JPH11944A - 熱可塑性樹脂フィルム製造装置 - Google Patents
熱可塑性樹脂フィルム製造装置Info
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- JPH11944A JPH11944A JP9155261A JP15526197A JPH11944A JP H11944 A JPH11944 A JP H11944A JP 9155261 A JP9155261 A JP 9155261A JP 15526197 A JP15526197 A JP 15526197A JP H11944 A JPH11944 A JP H11944A
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
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- B29C48/92—Measuring, controlling or regulating
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱可塑性樹脂フィルムを製造する装置におけ
る放電電極の自動調整を可能にする。 【解決手段】 口金としてのダイ1、冷却用の回転ドラ
ム3、放電電極2、電極位置調整手段5、距離測定手段
11を備える。電極位置調整手段5は、回転ドラム3表
面からの放電電極2の高さを維持しつつ、放電電極2の
位置を調整する。距離測定手段11は、回転ドラム3に
接触する前のフィルム状溶融物4と放電電極2との距離
を測定する。溶融状態の熱可塑性樹脂をダイ1によりフ
ィルム状溶融物4にして回転ドラム3上に押し出し、回
転ドラム3の回転軸と平行に設けた線状の放電電極2に
より、フィルム状溶融物4に静電荷を印加し、フィルム
状溶融物4を回転ドラム3に密着させて移送しつつ固化
させる。その際に、測定したフィルム状溶融物4と放電
電極2との距離をもとに、電極位置調整手段5が電極位
置2を調整する。
る放電電極の自動調整を可能にする。 【解決手段】 口金としてのダイ1、冷却用の回転ドラ
ム3、放電電極2、電極位置調整手段5、距離測定手段
11を備える。電極位置調整手段5は、回転ドラム3表
面からの放電電極2の高さを維持しつつ、放電電極2の
位置を調整する。距離測定手段11は、回転ドラム3に
接触する前のフィルム状溶融物4と放電電極2との距離
を測定する。溶融状態の熱可塑性樹脂をダイ1によりフ
ィルム状溶融物4にして回転ドラム3上に押し出し、回
転ドラム3の回転軸と平行に設けた線状の放電電極2に
より、フィルム状溶融物4に静電荷を印加し、フィルム
状溶融物4を回転ドラム3に密着させて移送しつつ固化
させる。その際に、測定したフィルム状溶融物4と放電
電極2との距離をもとに、電極位置調整手段5が電極位
置2を調整する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、口金と冷却用の回
転ドラムと放電電極とを備え、溶融状態の熱可塑性樹脂
を口金によりフィルム状溶融物にして回転ドラム上に押
し出し、回転ドラムの回転軸と平行に設けた線状の放電
電極により、フィルム状溶融物に静電荷を印加し、フィ
ルム状溶融物を回転ドラムに密着させて移送しつつ固化
させて熱可塑性樹脂フィルムを製造する装置に関する。
転ドラムと放電電極とを備え、溶融状態の熱可塑性樹脂
を口金によりフィルム状溶融物にして回転ドラム上に押
し出し、回転ドラムの回転軸と平行に設けた線状の放電
電極により、フィルム状溶融物に静電荷を印加し、フィ
ルム状溶融物を回転ドラムに密着させて移送しつつ固化
させて熱可塑性樹脂フィルムを製造する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂フィルム(シートとも言わ
れる)は、溶融した熱可塑性樹脂をスリット状の口金か
らフィルム状にして冷却用回転ドラム上に押し出して成
型される。そして必要に応じて、その後に延伸等の処理
も行なわれる。この成型に際し、冷却用回転ドラム上の
フィルムの情報の所定位置に高電圧を印可した放電電極
であるワイヤ電極を設置することにより、静電的にフィ
ルムの冷却用回転ドラムへの密着度を向上させることが
でき、良好な成型状態が得られることが知られている。
れる)は、溶融した熱可塑性樹脂をスリット状の口金か
らフィルム状にして冷却用回転ドラム上に押し出して成
型される。そして必要に応じて、その後に延伸等の処理
も行なわれる。この成型に際し、冷却用回転ドラム上の
フィルムの情報の所定位置に高電圧を印可した放電電極
であるワイヤ電極を設置することにより、静電的にフィ
ルムの冷却用回転ドラムへの密着度を向上させることが
でき、良好な成型状態が得られることが知られている。
【0003】ワイヤ電極からは、冷却用回転ロール側へ
微小な電流が流され、その際働く静電力により熱可塑性
樹脂が冷却用回転ロールに押し付けられ、フィルムと冷
却用回転ロール間の空気噛み込みが防止されるととも
に、冷却効率が向上されて、成型性が向上される。
微小な電流が流され、その際働く静電力により熱可塑性
樹脂が冷却用回転ロールに押し付けられ、フィルムと冷
却用回転ロール間の空気噛み込みが防止されるととも
に、冷却効率が向上されて、成型性が向上される。
【0004】ところで、この方法において上述の良好な
成型状態を得るためには、ワイヤ電極の位置が重要な条
件である。すなわち、ワイヤ電極と冷却用回転ドラムの
表面との間の位置関係の内、表面との間隔については、
この間隔が開きすぎるとワイヤ電極と冷却用回転ドラム
間の電位勾配が低下してワイヤ電極から十分な電荷が放
出されず、該フィルムに働く静電押圧力が低下して冷却
用回転ドラムへの十分な密着が得られない。一方逆に、
この間隔が狭すぎると、電位勾配が過大となってフィル
ムに絶縁破壊が生じ、ピンホール等の欠点が生じる。
成型状態を得るためには、ワイヤ電極の位置が重要な条
件である。すなわち、ワイヤ電極と冷却用回転ドラムの
表面との間の位置関係の内、表面との間隔については、
この間隔が開きすぎるとワイヤ電極と冷却用回転ドラム
間の電位勾配が低下してワイヤ電極から十分な電荷が放
出されず、該フィルムに働く静電押圧力が低下して冷却
用回転ドラムへの十分な密着が得られない。一方逆に、
この間隔が狭すぎると、電位勾配が過大となってフィル
ムに絶縁破壊が生じ、ピンホール等の欠点が生じる。
【0005】また、ワイヤ電極の冷却用回転ドラムの回
転方向すなわちフィルムの送り方向の位置については、
口金から吐出されたフィルムが自然落下の状態で所定速
度で回転する冷却用回転ドラムの表面に接地する接地点
での放線方向を規準とし、この方向よりも上流にワイヤ
電極を設置すると、フィルムが自然落下の状態での冷却
用回転ドラム表面へ着地する前に冷却用回転ドラム側に
押圧されるので、フィルムが安定せず振動や揺れを起こ
しやすくするためにフィルムに厚さ斑や表面欠点が生じ
る。
転方向すなわちフィルムの送り方向の位置については、
口金から吐出されたフィルムが自然落下の状態で所定速
度で回転する冷却用回転ドラムの表面に接地する接地点
での放線方向を規準とし、この方向よりも上流にワイヤ
電極を設置すると、フィルムが自然落下の状態での冷却
用回転ドラム表面へ着地する前に冷却用回転ドラム側に
押圧されるので、フィルムが安定せず振動や揺れを起こ
しやすくするためにフィルムに厚さ斑や表面欠点が生じ
る。
【0006】逆に該放線方向よりも下流側に設置する
と、大きな押圧力が作用するワイヤ電極に最も近い点で
はフィルムの冷却ロール側がすでにある程度冷却されて
弾性を有しているため、冷却用回転ドラムとの間に空気
を噛み込んでしまい、気泡や表面欠点を生じる。
と、大きな押圧力が作用するワイヤ電極に最も近い点で
はフィルムの冷却ロール側がすでにある程度冷却されて
弾性を有しているため、冷却用回転ドラムとの間に空気
を噛み込んでしまい、気泡や表面欠点を生じる。
【0007】したがって、ワイヤ電極のフィルムの送り
方向の最適位置は、フィルムの静電力等の外力の作用が
ない自然落下の状態での冷却用回転ドラム表面への着地
点、またはその直前ということになり、その位置に設置
されることにより、安定した着地と良好な成型面が得ら
れる。
方向の最適位置は、フィルムの静電力等の外力の作用が
ない自然落下の状態での冷却用回転ドラム表面への着地
点、またはその直前ということになり、その位置に設置
されることにより、安定した着地と良好な成型面が得ら
れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この着地点
は、吐出されたフィルムの塑性と冷却用回転ドラムの回
転速度との関係できまり、大きな製造条件の変動がある
と、放電電極の位置が不適切となり、前述の欠点等が発
生し、その調整に手間取るという課題があった。特に、
製品銘柄変更の場合は顕著で、放電電極の最適位置の探
索に多大な時間を要する課題があった。
は、吐出されたフィルムの塑性と冷却用回転ドラムの回
転速度との関係できまり、大きな製造条件の変動がある
と、放電電極の位置が不適切となり、前述の欠点等が発
生し、その調整に手間取るという課題があった。特に、
製品銘柄変更の場合は顕著で、放電電極の最適位置の探
索に多大な時間を要する課題があった。
【0009】これに対して、従来提案されているワイヤ
電極の自動位置決め方法としては、特開昭60−120
028号公報に開示のようなワイヤ電極を流れる電流の
最大値を検出する方法や、特開平4−83627号公報
に開示のように電流変動幅が最小となるように調整する
方法、または、特開平4−77230号公報に開示のよ
うに口金から押し出されたフィルムの振動を検知し、こ
れを最小にするように調整する方法などが提案されてい
る。
電極の自動位置決め方法としては、特開昭60−120
028号公報に開示のようなワイヤ電極を流れる電流の
最大値を検出する方法や、特開平4−83627号公報
に開示のように電流変動幅が最小となるように調整する
方法、または、特開平4−77230号公報に開示のよ
うに口金から押し出されたフィルムの振動を検知し、こ
れを最小にするように調整する方法などが提案されてい
る。
【0010】しかし、いずれの方法においても目的とす
る変化をとらえられない場合放電電極の位置は過剰に動
作し、口金から押し出されたフィルムに接触したり、逆
に下流側に移動しすぎたりする可能性があるため結局オ
ペレーターが監視しながら調整しなくてはならず完全な
自動化は不可能であった。
る変化をとらえられない場合放電電極の位置は過剰に動
作し、口金から押し出されたフィルムに接触したり、逆
に下流側に移動しすぎたりする可能性があるため結局オ
ペレーターが監視しながら調整しなくてはならず完全な
自動化は不可能であった。
【0011】本発明はかかる課題を解決して、従来技術
において成し得なかった放電電極の自動調整を可能にす
る熱可塑性樹脂フィルム製造装置を得ることを目的とす
る。
において成し得なかった放電電極の自動調整を可能にす
る熱可塑性樹脂フィルム製造装置を得ることを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の熱可塑性樹脂フ
ィルム製造装置は、口金と冷却用の回転ドラムと放電電
極とを備え、溶融状態の熱可塑性樹脂を口金によりフィ
ルム状溶融物にして回転ドラム上に押し出し、回転ドラ
ムの回転軸と平行に設けた線状の放電電極により、フィ
ルム状溶融物に静電荷を印加し、フィルム状溶融物を回
転ドラムに密着させて移送しつつ固化させて熱可塑性樹
脂フィルムを製造する装置である。そして本発明では、
回転ドラム表面からの放電電極の高さを維持しつつ、放
電電極の位置を調整する電極位置調整手段と、回転ドラ
ムに接触する前のフィルム状溶融物と放電電極との距離
を測定する距離測定手段とを備え、測定したフィルム状
溶融物と放電電極との距離をもとに、電極位置調整手段
が電極位置を調整することを特徴とする。
ィルム製造装置は、口金と冷却用の回転ドラムと放電電
極とを備え、溶融状態の熱可塑性樹脂を口金によりフィ
ルム状溶融物にして回転ドラム上に押し出し、回転ドラ
ムの回転軸と平行に設けた線状の放電電極により、フィ
ルム状溶融物に静電荷を印加し、フィルム状溶融物を回
転ドラムに密着させて移送しつつ固化させて熱可塑性樹
脂フィルムを製造する装置である。そして本発明では、
回転ドラム表面からの放電電極の高さを維持しつつ、放
電電極の位置を調整する電極位置調整手段と、回転ドラ
ムに接触する前のフィルム状溶融物と放電電極との距離
を測定する距離測定手段とを備え、測定したフィルム状
溶融物と放電電極との距離をもとに、電極位置調整手段
が電極位置を調整することを特徴とする。
【0013】本発明における熱可塑性樹脂は、一般にフ
ィルム(シートとも言われる)に成形可能なすべての樹
脂を包含する。これらの熱可塑性樹脂の代表例として
は、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタ
レートなどのポリエステルなどが挙げられる。また、こ
れらの共重合体混合体であって、他の添加剤などが含有
されたものであってもよい。また、口金から押し出され
たフィルムは、単層フィルムでも、同種又は異種の樹脂
層が複数層に積層された複層フィルムであってもよい。
放電電極は、線状の導電材からなるものであればよく、
通常金属ワイヤからなるワイヤ電極が用いられる。
ィルム(シートとも言われる)に成形可能なすべての樹
脂を包含する。これらの熱可塑性樹脂の代表例として
は、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタ
レートなどのポリエステルなどが挙げられる。また、こ
れらの共重合体混合体であって、他の添加剤などが含有
されたものであってもよい。また、口金から押し出され
たフィルムは、単層フィルムでも、同種又は異種の樹脂
層が複数層に積層された複層フィルムであってもよい。
放電電極は、線状の導電材からなるものであればよく、
通常金属ワイヤからなるワイヤ電極が用いられる。
【0014】上述のように、本発明の特徴は、口金から
出てきたフィルム状溶融物と放電電極との距離を検出し
ながら放電電極の位置を調整することにある。従って、
口金から出てきたフィルム状溶融物と放電電極との距離
が検出できれば、距離測定手段はどの位置に設置しても
良い。
出てきたフィルム状溶融物と放電電極との距離を検出し
ながら放電電極の位置を調整することにある。従って、
口金から出てきたフィルム状溶融物と放電電極との距離
が検出できれば、距離測定手段はどの位置に設置しても
良い。
【0015】この距離測定手段は、フィルム状溶融物と
放電電極との距離を測定するものであるが、その際にフ
ィルム状溶融物の測定対象位置は、口金から押し出され
て回転ドラムに接触するに至るまでの範囲から選ぶ。こ
こで、本発明の目的をより生産性良く達成するために
は、フィルム状溶融物の測定対象位置としては、回転ド
ラム表面からの高さが放電電極と同じ高さにある位置を
選ぶことが好ましい。すなわち距離測定手段は、回転ド
ラム表面からの高さが放電電極と同じ高さにあるフィル
ム状溶融物と、放電電極との距離を測定することが好ま
しい。
放電電極との距離を測定するものであるが、その際にフ
ィルム状溶融物の測定対象位置は、口金から押し出され
て回転ドラムに接触するに至るまでの範囲から選ぶ。こ
こで、本発明の目的をより生産性良く達成するために
は、フィルム状溶融物の測定対象位置としては、回転ド
ラム表面からの高さが放電電極と同じ高さにある位置を
選ぶことが好ましい。すなわち距離測定手段は、回転ド
ラム表面からの高さが放電電極と同じ高さにあるフィル
ム状溶融物と、放電電極との距離を測定することが好ま
しい。
【0016】口金から出てきたフィルムと放電電極との
距離を検出する装置としては、これを可能にするもので
あれば如何なる物でも良く、公知の画像処理による測定
器や、焦点深度の違いによって測定する測定器、レーザ
ー変位計などがあげられるが、狭く高温であると言った
測定環境の面から、レーザーを用いた物が好ましい。
距離を検出する装置としては、これを可能にするもので
あれば如何なる物でも良く、公知の画像処理による測定
器や、焦点深度の違いによって測定する測定器、レーザ
ー変位計などがあげられるが、狭く高温であると言った
測定環境の面から、レーザーを用いた物が好ましい。
【0017】
【実施例】図1は、本発明を用いた熱可塑性樹脂フィル
ムの製造装置のフィルム成形部の構成説明図である。口
金としてのダイ1より溶融押し出された熱可塑性樹脂か
らなるフィルム状溶融物4は、冷却用回転ドラム3の表
面上で冷却固化される。ここで、放電電極2は図示され
ていない高電圧発生機構により高電圧に維持されてお
り、この結果フィルム状溶融物4には高電荷が誘導さ
れ、フィルム状溶融物4は対向電極である冷却用回転ド
ラム3に密着される。
ムの製造装置のフィルム成形部の構成説明図である。口
金としてのダイ1より溶融押し出された熱可塑性樹脂か
らなるフィルム状溶融物4は、冷却用回転ドラム3の表
面上で冷却固化される。ここで、放電電極2は図示され
ていない高電圧発生機構により高電圧に維持されてお
り、この結果フィルム状溶融物4には高電荷が誘導さ
れ、フィルム状溶融物4は対向電極である冷却用回転ド
ラム3に密着される。
【0018】本例では、放電電極2を冷却用回転ドラム
3と軸平行を維持しつつ、かつ冷却用回転ドラムとの間
隔を維持しつつその位置を移動できる位置調整装置5を
設け、これに放電電極2を設置している。フィルム状溶
融物4の位置検出装置12の信号と放電電極2の位置か
ら放電電極2とフィルム状溶融物4の距離を演算する距
離検出装置11の信号によって放電電極の位置調整が行
われ、放電電極2とフィルム状溶融物4の放電電極2の
軌跡上の距離が一定値以下にならないようまた一定の値
よりも大きくならないように調整するのである。
3と軸平行を維持しつつ、かつ冷却用回転ドラムとの間
隔を維持しつつその位置を移動できる位置調整装置5を
設け、これに放電電極2を設置している。フィルム状溶
融物4の位置検出装置12の信号と放電電極2の位置か
ら放電電極2とフィルム状溶融物4の距離を演算する距
離検出装置11の信号によって放電電極の位置調整が行
われ、放電電極2とフィルム状溶融物4の放電電極2の
軌跡上の距離が一定値以下にならないようまた一定の値
よりも大きくならないように調整するのである。
【0019】フィルム状溶融物4の距離検出装置11に
レーザーを用いた場合の詳細な説明を図2を用いて説明
する。放電電極2は、冷却用回転ドラム3の表面からの
高を保って矢印13で示される軌跡を移動するように位
置調整装置5によって移動される。放電電極2とその軌
跡13上でのフィルム状溶融物4との距離14は、フィ
ルムの軌跡13上での絶対位置が分かれば放電電極2の
位置が分かっているので容易に演算できる。
レーザーを用いた場合の詳細な説明を図2を用いて説明
する。放電電極2は、冷却用回転ドラム3の表面からの
高を保って矢印13で示される軌跡を移動するように位
置調整装置5によって移動される。放電電極2とその軌
跡13上でのフィルム状溶融物4との距離14は、フィ
ルムの軌跡13上での絶対位置が分かれば放電電極2の
位置が分かっているので容易に演算できる。
【0020】この方法では、He−Neレーザー6より
放出されるレーザー光16をミラー7に照射しその反射
光が軌跡13上を走査するようにミラー7を回転させ
る。フィルム状溶融物4にレーザー光16が当った反射
光を、フォトダイオードとレンズからなる受光素子8に
よって検出する。反射光が検出されるとその信号はアン
プ9を経て、フィルム位置判定部15に送られる。一方
ミラー角度検出部10は、ミラー7の角度θを検出し
て、その信号をフィルム位置判定部15に送る。フィル
ム位置判定手段15は、これらの信号から反射光が検出
された際のミラー7の角度を判定し、そしてこれにより
軌跡13上におけるフィルム状溶融物4の位置を判定す
る。
放出されるレーザー光16をミラー7に照射しその反射
光が軌跡13上を走査するようにミラー7を回転させ
る。フィルム状溶融物4にレーザー光16が当った反射
光を、フォトダイオードとレンズからなる受光素子8に
よって検出する。反射光が検出されるとその信号はアン
プ9を経て、フィルム位置判定部15に送られる。一方
ミラー角度検出部10は、ミラー7の角度θを検出し
て、その信号をフィルム位置判定部15に送る。フィル
ム位置判定手段15は、これらの信号から反射光が検出
された際のミラー7の角度を判定し、そしてこれにより
軌跡13上におけるフィルム状溶融物4の位置を判定す
る。
【0021】距離検出装置11は、位置調整装置5から
の放電電極2の位置と、フィルム位置判定部15から得
られるフィルム状溶融物4の位置とから、両者の間の距
離14を求める。この距離14のデータより、放電電極
2はフィルム状溶融物4に接近しすぎることなく、また
自動調整させる方向を誤動作させることなく、位置調整
装置5によって放電電極2の位置を調整する。
の放電電極2の位置と、フィルム位置判定部15から得
られるフィルム状溶融物4の位置とから、両者の間の距
離14を求める。この距離14のデータより、放電電極
2はフィルム状溶融物4に接近しすぎることなく、また
自動調整させる方向を誤動作させることなく、位置調整
装置5によって放電電極2の位置を調整する。
【0022】
【発明の効果】本発明により、放電電極の位置を調整す
るのに必要としていた人員を削減する事ができ、さらに
この位置の自動制御をより安定に行うことができるよう
になった。
るのに必要としていた人員を削減する事ができ、さらに
この位置の自動制御をより安定に行うことができるよう
になった。
【図1】熱可塑性樹脂フィルム製造装置の構成
【図2】レーザーを用いた距離測定手段の構成
1 ダイ 2 放電電極 3 冷却用回転ドラム 4 フィルム 5 位置調整装置 6 レーザー光源 7 ミラー 8 受光素子 9 アンプ 10 ミラー角度検出部 11 距離検出装置 12 フィルム位置検出装置 13 放電電極の軌跡 14 放電電極とフィルムの放電電極の軌跡上の距離 15 フィルム位置判定部 16 レーザー光
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂フィルム(シートとも言わ
れる)は、溶融した熱可塑性樹脂をスリット状の口金か
らフィルム状にして冷却用回転ドラム上に押し出して成
型される。そして必要に応じて、その後に延伸等の処理
も行なわれる。この成型に際し、冷却用回転ドラム上の
フィルムの情報の所定位置に高電圧を印加した放電電極
であるワイヤ電極を設置することにより、静電的にフィ
ルムの冷却用回転ドラムへの密着度を向上させることが
でき、良好な成型状態が得られることが知られている。
れる)は、溶融した熱可塑性樹脂をスリット状の口金か
らフィルム状にして冷却用回転ドラム上に押し出して成
型される。そして必要に応じて、その後に延伸等の処理
も行なわれる。この成型に際し、冷却用回転ドラム上の
フィルムの情報の所定位置に高電圧を印加した放電電極
であるワイヤ電極を設置することにより、静電的にフィ
ルムの冷却用回転ドラムへの密着度を向上させることが
でき、良好な成型状態が得られることが知られている。
Claims (2)
- 【請求項1】 口金と冷却用の回転ドラムと放電電極と
を備え、溶融状態の熱可塑性樹脂を口金によりフィルム
状溶融物にして回転ドラム上に押し出し、回転ドラムの
回転軸と平行に設けた線状の放電電極により、フィルム
状溶融物に静電荷を印加し、フィルム状溶融物を回転ド
ラムに密着させて移送しつつ固化させて熱可塑性樹脂フ
ィルムを製造する装置において、回転ドラム表面からの
放電電極の高さを維持しつつ、放電電極の位置を調整す
る電極位置調整手段と、回転ドラムに接触する前のフィ
ルム状溶融物と放電電極との距離を測定する距離測定手
段とを備え、測定したフィルム状溶融物と放電電極との
距離をもとに、電極位置調整手段が電極位置を調整する
ことを特徴とする熱可塑性樹脂フィルム製造装置。 - 【請求項2】 距離測定手段は、回転ドラム表面からの
高さが放電電極と同じ高さにあるフィルム状溶融物と、
放電電極との距離を測定することを特徴とする請求項1
記載の熱可塑性樹脂フィルム製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9155261A JPH11944A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 熱可塑性樹脂フィルム製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9155261A JPH11944A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 熱可塑性樹脂フィルム製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11944A true JPH11944A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15602057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9155261A Pending JPH11944A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 熱可塑性樹脂フィルム製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11944A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013010301A (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-17 | Kasuga Electric Works Ltd | 帯電電極機構 |
| JP2022532561A (ja) * | 2019-05-09 | 2022-07-15 | ブリュックナー・マシーネンバウ・ゲーエムベーハー・ウント・コー・カーゲー | 注型薄膜製造装置と注型薄膜製造装置を備える薄膜延伸装置 |
-
1997
- 1997-06-12 JP JP9155261A patent/JPH11944A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013010301A (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-17 | Kasuga Electric Works Ltd | 帯電電極機構 |
| JP2022532561A (ja) * | 2019-05-09 | 2022-07-15 | ブリュックナー・マシーネンバウ・ゲーエムベーハー・ウント・コー・カーゲー | 注型薄膜製造装置と注型薄膜製造装置を備える薄膜延伸装置 |
| US11919217B2 (en) | 2019-05-09 | 2024-03-05 | Brückner Maschinenbau GmbH | System for producing a cast film, and film stretching installation with such a system |
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