JPH1193869A - スクロール型圧縮機 - Google Patents
スクロール型圧縮機Info
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Abstract
ルと揺動スクロールとを噛み合わせて形成される複数の
圧縮室にて冷媒ガスを圧縮して密閉容器内へ吐出した
後、冷媒ガスを密閉容器外へ吐出する、冷凍能力が高め
られた、低消費電力で長期に安定して運転できる横置き
型のスクロール型圧縮機を提供する。 【解決手段】 冷媒ガス吸入側と揺動スクロールの背面
と支持フレームの間を連通させてこの間の圧力を密閉容
器内の圧力より低くして、固定スクロールに揺動スクロ
ールを押し付けずガスシール状態で冷媒ガスを圧縮し、
給油部から潤滑油を回転軸の中に設けた油通路を経て軸
受部を含む各摺動部に送り、循環して使用する。
Description
機等に搭載されるスクロール型圧縮機に関するものであ
り、さらに詳しくは、固定スクロールと揺動スクロール
とを噛み合わせて形成される複数の圧縮室にて圧縮され
た圧縮ガスを密閉容器内へ吐出した後、密閉容器外へ吐
出するようにした横置き型のスクロール型圧縮機に関す
るものである。
れる横置き型のスクロール型コンプレッサは、例えば特
公平7−99150号公報に示されているように図3に
示される構成になっている。両端が閉鎖された筒状の密
閉容器1の内側には電動要素2とスクロール圧縮要素3
とが内蔵されている。上記電動要素2は上記密閉容器1
の内壁面側に固定されたステータ4と、このステータ4
の内側に回転自在に支持されたロータ5とからなり、こ
のロータ5には回転軸6が貫通状態に結合されている。
この回転軸6の一端は上記スクロール圧縮要素3の一部
を構成する支持フレーム7に回転自在に支持されてい
る。上記回転軸6の他端側は上記ロータ5から突出され
ており、この先端部にはトロコイドポンプなどの容積型
ポンプ8が接続されている。そして、上記容積型ポンプ
8の端部には油導入管9が接続されている。この油導入
管9の吸込み側の端部は上記密閉容器1内に収容された
潤滑油bに没するように下方に延長されている。
8によって潤滑油bを供給する油通路が軸方向に穿設さ
れており、潤滑油が支持フレーム7等の各摺動部に供給
された後、再循環されるようになっている。
態に支持された上記回転軸6の一端部はその中心が上記
回転軸6の軸心と偏心して設けたピン部(クランク部)
10として形成されており、このピン部10には揺動ス
クロール11が連接されている。この揺動スクロール1
1は円盤状に形成されており一側面の中央部に上記ピン
部10が接続されるボス穴部12が形成されている。こ
の揺動スクロール11の他側面には渦巻き形状のラップ
13が一体に形成されている。
ロール14が結合されている。この固定スクロール14
には上記揺動スクロール11に対面する部分に渦巻き形
状のラップ15が形成されており、上記ラップ13との
間に複数の圧縮室16を形成している。これらの圧縮室
16は外周部で冷媒ガスを吸込み、漸次中心に移動して
いくことで容積を縮小して冷媒ガスを圧縮するようにな
っている。
ポート17が形成されており、この吐出ポート17の外
側を包囲する状態で上記固定スクロール14には消音器
18が設けられている。
軸6の回転数により潤滑油の供給量が変化し、回転数が
大きくなった時の潤滑油の過剰供給を避けるためにオイ
ルリリース機構を設ける必要があり機構が複雑になる他
に、電力の消費が増加する、コストアップになるなどの
問題がある。
ためのポンプを使用せず、圧縮ガスを密閉容器内に吐出
する方式とし、揺動スクロールに貫通穴を設けてスクロ
ール圧縮要素中の適当な圧縮室と、揺動スクロールの背
面と支持フレームの間を連通させてこの間の圧力を適当
な中程度の圧力(例えば8〜9kg/cm2 )として前
記密閉容器内の圧力(例えば15〜25kg/cm2 )
より低くして、この差圧を利用して潤滑油を吸い上げて
前記回転軸の中に設けた油通路を経て支持フレーム等の
各摺動部に供給するとともに、前記圧力により揺動スク
ロールを固定スクロールに押し付けて接触させてガスシ
ールして冷媒ガスを圧縮するようにした横置き型のスク
ロール型圧縮機が提案されている(特公平3−1751
86号公報)。
油による潤滑はよく行われるが、前記圧力により固定ス
クロールと揺動スクロールを直に接触させてガスシール
して冷媒ガスを圧縮するので、電力消費が大きい上、固
定スクロールと揺動スクロールの材質は両者とも鉄鋳物
とするか、あるいは鉄鋳物とアルミニウムなどの組み合
わせとする必要があり、両者ともアルミニウムあるいは
アルミニウム合金とすることができないという問題があ
った。
油供給のためのポンプを使用せず、圧縮ガスを密閉容器
内に吐出する方式として差圧を利用して潤滑油を吸い上
げて回転軸の中に設けた油通路を経て支持フレーム等の
各摺動部に供給して潤滑するが、揺動スクロールを固定
スクロールに押し付けて接触させず、逆に揺動スクロー
ルを固定スクロールから離すようにしながらガスシール
状態で冷媒ガスを圧縮する横置き型のスクロール型圧縮
機であって、回転軸の回転数が変化しても潤滑油を安定
して供給することができ、かつ固定スクロールと揺動ス
クロールの材質を両者ともアルミニウムあるいはアルミ
ニウム合金とすることができる、冷凍能力が高い、長期
に亘り安定して運転できるスクロール型圧縮機を提供す
ることである。
について鋭意研究した結果、冷媒ガス吸入側と前記揺動
スクロールの背面と前記支持フレームの間を連通させ
て、この間の圧力を低くして、揺動スクロールを固定ス
クロールから離すようにしながらガスシール状態で冷媒
ガスを圧縮し、給油部から潤滑油を吸い上げて回転軸の
中に設けた油通路を経て軸受部を含む各摺動部に送り、
循環して使用することにより課題を解決できることを見
いだし、本発明を成すに到った。
閉容器内に回転軸を横方向に向けて設けられた電動要素
とこの電動要素によって駆動されるスクロール圧縮要素
と、前記密閉容器内に装着されて前記スクロール圧縮要
素を支持するとともに、中央に前記回転軸を軸支するた
めの軸受部を設けた支持フレームと、前記密閉容器内に
収容された潤滑油と、前記回転軸の端部に設けられた差
圧式給油部を備え、前記スクロール圧縮要素は中央部に
圧縮ガスの吐出ポートを設けるとともに背面に渦巻き状
のラップを有する固定スクロールと、この固定スクロー
ルに対して前記電動要素の駆動により公転する渦巻き状
のラップを有する揺動スクロールとを互いに噛み合わせ
て複数の圧縮室を形成し、前記密閉容器外から吸入した
冷媒ガスをこの圧縮室にて圧縮して前記吐出ポートから
前記密閉容器内に吐出した後、前記密閉容器外に吐出す
るようにしたスクロール型圧縮機であって、前記軸受部
の摺動面を潤滑油によりガスシールするとともに冷媒ガ
ス吸入側と前記揺動スクロールの背面と前記支持フレー
ムの間を連通させてこの間の圧力を前記密閉容器内の圧
力より低くすることにより、前記給油部から潤滑油を前
記回転軸の中に設けた油通路を経て前記軸受部を含む各
摺動部に送り、循環して使用するようにしたことを特徴
とするスクロール型圧縮機である。
のスクロール型圧縮機において、前記揺動スクロールの
背面の中央部に突設したボス穴部に、前記回転軸の先端
にその中心が前記回転軸の軸心と偏心して設けたピン部
を挿入して、前記給油部から吸い上げた潤滑油により前
記ボス穴部と前記ピン部の摺動部をガスシールしたこと
を特徴とする。
いは請求項2記載のスクロール型圧縮機において、前記
油通路から前記軸受部の摺動面に通じる小孔を設けて、
この小孔より前記電動要素側の前記回転軸表面に螺旋状
の溝を設けて前記小孔を通過した潤滑油がこの溝を流れ
て摺動面を潤滑するとともに、この小孔より前記スクロ
ール圧縮要素側の摺動面をガスシールすることを特徴と
する。
いは請求項2記載のスクロール型圧縮機において、前記
電動要素側の前記軸受部端部近傍に前記油通路から前記
軸受部の摺動面に通じる小孔を設けて、この小孔より前
記スクロール圧縮要素側の前記回転軸表面に前記回転軸
の回転方向とは逆の螺旋状の溝を、この螺旋状の溝の終
点が前記軸受部内に位置するように設けて前記小孔を通
過した潤滑油がこの溝を流れて摺動面を潤滑するととも
に、前記終点より前記スクロール圧縮要素側の摺動面を
ガスシールすることを特徴とする。
し請求項4記載のスクロール型圧縮機において、前記給
油部は、前記密閉容器内に装着されて前記回転軸を軸支
するとともに油導入管を装着した副軸受部を備えた副支
持フレームを備え、この副支持フレームと前記回転軸の
間にベアリングを介在させ、かつこのベアリングの受け
部を前記副軸受部に設けたことを特徴とする。
し請求項5記載のスクロール型圧縮機において、前記回
転軸と前記副軸受部の摺動部の間隙を調整してガスが潤
滑油中に入らないようにしたことを特徴とする。
し請求項6記載のスクロール型圧縮機において、前記固
定スクロールと前記揺動スクロールがアルミニウムある
いはアルミニウム合金からなることを特徴とする。
に示す図面に基づいて詳細に説明する。図1は、この発
明に係る横置き型のスクロール型圧縮機の全体構成を示
す断面図である。図2は、この発明の他の実施例の横置
き型のスクロール型圧縮機の軸受部および回転軸の拡大
説明図である。
ル型圧縮機20であり、両端が閉鎖された筒状に形成さ
れた密閉容器21を備えている。この密閉容器21内に
は電動要素22と、この電動要素22によって駆動され
るスクロール圧縮要素23とが収容されている。
部に固定されたステータ24と、このステータ24の中
央部に位置されたロータ25とを有し、このロータ25
の中心部には上記密閉容器21の軸心方向に向けられた
回転軸26が貫通状態に結合されており、その一端側は
上記スクロール圧縮要素23を支持する支持フレーム2
7の中央部に貫通され回転自在に支持されている。ここ
で、上記支持フレーム27は上記密閉容器21の内壁面
に結合固定されている。そして、上記回転軸26は一端
側の中途部が上記支持フレーム27の軸受部28によっ
て回転自在に支持されており、上記ロータ25は回転軸
26と支持フレーム27を介して密閉容器21の内壁面
側に支持されている。
転軸26の端部にはその中心が回転軸26の軸心と偏心
して設けたピン部(クランク部)29が形成されてい
る。このピン部29には揺動スクロール30が連接され
ている。この揺動スクロール30は円盤状の鏡板の一側
面中央部に上記ピン部29を挿入して連接するボス穴部
31と上記鏡板の他側面に形成された渦巻き状のラップ
32とを備えている。
ロール33が結合されている。この固定スクロール33
は上記揺動スクロール30のラップ32に互い違い状態
に位置して複数の圧縮室34を形成する渦巻き状のラッ
プ35が形成されている。
には上記密閉容器21に貫通された冷媒ガスの吸入管3
6が接続されている。また、上記固定スクロール33の
中央部には、圧縮された冷媒ガスを密閉容器21内に吐
出する吐出ポート37が設けられている。
スのスクロール圧縮要素23の吸入側と上記揺動スクロ
ール30の背面(上記鏡板のボス穴部31のある側の
面)と上記支持フレーム27の間は上記揺動スクロール
30の鏡板の周縁部において連通させてあるので、この
間の圧力は上記冷媒ガス吸入側とほぼ同じに低く、前記
密閉容器21内の圧力より低い。
8が設けられている。この給油部38は、密閉容器21
内に装着されて回転軸26を軸支するとともに油導入管
39を装着した副軸受部40を備えた副支持フレーム4
1を備えている。この副支持フレーム41と回転軸26
の間にはベアリング42が介在させてあり、このベアリ
ング42の受け部43が前記副軸受部40に設けてあ
る。
に通じる油通路44が穿設されており、回転軸26が軸
受部28により軸支されている部分の中途に前記油通路
44から前記軸受部28の摺動面に通じる小孔45が設
けられている。この小孔45の出口から始まり前記電動
要素22側に向かって回転軸26の表面にこの小孔45
と連絡する螺旋状の溝46が、回転軸26が軸受部28
により軸支されている部分の外まで、設けられている。
そして、回転軸26の一端部からでた潤滑油はボス穴部
31とピン部29の摺動面をガスシールし、前記小孔4
5を通過した潤滑油は前記溝46を流れて摺動面を潤滑
するとともに、小孔45より前記スクロール圧縮要素2
3側の摺動面をガスシールするようになっている。
ルまで潤滑油bが収容されており、この潤滑油bは前記
した差圧によって前記給油部38から吸い上げられて回
転軸26の中に設けた油通路44を経て前記軸受部28
を含む各摺動部に送られ、循環して使用されるようにな
っている。
型圧縮機20の運転を開始すると、冷媒ガスは吸入管3
6からスクロール圧縮要素23の外周部に吸入されて、
漸次中心に移動していくことで圧縮され、固定スクロー
ル33の中央部に設けた吐出ポート37から密閉容器2
1内に吐出され、この空間で同伴した潤滑油が分離さ
れ、脈動が低減される。
定スクロール33と支持フレーム27に設けた図示しな
い通路を流れて、電動要素22側に行きロータ25の回
転による遠心力とステータ24や副支持フレーム41な
どの邪魔板効果などで冷媒ガス中の潤滑油がさらに分離
され、そして潤滑油が分離された冷媒ガスは吐出管47
から密閉容器21外に吐出される。分離された潤滑油は
黒矢印で示したように流れて密閉容器21の底部に溜
り、循環して使用される。
背面と支持フレーム27の間を連通させてあるので、こ
の間の圧力は冷媒ガス吸入側とほぼ同じ位に低く、密閉
容器21内の圧力より低くなっている。この差圧によ
り、潤滑油bは前記給油部38の油導入管39から吸い
上げられて黒矢印で示したように回転軸26の中に設け
た油通路44を経て高圧下で供給される。供給された高
圧の潤滑油の一部は黒矢印で示したように前記小孔45
を通過し、電動要素22の方向に向かって溝46を流れ
て摺動面を潤滑し、その後、密閉容器21の底部に流れ
る。回転軸26と軸受部28のクリアランスは非常に小
さく、このクリアランスは例えば約10〜30μm程度
にしてあるので小孔45より前記スクロール圧縮要素2
3側の回転軸26と軸受部28の摺動部はよくガスシー
ルされる。
潤滑油はボス穴部31とピン部29の摺動面をよくガス
シールする。これらの潤滑油はその後黒矢印で示したよ
うに揺動スクロール30と支持フレーム27の間を流
れ、オルダムリング48溝部の潤滑を行った後、揺動ス
クロール30の鏡板の周縁部を経てスクロール圧縮要素
23内の冷媒ガス吸入側に供給されて摺動面の潤滑を行
い、その後圧縮ガスとともに吐出ポート37から密閉容
器21内へ吐出され、圧縮ガスと分離されて密閉容器2
1の底部に流れる。
レーム27と揺動スクロール30との間に介装されてお
り、電動要素22の駆動により固定スクロール33に対
して揺動スクロール30が自転しないように円軌道上を
公転させるようになっている。
支持フレーム27の間の圧力は冷媒ガス吸入側とほぼ同
じ位に低いので、揺動スクロール30が固定スクロール
33に押し付けられることがなく、逆に、揺動スクロー
ル30は固定スクロール33から離れるので、揺動スク
ロール30と固定スクロール33の各ラップ先端にバネ
式ガスシールデバイスを設けるなどにより潤滑油を介在
させてガスシール状態にして冷媒ガスを圧縮することが
必要である。このようにすることによりスクロール圧縮
要素23内のガスシール性が向上して圧縮効率が向上す
る利点があるとともに、前記固定スクロール33と前記
揺動スクロール30をアルミニウムあるいはアルミニウ
ム合金製とすることが可能になる。
転軸26の間にはベアリング42が介在させてあり、こ
のベアリング42の受け部43を前記副軸受部40に設
けたので回転軸26の回転が安定しスムースになって圧
縮効率が向上するとともに、振動や騒音が少なくなる効
果がある。
間隙49を調整することにより、冷媒ガスが潤滑油中に
入らないようにすることができる。間隙49をあまり大
きくするとガスが潤滑油中に入る恐れがあり、逆に間隙
49をあまり小さくすると回転軸26への抵抗が大きく
なる恐れがあるので、間隙49を適切に調整することが
必要である。
き型のスクロール型圧縮機20Aの回転軸26には、軸
受部28により軸支されている部分の前記電動要素22
側に前記油通路44から前記軸受部28の摺動面に通じ
る小孔45Aが設けられている。そして、この小孔45
Aの出口から始まり、前記スクロール圧縮要素23側に
向かって回転軸26の表面に、この小孔45Aと連絡す
る螺旋状の溝46Aが、回転軸26が軸受部28により
軸支されている部分の途中まで、設けられている。螺旋
状の溝46Aの螺旋の方向は回転軸26の回転方向と逆
にしてある。このような構成とした以外は図1に示した
横置き型のスクロール型圧縮機20と同様の構成として
ある。
経て高圧下で供給され、供給された高圧の潤滑油の一部
は黒矢印で示したように前記小孔45Aを通過し、前記
スクロール圧縮要素23側に向かって溝46Aを流れて
摺動面を潤滑するとともに小孔45Aより前記スクロー
ル圧縮要素23側の回転軸26と軸受部28の摺動面を
ガスシールする。スクロール型圧縮機20の場合と同様
にしてこれらの潤滑油はその後黒矢印で示したように揺
動スクロール30と支持フレーム27の間を流れ、オル
ダムリング48溝部の潤滑を行った後、スクロール圧縮
要素23内に供給されて摺動面の潤滑を行い、圧縮ガス
とともに吐出ポート37から密閉容器21内へ吐出され
て分離されてその後密閉容器21の底部に流れる。この
ようにすることによりスクロール圧縮要素23内のガス
シール性が一層向上して圧縮効率が向上する利点があ
る。
圧縮機は従来冷媒としてジクロロジフルオロメタン(R
12)を多く使用していた。このR12は、その高いオ
ゾン破壊の潜在性により、大気中に放出されて地球上空
のオゾン層に到達すると、このオゾン層を破壊する問題
からフロン規制の対象となっている。このオゾン層の破
壊は冷媒中の塩素基(Cl)により引き起こされる。
は、例えば、1,1,1,2−テトラフルオロエタン
(R134a)単体又はR134aとジフルオロメタン
(R−32)とペンタフルオロエタン(R−125)と
の混合冷媒(R407C)、R−32とR−125との
混合冷媒(R410A)などのHFC系冷媒、ハイドロ
クロロジフルオロメタン(R22)単体又は混合冷媒な
どのHCFC系冷媒などを挙げることができる。
には、例えば、これらの冷媒と相溶性のあるエステル系
オイル、エーテル系オイルあるいはこれらの冷媒と相溶
性のないアルキルベンゼン系オイル、あるいはこれらの
混合物などを挙げることができる。
は、潤滑油供給のためのポンプを使用せず、圧縮ガスを
密閉容器内に吐出する方式として、前記差圧を利用して
潤滑油を回転軸の中に設けた油通路を経て支持フレーム
等の各摺動部に供給して潤滑して、循環して使用するよ
うにし、固定スクロールに揺動スクロールを押し付けて
接触させず、逆に固定スクロールから揺動スクロールを
離してガスシール状態で冷媒ガスを圧縮するので、固定
スクロールと揺動スクロールの材質を両者ともアルミニ
ウムあるいはアルミニウム合金とすることができ、回転
軸の回転数が変化しても潤滑油を安定して供給でき、冷
凍能力が高く、低消費電力で長期に亘り安定して運転で
きる。
体構成を示す断面図である。
よび回転軸の拡大説明図である。
施例の全体構成を示す断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 密閉容器内に回転軸を横方向に向けて設
けられた電動要素とこの電動要素によって駆動されるス
クロール圧縮要素と、前記密閉容器内に装着されて前記
スクロール圧縮要素を支持するとともに、中央に前記回
転軸を軸支するための軸受部を設けた支持フレームと、
前記密閉容器内に収容された潤滑油と、前記回転軸の端
部に設けられた差圧式給油部を備え、前記スクロール圧
縮要素は中央部に圧縮ガスの吐出ポートを設けるととも
に背面に渦巻き状のラップを有する固定スクロールと、
この固定スクロールに対して前記電動要素の駆動により
公転する渦巻き状のラップを有する揺動スクロールとを
互いに噛み合わせて複数の圧縮室を形成し、前記密閉容
器外から吸入した冷媒ガスをこの圧縮室にて圧縮して前
記吐出ポートから前記密閉容器内に吐出した後、前記密
閉容器外に吐出するようにしたスクロール型圧縮機であ
って、前記軸受部の摺動面を潤滑油によりガスシールす
るとともに冷媒ガス吸入側と前記揺動スクロールの背面
と前記支持フレームの間を連通させてこの間の圧力を前
記密閉容器内の圧力より低くすることにより、前記給油
部から潤滑油を前記回転軸の中に設けた油通路を経て前
記軸受部を含む各摺動部に送り、循環して使用するよう
にしたことを特徴とするスクロール型圧縮機。 - 【請求項2】 前記揺動スクロールの背面の中央部に突
設したボス穴部に、前記回転軸の先端にその中心が前記
回転軸の軸心と偏心して設けたピン部を挿入して、前記
給油部から吸い上げた潤滑油により前記ボス穴部と前記
ピン部の摺動部をガスシールしたことを特徴とする請求
項1記載のスクロール型圧縮機。 - 【請求項3】 前記油通路から前記軸受部の摺動面に通
じる小孔を設けて、この小孔より前記電動要素側の前記
回転軸表面に螺旋状の溝を設けて前記小孔を通過した潤
滑油がこの溝を流れて摺動面を潤滑するとともに、この
小孔より前記スクロール圧縮要素側の摺動面をガスシー
ルすることを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載
のスクロール型圧縮機。 - 【請求項4】 前記電動要素側の前記軸受部端部近傍に
前記油通路から前記軸受部の摺動面に通じる小孔を設け
て、この小孔より前記スクロール圧縮要素側の前記回転
軸表面に前記回転軸の回転方向とは逆の螺旋状の溝を、
この螺旋状の溝の終点が前記軸受部内に位置するように
設けて前記小孔を通過した潤滑油がこの溝を流れて摺動
面を潤滑するとともに、前記終点より前記スクロール圧
縮要素側の摺動面をガスシールすることを特徴とする請
求項1あるいは請求項2記載のスクロール型圧縮機。 - 【請求項5】 前記給油部は、前記密閉容器内に装着さ
れて前記回転軸を軸支するとともに油導入管を装着した
副軸受部を備えた副支持フレームを備え、この副支持フ
レームと前記回転軸の間にベアリングを介在させ、かつ
このベアリングの受け部を前記副軸受部に設けたことを
特徴とする請求項1ないし請求項4記載のスクロール型
圧縮機。 - 【請求項6】 前記回転軸と前記副軸受部の摺動部の間
隙を調整してガスが潤滑油中に入らないようにしたこと
を特徴とする請求項1ないし請求項5記載のスクロール
型圧縮機。 - 【請求項7】 前記固定スクロールと前記揺動スクロー
ルがアルミニウムあるいはアルミニウム合金からなるこ
とを特徴とする請求項1ないし請求項6記載のスクロー
ル型圧縮機。
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