JPH1189388A - コンバインにおける倒伏穀稈整列装置 - Google Patents
コンバインにおける倒伏穀稈整列装置Info
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- JPH1189388A JPH1189388A JP25852797A JP25852797A JPH1189388A JP H1189388 A JPH1189388 A JP H1189388A JP 25852797 A JP25852797 A JP 25852797A JP 25852797 A JP25852797 A JP 25852797A JP H1189388 A JPH1189388 A JP H1189388A
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- Japan
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- reel
- lodging
- combine
- rotating
- grain
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- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 機体進行方向と平行に倒伏している穀稈であ
っても、掻込リールの引起タインを確実に作用させるこ
とができるようにするコンバインにおける倒伏穀稈整列
装置を得ることを課題とする。 【解決手段】 掻込リールの引起タインで引き起こされ
て掻き込まれた穀稈を刈刃で刈り取り、この刈り取った
穀稈をフィーダーハウスのチェーンコンベアで脱穀部に
供給するコンバインにおいて、前記掻込リールの前方
に、倒伏穀稈を一定方向に整列させるための規正爪が多
数植設された支持部材を横設するとともに、支持部材の
両端を回転部材で枢支し、回転部材を回転駆動すること
によって、前記支持部材が機体幅方向に揺動するように
構成する。
っても、掻込リールの引起タインを確実に作用させるこ
とができるようにするコンバインにおける倒伏穀稈整列
装置を得ることを課題とする。 【解決手段】 掻込リールの引起タインで引き起こされ
て掻き込まれた穀稈を刈刃で刈り取り、この刈り取った
穀稈をフィーダーハウスのチェーンコンベアで脱穀部に
供給するコンバインにおいて、前記掻込リールの前方
に、倒伏穀稈を一定方向に整列させるための規正爪が多
数植設された支持部材を横設するとともに、支持部材の
両端を回転部材で枢支し、回転部材を回転駆動すること
によって、前記支持部材が機体幅方向に揺動するように
構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、掻込リールを備え
たコンバインに関するものであり、更に詳しくは、機体
進行方向に対して平行に倒伏している穀稈であっても、
掻込リールの引起タインを確実に作用させることができ
るようにする倒伏穀稈整列装置に関するものである。
たコンバインに関するものであり、更に詳しくは、機体
進行方向に対して平行に倒伏している穀稈であっても、
掻込リールの引起タインを確実に作用させることができ
るようにする倒伏穀稈整列装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、軸流型汎用コンバインにおい
ては、掻込リールの引起タインで引き起こされて掻き込
まれた穀稈を刈刃で刈り取り、この刈り取った穀稈をプ
ラットフォームオーガからフィーダーハウスのチェーン
コンベアでスクリュー式ローターの内装された脱穀部に
送り込んで脱穀している。
ては、掻込リールの引起タインで引き起こされて掻き込
まれた穀稈を刈刃で刈り取り、この刈り取った穀稈をプ
ラットフォームオーガからフィーダーハウスのチェーン
コンベアでスクリュー式ローターの内装された脱穀部に
送り込んで脱穀している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、穀稈を
掻込リールの引起タインで引き起こして掻き込む際、穀
稈が機体進行方向と平行に倒伏している、いわゆる向か
い刈りや追い刈りのときには、掻込リールの引起タイン
がうまく穀稈に作用しない。引起タインは、穀稈が機体
進行方向と平行に倒伏していなければ、作用させること
ができるものである。そこで、本発明は、機体進行方向
と平行に倒伏している穀稈であっても、掻込リールの引
起タインを確実に作用させることができるようにするコ
ンバインにおける倒伏穀稈整列装置を得ることを目的と
するものである。
掻込リールの引起タインで引き起こして掻き込む際、穀
稈が機体進行方向と平行に倒伏している、いわゆる向か
い刈りや追い刈りのときには、掻込リールの引起タイン
がうまく穀稈に作用しない。引起タインは、穀稈が機体
進行方向と平行に倒伏していなければ、作用させること
ができるものである。そこで、本発明は、機体進行方向
と平行に倒伏している穀稈であっても、掻込リールの引
起タインを確実に作用させることができるようにするコ
ンバインにおける倒伏穀稈整列装置を得ることを目的と
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
目的を達成するために、次のようなコンバインにおける
倒伏穀稈整列装置を提供するものである。すなわち、掻
込リールの引起タインで引き起こされて掻き込まれた穀
稈を刈刃で刈り取り、この刈り取った穀稈をフィーダー
ハウスのチェーンコンベアで脱穀部に供給するコンバイ
ンにおいて、前記掻込リールの前方に、倒伏穀稈を一定
方向に整列させるための規正爪が多数植設された支持部
材を横設するとともに、該支持部材の両端を回転部材で
枢支し、該回転部材を回転駆動することによって、前記
支持部材が機体幅方向に揺動するように構成したことを
特徴するコンバインにおける倒伏穀稈整列装置である。
そして、規正爪が多数植設された支持部材を機体前後方
向に複数列設し、それぞれの規正爪が互いに違いにずれ
て揺動するように構成した。また、掻込リールの回転軸
に、回転部材を支持する連結部材を連結し、該連結部材
が回転軸を中心に回動自在となるように構成し、更に掻
込リールの回転動力によって回転部材が回転するように
構成した。また、掻込リールの引起タインの向きを変更
可能に構成し、掻込リールの引起タインを機体幅方向に
揺動自在に構成した。
目的を達成するために、次のようなコンバインにおける
倒伏穀稈整列装置を提供するものである。すなわち、掻
込リールの引起タインで引き起こされて掻き込まれた穀
稈を刈刃で刈り取り、この刈り取った穀稈をフィーダー
ハウスのチェーンコンベアで脱穀部に供給するコンバイ
ンにおいて、前記掻込リールの前方に、倒伏穀稈を一定
方向に整列させるための規正爪が多数植設された支持部
材を横設するとともに、該支持部材の両端を回転部材で
枢支し、該回転部材を回転駆動することによって、前記
支持部材が機体幅方向に揺動するように構成したことを
特徴するコンバインにおける倒伏穀稈整列装置である。
そして、規正爪が多数植設された支持部材を機体前後方
向に複数列設し、それぞれの規正爪が互いに違いにずれ
て揺動するように構成した。また、掻込リールの回転軸
に、回転部材を支持する連結部材を連結し、該連結部材
が回転軸を中心に回動自在となるように構成し、更に掻
込リールの回転動力によって回転部材が回転するように
構成した。また、掻込リールの引起タインの向きを変更
可能に構成し、掻込リールの引起タインを機体幅方向に
揺動自在に構成した。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例を基に説明する。まず、図10に示す軸流
型汎用コンバイン(A)について簡単に説明する。穀稈
は掻込リール(1)の引起タイン(2)で引き起こされ
るとともに、掻き込まれて、刈刃(3)で刈り取られ
る。刈り取られた穀稈はプラットフォームオーガ(4)
からフィーダーハウス(5)のチェーンコンベア(6)
で脱穀部(7)に運ばれ、スクリュー式ローター(8)
で脱穀される。ローター(8)で脱穀されたものは、受
網(9)から揺動選別盤(10)に落下し、唐箕のよう
な送風ファン(11)と揺動選別盤(10)により選別
される。(12)は走行用クローラ、(13)は操縦部
であり、(14)はセカンドモアを示す。
に示す実施例を基に説明する。まず、図10に示す軸流
型汎用コンバイン(A)について簡単に説明する。穀稈
は掻込リール(1)の引起タイン(2)で引き起こされ
るとともに、掻き込まれて、刈刃(3)で刈り取られ
る。刈り取られた穀稈はプラットフォームオーガ(4)
からフィーダーハウス(5)のチェーンコンベア(6)
で脱穀部(7)に運ばれ、スクリュー式ローター(8)
で脱穀される。ローター(8)で脱穀されたものは、受
網(9)から揺動選別盤(10)に落下し、唐箕のよう
な送風ファン(11)と揺動選別盤(10)により選別
される。(12)は走行用クローラ、(13)は操縦部
であり、(14)はセカンドモアを示す。
【0006】以上のようなコンバイン(A)において、
本発明では、図1、図2で示すように、掻込リール
(1)の前方に、主に機体進行方向に対して平行に倒伏
した穀稈の向きを強制的に変え、引起タイン(2)が良
好に作用できるようにする倒伏穀稈整列装置(20)を
設けた。この倒伏穀稈整列装置(20)は、棒状の規正
爪(21)が多数植設された支持部材(22)と、この
支持部材(22)の両端を周縁部に枢支する円板状の回
転部材(23)と、この回転部材(23)を回転駆動す
る回転駆動手段とで構成されており、回転部材(23)
が回転することにより、掻込リール(1)の前方に横設
された支持部材(22)が機体幅方向に揺動するように
構成されている。
本発明では、図1、図2で示すように、掻込リール
(1)の前方に、主に機体進行方向に対して平行に倒伏
した穀稈の向きを強制的に変え、引起タイン(2)が良
好に作用できるようにする倒伏穀稈整列装置(20)を
設けた。この倒伏穀稈整列装置(20)は、棒状の規正
爪(21)が多数植設された支持部材(22)と、この
支持部材(22)の両端を周縁部に枢支する円板状の回
転部材(23)と、この回転部材(23)を回転駆動す
る回転駆動手段とで構成されており、回転部材(23)
が回転することにより、掻込リール(1)の前方に横設
された支持部材(22)が機体幅方向に揺動するように
構成されている。
【0007】回転部材(23)を回転駆動する回転駆動
手段は、回転部材(23)の中心に軸着された駆動軸
(24)がベベルケース(25)内の一方のベベルギヤ
に伝動連結され、そのベベルギヤと噛み合う他方のベベ
ルギヤに軸支されている小スプロケット(26)と、掻
込リール(1)の回転軸(15)に軸支されている大ス
プロケット(27)にチェーン(28)を巻回して構成
されており、掻込リール(1)の回転動力によって、回
転部材(23)が回転し、支持部材(22)が揺動する
ようになっている。したがって、別途回転駆動装置等を
設ける必要はなく、簡単に構成することができる。
手段は、回転部材(23)の中心に軸着された駆動軸
(24)がベベルケース(25)内の一方のベベルギヤ
に伝動連結され、そのベベルギヤと噛み合う他方のベベ
ルギヤに軸支されている小スプロケット(26)と、掻
込リール(1)の回転軸(15)に軸支されている大ス
プロケット(27)にチェーン(28)を巻回して構成
されており、掻込リール(1)の回転動力によって、回
転部材(23)が回転し、支持部材(22)が揺動する
ようになっている。したがって、別途回転駆動装置等を
設ける必要はなく、簡単に構成することができる。
【0008】このような構成の倒伏穀稈整列装置(2
0)によれば、規正爪(21)の先端が支持部材(2
2)によって円弧を描くように揺動するため、機体進行
方向と平行に倒伏している穀稈に好適に作用し、向い刈
りや追い刈りの際に、穀稈の向きを確実に変えることが
できる。したがって、穀稈の倒伏方向にかかわらず、掻
込リール(1)の引起タイン(2)を良好に作用させる
ことができるようになり、倒伏穀稈を確実に引き起こし
て掻き込むことができるようになる。なお、ベベルケー
ス(25)は掻込リール(1)の回転軸(15)に連結
された連結部材(29)によって支持され、スプロケッ
ト(26)(27)及びチェーン(28)はケーシング
(30)内に配設されている。また、回転部材(23)
にはバランサーとしてのウエイト(31)が取り付けら
れている。また、回転駆動手段は、左右両側のどちらか
一方だけに設けて、他方を従属して動けるように構成す
れば十分である。
0)によれば、規正爪(21)の先端が支持部材(2
2)によって円弧を描くように揺動するため、機体進行
方向と平行に倒伏している穀稈に好適に作用し、向い刈
りや追い刈りの際に、穀稈の向きを確実に変えることが
できる。したがって、穀稈の倒伏方向にかかわらず、掻
込リール(1)の引起タイン(2)を良好に作用させる
ことができるようになり、倒伏穀稈を確実に引き起こし
て掻き込むことができるようになる。なお、ベベルケー
ス(25)は掻込リール(1)の回転軸(15)に連結
された連結部材(29)によって支持され、スプロケッ
ト(26)(27)及びチェーン(28)はケーシング
(30)内に配設されている。また、回転部材(23)
にはバランサーとしてのウエイト(31)が取り付けら
れている。また、回転駆動手段は、左右両側のどちらか
一方だけに設けて、他方を従属して動けるように構成す
れば十分である。
【0009】また、規正爪(21)が多数植設された支
持部材(22)を、図3で示すように、機体前後方向に
複数(図示のものは2つ)列設すると、更に倒伏穀稈を
整列させる効果が増す。すなわち、前記支持部材(2
2)が枢支されている回転部材(23)上の枢支軸(3
2)に、別の回転部材(23’)を更に取り付け、前述
と同様に、規正爪(21’)が多数植設された別の支持
部材(22’)をその取り付けた回転部材(23’)の
周縁部に枢支して、倒伏穀稈整列装置を2列にする。こ
のように規正爪を機体前後方向に2列にして揺動させる
と、倒伏穀稈への整列作用が向上するとともに、2列目
以降にはウエイトが不要となってバランスもよくなる。
なお、このとき、各規正爪(21)(21’)の位相は
互い違いにずれるように設定することが必要である。ま
た、倒伏穀稈整列装置(20)は、連結部材(29)が
掻込リール(1)の回転軸(15)に回動自在に連結さ
れているので、立毛稈のときなど、使用しないときに
は、図2、図3で示すように、邪魔にならない上方位置
に移動させることができる。
持部材(22)を、図3で示すように、機体前後方向に
複数(図示のものは2つ)列設すると、更に倒伏穀稈を
整列させる効果が増す。すなわち、前記支持部材(2
2)が枢支されている回転部材(23)上の枢支軸(3
2)に、別の回転部材(23’)を更に取り付け、前述
と同様に、規正爪(21’)が多数植設された別の支持
部材(22’)をその取り付けた回転部材(23’)の
周縁部に枢支して、倒伏穀稈整列装置を2列にする。こ
のように規正爪を機体前後方向に2列にして揺動させる
と、倒伏穀稈への整列作用が向上するとともに、2列目
以降にはウエイトが不要となってバランスもよくなる。
なお、このとき、各規正爪(21)(21’)の位相は
互い違いにずれるように設定することが必要である。ま
た、倒伏穀稈整列装置(20)は、連結部材(29)が
掻込リール(1)の回転軸(15)に回動自在に連結さ
れているので、立毛稈のときなど、使用しないときに
は、図2、図3で示すように、邪魔にならない上方位置
に移動させることができる。
【0010】また、掻込リール(1)の引起タイン
(2)を鉛直方向回りに回動可能に構成すると、穀稈だ
けではなく、藁等に対しても引起タイン(2)を良好に
作用させることができるようになる。すなわち、図4乃
至図7で示すように、引起タイン(2)が取り付けられ
た枢支軸(タインバー)(16)と平行にタイン連結ロ
ッド(33)を並設し、そのタイン連結ロッド(33)
に引起タイン(2)の上部を貫通するなどして固着す
る。そして、タイン連結ロッド(33)の一方の端に設
けたストッパー(34)(35)間にバネ(36)を嵌
装し、そのバネ(36)が嵌装された側のタイン連結ロ
ッド(33)の端部(33a)が、外方に向かって突出
自在となるように構成するとともに、そのタイン連結ロ
ッド(33)の端部(33a)が当接する軸支持部材
(17)の内面に、図6、図7で示すようなカム(3
7)を固設又は形成する。
(2)を鉛直方向回りに回動可能に構成すると、穀稈だ
けではなく、藁等に対しても引起タイン(2)を良好に
作用させることができるようになる。すなわち、図4乃
至図7で示すように、引起タイン(2)が取り付けられ
た枢支軸(タインバー)(16)と平行にタイン連結ロ
ッド(33)を並設し、そのタイン連結ロッド(33)
に引起タイン(2)の上部を貫通するなどして固着す
る。そして、タイン連結ロッド(33)の一方の端に設
けたストッパー(34)(35)間にバネ(36)を嵌
装し、そのバネ(36)が嵌装された側のタイン連結ロ
ッド(33)の端部(33a)が、外方に向かって突出
自在となるように構成するとともに、そのタイン連結ロ
ッド(33)の端部(33a)が当接する軸支持部材
(17)の内面に、図6、図7で示すようなカム(3
7)を固設又は形成する。
【0011】このカム(37)の表面には、図示するよ
うに、一部が凹状に切り欠かれた段差部(37a)が形
成されており、カム(37)は掻込リール(1)の軸支
持部材(17)の内面に固設又は形成されているので、
掻込リール(1)の回転に伴って枢支軸(16)を中心
に回転することになる。したがって、枢支軸(16)に
並設されているタイン連結ロッド(33)の端部(33
a)は、カム(37)の表面に当接しながら円を描くよ
うに移動することになり、段差部(37a)に落ち込ん
だときに、バネ(36)の弾性力によって、タイン連結
ロッド(33)全体が機体幅方向に摺動し、タイン連結
ロッド(33)に連結されている引起タイン(2)の向
きが一斉に変化するようになっている。
うに、一部が凹状に切り欠かれた段差部(37a)が形
成されており、カム(37)は掻込リール(1)の軸支
持部材(17)の内面に固設又は形成されているので、
掻込リール(1)の回転に伴って枢支軸(16)を中心
に回転することになる。したがって、枢支軸(16)に
並設されているタイン連結ロッド(33)の端部(33
a)は、カム(37)の表面に当接しながら円を描くよ
うに移動することになり、段差部(37a)に落ち込ん
だときに、バネ(36)の弾性力によって、タイン連結
ロッド(33)全体が機体幅方向に摺動し、タイン連結
ロッド(33)に連結されている引起タイン(2)の向
きが一斉に変化するようになっている。
【0012】なお、このときの引起タイン(2)が変化
する向き、即ち鉛直方向回りに回動できる範囲θは約9
0度であり、引起タイン(2)が下方に位置したときに
のみ、この範囲の角度で向きが変化するようにカム(3
7)等を設定する。すなわち、図5で示すように、枢支
軸(16)がαの範囲内にあるときに、タイン連結ロッ
ド(33)の端部(33a)が段差部(37a)に位置
するように設定する。このように、引起タイン(2)が
回転してきて地面に接近したときに、引起タイン(2)
の屈曲部(2a)の向きを機体進行方向に対して直角方
向を向くように構成すると、穀稈だけではなく、藁等の
掻き込みも良好に行うことができるようになる。
する向き、即ち鉛直方向回りに回動できる範囲θは約9
0度であり、引起タイン(2)が下方に位置したときに
のみ、この範囲の角度で向きが変化するようにカム(3
7)等を設定する。すなわち、図5で示すように、枢支
軸(16)がαの範囲内にあるときに、タイン連結ロッ
ド(33)の端部(33a)が段差部(37a)に位置
するように設定する。このように、引起タイン(2)が
回転してきて地面に接近したときに、引起タイン(2)
の屈曲部(2a)の向きを機体進行方向に対して直角方
向を向くように構成すると、穀稈だけではなく、藁等の
掻き込みも良好に行うことができるようになる。
【0013】また、前後のβ及びγの範囲は、それぞれ
カム(37)の傾斜面(37b)(37c)に位置して
いるときを示しており、このβ及びγの範囲内のとき
に、引起タイン(2)の屈曲部(2a)の向きが、掻込
リール(1)の回転に伴い徐々に変化して行く。したが
って、藁等を掻き込んだ後の引起タイン(2)の屈曲部
(2a)は、カム(37)の傾斜面(37c)によって
徐々に機体進行方向に対して平行の元の向きになるの
で、プラットフォームオーガ(4)への搬送をスムーズ
に行うことができる。その他、図2で示す(18)は別
のセカンドモアを示しており、(19)はそのセカンド
モア(18)を収納したときのカバー体である。
カム(37)の傾斜面(37b)(37c)に位置して
いるときを示しており、このβ及びγの範囲内のとき
に、引起タイン(2)の屈曲部(2a)の向きが、掻込
リール(1)の回転に伴い徐々に変化して行く。したが
って、藁等を掻き込んだ後の引起タイン(2)の屈曲部
(2a)は、カム(37)の傾斜面(37c)によって
徐々に機体進行方向に対して平行の元の向きになるの
で、プラットフォームオーガ(4)への搬送をスムーズ
に行うことができる。その他、図2で示す(18)は別
のセカンドモアを示しており、(19)はそのセカンド
モア(18)を収納したときのカバー体である。
【0014】また、掻込リール(1)の引起タイン
(2)を、掻込リール(1)の回転とともに、一斉に機
体進行方向に揺動自在となるように構成すると、更に機
体進行方向と平行に倒伏している穀稈に対し、引起タイ
ン(2)を良好に作用させることができるようになる。
すなわち、掻込リール(1)の引起タイン(2)が取り
付けられている複数の枢支軸(16)は、複数の軸支持
部材(17)によって軸支されており、この軸支持部材
(17)の他端が周縁上に連結されているリールディス
ク(38)を、図8で示すように、掻込リール(1)の
回転軸(15)に遊嵌するとともに、回転軸(15)の
軸方向に対して直角方向に挿通するピン(39)によっ
て軸着してトルクが伝わるように伝動連結し、かつ、リ
ールディスク(38)がピン(39)を中心に機体幅方
向に揺動自在となるように構成する。そして、引起タイ
ン(2)が取り付けられている枢支軸(16)と軸支持
部材(17)との一方の連結部(40)を、リンクボー
ル(41)で連結して自由度を持たせるように構成し、
他方の連結部(42)を、リンクボールと同等の効果を
有する調心ベアリング(43)で連結するとともに、そ
の連結部(42)における枢支軸(16)の端部に設け
られた連結部材(44)と、後述する軸連結部材(4
5)とをリンクボール(46)で連結して自由度を持た
せるように構成する。
(2)を、掻込リール(1)の回転とともに、一斉に機
体進行方向に揺動自在となるように構成すると、更に機
体進行方向と平行に倒伏している穀稈に対し、引起タイ
ン(2)を良好に作用させることができるようになる。
すなわち、掻込リール(1)の引起タイン(2)が取り
付けられている複数の枢支軸(16)は、複数の軸支持
部材(17)によって軸支されており、この軸支持部材
(17)の他端が周縁上に連結されているリールディス
ク(38)を、図8で示すように、掻込リール(1)の
回転軸(15)に遊嵌するとともに、回転軸(15)の
軸方向に対して直角方向に挿通するピン(39)によっ
て軸着してトルクが伝わるように伝動連結し、かつ、リ
ールディスク(38)がピン(39)を中心に機体幅方
向に揺動自在となるように構成する。そして、引起タイ
ン(2)が取り付けられている枢支軸(16)と軸支持
部材(17)との一方の連結部(40)を、リンクボー
ル(41)で連結して自由度を持たせるように構成し、
他方の連結部(42)を、リンクボールと同等の効果を
有する調心ベアリング(43)で連結するとともに、そ
の連結部(42)における枢支軸(16)の端部に設け
られた連結部材(44)と、後述する軸連結部材(4
5)とをリンクボール(46)で連結して自由度を持た
せるように構成する。
【0015】軸連結部材(45)は、リールディスク
(38)と連結部材(29)との間の回転軸(15)に
支持されている回動部材(47)に連結されており、回
動部材(47)は、連結部材(29)寄りの回転軸(1
5)に嵌着されている枢支部材(48)に枢支(49)
されている。そして、回動部材(47)には、枢支(4
9)を中心に回動部材(47)を回動させることができ
るレバー(50)が固着されている。したがって、レバ
ー(50)を枢支(49)を中心に上下方向に回動操作
すると、図9で示すように、回動部材(47)が機体幅
方向に揺動し、軸連結部材(45)を介して枢支軸(1
6)が機体幅方向に揺動して、引起タイン(2)が平行
に垂設されたまま、機体幅方向に一斉に揺動する。この
ため、掻込リール(1)の回転に伴ってレバー(50)
の上下回動を制御し、枢支軸(16)を機体幅方向に揺
動させると、引起タイン(2)が回転しながら機体幅方
向に揺動することになり、引起タイン(2)の軌跡が機
体進行方向に対して斜め方向の角度を有する軌跡を描く
ようになる。しかして、引起タイン(2)を穀稈に対し
て斜め方向から作用させることができるようになり、機
体進行方向と平行に倒伏している穀稈に対して確実に作
用させることができるようになる。
(38)と連結部材(29)との間の回転軸(15)に
支持されている回動部材(47)に連結されており、回
動部材(47)は、連結部材(29)寄りの回転軸(1
5)に嵌着されている枢支部材(48)に枢支(49)
されている。そして、回動部材(47)には、枢支(4
9)を中心に回動部材(47)を回動させることができ
るレバー(50)が固着されている。したがって、レバ
ー(50)を枢支(49)を中心に上下方向に回動操作
すると、図9で示すように、回動部材(47)が機体幅
方向に揺動し、軸連結部材(45)を介して枢支軸(1
6)が機体幅方向に揺動して、引起タイン(2)が平行
に垂設されたまま、機体幅方向に一斉に揺動する。この
ため、掻込リール(1)の回転に伴ってレバー(50)
の上下回動を制御し、枢支軸(16)を機体幅方向に揺
動させると、引起タイン(2)が回転しながら機体幅方
向に揺動することになり、引起タイン(2)の軌跡が機
体進行方向に対して斜め方向の角度を有する軌跡を描く
ようになる。しかして、引起タイン(2)を穀稈に対し
て斜め方向から作用させることができるようになり、機
体進行方向と平行に倒伏している穀稈に対して確実に作
用させることができるようになる。
【0016】以上、何れにしても、本発明の倒伏穀稈整
列装置によれば、機体進行方向に対して平行に倒伏した
穀稈の向きを強制的に変えることができるので、そのよ
うな向きに倒伏した穀稈であっても、掻込リールの引起
タインを確実に作用させることができるようになり、穀
稈の掻き込みを良好に行うことができるようになる。な
お、本発明は、図示されたものに限定されるものでない
ことは言うまでもなく、本発明の精神の範囲内におい
て、適宜設計変更し得るものである。
列装置によれば、機体進行方向に対して平行に倒伏した
穀稈の向きを強制的に変えることができるので、そのよ
うな向きに倒伏した穀稈であっても、掻込リールの引起
タインを確実に作用させることができるようになり、穀
稈の掻き込みを良好に行うことができるようになる。な
お、本発明は、図示されたものに限定されるものでない
ことは言うまでもなく、本発明の精神の範囲内におい
て、適宜設計変更し得るものである。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、掻込リールの前方に、
倒伏穀稈を一定方向に整列させるための規正爪が多数植
設された支持部材を横設するとともに、その支持部材の
両端を回転部材で枢支し、その回転部材を回転駆動する
ことによって、前記支持部材が機体幅方向に揺動するよ
うに構成したので、機体進行方向と平行に倒伏している
穀稈の向きを強制的に変えることができ、掻込リールの
引起タインを確実に作用させることができるようにな
る。また、規正爪が多数植設された支持部材を機体前後
方向に複数列設し、それぞれの規正爪が互いに違いにず
れて揺動するように構成すれば、より確実に倒伏穀稈の
向きを変えることができるようになり、引起タインをよ
り確実に作用させることができるようになる。
倒伏穀稈を一定方向に整列させるための規正爪が多数植
設された支持部材を横設するとともに、その支持部材の
両端を回転部材で枢支し、その回転部材を回転駆動する
ことによって、前記支持部材が機体幅方向に揺動するよ
うに構成したので、機体進行方向と平行に倒伏している
穀稈の向きを強制的に変えることができ、掻込リールの
引起タインを確実に作用させることができるようにな
る。また、規正爪が多数植設された支持部材を機体前後
方向に複数列設し、それぞれの規正爪が互いに違いにず
れて揺動するように構成すれば、より確実に倒伏穀稈の
向きを変えることができるようになり、引起タインをよ
り確実に作用させることができるようになる。
【0018】また、掻込リールの回転軸に、回転部材を
支持する連結部材を連結し、その連結部材が回転軸を中
心に回動自在となるように構成してあるので、使用しな
いときには、邪魔にならない位置に支持部材等を移動さ
せることができる。また、掻込リールの回転動力によっ
て回転部材が回転するように構成したので、別途回転駆
動装置等を設ける必要がなく、簡単に構成することがで
きる。そして、掻込リールの引起タインの向きを変更可
能に構成すると、藁等に対しても良好に作用させること
ができるようになるし、掻込リールの引起タインを機体
幅方向に揺動自在に構成すると、機体進行方向と平行に
倒伏している穀稈に対して、更に確実に引起タインを作
用させることができるようになる。
支持する連結部材を連結し、その連結部材が回転軸を中
心に回動自在となるように構成してあるので、使用しな
いときには、邪魔にならない位置に支持部材等を移動さ
せることができる。また、掻込リールの回転動力によっ
て回転部材が回転するように構成したので、別途回転駆
動装置等を設ける必要がなく、簡単に構成することがで
きる。そして、掻込リールの引起タインの向きを変更可
能に構成すると、藁等に対しても良好に作用させること
ができるようになるし、掻込リールの引起タインを機体
幅方向に揺動自在に構成すると、機体進行方向と平行に
倒伏している穀稈に対して、更に確実に引起タインを作
用させることができるようになる。
【図1】倒伏穀稈整列装置が設けられた掻込リールの正
面図
面図
【図2】同上の概略側面図
【図3】倒伏穀稈整列装置が2列設けられた掻込リール
の概略側面図
の概略側面図
【図4】引起タインの形状を示す掻込リールの正面図
【図5】同上の概略側面図
【図6】引起タインの向きを変化させる構造を示す斜視
図
図
【図7】同上の平面図
【図8】揺動可能に構成された掻込リールの正面図
【図9】同上の揺動する様子を示す説明図
【図10】軸流型汎用コンバインの全体図
A コンバイン 1 掻込リール 2 引起タイン 3 刈刃 4 プラットフォームオーガ 5 フィーダーハウス 6 チェーンコンベア 7 脱穀部 8 ローター 9 受網 10 揺動選別盤 11 送風ファン 12 走行用クローラ 13 操縦部 14 セカンドモア 15 回転軸 16 枢支軸 17 軸支持部材 18 セカンドモア 19 カバー体 20 倒伏穀稈整列装置 21 規正爪 22 支持部材 23 回転部材 24 駆動軸 25 ベベルケース 26 小スプロケット 27 大スプロケット 28 チェーン 29 連結部材 30 ケーシング 31 ウエイト 32 枢支軸 33 タイン連結ロッド 34 ストッパー 35 ストッパー 36 バネ 37 カム 38 リールディスク 39 ピン 41 リンクボール 43 調心ベアリング 44 連結部材 45 軸連結部材 46 リンクボール 47 回動部材 48 枢支部材 50 レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 正野 潤一 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内 (72)発明者 新福 勇一 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ー農機株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 掻込リールの引起タインで引き起こされ
て掻き込まれた穀稈を刈刃で刈り取り、この刈り取った
穀稈をフィーダーハウスのチェーンコンベアで脱穀部に
供給するコンバインにおいて、前記掻込リールの前方
に、倒伏穀稈を一定方向に整列させるための規正爪が多
数植設された支持部材を横設するとともに、該支持部材
の両端を回転部材で枢支し、該回転部材を回転駆動する
ことによって、前記支持部材が機体幅方向に揺動するよ
うに構成したことを特徴するコンバインにおける倒伏穀
稈整列装置。 - 【請求項2】 規正爪が多数植設された支持部材を機体
前後方向に複数列設し、それぞれの規正爪が互いに違い
にずれて揺動するように構成したことを特徴とする請求
項1に記載のコンバインにおける倒伏穀稈整列装置。 - 【請求項3】 掻込リールの回転軸に、回転部材を支持
する連結部材を連結し、該連結部材が回転軸を中心に回
動自在となるように構成したことを特徴とする請求項1
又は2に記載のコンバインにおける倒伏穀稈整列装置。 - 【請求項4】 掻込リールの回転動力によって回転部材
が回転するように構成したことを特徴とする請求項1乃
至3の何れかに記載のコンバインにおける倒伏穀稈整列
装置。 - 【請求項5】 掻込リールの引起タインの向きを変更可
能に構成したことを特徴とする請求項1乃至4の何れか
に記載のコンバインにおける倒伏穀稈整列装置。 - 【請求項6】 掻込リールの引起タインを機体幅方向に
揺動自在に構成したことを特徴とする請求項1乃至5の
何れかに記載のコンバインにおける倒伏穀稈整列装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25852797A JPH1189388A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | コンバインにおける倒伏穀稈整列装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25852797A JPH1189388A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | コンバインにおける倒伏穀稈整列装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1189388A true JPH1189388A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17321460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25852797A Withdrawn JPH1189388A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | コンバインにおける倒伏穀稈整列装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1189388A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013081380A (ja) * | 2011-10-05 | 2013-05-09 | Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd | 汎用コンバイン |
-
1997
- 1997-09-24 JP JP25852797A patent/JPH1189388A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013081380A (ja) * | 2011-10-05 | 2013-05-09 | Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd | 汎用コンバイン |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041207 |