JPH1189754A - 面状ヒータの製造方法 - Google Patents
面状ヒータの製造方法Info
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- JPH1189754A JPH1189754A JP25296797A JP25296797A JPH1189754A JP H1189754 A JPH1189754 A JP H1189754A JP 25296797 A JP25296797 A JP 25296797A JP 25296797 A JP25296797 A JP 25296797A JP H1189754 A JPH1189754 A JP H1189754A
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- Japan
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- layer
- fabric
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- woven fabric
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 織布2のサイジング剤を除去することによ
り、便座6の凹状の裏面6aにも容易に沿わせてシワな
く貼り付けることができる柔軟性の高い便座ヒータ1
(面状ヒータ)の製造方法を提供する。 【解決手段】 織布2を湯洗いしてサイジング剤を除去
した後に、この織布2の表面にゴム引きしてゴム裏打層
3を形成すると共に、この織布2の裏面に印刷によって
電極層4と発熱体層5をパターン形成する。
り、便座6の凹状の裏面6aにも容易に沿わせてシワな
く貼り付けることができる柔軟性の高い便座ヒータ1
(面状ヒータ)の製造方法を提供する。 【解決手段】 織布2を湯洗いしてサイジング剤を除去
した後に、この織布2の表面にゴム引きしてゴム裏打層
3を形成すると共に、この織布2の裏面に印刷によって
電極層4と発熱体層5をパターン形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洋式便器の便座を
暖めるための便座ヒータ等に使用される面状ヒータの製
造方法に関する。
暖めるための便座ヒータ等に使用される面状ヒータの製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】洋式便器の便座を暖めるための便座ヒー
タとしては、この便座の凹状の裏面にヒータ線(ニクロ
ムやニッケル銅等の金属線を用いた線状ヒータ)を蛇行
させて布設したものが従来からあった(例えば特開平8
−78143号公報記載の発明等)。しかし、このよう
な便座ヒータでは、ヒータ線をアルミニウム箔等の熱伝
導性の良いシート材に挟み込んで布設したとしても、こ
のヒータ線上の位置とその周辺との間で加熱ムラが生じ
るのを完全になくすことはできず、また、布設作業も面
倒で手間がかかるという欠点があった。
タとしては、この便座の凹状の裏面にヒータ線(ニクロ
ムやニッケル銅等の金属線を用いた線状ヒータ)を蛇行
させて布設したものが従来からあった(例えば特開平8
−78143号公報記載の発明等)。しかし、このよう
な便座ヒータでは、ヒータ線をアルミニウム箔等の熱伝
導性の良いシート材に挟み込んで布設したとしても、こ
のヒータ線上の位置とその周辺との間で加熱ムラが生じ
るのを完全になくすことはできず、また、布設作業も面
倒で手間がかかるという欠点があった。
【0003】そこで、最近では、抵抗発熱体自体を層状
に形成した面状ヒータを便座ヒータとして使用すること
が多くなっている。この面状ヒータは、発熱体層の両端
辺部に対向させて形成した電極間に通電を行うことによ
り、面状の発熱体層全体を発熱させることができる。ま
た、この抵抗発熱体として、温度係数が正となるPTC
発熱体(正温度係数発熱体)を使用すると、発熱により
温度が上昇した場合に発熱体層の抵抗値も上昇して電流
を抑制するので、温度センサによるフィードバックルー
プを設ける必要がなくなり、温度制御が容易になるとい
う利点も生じる。
に形成した面状ヒータを便座ヒータとして使用すること
が多くなっている。この面状ヒータは、発熱体層の両端
辺部に対向させて形成した電極間に通電を行うことによ
り、面状の発熱体層全体を発熱させることができる。ま
た、この抵抗発熱体として、温度係数が正となるPTC
発熱体(正温度係数発熱体)を使用すると、発熱により
温度が上昇した場合に発熱体層の抵抗値も上昇して電流
を抑制するので、温度センサによるフィードバックルー
プを設ける必要がなくなり、温度制御が容易になるとい
う利点も生じる。
【0004】ただし、通常の面状ヒータのように、PE
T(ポリエチレンテレフタレート)フィルム等のような
フィルム材を基材とし、その上に電極や発熱体層を形成
したのでは、ある程度の可撓性はあっても、柔軟性に欠
け伸びも生じないため、便座の凹状の裏面等のような立
体曲面に貼り付けて使用することはできない。このた
め、立体曲面に貼り付けて使用する面状ヒータの場合に
は、従来から柔軟性があり生地にある程度の伸びも生じ
る織布を基材に用いていた。
T(ポリエチレンテレフタレート)フィルム等のような
フィルム材を基材とし、その上に電極や発熱体層を形成
したのでは、ある程度の可撓性はあっても、柔軟性に欠
け伸びも生じないため、便座の凹状の裏面等のような立
体曲面に貼り付けて使用することはできない。このた
め、立体曲面に貼り付けて使用する面状ヒータの場合に
は、従来から柔軟性があり生地にある程度の伸びも生じ
る織布を基材に用いていた。
【0005】上記面状ヒータを用いた便座ヒータの一例
を図に基づいて説明する。この便座ヒータ1は、図2及
び図3に示すような環状の便座6の裏面6aに布設する
場合について示す。便座ヒータ1は、図4に示すよう
に、便座6の全体の形状に沿ったほぼ半楕円形の環状の
織布2上に形成される。ただし、織布2だけでは、印刷
作業時に真空引きにより吸引して所定位置へのセッティ
ングや搬出を行うことが困難になるので、予め表面にゴ
ム引きを行って図5に示すようなゴム裏打層3を形成し
ておく。そして、この織布2の裏面に、所定パターンの
電極層4を印刷すると共に、これらの電極層4に重ねて
織布2の裏面のほぼ全面に発熱体層5を印刷する。この
ようにして織布2を基材として形成された便座ヒータ1
は、図6に示すように、便座6の裏面6aに表面のゴム
裏打層3側を両面粘着テープ等で貼り付けることにより
布設される。この際、織布2やゴム裏打層3は、柔軟性
があり生地にある程度の伸びも生じるので、便座6の裏
面6aの立体曲面に沿わせて貼り付けることができるよ
うになる。
を図に基づいて説明する。この便座ヒータ1は、図2及
び図3に示すような環状の便座6の裏面6aに布設する
場合について示す。便座ヒータ1は、図4に示すよう
に、便座6の全体の形状に沿ったほぼ半楕円形の環状の
織布2上に形成される。ただし、織布2だけでは、印刷
作業時に真空引きにより吸引して所定位置へのセッティ
ングや搬出を行うことが困難になるので、予め表面にゴ
ム引きを行って図5に示すようなゴム裏打層3を形成し
ておく。そして、この織布2の裏面に、所定パターンの
電極層4を印刷すると共に、これらの電極層4に重ねて
織布2の裏面のほぼ全面に発熱体層5を印刷する。この
ようにして織布2を基材として形成された便座ヒータ1
は、図6に示すように、便座6の裏面6aに表面のゴム
裏打層3側を両面粘着テープ等で貼り付けることにより
布設される。この際、織布2やゴム裏打層3は、柔軟性
があり生地にある程度の伸びも生じるので、便座6の裏
面6aの立体曲面に沿わせて貼り付けることができるよ
うになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記織布2
は、紡糸した糸をそのまま高速織機にかけて織り込む
と、糸に腰がなく、しかも、この糸に毛羽立ちが多くな
るために、安定した織り上がりが得られないという不都
合がある。そこで、この織布2は、紡糸した糸にサイジ
ング剤を含ませてから織機で織り込むようにするのが一
般的であった。サイジング剤は、ポリビニルアルコール
やでんぷん系の糊剤等からなり、糸を若干固めにして腰
を与えると共に、表面の毛羽立ちを抑えるためのもので
ある。従って、このようなサイジング剤で処理した織布
2は、糊付けした布地のようなゴワゴワ感がある程度残
り伸びも悪くなるために柔軟性が多少損なわれる。
は、紡糸した糸をそのまま高速織機にかけて織り込む
と、糸に腰がなく、しかも、この糸に毛羽立ちが多くな
るために、安定した織り上がりが得られないという不都
合がある。そこで、この織布2は、紡糸した糸にサイジ
ング剤を含ませてから織機で織り込むようにするのが一
般的であった。サイジング剤は、ポリビニルアルコール
やでんぷん系の糊剤等からなり、糸を若干固めにして腰
を与えると共に、表面の毛羽立ちを抑えるためのもので
ある。従って、このようなサイジング剤で処理した織布
2は、糊付けした布地のようなゴワゴワ感がある程度残
り伸びも悪くなるために柔軟性が多少損なわれる。
【0007】ところが、従来の面状ヒータの製造方法で
は、このサイジング剤で処理した織布2をそのまま基材
として使用していたので、面状ヒータを便座の凹状の裏
面等に沿わせて完全にフィットさせることが必ずしも容
易ではなく、貼り付け作業が面倒なものになったり、貼
り付けた後にシワが寄り、見た目や使用感が悪くなると
いう問題があった。
は、このサイジング剤で処理した織布2をそのまま基材
として使用していたので、面状ヒータを便座の凹状の裏
面等に沿わせて完全にフィットさせることが必ずしも容
易ではなく、貼り付け作業が面倒なものになったり、貼
り付けた後にシワが寄り、見た目や使用感が悪くなると
いう問題があった。
【0008】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、水洗等により織布のサイジング剤を除去した
後に発熱体層を印刷することにより、柔軟性の高い面状
ヒータの製造方法を提供することを目的としている。
のであり、水洗等により織布のサイジング剤を除去した
後に発熱体層を印刷することにより、柔軟性の高い面状
ヒータの製造方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の発明
は、サイジング剤で処理した織布に発熱体層を印刷する
面状ヒータの製造方法において、この織布を水洗い又は
湯洗いするサイジング剤除去工程と、洗い終えた織布の
表面にゴム引きしてゴム裏打層を形成するゴム引き工程
と、ゴム引きした織布の裏面に電極と発熱体層を印刷す
る印刷工程とを備えたことを特徴とする。
は、サイジング剤で処理した織布に発熱体層を印刷する
面状ヒータの製造方法において、この織布を水洗い又は
湯洗いするサイジング剤除去工程と、洗い終えた織布の
表面にゴム引きしてゴム裏打層を形成するゴム引き工程
と、ゴム引きした織布の裏面に電極と発熱体層を印刷す
る印刷工程とを備えたことを特徴とする。
【0010】請求項1の発明によれば、水洗い又は湯洗
いによってサイジング剤を除去することにより織布の柔
軟性が高まり伸びも良くなるので、これにゴム引きを行
い電極と発熱体層を印刷した可撓性ヒータを立体曲面に
沿わせてシワにならずに貼り付けることが容易にできる
ようになる。
いによってサイジング剤を除去することにより織布の柔
軟性が高まり伸びも良くなるので、これにゴム引きを行
い電極と発熱体層を印刷した可撓性ヒータを立体曲面に
沿わせてシワにならずに貼り付けることが容易にできる
ようになる。
【0011】請求項2の発明は、前記サイジング剤除去
工程が、織布を約50°Cの湯に浸けて洗い乾燥させる
工程であることを特徴とする。
工程が、織布を約50°Cの湯に浸けて洗い乾燥させる
工程であることを特徴とする。
【0012】請求項2の発明によれば、織布を約50°
Cの湯に浸けて洗うので、水溶性のサイジング剤を確実
に除去することができるようになり、織布の生地を傷め
るようなおそれも生じない。
Cの湯に浸けて洗うので、水溶性のサイジング剤を確実
に除去することができるようになり、織布の生地を傷め
るようなおそれも生じない。
【0013】請求項3の発明は、前記発熱体層が、正温
度係数発熱体の層であることを特徴とする。
度係数発熱体の層であることを特徴とする。
【0014】請求項3の発明によれば、発熱体層に正温
度係数発熱体を用いるので、可撓性ヒータの温度制御が
容易となる。
度係数発熱体を用いるので、可撓性ヒータの温度制御が
容易となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0016】図1は本発明の一実施形態を示すものであ
って、便座ヒータの製造方法を示すフローチャートであ
る。
って、便座ヒータの製造方法を示すフローチャートであ
る。
【0017】本実施形態は、図4及び図5に示したもの
と同じ構造の便座ヒータ1の製造方法について説明す
る。この便座ヒータ1は、まず図1に示す最初のステッ
プ(以下「S」という)で、基材となる織布2を湯洗い
してサイジング剤を除去する(S1「サイジング剤除去
工程」)。織布2は、ポリエステル(PET等)、6−
ナイロン、6,6−ナイロン、アクリル若しくはアラミ
ド等の合成繊維、又は、ガラス繊維等を紡糸して、この
糸にサイジング剤を含ませた後に織機によって織り込ん
だものである。また、この際の糸の太さは30〜100
デニールとし、縦横の打込数は70〜200本/inc
h程度としている。
と同じ構造の便座ヒータ1の製造方法について説明す
る。この便座ヒータ1は、まず図1に示す最初のステッ
プ(以下「S」という)で、基材となる織布2を湯洗い
してサイジング剤を除去する(S1「サイジング剤除去
工程」)。織布2は、ポリエステル(PET等)、6−
ナイロン、6,6−ナイロン、アクリル若しくはアラミ
ド等の合成繊維、又は、ガラス繊維等を紡糸して、この
糸にサイジング剤を含ませた後に織機によって織り込ん
だものである。また、この際の糸の太さは30〜100
デニールとし、縦横の打込数は70〜200本/inc
h程度としている。
【0018】上記織布2に含浸されたサイジング剤は水
溶性であるため、湯洗いを行うことにより、このサイジ
ング剤を湯に溶け出させて織布2から除去する。ここで
の湯洗いは、温度の低い水洗いに代えることもできる。
ただし、50°C程度の湯を使用する方がサイジング剤
の除去は迅速で確実となる。しかも、この程度の温度で
あれば織布2の生地を傷めるおそれも生じない。なお、
この湯又は水は、溶媒が水であればよく、サイジング剤
の除去を促進するため等の目的で任意の溶質を溶かした
水溶液を用いることもできる。また、この湯洗い又は水
洗いは、織布2を完全に湯や水に浸け込み攪拌等を行っ
て洗う場合に限らず、この湯や水に浸けて通すだけでも
よく、単に湯や水を織布2にかけて洗い流すだけでもよ
い。
溶性であるため、湯洗いを行うことにより、このサイジ
ング剤を湯に溶け出させて織布2から除去する。ここで
の湯洗いは、温度の低い水洗いに代えることもできる。
ただし、50°C程度の湯を使用する方がサイジング剤
の除去は迅速で確実となる。しかも、この程度の温度で
あれば織布2の生地を傷めるおそれも生じない。なお、
この湯又は水は、溶媒が水であればよく、サイジング剤
の除去を促進するため等の目的で任意の溶質を溶かした
水溶液を用いることもできる。また、この湯洗い又は水
洗いは、織布2を完全に湯や水に浸け込み攪拌等を行っ
て洗う場合に限らず、この湯や水に浸けて通すだけでも
よく、単に湯や水を織布2にかけて洗い流すだけでもよ
い。
【0019】上記のようにしてサイジング剤を除去した
織布2は、通常は次工程のために乾燥を行う(S2「乾
燥工程」)。この乾燥の前には、ローラやブレード等で
水きりを行ってもよい。また、この乾燥は、温冷風を吹
き付けたり、加熱等により行うこともでき、自然乾燥で
あってもよい。ただし、次工程で織布2が乾いている必
要がない場合には、この乾燥工程は不要となる。
織布2は、通常は次工程のために乾燥を行う(S2「乾
燥工程」)。この乾燥の前には、ローラやブレード等で
水きりを行ってもよい。また、この乾燥は、温冷風を吹
き付けたり、加熱等により行うこともでき、自然乾燥で
あってもよい。ただし、次工程で織布2が乾いている必
要がない場合には、この乾燥工程は不要となる。
【0020】サイジング剤を除去した織布2は、表面に
ゴム引きしてゴム裏打層3を形成する(S3「ゴム引き
工程」)。このゴム裏打層3は、ブチルゴム(II
R)、エチレンプロピレンゴム(EPDM)、クロロプ
レンゴム(CR)等のゴム加硫品を、織布2の表面に1
0g/m2 以上、好ましくは20〜60g/m2 程度の
塗布量でゴム引きすることにより形成される。このゴム
裏打層3は、後の印刷工程で真空引きによる吸引を可能
にするだけでなく、これらの印刷工程で裏面に形成され
る電極層4や発熱体層5に織布2を通して水が浸入する
のを防止する役割も果たす。
ゴム引きしてゴム裏打層3を形成する(S3「ゴム引き
工程」)。このゴム裏打層3は、ブチルゴム(II
R)、エチレンプロピレンゴム(EPDM)、クロロプ
レンゴム(CR)等のゴム加硫品を、織布2の表面に1
0g/m2 以上、好ましくは20〜60g/m2 程度の
塗布量でゴム引きすることにより形成される。このゴム
裏打層3は、後の印刷工程で真空引きによる吸引を可能
にするだけでなく、これらの印刷工程で裏面に形成され
る電極層4や発熱体層5に織布2を通して水が浸入する
のを防止する役割も果たす。
【0021】上記ゴム裏打層3を形成した織布2の裏面
には、スクリーン印刷により所定パターンで電極層4を
形成する(S4「電極印刷工程」)。これらの電極層4
は、銀ペースト等の良導電性の導電塗材をスクリーン印
刷により層状にパターン形成したものである。なお、本
実施形態では、図4に示したように、2系統の電極層4
を、内外周にループ状に形成すると共に、これら内外周
のループ状から互いに櫛歯状に多数本をほぼ等間隔で突
出させた枝状に形成する。
には、スクリーン印刷により所定パターンで電極層4を
形成する(S4「電極印刷工程」)。これらの電極層4
は、銀ペースト等の良導電性の導電塗材をスクリーン印
刷により層状にパターン形成したものである。なお、本
実施形態では、図4に示したように、2系統の電極層4
を、内外周にループ状に形成すると共に、これら内外周
のループ状から互いに櫛歯状に多数本をほぼ等間隔で突
出させた枝状に形成する。
【0022】上記電極層4を形成した織布2の裏面に
は、さらにスクリーン印刷により所定パターンで発熱体
層5を形成する(S5「発熱体印刷工程」)。発熱体層
5は、ペースト状の抵抗発熱体塗材をスクリーン印刷に
より層状にパターン形成したものであり、本実施形態で
は、温度係数が正となるPTC発熱体を使用して、温度
制御が容易となるようにしている。また、本実施形態で
は、図4に示したように、この発熱体層5を上記電極層
4の内外周のループ状の部分に囲まれた領域内に枝状の
部分に重ねて形成する。従って、この発熱体層5は、2
系統の電極層4の互いに向かい合うほぼ等間隔の枝状の
部分の間に通電されて面状に均一に発熱することにな
る。
は、さらにスクリーン印刷により所定パターンで発熱体
層5を形成する(S5「発熱体印刷工程」)。発熱体層
5は、ペースト状の抵抗発熱体塗材をスクリーン印刷に
より層状にパターン形成したものであり、本実施形態で
は、温度係数が正となるPTC発熱体を使用して、温度
制御が容易となるようにしている。また、本実施形態で
は、図4に示したように、この発熱体層5を上記電極層
4の内外周のループ状の部分に囲まれた領域内に枝状の
部分に重ねて形成する。従って、この発熱体層5は、2
系統の電極層4の互いに向かい合うほぼ等間隔の枝状の
部分の間に通電されて面状に均一に発熱することにな
る。
【0023】上記方法によって製造された便座ヒータ1
は、サイジング剤除去工程(S1)によって織布2から
サイジング剤を除去するので、柔軟性が高まり伸びも良
くなる。従って、この便座ヒータ1を図6に示したよう
に、便座6の凹状の裏面6aに沿わせた場合にも、シワ
が寄るようなことなくぴったりとフィットさせることが
でき、貼り付け作業も容易に行うことができるようにな
る。
は、サイジング剤除去工程(S1)によって織布2から
サイジング剤を除去するので、柔軟性が高まり伸びも良
くなる。従って、この便座ヒータ1を図6に示したよう
に、便座6の凹状の裏面6aに沿わせた場合にも、シワ
が寄るようなことなくぴったりとフィットさせることが
でき、貼り付け作業も容易に行うことができるようにな
る。
【0024】なお、上記実施形態では、織布2を図4に
示したような半楕円形の環状に裁断する裁断工程につい
ては言及しなかったが、各工程の作業性に応じて任意の
段階で裁断を行うことができる。
示したような半楕円形の環状に裁断する裁断工程につい
ては言及しなかったが、各工程の作業性に応じて任意の
段階で裁断を行うことができる。
【0025】また、上記実施形態では、電極印刷工程
(S4)と発熱体印刷工程(S5)で電極層4と発熱体
層5を形成するためにスクリーン印刷を用いたが、これ
らの電極層4と発熱体層5を層状(膜状)に形成するも
のであれば、スクリーン印刷以外の任意の印刷手段を用
いてもよい。さらに、上記実施形態では、電極印刷工程
(S4)の後に発熱体印刷工程(S5)を実行したが、
先に発熱体印刷工程を実行して発熱体層5の上に重ねて
電極層4を形成することもできる。また、これら発熱体
層5と電極層4を交互に複数層に重ねて形成することも
可能である。
(S4)と発熱体印刷工程(S5)で電極層4と発熱体
層5を形成するためにスクリーン印刷を用いたが、これ
らの電極層4と発熱体層5を層状(膜状)に形成するも
のであれば、スクリーン印刷以外の任意の印刷手段を用
いてもよい。さらに、上記実施形態では、電極印刷工程
(S4)の後に発熱体印刷工程(S5)を実行したが、
先に発熱体印刷工程を実行して発熱体層5の上に重ねて
電極層4を形成することもできる。また、これら発熱体
層5と電極層4を交互に複数層に重ねて形成することも
可能である。
【0026】さらに、上記実施形態では、便座ヒータ1
について説明したが、本発明はこれに限らず、サイジン
グ剤で処理した織布を基材とする任意の面状ヒータの製
造方法に実施することができる。
について説明したが、本発明はこれに限らず、サイジン
グ剤で処理した織布を基材とする任意の面状ヒータの製
造方法に実施することができる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の可撓性ヒータの製造方法によれば、織布がサイジング
剤を除去されて柔軟性が増すので、可撓性ヒータを立体
曲面に沿わせて貼り付ける作業が容易となり、この作業
性が向上すると共に、シワが寄って見た目や使用感が損
なわれるようなこともなくなる。
の可撓性ヒータの製造方法によれば、織布がサイジング
剤を除去されて柔軟性が増すので、可撓性ヒータを立体
曲面に沿わせて貼り付ける作業が容易となり、この作業
性が向上すると共に、シワが寄って見た目や使用感が損
なわれるようなこともなくなる。
【図1】本発明の一実施形態を示すものであって、便座
ヒータの製造方法を示すフローチャートである。
ヒータの製造方法を示すフローチャートである。
【図2】便座の平面図である。
【図3】図2のA−A線における縦断面図である。
【図4】便座ヒータの背面図である。
【図5】図4のB−B線における縦断面図である。
【図6】便座ヒータを布設した便座の部分縦断面図であ
る。
る。
1 便座ヒータ 2 織布 3 ゴム裏打層 4 電極層 5 発熱体層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三ツ井 孝禎 和歌山県有田市箕島663番地 三菱電線工 業株式会社箕島製作所内 (72)発明者 假屋 隆弘 和歌山県有田市箕島663番地 三菱電線工 業株式会社箕島製作所内
Claims (3)
- 【請求項1】 サイジング剤で処理した織布に発熱体層
を印刷する面状ヒータの製造方法において、 この織布を水洗い又は湯洗いするサイジング剤除去工程
と、 洗い終えた織布の表面にゴム引きしてゴム裏打層を形成
するゴム引き工程と、 ゴム引きした織布の裏面に電極と発熱体層を印刷する印
刷工程とを備えたことを特徴とする面状ヒータの製造方
法。 - 【請求項2】 前記サイジング剤除去工程が、織布を約
50°Cの湯に浸けて洗い乾燥させる工程であることを
特徴とする請求項1に記載の面状ヒータの製造方法。 - 【請求項3】 前記発熱体層が、正温度係数発熱体の層
であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
面状ヒータの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25296797A JPH1189754A (ja) | 1997-09-18 | 1997-09-18 | 面状ヒータの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25296797A JPH1189754A (ja) | 1997-09-18 | 1997-09-18 | 面状ヒータの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1189754A true JPH1189754A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17244656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25296797A Pending JPH1189754A (ja) | 1997-09-18 | 1997-09-18 | 面状ヒータの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1189754A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100430016C (zh) * | 2006-09-13 | 2008-11-05 | 邱灿茂 | 电热坐便器座圈 |
| CN106827375A (zh) * | 2016-11-18 | 2017-06-13 | 青岛卫玺智能科技有限公司 | 一种智能坐便器座圈加工方法和智能坐便器座圈 |
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1997
- 1997-09-18 JP JP25296797A patent/JPH1189754A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100430016C (zh) * | 2006-09-13 | 2008-11-05 | 邱灿茂 | 电热坐便器座圈 |
| CN106827375A (zh) * | 2016-11-18 | 2017-06-13 | 青岛卫玺智能科技有限公司 | 一种智能坐便器座圈加工方法和智能坐便器座圈 |
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