JPH1195575A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH1195575A JPH1195575A JP9275069A JP27506997A JPH1195575A JP H1195575 A JPH1195575 A JP H1195575A JP 9275069 A JP9275069 A JP 9275069A JP 27506997 A JP27506997 A JP 27506997A JP H1195575 A JPH1195575 A JP H1195575A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- intermediate transfer
- attraction force
- photosensitive drum
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 感光体ドラムと中間転写体間との速度差に起
因する負荷が蓄積しないようにして、一時転写中に両者
が互いにスリップするのを防ぎ、画像の乱れや位置ずれ
のない良好な画像を得る。 【解決手段】 中間転写ベルト415上のマーク451
をセンサ452で検知して所定のタイミングで作像プロ
セスを開始し、感光体ドラム414の帯電領域に画像光
を照射して潜像を形成した後、色付きのトナーで現像し
て任意の色のトナー像を形成し、ついでこの任意の色の
トナー像を一次転写部500にてベルト415に転写す
る、という工程を異なる色ごとに繰り返して、ベルト4
15上に重ねトナー画像を形成し、この重ねトナー画像
を転写紙上に一括転写してカラー画像を得る画像形成装
置において、ドラム414からベルト415にトナー像
を転写した後、次の作像工程に入る前に、ドラム414
とベルト415との間の静電的な吸着力を減少させて両
者を互いにスリップさせるように構成した。
因する負荷が蓄積しないようにして、一時転写中に両者
が互いにスリップするのを防ぎ、画像の乱れや位置ずれ
のない良好な画像を得る。 【解決手段】 中間転写ベルト415上のマーク451
をセンサ452で検知して所定のタイミングで作像プロ
セスを開始し、感光体ドラム414の帯電領域に画像光
を照射して潜像を形成した後、色付きのトナーで現像し
て任意の色のトナー像を形成し、ついでこの任意の色の
トナー像を一次転写部500にてベルト415に転写す
る、という工程を異なる色ごとに繰り返して、ベルト4
15上に重ねトナー画像を形成し、この重ねトナー画像
を転写紙上に一括転写してカラー画像を得る画像形成装
置において、ドラム414からベルト415にトナー像
を転写した後、次の作像工程に入る前に、ドラム414
とベルト415との間の静電的な吸着力を減少させて両
者を互いにスリップさせるように構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー複写機、カ
ラープリンタ、カラーファックス、あるいはこれらの機
能を兼ね備えたデジタル複合機など電子写真式のカラー
画像形成装置に関し、特に、感光体ドラムに形成した各
色のトナー像を中間転写体に順次転写して重ねトナー画
像を形成し、この重ねトナー画像を転写紙上に一括転写
するタイプの画像形成装置に関する。
ラープリンタ、カラーファックス、あるいはこれらの機
能を兼ね備えたデジタル複合機など電子写真式のカラー
画像形成装置に関し、特に、感光体ドラムに形成した各
色のトナー像を中間転写体に順次転写して重ねトナー画
像を形成し、この重ねトナー画像を転写紙上に一括転写
するタイプの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、中間転写体を備えた画像形成装置
は、中間転写体の一部にマークを設け、そのマークの通
過領域にマーク検知用のセンサを設けるとともに、感光
体ドラムと中間転写体との接触部からなる一次転写部の
位置よりも感光体ドラムの回転方向上流側の帯電位置に
帯電手段を有している。そして、感光体ドラムおよび中
間転写体の回転中に前記センサにより前記マークを検知
することによって一定のタイミングで作像プロセスを開
始し、前記帯電位置を通過して帯電された感光体ドラム
の帯電領域に光書込みおよび現像処理を行って任意の色
のトナー像を形成し、ついでこの任意の色のトナー像を
前記一次転写部にて中間転写体に転写する、という工程
を異なる色ごとに繰り返して、前記中間転写体上にカラ
ーの重ねトナー像を形成し、この重ねトナー像を転写紙
上に一括転写することによりカラー画像を得ている。と
ころで、このような画像形成装置の一次転写部では、感
光体ドラムと中間転写体とが密着してニップ部を形成し
ており、両者が帯電している時には静電的な力すなわち
クーロン力によって密着力が大きくなっている。このよ
うな状態において、感光体ドラムと中間転写体の速度が
完全に一致していれば両者は完全に同期して回転し、正
確なトナー像の位置合せが可能となる。
は、中間転写体の一部にマークを設け、そのマークの通
過領域にマーク検知用のセンサを設けるとともに、感光
体ドラムと中間転写体との接触部からなる一次転写部の
位置よりも感光体ドラムの回転方向上流側の帯電位置に
帯電手段を有している。そして、感光体ドラムおよび中
間転写体の回転中に前記センサにより前記マークを検知
することによって一定のタイミングで作像プロセスを開
始し、前記帯電位置を通過して帯電された感光体ドラム
の帯電領域に光書込みおよび現像処理を行って任意の色
のトナー像を形成し、ついでこの任意の色のトナー像を
前記一次転写部にて中間転写体に転写する、という工程
を異なる色ごとに繰り返して、前記中間転写体上にカラ
ーの重ねトナー像を形成し、この重ねトナー像を転写紙
上に一括転写することによりカラー画像を得ている。と
ころで、このような画像形成装置の一次転写部では、感
光体ドラムと中間転写体とが密着してニップ部を形成し
ており、両者が帯電している時には静電的な力すなわち
クーロン力によって密着力が大きくなっている。このよ
うな状態において、感光体ドラムと中間転写体の速度が
完全に一致していれば両者は完全に同期して回転し、正
確なトナー像の位置合せが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、感光体ドラム
および中間転写体、さらには中間転写体の回転手段は工
業製品であるため、寸法誤差が皆無であるということは
現実にはあり得ず、必ずある範囲の寸法のばら付きが存
在することになり、各部の周長比が整数とならないこと
が多い。この寸法ばら付きにより感光体ドラムおよび中
間転写体の周速が微小に異なることになる。そのため、
この収束の差を一次転写部における感光体ドラムと中間
転写体との微小なスリップで吸収し、常に同じ相対条件
下で前記マーク検知による位置合せを行わなければなら
ない。ところが先述したように一次転写部では静電的な
吸着力によって感光体ドラムと中間転写体との密着力が
大きくなっているため、感光体ドラムと中間転写体との
接触部ではスリップがほとんど生じることなく、表面の
み同期して回転しようとする。このため検知されたマー
クの位置と回転手段との相対位置にずれが生じるととも
に、微小な周速差の反作用で感光体ドラムおよび中間転
写体のどちらか遅い方の駆動手段において駆動側より従
動側が早く回転されることになり、負荷変動や一次転写
ニップ部でスリップが生じる。その結果、一次転写中の
転写画像に乱れや位置ずれが生じ、複数色のトナー像を
正確に重ね合わせて重ねトナー画像を得ることができな
くなる。上記の問題を解決するには、一次転写部におけ
る感光体ドラムと中間転写体相互間の密着力を常時減ら
し、感光体ドラムと中間転写体とを常に微少な速度差を
許容しつつ回転させればよいが、感光体ドラムと中間転
写体との間に静電的な力が働く限り、一次転写部で感光
体ドラムと中間転写体とが互いに密着するようになるた
め、上記の場合と同様一次転写部でニップ部で微少なス
リップが生じる。本発明は上記事情に鑑みてなされたも
のであり、その課題は、感光体ドラムと中間転写体間の
静電的な吸着力を制御して、一次転写を行っている間は
感光体ドラムと中間転写体間を吸着状態とし、画像形成
に影響を及ぼさないタイミングで感光体ドラムと中間転
写体間の吸着力を弱めて互いにスリップさせることで、
両者間に負荷が蓄積されないようにして、画像の乱れや
位置ずれのない良好な画像を得ることができる画像形成
装置を提供することにある。
および中間転写体、さらには中間転写体の回転手段は工
業製品であるため、寸法誤差が皆無であるということは
現実にはあり得ず、必ずある範囲の寸法のばら付きが存
在することになり、各部の周長比が整数とならないこと
が多い。この寸法ばら付きにより感光体ドラムおよび中
間転写体の周速が微小に異なることになる。そのため、
この収束の差を一次転写部における感光体ドラムと中間
転写体との微小なスリップで吸収し、常に同じ相対条件
下で前記マーク検知による位置合せを行わなければなら
ない。ところが先述したように一次転写部では静電的な
吸着力によって感光体ドラムと中間転写体との密着力が
大きくなっているため、感光体ドラムと中間転写体との
接触部ではスリップがほとんど生じることなく、表面の
み同期して回転しようとする。このため検知されたマー
クの位置と回転手段との相対位置にずれが生じるととも
に、微小な周速差の反作用で感光体ドラムおよび中間転
写体のどちらか遅い方の駆動手段において駆動側より従
動側が早く回転されることになり、負荷変動や一次転写
ニップ部でスリップが生じる。その結果、一次転写中の
転写画像に乱れや位置ずれが生じ、複数色のトナー像を
正確に重ね合わせて重ねトナー画像を得ることができな
くなる。上記の問題を解決するには、一次転写部におけ
る感光体ドラムと中間転写体相互間の密着力を常時減ら
し、感光体ドラムと中間転写体とを常に微少な速度差を
許容しつつ回転させればよいが、感光体ドラムと中間転
写体との間に静電的な力が働く限り、一次転写部で感光
体ドラムと中間転写体とが互いに密着するようになるた
め、上記の場合と同様一次転写部でニップ部で微少なス
リップが生じる。本発明は上記事情に鑑みてなされたも
のであり、その課題は、感光体ドラムと中間転写体間の
静電的な吸着力を制御して、一次転写を行っている間は
感光体ドラムと中間転写体間を吸着状態とし、画像形成
に影響を及ぼさないタイミングで感光体ドラムと中間転
写体間の吸着力を弱めて互いにスリップさせることで、
両者間に負荷が蓄積されないようにして、画像の乱れや
位置ずれのない良好な画像を得ることができる画像形成
装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明では、回転駆動される感光体ド
ラムと、この感光体ドラムとほぼ同じ周速で駆動される
中間転写体と、前記感光体ドラムと前記中間転写体との
接触部からなる一次転写部と、この一次転写部よりも前
記感光体ドラムの回転方向上流側の帯電位置に設けられ
た帯電手段と、前記中間転写体の一部に設けられたマー
クと、該マークの通過位置に臨ませて設けられたマーク
検知用センサとを備え、前記感光体ドラムおよび前記中
間転写体の回転中に、前記センサにより前記マークを検
知することによって所定のタイミングで作像プロセスを
開始し、前記帯電手段により帯電された前記感光体ドラ
ムの帯電領域に画像光を照射して潜像を形成した後、該
潜像を色付きのトナーで現像して任意の色のトナー像を
形成し、ついでこの任意の色のトナー像を前記一次転写
部にて前記中間転写体に転写する、という工程を異なる
色ごとに繰り返して、前記中間転写体上に複数色のトナ
ーを重畳してなる重ねトナー画像を形成し、この重ねト
ナー画像を二次転写部にて転写紙上に一括転写してカラ
ー画像を得る画像形成装置において、前記感光体ドラム
から前記中間転写体にトナー像を転写した後、前記感光
体ドラムと前記中間転写体との間の静電的な吸着力を減
少させる吸着力制御手段を備えたことを特徴としてい
る。また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の装置
構成を前提にして、前記吸着力制御手段は、前記センサ
により次の作像プロセスの開始タイミングを示す前記マ
ークが検知される前に前記吸着力を減少させることを特
徴としている。また、請求項3記載の発明は、請求項ま
たは2記載の装置構成を前提にして、前記吸着力制御手
段は、前記感光体ドラム上に非帯電領域を形成すること
により、前記吸着力を減少させることを特徴としてい
る。また、請求項4記載の発明は、請求項または2記載
の装置構成を前提にして、前記吸着力制御手段は、前記
一次転写部の中間転写体に印加するバイアス電圧を切り
替えることにより、前記吸着力を減少させることを特徴
としている。また、請求項5記載の発明は、請求項また
は2記載の装置構成を前提にして、前記吸着力制御手段
は、前記バイアス電圧を切り替えて一次転写時と逆のバ
イアス電圧を印加することにより、前記吸着力を減少さ
せることを特徴としている。また、請求項6記載の発明
は、請求項または2記載の装置構成を前提にして、前記
吸着力制御手段は、前記感光体ドラム上に光を照射して
非帯電領域を形成することにより、前記吸着力を減少さ
せることを特徴としている。また、請求項7記載の発明
は、請求項1〜6のいずれかに記載の装置構成を前提に
して、前記吸着力制御手段は、1色分の作像プロセス毎
に、前記感光体ドラムから前記中間転写体にトナー像を
転写した後、前記吸着力を減少させることを特徴として
いる。また、請求項8記載の発明は、請求項1〜6のい
ずれかに記載の装置構成を前提にして、前記吸着力制御
手段は、前記中間転写体上に前記重ねトナー画像を形成
した後、前記吸着力を減少させることを特徴としてい
る。
に、請求項1記載の発明では、回転駆動される感光体ド
ラムと、この感光体ドラムとほぼ同じ周速で駆動される
中間転写体と、前記感光体ドラムと前記中間転写体との
接触部からなる一次転写部と、この一次転写部よりも前
記感光体ドラムの回転方向上流側の帯電位置に設けられ
た帯電手段と、前記中間転写体の一部に設けられたマー
クと、該マークの通過位置に臨ませて設けられたマーク
検知用センサとを備え、前記感光体ドラムおよび前記中
間転写体の回転中に、前記センサにより前記マークを検
知することによって所定のタイミングで作像プロセスを
開始し、前記帯電手段により帯電された前記感光体ドラ
ムの帯電領域に画像光を照射して潜像を形成した後、該
潜像を色付きのトナーで現像して任意の色のトナー像を
形成し、ついでこの任意の色のトナー像を前記一次転写
部にて前記中間転写体に転写する、という工程を異なる
色ごとに繰り返して、前記中間転写体上に複数色のトナ
ーを重畳してなる重ねトナー画像を形成し、この重ねト
ナー画像を二次転写部にて転写紙上に一括転写してカラ
ー画像を得る画像形成装置において、前記感光体ドラム
から前記中間転写体にトナー像を転写した後、前記感光
体ドラムと前記中間転写体との間の静電的な吸着力を減
少させる吸着力制御手段を備えたことを特徴としてい
る。また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の装置
構成を前提にして、前記吸着力制御手段は、前記センサ
により次の作像プロセスの開始タイミングを示す前記マ
ークが検知される前に前記吸着力を減少させることを特
徴としている。また、請求項3記載の発明は、請求項ま
たは2記載の装置構成を前提にして、前記吸着力制御手
段は、前記感光体ドラム上に非帯電領域を形成すること
により、前記吸着力を減少させることを特徴としてい
る。また、請求項4記載の発明は、請求項または2記載
の装置構成を前提にして、前記吸着力制御手段は、前記
一次転写部の中間転写体に印加するバイアス電圧を切り
替えることにより、前記吸着力を減少させることを特徴
としている。また、請求項5記載の発明は、請求項また
は2記載の装置構成を前提にして、前記吸着力制御手段
は、前記バイアス電圧を切り替えて一次転写時と逆のバ
イアス電圧を印加することにより、前記吸着力を減少さ
せることを特徴としている。また、請求項6記載の発明
は、請求項または2記載の装置構成を前提にして、前記
吸着力制御手段は、前記感光体ドラム上に光を照射して
非帯電領域を形成することにより、前記吸着力を減少さ
せることを特徴としている。また、請求項7記載の発明
は、請求項1〜6のいずれかに記載の装置構成を前提に
して、前記吸着力制御手段は、1色分の作像プロセス毎
に、前記感光体ドラムから前記中間転写体にトナー像を
転写した後、前記吸着力を減少させることを特徴として
いる。また、請求項8記載の発明は、請求項1〜6のい
ずれかに記載の装置構成を前提にして、前記吸着力制御
手段は、前記中間転写体上に前記重ねトナー画像を形成
した後、前記吸着力を減少させることを特徴としてい
る。
【0005】上記のように構成したので、請求項1記載
の発明によれば、感光体ドラムと中間転写体間の静電的
な吸着力を制御して、一次転写を行っている間は感光体
ドラムと中間転写体間を吸着状態とし、画像形成に影響
を及ぼさないタイミングで感光体ドラムと中間転写体間
の吸着力を減少させて互いにスリップさせることで、両
者間に負荷が蓄積されないようにして、白抜けなどの画
像の乱れや位置ずれのない良好な画像を得ることができ
る。また、請求項2記載の発明によれば、請求項1にお
いて、作像プロセス開始のためのマークが検知される前
に前記吸着力を減少させて感光体ドラムと中間転写体と
を互いにスリップをさせることで、感光体ドラム上に作
像を行っているときにスリップを発生させないようにで
きるので、白抜けなどの画像の乱れや位置ずれのない良
好な画像を得ることができる。また、請求項3記載の発
明によれば、請求項1または2において、感光体ドラム
上に非帯電領域を形成することにより、感光体ドラムと
中間転写体との電位差を減少させて両者間の静電的な吸
着力を効果的に減少させることができる。また、請求項
4記載の発明によれば、請求項1または2において、前
記一次転写部の中間転写体に印加するバイアス電圧を切
り替えることにより、感光体ドラムと中間転写体との電
位差を減少させて両者間の静電的な吸着力を効果的に減
少させることができる。また、請求項5記載の発明によ
れば、請求項1または2において、前記バイアス電圧を
切り替えて一次転写時と逆のバイアス電圧を印加するこ
とにより、感光体ドラムと中間転写体との電位差を減少
させて両者間の静電的な吸着力を効果的に減少させるこ
とができる。また、請求項6記載の発明によれば、請求
項1または2において、前記感光体ドラム上に光を照射
して非帯電領域を形成することにより、感光体ドラムと
中間転写体との電位差を減少させて両者間の静電的な吸
着力を効果的に減少させることができる。また、請求項
7記載の発明によれば、請求項1〜6のいずれかにおい
て、1色分の作像プロセス毎に、前記感光体ドラムから
前記中間転写体にトナー像を転写した後、前記吸着力を
減少させることにより、前記感光体ドラムと前記中間転
写体との速度差に起因する負荷が増大して悪影響を及ぼ
す前に両者を互いにスリップさせて負荷を解消すること
ができる。また、請求項8記載の発明によれば、請求項
1〜6のいずれかにおいて、前記中間転写体上に前色分
の重ねトナー画像を形成した後、すなわち前記中間転写
体上への全色分の一次転写作工程が終了した後に、前記
吸着力を減少させる動作を行うことにより、印刷あるい
はコピー速度をさほど落とすことなく、前記感光体ドラ
ムと前記中間転写体とを互いにスリップさせて両者間の
負荷を解消することができる。
の発明によれば、感光体ドラムと中間転写体間の静電的
な吸着力を制御して、一次転写を行っている間は感光体
ドラムと中間転写体間を吸着状態とし、画像形成に影響
を及ぼさないタイミングで感光体ドラムと中間転写体間
の吸着力を減少させて互いにスリップさせることで、両
者間に負荷が蓄積されないようにして、白抜けなどの画
像の乱れや位置ずれのない良好な画像を得ることができ
る。また、請求項2記載の発明によれば、請求項1にお
いて、作像プロセス開始のためのマークが検知される前
に前記吸着力を減少させて感光体ドラムと中間転写体と
を互いにスリップをさせることで、感光体ドラム上に作
像を行っているときにスリップを発生させないようにで
きるので、白抜けなどの画像の乱れや位置ずれのない良
好な画像を得ることができる。また、請求項3記載の発
明によれば、請求項1または2において、感光体ドラム
上に非帯電領域を形成することにより、感光体ドラムと
中間転写体との電位差を減少させて両者間の静電的な吸
着力を効果的に減少させることができる。また、請求項
4記載の発明によれば、請求項1または2において、前
記一次転写部の中間転写体に印加するバイアス電圧を切
り替えることにより、感光体ドラムと中間転写体との電
位差を減少させて両者間の静電的な吸着力を効果的に減
少させることができる。また、請求項5記載の発明によ
れば、請求項1または2において、前記バイアス電圧を
切り替えて一次転写時と逆のバイアス電圧を印加するこ
とにより、感光体ドラムと中間転写体との電位差を減少
させて両者間の静電的な吸着力を効果的に減少させるこ
とができる。また、請求項6記載の発明によれば、請求
項1または2において、前記感光体ドラム上に光を照射
して非帯電領域を形成することにより、感光体ドラムと
中間転写体との電位差を減少させて両者間の静電的な吸
着力を効果的に減少させることができる。また、請求項
7記載の発明によれば、請求項1〜6のいずれかにおい
て、1色分の作像プロセス毎に、前記感光体ドラムから
前記中間転写体にトナー像を転写した後、前記吸着力を
減少させることにより、前記感光体ドラムと前記中間転
写体との速度差に起因する負荷が増大して悪影響を及ぼ
す前に両者を互いにスリップさせて負荷を解消すること
ができる。また、請求項8記載の発明によれば、請求項
1〜6のいずれかにおいて、前記中間転写体上に前色分
の重ねトナー画像を形成した後、すなわち前記中間転写
体上への全色分の一次転写作工程が終了した後に、前記
吸着力を減少させる動作を行うことにより、印刷あるい
はコピー速度をさほど落とすことなく、前記感光体ドラ
ムと前記中間転写体とを互いにスリップさせて両者間の
負荷を解消することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施の形態に
より本発明を詳細に説明する。図1は本発明に係る画像
形成装置の構成を示す全体図である。この画像形成装置
100は、カラー画像読取部(以下、スキャナ部とい
う。)200、カラー画像形成部(以下、プリンタ部と
いう。)300、給紙バンク400、等で構成されてい
る。スキャナ部200は、コンタクトガラス202上の
原稿180の画像を照明ランプ205、ミラー群204
およびレンズ206を介してカラーセンサー207に結
像して、原稿のカラー画像情報を、例えばブルー(以
下、Bという。)、グリーン(以下、Gという。)、レ
ッド(以下、Rという。)の色分解光毎に読み取り、電
気的な画像信号に変換する。カラーセンサー207は、
この例ではB、G、Rの色分解手段とCCD(固体撮像
素子)のような光電変換素子で構成されており、3色同
時読み取りを行うものである。スキャナ部200で得た
B、G、Rの色分解画像信号強度レベルをもとにして、
図示を省略された画像処理部にて色変換処理を行い、ブ
ラック(以下、BKという。)、シアン(以下、Cとい
う。)、マゼンタ(以下、Mという。)、イエロー(以
下、Yという)の色情報を含むカラー画像データを得
る。その際、プリンタ部300の動作とタイミングをと
ったスキャナスタート信号を受けて、照明ランプ205
やミラー群204A、204B、204Cなどからなる
照明・ミラー光学系が左矢印方向へ原稿走査し、1回走
査毎に1色の画像データを得る。この動作を合計4回繰
り返すことによって、順次の4色画像データを得る。そ
して、その都度、プリンタ部300で順次顕像化しつ
つ、これを重ね合わせて4色のフルカラー画像を形成す
る。つぎに、プリンタ部300の概要を説明する。プリ
ンタ部300は、露光手段としての書き込み光学ユニッ
ト401と、感光体ドラム414と、リボルバー現像装
置420とを有する書き込み光学ユニット401は、ス
キャナ部200からのカラー画像データを光信号に変換
して、原稿画像に対応した光書き込みを行い、感光体ド
ラム414に静電潜像を形成する。光書き込み光学ユニ
ット401は、レーザー発光手段441、これを駆動す
る発光駆動制御部(図示省略)、ポリゴンミラー44
3、これを駆動する回転用モータ444、fθレンズ4
42、反射ミラー446などで構成されている。 感光
体ドラム414は、矢印で示す如く反時計回りの向きに
回転する。感光体ドラム414の周りには、感光体クリ
ーニングユニット421、除電ランプ414M、帯電手
段としての帯電器419、感光体ドラム414上の潜像
電位を検知する電位センサ414D、リボルバー現像装
置420の選択された現像器、現像濃度パターン検知器
414P、本発明にいう中間転写体としての中間転写ベ
ルト415などが配置されている。リボルバー現像装置
420は、BK現像器420K、C現像器420C、M
現像器420M、Y現像器420Yと、これらを保持す
る現像器ホルダ420Aと、現像器ホルダ420Aを矢
印で示す如く反時計回りの向きに回転させるリボルバー
回転駆動部(図示省略)などからなる。これら各現像器
は、静電潜像を現像化するために、現像剤の穂を感光体
ドラム414の表面に接触させて回転する現像スリ−ブ
420KS、420CS、420MS、420YSと、
現像剤を汲み上げ・攪拌するために回転する現像パドル
などで構成されている。
より本発明を詳細に説明する。図1は本発明に係る画像
形成装置の構成を示す全体図である。この画像形成装置
100は、カラー画像読取部(以下、スキャナ部とい
う。)200、カラー画像形成部(以下、プリンタ部と
いう。)300、給紙バンク400、等で構成されてい
る。スキャナ部200は、コンタクトガラス202上の
原稿180の画像を照明ランプ205、ミラー群204
およびレンズ206を介してカラーセンサー207に結
像して、原稿のカラー画像情報を、例えばブルー(以
下、Bという。)、グリーン(以下、Gという。)、レ
ッド(以下、Rという。)の色分解光毎に読み取り、電
気的な画像信号に変換する。カラーセンサー207は、
この例ではB、G、Rの色分解手段とCCD(固体撮像
素子)のような光電変換素子で構成されており、3色同
時読み取りを行うものである。スキャナ部200で得た
B、G、Rの色分解画像信号強度レベルをもとにして、
図示を省略された画像処理部にて色変換処理を行い、ブ
ラック(以下、BKという。)、シアン(以下、Cとい
う。)、マゼンタ(以下、Mという。)、イエロー(以
下、Yという)の色情報を含むカラー画像データを得
る。その際、プリンタ部300の動作とタイミングをと
ったスキャナスタート信号を受けて、照明ランプ205
やミラー群204A、204B、204Cなどからなる
照明・ミラー光学系が左矢印方向へ原稿走査し、1回走
査毎に1色の画像データを得る。この動作を合計4回繰
り返すことによって、順次の4色画像データを得る。そ
して、その都度、プリンタ部300で順次顕像化しつ
つ、これを重ね合わせて4色のフルカラー画像を形成す
る。つぎに、プリンタ部300の概要を説明する。プリ
ンタ部300は、露光手段としての書き込み光学ユニッ
ト401と、感光体ドラム414と、リボルバー現像装
置420とを有する書き込み光学ユニット401は、ス
キャナ部200からのカラー画像データを光信号に変換
して、原稿画像に対応した光書き込みを行い、感光体ド
ラム414に静電潜像を形成する。光書き込み光学ユニ
ット401は、レーザー発光手段441、これを駆動す
る発光駆動制御部(図示省略)、ポリゴンミラー44
3、これを駆動する回転用モータ444、fθレンズ4
42、反射ミラー446などで構成されている。 感光
体ドラム414は、矢印で示す如く反時計回りの向きに
回転する。感光体ドラム414の周りには、感光体クリ
ーニングユニット421、除電ランプ414M、帯電手
段としての帯電器419、感光体ドラム414上の潜像
電位を検知する電位センサ414D、リボルバー現像装
置420の選択された現像器、現像濃度パターン検知器
414P、本発明にいう中間転写体としての中間転写ベ
ルト415などが配置されている。リボルバー現像装置
420は、BK現像器420K、C現像器420C、M
現像器420M、Y現像器420Yと、これらを保持す
る現像器ホルダ420Aと、現像器ホルダ420Aを矢
印で示す如く反時計回りの向きに回転させるリボルバー
回転駆動部(図示省略)などからなる。これら各現像器
は、静電潜像を現像化するために、現像剤の穂を感光体
ドラム414の表面に接触させて回転する現像スリ−ブ
420KS、420CS、420MS、420YSと、
現像剤を汲み上げ・攪拌するために回転する現像パドル
などで構成されている。
【0007】さて、待機状態では、リボルバー現像装置
420はBK現像器420Kで現像を行う位置にセット
されており、コピー動作が開始されると、スキャナ部2
00で所定のタイミングからBK画像データの読み取り
がスタートし、この画像データに基づき、レーザー光に
よる光書き込み・潜像形成が始まる(以下、BK画像デ
ータによる静電潜像をBK潜像という。C、M、Yの各
画像データについても同じ)。このBK潜像の先端部か
ら現像可能とすべく、BK現像器420Kの現像位置に
潜像先端部が到達する前に、現像スリ−ブ420KSを
回転開始して、BK潜像をBKトナ−で現像する。そし
て、以後、BK潜像領域の現像動作を続けるが、潜像後
端部がBK潜像位置を通過した時点で、速やかにBK現
像器420Kによる現像位置から次の色の現像器による
現像位置まで、リボルバー現像装置420を駆動して回
動させる。この回動動作は、少なくとも、次の画像デー
タによる潜像先端部が到達する前に完了させる。像の形
成サイクルが開始されると、感光体ドラム414は矢印
で示すように反時計回りの向きに回動し、中間転写ベル
ト(中間転写体)415は図示しない駆動モータによ
り、時計回りの向きに回動する。中間転写ベルト415
の回動に伴って、BKトナー像形成、、Cトナー像形
成、Mトナー像形成、Yトナー像形成が順次行われ、最
終的に、BK、C、M、Yの順に中間転写ベルト415
上に重ねてトナー像が形成される。
420はBK現像器420Kで現像を行う位置にセット
されており、コピー動作が開始されると、スキャナ部2
00で所定のタイミングからBK画像データの読み取り
がスタートし、この画像データに基づき、レーザー光に
よる光書き込み・潜像形成が始まる(以下、BK画像デ
ータによる静電潜像をBK潜像という。C、M、Yの各
画像データについても同じ)。このBK潜像の先端部か
ら現像可能とすべく、BK現像器420Kの現像位置に
潜像先端部が到達する前に、現像スリ−ブ420KSを
回転開始して、BK潜像をBKトナ−で現像する。そし
て、以後、BK潜像領域の現像動作を続けるが、潜像後
端部がBK潜像位置を通過した時点で、速やかにBK現
像器420Kによる現像位置から次の色の現像器による
現像位置まで、リボルバー現像装置420を駆動して回
動させる。この回動動作は、少なくとも、次の画像デー
タによる潜像先端部が到達する前に完了させる。像の形
成サイクルが開始されると、感光体ドラム414は矢印
で示すように反時計回りの向きに回動し、中間転写ベル
ト(中間転写体)415は図示しない駆動モータによ
り、時計回りの向きに回動する。中間転写ベルト415
の回動に伴って、BKトナー像形成、、Cトナー像形
成、Mトナー像形成、Yトナー像形成が順次行われ、最
終的に、BK、C、M、Yの順に中間転写ベルト415
上に重ねてトナー像が形成される。
【0008】BK像の形成は、以下のようにして行われ
る。帯電器419はコロナ放電によって、暗中にて、感
光体ドラム414を負電荷で約−400V〜−600V
に一様に帯電する。つづいて、レーザーダイオード44
1は、BK信号に基づいてラスタ露光を行う。このよう
にラスタ像が露光されたとき、当初、一様に荷電された
感光体ドラム414の露光された部分については、露光
光量に比例する電荷が消失し、静電潜像が形成される。
リボルバー現像装置420内のトナーはフェライトキャ
リアとの攪拌によって負極性に帯電され、また、本現像
装置のBK現像スリ−ブ420KSは、感光体ドラム4
14の金属基体層に対して図示しない電源手段によっ
て、負の直流電位と交流とが重畳された電位にバイアス
されている。この結果、感光体ドラム414の電荷が残
っている部分には、トナ−が付着せず、電荷のない部
分、つまり露光された部分にはBKトナ−が吸着され、
潜像と相似なBK可視像が形成される。中間転写ベルト
415は、駆動ローラ415D、415T、アースロー
ラ415C、バイアスローラ415F、及び従動ローラ
群に張架されており、図示しない駆動モータにより駆動
制御される。
る。帯電器419はコロナ放電によって、暗中にて、感
光体ドラム414を負電荷で約−400V〜−600V
に一様に帯電する。つづいて、レーザーダイオード44
1は、BK信号に基づいてラスタ露光を行う。このよう
にラスタ像が露光されたとき、当初、一様に荷電された
感光体ドラム414の露光された部分については、露光
光量に比例する電荷が消失し、静電潜像が形成される。
リボルバー現像装置420内のトナーはフェライトキャ
リアとの攪拌によって負極性に帯電され、また、本現像
装置のBK現像スリ−ブ420KSは、感光体ドラム4
14の金属基体層に対して図示しない電源手段によっ
て、負の直流電位と交流とが重畳された電位にバイアス
されている。この結果、感光体ドラム414の電荷が残
っている部分には、トナ−が付着せず、電荷のない部
分、つまり露光された部分にはBKトナ−が吸着され、
潜像と相似なBK可視像が形成される。中間転写ベルト
415は、駆動ローラ415D、415T、アースロー
ラ415C、バイアスローラ415F、及び従動ローラ
群に張架されており、図示しない駆動モータにより駆動
制御される。
【0009】さて、感光体ドラム414上に形成された
BKトナー像は、感光体ドラム414とほぼ同じ収速で
回転駆動(環状走行)している中間転写ベルト415の
表面に、ベルト転写コロナ放電器(以下、ベルト転写部
という。)416によって転写される。以下、感光体ド
ラム414から中間転写ベルト415へのトナー像転写
を、ベルト転写と称する。感光体ドラム414上の若干
の未転写残留トナーは、感光体ドラム414の再使用に
備えて、感光体クリーニングユニット421で清掃され
る。ここで回収されたトナーは、回収パイプを経由して
図示しない排トナータンクに蓄えられる。なお、中間転
写ベルト415には、感光体ドラム414に順次形成す
るBK、C、M、Yのトナー像を、同一面に順次位置合
わせして、4色重ねのベルト転写画像を形成し、その
後、転写紙にコロナ放電転写器にて一括転写を行う。と
ころで、感光体ドラム414側では、BK画像の形成工
程のつぎに、C画像の形成工程に進むが、所定のタイミ
ングからスキャナによるC画像データ読み取りが始ま
り、その画像データによるレーザー光書き込みで、C潜
像の形成を行う。C現像器420Cは、その現像位置に
対して、先のBK潜像後端部が通過した後で、かつC潜
像の先端が到達する前に、リボルバー現像装置420の
回転動作を行い、C潜像をCトナーで現像する。以後、
C潜像領域の現像をつづけるが、潜像後端部が通過した
時点で、先のBK現像器の場合と同様にリボルバー現像
装置420を駆動して、C現像器420Cを送出し、つ
ぎのM現像器420Mを現像位置に位置させる。この動
作もやはり、つぎのM潜像先端部が現像部に到達する前
に行う。なお、MおよびYの各像の工程については、そ
れぞれの画像データの読み取り・潜像形成・現像の動作
が上述のBK像や、C像の工程に準ずるので、説明は省
略する。
BKトナー像は、感光体ドラム414とほぼ同じ収速で
回転駆動(環状走行)している中間転写ベルト415の
表面に、ベルト転写コロナ放電器(以下、ベルト転写部
という。)416によって転写される。以下、感光体ド
ラム414から中間転写ベルト415へのトナー像転写
を、ベルト転写と称する。感光体ドラム414上の若干
の未転写残留トナーは、感光体ドラム414の再使用に
備えて、感光体クリーニングユニット421で清掃され
る。ここで回収されたトナーは、回収パイプを経由して
図示しない排トナータンクに蓄えられる。なお、中間転
写ベルト415には、感光体ドラム414に順次形成す
るBK、C、M、Yのトナー像を、同一面に順次位置合
わせして、4色重ねのベルト転写画像を形成し、その
後、転写紙にコロナ放電転写器にて一括転写を行う。と
ころで、感光体ドラム414側では、BK画像の形成工
程のつぎに、C画像の形成工程に進むが、所定のタイミ
ングからスキャナによるC画像データ読み取りが始ま
り、その画像データによるレーザー光書き込みで、C潜
像の形成を行う。C現像器420Cは、その現像位置に
対して、先のBK潜像後端部が通過した後で、かつC潜
像の先端が到達する前に、リボルバー現像装置420の
回転動作を行い、C潜像をCトナーで現像する。以後、
C潜像領域の現像をつづけるが、潜像後端部が通過した
時点で、先のBK現像器の場合と同様にリボルバー現像
装置420を駆動して、C現像器420Cを送出し、つ
ぎのM現像器420Mを現像位置に位置させる。この動
作もやはり、つぎのM潜像先端部が現像部に到達する前
に行う。なお、MおよびYの各像の工程については、そ
れぞれの画像データの読み取り・潜像形成・現像の動作
が上述のBK像や、C像の工程に準ずるので、説明は省
略する。
【0010】ベルトクリーニング装置415Uは、入口
シール、ゴムブレード、排出コイルおよび、これら入口
シールやゴムブレードの接離機構により構成される。1
色目のBK画像をベルト転写した後の、2、3、4色目
をベルト転写している間は、ブレ−ド接離機構によっ
て、中間転写ベルト面から入口シール、ゴムブレードな
どは離間させておく。紙転写ローラ417は、中間転写
ベルト415上の重ねトナー像を転写紙に転写するべ
く、コロナ放電方式にて、AC+DCまたは、DC成分
を転写紙および中間転写ベルトに印加するものである。
給紙バンク400内の転写紙カセット482には、各種
サイズの転写紙が収納されており、指定されたサイズの
用紙を収納している収納カセットから、給紙コロ483
によってレジストローラ対418R方向に給紙・搬送さ
れる。なお、符号412B2は、OHP用紙や厚紙など
を手差しするための給紙トレイを示している。像形成が
開始される時期に、転写紙は前記いずれかの給紙トレイ
から給送され、レジストローラ対418Rのニップ部で
待機している。そして、紙転写ローラ417に中間転写
ベルト415上のトナー像の先端がさしかかるときに、
丁度、転写紙先端がこの像の先端に一致する如くにレジ
ストローラ対418Rが駆動され、紙と像とのレジスト
合わせが行われる。このようにして、転写紙Pが中間転
写ベルト上の色重ね像と重ねられて、正電位につながれ
た紙転写ローラ417の上を通過する。このとき、コロ
ナ放電電流で転写紙が正電荷で荷電され、トナー画像の
殆どが転写紙上に転写される。つづいて、紙転写ローラ
417の左側に配置した図示しない除電ブラシによる分
離除電器を通過するときに、転写紙は除電され、中間転
写ベルト415から剥離されて紙搬送ベルト422に移
る。
シール、ゴムブレード、排出コイルおよび、これら入口
シールやゴムブレードの接離機構により構成される。1
色目のBK画像をベルト転写した後の、2、3、4色目
をベルト転写している間は、ブレ−ド接離機構によっ
て、中間転写ベルト面から入口シール、ゴムブレードな
どは離間させておく。紙転写ローラ417は、中間転写
ベルト415上の重ねトナー像を転写紙に転写するべ
く、コロナ放電方式にて、AC+DCまたは、DC成分
を転写紙および中間転写ベルトに印加するものである。
給紙バンク400内の転写紙カセット482には、各種
サイズの転写紙が収納されており、指定されたサイズの
用紙を収納している収納カセットから、給紙コロ483
によってレジストローラ対418R方向に給紙・搬送さ
れる。なお、符号412B2は、OHP用紙や厚紙など
を手差しするための給紙トレイを示している。像形成が
開始される時期に、転写紙は前記いずれかの給紙トレイ
から給送され、レジストローラ対418Rのニップ部で
待機している。そして、紙転写ローラ417に中間転写
ベルト415上のトナー像の先端がさしかかるときに、
丁度、転写紙先端がこの像の先端に一致する如くにレジ
ストローラ対418Rが駆動され、紙と像とのレジスト
合わせが行われる。このようにして、転写紙Pが中間転
写ベルト上の色重ね像と重ねられて、正電位につながれ
た紙転写ローラ417の上を通過する。このとき、コロ
ナ放電電流で転写紙が正電荷で荷電され、トナー画像の
殆どが転写紙上に転写される。つづいて、紙転写ローラ
417の左側に配置した図示しない除電ブラシによる分
離除電器を通過するときに、転写紙は除電され、中間転
写ベルト415から剥離されて紙搬送ベルト422に移
る。
【0011】中間転写ベルト面から4色重ねトナー像を
一括転写された転写紙は、紙搬送ベルト422で定着器
423に搬送され、所定温度にコントロールされた定着
ローラ423Aと加圧ローラ423Bのニップ部でトナ
ー像が溶融定着され、排出ロール対424で本体外に送
り出され、図示省略のコピートレイに表向きにスタック
され、フルカラーコピーを得る。なお、ベルト転写後の
感光体ドラム414は、ブラシローラ、ゴムブレードな
どからなる感光体クリーニングユニット421で表面を
クリーニングされ、また、除電ランプ414Mで均一除
電される。また、転写紙にトナー像を転写した後の中間
転写ベルト415は、再び、クリーニングユニット41
5Uのブレード接離機構でブレードを押圧して表面をク
リーニングされる。リピートコピーの場合には、スキャ
ナの動作および感光体への画像形成は、1枚目の4色目
画像工程にひきつづき、所定のタイミングで2枚目の1
色目画像工程に進む。また、中間転写ベルト415の方
は、1枚目の4色重ね画像の転写紙への一括転写工程に
ひきつづき、表面をベルトクリーニング装置でクリーニ
ングされた領域に、2枚目のBKトナー像がベルト転写
されるようにする。その後は、1枚目と同様の動作にな
る。以上は、4色フルカラーコピーを得るコピーモード
の説明であったが、3色コピーモード、2色コピーモー
ドの場合は、指定された色と回数の分について、以上述
べたと同じ動作を行うことになる。また、単色コピーモ
ードの場合には、所定枚数が終了するまでの間、リボル
バー現像装置420の所定色の現像器のみを所定色の現
像位置に位置させて現像作動状態におき、ベルトクリー
ニング装置415Uのブレードをベルトに押圧状態のま
ま、連続してコピー動作を行う。
一括転写された転写紙は、紙搬送ベルト422で定着器
423に搬送され、所定温度にコントロールされた定着
ローラ423Aと加圧ローラ423Bのニップ部でトナ
ー像が溶融定着され、排出ロール対424で本体外に送
り出され、図示省略のコピートレイに表向きにスタック
され、フルカラーコピーを得る。なお、ベルト転写後の
感光体ドラム414は、ブラシローラ、ゴムブレードな
どからなる感光体クリーニングユニット421で表面を
クリーニングされ、また、除電ランプ414Mで均一除
電される。また、転写紙にトナー像を転写した後の中間
転写ベルト415は、再び、クリーニングユニット41
5Uのブレード接離機構でブレードを押圧して表面をク
リーニングされる。リピートコピーの場合には、スキャ
ナの動作および感光体への画像形成は、1枚目の4色目
画像工程にひきつづき、所定のタイミングで2枚目の1
色目画像工程に進む。また、中間転写ベルト415の方
は、1枚目の4色重ね画像の転写紙への一括転写工程に
ひきつづき、表面をベルトクリーニング装置でクリーニ
ングされた領域に、2枚目のBKトナー像がベルト転写
されるようにする。その後は、1枚目と同様の動作にな
る。以上は、4色フルカラーコピーを得るコピーモード
の説明であったが、3色コピーモード、2色コピーモー
ドの場合は、指定された色と回数の分について、以上述
べたと同じ動作を行うことになる。また、単色コピーモ
ードの場合には、所定枚数が終了するまでの間、リボル
バー現像装置420の所定色の現像器のみを所定色の現
像位置に位置させて現像作動状態におき、ベルトクリー
ニング装置415Uのブレードをベルトに押圧状態のま
ま、連続してコピー動作を行う。
【0012】図2(a)、(b)に中間転写ベルト41
5及びその周辺部の構成を示す。図示するように、中間
転写ベルト415には、その内周面の一部に位置検知用
のマーク451が設けられている。そして、中間転写ベ
ルト415の内周面近傍にはマーク451の通過位置に
臨ませるようにしてマーク検知用の光学センサ452が
配置されている。中間転写ベルト415は、バイアスロ
ーラ415Fとアースローラ415Cとの間に掛け渡さ
れた部分が感光体ドラム414と一部接触することによ
り一次転写部500を形成している。通常作像時、バイ
アスローラ415Fには1000Vのバイアス電圧が印
加されている。また、アースローラ415Cは接地され
ているため電位は常に0Vに保たれている。また、感光
体ドラム414は、帯電器419により−400V〜−
600Vに帯電される。したがって、一次転写の際、一
次転写部500における中間転写ベルト415の電位は
+500V程度であり、感光体ドラム414との間に9
00V〜1100Vの電位差が生じるため、感光体ドラ
ム414と中間転写ベルト415とが静電的な力によっ
て互いに吸着し合うことになる。また、感光体ドラム4
14と中間転写ベルト415とは元々機構的にも圧接し
ているため、感光体ドラム414と中間転写ベルト41
5との接触部では摩擦力によりスリップがほとんど生じ
ることなく、表面のみ同期して回転しようとする。この
ため両者間に速度差が生じていると、どちらか一方、通
常は駆動力の弱い方である中間転写ベルト415側の駆
動ベルト415Eあるいはそれを駆動するモータに負荷
がかかり、ある時点で感光体ドラム414と中間転写ベ
ルト415とが互いにスリップすることになる。このス
リップが生じるタイミングはランダムであり、画像に横
帯状の白抜けや、各色の画像の位置ずれを発生させたり
する原因となる。そこで、この実施の形態の画像形成装
置では、一次転写を行っている間は感光体ドラム414
と中間転写ベルト415間を吸着状態とし、画像形成に
影響を及ぼさないタイミングで感光体ドラム414と中
間転写ベルト415間の吸着力を弱めて互いにスリップ
させることで、両者間に負荷が蓄積されないようにし
て、画像の乱れや位置ずれのない良好な画像を得るべく
吸着力制御手段を備えている。なお、吸着力制御手段の
機能はこの画像形成装置100の全体を統括制御してい
る図示しない制御装置が担うものである。(請求項1に
対応) 図3に示す第1の実施の形態では、帯電器419の出力
を一時OFFして、画像形成に影響を及ぼさないタイミ
ングで非帯電領域R、すなわち負電荷をのせない領域を
感光体ドラム414の軸長方向(水平方向)全長に亘っ
て且つ周方向に所定の長さ形成するようにしている。す
なわち、この場合、感光体ドラム414の非帯電領域R
の電位は0V〜−150V程度になるため、中間転写ベ
ルト415との電位差は500V〜650V程度に減少
する。そのため、現像の際に感光体ドラム414上にト
ナーが大量に付着することになるが、その部分が一次転
写部500を通過するときの感光体ドラム414と中間
転写ベルト415との間の静電的な吸着力は減少する。
その結果、感光体ドラム414と中間転写ベルト415
とが互いにスリップし両者間に負荷が蓄積されなくなる
ので、一次転写中にスリップが発生するのを防止でき
る。(請求項3に対応) 図4に示す第2の実施の形態では、バイアスローラ41
5Fに印加するバイアス電圧を画像形成に影響を及ぼさ
ないタイミングで一時OFFしている。この場合、感光
体ドラム414と中間転写ベルト415との電位差は、
図5に示すように当初1000V近くあったものが50
0V程度に低下し両者間の吸着力が減る。その結果、感
光体ドラム414と中間転写ベルト415とが互いにス
リップし両者間に負荷が蓄積されなくなるので、一次転
写中にスリップが発生するのを防止できる。(請求項4
に対応) 図6に示す第3の実施の形態では、バイアスローラ41
5Fに印加するバイアス電圧を画像形成に影響を及ぼさ
ないタイミングで一次転写時と逆のバイアス電圧に切り
換えることにより、図7に示すように、一次転写部にお
ける中間転写ベルト415の電位が感光体ドラム414
の電位と同電位、すなわち電位差0Vになるようにして
いる。この場合、感光体ドラム414と中間転写ベルト
415との間に実質電界が存在しなくなり、両者間の吸
着力は大幅に低下する。その結果、感光体ドラム414
と中間転写ベルト415とが互いにスリップし両者間に
負荷が蓄積されなくなるので、一次転写中にスリップが
発生するのを防止できる。(請求項5に対応) 図8に示す第4の実施の形態では、感光体ドラム414
の表面に臨ませて露光手段550を設け、一次転写部5
00に入る直前の感光体ドラム414の表面に、画像形
成に影響を及ぼさないタイミングで光を照射することに
より、第1の実施の形態と同様の非帯電領域Rを形成す
るようにしている。この場合も、感光体ドラム414の
非帯電領域Rの電位は0V〜−150V程度になるた
め、中間転写ベルト415との電位差は500V〜65
0V程度に減少し、その部分が一次転写部500を通過
するときの感光体ドラム414と中間転写ベルト415
との間の静電的な吸着力が減少する。その結果、感光体
ドラム414と中間転写ベルト415とが互いにスリッ
プし両者間に負荷が蓄積されなくなるので、一次転写中
にスリップが発生するのを防止できる。(請求項6に対
応) 図9に示す第5の実施の形態では、接地されたアースロ
ーラ415Gをバイアスローラ415Fの代わりに用
い、両アースローラ415C、415Gの間に配置した
帯電器415Hにより一次転写部の中間転写ベルト41
5を帯電させるタイプの装置において、画像形成に影響
を及ぼさないタイミングで帯電器415Hの出力を切り
換えて中間転写ベルト415の帯電電位を切り換えるこ
とにより、第3の実施の形態と同様、図7に示すよう
に、一次転写部における中間転写ベルト415の電位が
感光体ドラム414の電位と同電位、すなわち電位差0
Vになるようにしている。この場合も、感光体ドラム4
14と中間転写ベルト415との間に実質電界が存在し
なくなり、両者間の吸着力は大幅に低下する。その結
果、感光体ドラム414と中間転写ベルト415とが互
いにスリップし両者間に負荷が蓄積されなくなるので、
一次転写中にスリップが発生するのを防止できる。(請
求項5に対応) 以上の各実施の形態において、感光体ドラム414と中
間転写ベルト415との間の静電的な吸着力を減少させ
る動作は、1色分の作像プロセス毎に、感光体ドラム4
14から中間転写ベルト415へのトナー像の転写が終
了した時点で行う。これにより、一次転写を行っている
間は感光体ドラム414と中間転写ベルト415とを静
電的な吸着力及び機構的圧着力により密着させて安定し
た一次転写動作を行うことができ、それ以外のときには
静電的な吸着力を弱めて、感光体ドラム414と中間転
写ベルト415との速度差による負荷を両者を互いにス
リップさせることにより解除することができる。(請求
項7に対応) ただし、中間転写ベルト415に付されたマーク451
の検知を基準として感光体ドラム414に対する作像処
理が開始されるため、次の作像プロセス開始のためのマ
ーク検知がなされた後にスリップさせると、次の作像プ
ロセスにおける画像の一次転写位置が正規の位置からず
れてしまう。そのため、上記吸着力を減少させる動作は
次の作像プロセス開始のためのマーク検知前に行う。
(請求項2に対応) また、1色分の作像プロセス毎に上記吸着力を減少させ
る動作を行うとコピーあるいは印刷スピードを低下させ
るおそれがあるため、全色分の重ねトナー像を作像して
いる間に画質低下を招くようなスリップが発生しないよ
うであれば、全色分の重ねトナー像を中間転写ベルト4
15から転写紙に転写(二次転写)した後におけるベル
トクリーニングの際に行うと効率が良い。ただし、この
場合も次の作像プロセス開始のためのマーク検知前であ
ることが必要である。(請求項8に対応) なお、以上の実施の形態において、感光体ドラム414
と中間転写ベルト415との間の静電的な吸着力を減少
させる動作を行うだけでなく、中間転写ベルト414や
感光体ドラム415の表面に潤滑性付与剤を塗布してお
くことにより、両者間の摩擦力の低下させて負荷解除の
ためのスリップを起こし易くすることができる。
5及びその周辺部の構成を示す。図示するように、中間
転写ベルト415には、その内周面の一部に位置検知用
のマーク451が設けられている。そして、中間転写ベ
ルト415の内周面近傍にはマーク451の通過位置に
臨ませるようにしてマーク検知用の光学センサ452が
配置されている。中間転写ベルト415は、バイアスロ
ーラ415Fとアースローラ415Cとの間に掛け渡さ
れた部分が感光体ドラム414と一部接触することによ
り一次転写部500を形成している。通常作像時、バイ
アスローラ415Fには1000Vのバイアス電圧が印
加されている。また、アースローラ415Cは接地され
ているため電位は常に0Vに保たれている。また、感光
体ドラム414は、帯電器419により−400V〜−
600Vに帯電される。したがって、一次転写の際、一
次転写部500における中間転写ベルト415の電位は
+500V程度であり、感光体ドラム414との間に9
00V〜1100Vの電位差が生じるため、感光体ドラ
ム414と中間転写ベルト415とが静電的な力によっ
て互いに吸着し合うことになる。また、感光体ドラム4
14と中間転写ベルト415とは元々機構的にも圧接し
ているため、感光体ドラム414と中間転写ベルト41
5との接触部では摩擦力によりスリップがほとんど生じ
ることなく、表面のみ同期して回転しようとする。この
ため両者間に速度差が生じていると、どちらか一方、通
常は駆動力の弱い方である中間転写ベルト415側の駆
動ベルト415Eあるいはそれを駆動するモータに負荷
がかかり、ある時点で感光体ドラム414と中間転写ベ
ルト415とが互いにスリップすることになる。このス
リップが生じるタイミングはランダムであり、画像に横
帯状の白抜けや、各色の画像の位置ずれを発生させたり
する原因となる。そこで、この実施の形態の画像形成装
置では、一次転写を行っている間は感光体ドラム414
と中間転写ベルト415間を吸着状態とし、画像形成に
影響を及ぼさないタイミングで感光体ドラム414と中
間転写ベルト415間の吸着力を弱めて互いにスリップ
させることで、両者間に負荷が蓄積されないようにし
て、画像の乱れや位置ずれのない良好な画像を得るべく
吸着力制御手段を備えている。なお、吸着力制御手段の
機能はこの画像形成装置100の全体を統括制御してい
る図示しない制御装置が担うものである。(請求項1に
対応) 図3に示す第1の実施の形態では、帯電器419の出力
を一時OFFして、画像形成に影響を及ぼさないタイミ
ングで非帯電領域R、すなわち負電荷をのせない領域を
感光体ドラム414の軸長方向(水平方向)全長に亘っ
て且つ周方向に所定の長さ形成するようにしている。す
なわち、この場合、感光体ドラム414の非帯電領域R
の電位は0V〜−150V程度になるため、中間転写ベ
ルト415との電位差は500V〜650V程度に減少
する。そのため、現像の際に感光体ドラム414上にト
ナーが大量に付着することになるが、その部分が一次転
写部500を通過するときの感光体ドラム414と中間
転写ベルト415との間の静電的な吸着力は減少する。
その結果、感光体ドラム414と中間転写ベルト415
とが互いにスリップし両者間に負荷が蓄積されなくなる
ので、一次転写中にスリップが発生するのを防止でき
る。(請求項3に対応) 図4に示す第2の実施の形態では、バイアスローラ41
5Fに印加するバイアス電圧を画像形成に影響を及ぼさ
ないタイミングで一時OFFしている。この場合、感光
体ドラム414と中間転写ベルト415との電位差は、
図5に示すように当初1000V近くあったものが50
0V程度に低下し両者間の吸着力が減る。その結果、感
光体ドラム414と中間転写ベルト415とが互いにス
リップし両者間に負荷が蓄積されなくなるので、一次転
写中にスリップが発生するのを防止できる。(請求項4
に対応) 図6に示す第3の実施の形態では、バイアスローラ41
5Fに印加するバイアス電圧を画像形成に影響を及ぼさ
ないタイミングで一次転写時と逆のバイアス電圧に切り
換えることにより、図7に示すように、一次転写部にお
ける中間転写ベルト415の電位が感光体ドラム414
の電位と同電位、すなわち電位差0Vになるようにして
いる。この場合、感光体ドラム414と中間転写ベルト
415との間に実質電界が存在しなくなり、両者間の吸
着力は大幅に低下する。その結果、感光体ドラム414
と中間転写ベルト415とが互いにスリップし両者間に
負荷が蓄積されなくなるので、一次転写中にスリップが
発生するのを防止できる。(請求項5に対応) 図8に示す第4の実施の形態では、感光体ドラム414
の表面に臨ませて露光手段550を設け、一次転写部5
00に入る直前の感光体ドラム414の表面に、画像形
成に影響を及ぼさないタイミングで光を照射することに
より、第1の実施の形態と同様の非帯電領域Rを形成す
るようにしている。この場合も、感光体ドラム414の
非帯電領域Rの電位は0V〜−150V程度になるた
め、中間転写ベルト415との電位差は500V〜65
0V程度に減少し、その部分が一次転写部500を通過
するときの感光体ドラム414と中間転写ベルト415
との間の静電的な吸着力が減少する。その結果、感光体
ドラム414と中間転写ベルト415とが互いにスリッ
プし両者間に負荷が蓄積されなくなるので、一次転写中
にスリップが発生するのを防止できる。(請求項6に対
応) 図9に示す第5の実施の形態では、接地されたアースロ
ーラ415Gをバイアスローラ415Fの代わりに用
い、両アースローラ415C、415Gの間に配置した
帯電器415Hにより一次転写部の中間転写ベルト41
5を帯電させるタイプの装置において、画像形成に影響
を及ぼさないタイミングで帯電器415Hの出力を切り
換えて中間転写ベルト415の帯電電位を切り換えるこ
とにより、第3の実施の形態と同様、図7に示すよう
に、一次転写部における中間転写ベルト415の電位が
感光体ドラム414の電位と同電位、すなわち電位差0
Vになるようにしている。この場合も、感光体ドラム4
14と中間転写ベルト415との間に実質電界が存在し
なくなり、両者間の吸着力は大幅に低下する。その結
果、感光体ドラム414と中間転写ベルト415とが互
いにスリップし両者間に負荷が蓄積されなくなるので、
一次転写中にスリップが発生するのを防止できる。(請
求項5に対応) 以上の各実施の形態において、感光体ドラム414と中
間転写ベルト415との間の静電的な吸着力を減少させ
る動作は、1色分の作像プロセス毎に、感光体ドラム4
14から中間転写ベルト415へのトナー像の転写が終
了した時点で行う。これにより、一次転写を行っている
間は感光体ドラム414と中間転写ベルト415とを静
電的な吸着力及び機構的圧着力により密着させて安定し
た一次転写動作を行うことができ、それ以外のときには
静電的な吸着力を弱めて、感光体ドラム414と中間転
写ベルト415との速度差による負荷を両者を互いにス
リップさせることにより解除することができる。(請求
項7に対応) ただし、中間転写ベルト415に付されたマーク451
の検知を基準として感光体ドラム414に対する作像処
理が開始されるため、次の作像プロセス開始のためのマ
ーク検知がなされた後にスリップさせると、次の作像プ
ロセスにおける画像の一次転写位置が正規の位置からず
れてしまう。そのため、上記吸着力を減少させる動作は
次の作像プロセス開始のためのマーク検知前に行う。
(請求項2に対応) また、1色分の作像プロセス毎に上記吸着力を減少させ
る動作を行うとコピーあるいは印刷スピードを低下させ
るおそれがあるため、全色分の重ねトナー像を作像して
いる間に画質低下を招くようなスリップが発生しないよ
うであれば、全色分の重ねトナー像を中間転写ベルト4
15から転写紙に転写(二次転写)した後におけるベル
トクリーニングの際に行うと効率が良い。ただし、この
場合も次の作像プロセス開始のためのマーク検知前であ
ることが必要である。(請求項8に対応) なお、以上の実施の形態において、感光体ドラム414
と中間転写ベルト415との間の静電的な吸着力を減少
させる動作を行うだけでなく、中間転写ベルト414や
感光体ドラム415の表面に潤滑性付与剤を塗布してお
くことにより、両者間の摩擦力の低下させて負荷解除の
ためのスリップを起こし易くすることができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下のような優れた効果を発揮できる。請求項1記載の発
明によれば、感光体ドラムと中間転写体間の静電的な吸
着力を制御して、一時転写を行っている間は感光体ドラ
ムと中間転写体間を吸着状態とし、画像形成に影響を及
ぼさないタイミングで感光体ドラムと中間転写体間の吸
着力を減少させて互いにスリップさせることで、両者間
に負荷が蓄積されないようにして、白抜けなどの画像の
乱れや位置ずれのない良好な画像を得ることができる。
また、請求項2記載の発明によれば、作像プロセス開始
のためのマークが検知される前に前記吸着力を減少させ
て感光体ドラムと中間転写体とを互いにスリップをさせ
ることで、感光体ドラム上に作像を行っているときにス
リップを発生させないようにできるので、白抜けなどの
画像の乱れや位置ずれのない良好な画像を得ることがで
きる。また、請求項3記載の発明によれば、感光体ドラ
ム上に非帯電領域を形成することにより、感光体ドラム
と中間転写体との電位差を減少させて両者間の静電的な
吸着力を効果的に減少させることができる。また、請求
項4記載の発明によれば、前記一次転写部の中間転写体
に印加するバイアス電圧を切り替えることにより、感光
体ドラムと中間転写体との電位差を減少させて両者間の
静電的な吸着力を効果的に減少させることができる。
下のような優れた効果を発揮できる。請求項1記載の発
明によれば、感光体ドラムと中間転写体間の静電的な吸
着力を制御して、一時転写を行っている間は感光体ドラ
ムと中間転写体間を吸着状態とし、画像形成に影響を及
ぼさないタイミングで感光体ドラムと中間転写体間の吸
着力を減少させて互いにスリップさせることで、両者間
に負荷が蓄積されないようにして、白抜けなどの画像の
乱れや位置ずれのない良好な画像を得ることができる。
また、請求項2記載の発明によれば、作像プロセス開始
のためのマークが検知される前に前記吸着力を減少させ
て感光体ドラムと中間転写体とを互いにスリップをさせ
ることで、感光体ドラム上に作像を行っているときにス
リップを発生させないようにできるので、白抜けなどの
画像の乱れや位置ずれのない良好な画像を得ることがで
きる。また、請求項3記載の発明によれば、感光体ドラ
ム上に非帯電領域を形成することにより、感光体ドラム
と中間転写体との電位差を減少させて両者間の静電的な
吸着力を効果的に減少させることができる。また、請求
項4記載の発明によれば、前記一次転写部の中間転写体
に印加するバイアス電圧を切り替えることにより、感光
体ドラムと中間転写体との電位差を減少させて両者間の
静電的な吸着力を効果的に減少させることができる。
【0014】また、請求項5記載の発明によれば、前記
バイアス電圧を切り替えて一時転写時と逆のバイアス電
圧を印加することにより、感光体ドラムと中間転写体と
の電位差を減少させて両者間の静電的な吸着力を効果的
に減少させることができる。また、請求項6記載の発明
によれば、前記感光体ドラム上に光を照射して非帯電領
域を形成することにより、感光体ドラムと中間転写体と
の電位差を減少させて両者間の静電的な吸着力を効果的
に減少させることができる。また、請求項7記載の発明
によれば、1色分の作像プロセス毎に、前記感光体ドラ
ムから前記中間転写体にトナー像を転写した後、前記吸
着力を減少させることにより、前記感光体ドラムと前記
中間転写体との速度差に起因する負荷が増大して悪影響
を及ぼす前に両者を互いにスリップさせて負荷を解消す
ることができる。また、請求項8記載の発明によれば、
前記中間転写体上に前色分の重ねトナー画像を形成した
後、すなわち前記中間転写体上への全色分の一次転写作
工程が終了した後に、前記吸着力を減少させる動作を行
うことにより、印刷あるいはコピー速度をさほど落とす
ことなく、前記感光体ドラムと前記中間転写体とを互い
にスリップさせて両者間の負荷を解消することができ
る。
バイアス電圧を切り替えて一時転写時と逆のバイアス電
圧を印加することにより、感光体ドラムと中間転写体と
の電位差を減少させて両者間の静電的な吸着力を効果的
に減少させることができる。また、請求項6記載の発明
によれば、前記感光体ドラム上に光を照射して非帯電領
域を形成することにより、感光体ドラムと中間転写体と
の電位差を減少させて両者間の静電的な吸着力を効果的
に減少させることができる。また、請求項7記載の発明
によれば、1色分の作像プロセス毎に、前記感光体ドラ
ムから前記中間転写体にトナー像を転写した後、前記吸
着力を減少させることにより、前記感光体ドラムと前記
中間転写体との速度差に起因する負荷が増大して悪影響
を及ぼす前に両者を互いにスリップさせて負荷を解消す
ることができる。また、請求項8記載の発明によれば、
前記中間転写体上に前色分の重ねトナー画像を形成した
後、すなわち前記中間転写体上への全色分の一次転写作
工程が終了した後に、前記吸着力を減少させる動作を行
うことにより、印刷あるいはコピー速度をさほど落とす
ことなく、前記感光体ドラムと前記中間転写体とを互い
にスリップさせて両者間の負荷を解消することができ
る。
【図1】本発明に係る画像形成装置の構成を示す全体図
である。
である。
【図2】(a)、(b)に中間転写ベルト及びその周辺
部の構成を示す図である。
部の構成を示す図である。
【図3】第1の実施の形態を示す要部の説明図である。
【図4】第2の実施の形態を示す要部の説明図である。
【図5】第2の実施の形態における各部の電位を示す説
明図である。
明図である。
【図6】第3の実施の形態を示す要部の説明図である。
【図7】第3の実施の形態における各部の電位を示す説
明図である。
明図である。
【図8】第4の実施の形態を示す要部の説明図である。
【図9】第5の実施の形態を示す要部の説明図である。
100 画像形成装置、200 カラー画像読取部、3
00 カラー画像形成部、400 給紙バンク、401
書き込み光学ユニット、414 感光体ドラム、41
5 中間転写ベルト(中間転写体)、415C アース
ローラ、415F バイアスローラ、415G アース
ローラ、415H 帯電器、419 帯電器(帯電手
段)、420 リボルバー現像装置、451 マーク、
452 センサ、500 一次転写部、550 露光手
段、R 非帯電領域。
00 カラー画像形成部、400 給紙バンク、401
書き込み光学ユニット、414 感光体ドラム、41
5 中間転写ベルト(中間転写体)、415C アース
ローラ、415F バイアスローラ、415G アース
ローラ、415H 帯電器、419 帯電器(帯電手
段)、420 リボルバー現像装置、451 マーク、
452 センサ、500 一次転写部、550 露光手
段、R 非帯電領域。
Claims (8)
- 【請求項1】 回転駆動される感光体ドラムと、この感
光体ドラムとほぼ同じ周速で駆動される中間転写体と、
前記感光体ドラムと前記中間転写体との接触部からなる
一次転写部と、この一次転写部よりも前記感光体ドラム
の回転方向上流側の帯電位置に設けられた帯電手段と、
前記中間転写体の一部に設けられたマークと、該マーク
の通過位置に臨ませて設けられたマーク検知用センサと
を備え、 前記感光体ドラムおよび前記中間転写体の回転中に、前
記センサにより前記マークを検知することによって所定
のタイミングで作像プロセスを開始し、前記帯電手段に
より帯電された前記感光体ドラムの帯電領域に画像光を
照射して潜像を形成した後、該潜像を色付きのトナーで
現像して任意の色のトナー像を形成し、ついでこの任意
の色のトナー像を前記一次転写部にて前記中間転写体に
転写する、という工程を異なる色ごとに繰り返して、前
記中間転写体上に複数色のトナーを重畳してなる重ねト
ナー画像を形成し、この重ねトナー画像を二次転写部に
て転写紙上に一括転写してカラー画像を得る画像形成装
置において、 前記感光体ドラムから前記中間転写体にトナー像を転写
した後、前記感光体ドラムと前記中間転写体との間の静
電的な吸着力を減少させる吸着力制御手段を備えたこと
を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記吸着力制御手段は、前記センサによ
り次の作像プロセスの開始タイミングを示す前記マーク
が検知される前に前記吸着力を減少させることを特徴と
する請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記吸着力制御手段は、前記感光体ドラ
ム上に非帯電領域を形成することにより、前記吸着力を
減少させることを特徴とする請求項1または2記載の画
像形成装置。 - 【請求項4】 前記吸着力制御手段は、前記一次転写部
の中間転写体に印加するバイアス電圧を切り替えること
により、前記吸着力を減少させることを特徴とする請求
項1または2記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記吸着力制御手段は、前記バイアス電
圧を切り替えて一次転写時と逆のバイアス電圧を印加す
ることにより、前記吸着力を減少させることを特徴とす
る請求項4記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記吸着力制御手段は、前記感光体ドラ
ム上に光を照射して非帯電領域を形成することにより、
前記吸着力を減少させることを特徴とする請求項1また
は2記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 前記吸着力制御手段は、1色分の作像プ
ロセス毎に、前記感光体ドラムから前記中間転写体にト
ナー像を転写した後、前記吸着力を減少させることを特
徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装
置。 - 【請求項8】 前記吸着力制御手段は、前記中間転写体
上に前記重ねトナー画像を形成した後、前記吸着力を減
少させることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記
載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9275069A JPH1195575A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9275069A JPH1195575A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1195575A true JPH1195575A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17550414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9275069A Pending JPH1195575A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1195575A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013156590A (ja) * | 2012-01-31 | 2013-08-15 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置 |
| JP2014119541A (ja) * | 2012-12-14 | 2014-06-30 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
1997
- 1997-09-22 JP JP9275069A patent/JPH1195575A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013156590A (ja) * | 2012-01-31 | 2013-08-15 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置 |
| JP2014119541A (ja) * | 2012-12-14 | 2014-06-30 | Canon Inc | 画像形成装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041108 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050307 |