JPH1190529A - 内部隔壁をもつ金属管の製造方法及び装置 - Google Patents
内部隔壁をもつ金属管の製造方法及び装置Info
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- JPH1190529A JPH1190529A JP26022697A JP26022697A JPH1190529A JP H1190529 A JPH1190529 A JP H1190529A JP 26022697 A JP26022697 A JP 26022697A JP 26022697 A JP26022697 A JP 26022697A JP H1190529 A JPH1190529 A JP H1190529A
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Landscapes
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 隔壁用金属帯をT字状に溶接した管用金属帯
をロールレスフォーミングで筒状に成形して溶接するこ
とにより、内部隔壁をもつ金属管を高生産性で製造す
る。 【構成】 小径の曲げロール15を用いた曲げ・曲げ戻
しにより幅方向に曲がる残留応力を管用金属帯10に付
与して造管する際に、円弧状に成形された管用金属帯の
内部に隔壁用金属帯20を送り込み、隔壁用金属帯20
の下端屈曲部を管用金属帯10に溶接した後、管用金属
帯10を筒状に成形し、管用金属帯の幅方向両端部を隔
壁用金属帯20の上端屈曲部と溶接一体化する。曲げロ
ール15を組み込んだ曲げ装置13は、隔壁用金属帯2
0の幅方向両端部を成形するロール郡22と干渉しない
ように、パスラインの下方に配置されている。 【効果】 簡略化された設備構成で、隔壁で内部が仕切
られた溶接管が連続的に製造される。
をロールレスフォーミングで筒状に成形して溶接するこ
とにより、内部隔壁をもつ金属管を高生産性で製造す
る。 【構成】 小径の曲げロール15を用いた曲げ・曲げ戻
しにより幅方向に曲がる残留応力を管用金属帯10に付
与して造管する際に、円弧状に成形された管用金属帯の
内部に隔壁用金属帯20を送り込み、隔壁用金属帯20
の下端屈曲部を管用金属帯10に溶接した後、管用金属
帯10を筒状に成形し、管用金属帯の幅方向両端部を隔
壁用金属帯20の上端屈曲部と溶接一体化する。曲げロ
ール15を組み込んだ曲げ装置13は、隔壁用金属帯2
0の幅方向両端部を成形するロール郡22と干渉しない
ように、パスラインの下方に配置されている。 【効果】 簡略化された設備構成で、隔壁で内部が仕切
られた溶接管が連続的に製造される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体流路を形成する隔
壁が内部に設けられた金属管を製造する方法及び装置に
関する。
壁が内部に設けられた金属管を製造する方法及び装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】金属管の内部を隔壁で二分するとき、異
なる流体を流すことができる金属管が得られる。このよ
うな内部隔壁をもつ金属管は、2本の金属管を用いて配
管する場合に比較して配管コストが大幅に低減される。
また、流路の断面積に対する外壁の表面積が小さいた
め、内部を流れる高温流体や低温流体の熱損失も少なく
なる。このような長所を活用し、内部隔壁をもつ金属管
を種々の分野に適用することが期待されている。管内部
の断面を二分する隔壁をもつ金属管は、内壁となる金属
板を金属管に挿入して溶接することにより製造される。
この場合、予め所定の長さに切断した金属管に同一長さ
の隔壁となる金属板を挿入し、外側から金属板を金属管
に溶接することにより組み立てられる。また、図1に示
すように、一枚の金属板1をS字状に曲げ加工し
(a)、幅方向端部2,3を所定箇所に溶接する(b)
方法(実開昭63−196425号公報)も知られてい
る。この方法では、所定長さの金属板をベンダー等で曲
げ加工し、或いは長尺の金属帯をロールフォーミング法
でS字状に成形した後、溶接している。
なる流体を流すことができる金属管が得られる。このよ
うな内部隔壁をもつ金属管は、2本の金属管を用いて配
管する場合に比較して配管コストが大幅に低減される。
また、流路の断面積に対する外壁の表面積が小さいた
め、内部を流れる高温流体や低温流体の熱損失も少なく
なる。このような長所を活用し、内部隔壁をもつ金属管
を種々の分野に適用することが期待されている。管内部
の断面を二分する隔壁をもつ金属管は、内壁となる金属
板を金属管に挿入して溶接することにより製造される。
この場合、予め所定の長さに切断した金属管に同一長さ
の隔壁となる金属板を挿入し、外側から金属板を金属管
に溶接することにより組み立てられる。また、図1に示
すように、一枚の金属板1をS字状に曲げ加工し
(a)、幅方向端部2,3を所定箇所に溶接する(b)
方法(実開昭63−196425号公報)も知られてい
る。この方法では、所定長さの金属板をベンダー等で曲
げ加工し、或いは長尺の金属帯をロールフォーミング法
でS字状に成形した後、溶接している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】金属板を金属管に溶接
して内部隔壁をもつ金属管を製造する場合、設備負担は
軽減されるものの、部品の準備,組立て,溶接等の作業
がバッチになるため生産能率が悪く、結果として製品コ
ストを上げる原因となる。また、金属管の内部に金属板
を挿入する必要があるため、長尺の管に適用することが
困難である。他方、ロールフォーミング法等でS字状に
金属板を成形して溶接する方法は、生産性に優れる反
面、専用の成形設備を必要とし、更に製品サイズごとに
成形ロールを準備しておく必要がある。そのため、通常
の鋼管等に比較して生産量が限られた内部隔壁をもつ金
属管においては、設備負担が極めて重くなる。更には、
同じ素材から金属管及び隔壁が形成されるため、金属管
及び隔壁の厚みや材質を自由に選択できない。
して内部隔壁をもつ金属管を製造する場合、設備負担は
軽減されるものの、部品の準備,組立て,溶接等の作業
がバッチになるため生産能率が悪く、結果として製品コ
ストを上げる原因となる。また、金属管の内部に金属板
を挿入する必要があるため、長尺の管に適用することが
困難である。他方、ロールフォーミング法等でS字状に
金属板を成形して溶接する方法は、生産性に優れる反
面、専用の成形設備を必要とし、更に製品サイズごとに
成形ロールを準備しておく必要がある。そのため、通常
の鋼管等に比較して生産量が限られた内部隔壁をもつ金
属管においては、設備負担が極めて重くなる。更には、
同じ素材から金属管及び隔壁が形成されるため、金属管
及び隔壁の厚みや材質を自由に選択できない。
【0004】本発明者等は、このような問題を解消する
ため、隔壁用金属帯の一端を管用金属帯の幅方向中央部
に溶接した後、管用金属帯を円筒状にロール成形し、次
いで管用金属帯の幅方向両端部を隔壁用金属帯の幅方向
他端と溶接一体化する方法を特願平9−246298号
で提案した。本発明は、先に提案した方法に更にロール
レスフォーミング法を組み合わせることにより、簡単な
設備構成で隔壁用金属帯を溶接した管用金属帯を造管
し、内部隔壁をもつ金属管を高生産性で製造することを
目的とする。
ため、隔壁用金属帯の一端を管用金属帯の幅方向中央部
に溶接した後、管用金属帯を円筒状にロール成形し、次
いで管用金属帯の幅方向両端部を隔壁用金属帯の幅方向
他端と溶接一体化する方法を特願平9−246298号
で提案した。本発明は、先に提案した方法に更にロール
レスフォーミング法を組み合わせることにより、簡単な
設備構成で隔壁用金属帯を溶接した管用金属帯を造管
し、内部隔壁をもつ金属管を高生産性で製造することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の製造方法は、そ
の目的を達成するため、平板状の隔壁用金属帯の幅方向
両端部を曲げた後、縦長のZ字状としてパスラインに沿
って送り、パスラインの下方に配置された曲げロールで
曲げ・曲げ戻しを施すことにより幅方向に曲がる残留応
力が付与された管用金属帯をパスラインに向けて送り、
パスライン近傍の高さで円弧状になった管用金属帯の内
部に隔壁用金属帯を送り込み、隔壁用金属帯の下端屈曲
部を管用金属帯の幅方向ほぼ中央部に溶接し、管用金属
帯を更に幅方向に曲げて管用金属帯の幅方向両端部を突
合せて筒状に成形した後、管用金属帯の幅方向両端部を
隔壁用金属帯の上端屈曲部と溶接一体化することを特徴
とする。
の目的を達成するため、平板状の隔壁用金属帯の幅方向
両端部を曲げた後、縦長のZ字状としてパスラインに沿
って送り、パスラインの下方に配置された曲げロールで
曲げ・曲げ戻しを施すことにより幅方向に曲がる残留応
力が付与された管用金属帯をパスラインに向けて送り、
パスライン近傍の高さで円弧状になった管用金属帯の内
部に隔壁用金属帯を送り込み、隔壁用金属帯の下端屈曲
部を管用金属帯の幅方向ほぼ中央部に溶接し、管用金属
帯を更に幅方向に曲げて管用金属帯の幅方向両端部を突
合せて筒状に成形した後、管用金属帯の幅方向両端部を
隔壁用金属帯の上端屈曲部と溶接一体化することを特徴
とする。
【0006】この方法を実施する装置は、パスラインに
配置され、幅方向両端部を曲げて隔壁用金属帯を縦長の
Z字状として送り出す隔壁成形ロール群と、パスライン
の下方に配置され、曲げ・曲げ戻しにより幅方向に曲が
る残留応力を管用金属帯に付与する曲げロールを備えた
曲げ装置と、曲げ装置から送り出され、パスライン近傍
の高さで円弧状になった管用金属帯に隔壁用金属帯の下
端屈曲部を溶接する溶接装置と、隔壁用金属帯が溶接さ
れた管用金属帯を筒状に保持するスクイズロールと、管
用金属帯の幅方向両端部を隔壁用金属帯の上端屈曲部と
溶接一体化する溶接装置とを備えている。
配置され、幅方向両端部を曲げて隔壁用金属帯を縦長の
Z字状として送り出す隔壁成形ロール群と、パスライン
の下方に配置され、曲げ・曲げ戻しにより幅方向に曲が
る残留応力を管用金属帯に付与する曲げロールを備えた
曲げ装置と、曲げ装置から送り出され、パスライン近傍
の高さで円弧状になった管用金属帯に隔壁用金属帯の下
端屈曲部を溶接する溶接装置と、隔壁用金属帯が溶接さ
れた管用金属帯を筒状に保持するスクイズロールと、管
用金属帯の幅方向両端部を隔壁用金属帯の上端屈曲部と
溶接一体化する溶接装置とを備えている。
【0007】
【実施の形態】本発明に従った内部隔壁をもつ金属管
は、たとえば図2に設備構成を示すラインで製造され
る。金属管となる金属帯10は、ぺーオフリール11か
ら送り出される。この管用金属帯10に対し、隔壁用金
属帯20を幅方向一端が金属帯10の幅方向中央部に位
置するように送り込む。金属帯10,20としては、フ
ェライト系,オーステナイト系を初めとする各種ステン
レス鋼や普通鋼等が使用される。管用金属帯10は、ペ
イオフリール11から送り出された後、テンションロー
ラ12を経てロールレスフォーミング装置の曲げ装置1
3に送り込まれる。曲げ装置13では、上ロール14と
小径の曲げロール15との間、更に曲げロール15と下
ロール16との間を金属帯10が通過する。このとき、
曲げロール15によって金属帯10が曲げ・曲げ戻さ
れ、幅方向に曲がる残留応力が金属帯10に付与され
る。したがって、曲げ装置13を通過した金属帯10
は、付与された残留応力によって幅方向に湾曲し、筒状
となって溶接工程に送られる。
は、たとえば図2に設備構成を示すラインで製造され
る。金属管となる金属帯10は、ぺーオフリール11か
ら送り出される。この管用金属帯10に対し、隔壁用金
属帯20を幅方向一端が金属帯10の幅方向中央部に位
置するように送り込む。金属帯10,20としては、フ
ェライト系,オーステナイト系を初めとする各種ステン
レス鋼や普通鋼等が使用される。管用金属帯10は、ペ
イオフリール11から送り出された後、テンションロー
ラ12を経てロールレスフォーミング装置の曲げ装置1
3に送り込まれる。曲げ装置13では、上ロール14と
小径の曲げロール15との間、更に曲げロール15と下
ロール16との間を金属帯10が通過する。このとき、
曲げロール15によって金属帯10が曲げ・曲げ戻さ
れ、幅方向に曲がる残留応力が金属帯10に付与され
る。したがって、曲げ装置13を通過した金属帯10
は、付与された残留応力によって幅方向に湾曲し、筒状
となって溶接工程に送られる。
【0008】隔壁用金属帯20は、ペイオフリール21
から払い出され、隔壁成形ロール群22に送り込まれ
る。隔壁成形ロール群22は、複数の成形ロールを多段
に配置しており、各談の成形ロールで金属帯20の幅方
向両端部に曲げ加工を施す。そして、縦長のZ字状に成
形された金属帯20は、ロールレスフォーミングで筒状
に成形されている途中の管用金属帯10,すなわち円弧
状になった管用金属帯10の内側に送り込まれる。残留
応力を利用して金属帯10を筒状に成形するロールレス
フォーミングでは、ライン長を短くしても金属帯10に
縁波が生じないように曲げ装置13をパスラインより高
めに設定することが通常である。しかし、本発明のよう
に隔壁用金属帯20を送り込むラインにロールレスフォ
ーミング装置を組み込むものでは、隔壁用金属帯20と
曲げ装置13との干渉を避けるため、パスラインよりも
曲げ装置13を低くする必要がある。そこで、曲げ装置
13の低下に応じ、ロールレスフォーミング装置のライ
ン長Lを長くする。たとえば、直径50.8mmの溶接
管を製造する場合、曲げ装置13からスクイズロール3
1までの距離を2.5mに設定する。
から払い出され、隔壁成形ロール群22に送り込まれ
る。隔壁成形ロール群22は、複数の成形ロールを多段
に配置しており、各談の成形ロールで金属帯20の幅方
向両端部に曲げ加工を施す。そして、縦長のZ字状に成
形された金属帯20は、ロールレスフォーミングで筒状
に成形されている途中の管用金属帯10,すなわち円弧
状になった管用金属帯10の内側に送り込まれる。残留
応力を利用して金属帯10を筒状に成形するロールレス
フォーミングでは、ライン長を短くしても金属帯10に
縁波が生じないように曲げ装置13をパスラインより高
めに設定することが通常である。しかし、本発明のよう
に隔壁用金属帯20を送り込むラインにロールレスフォ
ーミング装置を組み込むものでは、隔壁用金属帯20と
曲げ装置13との干渉を避けるため、パスラインよりも
曲げ装置13を低くする必要がある。そこで、曲げ装置
13の低下に応じ、ロールレスフォーミング装置のライ
ン長Lを長くする。たとえば、直径50.8mmの溶接
管を製造する場合、曲げ装置13からスクイズロール3
1までの距離を2.5mに設定する。
【0009】しかし、ライン長Lを長くすることは、設
備の大型化を招く。この点、曲げ装置13の下げ量を最
小限に留めるため、上ロール14の上方には隔壁用金属
帯20と干渉する構造物がない設備構成にし、更に強度
の許す範囲で上ロール14を小径化することが好まし
い。隔壁用金属帯20は、下端屈曲部20aを管用金属
帯10の幅方向ほぼ中央部に位置させ、レーザ溶接等で
管用金属帯10に溶接される(図3a)。管用金属帯1
0と隔壁用金属帯20との溶接には、TIG,MIG等
による隅肉溶接、隔壁接合面の裏側から隔壁の下端に達
するようにビードを貫通させるTIG溶接,プラズマ溶
接,レーザ溶接や、高周波誘導溶接,高周波抵抗溶接等
も採用可能である。
備の大型化を招く。この点、曲げ装置13の下げ量を最
小限に留めるため、上ロール14の上方には隔壁用金属
帯20と干渉する構造物がない設備構成にし、更に強度
の許す範囲で上ロール14を小径化することが好まし
い。隔壁用金属帯20は、下端屈曲部20aを管用金属
帯10の幅方向ほぼ中央部に位置させ、レーザ溶接等で
管用金属帯10に溶接される(図3a)。管用金属帯1
0と隔壁用金属帯20との溶接には、TIG,MIG等
による隅肉溶接、隔壁接合面の裏側から隔壁の下端に達
するようにビードを貫通させるTIG溶接,プラズマ溶
接,レーザ溶接や、高周波誘導溶接,高周波抵抗溶接等
も採用可能である。
【0010】隔壁用金属帯20が溶接された管用金属帯
10は、曲げロール15で付与された残留応力によって
更に幅方向に湾曲し(図3b)、成形ロール18によっ
てほぼ円筒形状まで成形される。次いで、シームガイド
用の上ロール35と下ロール36との間に通し、図4に
示すように上ロール35に設けたフィン35aの外側面
で管用金属帯10の幅方向両端部10a,10bを位置
規制し、フィン35aの内側面で隔壁用金属帯20の上
端屈曲部20bを位置規制する。このようにして管用金
属帯10の幅方向両端部10a,10bが突き合わさ
れ、その下に隔壁用金属帯20の上端屈曲部20bが位
置する(図3c)ように、管用金属帯10及び隔壁用金
属帯20の位置関係が確保される。
10は、曲げロール15で付与された残留応力によって
更に幅方向に湾曲し(図3b)、成形ロール18によっ
てほぼ円筒形状まで成形される。次いで、シームガイド
用の上ロール35と下ロール36との間に通し、図4に
示すように上ロール35に設けたフィン35aの外側面
で管用金属帯10の幅方向両端部10a,10bを位置
規制し、フィン35aの内側面で隔壁用金属帯20の上
端屈曲部20bを位置規制する。このようにして管用金
属帯10の幅方向両端部10a,10bが突き合わさ
れ、その下に隔壁用金属帯20の上端屈曲部20bが位
置する(図3c)ように、管用金属帯10及び隔壁用金
属帯20の位置関係が確保される。
【0011】上端屈曲部20bを幅方向両端部10a,
10bの突合せ部の下に位置させた管用金属帯10をス
クイズロール31で挟持しながら、上端屈曲部20bを
幅方向両端部10a,10bとレーザ溶接し一体化す
る。この場合の溶接も、レーザ溶接に替え、TIG溶
接,MIG溶接、プラズマ溶接,高周波誘導溶接,高周
波抵抗溶接等を採用できる。このようにして隔壁用金属
帯20で内部が二分された溶接管19は、送りロール3
2によりサイジングロールスタンドに送られ、矯正ロー
ル33でビード形状及び管断面形状が調整,矯正され
る。次いで、所定長さに切断され、内部隔壁をもつ製品
溶接管となる。
10bの突合せ部の下に位置させた管用金属帯10をス
クイズロール31で挟持しながら、上端屈曲部20bを
幅方向両端部10a,10bとレーザ溶接し一体化す
る。この場合の溶接も、レーザ溶接に替え、TIG溶
接,MIG溶接、プラズマ溶接,高周波誘導溶接,高周
波抵抗溶接等を採用できる。このようにして隔壁用金属
帯20で内部が二分された溶接管19は、送りロール3
2によりサイジングロールスタンドに送られ、矯正ロー
ル33でビード形状及び管断面形状が調整,矯正され
る。次いで、所定長さに切断され、内部隔壁をもつ製品
溶接管となる。
【0012】
【実施例】板幅158mm,板厚0.8mmのSUS4
10Lステンレス鋼を管用金属帯10として使用し、板
幅60mm,板厚1.5mmのSUS410Lステンレ
ス鋼を隔壁用金属帯20として使用した。パスラインか
ら上ロール14の上端を10mm下方に下げて曲げ装置
13を配置し、直径20mmの曲げロール15で管用金
属帯10に曲げ・曲げ戻しを施し、曲げ装置13から
2.5m離れた位置に配置されたスクイズロール31に
より直径50.8mmの円筒状に成形した。隔壁成形ロ
ール群22で隔壁用金属帯20の幅方向両端部を5mm
だけ折り曲げ、屈曲部20a,20bを上下にもつ縦長
のZ字状に成形した。曲げ装置13とスクイズロール3
1との間で筒状に成形されている途中の管用金属帯10
の内部に成形後の隔壁用金属帯20を送り込み、速度8
m/分,出力5kWで下端屈曲部20aを管用金属帯1
0の中央部にレーザ溶接した。
10Lステンレス鋼を管用金属帯10として使用し、板
幅60mm,板厚1.5mmのSUS410Lステンレ
ス鋼を隔壁用金属帯20として使用した。パスラインか
ら上ロール14の上端を10mm下方に下げて曲げ装置
13を配置し、直径20mmの曲げロール15で管用金
属帯10に曲げ・曲げ戻しを施し、曲げ装置13から
2.5m離れた位置に配置されたスクイズロール31に
より直径50.8mmの円筒状に成形した。隔壁成形ロ
ール群22で隔壁用金属帯20の幅方向両端部を5mm
だけ折り曲げ、屈曲部20a,20bを上下にもつ縦長
のZ字状に成形した。曲げ装置13とスクイズロール3
1との間で筒状に成形されている途中の管用金属帯10
の内部に成形後の隔壁用金属帯20を送り込み、速度8
m/分,出力5kWで下端屈曲部20aを管用金属帯1
0の中央部にレーザ溶接した。
【0013】隔壁用金属帯20が溶接された管用金属帯
10を更に筒状に成形し、上端屈曲部20bの上に管用
金属帯10の幅方向両端部10a,10bの突合せ部を
位置させ、同じく速度8m/分,出力5kWで幅方向両
端部10a,10bを上端屈曲部20bとレーザ溶接に
より一体化した。次いで、溶接管19をビード研磨し、
外径寸法をサイジングロールで調整した。このようにし
て、内部に厚み1.5mmの隔壁を設けた直径50.8
mm,肉厚0.8mmの溶接管19が連続的に製造され
た。得られた溶接管19の溶接部を検査したところ、隔
壁用金属帯20の屈曲部20a,20b共に管用金属帯
10に気密接合されており、隔壁用金属帯20で二分さ
れた溶接管19の内部がそれぞれ流体流路として使用可
能なことが判った。
10を更に筒状に成形し、上端屈曲部20bの上に管用
金属帯10の幅方向両端部10a,10bの突合せ部を
位置させ、同じく速度8m/分,出力5kWで幅方向両
端部10a,10bを上端屈曲部20bとレーザ溶接に
より一体化した。次いで、溶接管19をビード研磨し、
外径寸法をサイジングロールで調整した。このようにし
て、内部に厚み1.5mmの隔壁を設けた直径50.8
mm,肉厚0.8mmの溶接管19が連続的に製造され
た。得られた溶接管19の溶接部を検査したところ、隔
壁用金属帯20の屈曲部20a,20b共に管用金属帯
10に気密接合されており、隔壁用金属帯20で二分さ
れた溶接管19の内部がそれぞれ流体流路として使用可
能なことが判った。
【0014】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、小径の曲げロールを用いた曲げ・曲げ戻しにより幅
方向に曲がる残留応力を付与して造管する際に、円弧状
に成形された管用金属帯の内部に隔壁用金属帯を送り込
み、隔壁用金属帯の下端屈曲部を管用金属帯に溶接した
後、管用金属帯を筒状に成形し、管用金属帯の幅方向両
端部を隔壁用金属帯の上端屈曲部と溶接一体化してい
る。このとき、曲げロールを組み込んだ曲げ装置をパス
ラインの下方に配置しているため、隔壁用金属帯の幅方
向両端部を成形するロール郡と干渉することなく、管用
金属帯及び隔壁用金属帯が円滑に送り、簡略化された設
備構成で隔壁で内部が仕切られた溶接管を連続的に製造
できる。得られた溶接管は、隔壁用金属帯の両端部が管
内壁に強固に気密一体化されているので、異種の流体を
給排できる配管として使用される。しかも、管用金属帯
及び隔壁用金属帯の鋼種,サイズ等を自由に選択できる
ため、用途に応じた溶接管が得られる。
は、小径の曲げロールを用いた曲げ・曲げ戻しにより幅
方向に曲がる残留応力を付与して造管する際に、円弧状
に成形された管用金属帯の内部に隔壁用金属帯を送り込
み、隔壁用金属帯の下端屈曲部を管用金属帯に溶接した
後、管用金属帯を筒状に成形し、管用金属帯の幅方向両
端部を隔壁用金属帯の上端屈曲部と溶接一体化してい
る。このとき、曲げロールを組み込んだ曲げ装置をパス
ラインの下方に配置しているため、隔壁用金属帯の幅方
向両端部を成形するロール郡と干渉することなく、管用
金属帯及び隔壁用金属帯が円滑に送り、簡略化された設
備構成で隔壁で内部が仕切られた溶接管を連続的に製造
できる。得られた溶接管は、隔壁用金属帯の両端部が管
内壁に強固に気密一体化されているので、異種の流体を
給排できる配管として使用される。しかも、管用金属帯
及び隔壁用金属帯の鋼種,サイズ等を自由に選択できる
ため、用途に応じた溶接管が得られる。
【図1】 従来のS字形に成形した金属帯から内部隔壁
をもつ溶接管を製造する方法の説明図
をもつ溶接管を製造する方法の説明図
【図2】 本発明に従った造管ライン
【図3】 内部隔壁をもつ溶接管を製造する工程を順を
追って説明する図
追って説明する図
【図4】 管用金属帯及び隔壁用金属帯を位置規制する
シームガイドロールの断面図
シームガイドロールの断面図
10:管用金属帯 10a,10b:管用金属帯の幅
方向両端部 11:ペイオフリール 12:テンションローラ
13:曲げ装置 14:上ロール 15:小径の曲げロール 16:
下ロール 18:成形ロール 19:溶接管(製
品) 17:溶接スタンド 18:溶接管 20:隔壁用金属帯 20a,20b:隔壁用金属帯
の屈曲部 21:隔壁成形ロール群 31:スクイズロール 32:送りロール 33:
矯正ロール 35:シームガイド用上ロール 35
a:フィン 36:シームガイド用下ロール L:ロールレスフォーミング装置のライン長
方向両端部 11:ペイオフリール 12:テンションローラ
13:曲げ装置 14:上ロール 15:小径の曲げロール 16:
下ロール 18:成形ロール 19:溶接管(製
品) 17:溶接スタンド 18:溶接管 20:隔壁用金属帯 20a,20b:隔壁用金属帯
の屈曲部 21:隔壁成形ロール群 31:スクイズロール 32:送りロール 33:
矯正ロール 35:シームガイド用上ロール 35
a:フィン 36:シームガイド用下ロール L:ロールレスフォーミング装置のライン長
Claims (2)
- 【請求項1】 平板状の隔壁用金属帯の幅方向両端部を
曲げた後、縦長のZ字状としてパスラインに沿って送
り、パスラインの下方に配置された曲げロールで曲げ・
曲げ戻しを施すことにより幅方向に曲がる残留応力が付
与された管用金属帯をパスラインに向けて送り、パスラ
イン近傍の高さで円弧状になった管用金属帯の内部に隔
壁用金属帯を送り込み、隔壁用金属帯の下端屈曲部を管
用金属帯の幅方向ほぼ中央部に溶接し、管用金属帯を更
に幅方向に曲げて管用金属帯の幅方向両端部を突合せて
筒状に成形した後、管用金属帯の幅方向両端部を隔壁用
金属帯の上端屈曲部と溶接一体化することを特徴とする
内部隔壁をもつ金属管の製造方法。 - 【請求項2】 パスラインに配置され、幅方向両端部を
曲げて隔壁用金属帯を縦長のZ字状として送り出す隔壁
成形ロール群と、パスラインの下方に配置され、曲げ・
曲げ戻しにより幅方向に曲がる残留応力を管用金属帯に
付与する曲げロールを備えた曲げ装置と、曲げ装置から
送り出され、パスライン近傍の高さで円弧状になった管
用金属帯に隔壁用金属帯の下端屈曲部を溶接する溶接装
置と、隔壁用金属帯が溶接された管用金属帯を筒状に保
持するスクイズロールと、管用金属帯の幅方向両端部を
隔壁用金属帯の上端屈曲部と溶接一体化する溶接装置と
を備えていることを特徴とする内部隔壁をもつ金属管の
製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26022697A JPH1190529A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | 内部隔壁をもつ金属管の製造方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26022697A JPH1190529A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | 内部隔壁をもつ金属管の製造方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1190529A true JPH1190529A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17345112
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26022697A Withdrawn JPH1190529A (ja) | 1997-09-25 | 1997-09-25 | 内部隔壁をもつ金属管の製造方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1190529A (ja) |
-
1997
- 1997-09-25 JP JP26022697A patent/JPH1190529A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041207 |