JPH119781A - 図柄表示装置および弾球遊技機 - Google Patents

図柄表示装置および弾球遊技機

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JPH119781A
JPH119781A JP9164479A JP16447997A JPH119781A JP H119781 A JPH119781 A JP H119781A JP 9164479 A JP9164479 A JP 9164479A JP 16447997 A JP16447997 A JP 16447997A JP H119781 A JPH119781 A JP H119781A
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Toshihiro Uchigashima
敏博 内ヶ島
Koichi Asai
弘一 浅井
Katsuyoshi Doi
勝義 土井
Takahiro Uchigashima
隆寛 内ヶ島
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Takao Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾球遊技機において、図柄表示装置が占有す
る領域も遊技領域としての有効な利用を可能にすること 【解決手段】 遊技盤10の中央部には10インチの画
面サイズの図柄表示装置14が装着され、そのフィルタ
ーレンズ42には、真鍮ピン44、透明ピン70、風車
76、誘導羽根78、誘導ピン82を配しているので、
図柄表示装置14が占有する領域を遊技領域として有効
に利用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機やアレ
ンジボール式パチンコ機などの弾球遊技機に装着される
図柄表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機やアレンジボール式パチンコ
機などの弾球遊技機には、例えば始動入賞口に入賞した
ことに起因して当たり外れの抽選処理を実行し、その結
果(当たり外れ)を図柄によって表示するものがあり、
そのための図柄表示装置を遊技盤の中央部に備えるもの
がある。また、アレンジボール式パチンコ機などの組合
せ式遊技機では、組合せ図柄(入賞図柄)を表示するた
めの図柄表示装置を遊技盤の中央に備えるものがある。
【0003】当たり外れの表示のための図柄表示装置と
しては、例えば液晶表示盤やブラウン管等の電気的な表
示手段を用いるものや、ドラムやベルト等の回転体を用
いるものがあり、入賞図柄の表示に使用されるもので
は、液晶表示盤やブラウン管を用いるものや、入賞図柄
が描かれた表示板の背面に設置されたランプを点灯して
入賞図柄を表示するもの等がある。
【0004】これらの図柄表示装置においては、表示手
段の表示面(液晶表示盤、ブラウン管、ドラム、ベル
ト、表示板等の表面)を遊技球から保護するための透明
板(レンズと呼ばれることもある)を備えており、この
透明板には、例えば障害釘のような、遊技球の進路を不
規則にするための障害部材は設けられていなかった。ま
た、透明板を保持する枠体側に、ひさし状の突出部を設
けて、透明板上への遊技球の進入を防止することも行わ
れていた。すなわち、透明板やその枠体によって占めら
れる領域は、遊技にはほとんど使用されていなかった。
【0005】ところで、表示手段例えば液晶表示盤のサ
イズが小さい(例えば4インチ程度)場合には、透明板
部分の面積も小さいから、例えば枠体の左右には遊技の
ための領域を十分に確保できた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図柄を見やす
くしたり表示する情報量を多くしようとして、表示手段
(例えば液晶表示盤)のサイズを例えば10インチ程度
に大きくすると、透明板の左右に残される領域は極めて
小さくなり、遊技球の経路がほとんど決められてしまう
から、弾球遊技の興趣を殺ぐことになってしまう。ま
た、4インチ程度の小さなサイズであっても、そのため
に遊技球の経路が制限されることには変わりなかった。
【0007】本発明は、図柄表示装置を備える弾球遊技
機において、図柄表示装置が占有する領域も遊技領域と
しての有効な利用を可能にすることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記の課
題を解決するための請求項1記載の図柄表示装置は、弾
球遊技機の遊技盤に装着される図柄表示装置であって、
図柄を表示する表示手段と、該表示手段の表示面を保護
するための透明板と、前記遊技盤に取り付けられて前記
透明板を保持する枠体とを備える図柄表示装置におい
て、前記透明板に遊技球の進路を不規則にするための障
害部材を設けた。
【0009】したがって、透明板の面上を、遊技盤の他
の部分と同様に、遊技球の進路を不規則ならしめるため
の遊技領域として活用することができる。なお、表示手
段の表示面の大きさすなわち透明板の面積が大きいとき
ほど、本発明の効果も大きくなると言える。
【0010】障害部材としては、従来遊技盤に設置され
ている障害釘や風車と同様のものを使用できる。特に、
透明板をプラスチック製とする場合には、請求項2記載
のように、障害部材としてのピンまたは板状体を透明板
と一体成形することができるから、透明板の製造手順の
変更も必要ない。
【0011】また、請求項3記載のように、障害部材に
は、固定手段によって透明板に固定される金属ピンが含
まれていてもよい。金属ピンは、例えば障害釘と同等の
材質(真鍮)を用いて曲げ調節可能としたり、調節が不
要であればステンレス等の曲げにくい材質とすることも
できる。
【0012】固定手段は、例えば金属ピンの先端にねじ
山を設けておいて、これを透明板の裏側でナット締めす
る構成、透明板の表側に設けられた筒状の突起等に金属
ピンの先端を螺着あるいは接着する構成等が例示され
る。また、風車のような回転体を障害部材とする場合に
は、請求項4記載のように、透明板に軸を固定し、その
軸により回転体を回動自在に支持する構成とすることが
できる。この場合、回転体の前面側には遊技盤を覆うガ
ラス板が配され、このガラス板が回転体の軸からの脱落
を防止するから、そのような脱落防止のための手段を特
に設けなくてもよい。そして、脱落防止のための手段を
設けずにおけば、ガラス板(ガラス枠)を開いて回転体
を簡単に交換することもできる。
【0013】ところで、表示手段の表示面の大きさすな
わち透明板の面積が大きくなると、それに伴って入賞口
を設けるために遊技盤に残される面積が小さくなるわけ
で、入賞口の設置位置や設置数が制限されかねない。そ
こで、請求項5記載の図柄表示装置は、請求項1ないし
4のいずれか記載の図柄表示装置において、前記透明板
に入球穴を設け、前記枠体には、該入球穴を通過した遊
技球を前記遊技盤に設けられた入賞球通路に向けて排出
する排出穴を設けた。
【0014】このように構成すると、透明板によって占
有される部分にも入賞口を設けることができるから、入
賞口の設置位置や設置数が制限されるのを回避できる。
その際に、請求項6記載のように透明板に球受手段を設
け、それによって入球穴に遊技球を導くようにすれば、
入球穴に入りやすくできる。
【0015】なお、入球穴および球受手段は、表示手段
による表示内容の視認に障害とならない位置、例えば透
明板の周縁部に設けるのが好ましく、より好ましいのは
透明板の下縁部である。球受手段は、公知の入賞チャッ
カーと同様の半割り円筒状や開閉羽根を有するチューリ
ップ型等にできる。もちろん、他の形態でもよい。な
お、球受手段は、表示面を視認する際の障害とならない
ように、透明としたほうがよい。そして、チューリップ
型とする場合には、開閉羽根を透明とし、開閉羽根の動
きに同期させて表示面に開閉羽根が開閉する映像を表示
すると、開閉羽根の開閉を遊技者に実感させることがで
きる。
【0016】枠体に設けられる排出穴は、例えば枠体の
下縁をステージ状にして、このステージ状の部分に設け
るとよい。その際、排出穴が最も低い位置になるように
ステージ部分に傾斜を施しておけば、入球穴からステー
ジ部分に達した遊技球は、傾斜に導かれて排出穴に流入
するから、入球穴と排出穴とを接続するための樋等は必
要としない。
【0017】また、傾斜を緩くしておけば、ステージ部
分を遊技球がうろつく状態を作り出すこともできる。こ
の排出穴を始動入賞口として用いるときには、いわゆる
保留記憶の個数(通常は4個まで始動入賞が記憶され
る)が上限に達していないときには早く排出穴に流入す
ることを願い、保留記憶が上限に達していて、始動入賞
としてはむだになってしまうようなときには、もっと長
くステージ部分に留まることを願うというように、遊技
者をやきもきさせる効果がある。
【0018】そして、これら請求項1ないし6のいずれ
か記載の図柄表示装置を備える、請求項7記載の弾球遊
技機は、上述の各効果を発揮する。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、2つの実施例を図面を参照
して説明することにより、発明の実施の形態を説明す
る。
【0020】
【実施例1】図1は、第1種と呼ばれる(当たりを示す
特別図柄が表示されると大入賞口を開放して特別遊技を
実行する)パチンコ機の遊技盤10の正面図である。パ
チンコ機本体の構成は公知技術に従っているので図示及
び説明を省略する。
【0021】図1に示すように、遊技盤10にはガイド
レール12が取り付けられており、そのガイドレール1
2の内側の領域が遊技領域13となる。この点は従来の
遊技盤と同じである。遊技盤10の中央部には10イン
チの画面サイズの図柄表示装置14が装着されている。
図柄表示装置14の上方や側方には、障害釘16、風車
18、入賞チャッカー20等が配されており、下方には
大入賞口22および始動入賞口24を有する複合入賞装
置26が配されている。なお、大入賞口22は、開閉板
28の開閉により開放、閉鎖される構造で、図示は閉鎖
状態である。そして、複合入賞装置26の下方、ガイド
レール12の最低部には、アウト穴30が設けられてい
る。
【0022】図1および図2に示すように、図柄表示装
置14は、天入賞口32および保留表示34を有するひ
さし状の天覆い36を備えている。この天覆い36は、
枠体としての取付枠38に固着されており、取付枠38
と一体の部品となっている。また、取付枠38の窓40
の内側には、透明板としてのフィルターレンズ42がは
め込まれている。詳しくは、フィルターレンズ42の上
辺部は、天覆い36の底部37と取付枠38の上縁部3
9との間の隙間に入れられており、フィルターレンズ4
2の下辺部は、木ねじ付きの真鍮ピン44によって取付
枠38と共に遊技盤10にねじ止めされている。図2
(b)に示すように、真鍮ピン44は、木ねじ部46、
フランジ部48、ピン本体50および六角頭部52から
なり、六角頭部52をレンチで回すことにより遊技盤1
0に螺着させられ、フランジ部48にてフィルターレン
ズ42および取付枠38の下縁部43を遊技盤10に固
定している。なお、図1に示されるように、真鍮ピン4
4は、始動入賞口24に対する障害部材ともなってい
る。
【0023】図2に示すように、取付枠38には、矩形
筒状の嵌合枠部54が設けられており、その嵌合枠部5
4の下辺は遊動ステージ56とされている。この遊動ス
テージ56の中央部には始動入賞口となる排出穴58が
設けられており、遊動ステージ56には、排出穴58部
分が最も低くなる緩やかな傾斜が施されている。嵌合枠
部54は、遊技盤10に設けられた取付穴(図示略)に
嵌合され、排出穴58は遊技盤10に設けられた球通路
(図示略)に接続されている。なお、この球通路は、遊
技盤10の背面側で開口しており、入賞検出スイッチ
(図示略)を介して入賞球誘導樋(図示略)に通じてい
る。
【0024】遊技盤10の背面側には、表示手段として
の10インチの液晶表示盤60、液晶表示盤60を保持
する額縁状の取付部材62、液晶表示盤60の背面側に
取り付けられた液晶制御装置64等からなる表示装置本
体66が配されており、液晶表示盤60の外周を嵌合枠
部54に整合させ、ビス穴68を貫通するビス(図示
略)により遊技盤10の背面に固定されている。
【0025】図1および図2に示すように、フィルター
レンズ42の表面には、透明ピン70が立設され、図2
に示すように風車軸72および羽根保持軸74も立設さ
れている。また、フィルターレンズ42の下部中央には
入球穴73が設けられており、入球穴73の前方に突出
する樋状の球受75が設けられている。
【0026】フィルターレンズ42は透明のアクリル製
で、透明ピン70、風車軸72、羽根保持軸74および
球受75は、フィルターレンズ42と同材にて一体成形
されている。なお、透明ピン70は上左列71a、上右
列71b、下左列71c、下右列71dの4列に配置さ
れており、各列71a〜71dを形成する透明ピン70
同士の間隔は遊技球の直径を下回り、それら透明ピン7
0間を遊技球が通過することはない。
【0027】図2に示すように、風車軸72には透明な
風車76が取り付けられており、風車76は風車軸72
を中心にして回転自在である。なお、風車76は、風車
軸72に着脱自在でもある。なお、風車76の風車軸7
2からの脱落を防止するための機構は特にもうけられて
おらず、遊技盤10の前面を覆うガラス板により風車7
6の脱落は防止される。したがって、ガラス板を開けれ
ば、簡単に風車76を取り外したり、取り替えたりでき
る。また、羽根保持軸74には、透明な誘導羽根78が
はめ込みにて取り付けられている。この誘導羽根78も
フィルターレンズ42に着脱自在である。
【0028】さらに、フィルターレンズ42には、合計
10カ所に誘導ピン取付穴80が設けられており、各誘
導ピン取付穴80にはステンレス製の誘導ピン82の先
端が貫通されている。フィルターレンズ42の背面側に
突出した各誘導ピン82の先端にはプッシュナット84
が嵌合され、それにより誘導ピン82がフィルターレン
ズ42に固定されている。誘導ピン82はステンレス製
であるので、例えば曲げる等の調節はほとんどできな
い。また、隣接する誘導ピン82同士の間隔は遊技球の
直径を上回っており、それら誘導ピン82の間を遊技球
が通過することができる。
【0029】なお、プッシュナット84は、一旦嵌合さ
せると、衝撃や振動等が加えられても嵌合がゆるむこと
はなく、誘導ピン82が遊技球との衝突の繰り返しでぐ
らつくおそれはない。また、固定された誘導ピン82
は、例えばプッシュナット84を切断する等、一部を破
壊しない限りフィルターレンズ42から取り外すことは
できない。 次に、この遊技盤10上での遊技球の挙動
について説明する。
【0030】この遊技盤10を備えるパチンコ機では、
発射装置によって発射され、ガイドレール12によって
誘導されて、遊技領域13の上部に飛来した遊技球は、
障害釘16によって進路を変化させられ、例えば天覆い
36の左右やフィルターレンズ42の左右の辺側からフ
ィルターレンズ42上に進入する。
【0031】誘導羽根78よりも上方にてフィルターレ
ンズ42上に進入した遊技球は、風車76、誘導ピン8
2、上左列71aおよび上右列71bの透明ピン70等
により、進路を変化させられる。一部の遊技球は上左列
71aと上右列71bの間から球受75側に落下し、残
りの一部は誘導羽根78と上左列71aおよび上右列7
1bの働きによって、下左列71cおよび下右列71d
上に落下する。結局、大半の遊技球は球受75に向けて
誘導される。
【0032】また、誘導羽根78の下側でフィルターレ
ンズ42上に進入する遊技球もあり、そうした遊技球の
一部には、誘導羽根78の下端と下左列71cまたは下
右列71dの上端の間を通過して、下左列71cおよび
下右列71d上に至り、球受75に向かって誘導され
る。
【0033】球受75に向けて誘導された遊技球の一部
は、球受75の上方の誘導ピン82間を通過して球受7
5に流入し、一部は球受75の左右から複合入賞装置2
6側に落下する。したがって、フィルターレンズ42上
に進入した遊技球は、球受75により誘導されて入球穴
73に流入する可能性が高い。
【0034】球受75に流入して入球穴73を通過した
遊技球は、遊動ステージ56上に落下し、あるものはす
ぐに排出穴58から排出され、あるものは遊動ステージ
56で遊動した後に排出穴58から排出される。ところ
で、遊動ステージ56の傾斜が緩いので、遊動ステージ
56上を遊動する遊技球は、なかなか排出穴58に達し
ないこともある。前述したように、この排出穴58は始
動入賞口とされているので、遊技者は、保留記憶の個数
(本実施例では最大4個)が上限に達していないときに
は、遊技球が早く排出穴58に流入することを願い、保
留記憶が上限に達していて、始動入賞としてはむだにな
ってしまうようなときには、遊技球がもっと長く遊動ス
テージ56上に留まることを願うというように、遊技者
をやきもきさせる効果がある。
【0035】また、大入賞口22が開放されているとき
には、球受75を外れた遊技球が大入賞口22に入賞す
る可能性がきわめて高い。一方、フィルターレンズ42
上に進入した遊技球の中には、下左列71cおよび下右
列71d上に到達することなくフィルターレンズ42外
に戻るものもある。そうした遊技球は、フィルターレン
ズ42外の障害釘16や風車18等によって進路を変化
させられ、あるものは入賞し、あるものはアウトとなっ
てアウト穴30から排出される。なお、真鍮ピン44
は、フィルターレンズ42の下辺から始動入賞口24方
向に落下する遊技球に対する障害部材となる。
【0036】このように、液晶表示盤60の表示面を保
護するためのフィルターレンズ42上に真鍮ピン44、
透明ピン70、風車76、誘導羽根78、誘導ピン82
を配しているので、図柄表示装置14が占有する領域を
遊技領域として有効に利用することができる。
【0037】しかも、フィルターレンズ42をアクリル
製(プラスチック製)として透明ピン70、風車軸7
2、羽根保持軸74、球受75等をフィルターレンズ4
2と一体成形しているから、フィルターレンズ42の製
造手順の変更も必要ない。特に、フィルターレンズ42
に入球穴73と球受75とを設け、取付枠38の遊動ス
テージ56に排出穴58を設けて(フィルターレンズ4
2に占有される部分にも入賞口を設けて)いるので、入
賞口の設置位置や設置数が制限されるのを回避できる。
【0038】なお、この実施例1の変形例として、透明
ピン70、風車76、誘導羽根78、誘導ピン82等を
フィルターレンズ42の背面側、すなわちフィルターレ
ンズ42と液晶表示盤60の表示面との間に配置するこ
ともできる。ただし、フィルターレンズ42とは別に、
液晶表示盤60の表示面を保護するための透明板が必要
となる。また、嵌合枠部54のステージ56の一部また
は全部を撤去して、その撤去した部分と置き換えるよう
にして、球受と入球穴を枠体54側に設ける。そして、
透明ピン70等を配置したフィルターレンズ42を、天
覆い36の前面に連なるような位置に設置し、例えば天
覆い36の両肩に通過路を設け、その通過路によって遊
技球をフィルターレンズ42の背面側に導くのである。
すると、フィルターレンズ42と液晶表示盤60の表示
面との間に流入した遊技球は、実施例1におけると同様
に進路を変化させられ、あるものは球受によって入球穴
に導かれ、あるものは下方(複合入賞装置26側)へと
落下する。したがって、このような構成としても、実施
例1と同様の効果を得ることができる。
【0039】
【実施例2】この実施例は、本発明をアレンジボール式
パチンコ機の入賞図柄表示装置に適用した例である。図
3は、アレンジボール式パチンコ機の遊技盤100の正
面図である。なお、アレンジボール式パチンコ機本体の
構成は公知技術に従っているので図示及び説明を省略す
る。
【0040】図3に示すように、この遊技盤100には
ガイドレール102が取り付けられており、そのガイド
レール102の内側の領域が遊技領域103となる。こ
の点は従来の遊技盤と同じである。遊技盤100の中央
部には入賞図柄表示装置104が装着されている。入賞
図柄表示装置104は、1〜16の整数を4x4の数字
升に不連続に配置した数字パネル106を備えている。
この数字パネル106は、本発明の表示面に該当し、そ
の前面は、本発明の透明板としての透明アクリル製のフ
ィルターレンズ108で覆われている。また、フィルタ
ーレンズ108の周囲は、遊技盤100に固定された取
付枠110によって保持されている。
【0041】図4に示すように、数字パネル106に
は、6番の右上及び左下と11番の右上及び左下に、計
4個の貫通穴111が設けられている。数字パネル10
6は、取付枠110の周壁112から張り出すようにし
て形成されている窓枠114の前面側にて、周壁112
に内嵌するようにして取付枠110に収容される。ま
た、窓枠114の内側には窓116が形成されている。
【0042】この数字パネル106の背後には数字パネ
ル106の各数字升に対応する升目118を備えるラン
プ枠120が配されている。なお、図示は省略している
が、各升目118にはランプが収容されており、このラ
ンプを点灯することによって数字パネル106の各数字
を表示することができる。すなわち、数字パネル106
とランプ枠120により表示手段が構成されている。ま
た、ランプ枠120には、数字パネル106の貫通穴1
11に対応する4個の貫通穴122が設けられている。
このランプ枠120は、升目118の外周部124を窓
116に内嵌させて取付枠110に取り付けられる。
【0043】取付枠110の最前面には、弧状の4辺か
らなる保持枠126が設けられており、その四隅に設け
られているビス穴128を貫通するビス(図示略)によ
り遊技盤100に固定される。なお、保持枠126の内
周形状は、フィルターレンズ108の外周形状に整合し
ている。また、保持枠126は、遊技球が容易に乗り越
えることができる高さ及び形状であるので、遊技球が保
持枠126を乗り越えて、フィルターレンズ108上に
進入することも、遊技球がフィルターレンズ108から
保持枠126の外側へと出て行くことも可能である。
【0044】フィルターレンズ108には、数字パネル
106の貫通穴111に対応する位置に、4個の貫通穴
130が設けられている。これらフィルターレンズ10
8、数字パネル106およびランプ枠120の、互いに
対応する貫通穴130、111、122を、共通の障害
ピン132が貫通している。障害ピン132は、相対的
に大径の頭部134、頭部134に連接する小径の貫通
軸部136および貫通軸部136の端部に設けられたボ
ルト部138とからなっている。そして、頭部134と
フィルターレンズ108との間には円錐カラー140が
介装され、フィルターレンズ108と数字パネル106
との間に配されたスペーサカラー142を、障害ピン1
32の貫通軸部136が貫通している。さらに、ランプ
枠120の背面側では、障害ピン132のボルト部13
8には花ワッシャー144が装着され、ナット146が
螺合されており、円錐カラー140とナット146との
間に働く締め付け力により、フィルターレンズ108、
取付枠110、数字パネル106およびランプ枠120
が連結され、それらの相対位置が固定されている。
【0045】図1に示すように、遊技盤100には、入
賞図柄表示装置104の上方に2倍チャッカー150、
入賞図柄表示装置104の左右に通過ゲート152、入
賞図柄表示装置104の下方に複数点灯役物154が配
されており、遊技領域103の下部を横断するようにし
て、1番〜16番の入球口を有する16連チャッカー1
56が設置されている。複数点灯役物154は、一対の
開閉羽根155とその上方に横設された封鎖部材157
を備えており、通常は開閉羽根155が閉じていて入球
できないが、遊技球が通過ゲート152を通過する毎に
開閉羽根155が約0.5秒間開いて、入球可能にな
る。また、2倍チャッカー150の斜め左右には風車1
58が配されている他、遊技領域103には、図示しな
い障害釘等の障害物が設置されている。
【0046】さらにガイドレール102の外側には、装
飾ランプ等と共に2倍表示ランプ160や7セグメント
LED表示器を2個並べた得点表示用のデジタル表示器
162が設置されている。この遊技盤100を備えるア
レンジボール式パチンコ機では、遊技球が16連チャッ
カー156のいずれかの入球口に入球すると、その番号
の数字が入賞図柄表示装置104に表示される。また、
2倍チャッカー150に入球すると2倍表示ランプ16
0が点灯され、入賞図柄表示装置104では5番が表示
される。そして、複数点灯役物154に入球すると入賞
図柄表示装置104では2番、4番、13番および14
番が表示される。
【0047】このアレンジボール式パチンコ機において
は、入賞図柄表示装置104の数字パネル106縦、
横、斜めの各列毎に得点(1点〜3点)が設定されてい
て、いずれかの列の数字が4つとも表示されると(例え
ば2、16、3、13)、その列に設定されている得点
が成立する。複数の列で得点が成立していれば、それら
の合計が得点となり、そのときに2倍表示ランプ160
が点灯していれば、得点は2倍にされる。そして、得点
はデジタル表示器162に表示される。
【0048】このアレンジボール式パチンコ機では、入
賞図柄表示装置104の数字パネル106を保護するた
めのフィルターレンズ108に障害ピン132が立設さ
れていて、遊技盤100の上を落下する遊技球がフィル
ターレンズ108上に進入、通過できるので、入賞図柄
表示装置104が占有する領域を遊技領域として有効に
利用することができる。
【0049】以上、2つの実施例によって発明の実施の
形態を説明したが、本発明はこのような実施形態に限定
されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の遊技盤の正面図である。
【図2】 実施例1の図柄表示装置の分解斜視図であ
る。
【図3】 実施例2の遊技盤の正面図である。
【図4】 実施例2の入賞図柄表示装置の分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
10…遊技盤、12…ガイドレール、13…遊技領域、
14…図柄表示装置、16…障害釘、18…風車、20
…入賞チャッカー、22…大入賞口、24…始動入賞
口、26…複合入賞装置、30…アウト穴、32…天入
賞口、34…保留表示、36…天覆い、37…底部、3
8…取付枠(枠体)、39…上縁部、40…窓、42…
フィルターレンズ(透明板)、43…下縁部、44…真
鍮ピン(障害部材)、54…嵌合枠部、56…遊動ステ
ージ、58…排出穴、60…液晶表示盤(表示手段)、
62…取付部材、64…液晶制御装置、66…表示装置
本体、68…ビス穴、70…透明ピン(障害部材)、7
2…風車軸、73…入球穴、74…羽根保持軸、75…
球受(球受手段)、76…風車(障害部材、回転体)、
78…誘導羽根(障害部材)、80…誘導ピン取付穴、
82…誘導ピン(障害部材)、84…プッシュナット、
100…遊技盤、102…ガイドレール、103…遊技
領域、104…入賞図柄表示装置(図柄表示装置)、1
06…数字パネル(表示手段)、108…フィルターレ
ンズ(透明板)、110…取付枠(枠体)、111…貫
通穴、112…周壁、114…窓枠、116…窓、11
8…升目、120…ランプ枠(表示手段)、122…貫
通穴、124…外周部、126…保持枠、128…ビス
穴、130…貫通穴、132…障害ピン(障害部材)、
134…頭部(障害部材)、136…貫通軸部、138
…ボルト部、140…円錐カラー、142…スペーサカ
ラー、144…花ワッシャー、146…ナット、150
…2倍チャッカー、152…通過ゲート、154…複数
点灯役物、155…開閉羽根、156…16連チャッカ
ー、157…封鎖部材、158…風車、160…2倍表
示ランプ、162…デジタル表示器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内ヶ島 隆寛 愛知県名古屋市中川区太平通1丁目3番地 株式会社高尾内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾球遊技機の遊技盤に装着される図柄表
    示装置であって、図柄を表示する表示手段と、該表示手
    段の表示面を保護するための透明板と、前記遊技盤に取
    り付けられて前記透明板を保持する枠体とを備える図柄
    表示装置において、 前記透明板に遊技球の進路を不規則にするための障害部
    材を設けたことを特徴とする図柄表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の図柄表示装置において、 前記障害部材には、前記透明板と一体成形されたピンま
    たは板状体が含まれていることを特徴とする図柄表示装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の図柄表示装置に
    おいて、 前記障害部材には、固定手段によって前記透明板に固定
    される金属ピンが含まれていることを特徴とする図柄表
    示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか記載の図柄
    表示装置において、 前記障害部材には、前記透明板に固定された軸により回
    動自在に支持される回転体が含まれていることを特徴と
    する図柄表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか記載の図柄
    表示装置において、 前記透明板に入球穴を設け、 前記枠体には、該入球穴を通過した遊技球を前記遊技盤
    に設けられた入賞球通路に向けて排出する排出穴を設け
    たことを特徴とする図柄表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか記載の図柄
    表示装置において、 前記透明板に前記入球穴に遊技球を導く球受手段を設け
    たことを特徴とする図柄表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか記載の図柄
    表示装置を備える弾球遊技機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001346950A (ja) * 2000-04-05 2001-12-18 Daidoo:Kk パチンコ機の遊技盤
JP2006102059A (ja) * 2004-10-04 2006-04-20 Heiwa Corp パチンコ機
JP2007296205A (ja) * 2006-05-02 2007-11-15 Heiwa Corp 弾球遊技機

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