JPH119056A - 茎稈収穫機 - Google Patents

茎稈収穫機

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JPH119056A
JPH119056A JP18080897A JP18080897A JPH119056A JP H119056 A JPH119056 A JP H119056A JP 18080897 A JP18080897 A JP 18080897A JP 18080897 A JP18080897 A JP 18080897A JP H119056 A JPH119056 A JP H119056A
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JP
Japan
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stem
power transmission
power
transmission system
conveying
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Pending
Application number
JP18080897A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Moriyasu
康夫 森安
Kenichi Ide
健一 井手
Norikazu Matsuo
憲和 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Seirei Industry Co Ltd filed Critical Seirei Industry Co Ltd
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Publication of JPH119056A publication Critical patent/JPH119056A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収穫作動中に機体の走行が減速し或いは停止
しても、選り処理不良や作動不良が生じなようにする。 【解決手段】 エンジン33の動力を一方では走行装置
用変速伝動機構35を経て刈り取り用動力伝達系統36
に伝達し、他方では前記変速伝動機構35を経ることな
く選り用動力伝達系統37に伝達する構成となす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圃場を走行するこ
とにより刈り取り装置で刈り取った藺草等を機体後方へ
吊り下げ搬送しながらその株元側部分を機体左右向きへ
横倒し姿勢として選り及び結束処理を行うようにした茎
稈収穫機に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの動力を、走行装置用変速伝動
機構を経て刈り取り用動力伝達系統及び選り用動力伝達
系統に伝達するようになされた藺草収穫機は存在してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の藺草収
穫機では、刈り取り用動力伝達系統及び選り用動力伝達
系統の回転が走行装置用変速伝動機構の回転と同調され
るので、走行装置の回転が低下し或いは停止すると、刈
取用動力伝達系統及び選り用動力伝達系統も同様にその
回転が低下し或いは停止するものとなる。
【0004】ここで、刈り取り用動力伝達系統がこのよ
うに作動することはむしろ好ましいのであるが、選り用
動力伝達系統までもがこのように作動すると、既に刈り
取り装置で刈り取られて選り処理中となっている藺草に
対し、適正且つ安定的な選り作用及び搬送作用を付与で
きなくなってしまうのである。
【0005】本発明はこのような問題を解消するものと
した藺草等の茎稈収穫機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、エンジンの動力を一方では走行装置用
変速伝動機構を経て刈り取り用動力伝達系統に伝達し、
他方では前記変速伝動機構を経ることなく選り用動力伝
達系統に伝達する構成とする。このようにすれば、機体
の走行速度が低下し或いは停止しても、エンジンが回転
している限り、選り装置は安定的に作動するものとな
る。
【0007】上記発明は具体的には、次のようになす。
即ち、刈り取り用動力伝達系統に供給される動力を断続
するための刈り取りクラッチを動力伝達経路上に設ける
と共に、選り用動力伝達系統に供給される動力を断続す
るための選りクラッチを走行装置用変速伝動機構を経た
後の動力伝達経路上に設ける。
【0008】また、刈り取り用動力伝達系統は分草装
置、引き起こし装置、刈り取り装置、茎先挟持搬送装
置、下部係止搬送装置及び上部係止搬送装置に動力を伝
達し、一方、選り用動力伝達系統は株元挟持搬送選り装
置、係止爪選り装置、切断排出装置、株元切り揃え装
置、持ち上げ搬送装置、後方送り搬送装置及び結束装置
に動力を伝達する構成とする。このさい、選り用動力伝
達系統は結束装置にも動力を伝達する構成となすのがよ
いのであって、このようにすると、機体の走行が停止す
るなどした状態の下でも、既に刈り取られた茎葉は選り
処理されて結束されるものとなる。
【0009】さらに分草装置の分草体を駆動するための
3本の縦向き分草駆動軸を左右方向の一線状に列設する
と共に、これら縦向き分草駆動軸の相互間個所でこれら
分草駆動軸と同列個所に、茎先挟持搬送装置を駆動する
ための2本の茎先搬送駆動軸を装設した構成とする。こ
れによれば、3本の縦向き分草駆動軸及び2本の茎先搬
送駆動軸がこれらを前後方向の複数列に配設する場合に
較べて、前後方向寸法がコンパクトとなるように装設さ
れるものとなる。
【0010】上記茎先挟持搬送装置は次のようになすの
がよいのであって、即ち、ベルト案内車に案内された一
対の無端状搬送ベルトの対向部を圧接させて前後方向の
茎先挟持搬送経路を形成し、各無端状搬送ベルト内の前
後方向途中に、茎先搬送駆動軸と自在継手を介して連結
された中間駆動転車を設け、各無端状搬送ベルトの茎先
挟持搬送経路の後部に位置したベルト案内車と中間駆動
転車を連動連結させた構成となす。
【0011】これによれば、茎先搬送駆動軸と中間駆動
転車を結合するさいの自在継手の折れ角度が小さくな
り、また一対の無端状搬送ベルトの茎先挟持搬送経路を
なす部分が中間駆動転車の駆動力を受けて緊張し、茎先
を的確に挟持搬送するものとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜図7を参照して、本発明の
一実施例に係る茎稈収穫機の実施例を説明する。図1及
び図2に示すように、この茎稈(藺草)収穫機はクロー
ラ走行装置1の上部に機台2を設け、この機台2の前部
にシリンダ装置3により上下作動される刈り取り部4を
設け、上面に縦形交差式昇降リンク装置5を介して積載
台6を上下作動可能に設け、右側部に操縦部7を設けて
なる。
【0013】上記刈り取り部4について説明すると、次
の通りである。即ち、最前部に分草板8a及び回転作動
する分草体8b等からなる分草装置8を設け、これに続
いて三つの引き起こし部9a、9b、9cからなる引き
起こし装置9、及び無端状の一対のゴム質搬送ベルト1
0a、10bを複数の案内車11に掛け回してなる茎先
挟持搬送装置10をこの順に設け、また茎先挟持搬送装
置10の搬送始端の下方にレシプロ式刈り取り切断装置
12を設け、この刈り取り切断装置12の上方に下部係
止搬送装置13a及び上部係止搬送装置13bを設けて
構成してある。そして、茎先挟持搬送装置10の前部に
は図3に示すように茎先掻き込み装置10c、10cが
対設してある。
【0014】ここに、分草装置8は各藺草w条列に対応
させて3つ並設し、引き起こし部9a、9b、9cは斜
め上方へ並列されたタインtを連続的に上昇移動させる
ものとなし、上下部の係止搬送装置13a、13bは図
4に示すような係止爪14aを具備した無端状のゴム質
搬送ベルト14で係止搬送するものとなす。
【0015】茎先挟持搬送装置10の右側には後方へ向
けてやや上り傾斜となされた概ね水平状の搬送デッキ1
5が設けてあり、この搬送デッキ15の前縁は下方へ延
長し、この延長部は横向きの縦案内面15aとなしてあ
る。
【0016】上記縦案内面15aの前方には図4に示す
前後一対の無端状搬送ベルト16a、16bを備えた株
元挟持搬送選り装置16が設けてあり、またこの装置1
6の後方には持ち上げ搬送装置17、左右向きとなされ
た係止爪選り装置18、切断排出装置19、株切り揃え
装置20、結束装置21がこの順に設けてある。22は
搬送デッキ15の上面に位置した藺草wの株元に後方向
き搬送力を付与する後向き搬送装置であり、23は刈り
取り部4の一定高さ位置に固定した束受け棒部材であ
る。
【0017】ここに、株元挟持搬送選り装置16はその
左側端部に係止爪掻き込み装置16cを備えたものとな
し、持ち上げ搬送装置17は図4に示すように縦案内面
15aから前方へ係止爪17aを突出させてこれを上方
へ移動させる作動を繰り返すものとなし、係止爪選り装
置18は係止爪24aを列設された図5に示す前後二つ
の無端状のゴム質ベルト24、24を、左右に対設され
た案内車25a、25b及び中間案内車25cに並列状
に掛け回し、その上側作用部24bを右向きf1へ移動
させ、さらに前記ベルト24、24の後方側に図4に示
す一対の抜き出しローラ26a、26bを設けたものと
なし、切断排出装置19は図4に示すように、右供給ロ
ーラ27a及び左供給ローラ27bを備えると共に、こ
れらローラ27a、27bの下方に一対のシリンダ形切
り刃体27とこれに対応した図示しない受け刃を設け、
切刃体27を機体前面視右廻りへ回転させるものとな
し、株切り揃え装置20はレシプロ形の切断刃で、この
位置に達した藺草wの株端を切断するものとなし、結束
装置21は搬送デッキ15の上方に位置した上側要部2
1a(図4参照)と、搬送デッキ15の下方に位置した
図示しない下側要部で藺草wを結束するものとなす。
【0018】下部係止搬送装置13aの右側端部と株元
挟持搬送選り装置16の左側端部の間には、前者装置1
3aで搬送された刈り取り藺草wを後者装置16に送り
込むための縦軸回転羽根28及び図示しない案内板が設
けてある。
【0019】このように構成した刈り取り部4の作用を
説明すると、クローラ走行装置1の作動による機体の進
行中、分草装置8が植立藺草wの条列間の絡みを藺草を
傷付けることなく円滑に解していき、続いて各引き起こ
し部9a、9b、9cがタインtにより3条の植立藺草
wを順次に引き起こし、このように引き起こされた藺草
wの茎先を、図3に示す茎先掻き込み装置10c、10
cが茎先挟持搬送装置10の搬送始端に掻き込み、一方
では刈り取り装置12が植立藺草wの株元を切断し、こ
の後は、刈り取り藺草wの茎先を先挟持搬送装置10が
挟持して後方へ吊り下げ搬送するものとなる。
【0020】この吊り下げ搬送の過程で、上下部の係止
搬送装置13a、13bが刈り取り藺草wの株元側部分
を右側へ係止搬送する。続いて、係止爪掻き込み装置1
6cがこれら藺草wを株元挟持搬送選り装置16へ掻き
込み、株元挟持搬送選り装置16はこれら藺草wの株元
側部分を右側へ搬送しつつこれに選り作用を付与し、徐
々に機体右方向へ向け横倒し姿勢とする。このように横
倒し姿勢となされて一定高さに達した株元側部分は、持
ち上げ搬送装置17がその係止爪17aで搬送デッキ1
5上面に持ち上げ、係止爪選り装置18に供給する。そ
して係止爪選り装置18は係止爪24aを藺草w群の中
に突き刺して稈長方向へ移動させ、茎先挟持搬送装置1
0に挟持されていない屑藺をその株元側へ掻き出す。
【0021】この選り処理を受けている間、係止爪選り
装置18には後続の藺草w群が供給されるため、選り処
理を受けた藺草w群の株元側部分は抜き出しローラ26
a、26bの位置へ押し移動され、係止爪24aで掻き
出された前記屑藺はこれらローラ26a、26bにより
機体右側へ抜き出される。切断排出装置19はこの抜き
出された屑藺wを供給ローラ27a、27bで切り刃体
27側へ送り込み、切り刃体27と受け刃がこの送り込
まれた屑藺を寸断し地上に落下させる。
【0022】こうして藺草w群の選り処理が終了する
と、後向き搬送装置22がこの藺草w群を結束装置21
に送り、この送り過程で株切り揃え装置20が株端を前
後向き垂直面に沿って切断し、結束装置21は藺草wを
損傷させないように比較的緩く結束し、結束後はその束
w1を放出アームで束保持領域R1(図1参照)に蹴り
出すことを一定タイミングで繰り返す。
【0023】次に刈り取り部4から送り出される藺草束
w1を積載するための藺草束積載構成を説明すると、結
束機21から後方へ順次に放出される藺草束w1を垂直
搬送部29a及び水平搬送部29bにより垂直及び水平
方向へ搬送して積載台6に搭載された手押し荷車30上
に順次に落下させ、このように落下された藺草束w1が
水平搬送部29bの前後伸縮作動及びリンク装置5によ
る積載台6の上下作動により手押し荷車30上に段積み
状に積載されるようになしてある。
【0024】上記操縦部7は、最前部に操縦スタンド3
1を起立させ、その後方に操縦席32を設けた構成とし
てある。33は操縦席32の下方に設けた原動機で、各
作動部に動力を供給するものとなしてあり、また34は
空気流発生装置で、噴出ノズル34aから圧縮空気を噴
射して垂直搬送部29aで搬送される藺草束w1と束保
持領域R1にある藺草束w1の茎稈の絡みを解すものと
なしてある。
【0025】次にエンジンの動力を伝達するための伝動
機構を図1〜図6を参照して説明する。即ち、図5に示
すように、エンジン33の動力を一方では走行装置用変
速伝動機構35を経て刈り取り用動力伝達系統36に伝
達し、他方では前記変速伝動機構35を経ることなく選
り用動力伝達系統37のほか藺草束積載用動力伝達系統
38に伝達するようにしてある。
【0026】刈り取り用動力伝達系統36及び選り用動
力伝達系統37の各上流部に各々の系統に供給される動
力を断続させるための刈り取りクラッチ39及び選りク
ラッチ40が設けてある。
【0027】刈り取り用動力伝達系統36は分草装置
8、引き起こし装置9、刈り取り切断装置12(図1参
照)、茎先掻き込み装置10c、10c(図3参照)、
茎先挟持搬送装置10(図4参照)、図2等に示す下部
係止搬送装置13a及び上部係止搬送装置13bに動力
を伝達し、選り用動力伝達系統37は係止爪掻き込み装
置16c、株元挟持搬送選り装置16、縦軸回転羽根2
8(図1参照)、持ち上げ搬送装置(図1参照)、係止
爪選り装置18、切断排出装置19、株元切り揃え装置
20(図1参照)、後向き搬送装置(図1参照)及び結
束装置21に動力を伝達し、藺草束積用動力伝達系統3
8は垂直搬送部29a、水平搬送部29b及び縦形交差
式昇降リンク装置5に動力を伝達するものとしてある。
なお、図示例の選り用動力伝達系統37は各部の配置を
考慮して、先ず結束装置21に動力を伝達し、ここから
各部に動力を伝達するようになしてある。
【0028】このさい、引き起こし装置9の上部には図
6に示すように上部伝動ケース41を設け、このケース
41内に各引き起こし部9a、9b、9cを駆動するた
めの3本の引き起こし駆動軸42a、42b、42cを
機体左右方向の一線状に列設し、これら駆動軸42a、
42b、42cの相互間個所でこれら駆動軸42a、4
2b、42cと同列個所に、茎先挟持搬送装置10を駆
動するための2本の茎先搬送駆動軸43a、43bを装
設する。このような構成は引き起こし駆動軸42a、4
2b、42cの後方に茎先搬送駆動軸43a、43bを
設ける場合に較べ、上部伝動ケース41の前後方向長さ
を短くなし、機体の前後方向長さを短くなす上で寄与す
るものとなる。
【0029】また図3、図6及び図7に示すように各搬
送ベルト10a、10b内の前後方向途中には茎先搬送
駆動軸43a又は43bと自在継手44を介して連結さ
れた中間駆動転車45、45を設け、各搬送ベルト10
a、10bの茎先挟持搬送経路kの後部に位置したベル
ト案内車11a、11bと中間駆動転車45、45をチ
ェーン46又はベルト等で連動連結させる。このさい、
中間駆動転車45、45は茎先搬送駆動軸43a、43
bと案内車11a、11aを直接に連結する場合に較べ
自在継手44の折れ角度を減少させるものとなる。41
aは上部伝動ケース41の入力軸、8cは各分草体8b
の駆動軸、nは中間軸、mはチェーンである。
【0030】次に上記した本実施例の収穫機の使用例及
び要部の作動を説明する。エンジン33を始動させ、走
行装置用変速伝動機構35を適宜操作する。これによ
り、クローラ走行装置1は適宜に選択された変速比で回
転作動し、機体が走行する。
【0031】また必要に応じ刈り取りクラッチ39を入
り操作し、刈り取り部4を作動させる。このさい刈り取
り部4はクローラ走行装置1の回転に比例した回転を入
力されるため、その処理能力はクローラ走行装置1の回
転の増減に比例して増減する。
【0032】従って、機体の前進速度が増大して刈り取
り部4に供給される植立藺草wの速度が上昇しても刈り
取り部4は詰まり等を生じることなく円滑に作動し、逆
に機体の前進速度が減少して刈り取り部4に供給される
植立藺草wの速度が低下したときは、刈り取り部4の不
経済な作動が防止されるものとなる。
【0033】この一方では刈り取り部4の作動に先立っ
て選りクラッチ40を入り操作する。これにより、選り
用動力伝達系統37及び藺草束積載用動力伝達系統38
はクローラ走行装置1の作動とは無関係にエンジンの回
転を供給される状態となる。
【0034】植立藺草wの収穫においては刈り取りクラ
ッチ39及び選りクラッチ40を入り操作した状態で行
うのであり、この状態では藺草wの刈り取り途中で機体
の前進が停止し、刈り取り藺草wが刈り取り部4から選
り装置16、18に供給されなくなっても、選り装置1
6、18は既に供給された処理途中の刈り取り藺草wを
選り処理し、株元切り揃え装置20は株端を切り揃え、
結束装置21は結束処理し、藺草束積載機構は藺草束w
を荷車30上に積載する。これにより、処理中断による
選り不良、結束不良及び積載不良等の各部の不良作動が
回避されるものとなる。
【0035】刈り取り処理中には、茎先挟持搬送装置1
0の一対の搬送ベルト10a、10bは、中間駆動転車
45、45及び、茎先挟持搬送経路kの後部に位置した
ベルト案内車11a、11aを介して駆動されるため、
茎先挟持搬送経路kに位置した搬送ベルト10a、10
b部分は後方へ引張された状態で作動し、茎先を円滑且
つ安定的に挟持搬送するものとなる。
【0036】上記実施例の変形例を図8〜図10を参照
して説明する。先の実施例における株元挟持搬送選り装
置16に代えて、株元係止搬送風力選り装置が設けてあ
る。この株元係止搬送風力選り装置は図9に示すように
縦案内面15aの前方に係止突起46aを列設した無端
状係止搬送ベルト46と、茎先挟持搬送装置10の下方
に装設され無端状係止搬送ベルト46へ向けて風を送る
ものとした送風装置47とからなっている。
【0037】エンジン33の動力を伝達するための動力
伝達機構は図10に示すとおりであり、無端状係止搬送
ベルト46へは選り用伝動系統37から伝達され、送風
装置47へは必要に応じて設けられる送風クラッチ48
を介してエンジン33から伝達するようにしてある。そ
の他の構成は先の実施例に準じたものとなす。
【0038】この変形例に係る収穫機を使用するさい
は、刈り取りクラッチ39、選りクラッチ40及び送風
クラッチ48を入り操作して収穫作業を行う。収穫処理
中には刈り取り部4が刈り取った藺草wを無端状係止搬
送ベルト46の搬送始端に供給し、無端状係止搬送ベル
ト46は株元を前方側から係止して右斜め上方へ搬送し
ようとし、一方では送風装置47がこの株元に前方向き
の風を吹きかける。
【0039】これにより、無端状係止搬送ベルト46の
係止突起46aで株元を係止された藺草wは無端状係止
搬送ベルト46から離れることなく搬送され、この搬送
中に茎先挟持搬送装置10で挟持されてない屑藺は重力
作用と風力で吹き飛ばされるように落下するものとな
る。
【0040】
【発明の効果】上記した本発明によれば、機体の走行が
減速し或いは停止しても、選り装置は最適速度で作動を
続行するものとなるのであり、選り装置が選り処理途中
で性能低下することによる選り処理不良や作動不良が生
じるのを阻止できるものとなる。
【0041】請求項2に記載のものによれば、必要時に
のみ選り装置を作動させ得るものとなり、請求項3に記
載のものによれば、走行装置の作動中に任意に刈り取り
部を作動させ得るものとなる。
【0042】請求項5に記載のものによれば、機体の走
行が減速し或いは停止しても、選り装置及び結束装置は
最適速度で作動を続行するものとなり、選り装置や結束
装置が選り或いは結束処理の途中で性能低下することに
よる選り処理不良や結束処理不良が生じるのを阻止でき
るものとなる。
【0043】請求項6に記載のものによれば、前後方向
の機体長さを短くすることができるのであって、引き起
こし駆動軸と茎先搬送駆動軸とを二列に設ける場合に較
べて機体は実際上凡そ100mm程度短くなる。
【0044】請求項7に記載のものによれば、茎先挟持
搬送装置による茎先の挟持搬送が円滑且つ安定的に行え
ると共に自在継手の折れ角度を小さくなして効率的でし
かも騒音の少ない動力伝達を行うことができるものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る茎稈収穫機の平面図であ
る。
【図2】上記収穫機の側面図である。
【図3】上記収穫機の茎先挟持搬送装置を駆動するため
の伝動機構を示す平面図である。
【図4】上記収穫機の刈り取り部を示し、Aは正面図
で、Bは一部の側面図である。
【図5】上記収穫機の動力伝達機構を示す系統図であ
る。
【図6】上記収穫機の刈り取り部を示し、Aは平面図
で、Bはその上部駆動ケースの伝動構造を示す図であ
る。
【図7】上記収穫機の刈り取り部の一部の動力伝達機構
を示す側面図である。
【図8】上記実施例の変形例を示す平面図である。
【図9】上記変形例の刈り取り部を示し、Aは正面図
で、Bは一部の側面図である。
【図10】上記変形例の動力伝達機構を示す系統図であ
る。
【符号の説明】
8 分草装置 9 引き起こし装置 10 茎先挟持搬送装置 10a、10b 無端状搬送ベルト 11 ベルト案内車 12 刈り取り装置 13a 下部係止搬送装置 13b 上部係止搬送装置 16 株元挟持搬送選り装置 17 持ち上げ搬送装置 18 係止爪選り装置 19 切断排出装置 20 株元切り揃え装置 21 結束装置 22 後向き搬送装置 33 エンジン 35 走行装置用変速伝動機構 36 刈り取り用動力伝達系統 37 選り用動力伝達系統 39 刈り取りクラッチ 40 選りクラッチ 42a、42b、42c 引き起こし駆動軸 43a、43b 茎先搬送駆動軸 44 自在継手 45 中間駆動転車 k 茎先挟持搬送経路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの動力を一方では走行装置用変
    速伝動機構を経て刈り取り用動力伝達系統に伝達し、他
    方では前記変速伝動機構を経ることなく選り用動力伝達
    系統に伝達する構成としたことを特徴とする茎稈収穫
    機。
  2. 【請求項2】 刈取用動力伝達系統に供給される動力を
    断続するための刈り取りクラッチを動力伝達経路上に設
    けたことを特徴とする請求項1記載の茎稈収穫機。
  3. 【請求項3】 選り用動力伝達系統に供給される動力を
    断続するための選りクラッチを走行装置用変速伝動機構
    を経た後の動力伝達経路上に設けたことを特徴とする請
    求項2記載の茎稈収穫機。
  4. 【請求項4】 刈り取り用動力伝達系統は分草装置、引
    き起こし装置、刈り取り装置、茎先挟持搬送装置、下部
    係止搬送装置及び上部係止搬送装置に動力を伝達し、一
    方、選り用動力伝達系統は株元挟持搬送選り装置、係止
    爪選り装置、切断排出装置、株元切り揃え装置、持ち上
    げ搬送装置、後方送り搬送装置及び結束装置に動力を伝
    達することを特徴とする請求項1、2又は3記載の茎稈
    収穫機。
  5. 【請求項5】 選り用動力伝達系統が結束装置にも動力
    を伝達することを特徴とする請求項4記載の茎稈収穫
    機。
  6. 【請求項6】 分草装置の分草体を駆動するための3本
    の縦向き分草駆動軸を左右方向の一線状に列設すると共
    に、これら縦向き分草駆動軸の相互間個所でこれら分草
    駆動軸と同列個所に、茎先挟持搬送装置を駆動するため
    の2本の茎先搬送駆動軸を装設したことを特徴とする請
    求項4又は5記載の茎稈収穫機。
  7. 【請求項7】 ベルト案内車に案内された一対の無端状
    搬送ベルトの対向部を圧接させて前後方向の茎先挟持搬
    送経路を形成し、各無端状搬送ベルト内の前後方向途中
    に、茎先搬送駆動軸と自在継手を介して連結された中間
    駆動転車を設け、各無端状搬送ベルトの茎先挟持搬送経
    路の後部に位置したベルト案内車と中間駆動転車を連動
    連結させた構成であること特徴とする請求項6記載の茎
    稈収穫機。
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