JPH119224A - クロレラ・グロース・ファクター液及びその製造方法 - Google Patents

クロレラ・グロース・ファクター液及びその製造方法

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JPH119224A
JPH119224A JP9171958A JP17195897A JPH119224A JP H119224 A JPH119224 A JP H119224A JP 9171958 A JP9171958 A JP 9171958A JP 17195897 A JP17195897 A JP 17195897A JP H119224 A JPH119224 A JP H119224A
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chlorella
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JP9171958A
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Yasuhiro Watanabe
泰宏 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視覚的印象が良く、沈澱物の生成が有効に抑
制され経時的に安定なクロレラ・グロース・ファクター
(以下CGFという)液を提供する。 【解決手段】 CGF液は、葉緑素の含有量が3〜10
0mg%で、かつOD26 0 200〜700に相当するC
GF濃度を有する。また、CGF液は、糖アルコールを
含有するとより好ましい。さらに、CGF液は、クロレ
ラ原末を0. 5〜30容量%のアルコールを含む水中で
加熱し、不溶性固形分を分離除去することにより製造さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食品や化粧品等の材
料として利用されるクロレラ・グロース・ファクター液
及びその製造方法に係り、詳しくは緑色の色調で視覚的
印象を向上させ、高いクロレラ・グロース・ファクター
濃度をもち、かつ経時的に性状の安定なクロレラ・グロ
ース・ファクター液及びその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】クロレラは、緑藻綱 クロロコックム目
オオシスティス科 クロレラ属の藻類であって、通常
は2〜10μmの円形又は楕円形の単細胞で緑色ないし
淡緑色を呈している。クロレラ原末は、このクロレラを
人為的に培養させて噴霧乾燥等の方法により乾燥させた
もののことで、健康食品の錠剤等に広く利用される。さ
らに、このクロレラ原末を水に懸濁させ、加熱し(10
0℃)、クロレラ原末中に含有される水溶性成分を抽出
した液は、一般的にクロレラ・グロース・ファクター
(以下CGFという)液と呼ばれる。
【0003】CGF液には、アミノ酸、ペプチド、水溶
性ビタミン、糖類、核酸、水溶性蛋白等が含まれる。そ
の活性の評価は、分光光度計の波長260nmの吸光度
の値(OD260 )に基づいて行われるが、このOD260
値は、CGF液に含まれる生理活性物質の濃度(CGF
濃度)を表し、それは核酸物質の含有量を示すと言われ
ている。また、このOD260 の数値が高い程、動物の成
長促進、疲労回復効果がある。
【0004】CGF液の評価法としてはOD260 におけ
る吸光度以外にも、分光光度計の波長260nmのピー
クの吸光度と波長230から240nmの所の谷底の吸
光度との差(山谷の差)が離されていることが望まし
い。しかし、その山谷の差は、どの程度に設定されれば
CGF液の品質が良好に発揮されるのかが明らかではな
く、CGF液の品質を適切に評価することができなかっ
た。
【0005】CGF液の基本的な製造方法は、まずクロ
レラ原末と水の懸濁液を攪拌混合し、攪拌を続けながら
100℃に加熱して水溶性成分を抽出する。抽出液は遠
心分離して固液分離を行い不溶性固形分を除去し、分離
液を濃縮する。濃縮液を除蛋白処理した後、殺菌して充
填する。充填後さらに容器ごと殺菌を行い製品(通常O
260 400又は200に調整)にする。抽出溶媒とし
て100%の水が使用されるのは各メーカー共通である
が、濃縮や除蛋白工程において各社でそれぞれ方法が異
なっている。
【0006】製造されるCGF液は、この後さらに水分
を乾燥させ、極めて高いOD260 値を有するCGF粉末
にすることも可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
CGF液は、多くの場合、遠心分離や除蛋白処理を行っ
たにも関わらず、製品のCGF液は経時的に多量の沈澱
物の生成が認められる。さらに、製品のCGF液の色調
は、食欲を減退させる黄色味がかった緑色を呈してお
り、クロレラは緑色であるという消費者の持つ一般的な
イメージともかけ離れている。
【0008】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、視覚的印象が良く、沈
澱物生成が有効に抑制されて経時的に安定なCGF液を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明のCGF液では、葉緑素の
含有量が3〜100mg%で、かつ所定範囲のCGF濃
度を有することを特徴とする。
【0010】請求項2に記載のクロレラ抽出物では、請
求項1に記載のCGF液が糖アルコールを含有すること
を特徴とする。請求項3に記載のCGF液の製造方法で
は、クロレラ原末を0. 5〜30容量%のアルコールを
含む水中で加熱し、不溶性固形分を分離除去することを
特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態について詳細に説明する。本発明のCGF液は必要量
の葉緑素を含有し、かつ所定範囲のCGF濃度を有する
ものである。必要量の葉緑素とは、CGF液の色調を商
品価値の高い緑色に保ち、かつCGF成分の沈澱を抑制
するに十分な量であり、所定範囲のCGF濃度とは健康
飲料として効果の期待されるCGFを摂取できる範囲の
量である。
【0012】具体的にはCGF液中の葉緑素の含有量
が、3〜100mg%に、好ましくは3〜50mg%
に、さらに好ましくは6〜30mg%に調整される。葉
緑素の含有量が3mg%未満では緑色の色素が充分に抽
出されないので有効な効果が発揮できず、100mg%
を越えるとCGF液の安定な緑色の色調を維持すること
ができない。
【0013】なお、mg%という単位は、CGF液10
0g中に葉緑素が何mg含有されるかを表している。ま
た、葉緑素の測定は(財)日本健康・栄養食品協会の規
格基準集に記載のアルカリ性ピリジン溶液法に依って行
われる。
【0014】参考として、クロレラ原末(東海緑藻公司
製)中には2000mg%前後の葉緑素が含まれている
が、市販品のCGF液(東海緑藻公司製OD260 40
0)中には、およそ2mg%程度である。このCGF液
は黄色味がかった緑色を呈しているが、前記3〜100
mg%の濃度に達すれば、CGF液中に含有される葉緑
素は少量であっても、効果的な緑色の色調が発現され
る。
【0015】また望ましいCGF濃度範囲はCGF液と
して生理活性を発現させるのに充分なCGF濃度の範囲
のOD260 200〜700程度である。さらに本発明に
おいては、CGF液のもう一つの評価法である波長26
0nmの吸光度/波長230から240nmの谷底の吸
光度の比(山谷比)をも併せて評価の対象とする。すな
わち山谷比の1. 3〜3. 0のCGF液が、充分なCG
F濃度を有する。この山谷比が1. 3未満では品質的に
も、また効果を奏するにも充分ではない。上限に関して
は特に定める必要もないが、山谷比3. 0を越えるCG
F液は製造が困難である。
【0016】次に、本発明の糖アルコールを含有するC
GF液に使用される糖アルコールとしては、還元澱粉加
水分解物、例えばエスイー30(固形分濃度70%日研
化学株式会社製)が好ましい。その他に糖アルコールと
しては、CGF液に適度な親水性と流動性を与えること
ができる一般的な多価アルコールの性質を有するもので
あれば使用することができる。
【0017】糖アルコールの添加量は、CGF液の性状
にあまり影響を与えない範囲であるCGF液中に5〜7
0容量%が好ましい。しかし、糖アルコールの添加は、
OD260 値や山谷比にほとんど影響を与えることがない
ので、商品設計の目的に併せて随時その配合量を調整を
することができ、場合によっては70容量%を越えるも
のであっても構わない。例えば健康食品用のドリンク剤
の原料としてより安定性のあるCGF液を欲するなら
ば、糖アルコールの添加量はCGF液中に70容量%を
越えて調整されるほうがよい。また、長期にわたって緑
色が維持され、保存安定性に優れたCGF液を提供しよ
うとするならば、その添加量はCGF液中に最低20容
量%以上が必要とされる。
【0018】糖アルコールが添加されたCGF液は、無
添加のものに比べて緑色の色調の明るさが引き立ち、分
散液は凝集することがなく、均一でほぼ緑色澄明な液状
態を保持することができる。
【0019】本発明のCGF液の製造方法において原料
として使用されるクロレラ原末は、生産株や培養条件な
ど特に限定されることはなく、従来のCGF液の原料と
同じクロレラ原末をそのまま使用することができる。し
かし、クロレラ原末は加熱殺菌等を充分に行って、クロ
ロフィラーゼを失活させたものを使用しなければならな
い。これは、葉緑素がクロロフィラーゼによって分解さ
れて生成されるフェオホルバイトが、光過敏性皮膚炎の
原因物質になり、食品や化粧品等の材料として好ましく
ないからである。
【0020】本発明中のCGF液の製造方法に用いられ
るアルコールの濃度については、クロレラ原末中の葉緑
素を抽出するだけの目的であれば、アルコールを高濃度
に含有する水中でクロレラ原末を加熱すればよい。すな
わち葉緑素は、アルコール溶媒に易溶であり、例えばク
ロレラ原末を95容量%のエタノールと5容量%の水の
溶液中に浸漬すると、鮮やかな澄明緑色溶液が得られ
る。
【0021】しかし、あまり高濃度のアルコールで加熱
するとCGF濃度が低下し、CGF液として生理活性効
果を発現させるために最低限必要とされるOD260 20
0に満たない場合が生ずるおそれもある。ところが、こ
の葉緑素は高濃度のアルコールで処理するまでもなく、
低濃度のアルコールによっても、相当量は抽出される。
【0022】すなわち本発明のCGF液の製造方法にお
いて抽出に用いる溶媒は、0. 5〜30容量%のエタノ
ールと70〜99. 5容量%の水の溶液であり、この溶
媒で加熱抽出されたCGF液は、緑色を呈しかつ所定範
囲のOD260 値を有するものである。特に、10容量%
のエタノールと90容量%の水で加熱抽出して製造され
るCGF液は、長期保存下でも沈澱物がほとんど生成さ
れない経時的に安定なCGF液である。
【0023】例えばこのような含水アルコールで抽出を
行わず、従来の熱水抽出して製造されるCGF液に後か
ら葉緑素が添加されたものは、緑色色調の発現効果も懸
濁液の経時的な安定性の効果も、含水アルコール抽出に
よる製造方法に比べて劣るが、そのような形態であって
もよい。
【0024】加熱抽出された抽出液は、遠心分離、吸引
濾過等の固液分離処理を行って不溶性固形分を除去し、
分離液は濃縮され所定量の溶媒が減圧下に留去される。
溶媒の留去量は、最終製品のCGF液のOD260 値に併
せて、例えばOD260 400に設定したいならば、残留
するCGF液のOD260 値が400になるまで濃縮が行
われる。
【0025】しかし、実際の製造において濃縮完了の判
断時点を見きわめるのは技術上困難であるので、通常、
所定のOD260 値以上になるまで濃縮が行われ、その後
水で希釈され、所定のOD260 値に設定される。この
際、全ての溶媒を留去しても品質面での問題はないが、
時間と労力が費やされるので、あまり好ましいといえな
い。なお、溶媒を減圧下に留去することにより、CGF
液中のエタノールは完全に除かれるが、所望によりエタ
ノールが残存していてもよい。
【0026】残留するCGF液は所定のCGF濃度に設
定するために加水して、できる限り溶解させる。このと
きの液状態は、均一な懸濁液である。加水量は、例え
ば、前記OD260 400のCGF液を製造する場合、残
留するCGF液のOD260 値が500ならば、500/
400=1. 25倍の液量となるように水を加水する。
【0027】OD260 値の設定は、その商品設計の目的
にあわせてCGF液の濃縮率を変化させることにより、
基本的には自由に調節することができる。しかし、OD
260値が真のCGF液中の生理活性物質の濃度を反映さ
せるためには、前記の山谷比のファクターを併せて考え
る必要がある。すなわち、山谷比の範囲(1. 3〜3.
0)から、CGF液のOD260 値の設定範囲は200〜
700に設定されるのが好ましい。
【0028】所定のOD260 値に設定されたCGF液
は、加熱殺菌後、即座に充填される。充填後も充填容器
ごと、例えば110℃で30分間殺菌が行われる。CG
F液のpHは約5. 5〜7. 0の弱酸性〜中性水溶液で
あるので、殺菌は充分に行う必要があり、充填後は空気
との接触は避けるよう留意する。
【0029】また、CGF液はさらに適当な賦形剤等を
添加して粉末化することができるが、このときのCGF
粉末のOD260 値は1000以上になる。このようにし
て製造されるCGF液は、従来のように除蛋白処理を施
していないが、沈澱物の生成がほとんどみられない緑色
の安定な懸濁液である。葉緑素が、疎水性化合物に適度
な分散性を与え、懸濁液の安定化に関与しているのでは
ないかと推定される。例えば、従来の100%熱水抽出
のCGF液を除蛋白処理をすることなく製品化した場
合、経時的に多量の沈澱物が生成され、又、除蛋白処理
をしても経時的な沈澱物の発生を避けることはできな
い。
【0030】懸濁液の安定化に関しては、CGF濃度の
調整の際に、糖アルコールを添加すると、より経時的に
安定性のあるCGF液を製造することができる。また、
糖アルコールは、CGF液の緑色色調の安定化にも寄与
できるという利点を有する。さらに、糖アルコールは、
その浸透圧を利用して細菌類の増殖を抑制することがで
きるので、CGF液に防腐効果を付与することもでき
る。特に、CGF液は雑菌に汚染されると、腐敗の進行
が非常に早いので、糖アルコールだけで化学合成の防腐
剤を使用せずに防腐効果が得られるならば、その利用価
値は非常に高いといえる。
【0031】以上のように、この実施形態によれば、次
のような効果が発揮される。 ・ 実施形態のCGF液においては、葉緑素の含有量が
3〜100mg%で緑色の色調を呈し、かつ所定範囲の
CGF濃度を有するものであることから、消費者に対し
て視覚的印象が良いCGF液が得られる。 ・ 実施形態のCGF液においては、上記のように所定
量の葉緑素と所定範囲のCGF濃度を有することから、
沈殿物の生成が抑制され、経時的に安定なCGF液が得
られる。 ・ 実施形態のCGF液においては、前記山谷比を1.
3〜3. 0に設定することにより、CGF液として生理
活性効果を発現させるのに充分なCGF濃度、すなわち
OD260 200〜700に保持することができる。 ・ 実施形態のCGF液においては、葉緑素の含有量を
3〜50mg%、さらには6〜30mg%に設定するこ
とにより、さらに視覚的印象の良い緑色の色調を呈する
効果が発揮される。 ・ 実施形態のCGF液においては、前記CGF液に糖
アルコールが添加されることにより、緑色色素が維持さ
れ、沈澱物の生成が有効に抑制されるので、さらに安定
なCGF液が得られる。 ・ 実施形態のCGF液においては、糖アルコールの添
加量をCGF液中に好ましくは5〜70容量%に、より
好ましくは20〜70容量%に調整することにより、緑
色色調の維持と保持安定性を確実に達成することができ
る。 ・ 実施形態のCGF液の製造方法においては、クロレ
ラ原末を0. 5〜30容量%のアルコールを含む水中で
加熱し、不溶性固形分を分離除去することにより、目的
のCGF濃度を有し、経時的に安定なクロレラエキスが
容易に得られる。 ・ 実施形態のCGF液の製造方法においては、アルコ
ールを含む水を使用し、不溶性固形分を分離除去するこ
とにより、所要量の葉緑素とCGF成分を同時に得るこ
とができる。
【0032】
【実施例】
(実施例1)クロレラ原末(ピレノイドーサ種・東海緑
藻公司製)30gを正確に量りとり、無水エタノール
4. 5mlと水895. 5mlを加えて攪拌させた。還
流冷却器を取付け、沸騰水浴上で攪拌を続けながら30
分間還流させた。抽出液を50℃まで冷却した後、遠心
分離機(コクサン(株)3000rpm ×15min )によ
り固液分離を行い、分離液を減圧下に濃縮した。濃縮の
残液がおよそ100ml程になったところで濃縮を完了
した。
【0033】濃縮液をOD260 400になるように正確
に加水した後、その濃縮液を85℃で30分間加熱して
ガラス製のサンプル瓶に充填した。充填後にも85℃で
30分間加熱を行った。このCGF液は、山谷比2. 1
6で葉緑素含量6. 1mg%であった。製造されたCG
F液は、5℃の低温室と40℃の恒温室に保管して経時
変化の試験を行った。
【0034】2週間後の経時変化の試験の結果、CGF
液の液状態は低温室、恒温室の両保存のサンプルとも
に、懸濁液状態を維持しており、沈澱物の生成は両保存
のサンプルともにほとんど認めなかった。色調は低温
室、恒温室の両保存のサンプルともに、緑色を維持して
いた。なお、エタノール無添加で実施例1と同様の操作
を行った場合、低温室保存サンプルに多量の沈澱物の生
成が認められた。
【0035】図1に、700倍希釈したこのサンプルの
製造時における波長260nm付近の分光光度計のグラ
フを示した。縦軸は吸光度の値を横軸は波長を示す。波
長260nmに極大ピークがあり、230から240n
mの波長の所に谷底が確認される。この山谷比を算出す
ると、2. 16になる。 (実施例2)クロレラ原末(ピレノイドーサ種・東海緑
藻公司製)30gを正確に量りとり、無水エタノール
4. 5mlと水895. 5mlを加えて攪拌させた。還
流冷却器を取付け、沸騰水浴上で攪拌を続けながら30
分間還流させた。抽出液を50℃まで冷却した後、遠心
分離機(コクサン(株)3000rpm ×15min )によ
り固液分離を行い、分離液を減圧下に濃縮した。濃縮の
残液がおよそ50ml程になったところで濃縮を完了し
た。
【0036】濃縮液にOD260 400に要する液量の5
0容量%にあたる還元澱粉加水分解物エスイー30(日
研化学株式会社製)と残りの50容量%にあたる水を加
えて激しく攪拌させ、正確にOD260 400に調整し
た。このCGF液を85℃で30分間加熱してガラス製
のサンプル瓶に充填した。充填後にも85℃で30分間
加熱を行った。このCGF液は山谷比2. 01で葉緑素
含量6. 0mg%であった。製造されたCGF液は、5
℃の低温室と40℃の恒温室に保管して経時変化の試験
を行った。
【0037】2週間後の経時変化の試験の結果、CGF
液は低温室、恒温室の両保存のサンプルともに、凝集の
ない均一でほぼ緑色透明な液状態を維持しており、沈澱
物の生成も両保存のサンプルに認めなかった。色調は両
保存のサンプルともに、明るい緑色を呈していた。 (実施例3)クロレラ原末(ピレノイドーサ種・東海緑
藻公司製)30gを正確に量りとり、無水エタノール2
70mlと水630mlを加えて攪拌させた。還流冷却
器を取付け、沸騰水浴上で攪拌を続けながら30分間還
流させた。抽出液を50℃まで冷却した後、遠心分離機
(コクサン(株)3000rpm ×15min )により固液
分離を行い、分離液を減圧下に濃縮した。濃縮の残液が
およそ150ml程になったところで濃縮を完了した。
【0038】濃縮液をOD260 200になるように正確
に加水した後、その濃縮液を85℃で30分間加熱して
ガラス製のサンプル瓶に充填した。充填後にも85℃で
30分間加熱を行った。このCGF液は、山谷比1. 3
3で葉緑素含量22mg%であった。製造されたCGF
液は、5℃の低温室と40℃の恒温室に保管して経時変
化の試験を行った。
【0039】2週間後の経時変化の試験の結果、CGF
液の液状態は低温室、恒温室の両保存のサンプルとも
に、懸濁液状態を維持しており、沈澱物の生成は両保存
のサンプルともにほとんど認めなかった。色調は低温
室、恒温室の両保存のサンプルともに、緑色を維持して
いた。 (実施例4)クロレラ原末(ピレノイドーサ種・東海緑
藻公司製)30gを正確に量りとり、無水エタノール2
70mlと水630mlを加えて攪拌させた。還流冷却
器を取付け、沸騰水浴上で攪拌を続けながら30分間還
流させた。抽出液を50℃まで冷却した後、遠心分離機
(コクサン(株)3000rpm ×15min )により固液
分離を行い、分離液を減圧下に濃縮した。濃縮の残液が
およそ70ml程になったところで濃縮を完了した。
【0040】濃縮液にOD260 200に要する液量の5
0容量%にあたる還元澱粉加水分解物エスイー30(日
研化学株式会社製)と残りの50容量%にあたる水を加
えて激しく攪拌させ、正確にOD260 200に調整し
た。このCGF液を85℃で30分間加熱してガラス製
のサンプル瓶に充填した。充填後にも85℃で30分間
加熱を行った。このCGF液は山谷比1. 33で葉緑素
含量20mg%であった。製造されたCGF液は、5℃
の低温室と40℃の恒温室に保管して経時変化の試験を
行った。
【0041】2週間後の経時変化の試験の結果、CGF
液は低温室、恒温室の両保存のサンプルともに、凝集の
ない均一でほぼ緑色透明な液状態を維持しており、沈澱
物の生成も両保存のサンプルに認めなかった。色調は両
保存のサンプルともに、明るい緑色を呈していた。 (実施例5)クロレラ原末(ピレノイドーサ種・東海緑
藻公司製)30gを正確に量りとり、無水エタノール4
5mlと水855mlを加えて攪拌させた。還流冷却器
を取付け、沸騰水浴上で攪拌を続けながら30分間還流
させた。抽出液を50℃まで冷却した後、遠心分離機
(コクサン(株)3000rpm ×15min )により固液
分離を行い、分離液を減圧下に濃縮した。濃縮の残液が
およそ60ml程になったところで濃縮を完了した。
【0042】濃縮液にOD260 400に要する液量の7
0容量%にあたる還元澱粉加水分解物エスイー30(日
研化学株式会社製)と残りの30容量%にあたる水を加
えて激しく攪拌させ、正確にOD260 400に調整し
た。このCGF液を85℃で30分間加熱してガラス製
のサンプル瓶に充填した。充填後にも85℃で30分間
加熱を行った。このCGF液は山谷比1. 82で葉緑素
含量8. 3mg%であった。製造されたCGF液は、5
℃の低温室と40℃の恒温室に保管して経時変化の試験
を行った。
【0043】2週間後の経時変化の試験の結果、CGF
液は低温室、恒温室の両保存のサンプルともに、凝集の
ない均一でほぼ緑色透明な液状態を維持しており、沈澱
物の生成も両保存のサンプルに認めなかった。色調は両
保存のサンプルともに、明るい緑色を呈していた。さら
にこれら保存のサンプルは、2ヶ月間の保存の後でも液
状態に経時的な変化を認めず、沈澱物の生成も認めなか
った。
【0044】次に、前記実施形態から把握される技術的
思想について、以下に記載する。 ・ 請求項1又は請求項2に記載のCGF液において、
所定範囲のクロレラ・グロース・ファクター(CGF)
濃度が、山谷比を1. 3〜3. 0に設定することによ
り、OD260 200〜700を保持するCGF液。
【0045】このような構成のCGF液は、生理活性物
質を有効に摂取するために必要充分な量のCGF濃度を
有するCGF液である。 ・ 請求項1又は請求項2に記載のCGF液において、
葉緑素の含有量が6〜30mg%であるCGF液。
【0046】このようにCGF液中の葉緑素の範囲を設
定した場合、クロレラ原末から葉緑素が有効に抽出でき
るので、さらに視覚的印象の良い緑色の色調を呈するC
GF液が得られる。 ・ 請求項2に記載のCGF液において、糖アルコール
が還元澱粉加水分解物であり、その添加量がCGF液中
に20〜70容量%であるCGF液。
【0047】このように糖アルコールの添加量の範囲を
設定した場合、緑色の色調が長期にわたって維持され、
かつ保存安定性に優れたCGF液を提供することができ
る。 ・ 請求項2に記載のCGF液において、糖アルコール
が還元澱粉加水分解物であり、その添加量がCGF液中
に70容量%を越えるCGF液。
【0048】このように糖アルコールがCGF液中に7
0容量%を越えるものは、保存安定性がさらに向上する
ので、健康食品等のドリンク剤の原料として使用するこ
とができる。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
次のような効果を奏する。請求項1に記載のCGF液に
よれば、葉緑素の含有量が3〜100mg%で、かつ所
定範囲のCGF濃度を有することから、緑色の色調で視
覚的印象が良く、クロレラの生理活性物質を有効に摂取
することができる。さらに適度に葉緑素が含有されるこ
とにより、沈澱物の生成が有効に抑制され、経時的に安
定なCGF液を提供することができる。
【0050】請求項2に記載のCGF液によれば、請求
項1に記載の発明の効果に加え糖アルコールが添加され
ることにより、CGF液の緑色色調が有効に維持され
る。また、糖アルコールは、CGF液の保存安定性をよ
り向上させる効果を奏する。
【0051】請求項3に記載のCGF液の製造方法によ
れば、0. 5〜30容量%のアルコールを含む水中で加
熱することにより、生理活性物質と同時に緑色の色調を
呈する葉緑素と生理活性物質が有効に抽出される。ま
た、所定範囲のCGF濃度に調整されることにより、充
分な生理活性効果が発揮されるCGF液を製造すること
ができる。しかも、除蛋白処理を施す必要のないCGF
液を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の分光光度計の吸光度と波長との関
係を示すグラフ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // A23L 1/272 A23L 1/272

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 葉緑素の含有量が3〜100mg%で、
    かつ所定範囲のクロレラ・グロース・ファクター濃度を
    有するクロレラ・グロース・ファクター液。
  2. 【請求項2】 糖アルコールを含有する請求項1に記載
    のクロレラ・グロース・ファクター液。
  3. 【請求項3】 クロレラ原末を0. 5〜30容量%のア
    ルコールを含む水中で加熱し、不溶性固形分を分離除去
    するクロレラ・グロース・ファクター液の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US20190289857A1 (en) * 2014-12-16 2019-09-26 Heliae Development, Llc Mixotrophic Chlorella-Based Composition, and Methods of its Preparation and Application to Plants

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