設定する(図12のステップ120
9)。
およびエコー制御時間情報判定部1103は、上述の抽
出したエコー制御時間情報が示すエコー制御時間が0で
ある場合には、タンデム接続している自分自身のエコー
キャンセラ1101は、エコーキャンセル動作を実行す
べきではないため、切り替え制御部1105に対し、エ
コーキャンセル動作を完全に停止させる(図12のステ
ップ1210→1212)。即ち、切り替え制御部11
05は、減算器1410及びNLP1411の出力を選
択せずに、送信側入力信号1407をそのまま送信側出
力信号1408として出力する。
よびエコー制御時間情報判定部1103は、上述の抽出
したエコー制御時間情報が示すエコー制御時間が0より
大きい場合には、タンデム接続している自分自身のエコ
ーキャンセラ1101は、他のエコーキャンセラ110
1と協調して線形のエコーキャンセル動作を実行すべき
であるため、切り替え制御部1105に対し、非線形な
エコーキャンセル動作を実行しているNLP1411の
出力は選択させずに、線形なエコーキャンセル動作を実
行している減算器1410の出力のみを選択させるよう
に指示する(図12のステップ1210→1211)。
が、遅延調整用メモリ1104によって、後段のエコー
キャンセラ1101でのエコーキャンセル動作によるエ
コー制御時間に相当する時間だけ遅延させられた後に、
エコーキャンセル動作のために使用されることになる。
これにより、複数のエコーキャンセラ1101による協
調的なエコーキャンセル動作が実現される。
コー経路の伝送遅延時間がエコーキャンセラのエコー制
御時間を超えた場合には、エコーキャンセル動作は行わ
れなくなるため、送信側出力信号にはエコーが含まれ遠
端側話者はそれを知覚する結果となるが、非正常なエコ
ーキャンセル動作による異音の発生は抑制されるため、
感覚的には遠端側話者における不快感を軽減することが
可能となる。
により、エコー経路に近い側のエコーキャンセラに対し
てタンデム接続された自分自身であるエコーキャンセラ
において、エコーキャンセル動作が行われなくなるた
め、タンデム接続を原因とする非正常なエコーキャンセ
ル動作による異音の発生が抑制される。
ンデム接続検出結果用パターンは、ディジタル信号のサ
ンプル列において、所定サンプルおきの複数個のサンプ
ルの各最下位ビットがビットスチールされ、それら複数
個の最下位ビットに上記各パターンを構成するビットデ
ータの各ビットが挿入されて伝送されることにより、主
信号の特性劣化を最小限に抑制すると共に、タンデム接
続を確実に検出することが可能となる。
デム接続されている複数のエコーキャンセラが協調して
エコーキャンセル動作を実行することが可能となる。
トである。
トである。
続検出結果用パターンの挿入方法例の説明図である。
トである。
ト(その1)である。
ート(その2)である。
ートである。
る。
るケース例の説明図である。
ある。
ーキャンセラ 102 最大タップ位置検出部 103 揺らぎ幅検出部 104 比較器 105、303、506、1105 切り替え制御
部 302 リニアデータ0検出部 502、504 タンデム接続検出用パターン挿入
部 503、505 タンデム接続検出用パターン検出
部 802 タンデム接続検出結果用パターン判定部 803 タンデム接続検出結果用パターン挿入部 1102 タンデム接続検出結果用パターンおよび
エコー制御時間情報挿入部 1103 タンデム接続検出結果用パターンおよび
エコー制御時間情報判定部 1104 遅延調整用メモリ 1106 判定部 1301 ハイブリッド装置(Hybrid) 1302 エコーキャンセラ(EC) 1303 エコー経路 1401 適応FIRフィルタ 1402 タップメモリ 1403 タップ係数メモリ 1404 タップ係数更新部 1405 受信側入力信号 1406 受信側出力信号 1407 送信側入力信号 1408 送信側出力信号 1409 擬似エコー信号 1410 減算器 1411 NLP(ノンリニアプロセッサ) 1501、1503 STM網 1502 ATM網 1504、1505 セル組み立ておよび分解部
Claims (16)
- 【請求項1】 残留エコー信号と順次受信される受信側
入力信号とに基づいてタップ係数群を順次更新し、前記
受信側入力信号を入力とし前記タップ係数群をフィルタ
係数とするフィルタによって擬似エコー信号を生成し、
それを送信側入力信号から減算することにより、該送信
側入力信号に対してエコーキャンセル動作を実行し、そ
の減算結果をもとに送信側出力信号を出力するエコーキ
ャンセラにおいて、 前記順次更新されるタップ係数に基づいて、エコー経路
の伝送遅延時間が前記エコーキャンセラのエコー制御時
間を超えている状態を検出するエコーキャンセル動作状
態検出手段と、 該状態が検出された場合に、前記送信側入力信号から前
記擬似エコー信号を減算する処理を含むエコーキャンセ
ル動作を停止させるエコーキャンセル動作停止手段と、 を含むことを特徴とするエコーキャンセラ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のエコーキャンセラにお
いて、 前記エコーキャンセル動作状態検出手段は、 呼開始後一定時間が経過した状態でかつ前記受信側入力
信号が狭帯域信号でない状態において、最大値を有する
前記タップ係数のタップ位置を検出する最大タップ位置
検出手段と、 該タップ位置の揺らぎ幅を検出する揺らぎ幅検出手段
と、 該検出された揺らぎ幅に基づいて、前記エコー経路の伝
送遅延時間が前記エコーキャンセラのエコー制御時間を
超えている状態を検出する比較手段と、 を含むことを特徴とするエコーキャンセラ。 - 【請求項3】 残留エコー信号と順次受信される受信側
入力信号とに基づいてタップ係数群を順次更新し、前記
受信側入力信号を入力とし前記タップ係数群をフィルタ
係数とするフィルタによって擬似エコー信号を生成し、
それを送信側入力信号から減算することにより、該送信
側入力信号に対してエコーキャンセル動作を実行し、そ
の減算結果をもとに送信側出力信号を出力するエコーキ
ャンセラにおいて、 前記送信側入力信号としてリニアデータの0が続く状態
を検出するリニアデータ0検出手段と、 該状態が検出された場合に、前記送信側入力信号から前
記擬似エコー信号を減算する処理を含むエコーキャンセ
ル動作を停止させるエコーキャンセル動作停止手段と、 を含むことを特徴とするエコーキャンセラ。 - 【請求項4】 残留エコー信号と順次受信される受信側
入力信号とに基づいてタップ係数群を順次更新し、前記
受信側入力信号を入力とし前記タップ係数群をフィルタ
係数とするフィルタによって擬似エコー信号を生成し、
それを送信側入力信号から減算することにより、該送信
側入力信号に対してエコーキャンセル動作を実行し、そ
の減算結果をもとに送信側出力信号を出力するエコーキ
ャンセラにおいて、 前記受信側入力信号にタンデム接続検出用パターンを挿
入し、その結果得られる信号を受信側出力信号として出
力する第1のタンデム接続検出用パターン挿入手段と、 前記送信側出力信号に前記タンデム接続検出用パターン
を挿入して出力する第2のタンデム接続検出用パターン
検出手段と、 前記送信側入力信号から前記タンデム接続検出用パター
ンを抽出する第2のタンデム接続検出用パターン検出手
段と、 前記第1のタンデム接続検出用パターン検出手段及び前
記第2のタンデム接続検出用パターン検出手段において
共に前記タンデム接続検出用パターンが抽出された場合
に、前記送信側入力信号から前記擬似エコー信号を減算
する処理を含むエコーキャンセル動作を停止させるエコ
ーキャンセル動作停止手段と、 を含むことを特徴とするエコーキャンセラ。 - 【請求項5】 残留エコー信号と順次受信される受信側
入力信号とに基づいてタップ係数群を順次更新し、前記
受信側入力信号を入力とし前記タップ係数群をフィルタ
係数とするフィルタによって擬似エコー信号を生成し、
それを送信側入力信号から減算することにより、該送信
側入力信号に対してエコーキャンセル動作を実行し、そ
の減算結果をもとに送信側出力信号を出力するエコーキ
ャンセラであって、 前記受信側入力信号にタンデム接続検出用パターンを挿
入し、その結果得られる信号を受信側出力信号として出
力するタンデム接続検出用パターン挿入手段と、 前記受信側入力信号から前記タンデム接続検出用パター
ンを抽出するタンデム接続検出用パターン検出手段と、 該タンデム接続検出用パターン検出手段が前記タンデム
接続検出用パターンを抽出した場合に、前記送信側出力
信号にタンデム接続検出結果用パターンを挿入して出力
するタンデム接続検出結果用パターン挿入手段と、 前記送信側入力信号から前記タンデム接続検出結果用パ
ターンを抽出するタンデム接続検出結果用パターン検出
手段と、 該タンデム接続検出結果用パターン検出手段において前
記タンデム接続検出結果用パターンが抽出された場合
に、前記送信側入力信号から前記擬似エコー信号を減算
する処理を含むエコーキャンセル動作を停止させるエコ
ーキャンセル動作停止手段と、 を含むことを特徴とするエコーキャンセラ。 - 【請求項6】 請求項5に記載のエコーキャンセラにお
いて、 前記タンデム接続検出用パターン挿入手段は、前記受信
側入力信号の信号レベルに対応するタンデム接続検出用
パターンを該受信側入力信号に挿入し、その結果得られ
る信号を受信側出力信号として出力し、 前記タンデム接続検出結果用パターン挿入手段は、前記
タンデム接続検出用パターン検出手段が抽出した前記タ
ンデム接続検出用パターンが、現在の受信側入力信号の
信号レベルに対応するものである場合に、前記タンデム
接続検出結果用パターン挿入手段が前記送信側出力信号
にタンデム接続検出結果用パターンを挿入して出力す
る、 ことを特徴とするエコーキャンセラ。 - 【請求項7】 請求項4乃至6の何れか1項に記載のエ
コーキャンセラにおおいて、 前記タンデム接続検出用パターン又は前記タンデム接続
検出結果用パターンは、前記受信側入力信号、前記受信
側出力信号、前記送信側入力信号、又は前記送信側出力
信号であるディジタル信号のサンプル列において、所定
サンプルおきの複数個のサンプルの各最下位ビットがビ
ットスチールされ、それら複数個の最下位ビットに前記
タンデム接続検出用パターン又は前記タンデム接続検出
結果用パターンを構成するビットデータの各ビットが挿
入されて伝送される、 ことを特徴とするエコーキャンセラ。 - 【請求項8】 残留エコー信号と順次受信される受信側
入力信号とに基づいてタップ係数群を順次更新し、前記
受信側入力信号を入力とし前記タップ係数群をフィルタ
係数とするフィルタによって擬似エコー信号を生成し、
それを送信側入力信号から減算することにより、該送信
側入力信号に対してエコーキャンセル動作を実行し、そ
の減算結果として前記送信側出力信号を出力するエコー
キャンセラにおいて、 前記順次更新されるタップ係数に基づいて、エコー経路
の伝送遅延時間が前記エコーキャンセラのエコー制御時
間を超えている状態を検出するエコーキャンセル動作状
態検出手段と、 該状態が検出された場合に、前記エコー制御時間に関す
る情報を前記送信側出力信号に挿入してタンデム接続さ
れている他のエコーキャンセラに通知するエコー制御時
間情報挿入手段と、 前記送信側入力信号から前記エコー制御時間に関する情
報を検出するエコー制御時間情報検出手段と、 該検出されたエコー制御時間に関する情報に対応する時
間だけ前記受信側入力信号を遅延させて前記フィルタに
入力させる遅延調整手段と、 を含み、 タンデム接続されている複数のエコーキャンセラが協調
してエコーキャンセル動作を実行する、 ことを特徴とするエコーキャンセラ。 - 【請求項9】 残留エコー信号と順次受信される受信側
入力信号とに基づいてタップ係数群を順次更新し、前記
受信側入力信号を入力とし前記タップ係数群をフィルタ
係数とするフィルタによって擬似エコー信号を生成し、
それを送信側入力信号から減算することにより、該送信
側入力信号に対してエコーキャンセル動作を実行し、そ
の減算結果をもとに送信側出力信号を出力するエコーキ
ャンセラの制御方法において、 前記順次更新されるタップ係数に基づいて、エコー経路
の伝送遅延時間が前記エコーキャンセラのエコー制御時
間を超えている状態を検出し、 該状態が検出された場合に、前記送信側入力信号から前
記擬似エコー信号を減算する処理を含むエコーキャンセ
ル動作を停止させる、 過程を含むことを特徴とするエコーキャンセラの制御方
法。 - 【請求項10】 請求項9に記載のエコーキャンセラ制
御方法であって、 呼開始後一定時間が経過した状態でかつ前記受信側入力
信号が狭帯域信号でない状態において、最大値を有する
前記タップ係数のタップ位置を検出し、 該タップ位置の揺らぎ幅を検出し、 該検出された揺らぎ幅に基づいて、前記エコー経路の伝
送遅延時間が前記エコーキャンセラのエコー制御時間を
超えている状態を検出する、 過程を含むことを特徴とするエコーキャンセラ制御方
法。 - 【請求項11】 残留エコー信号と順次受信される受信
側入力信号とに基づいてタップ係数群を順次更新し、前
記受信側入力信号を入力とし前記タップ係数群をフィル
タ係数とするフィルタによって擬似エコー信号を生成
し、それを送信側入力信号から減算することにより、該
送信側入力信号に対してエコーキャンセル動作を実行
し、その減算結果をもとに送信側出力信号を出力するエ
コーキャンセラの制御方法において、 前記送信側入力信号としてリニアデータの0が続く状態
を検出し、 該状態が検出された場合に、前記送信側入力信号から前
記擬似エコー信号を減算する処理を含むエコーキャンセ
ル動作を停止させる、 過程を含むことを特徴とするエコーキャンセラの制御方
法。 - 【請求項12】 残留エコー信号と順次受信される受信
側入力信号とに基づいてタップ係数群を順次更新し、前
記受信側入力信号を入力とし前記タップ係数群をフィル
タ係数とするフィルタによって擬似エコー信号を生成
し、それを送信側入力信号から減算することにより、該
送信側入力信号に対してエコーキャンセル動作を実行
し、その減算結果をもとに送信側出力信号を出力するエ
コーキャンセラの制御方法において、 前記受信側入力信号にタンデム接続検出用パターンを挿
入し、その結果得られる信号を受信側出力信号として出
力し、 前記送信側出力信号に前記タンデム接続検出用パターン
を挿入して出力し、 前記受信側入力信号から前記タンデム接続検出用パター
ンを抽出し、 前記送信側入力信号から前記タンデム接続検出用パター
ンを抽出し、 前記受信側入力信号及び前記送信側入力信号から共に前
記タンデム接続検出用パターンが抽出された場合に、前
記送信側入力信号から前記擬似エコー信号を減算する処
理を含むエコーキャンセル動作を停止させる、 過程を含むことを特徴とするエコーキャンセラの制御方
法。 - 【請求項13】 残留エコー信号と順次受信される受信
側入力信号とに基づいてタップ係数群を順次更新し、前
記受信側入力信号を入力とし前記タップ係数群をフィル
タ係数とするフィルタによって擬似エコー信号を生成
し、それを送信側入力信号から減算することにより、該
送信側入力信号に対してエコーキャンセル動作を実行
し、その減算結果をもとに送信側出力信号を出力するエ
コーキャンセラの制御方法であって、 前記受信側入力信号にタンデム接続検出用パターンを挿
入し、その結果得られる信号を受信側出力信号として出
力し、 前記受信側入力信号から前記タンデム接続検出用パター
ンを抽出し、 該タンデム接続検出用パターンが抽出された場合に、前
記送信側出力信号にタンデム接続検出結果用パターンを
挿入して出力し、 前記送信側入力信号から前記タンデム接続検出結果用パ
ターンを抽出し、 該タンデム接続検出結果用パターンが抽出された場合
に、前記送信側入力信号から前記擬似エコー信号を減算
する処理を含むエコーキャンセル動作を停止させる、 過程を含むことを特徴とするエコーキャンセラの制御方
法。 - 【請求項14】 請求項13に記載のエコーキャンセラ
の制御方法であって、 前記受信側入力信号の信号レベルに対応するタンデム接
続検出用パターンを該受信側入力信号に挿入し、その結
果得られる信号を受信側出力信号として出力し、 前記受信側入力信号から抽出された前記タンデム接続検
出用パターンが、現在の受信側入力信号の信号レベルに
対応するものである場合に、前記送信側出力信号に前記
タンデム接続検出結果用パターンを挿入して出力する、 過程を含むことを特徴とするエコーキャンセラの制御方
法。 - 【請求項15】 請求項12乃至14の何れか1項に記
載のエコーキャンセラにおいて、 前記タンデム接続検出用パターン又は前記タンデム接続
検出結果用パターンは、前記受信側入力信号、前記受信
側出力信号、前記送信側入力信号、又は前記送信側出力
信号であるディジタル信号のサンプル列において、所定
サンプルおきの複数個のサンプルの各最下位ビットがビ
ットスチールされ、 それら複数個の最下位ビットに前記タンデム接続検出用
パターン又は前記タンデム接続検出結果用パターンを構
成するビットデータの各ビットが挿入されて伝送され
る、 ことを特徴とするエコーキャンセラの制御方法。 - 【請求項16】 残留エコー信号と順次受信される受信
側入力信号とに基づいてタップ係数群を順次更新し、前
記受信側入力信号を入力とし前記タップ係数群をフィル
タ係数とするフィルタによって擬似エコー信号を生成
し、それを送信側入力信号から減算することにより、該
送信側入力信号に対してエコーキャンセル動作を実行
し、その減算結果をもとに送信側出力信号を出力するエ
コーキャンセラの制御方法であって、 前記順次更新されるタップ係数に基づいて、エコー経路
の伝送遅延時間が前記エコーキャンセラのエコー制御時
間を超えている状態を検出し、 該状態が検出された場合に、前記エコー制御時間に関す
る情報を前記送信側出力信号に挿入してタンデム接続さ
れている他のエコーキャンセラに通知し、 前記送信側入力信号から前記エコー制御時間に関する情
報を検出し、 該検出されたエコー制御時間に関する情報に対応する時
間だけ前記受信側入力信号を遅延させて前記フィルタに
入力させる、 過程を含み、 タンデム接続されている複数のエコーキャンセラが協調
してエコーキャンセル動作を実行する、 ことを特徴とするエコーキャンセラの制御方法。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
| JP24224897A JP3860305B2 (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | エコーキャンセラ及びエコーキャンセラの制御方法 |
| US09/025,463 US6243462B1 (en) | 1997-09-08 | 1998-02-18 | Echo canceller and method of controlling the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24224897A JP3860305B2 (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | エコーキャンセラ及びエコーキャンセラの制御方法 |
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| JP3860305B2 JP3860305B2 (ja) | 2006-12-20 |
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ID=17086457
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24224897A Expired - Lifetime JP3860305B2 (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | エコーキャンセラ及びエコーキャンセラの制御方法 |
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|---|---|
| US (1) | US6243462B1 (ja) |
| JP (1) | JP3860305B2 (ja) |
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| JP2842376B2 (ja) * | 1996-05-22 | 1999-01-06 | 日本電気株式会社 | ハンズフリー電話機 |
-
1997
- 1997-09-08 JP JP24224897A patent/JP3860305B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-02-18 US US09/025,463 patent/US6243462B1/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3860305B2 (ja) | 2006-12-20 |
| US6243462B1 (en) | 2001-06-05 |
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