JPH1192443A - アミンオキシドの製造方法 - Google Patents
アミンオキシドの製造方法Info
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- JPH1192443A JPH1192443A JP25844397A JP25844397A JPH1192443A JP H1192443 A JPH1192443 A JP H1192443A JP 25844397 A JP25844397 A JP 25844397A JP 25844397 A JP25844397 A JP 25844397A JP H1192443 A JPH1192443 A JP H1192443A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 脂肪族第3アミンから容易に、未反応脂肪族
第3アミンおよび過剰に用いた過酸化水素をほとんど含
有しない変換率の高いアミンオキシドを得ることがで
き、しかも色相安定性および保存安定性ともに良好なア
ミンオキシドを得ることを目的とする。 【解決手段】 脂肪族第3アミン1モル当たり1.1〜
2モルの過酸化水素を反応させたのち、反応混合物に過
酸化水素分解酵素を添加して処理することを特徴とする
アミンオキシドの製造方法。
第3アミンおよび過剰に用いた過酸化水素をほとんど含
有しない変換率の高いアミンオキシドを得ることがで
き、しかも色相安定性および保存安定性ともに良好なア
ミンオキシドを得ることを目的とする。 【解決手段】 脂肪族第3アミン1モル当たり1.1〜
2モルの過酸化水素を反応させたのち、反応混合物に過
酸化水素分解酵素を添加して処理することを特徴とする
アミンオキシドの製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脂肪族第3アミン
と過酸化水素からアミンオキシドを製造するに際し、反
応混合物に残存する過酸化水素をほとんど含有せず、変
換率の高いアミンオキシドを得る製造方法に関し、また
色相安定性に優れたアミンオキシドを製造する方法に関
する。
と過酸化水素からアミンオキシドを製造するに際し、反
応混合物に残存する過酸化水素をほとんど含有せず、変
換率の高いアミンオキシドを得る製造方法に関し、また
色相安定性に優れたアミンオキシドを製造する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】脂肪族第3アミンオキシドは洗浄力およ
び起泡安定性に優れており、さらには低皮膚刺激性であ
ることから界面活性剤としてシャンプー、台所用洗剤な
どに配合されている。この場合多量の未反応アミンが存
在するとアミンオキシドの洗浄効果、色相、におい、皮
膚刺激性などに悪影響を与えるため、原料アミンのアミ
ンオキシドへの変換率は99%以上のものが望まれてい
る。しかし変換率を上げるために過酸化水素を多量に使
用すると未反応の過酸化水素が残存し、洗浄力などの性
能が下がり、皮膚刺激性が高くなる。このため家庭用洗
浄剤として配合するためには、過酸化水素の残存量とし
ては0.1%以下が好ましい。そのためアミンオキシド
変換率を上げ、かつ過酸化水素の残存量が少ない製品が
要求されている。これまでは第3アミンに対してできる
だけ少ない量(理論量の1.0〜1.1モル倍)の過酸
化水素を用いて酸化させ、酸化を促進させる添加剤を加
えて反応を行う方法が一般的であった。
び起泡安定性に優れており、さらには低皮膚刺激性であ
ることから界面活性剤としてシャンプー、台所用洗剤な
どに配合されている。この場合多量の未反応アミンが存
在するとアミンオキシドの洗浄効果、色相、におい、皮
膚刺激性などに悪影響を与えるため、原料アミンのアミ
ンオキシドへの変換率は99%以上のものが望まれてい
る。しかし変換率を上げるために過酸化水素を多量に使
用すると未反応の過酸化水素が残存し、洗浄力などの性
能が下がり、皮膚刺激性が高くなる。このため家庭用洗
浄剤として配合するためには、過酸化水素の残存量とし
ては0.1%以下が好ましい。そのためアミンオキシド
変換率を上げ、かつ過酸化水素の残存量が少ない製品が
要求されている。これまでは第3アミンに対してできる
だけ少ない量(理論量の1.0〜1.1モル倍)の過酸
化水素を用いて酸化させ、酸化を促進させる添加剤を加
えて反応を行う方法が一般的であった。
【0003】通常のアミンオキシドは30〜40重量%
の水溶液で製造されているが、この濃度で上記の条件を
満たすアミンオキシドを製造するために種々の方法が提
案されている。例えば特公昭41−14089号公報で
はキレート剤であるジエチレントリアミンペンタ酢酸ま
たはその塩の存在下で反応を行う方法、特公昭42−1
1042号公報ではピロリン酸ナトリウムおよび重炭酸
ナトリウムの存在下で反応を行う方法、特開昭55−2
8968号公報では炭酸塩または重炭酸塩とキレート剤
の存在下で反応を行う方法、特公昭60−55060号
公報ではクエン酸などの多塩基酸又はその塩の存在下で
反応を行う方法などが開示されている。
の水溶液で製造されているが、この濃度で上記の条件を
満たすアミンオキシドを製造するために種々の方法が提
案されている。例えば特公昭41−14089号公報で
はキレート剤であるジエチレントリアミンペンタ酢酸ま
たはその塩の存在下で反応を行う方法、特公昭42−1
1042号公報ではピロリン酸ナトリウムおよび重炭酸
ナトリウムの存在下で反応を行う方法、特開昭55−2
8968号公報では炭酸塩または重炭酸塩とキレート剤
の存在下で反応を行う方法、特公昭60−55060号
公報ではクエン酸などの多塩基酸又はその塩の存在下で
反応を行う方法などが開示されている。
【0004】しかしこれらの方法はいずれも過酸化水素
を理論量から原料アミンの1.1モル倍くらいにして反
応させるもので、炭化水素基の炭素数が大きいアミンの
場合にはアミンオキシドへの変換率が低下する。また、
炭化水素基が分岐している場合または炭化水素基にオキ
シエチレン基が付加している場合は、立体障害のために
変換率が低下する。また、これらの反応系は30〜40
重量%の水溶液であり、過酸化水素の仕込量も理論量に
近いので、特に反応後期では原料アミンと過酸化水素の
接触の機会が減少することから反応速度が低下して反応
時間が長くなり、製品の着色の原因となる。特にN,N
−ジヒドロキシアルキル−アルキルアミンなどの脂肪族
第3アミンにおいては、色相安定性の良好なアミンオキ
シドの製造が困難であった。
を理論量から原料アミンの1.1モル倍くらいにして反
応させるもので、炭化水素基の炭素数が大きいアミンの
場合にはアミンオキシドへの変換率が低下する。また、
炭化水素基が分岐している場合または炭化水素基にオキ
シエチレン基が付加している場合は、立体障害のために
変換率が低下する。また、これらの反応系は30〜40
重量%の水溶液であり、過酸化水素の仕込量も理論量に
近いので、特に反応後期では原料アミンと過酸化水素の
接触の機会が減少することから反応速度が低下して反応
時間が長くなり、製品の着色の原因となる。特にN,N
−ジヒドロキシアルキル−アルキルアミンなどの脂肪族
第3アミンにおいては、色相安定性の良好なアミンオキ
シドの製造が困難であった。
【0005】反応速度を大きくさせるために米国特許3
432555号明細書および米国特許3463817号
明細書には、ジエチレントリアミンペンタ酢酸などのキ
レート剤の存在下で反応温度を80℃〜115℃の高温
で行う方法が提案されている。しかしこの方法では反応
速度は速められるが、高温のために製品の着色が生じて
しまう。さらに炭素数が18以上の大きい炭化水素基や
高度に分岐した炭化水素基を有する反応しにくい第3ア
ミンからアミンオキシドを製造するときや、またアミン
オキシド製造の反応時間を短縮するためには、過剰の過
酸化水素を反応させて余分の過酸化水素を水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウムなどのアルカリによって分解さ
せ、その後使用したアルカリを鉱酸もしくは有機酸で中
和する方法が開示されている(J.Soc.Cosme
t.Chem.Jpn.28(1),57−65(19
94))。しかしこの方法は製品中に中和塩が大量に残
存するため、熱、光などによって着色しやすく、製品の
色相安定性が悪くなる。さらに保存中にアミンオキシド
の分解も生じるなど保存安定性にも問題がある。このよ
うに従来の方法では、熱や光に対して安定であり、かつ
変換率の高いアミンオキシドを得ることはできなかっ
た。
432555号明細書および米国特許3463817号
明細書には、ジエチレントリアミンペンタ酢酸などのキ
レート剤の存在下で反応温度を80℃〜115℃の高温
で行う方法が提案されている。しかしこの方法では反応
速度は速められるが、高温のために製品の着色が生じて
しまう。さらに炭素数が18以上の大きい炭化水素基や
高度に分岐した炭化水素基を有する反応しにくい第3ア
ミンからアミンオキシドを製造するときや、またアミン
オキシド製造の反応時間を短縮するためには、過剰の過
酸化水素を反応させて余分の過酸化水素を水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウムなどのアルカリによって分解さ
せ、その後使用したアルカリを鉱酸もしくは有機酸で中
和する方法が開示されている(J.Soc.Cosme
t.Chem.Jpn.28(1),57−65(19
94))。しかしこの方法は製品中に中和塩が大量に残
存するため、熱、光などによって着色しやすく、製品の
色相安定性が悪くなる。さらに保存中にアミンオキシド
の分解も生じるなど保存安定性にも問題がある。このよ
うに従来の方法では、熱や光に対して安定であり、かつ
変換率の高いアミンオキシドを得ることはできなかっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、脂肪族第3
アミンから容易に、未反応脂肪族第3アミンおよび過剰
に用いた過酸化水素をほとんど含有しない変換率の高い
アミンオキシドを得ることができ、しかも色相安定性お
よび保存安定性ともに良好なアミンオキシドを得ること
を目的とする。
アミンから容易に、未反応脂肪族第3アミンおよび過剰
に用いた過酸化水素をほとんど含有しない変換率の高い
アミンオキシドを得ることができ、しかも色相安定性お
よび保存安定性ともに良好なアミンオキシドを得ること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は式
(I)で示される脂肪族第3アミン1モル当たり1.1
〜2モルの過酸化水素を反応させたのち、反応混合物に
過酸化水素分解酵素を添加して処理することを特徴とす
る式(II)のアミンオキシドの製造方法である。
(I)で示される脂肪族第3アミン1モル当たり1.1
〜2モルの過酸化水素を反応させたのち、反応混合物に
過酸化水素分解酵素を添加して処理することを特徴とす
る式(II)のアミンオキシドの製造方法である。
【0008】
【化2】
【0009】(R1は炭素数8〜36の炭化水素基、R2
およびR3は炭素数1〜4のアルキル基または炭素数1
〜4のヒドロキシアルキル基、nは0〜11である。)
およびR3は炭素数1〜4のアルキル基または炭素数1
〜4のヒドロキシアルキル基、nは0〜11である。)
【0010】
【化3】
【0011】(R1は炭素数8〜36の炭化水素基、R2
およびR3は炭素数1〜4のアルキル基または炭素数1
〜4のヒドロキシアルキル基、nは0〜11である。)
およびR3は炭素数1〜4のアルキル基または炭素数1
〜4のヒドロキシアルキル基、nは0〜11である。)
【0012】
【発明の実施の形態】式(I)で示される脂肪族第3ア
ミンにおいてR1は炭素数8〜36の直鎖または分岐の
炭化水素基であり、例としてはオクチル基、ノニル基、
デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、
テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、イ
ソパルミチル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、イ
ソステアリル基、ノナデシル基、エイコシル基、ドコシ
ル基、トリコシル基、テトラコシル基、ヘキサコシル
基、オクタコシル基、トリアコンチル基、ドトリアコン
チル基、2−エチルヘキシル基、2−ヘキシルデシル
基、2−(3−メチルヘキシル)−7−メチルデシル
基、2−オクチルドデシル基、2−デシルテトラデシル
基、2−ウンデシルペンタデシル基などの飽和炭化水素
基、オクタデセニル基、オクタデカジエニル基などの不
飽和炭化水素基、およびこれらの混合物であるヤシ油ア
ルキル基、牛脂アルキル基、硬化牛脂アルキル基などの
混合炭化水素基が挙げられる。炭素数が7以下では十分
な界面活性効果が得られず、炭素数37以上のものは入
手が困難である。
ミンにおいてR1は炭素数8〜36の直鎖または分岐の
炭化水素基であり、例としてはオクチル基、ノニル基、
デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、
テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、イ
ソパルミチル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、イ
ソステアリル基、ノナデシル基、エイコシル基、ドコシ
ル基、トリコシル基、テトラコシル基、ヘキサコシル
基、オクタコシル基、トリアコンチル基、ドトリアコン
チル基、2−エチルヘキシル基、2−ヘキシルデシル
基、2−(3−メチルヘキシル)−7−メチルデシル
基、2−オクチルドデシル基、2−デシルテトラデシル
基、2−ウンデシルペンタデシル基などの飽和炭化水素
基、オクタデセニル基、オクタデカジエニル基などの不
飽和炭化水素基、およびこれらの混合物であるヤシ油ア
ルキル基、牛脂アルキル基、硬化牛脂アルキル基などの
混合炭化水素基が挙げられる。炭素数が7以下では十分
な界面活性効果が得られず、炭素数37以上のものは入
手が困難である。
【0013】式(I)のR1(OCH2CH2)nは前記の
炭化水素基をもつアルコールにポリオキシエチレン基が
結合したアルキルポリオキシエチレンエーテル基であ
り、nは0〜11である。nは12以上であると十分な
界面活性効果が得られない。R2およびR3は炭素数1〜
4の直鎖もしくは分岐のアルキル基もしくはヒドロキシ
アルキル基であり、アルキル基としてはメチル基、エチ
ル基、プロピル基、ブチル基等が挙げられ、ヒドロキシ
アルキル基としてはヒドロキシエチル基、ヒドロキシプ
ロピル基、ヒドロキシブチル基が挙げられる。
炭化水素基をもつアルコールにポリオキシエチレン基が
結合したアルキルポリオキシエチレンエーテル基であ
り、nは0〜11である。nは12以上であると十分な
界面活性効果が得られない。R2およびR3は炭素数1〜
4の直鎖もしくは分岐のアルキル基もしくはヒドロキシ
アルキル基であり、アルキル基としてはメチル基、エチ
ル基、プロピル基、ブチル基等が挙げられ、ヒドロキシ
アルキル基としてはヒドロキシエチル基、ヒドロキシプ
ロピル基、ヒドロキシブチル基が挙げられる。
【0014】本発明の製造方法は、通常は脂肪族第3ア
ミンに溶媒を添加しつつ、アミン1モル当たり1.1〜
2モルの過酸化水素を撹拌しながら反応させたのち、過
酸化水素分解酵素を添加して残存する過酸化水素を分解
させて製品とするものである。
ミンに溶媒を添加しつつ、アミン1モル当たり1.1〜
2モルの過酸化水素を撹拌しながら反応させたのち、過
酸化水素分解酵素を添加して残存する過酸化水素を分解
させて製品とするものである。
【0015】過酸化水素は、20〜90%水溶液が工業
的に入手可能であり、いずれの濃度でも使用できるが、
好ましくは35%前後のものがよい。過酸化水素の使用
量は、脂肪族第3アミン1モルに対して1.1〜2モ
ル、好ましくは1.2〜1.6モルである。1.1モル
未満であるとアミンオキシドの変換率が低く、2モルを
超えるとその後の過酸化水素の除去が困難になる。
的に入手可能であり、いずれの濃度でも使用できるが、
好ましくは35%前後のものがよい。過酸化水素の使用
量は、脂肪族第3アミン1モルに対して1.1〜2モ
ル、好ましくは1.2〜1.6モルである。1.1モル
未満であるとアミンオキシドの変換率が低く、2モルを
超えるとその後の過酸化水素の除去が困難になる。
【0016】反応に使用する溶媒としては、通常は水が
使用されるが、メタノール、エタノール、イソプロパノ
ールなどの水溶性溶媒またはこれらの混合溶液を使用す
ることもできる。過酸化水素を添加する反応において
は、通常反応温度は50℃〜80℃、添加時間は1〜5
時間であり、添加終了後2〜10時間前記の温度で反応
を続けることが望ましい。
使用されるが、メタノール、エタノール、イソプロパノ
ールなどの水溶性溶媒またはこれらの混合溶液を使用す
ることもできる。過酸化水素を添加する反応において
は、通常反応温度は50℃〜80℃、添加時間は1〜5
時間であり、添加終了後2〜10時間前記の温度で反応
を続けることが望ましい。
【0017】過酸化水素分解酵素は一般的にカタラーゼ
またはペルオキシダーゼと称されるものであり、カタラ
ーゼとしては、ペニシリウム(Penicillium)属、ミク
ロコッカス(Micrococcus)属などの微生物や他の動物
肝臓から自ら抽出、精製したものや、三菱瓦斯化学
(株)製のアスクスーパー25、ソルベイ(Solvay)社
のマイクロカタラーゼなどの市販品が挙げられ、ペルオ
キシダーゼとしてはわさびなどより自ら抽出、精製した
ものや、オリエンタル酵母(株)製のPODが挙げられ
る。好ましくはカタラーゼである。
またはペルオキシダーゼと称されるものであり、カタラ
ーゼとしては、ペニシリウム(Penicillium)属、ミク
ロコッカス(Micrococcus)属などの微生物や他の動物
肝臓から自ら抽出、精製したものや、三菱瓦斯化学
(株)製のアスクスーパー25、ソルベイ(Solvay)社
のマイクロカタラーゼなどの市販品が挙げられ、ペルオ
キシダーゼとしてはわさびなどより自ら抽出、精製した
ものや、オリエンタル酵母(株)製のPODが挙げられ
る。好ましくはカタラーゼである。
【0018】過酸化水素分解酵素の過酸化水素を除去す
る際の処理温度は30℃〜80℃が適当である。30℃
未満では過酸化水素の除去速度が遅く、80℃を越える
と過酸化水素分解酵素の失活、アミンオキシドの脱酸素
反応、着色などの原因となる。過酸化水素分解酵素の添
加量としては、脂肪族第3アミンに反応させた過剰分の
過酸化水素1モル当たり好ましくは10,000〜2
0,000,000U、より好ましくは100,000
〜2,000,000Uである。Uは酵素活性の単位で
あり、酵素の最適条件下で30℃、1分間当たり1μm
olの基質を変換させる量で定義される。10,000
U未満では過酸化水素の分解に時間がかかり、20,0
00,000Uを越えるとアミンオキシドの着色や保存
安定性等の性能が低下する傾向がある。過酸化水素分解
酵素の処理は、通常1〜5時間行う。
る際の処理温度は30℃〜80℃が適当である。30℃
未満では過酸化水素の除去速度が遅く、80℃を越える
と過酸化水素分解酵素の失活、アミンオキシドの脱酸素
反応、着色などの原因となる。過酸化水素分解酵素の添
加量としては、脂肪族第3アミンに反応させた過剰分の
過酸化水素1モル当たり好ましくは10,000〜2
0,000,000U、より好ましくは100,000
〜2,000,000Uである。Uは酵素活性の単位で
あり、酵素の最適条件下で30℃、1分間当たり1μm
olの基質を変換させる量で定義される。10,000
U未満では過酸化水素の分解に時間がかかり、20,0
00,000Uを越えるとアミンオキシドの着色や保存
安定性等の性能が低下する傾向がある。過酸化水素分解
酵素の処理は、通常1〜5時間行う。
【0019】過酸化水素の分解終了後、過酸化水素分解
酵素は残存していても少量であるため、色相安定性や洗
浄性に影響を及ぼさず、とくに悪い影響をないので基本
的に除去しなくても良い。しかし除去する場合にはイオ
ン交換樹脂、吸着剤、限外濾過法などで除去することが
できる。反応の際に用いた溶媒が不必要な場合には、過
酸化水素分解酵素で処理した後、減圧下で脱溶剤を行っ
て高濃度アミンオキシドを得ることもできる。
酵素は残存していても少量であるため、色相安定性や洗
浄性に影響を及ぼさず、とくに悪い影響をないので基本
的に除去しなくても良い。しかし除去する場合にはイオ
ン交換樹脂、吸着剤、限外濾過法などで除去することが
できる。反応の際に用いた溶媒が不必要な場合には、過
酸化水素分解酵素で処理した後、減圧下で脱溶剤を行っ
て高濃度アミンオキシドを得ることもできる。
【0020】
【発明の効果】本発明の製造方法により、脂肪族第3ア
ミンから容易に、残存する未反応脂肪族第3アミンおよ
び過酸化水素をほとんど含有しない変換率の高いアミン
オキシドを得ることができ、得られたアミンオキシドは
色相安定性および保存安定性ともに良好である。本発明
の製造方法により得られたアミンオキシドは、界面活性
剤としてシャンプー、洗剤、化粧品などに使用できる。
ミンから容易に、残存する未反応脂肪族第3アミンおよ
び過酸化水素をほとんど含有しない変換率の高いアミン
オキシドを得ることができ、得られたアミンオキシドは
色相安定性および保存安定性ともに良好である。本発明
の製造方法により得られたアミンオキシドは、界面活性
剤としてシャンプー、洗剤、化粧品などに使用できる。
【0021】
【実施例】次に実施例および比較例を挙げて本発明を説
明する。なお、%は重量%を意味する。 実施例1 四つ口反応フラスコにN,N−ジメチルドデシルアミン
(表1の化合物A)213g(1モル)と水400gを
仕込み、撹拌し70℃に保ちながら35%過酸化水素水
溶液136g(1.4モル)を3時間で滴下し、その後
5時間同温度で反応を続けた。その後過酸化水素分解酵
素(商品名アスクスーパー25:三菱瓦斯化学(株)
製)を2g(100,000U)添加し、70℃で3時
間処理を行なった。この反応物について残存過酸化水素
量、アミンオキシド変換率および色相安定性を下記の方
法で測定した。
明する。なお、%は重量%を意味する。 実施例1 四つ口反応フラスコにN,N−ジメチルドデシルアミン
(表1の化合物A)213g(1モル)と水400gを
仕込み、撹拌し70℃に保ちながら35%過酸化水素水
溶液136g(1.4モル)を3時間で滴下し、その後
5時間同温度で反応を続けた。その後過酸化水素分解酵
素(商品名アスクスーパー25:三菱瓦斯化学(株)
製)を2g(100,000U)添加し、70℃で3時
間処理を行なった。この反応物について残存過酸化水素
量、アミンオキシド変換率および色相安定性を下記の方
法で測定した。
【0022】残存過酸化水素の測定方法 共栓付き三角フラスコに試料約1gを正しく秤取り、ク
ロロホルム10mlを加えて完全に溶解させた。次に氷
酢酸15mlを加えて共栓をしてよく振り混ぜたのちフ
ラスコ全体を遮光し、ヨウ化カリウムのメタノール飽和
溶液2mlを加えて常温で暗所に30分間放置した。そ
の後蒸留水30mlを加えて遊離ヨウ素を水層に移行さ
せて、水層が無色になるまで0.01Nチオ硫酸ナトリ
ウム標準液で滴定した。並行して空試験を行ない、下記
の式により算出した。
ロロホルム10mlを加えて完全に溶解させた。次に氷
酢酸15mlを加えて共栓をしてよく振り混ぜたのちフ
ラスコ全体を遮光し、ヨウ化カリウムのメタノール飽和
溶液2mlを加えて常温で暗所に30分間放置した。そ
の後蒸留水30mlを加えて遊離ヨウ素を水層に移行さ
せて、水層が無色になるまで0.01Nチオ硫酸ナトリ
ウム標準液で滴定した。並行して空試験を行ない、下記
の式により算出した。
【0023】
【数1】
【0024】アミンオキシド変換率の測定方法 試料約0.5gをビーカーに正しく秤取り、これにエタ
ノール70mlを加えて溶かし電位差滴定でアミン価
(C)を求めた。別のビーカーに試料約0.5gを正し
く秤取り、これにエタノール70mlおよびヨウ化メチ
ル3mlを加えて溶かし50℃、15分加温後、電位差
滴定でアミン価(D)を求め、下記の式より算出した。
ノール70mlを加えて溶かし電位差滴定でアミン価
(C)を求めた。別のビーカーに試料約0.5gを正し
く秤取り、これにエタノール70mlおよびヨウ化メチ
ル3mlを加えて溶かし50℃、15分加温後、電位差
滴定でアミン価(D)を求め、下記の式より算出した。
【0025】
【数2】
【0026】
【数3】
【0027】色相安定性(APHA)の測定方法 得られたアミンオキシドを50℃の恒温槽中に100m
lのガラス容器に密封して保存し、製造直後、30日目
および60日目の色相をJIS K−15576.2に
準じて測定した。以下の実施例および比較例についても
上記の方法で測定した。
lのガラス容器に密封して保存し、製造直後、30日目
および60日目の色相をJIS K−15576.2に
準じて測定した。以下の実施例および比較例についても
上記の方法で測定した。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】実施例2 四つ口反応フラスコにN,N−ジメチルオクタデシルア
ミン(表1の化合物B)297g(1モル)と水600
gを仕込み、撹拌して70℃に保ちながら35%過酸化
水素水溶液126g(1.3モル)を3時間で滴下し、
その後5時間同温度で反応を続けた。その後アスクスー
パー25を3g(150,000U)添加し、70℃で
3時間処理を行った。結果を表2に示す。
ミン(表1の化合物B)297g(1モル)と水600
gを仕込み、撹拌して70℃に保ちながら35%過酸化
水素水溶液126g(1.3モル)を3時間で滴下し、
その後5時間同温度で反応を続けた。その後アスクスー
パー25を3g(150,000U)添加し、70℃で
3時間処理を行った。結果を表2に示す。
【0031】実施例3 四つ口反応フラスコにN,N−ジメチル−2−デシルテ
トラデシルアミン(表1の化合物C)381g(1モ
ル)とエタノール150gを仕込み、撹拌して70℃に
保ちながら35%過酸化水素水溶液146g(1.5モ
ル)を3時間で滴下し、その後5時間同温度で反応を続
けた。その後アスクスーパー25を9g(450,00
0U)添加し、3時間処理を行なった。結果を表2に示
す。
トラデシルアミン(表1の化合物C)381g(1モ
ル)とエタノール150gを仕込み、撹拌して70℃に
保ちながら35%過酸化水素水溶液146g(1.5モ
ル)を3時間で滴下し、その後5時間同温度で反応を続
けた。その後アスクスーパー25を9g(450,00
0U)添加し、3時間処理を行なった。結果を表2に示
す。
【0032】実施例4 四つ口反応フラスコにN,N−ジヒドロキシエチルドデ
シルアミン(表1の化合物D)273g(1モル)と水
400gを仕込み、撹拌して70℃に保ちながら35%
過酸化水素水溶液126g(1.3モル)を3時間で滴
下し、その後5時間同温度で反応を続けた。その後アス
クスーパー25を3g(150,000U)添加し、7
0℃で3時間処理を行なった。結果を表2に示す。
シルアミン(表1の化合物D)273g(1モル)と水
400gを仕込み、撹拌して70℃に保ちながら35%
過酸化水素水溶液126g(1.3モル)を3時間で滴
下し、その後5時間同温度で反応を続けた。その後アス
クスーパー25を3g(150,000U)添加し、7
0℃で3時間処理を行なった。結果を表2に示す。
【0033】実施例5 四つ口反応フラスコにN,N−ジメチルドデシルトリ
(オキシエチレン)アミン(表1の化合物E)345g
(1モル)と水700gを仕込み、撹拌して70℃に保
ちながら35%過酸化水素水溶液126g(1.3モ
ル)を3時間で滴下し、その後5時間同温度で反応を続
けた。その後アスクスーパー25を3g(150,00
0U)添加し、70℃で3時間処理を行なった。結果を
表2に示す。
(オキシエチレン)アミン(表1の化合物E)345g
(1モル)と水700gを仕込み、撹拌して70℃に保
ちながら35%過酸化水素水溶液126g(1.3モ
ル)を3時間で滴下し、その後5時間同温度で反応を続
けた。その後アスクスーパー25を3g(150,00
0U)添加し、70℃で3時間処理を行なった。結果を
表2に示す。
【0034】実施例6 四つ口反応フラスコにN,N−ジメチルドデシルアミン
(表1の化合物A)213g(1モル)と水400gを
仕込み、撹拌して70℃に保ちながら35%過酸化水素
水溶液136g(1.4モル)を3時間で滴下し、その
後5時間同温度で反応を続けた。その後アスクスーパー
25を16g(800,000U)添加し、70℃で3
時間処理を行なった。結果を表2に示す。
(表1の化合物A)213g(1モル)と水400gを
仕込み、撹拌して70℃に保ちながら35%過酸化水素
水溶液136g(1.4モル)を3時間で滴下し、その
後5時間同温度で反応を続けた。その後アスクスーパー
25を16g(800,000U)添加し、70℃で3
時間処理を行なった。結果を表2に示す。
【0035】比較例1 実施例1で使用した原料アミンを用いて特公昭41―1
4089号公報の方法によりアミンオキシドを製造し
た。四つ口反応フラスコにN,N−ジメチルドデシルア
ミン213g(1モル)、ジエチレントリアミンペンタ
酢酸1.3gおよび水400gを仕込み、撹拌して70
℃に保ちながら35%過酸化水素水溶液106g(1.
1モル)を滴下し、その後5時間反応を続けた。結果を
表2に示す。
4089号公報の方法によりアミンオキシドを製造し
た。四つ口反応フラスコにN,N−ジメチルドデシルア
ミン213g(1モル)、ジエチレントリアミンペンタ
酢酸1.3gおよび水400gを仕込み、撹拌して70
℃に保ちながら35%過酸化水素水溶液106g(1.
1モル)を滴下し、その後5時間反応を続けた。結果を
表2に示す。
【0036】比較例2 実施例3で使用した原料を用いて特公昭60―5506
0号公報の方法によりアミンオキシドを製造した。四つ
口反応フラスコにN,N−ジメチル−2−デシルテトラ
デシルアミン381g(1モル)、クエン酸ジナトリウ
ム塩1.3gおよびエタノール150gを仕込み、75
℃で3時間にわたって35%過酸化水素水溶液106g
(1.1モル)を滴下し、その後5時間反応を続けた。
結果を表2に示す。
0号公報の方法によりアミンオキシドを製造した。四つ
口反応フラスコにN,N−ジメチル−2−デシルテトラ
デシルアミン381g(1モル)、クエン酸ジナトリウ
ム塩1.3gおよびエタノール150gを仕込み、75
℃で3時間にわたって35%過酸化水素水溶液106g
(1.1モル)を滴下し、その後5時間反応を続けた。
結果を表2に示す。
【0037】比較例3 実施例4で使用した原料を用いて特公昭60―5506
0号公報の方法によりアミンオキシドを製造した。四つ
口反応フラスコにN,N−ジヒドロキシエチルドデシル
アミン273g(1モル)、クエン酸ジナトリウム1.
3gおよび水400gを仕込み、75℃で3時間にわた
って35%過酸化水素水溶液106g(1.1モル)を
滴下し、その後5時間同温度で反応を続けた。結果を表
2に示す。
0号公報の方法によりアミンオキシドを製造した。四つ
口反応フラスコにN,N−ジヒドロキシエチルドデシル
アミン273g(1モル)、クエン酸ジナトリウム1.
3gおよび水400gを仕込み、75℃で3時間にわた
って35%過酸化水素水溶液106g(1.1モル)を
滴下し、その後5時間同温度で反応を続けた。結果を表
2に示す。
【0038】比較例4 実施例5で使用した原料アミンを用いて特公昭41―1
4089号公報の方法によりアミンオキシドを製造し
た。四つ口反応フラスコにN,N−ジメチルドデシルト
リ(オキシエチレン)アミン345g(1モル)、ジエ
チレントリアミンペンタ酢酸1.3gおよび水700g
を仕込み、撹拌して70℃に保ちながら35%過酸化水
素水溶液106g(1.1モル)を滴下し、その後5時
間同温度で反応を続けた。結果を表2に示す。
4089号公報の方法によりアミンオキシドを製造し
た。四つ口反応フラスコにN,N−ジメチルドデシルト
リ(オキシエチレン)アミン345g(1モル)、ジエ
チレントリアミンペンタ酢酸1.3gおよび水700g
を仕込み、撹拌して70℃に保ちながら35%過酸化水
素水溶液106g(1.1モル)を滴下し、その後5時
間同温度で反応を続けた。結果を表2に示す。
【0039】比較例5 実施例1で使用した原料アミンを用いてJ.Soc.C
osmet.Chem.Jpn.28(1),57−6
5(1994)の方法によりアミンオキシドを製造し
た。四つ口フラスコにN,N−ジメチルドデシルアミン
213g(1モル)を仕込み、70℃に保ちながら35
%過酸化水素水溶液39g(0.4モル)を2時間で滴
下し、さらに3時間反応を続けた。その後水650gを
添加し、70℃に保ちながら35%過酸化水素水溶液6
7g(0.7モル)を2時間で滴下し、その後5時間同
温度で反応を続けた。つぎに50℃に温度を下げ、30
%水酸化ナトリウム水溶液5.0gを添加した。3時間
同温度で反応後36%塩酸3.1mlを加えて中和し
た。結果を表2に示す。
osmet.Chem.Jpn.28(1),57−6
5(1994)の方法によりアミンオキシドを製造し
た。四つ口フラスコにN,N−ジメチルドデシルアミン
213g(1モル)を仕込み、70℃に保ちながら35
%過酸化水素水溶液39g(0.4モル)を2時間で滴
下し、さらに3時間反応を続けた。その後水650gを
添加し、70℃に保ちながら35%過酸化水素水溶液6
7g(0.7モル)を2時間で滴下し、その後5時間同
温度で反応を続けた。つぎに50℃に温度を下げ、30
%水酸化ナトリウム水溶液5.0gを添加した。3時間
同温度で反応後36%塩酸3.1mlを加えて中和し
た。結果を表2に示す。
【0040】比較例6 四つ口反応フラスコにN,N−ジメチルドデシルアミン
213g(1モル)と水400gを仕込み、撹拌し70
℃に保ちながら35%過酸化水素水溶液136g(1.
4モル)を3時間で滴下し、その後5時間同温度で反応
を続けた。結果を表2に示す。
213g(1モル)と水400gを仕込み、撹拌し70
℃に保ちながら35%過酸化水素水溶液136g(1.
4モル)を3時間で滴下し、その後5時間同温度で反応
を続けた。結果を表2に示す。
【0041】表2より、本発明の方法でアミンオキシド
を製造すると、残存過酸化水素量が少なく、とくに色相
安定性に優れたアミンオキシドが得られることが分る。
ジエチレントリアミンペンタ酢酸を用いた方法(比較例
1および比較例4)では、残存過酸化水素量は同程度か
若干多い程度であるが、色相安定性は明らかに劣ること
が分る。クエン酸ジナトリウム塩を用いた方法では、分
岐のアルキル基を有する原料アミンを用いた場合(比較
例2)は、残存過酸化水素、色相安定性共に悪く、ヒド
ロキシアルキル基を有する原料アミンを用いた場合(比
較例3)においても、残存過酸化水素の量は若干多い程
度であるが、色相安定性は明らかに劣ることが分る。過
剰の過酸化水素を水酸化ナトリウムによって分解させる
方法(比較例5)では、残存過酸化水素量は若干多い程
度であるが、色相安定性は明らかに劣ることが分る。過
酸化水素分解酵素を用いない方法(比較例6)では、残
存過酸化水素、色相安定性共に明らかに劣ることが分
る。
を製造すると、残存過酸化水素量が少なく、とくに色相
安定性に優れたアミンオキシドが得られることが分る。
ジエチレントリアミンペンタ酢酸を用いた方法(比較例
1および比較例4)では、残存過酸化水素量は同程度か
若干多い程度であるが、色相安定性は明らかに劣ること
が分る。クエン酸ジナトリウム塩を用いた方法では、分
岐のアルキル基を有する原料アミンを用いた場合(比較
例2)は、残存過酸化水素、色相安定性共に悪く、ヒド
ロキシアルキル基を有する原料アミンを用いた場合(比
較例3)においても、残存過酸化水素の量は若干多い程
度であるが、色相安定性は明らかに劣ることが分る。過
剰の過酸化水素を水酸化ナトリウムによって分解させる
方法(比較例5)では、残存過酸化水素量は若干多い程
度であるが、色相安定性は明らかに劣ることが分る。過
酸化水素分解酵素を用いない方法(比較例6)では、残
存過酸化水素、色相安定性共に明らかに劣ることが分
る。
Claims (2)
- 【請求項1】下記の式(I)で示される脂肪族第3アミ
ン1モル当たり1.1〜2モルの過酸化水素を反応させ
たのち、反応混合物に過酸化水素分解酵素を添加して処
理することを特徴とするアミンオキシドの製造方法。 【化1】 (R1は炭素数8〜36の炭化水素基、R2およびR3は
炭素数1〜4のアルキル基または炭素数1〜4のヒドロ
キシアルキル基、nは0〜11である。) - 【請求項2】過酸化水素分解酵素の添加量が反応混合物
中に残存する過剰の過酸化水素1モル当たり10,00
0U〜20,000,000Uである請求項1記載のア
ミンオキシドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25844397A JPH1192443A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | アミンオキシドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25844397A JPH1192443A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | アミンオキシドの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1192443A true JPH1192443A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17320285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25844397A Pending JPH1192443A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | アミンオキシドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1192443A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003081932A (ja) * | 2001-09-05 | 2003-03-19 | Lion Akzo Kk | アミンオキシドの製造方法 |
| JP2003096048A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-03 | Nof Corp | アミンオキシドの製造方法 |
| JP2007230971A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Hakuto Co Ltd | 4−ヒドロキシ−2、2、6、6−テトラメチルピペリジン−1−オンの製造方法 |
| WO2008107843A1 (en) * | 2007-03-05 | 2008-09-12 | The Procter & Gamble Company | Catalase decomposition of hydrogen peroxide in surfactants |
| JP2013067617A (ja) * | 2011-09-23 | 2013-04-18 | Evonik Degussa Gmbh | 不飽和脂肪酸及びそれらの誘導体のオゾン分解 |
| JP2020152760A (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | ライオン株式会社 | 液体洗浄剤組成物の製造方法 |
| JPWO2020110606A1 (ja) * | 2018-11-26 | 2021-10-14 | 株式会社 資生堂 | 洗浄剤組成物 |
| EP3970496A1 (fr) * | 2018-08-03 | 2022-03-23 | Compagnie Vranken | Citrates perhydrates et leurs utilisations |
-
1997
- 1997-09-24 JP JP25844397A patent/JPH1192443A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003081932A (ja) * | 2001-09-05 | 2003-03-19 | Lion Akzo Kk | アミンオキシドの製造方法 |
| JP2003096048A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-03 | Nof Corp | アミンオキシドの製造方法 |
| JP2007230971A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Hakuto Co Ltd | 4−ヒドロキシ−2、2、6、6−テトラメチルピペリジン−1−オンの製造方法 |
| WO2008107843A1 (en) * | 2007-03-05 | 2008-09-12 | The Procter & Gamble Company | Catalase decomposition of hydrogen peroxide in surfactants |
| US7575906B2 (en) | 2007-03-05 | 2009-08-18 | The Procter & Gamble Company | Catalase decomposition of hydrogen peroxide in surfactants |
| JP2013067617A (ja) * | 2011-09-23 | 2013-04-18 | Evonik Degussa Gmbh | 不飽和脂肪酸及びそれらの誘導体のオゾン分解 |
| EP3970496A1 (fr) * | 2018-08-03 | 2022-03-23 | Compagnie Vranken | Citrates perhydrates et leurs utilisations |
| JPWO2020110606A1 (ja) * | 2018-11-26 | 2021-10-14 | 株式会社 資生堂 | 洗浄剤組成物 |
| JP2020152760A (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | ライオン株式会社 | 液体洗浄剤組成物の製造方法 |
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Legal Events
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