JPH1193042A - 無杼織機における不良糸除去装置 - Google Patents
無杼織機における不良糸除去装置Info
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- JPH1193042A JPH1193042A JP26493797A JP26493797A JPH1193042A JP H1193042 A JPH1193042 A JP H1193042A JP 26493797 A JP26493797 A JP 26493797A JP 26493797 A JP26493797 A JP 26493797A JP H1193042 A JPH1193042 A JP H1193042A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 不良糸を織り前から抜き取るときに、最適な
抜き取り速度パターンを選択する。 【解決手段】 よこ入れ不良が検出されたときに、よこ
入れ不良にかかる不良糸2aを織り前3から可変速モー
タ19の力によって抜き取るための糸除去手段4を有す
る無杼織機において、織物の糸密度および織物の組織の
少なくともいずれかの種類に応じて、不良糸2aの抜き
取り速度パターンを複数記憶する速度パターン記憶手段
21と、複数の抜き取り速度パターンの中から任意の抜
き取り速度パターンを選択する選択手段22と、この選
択手段22によって選択された抜き取り速度パターンに
もとづいて上記可変速モータ19の速度を制御する制御
手段23とで、無杼織機における不良糸除去装置1を構
成する。
抜き取り速度パターンを選択する。 【解決手段】 よこ入れ不良が検出されたときに、よこ
入れ不良にかかる不良糸2aを織り前3から可変速モー
タ19の力によって抜き取るための糸除去手段4を有す
る無杼織機において、織物の糸密度および織物の組織の
少なくともいずれかの種類に応じて、不良糸2aの抜き
取り速度パターンを複数記憶する速度パターン記憶手段
21と、複数の抜き取り速度パターンの中から任意の抜
き取り速度パターンを選択する選択手段22と、この選
択手段22によって選択された抜き取り速度パターンに
もとづいて上記可変速モータ19の速度を制御する制御
手段23とで、無杼織機における不良糸除去装置1を構
成する。
Description
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、無杼織機において、よこ
入れ不良の発生時に不良糸を織り前から抜き取る装置に
関し、特にその抜き取り速度を織物の糸密度や組織に応
じて適切な値として設定する手段に関する。
入れ不良の発生時に不良糸を織り前から抜き取る装置に
関し、特にその抜き取り速度を織物の糸密度や組織に応
じて適切な値として設定する手段に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平1−292145号公報は、不良
糸を織り前から抜き取る際に、予め記憶された複数の抜
き取り速度パターンの中から、糸の種類に応じて最適な
速度パターンを選択し、その選択された速度パターンに
もとづいて抜き取り速度を制御することにより、抜き取
り処理時間の短縮化を図っている。
糸を織り前から抜き取る際に、予め記憶された複数の抜
き取り速度パターンの中から、糸の種類に応じて最適な
速度パターンを選択し、その選択された速度パターンに
もとづいて抜き取り速度を制御することにより、抜き取
り処理時間の短縮化を図っている。
【0003】上記技術では、織物の糸密度、組織が考慮
されていないので、糸の種類に応じて抜き取り速度が設
定されたとしても、その抜き取り速度は最適な速度とい
えない。
されていないので、糸の種類に応じて抜き取り速度が設
定されたとしても、その抜き取り速度は最適な速度とい
えない。
【0004】糸の種類による選択によって決められた抜
き取り速度パターンで、不良糸の抜き取りを行う際、織
物の糸密度が大きく、組織が細かいか、または織物の組
織が強固な場合は、抜き取り速度が速すぎて、糸切れを
生じることがある。一方、織物の糸密度が小さく、組織
が粗いか、または織物の組織が弱い場合には、抜き取り
速度を一層速くして、不良糸除去処理時間の短縮化を図
るべきである。
き取り速度パターンで、不良糸の抜き取りを行う際、織
物の糸密度が大きく、組織が細かいか、または織物の組
織が強固な場合は、抜き取り速度が速すぎて、糸切れを
生じることがある。一方、織物の糸密度が小さく、組織
が粗いか、または織物の組織が弱い場合には、抜き取り
速度を一層速くして、不良糸除去処理時間の短縮化を図
るべきである。
【0005】なお、織物の糸密度(よこ糸密度・たて糸
密度)が大きい場合には、不良糸抜き取りを行う際のた
て糸とよこ糸との摩擦が大きいので、不良糸は抜き取り
にくいが、織物の糸密度が小さい場合には、不良糸抜き
取りを行う際のたて糸とよこ糸との摩擦が小さいので、
不良糸は抜き取りやすい。
密度)が大きい場合には、不良糸抜き取りを行う際のた
て糸とよこ糸との摩擦が大きいので、不良糸は抜き取り
にくいが、織物の糸密度が小さい場合には、不良糸抜き
取りを行う際のたて糸とよこ糸との摩擦が小さいので、
不良糸は抜き取りやすい。
【0006】また、織物の組織が1/1(たて糸とよこ
糸とが1本ずつ交互に交わる。)の場合には、よこ糸が
たて糸により強く絡まっているので、不良糸は抜き取り
にくいが、織物の組織が4/1(たて糸4本に対してよ
こ糸が1本交わる。)の場合には、よこ糸がたて糸によ
りあまり強く絡まっていないので、不良糸は抜き取りや
すい。
糸とが1本ずつ交互に交わる。)の場合には、よこ糸が
たて糸により強く絡まっているので、不良糸は抜き取り
にくいが、織物の組織が4/1(たて糸4本に対してよ
こ糸が1本交わる。)の場合には、よこ糸がたて糸によ
りあまり強く絡まっていないので、不良糸は抜き取りや
すい。
【0007】
【発明の目的】したがって、本発明の目的は、不良糸を
織り前から抜き取るときに、織物の糸密度や、織物の組
織の種類に応じて、最適な抜き取り速度パターンを選択
することにより、不良糸除去の処理時間を短縮化し、ま
た上記従来の技術の欠点を解消することである。
織り前から抜き取るときに、織物の糸密度や、織物の組
織の種類に応じて、最適な抜き取り速度パターンを選択
することにより、不良糸除去の処理時間を短縮化し、ま
た上記従来の技術の欠点を解消することである。
【0008】
【発明の解決手段】上記目的の下に、本発明は、よこ入
れ不良が検出されたときに、よこ入れ不良にかかる不良
糸を織り前から可変速モータの力によって抜き取るため
の糸除去手段を有する無杼織機において、織物の糸密度
および織物の組織の少なくともいずれか一方の種類に応
じて、不良糸の抜き取り速度パターンを複数記憶する速
度パターン記憶手段と、複数の抜き取り速度パターンの
中から任意の抜き取り速度パターンを選択する選択手段
と、この選択手段によって選択された抜き取り速度パタ
ーンにもとづいて上記可変速モータの速度を制御する制
御手段とで、無杼織機における不良糸除去装置を構成し
ている。
れ不良が検出されたときに、よこ入れ不良にかかる不良
糸を織り前から可変速モータの力によって抜き取るため
の糸除去手段を有する無杼織機において、織物の糸密度
および織物の組織の少なくともいずれか一方の種類に応
じて、不良糸の抜き取り速度パターンを複数記憶する速
度パターン記憶手段と、複数の抜き取り速度パターンの
中から任意の抜き取り速度パターンを選択する選択手段
と、この選択手段によって選択された抜き取り速度パタ
ーンにもとづいて上記可変速モータの速度を制御する制
御手段とで、無杼織機における不良糸除去装置を構成し
ている。
【0009】よこ入れ不良が検出されたときに、糸除去
手段は、よこ入れ不良にかかる不良糸を織り前から可変
速モータの回転力によって抜き取る。このときの不良糸
の抜き取り速度パターンは、織物の糸密度や、織物の組
織の種類に応じて、選択されいる。これにより、不良糸
除去の処理時間は、短縮化され、また上記従来の技術の
欠点も解消される。
手段は、よこ入れ不良にかかる不良糸を織り前から可変
速モータの回転力によって抜き取る。このときの不良糸
の抜き取り速度パターンは、織物の糸密度や、織物の組
織の種類に応じて、選択されいる。これにより、不良糸
除去の処理時間は、短縮化され、また上記従来の技術の
欠点も解消される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の無杼織機におけ
る不良糸除去装置1の構成を示している。不良糸除去装
置1は、よこ入れ不良の発生時に、よこ入れミスにかか
るよこ糸2すなわち不良糸2aを織り前3から抜き取る
ための糸除去手段4の存在を前提としている。この糸除
去手段4は、よこ入れ手段、例えばよこ入れノズル5と
織物6のよこ入れ側織り端との間に設けられた案内ノズ
ル7、一対の把持体8、9などによって構成されてい
る。
る不良糸除去装置1の構成を示している。不良糸除去装
置1は、よこ入れ不良の発生時に、よこ入れミスにかか
るよこ糸2すなわち不良糸2aを織り前3から抜き取る
ための糸除去手段4の存在を前提としている。この糸除
去手段4は、よこ入れ手段、例えばよこ入れノズル5と
織物6のよこ入れ側織り端との間に設けられた案内ノズ
ル7、一対の把持体8、9などによって構成されてい
る。
【0011】よこ糸2は、給糸体10から供給され、例
えばドラム式の測長貯留装置11によって、1回のよこ
入れに必要な長さだけ測長され、よこ入れタイミングま
で貯留されている。よこ入れタイミングで、測長貯留装
置11の係止ピン11aが貯留状態のよこ糸2を解舒し
たとき、よこ入れノズル5は、たて糸12によって形成
されている開口13の内部に、よこ入れ用の流体を噴射
することによって、その噴射流とともに解舒状態のよこ
糸2を開口13の内部によこ入れする。
えばドラム式の測長貯留装置11によって、1回のよこ
入れに必要な長さだけ測長され、よこ入れタイミングま
で貯留されている。よこ入れタイミングで、測長貯留装
置11の係止ピン11aが貯留状態のよこ糸2を解舒し
たとき、よこ入れノズル5は、たて糸12によって形成
されている開口13の内部に、よこ入れ用の流体を噴射
することによって、その噴射流とともに解舒状態のよこ
糸2を開口13の内部によこ入れする。
【0012】よこ糸2の先端は、反よこ入れ側の織り端
で、フィーラ14によって検出される。これによって、
よこ入れの良否が検知できる。よこ入れ後、よこ入れさ
れたよこ糸2は、筬15の筬打ち運動によって、織り前
3に打ち込まれ、よこ入れ側の織り端で、給糸カッタ1
6によって切断され、織物6として織り込まれる。
で、フィーラ14によって検出される。これによって、
よこ入れの良否が検知できる。よこ入れ後、よこ入れさ
れたよこ糸2は、筬15の筬打ち運動によって、織り前
3に打ち込まれ、よこ入れ側の織り端で、給糸カッタ1
6によって切断され、織物6として織り込まれる。
【0013】よこ入れ中に、ショートピックやベンドピ
ックなどのよこ入れ不良が発生したとき、フィーラ14
は、よこ糸2の先端を検出できないため、よこ入れ不良
の状態を検出する。よこ入れ不良が検出されたとき、図
示しない織機の制御装置は、給糸カッタ16を動作させ
ないで、よこ入れノズル5の内部のよこ糸2に不良糸2
aをつなげたままの状態として、次のよこ入れサイクル
でよこ入れしないまま織機を停止させる。したがって、
織機が停止した時点で、不良糸2aは、織り前3に打ち
込まれ、よこ入れノズル5の内部のよこ糸2につながっ
たままとなっている。
ックなどのよこ入れ不良が発生したとき、フィーラ14
は、よこ糸2の先端を検出できないため、よこ入れ不良
の状態を検出する。よこ入れ不良が検出されたとき、図
示しない織機の制御装置は、給糸カッタ16を動作させ
ないで、よこ入れノズル5の内部のよこ糸2に不良糸2
aをつなげたままの状態として、次のよこ入れサイクル
でよこ入れしないまま織機を停止させる。したがって、
織機が停止した時点で、不良糸2aは、織り前3に打ち
込まれ、よこ入れノズル5の内部のよこ糸2につながっ
たままとなっている。
【0014】この状態で、測長貯留装置11は、係止ピ
ン11aの進退運動によって、糸処理に必要な長さのよ
こ糸2を解舒し、よこ入れノズル5と織物6との間でよ
こ糸2に糸処理に必要なたるみを与える。ここで、案内
ノズル7は、糸ガイド17の内部に向けて、空気を噴射
することによって、たるみ状態のよこ糸2をU字状とし
て糸ガイド17の内部に移動させ、その中で一対の把持
体8、9の間に案内する。
ン11aの進退運動によって、糸処理に必要な長さのよ
こ糸2を解舒し、よこ入れノズル5と織物6との間でよ
こ糸2に糸処理に必要なたるみを与える。ここで、案内
ノズル7は、糸ガイド17の内部に向けて、空気を噴射
することによって、たるみ状態のよこ糸2をU字状とし
て糸ガイド17の内部に移動させ、その中で一対の把持
体8、9の間に案内する。
【0015】このあとで、プッシャ18は、把持体8を
対向する把持体9の方向に移動させることによって、一
対の把持体8、9の間でよこ糸2を挟み込んだ状態で保
持させる。その後、可変速モータ19は、制御手段23
によって制御され、一対の把持体8、9を所定の抜き取
り速度パターンにもとづく回転速度で回転させ、それら
の外周でよこ糸2および不良糸2aを巻き取ることによ
って、不良糸2aを織り前3から所定の抜き取り速度で
抜き取る。
対向する把持体9の方向に移動させることによって、一
対の把持体8、9の間でよこ糸2を挟み込んだ状態で保
持させる。その後、可変速モータ19は、制御手段23
によって制御され、一対の把持体8、9を所定の抜き取
り速度パターンにもとづく回転速度で回転させ、それら
の外周でよこ糸2および不良糸2aを巻き取ることによ
って、不良糸2aを織り前3から所定の抜き取り速度で
抜き取る。
【0016】所定の抜き取り時間が経過した時点で、可
変速モータ19は、停止する。またよこ入れノズル5の
先端近くに設けられているカッタ20は、よこ入れノズ
ル5の先端で、よこ糸2を切断する。この後、プッシャ
18は、把持体8を後退させて、一対の把持体8、9の
外周に巻き付けられているよこ糸2および不良糸2aを
開放する。これにより、一対の把持体8、9の外周に巻
き付けられているよこ糸2および不良糸2aは、その自
重により、あるいは空気噴射などによって、所定の排出
位置に放出される。
変速モータ19は、停止する。またよこ入れノズル5の
先端近くに設けられているカッタ20は、よこ入れノズ
ル5の先端で、よこ糸2を切断する。この後、プッシャ
18は、把持体8を後退させて、一対の把持体8、9の
外周に巻き付けられているよこ糸2および不良糸2aを
開放する。これにより、一対の把持体8、9の外周に巻
き付けられているよこ糸2および不良糸2aは、その自
重により、あるいは空気噴射などによって、所定の排出
位置に放出される。
【0017】そして、本発明の無杼織機における不良糸
除去装置1は、上記可変速モータ19の回転速度(回転
数)を制御するために、速度パターン記憶手段21、選
択手段22および制御手段23を備えている。
除去装置1は、上記可変速モータ19の回転速度(回転
数)を制御するために、速度パターン記憶手段21、選
択手段22および制御手段23を備えている。
【0018】速度パターン記憶手段21は、織物の糸密
度(たて糸密度、よこ糸密度、またはたて糸・よこ糸密
度)、織物の組織のうち少なくともいずれか一方の種類
に応じて、不良糸2aの抜き取り速度パターンを複数記
憶する。このため、オペレータは、予め、入力手段24
のキーを操作し、製織時の織物6の糸密度、組織など必
要なデータを速度パターン記憶手段21に記憶させる。
度(たて糸密度、よこ糸密度、またはたて糸・よこ糸密
度)、織物の組織のうち少なくともいずれか一方の種類
に応じて、不良糸2aの抜き取り速度パターンを複数記
憶する。このため、オペレータは、予め、入力手段24
のキーを操作し、製織時の織物6の糸密度、組織など必
要なデータを速度パターン記憶手段21に記憶させる。
【0019】また、選択手段22は、速度パターン記憶
手段21に格納されている複数の抜き取り速度パターン
の中から最適な1つの抜き取り速度パターンを選択し、
制御手段23に送り込む。制御手段23は、不良糸2a
の抜き取りにあたって、選択された抜き取り速度パター
ンにもとづいて、可変速モータ19の回転速度(回転
数)を制御する。
手段21に格納されている複数の抜き取り速度パターン
の中から最適な1つの抜き取り速度パターンを選択し、
制御手段23に送り込む。制御手段23は、不良糸2a
の抜き取りにあたって、選択された抜き取り速度パター
ンにもとづいて、可変速モータ19の回転速度(回転
数)を制御する。
【0020】織物の糸密度(要因A)および織物の組織
(要因B)は、不良糸2aの抜き取り速度を決める上
で、重要な要因であり、それぞれに複数の因子(a、
b、c、・・)が存在する。なお、糸をよこ糸とたて糸
とに区別して考えるならば、要因Aは、要因A1、A2
を用いることになる。これらの要因A、Bの因子a、
b、c、・・の情報は、上記のように、入力手段24を
操作して入力するか、または電子制御付き付属装置2
5、例えば開口装置や巻き取り装置が織機に付属してい
るとき、それらの装置からの信号を選択手段22に読み
取らせることによって、選択手段22に取り込まれる。
このような装置からの信号を利用する場合、製織中の因
子a、b、c、・・の経時的な変化にも対応可能とな
る。
(要因B)は、不良糸2aの抜き取り速度を決める上
で、重要な要因であり、それぞれに複数の因子(a、
b、c、・・)が存在する。なお、糸をよこ糸とたて糸
とに区別して考えるならば、要因Aは、要因A1、A2
を用いることになる。これらの要因A、Bの因子a、
b、c、・・の情報は、上記のように、入力手段24を
操作して入力するか、または電子制御付き付属装置2
5、例えば開口装置や巻き取り装置が織機に付属してい
るとき、それらの装置からの信号を選択手段22に読み
取らせることによって、選択手段22に取り込まれる。
このような装置からの信号を利用する場合、製織中の因
子a、b、c、・・の経時的な変化にも対応可能とな
る。
【0021】各因子の数に制限は、特にないが、例えば
織物の糸密度(要因A)の因子を3つ、織物の組織(要
因B)の因子を4つ設定するものとする。要因Aの因子
は、例えばa:細かい、b:中くらい、c:粗いとす
る。要因Bの因子は、例えば、a:1/1、b:2/
1、c:3/1、d:4/1とする。要因A、Bの因子
の情報は、前記の通り、キーボードなどの入力手段24
などにより直接入力して、選択手段22に取り込まれる
か、または電子制御付き付属装置25からの信号を選択
手段22に読み取られる。前者の人手による入力の場合
は、因子の変更に対して再入力の必要があるが、後者の
場合は、製織中の因子の変化に対しても自動的に対応可
能である。
織物の糸密度(要因A)の因子を3つ、織物の組織(要
因B)の因子を4つ設定するものとする。要因Aの因子
は、例えばa:細かい、b:中くらい、c:粗いとす
る。要因Bの因子は、例えば、a:1/1、b:2/
1、c:3/1、d:4/1とする。要因A、Bの因子
の情報は、前記の通り、キーボードなどの入力手段24
などにより直接入力して、選択手段22に取り込まれる
か、または電子制御付き付属装置25からの信号を選択
手段22に読み取られる。前者の人手による入力の場合
は、因子の変更に対して再入力の必要があるが、後者の
場合は、製織中の因子の変化に対しても自動的に対応可
能である。
【0022】選択手段22では、取り込まれた要因A、
B、各々の因子の情報に対して適合する速度パターンの
型式を選択して、速度パターン記憶手段21に対応の抜
き取り速度パターンを選択するための信号を送って、読
み出しを指令する。
B、各々の因子の情報に対して適合する速度パターンの
型式を選択して、速度パターン記憶手段21に対応の抜
き取り速度パターンを選択するための信号を送って、読
み出しを指令する。
【0023】図2は、選択手段22に予め記憶されてい
る速度パターンの型式分類の一例をマトリックスとして
表示している。このマトリックスにおいて、Aaは、要
因がAで、因子がaの場合を表し、AaとBaとの組み
合わせの場合(糸密度が細かくて、組織は1/1)の抜
き取り速度パターンの型式は、V1であることを示して
いる。ここで、例えばAc(糸密度が粗い)が入力され
たときは、要因B(織物の組織)に無関係に1つの抜き
取り速度パターンの型式を選択するならば、マトリック
ス中のV9からV12までは、全て同一の型式として設
定されることになる。このように、因子によっては、要
因A単独で抜き取り速度パターンの選択が行われる場合
もあるし、同様に、要因B単独で抜き取り速度パターン
の選択が行われる場合もある。
る速度パターンの型式分類の一例をマトリックスとして
表示している。このマトリックスにおいて、Aaは、要
因がAで、因子がaの場合を表し、AaとBaとの組み
合わせの場合(糸密度が細かくて、組織は1/1)の抜
き取り速度パターンの型式は、V1であることを示して
いる。ここで、例えばAc(糸密度が粗い)が入力され
たときは、要因B(織物の組織)に無関係に1つの抜き
取り速度パターンの型式を選択するならば、マトリック
ス中のV9からV12までは、全て同一の型式として設
定されることになる。このように、因子によっては、要
因A単独で抜き取り速度パターンの選択が行われる場合
もあるし、同様に、要因B単独で抜き取り速度パターン
の選択が行われる場合もある。
【0024】なお、選択手段22において、記憶されて
いる速度パターンの型式の設定は、経験にもとづき、ま
たは実験による確認のもとに行われる。
いる速度パターンの型式の設定は、経験にもとづき、ま
たは実験による確認のもとに行われる。
【0025】次に、選択手段22による指令を受けた速
度パターン記憶手段21において、適合する型式の抜き
取り速度パターンが選び出され、選び出された抜き取り
速度パターンの信号データは、可変速モータ19を制御
するために制御手段23に送られる。不良糸抜き取りの
際に、制御手段23およびそれによって制御される可変
速モータ19は、制御手段23から送られてくる信号に
もとづいて、不良糸抜き取り速度を変化させながら、織
物の糸密度や組織に適合する速度値によって、効率よく
抜き取り作業を行う。
度パターン記憶手段21において、適合する型式の抜き
取り速度パターンが選び出され、選び出された抜き取り
速度パターンの信号データは、可変速モータ19を制御
するために制御手段23に送られる。不良糸抜き取りの
際に、制御手段23およびそれによって制御される可変
速モータ19は、制御手段23から送られてくる信号に
もとづいて、不良糸抜き取り速度を変化させながら、織
物の糸密度や組織に適合する速度値によって、効率よく
抜き取り作業を行う。
【0026】図3、4、5は、抜き取り速度パターンの
例として、時間を横軸にとり、抜き取り速度の変化を縦
軸とするグラフとして示している。図3に示す例では、
巻き取り初期で一定の加速、巻き取りの中間で一定の速
度、巻き取りの終了側で一定の減速のもとに終了する。
また、図4に示す例では、巻き取り初期で一定の加速で
増速し、その途中で一定の速度を経て大きな加速に変化
し、次に中間点で一定の速度、さらに巻き取りの後半で
急速な減速、一定の速度、急速な減速のもとに終了す
る。さらに図5に示す例では、巻き取りの初期で緩い加
速とし、一定の速度の後に、急激な減速を行って巻き取
りを終了する。
例として、時間を横軸にとり、抜き取り速度の変化を縦
軸とするグラフとして示している。図3に示す例では、
巻き取り初期で一定の加速、巻き取りの中間で一定の速
度、巻き取りの終了側で一定の減速のもとに終了する。
また、図4に示す例では、巻き取り初期で一定の加速で
増速し、その途中で一定の速度を経て大きな加速に変化
し、次に中間点で一定の速度、さらに巻き取りの後半で
急速な減速、一定の速度、急速な減速のもとに終了す
る。さらに図5に示す例では、巻き取りの初期で緩い加
速とし、一定の速度の後に、急激な減速を行って巻き取
りを終了する。
【0027】さらに、必要に応じ、別の要因Cとして糸
種を用いる。糸種単独で抜き取り速度パターンを選択す
ることは既に知られているが、糸種(要因C)と織物の
糸密度(要因A)との組み合わせ、糸種(要因C)と織
物の組織(要因B)との組み合わせ、または糸種(要因
C)と織物の糸密度(要因A)と織物の組織(要因B)
との組み合わせによる選択で、抜き取り速度パターンを
選択すれば、製織条件に応じて、さらにきめ細かい選択
が可能となる。
種を用いる。糸種単独で抜き取り速度パターンを選択す
ることは既に知られているが、糸種(要因C)と織物の
糸密度(要因A)との組み合わせ、糸種(要因C)と織
物の組織(要因B)との組み合わせ、または糸種(要因
C)と織物の糸密度(要因A)と織物の組織(要因B)
との組み合わせによる選択で、抜き取り速度パターンを
選択すれば、製織条件に応じて、さらにきめ細かい選択
が可能となる。
【0028】なお、糸除去手段4は、図6に示すよう
に、一対のローラ26、27によって構成し、一方のロ
ーラ26をアクチュエータ28によって他方のローラ2
7に対し接離可能とし、可変速モータ19によって、他
方のローラ27を強制的に抜き取り方向に回転させるも
の、図7に示すように、よこ入れノズル5の先端位置に
Y字状の糸巻き29をおき、その糸巻き29の先端でよ
こ糸2を挟んだ状態で、当該糸巻き29を可変速モータ
19によって駆動する型式のもの、あるいは図8に示す
ように、フック30によってよこ入れノズル5の先端側
でよこ糸2を引っかけ、可変速モータ19として、可変
速リニアモータ31によってフック30を糸抜き取り方
向に移動させる構成とすることもできる。
に、一対のローラ26、27によって構成し、一方のロ
ーラ26をアクチュエータ28によって他方のローラ2
7に対し接離可能とし、可変速モータ19によって、他
方のローラ27を強制的に抜き取り方向に回転させるも
の、図7に示すように、よこ入れノズル5の先端位置に
Y字状の糸巻き29をおき、その糸巻き29の先端でよ
こ糸2を挟んだ状態で、当該糸巻き29を可変速モータ
19によって駆動する型式のもの、あるいは図8に示す
ように、フック30によってよこ入れノズル5の先端側
でよこ糸2を引っかけ、可変速モータ19として、可変
速リニアモータ31によってフック30を糸抜き取り方
向に移動させる構成とすることもできる。
【0029】
【発明の効果】本発明では、不良糸を織り前から抜き取
るための除去手段を有する無杼織機において、織物の糸
密度および織物の組織の少なくともいずれか一方の変化
に応じて、抜き取り速度のパターンの選択を行うこと
で、不良糸の抜き取りを効率よく行え、不良糸除去処理
時間の短縮化を図ることができる。
るための除去手段を有する無杼織機において、織物の糸
密度および織物の組織の少なくともいずれか一方の変化
に応じて、抜き取り速度のパターンの選択を行うこと
で、不良糸の抜き取りを効率よく行え、不良糸除去処理
時間の短縮化を図ることができる。
【図1】本発明の無杼織機における不良糸除去装置の説
明図である。
明図である。
【図2】抜き取り速度パターンの型式分類のマトリック
スである。
スである。
【図3】抜き取り速度パターンのグラフである。
【図4】抜き取り速度パターンのグラフである。
【図5】抜き取り速度パターンのグラフである。
【図6】糸除去手段の他の例の説明図である。
【図7】糸除去手段の他の例の説明図である。
【図8】糸除去手段の他の例の説明図である。
1 無杼織機における不良糸除去装置 2 よこ糸 2a 不良糸 3 織り前 4 糸除去手段 5 よこ入れノズル 6 織物 19 可変速モータ 21 速度パターン記憶手段 22 選択手段 23 制御手段 24 入力手段 31 可変速リニアモータ
Claims (1)
- 【請求項1】 よこ入れ不良が検出されたときに、よこ
入れ不良にかかる不良糸を織り前から可変速モータの力
によって抜き取るための糸除去手段を有する無杼織機に
おいて、 織物の糸密度および織物の組織の少なくともいずれか一
方の種類に応じて、不良糸の抜き取り速度パターンを複
数記憶する速度パターン記憶手段と、複数の抜き取り速
度パターンの中から任意のパターンを選択する選択手段
と、この選択手段によって選択された抜き取り速度パタ
ーンにもとづいて上記可変速モータの速度を制御する制
御手段と、を有することを特徴とする無杼織機における
不良糸除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26493797A JPH1193042A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 無杼織機における不良糸除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26493797A JPH1193042A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 無杼織機における不良糸除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1193042A true JPH1193042A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17410269
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26493797A Pending JPH1193042A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 無杼織機における不良糸除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1193042A (ja) |
-
1997
- 1997-09-11 JP JP26493797A patent/JPH1193042A/ja active Pending
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