JPH1189184A - モータ用整流子およびその製造方法 - Google Patents
モータ用整流子およびその製造方法Info
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- JPH1189184A JPH1189184A JP24854697A JP24854697A JPH1189184A JP H1189184 A JPH1189184 A JP H1189184A JP 24854697 A JP24854697 A JP 24854697A JP 24854697 A JP24854697 A JP 24854697A JP H1189184 A JPH1189184 A JP H1189184A
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- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 超小型モータ用整流子において、整流子片の
芯出しを容易にかつ正確に行う。 【課題手段】 筒状の支持部18を有する樹脂製の整流子
基体12と、外側面14eが上記支持部18の上下方向に延び
る中心軸を中心とする円上に位置するように、上記支持
部18の外周部に周方向に所定角度間隔で離隔配設された
複数の導電性の整流子片14とを備えてなるモータ用整流
子であって、上記支持部18には、外周部に上記整流子片
14が位置する部分に、支持部の内周面18bから整流子片
の内側面14dまで貫通する、支持部18の上記中心軸方向
に延びる溝部20を形成する。
芯出しを容易にかつ正確に行う。 【課題手段】 筒状の支持部18を有する樹脂製の整流子
基体12と、外側面14eが上記支持部18の上下方向に延び
る中心軸を中心とする円上に位置するように、上記支持
部18の外周部に周方向に所定角度間隔で離隔配設された
複数の導電性の整流子片14とを備えてなるモータ用整流
子であって、上記支持部18には、外周部に上記整流子片
14が位置する部分に、支持部の内周面18bから整流子片
の内側面14dまで貫通する、支持部18の上記中心軸方向
に延びる溝部20を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話振動用モ
ータ(ペジャーモータ)等の超小型モータ用の整流子及
びその製造方法に関する。
ータ(ペジャーモータ)等の超小型モータ用の整流子及
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図8ないし図10に従来の携帯電話振動
用モータの整流子を示す。図8は斜視図、図9は平面
図、図10は図9のX−X線断面図である。図示の整流
子1は、モータに組み込まれて中心軸1aを回転軸とし
て回転するものであり、高さHが2.2mm、直径Dが
1.8mmの超小型の整流子である。
用モータの整流子を示す。図8は斜視図、図9は平面
図、図10は図9のX−X線断面図である。図示の整流
子1は、モータに組み込まれて中心軸1aを回転軸とし
て回転するものであり、高さHが2.2mm、直径Dが
1.8mmの超小型の整流子である。
【0003】この整流子1は、樹脂製の整流子基体2
と、該基体2に一部を埋め込んで設けられた3つの金属
製の整流子片3とからなる。
と、該基体2に一部を埋め込んで設けられた3つの金属
製の整流子片3とからなる。
【0004】上記基体2は、基体本体4と、該基体本体
4の上方に位置すると共に上記中軸1aを中心軸とする
円筒状の支持部5と、上記中心軸1aを中心軸とする円
心柱状のかつ基体2の上端から下端まで貫通した内孔
(上記円筒状支持部5の内孔を兼ねる)5aとを備えて
いる。
4の上方に位置すると共に上記中軸1aを中心軸とする
円筒状の支持部5と、上記中心軸1aを中心軸とする円
心柱状のかつ基体2の上端から下端まで貫通した内孔
(上記円筒状支持部5の内孔を兼ねる)5aとを備えて
いる。
【0005】上記整流子片3は、縦片3aと横片3bと
からなる90゜に折れ曲がったL字状をなし、縦片3a
は支持部5の外周部に上記中心軸1aに沿って上下方向
に延びて配設され、横片3bは縦片3aの下端から横方
向(水平方向)に上記中心軸1aを中心として半径方向
外方に延びて配設され、縦片3aと横片3bとの接合部
つまり整流子片3の角部3cが基体2中に埋め込まれた
状態で、この基体2に取り付けられている。
からなる90゜に折れ曲がったL字状をなし、縦片3a
は支持部5の外周部に上記中心軸1aに沿って上下方向
に延びて配設され、横片3bは縦片3aの下端から横方
向(水平方向)に上記中心軸1aを中心として半径方向
外方に延びて配設され、縦片3aと横片3bとの接合部
つまり整流子片3の角部3cが基体2中に埋め込まれた
状態で、この基体2に取り付けられている。
【0006】上記3つの整流子片3は、それぞれが上記
中心軸1aを中心として等角度間隔つまり120゜間隔
で、しかも隣り合う整流子片同士が接触することなく離
隔して配設されており、上記縦片3aは横断面が円弧状
をなし、その内側面3dが支持部5の外周面に接すると
共に、外側面3eは上記中心軸1aを中心とする円上に
位置するように配設されている。
中心軸1aを中心として等角度間隔つまり120゜間隔
で、しかも隣り合う整流子片同士が接触することなく離
隔して配設されており、上記縦片3aは横断面が円弧状
をなし、その内側面3dが支持部5の外周面に接すると
共に、外側面3eは上記中心軸1aを中心とする円上に
位置するように配設されている。
【0007】上記整流子1は、従来インサート成形によ
り製造されている。つまり、図示しない成形型内にイン
サートとして上記3個の整流子片3を所定位置に配設
し、上記基体2に対応するキャビティ内に樹脂を注入す
ることにより製造されている。
り製造されている。つまり、図示しない成形型内にイン
サートとして上記3個の整流子片3を所定位置に配設
し、上記基体2に対応するキャビティ内に樹脂を注入す
ることにより製造されている。
【0008】ところで、上記モータの整流子1において
は、上記のように各整流子片(縦片3a)の外側面3e
を上記中心軸1aを中心とする円上に正確に位置させる
ことが必要であり、そうすることにより、図示しないブ
ラシに対する各整流子片3の回転接触ををスムーズに行
わせることができる。
は、上記のように各整流子片(縦片3a)の外側面3e
を上記中心軸1aを中心とする円上に正確に位置させる
ことが必要であり、そうすることにより、図示しないブ
ラシに対する各整流子片3の回転接触ををスムーズに行
わせることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の整流子1は、その整流子片(縦片3a)が支持部5
の外周面に接するように配設されており、従ってこの整
流子片を成形型内に配置したとき、各縦片3aの外側面
側には成形型のキャビティ内面が存在するが内側面側に
は支持部に対応するキャビティが存在することとなり、
その結果縦片3aが上記支持部5に対応するキャビティ
内に向けて倒れたりして正確な位置決めができず、整流
子片(縦片3a)の外側面が中心軸1aを中心とする円
上に正確に位置しない、つまり整流子片(縦片3a)の
芯出しを正確に行うことができないという問題がある。
来の整流子1は、その整流子片(縦片3a)が支持部5
の外周面に接するように配設されており、従ってこの整
流子片を成形型内に配置したとき、各縦片3aの外側面
側には成形型のキャビティ内面が存在するが内側面側に
は支持部に対応するキャビティが存在することとなり、
その結果縦片3aが上記支持部5に対応するキャビティ
内に向けて倒れたりして正確な位置決めができず、整流
子片(縦片3a)の外側面が中心軸1aを中心とする円
上に正確に位置しない、つまり整流子片(縦片3a)の
芯出しを正確に行うことができないという問題がある。
【0010】この整流子片の芯出しは、上述の如き超小
型モータ用の極めて小さい整流子であって、それをイン
サート成形により製造する場合に特に顕著な問題であ
る。
型モータ用の極めて小さい整流子であって、それをイン
サート成形により製造する場合に特に顕著な問題であ
る。
【0011】本発明の目的は、上記事情に鑑み、整流子
片の芯出しを容易にかつ正確に行うことのできるモータ
用整流子およびその製造方法を提供することにある。
片の芯出しを容易にかつ正確に行うことのできるモータ
用整流子およびその製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるモータ用
整流子は、上記目的を達成するため、筒状の支持部を有
する樹脂製の整流子基体と、外側面が上記支持部の中心
軸を中心とする円上に位置するように、上記支持部の外
周部に周方向に所定角度間隔で離隔配設された複数の導
電性の整流子片とを備えてなるモータ用整流子であっ
て、上記支持部には、外周部に上記整流子片が位置する
部分に、支持部の内周面から整流子片の内側面まで貫通
する、支持部の中心軸方向に延びる溝部が形成されてい
ることを特徴とする 上記整流子においては、上記溝部が、上記支持部の上記
中心軸方向の一端面に開口するように構成することがで
きる。
整流子は、上記目的を達成するため、筒状の支持部を有
する樹脂製の整流子基体と、外側面が上記支持部の中心
軸を中心とする円上に位置するように、上記支持部の外
周部に周方向に所定角度間隔で離隔配設された複数の導
電性の整流子片とを備えてなるモータ用整流子であっ
て、上記支持部には、外周部に上記整流子片が位置する
部分に、支持部の内周面から整流子片の内側面まで貫通
する、支持部の中心軸方向に延びる溝部が形成されてい
ることを特徴とする 上記整流子においては、上記溝部が、上記支持部の上記
中心軸方向の一端面に開口するように構成することがで
きる。
【0013】また、上記整流子においては、上記整流子
基体が、基体本体と該基体本体の上方に位置する円筒状
の支持部とからなり、上記整流子片が、上記支持部の外
周部に配設された該支持部の中心軸方向に延びる縦片
と、該縦片の下端から折れ曲がって上記支持部の中心軸
方向に対して直角な方向に延びる横片とからなり、上記
縦片と横片とが接続する角部が上記整流子基体中に埋設
されているように構成することができる。
基体が、基体本体と該基体本体の上方に位置する円筒状
の支持部とからなり、上記整流子片が、上記支持部の外
周部に配設された該支持部の中心軸方向に延びる縦片
と、該縦片の下端から折れ曲がって上記支持部の中心軸
方向に対して直角な方向に延びる横片とからなり、上記
縦片と横片とが接続する角部が上記整流子基体中に埋設
されているように構成することができる。
【0014】本発明にかかるモータ用整流子の製造方法
は、上記目的を達成するため、筒状の支持部を有する樹
脂製の整流子基体と、外側面が上記支持部の中心軸を中
心とする円上に位置するように、上記支持部の外周部に
周方向に所定角度間隔で離隔配設された複数の導電性の
整流子片とを備えてなるモータ用整流子の製造方法であ
って、上記整流子基体と整流子片とに対応するキャビテ
ィを有する成形型と、上記筒状支持部の内孔に対応する
柱状をなし、外周面に上記複数の整流子片それぞれの配
設位置に対応するように形成された複数の突起部を備え
たガイド体とを用い、上記成形型内に、上記複数の整流
子片を周方向に所定角度間隔で配設すると共に、上記ガ
イド体を上記周方向に配設された複数の整流子片の中央
に位置させて該ガイド体の各突起部をそれぞれ対応する
整流子片の内側面に当接させることにより各整流子片の
位置決めを行い、次いで上記成形型のキャビティ内に樹
脂を注入することを特徴とする。
は、上記目的を達成するため、筒状の支持部を有する樹
脂製の整流子基体と、外側面が上記支持部の中心軸を中
心とする円上に位置するように、上記支持部の外周部に
周方向に所定角度間隔で離隔配設された複数の導電性の
整流子片とを備えてなるモータ用整流子の製造方法であ
って、上記整流子基体と整流子片とに対応するキャビテ
ィを有する成形型と、上記筒状支持部の内孔に対応する
柱状をなし、外周面に上記複数の整流子片それぞれの配
設位置に対応するように形成された複数の突起部を備え
たガイド体とを用い、上記成形型内に、上記複数の整流
子片を周方向に所定角度間隔で配設すると共に、上記ガ
イド体を上記周方向に配設された複数の整流子片の中央
に位置させて該ガイド体の各突起部をそれぞれ対応する
整流子片の内側面に当接させることにより各整流子片の
位置決めを行い、次いで上記成形型のキャビティ内に樹
脂を注入することを特徴とする。
【0015】上記製造方法においては、上記突起部が、
上記ガイド体の軸方向に延びる突条により形成されてい
ると共に、該突条が上記ガイド体を上記成型型内に配置
したとき上記支持部の上記中心軸方向の一端面に対応す
る位置まで延びているものを用いることができる。
上記ガイド体の軸方向に延びる突条により形成されてい
ると共に、該突条が上記ガイド体を上記成型型内に配置
したとき上記支持部の上記中心軸方向の一端面に対応す
る位置まで延びているものを用いることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明に係るモータ用整流子は、上記の
ように、整流子片を支持する筒状支持部のうち整流子片
が位置する部分に、支持部の内周面から整流子片の内側
面まで貫通する、支持部の中心軸方向に延びる溝部が形
成されているので、この整流子をインサート成形により
製造するにあたり、上記支持部の内孔に対応する部分に
配置されるガイド体の外周面に上記溝に対応する突起部
を形成しておき、この突起部の先端(ガイド体の半径方
向外端)を成形型内に配置した各整流子片の内側面に当
接させることができ、それによって各整流子片をこの突
起部の先端で正確に位置決めでき、その結果各整流子片
の芯出しを容易かつ正確に行うことができる。
ように、整流子片を支持する筒状支持部のうち整流子片
が位置する部分に、支持部の内周面から整流子片の内側
面まで貫通する、支持部の中心軸方向に延びる溝部が形
成されているので、この整流子をインサート成形により
製造するにあたり、上記支持部の内孔に対応する部分に
配置されるガイド体の外周面に上記溝に対応する突起部
を形成しておき、この突起部の先端(ガイド体の半径方
向外端)を成形型内に配置した各整流子片の内側面に当
接させることができ、それによって各整流子片をこの突
起部の先端で正確に位置決めでき、その結果各整流子片
の芯出しを容易かつ正確に行うことができる。
【0017】また、本発明に係るモータ用整流子の製造
方法は、上記のように、成形型内に、複数の整流子片を
周方向に所定角度間隔で配置すると共に、支持部の内孔
に対応する円柱状をなし、外周面に複数の整流子片のそ
れぞれの配設位置に対応するように形成された複数の突
起部を備えたガイド体を、上記周方向に配置された複数
の整流子片の中央に位置させて該ガイド体の各突起部の
先端をそれぞれ対応する整流子片の内側面に当接させて
各整流子片の位置決めを行うので、この突起部先端の各
整流子片の内側面への当接により、各整流子片を正確に
位置決めでき、その結果各整流子片の芯出しを容易かつ
正確に行うことができる。
方法は、上記のように、成形型内に、複数の整流子片を
周方向に所定角度間隔で配置すると共に、支持部の内孔
に対応する円柱状をなし、外周面に複数の整流子片のそ
れぞれの配設位置に対応するように形成された複数の突
起部を備えたガイド体を、上記周方向に配置された複数
の整流子片の中央に位置させて該ガイド体の各突起部の
先端をそれぞれ対応する整流子片の内側面に当接させて
各整流子片の位置決めを行うので、この突起部先端の各
整流子片の内側面への当接により、各整流子片を正確に
位置決めでき、その結果各整流子片の芯出しを容易かつ
正確に行うことができる。
【0018】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0019】図1は本発明の一実施形態に係る整流子の
斜視図、図2は図1に示す整流子の平面図、図3は図2
中のIII−III線断面図である。図示の整流子10は、携帯
電話の振動用超小型モータの整流子であって、モータに
組み込まれて中心軸10aを回転軸として回転するもので
あり、高さHが2.2mm、直径Dが1.8mmの超小
型の整流子である。
斜視図、図2は図1に示す整流子の平面図、図3は図2
中のIII−III線断面図である。図示の整流子10は、携帯
電話の振動用超小型モータの整流子であって、モータに
組み込まれて中心軸10aを回転軸として回転するもので
あり、高さHが2.2mm、直径Dが1.8mmの超小
型の整流子である。
【0020】この整流子1は、樹脂製の整流子基体12
と、該基体12に一部を埋め込んで設けられた3つの金属
製の整流子片14とからなる。
と、該基体12に一部を埋め込んで設けられた3つの金属
製の整流子片14とからなる。
【0021】上記基体12は、基体本体16と、該基体本体
16の上方に位置すると共に上記中心軸10aを中心軸とす
る円筒状の支持部18と、上記中心軸10aを中心軸とする
円柱状のかつ基体12の上端から下端まで貫通した内孔
(上記円筒状支持部18の内孔を兼ねる)18aとを備えて
いる。
16の上方に位置すると共に上記中心軸10aを中心軸とす
る円筒状の支持部18と、上記中心軸10aを中心軸とする
円柱状のかつ基体12の上端から下端まで貫通した内孔
(上記円筒状支持部18の内孔を兼ねる)18aとを備えて
いる。
【0022】上記整流子片14は、縦片14aと横片14bと
からなる90゜に折れ曲がったL字状をなし、縦片14a
は支持部18の外周部に上記中心軸10aに沿って上下方向
に延びて配設され、横片14bは縦片14aの下端から横方
向(水平方向)に上記中心軸10aを中心として半径方向
外方に延びて配設され、縦片14aと横片14bとの接合部
つまり整流子片14の角部14cが基体12中に埋め込まれた
状態で、この基体12に取り付けられている。
からなる90゜に折れ曲がったL字状をなし、縦片14a
は支持部18の外周部に上記中心軸10aに沿って上下方向
に延びて配設され、横片14bは縦片14aの下端から横方
向(水平方向)に上記中心軸10aを中心として半径方向
外方に延びて配設され、縦片14aと横片14bとの接合部
つまり整流子片14の角部14cが基体12中に埋め込まれた
状態で、この基体12に取り付けられている。
【0023】上記3つの整流子片14は、それぞれが上記
中心軸10aを中心として等角度間隔つまりα=120゜
間隔で、しかも隣り合う整流子片同士が接触することな
く離隔して配設されており、上記縦片14aは横断面が円
弧状をなし、その内側面14dは支持部18の内部に位置す
ると共に、外側面14eは上記中心軸10aを中心とする円
上に位置するように配設されている。
中心軸10aを中心として等角度間隔つまりα=120゜
間隔で、しかも隣り合う整流子片同士が接触することな
く離隔して配設されており、上記縦片14aは横断面が円
弧状をなし、その内側面14dは支持部18の内部に位置す
ると共に、外側面14eは上記中心軸10aを中心とする円
上に位置するように配設されている。
【0024】また、上記支持部18には、外周部に上記整
流子片14が位置する部分に、支持部の内周面18bから整
流子片の内側面14dまで貫通する、支持部の中心軸10a
方向に延びる溝部20が形成されている。この溝部20は、
上記支持部18の上記中心軸10a方向の一端面である支持
部上端面18cに開口すると共に、該上端面18cから下方
に向けて上記内孔18a全長にわたって延び、上記基体本
体12の下端面に開口している。この溝部20は、後に説明
するように、上記整流子片、特に縦片の芯出しを行うた
めに形成されたものであり、必ずしも内孔18a全長にわ
たって設ける必要はなく、縦片14aが存在する支持部領
域のみ、あるいはその支持部領域の一部のみに形成され
ているものであっても良い。
流子片14が位置する部分に、支持部の内周面18bから整
流子片の内側面14dまで貫通する、支持部の中心軸10a
方向に延びる溝部20が形成されている。この溝部20は、
上記支持部18の上記中心軸10a方向の一端面である支持
部上端面18cに開口すると共に、該上端面18cから下方
に向けて上記内孔18a全長にわたって延び、上記基体本
体12の下端面に開口している。この溝部20は、後に説明
するように、上記整流子片、特に縦片の芯出しを行うた
めに形成されたものであり、必ずしも内孔18a全長にわ
たって設ける必要はなく、縦片14aが存在する支持部領
域のみ、あるいはその支持部領域の一部のみに形成され
ているものであっても良い。
【0025】次に、上記整流子10の製造方法について説
明する。上記整流子10は、インサート成形により製造さ
れる。そのため、まず、図4に示すような整流子片組体
と、図5に示すようなガイド体としての挿入ピンを用意
する。
明する。上記整流子10は、インサート成形により製造さ
れる。そのため、まず、図4に示すような整流子片組体
と、図5に示すようなガイド体としての挿入ピンを用意
する。
【0026】図4は整流子片組体22を示す平面図であ
り、該組体22は、3個の整流子片14を、一枚の金属板24
から該金属板24に連結したままの状態で、かつその3個
の整流子片14がそれぞれ上述の整流子基体12に取り付け
られる位置関係で互いに位置するように形成したもので
あり、薄い金属板24に穴26が形成され、該穴26内に三方
から整流子片の横片14bが穴中央26aに向けて延び、各
横片14bの先端から縦片14aが上方に向けて直角に起立
している。各整流子片14は穴の中央26aに対して120
゜間隔で配置され、各縦片14bの外側面14eは穴の中央
26aを中心とする円上に位置している。なお、この金属
板26には組体22を以下に述べる成形型に組み込んで位置
決めするための位置決め穴28が形成されている。
り、該組体22は、3個の整流子片14を、一枚の金属板24
から該金属板24に連結したままの状態で、かつその3個
の整流子片14がそれぞれ上述の整流子基体12に取り付け
られる位置関係で互いに位置するように形成したもので
あり、薄い金属板24に穴26が形成され、該穴26内に三方
から整流子片の横片14bが穴中央26aに向けて延び、各
横片14bの先端から縦片14aが上方に向けて直角に起立
している。各整流子片14は穴の中央26aに対して120
゜間隔で配置され、各縦片14bの外側面14eは穴の中央
26aを中心とする円上に位置している。なお、この金属
板26には組体22を以下に述べる成形型に組み込んで位置
決めするための位置決め穴28が形成されている。
【0027】図5(a)および(b)はそれぞれ上記挿入ピン
を示す正面図および底面図である。図示のように、挿入
ピン30は、上記内孔18aを形成するためのものであり、
内孔18aと同一形状である円柱部32と、円柱部32の上端
に形成されている頭部34と、円柱部32の外周面に円柱部
の中心軸32aに沿って延びる該中心軸32aに対して12
0゜の等間隔で設けられた3個の突起部(突条)36とで
構成されている。
を示す正面図および底面図である。図示のように、挿入
ピン30は、上記内孔18aを形成するためのものであり、
内孔18aと同一形状である円柱部32と、円柱部32の上端
に形成されている頭部34と、円柱部32の外周面に円柱部
の中心軸32aに沿って延びる該中心軸32aに対して12
0゜の等間隔で設けられた3個の突起部(突条)36とで
構成されている。
【0028】図6は、成形型内に上記整流子片組体22と
挿入ピン30とを組み込んだ状態を示す断面図であり、整
流子片組体22の断面は図4のVI−VI線断面に相当するも
のである。図示のように、成形型38は上型40と下型42と
を備え、上型40は、上記整流子基体の支持部(支持部の
内孔も含む)、該支持部の外周部に位置する整流子片
(特に縦片)および上記整流子基体の基体本体の上部に
対応する、上下に開口したキャビティ44と、下面に形成
された上記整流子片組体の位置決め穴28に対応する位置
決め凸部46とを有している。上記下型42は、上記整流子
基体の基体本体の下部に対応するキャビティ48と、上面
に形成された上記整流子片組体の位置決め穴28に対応す
る位置決め凹部50とを備えている。下型のキャビティ48
には、その底部に上記挿入ピン30の下端部が嵌入するピ
ン受け凹部48aが形成されている。
挿入ピン30とを組み込んだ状態を示す断面図であり、整
流子片組体22の断面は図4のVI−VI線断面に相当するも
のである。図示のように、成形型38は上型40と下型42と
を備え、上型40は、上記整流子基体の支持部(支持部の
内孔も含む)、該支持部の外周部に位置する整流子片
(特に縦片)および上記整流子基体の基体本体の上部に
対応する、上下に開口したキャビティ44と、下面に形成
された上記整流子片組体の位置決め穴28に対応する位置
決め凸部46とを有している。上記下型42は、上記整流子
基体の基体本体の下部に対応するキャビティ48と、上面
に形成された上記整流子片組体の位置決め穴28に対応す
る位置決め凹部50とを備えている。下型のキャビティ48
には、その底部に上記挿入ピン30の下端部が嵌入するピ
ン受け凹部48aが形成されている。
【0029】そして、まず下型42の上面に上記整流子片
組体22をその位置決め穴28が位置決め凹部50に合致する
ように配置し、次いでその上に上型40を乗せ、上型の位
置決め凸部46を上記位置決め穴28を通して上記位置決め
凹部50に嵌入させ、次いで挿入ピン40を、図示のごとく
上型キャビティ44の上面開口から円形に並んだ3つの整
流子片の縦片の中央を通して挿入し、その下端を上記ピ
ン受け凹部48aに嵌入させ、次いで上記キャビティ44,
48内にプラスチック樹脂を注入し、その後挿入ピン30お
よび上型40、下型42を外し、整流子片組体22の図4中に
破線で示されている部分を切断する。
組体22をその位置決め穴28が位置決め凹部50に合致する
ように配置し、次いでその上に上型40を乗せ、上型の位
置決め凸部46を上記位置決め穴28を通して上記位置決め
凹部50に嵌入させ、次いで挿入ピン40を、図示のごとく
上型キャビティ44の上面開口から円形に並んだ3つの整
流子片の縦片の中央を通して挿入し、その下端を上記ピ
ン受け凹部48aに嵌入させ、次いで上記キャビティ44,
48内にプラスチック樹脂を注入し、その後挿入ピン30お
よび上型40、下型42を外し、整流子片組体22の図4中に
破線で示されている部分を切断する。
【0030】これにより、上述の図1に示すような、支
持部18の整流子片14が位置する部分に、支持部の内周面
18bから整流子片の内側面14dまで貫通する、支持部18
の中心軸方向に延びる溝部20が形成されている整流子10
を製造することができると共に、その製造に当たって
は、図6のVII−VII線断面図である図7に示されている
ように、各整流子片特にその縦片14aは、その外側面14
eが上型のキャビティ44内面に当接し、内側面14dが挿
入ピンの突起部36先端に当接して完全に位置決めされて
いるので、整流子片(縦片)の正確な芯出しがなされ
る。
持部18の整流子片14が位置する部分に、支持部の内周面
18bから整流子片の内側面14dまで貫通する、支持部18
の中心軸方向に延びる溝部20が形成されている整流子10
を製造することができると共に、その製造に当たって
は、図6のVII−VII線断面図である図7に示されている
ように、各整流子片特にその縦片14aは、その外側面14
eが上型のキャビティ44内面に当接し、内側面14dが挿
入ピンの突起部36先端に当接して完全に位置決めされて
いるので、整流子片(縦片)の正確な芯出しがなされ
る。
【0031】以上本発明に係る整流子およびその製造方
法の一実施態様について説明したが、本発明は上記実施
態様に限定されるものではなく、他の種々の変更態様を
取りうる。特に、本発明は、上記支持部の内孔が形成さ
れるべき部分に位置する上記突起部の先端を整流子片の
内側面に当接させて各整流子片の芯出しを行うことを特
徴とするものであり、それが可能である限り上記突起部
の形状、配設態様あるいはその突起部によって形成され
る溝部の形状、配設態様はどのようなものであっても良
い。また、上記実施形態では、成形型とは別個のガイド
体(挿入ピン)を用いているが、このガイド体は成形型
と一体に形成されていても良い。
法の一実施態様について説明したが、本発明は上記実施
態様に限定されるものではなく、他の種々の変更態様を
取りうる。特に、本発明は、上記支持部の内孔が形成さ
れるべき部分に位置する上記突起部の先端を整流子片の
内側面に当接させて各整流子片の芯出しを行うことを特
徴とするものであり、それが可能である限り上記突起部
の形状、配設態様あるいはその突起部によって形成され
る溝部の形状、配設態様はどのようなものであっても良
い。また、上記実施形態では、成形型とは別個のガイド
体(挿入ピン)を用いているが、このガイド体は成形型
と一体に形成されていても良い。
【図1】本発明に係る整流子の一実施形態を示す斜視図
【図2】図1における整流子の平面図
【図3】図2におけるIII−III線断面図
【図4】整流子片組体の平面図
【図5】ガイド体を示す図であって、(a)は正面図、(b)
は底面図
は底面図
【図6】成形型に整流子片組体とガイド体を組み込んだ
状態の断面図
状態の断面図
【図7】図6のVII−VII線断面図
【図8】従来の整流子の一例を示す斜視図
【図9】図8における整流子の平面図
【図10】図9におけるX−X線断面図
10 整流子 10a 中心軸 12 整流子基体 14 整流子片 14a 整流子片縦片 14b 整流子片横片 14c 整流子片角部 14d 整流子片内側面 14e 整流子片外側面 16 基体本体 18 支持部 18a 支持部内孔 18b 支持部内周面 18c 支持部一端面 20 溝部 30 ガイド体 36 突起部 38 成形型 44 キヤビティ 48 キャビティ
Claims (5)
- 【請求項1】 筒状の支持部を有する樹脂製の整流子基
体と、外側面が上記支持部の中心軸を中心とする円上に
位置するように、上記支持部の外周部に周方向に所定角
度間隔で離隔配設された複数の導電性の整流子片とを備
えてなるモータ用整流子であって、 上記支持部には、外周部に上記整流子片が位置する部分
に、支持部の内周面から整流子片の内側面まで貫通す
る、支持部の中心軸方向に延びる溝部が形成されている
ことを特徴とするモータ用整流子。 - 【請求項2】 上記溝部が、上記支持部の上記中心軸方
向の一端面に開口するものであることを特徴とする請求
項1記載のモータ用整流子。 - 【請求項3】 上記整流子基体が、基体本体と該基体本
体の上方に位置する円筒状の支持部とからなり、上記整
流子片が、上記支持部の外周部に配設された該支持部の
中心軸方向に延びる縦片と、該縦片の下端から折れ曲が
って上記支持部の中心軸方向に対して直角な方向に延び
る横片とからなり、上記縦片と横片とが接続する角部が
上記整流子基体中に埋設されていることを特徴とする請
求項1または2記載のモータ用整流子。 - 【請求項4】 筒状の支持部を有する樹脂製の整流子基
体と、外側面が上記支持部の中心軸を中心とする円上に
位置するように、上記支持部の外周部に周方向に所定角
度間隔で離隔配設された複数の導電性の整流子片とを備
えてなるモータ用整流子の製造方法であって、 上記整流子基体と整流子片とに対応するキャビティを有
する成形型と、上記筒状支持部の内孔に対応する柱状を
なし、外周面に上記複数の整流子片それぞれの配設位置
に対応するように形成された複数の突起部を備えたガイ
ド体とを用い、 上記成形型内に、上記複数の整流子片を周方向に所定角
度間隔で配設すると共に、上記ガイド体を上記周方向に
配設された複数の整流子片の中央に位置させて該ガイド
体の各突起部をそれぞれ対応する整流子片の内側面に当
接させることにより各整流子片の位置決めを行い、 次いで上記成形型のキャビティ内に樹脂を注入すること
を特徴とするモータ用整流子の製造方法。 - 【請求項5】 上記突起部が、上記ガイド体の軸方向に
延びる突条により形成されていると共に、該突条が上記
ガイド体を上記成型型内に配置したとき上記支持部の上
記中心軸方向の一端面に対応する位置まで延びているこ
とを特徴とする請求項4記載のモータ用整流子の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24854697A JPH1189184A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | モータ用整流子およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24854697A JPH1189184A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | モータ用整流子およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1189184A true JPH1189184A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17179798
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24854697A Withdrawn JPH1189184A (ja) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | モータ用整流子およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1189184A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012065542A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Johnson Electric Sa | 永久磁石電気モータ |
-
1997
- 1997-09-12 JP JP24854697A patent/JPH1189184A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012065542A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Johnson Electric Sa | 永久磁石電気モータ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041207 |