JPH1198630A - ケーブルの架設方法およびケーブル保護リング - Google Patents

ケーブルの架設方法およびケーブル保護リング

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JPH1198630A
JPH1198630A JP25151897A JP25151897A JPH1198630A JP H1198630 A JPH1198630 A JP H1198630A JP 25151897 A JP25151897 A JP 25151897A JP 25151897 A JP25151897 A JP 25151897A JP H1198630 A JPH1198630 A JP H1198630A
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JP
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cable
chain coil
messenger wire
coil
pole
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JP25151897A
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Inventor
Takashi Ishikawa
隆 石川
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MISAKU DENSETSU KK
Toray Monofilament Co Ltd
Original Assignee
MISAKU DENSETSU KK
Toray Monofilament Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のケーブルハンガー等の吊具の取付け作
業に起因する作業性の低下を解消し、作業効率を一層向
上するケーブルの架設方法を提供する。 【解決手段】 列状に立設された複数本の電柱50にメ
ッセンジャーワイヤ1を架設し、各電柱間に張設された
メッセンジャーワイヤ1の一方の電柱側端部に伸縮性の
合成樹脂製チェーンコイル6を外挿し、該チェーンコイ
ル6の電柱側端部を固定すると共に、その固定側端部か
らケーブル2を挿入し、該ケーブル2の端部とチェーン
コイル6の非固定側端部とを共にチェーンコイル6を伸
長させながら他方の電柱側へ移動させ、該チェーンコイ
ル6の非固定側端部を固定するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信用ケーブル等のケ
ーブル架設方法およびそれに使用するケーブル保護リン
グに関し、さらに詳しくは、作業能率を一層向上するケ
ーブル架設方法およびそれに使用するケーブル保護リン
グに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電信或いは光通信などの通信用
ケーブルを架設する場合には、図10に示すように、抗
張材としてメッセンジャーワイヤ1を張設し、このメッ
センジャーワイヤ1に50〜60cmのピッチでケーブ
ルハンガーなどの金属製の吊具3を取り付けながら通信
用ケーブル2を懸架するようにしている。
【0003】このようなケーブルの架設工事は、まず電
柱間にメッセンジャーワイヤ1を架設し、このメッセン
ジャーワイヤ1の長手方向の数カ所に金車と称される滑
車を吊り下げる。次いで、これら滑車に通信用ケーブル
2を案内させながらメッセンジャーワイヤ1と平行に仮
架設し、次いで仮架設されたケーブル2をメッセンジャ
ーワイヤ1に対して順次50〜60cmのピッチで移動
しながら、図10のように吊具3で連結すると共に、滑
車を取り外すようにして行う。
【0004】しかし、上記吊具の取付け作業は、作業員
が高所作業車に乗り、かつ多数の吊具を所持しながら、
高所において50〜60cmずつ移動しながら行うため
多大の時間と熟練を要し、作業効率を向上することがで
きない大きな原因になっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
のように主として吊具の取付け作業に起因する作業性の
問題を解消し、その作業効率を一挙に向上することがで
きるケーブル架設方法を提供することにある。本発明の
他の目的は、上記ケーブル架設方法に使用されるケーブ
ル保護リングを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のケーブル架設方法は、列状に立設した複数本の電柱
にメッセンジャーワイヤを架設し、各電柱間に張設され
たメッセンジャーワイヤの一方の電柱側端部に伸縮性の
チェーンコイルを外挿し、該チェーンコイルの電柱側端
部を固定すると共に、その固定側端部からケーブルを挿
入し、該ケーブルの端部とチェーンコイルの非固定側端
部とを共に他方の電柱側へ移動させて、該チェーンコイ
ルの非固定側端部を固定することを特徴とするものであ
る。
【0007】本発明の他のケーブル架設方法は、列状に
立設した複数本の電柱にメッセンジャーワイヤを架設
し、各電柱間に張設されたメッセンジャーワイヤの一方
の電柱側端部に伸縮性のチェーンコイルを外挿し、該チ
ェーンコイルの電柱側端部を固定すると共に、その固定
側端部から引き綱を挿入し、該引き綱の端部とチェーン
コイルの非固定側端部とを共に他方の電柱側へ移動させ
て、該チェーンコイルの非固定側端部を固定する一方、
前記引き綱の端部にはケーブルを連結し、該引き綱を上
記とは逆方向に引き戻して前記ケーブルを前記チェーン
コイルの内側に挿通させることを特徴とするものであ
る。
【0008】本発明のさらに他のケーブル架設方法は、
列状に立設した複数本の電柱の各電柱間に伸縮性のチェ
ーンコイルを張設したのち、該チェーンコイルの内側に
メッセンジャーワイヤを張設し、さらに該チェーンコイ
ルの内側に前記メッセンジャーワイヤと平行にケーブル
を直接或いは引き綱を介して挿通することを特徴とする
ものである。
【0009】本発明のさらに他のケーブル架設方法は、
列状に立設した複数本の電柱にメッセンジャーワイヤを
架設し、各電柱間に張設されたメッセンジャーワイヤの
数カ所にガイド手段を垂下させ、該ガイド手段に案内さ
せながらケーブルを直接又は引き綱を介して前記メッセ
ンジャーワイヤと平行に架設し、該ケーブルとメッセン
ジャーワイヤの外側に伸縮性のチェーンコイルを外挿す
るように張設し、かつ前記ガイド手段を取り除くように
することを特徴とするものである。
【0010】これら本発明の方法は、いずれもメッセン
ジャーワイヤとケーブルとの外側にチェーンコイルを外
挿し、これを伸長状態に操作するだけで、メッセンジャ
ーワイヤにケーブルを一定間隔に支持させるようにす
る。即ち、従来の架設方法で作業性の障害になっていた
ケーブルハンガーなどの吊具の取り付け作業を不要にす
るため、格別の熟練を要することなく短時間でケーブル
の架設作業を実施することができる。
【0011】上述したケーブルの架設方法では、チェー
ンコイルを電気絶縁性にするため合成樹脂製にする場
合、そのチェーンコイルは火災などにより焼失する場合
がある。しかし、このチェーンコイルの長手方向に適宜
間隔にケーブル保護リングを取り付け、その上部内側に
メッセンジャーワイヤを挿通すると共に、ケーブル保護
リング内側にケーブルを挿通させるようにすれば、仮に
チェーンコイルが焼失した場合であっても、ケーブル保
護リングがケーブルを支持して落下を防止するようにす
る。
【0012】このケーブル保護リングの構造としては、
半円弧状に形成した支持ワイヤの両端部に前記メッセン
ジャーワイヤを挿通させるガイド凹部を有するガイド部
材を連結し、該ガイド部材の外側に前記チェーンコイル
に固定する係止部を回動自在に連結し、かつ前記支持ワ
イヤの外周に合成樹脂製のガイドコイルを回動自在に外
挿する構成にしたものが好ましい。このケーブル保護リ
ングは上述のように火災時にケーブルの落下防止をする
だけでなく、ケーブル架設時にガイドコイルがケーブル
を円滑に移動させて架設作業性を向上することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
を参照して具体的に説明する。図1(A),(B)は、
本発明による通信用ケーブルの架設方法の工程を例示す
るものである。まず、図1(A)のように、地上に列状
に立設された多数本の電柱50に取付金具51をそれぞ
れ装着し、この取付金具51を介して各電柱50,50
間にメッセンジャーワイヤ1を架け渡すようにする。メ
ッセンジャーワイヤ1はケーブル2を懸架する抗張材で
あるため、複数本のスチールワイヤが撚り合わされた撚
線が使用されている。このように張設されたメッセンジ
ャーワイヤ1に、その一方の電柱側に寄った端部に、図
4に示すような合成樹脂製の伸縮性チェーンコイル6を
外挿するようにする。
【0014】このチェーンコイル6には、適宜間隔で図
6に示すようなケーブル保護リング7を、そのクリップ
7aをカシメて数カ所に取り付けるようにしている(図
2)。ケーブル保護リング7を適宜間隔に取り付けたチ
ェーンコイル6をメッセンジャーワイヤ1に外挿する時
点としては、上記のようにメッセンジャーワイヤ1を架
設した後に行ってもよく、或いはメッセンジャーワイヤ
1を電柱間に架設する時に、同時に外挿するようにして
もよい。
【0015】メッセンジャーワイヤ1に外挿したチェー
ンコイル6は、まず電柱寄りの端部を固定金具9により
メッセンジャーワイヤ1に対して固定する(図2参
照)。又は、電柱50上の取付金具51に連結固定して
もよく、或いはメッセンジャーワイヤ1への固定と電柱
50の取付金具51への固定とを併用するようにしても
よい。
【0016】上記のようにチェーンコイル6の電柱側寄
りの端部を固定したら、そのチェーンコイル6の内側
に、図1(B)に示すように固定側端部から非固定側端
部に向けてケーブル2を挿入する。ケーブル2は電柱5
0に設けた滑車52を介してクリール20から連続的に
引き出され、チェーンコイル6の非固定側端部と共にチ
ェーンコイル6を伸長させながら反対側の電柱50まで
引っ張られる。その反対側の端部でチェーンコイル6の
非固定側端部は固定され、またケーブル2の端部は次の
電柱間へ延線させる。チェーンコイル6の非固定側端部
の固定方法としては、最初の端部で行ったのと同様に、
メッセンジャーワイヤ1上に固定金具9で固定してもよ
く、又は電柱50上の取付金具51に連結固定しても、
或いは両方を併用してもよい。
【0017】電柱間に張設されたメッセンジャーワイヤ
1とケーブル2とは、図3に示すように、チェーンコイ
ル6の内側に拘束され、メッセンジャーワイヤ1に対し
てケーブル2が一定間隔で懸架された状態になる。ま
た、チェーンコイル6に予め取り付けられていたケーブ
ル保護リング7は、上部内側がメッセンジャーワイヤ1
に摺動自在に係合し、また内側にケーブル2を挿通した
状態にする。
【0018】以後、上記各操作を隣接する電柱間に順次
繰り返すように行うことにより、電柱列の全体に対して
ケーブルを架設することができる。上述した本発明のケ
ーブル架設方法によれば、合成樹脂製の伸縮性チェーン
コイルを利用して、それを伸長させるだけでメッセンジ
ャーワイヤにケーブルを所定間隔に懸架させるため、従
来のケーブルハンガーなどの吊具の取り付け工程を省略
することができる。したがって、ケーブル架設作業を簡
略化し、作業時間を一層短縮することができる。また、
チェーンコイルが合成樹脂製であるため軽量化され、こ
の点からも作業性を向上することができる。
【0019】また、合成樹脂製のチェーンコイルは、火
災などにより焼失する場合があるが、上述したケーブル
保護リングを併用すれば、チェーンコイルが焼失したと
きにもケーブルが垂れ下がったり、脱落したりするのを
防止することができる。本発明のケーブル架設方法に使
用されるチェーンコイル6は、例えば、図4に示すよう
に構成され、コイル本体6aが合成樹脂モノフィラメン
トから螺旋状に連続成形されている。このコイル本体6
aの両端部には、必要によりそれぞれスリーブ6bが取
り付けられるが、このスリーブ6bは必ずしも必要では
なく、目的に応じて取り付けなくてもよい。
【0020】コイル本体の合成樹脂モノフィラメント
は、横断面形状が円形でも非円形でもよいが、好ましく
は非円形断面であるのがよい。非円形断面の場合には、
その長手方向に螺旋状に撚りが与えられていることが望
ましい。即ち、図4(B)のように三葉断面などの非円
形断面であって、かつ長手方向に撚りが与えられて螺旋
状になっていることである。このような非円形断面、螺
旋状の形態とすることにより、ケーブルを高所に架設し
たとき発生しやすい風切り音や雪の付着を防止すること
ができる。
【0021】コイル本体は、合成樹脂モノフィラメント
の単線だけで構成しても、或いは複数本のモノフィラメ
ントの撚線として構成してもよい。複数本のモノフィラ
メントの撚線を使用する場合は、その撚り数を10〜4
0T/Mの範囲にすることが好ましい。コイル本体の太
さは、モノフィラメント単線だけか、複数本の撚線であ
るかを問わず、その外接円直径が2.0〜6.0mm、
好ましくは4.0〜5.0mmであるようにするとよ
い。このような太さに設定することにより、チェーンコ
イルに最適の剛性、強さ、伸縮性を付与することができ
る。太さが2.0mm未満ではチェーンコイルの剛性が
不足し、また6.0mm以上では剛性が大きすぎてケー
ブル架設作業性が低下する。
【0022】合成樹脂製チェーンコイルは弾性を有し伸
縮自在であるので、収縮時(非伸長時)の長さ(原長)
O から(図4(A))、長さL1 に伸長させることが
できる(図5)。原長LO は、ケーブルの端部をチェー
ンコイルの内側に挿入する操作を容易にするため、出来
るだけ短い方が好ましいが、逆に架設使用時の架設長さ
1 は、長くする方が作業効率をよくする。
【0023】これらの観点から、コイル本体の外接円直
径が2.0〜6.0mm、非伸長時のチェーンコイルの
直径が30〜120mmであるとき、チェーンコイルの
非伸長時の原長LO に対する架設伸長時の長さL1 の比
1 /LO としては10〜30の範囲にすることが好ま
しく、さらに好ましくは15〜25の範囲にするのがよ
い。
【0024】チェーンコイルを構成する合成樹脂として
は、繊維形成性の熱可塑性樹脂が好ましく、例えばポリ
エステル、ポリアミド、ポリオレフィンなどを好ましい
素材として挙げることができる。これらのうちポリエス
テルは特に好ましい。ポリエステルとしては、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ま
たはこれらにアジピン酸、イソフタル酸、イソフタル酸
スルホネートおよびポリエチレングリコールなどの第三
成分を共重合した共重合ポリエステルなどを挙げること
ができ、特にポリエチレンテレフタレートは最適であ
る。
【0025】ポリアミドとしては、ナイロン6、ナイロ
ン66、ナイロン610、ナイロン612、ナイロン1
1、ナイロン12およびこれら各ナイロン構成成分の組
み合わせからなる共重合ポリアミドなどを挙げることが
できる。これらの熱可塑性樹脂には、必要により耐熱
剤、耐候剤、耐光剤、酸化防止剤、帯電防止剤、染料お
よび顔料などの通常の添加剤成分を含有させることがで
きる。
【0026】本発明のケーブル架設方法に使用されるケ
ーブル保護リングとしては、図6に示すような構成が好
ましい。このケーブル保護リング7は、半円弧状に屈曲
した金属製の支持ワイヤ7bの外周に、合成樹脂フィラ
メントからなるガイドコイル7eを回動自在に被覆して
いる。この支持ワイヤ7bの両ワイヤ端部に、共に金属
製のガイド部材7cと蓋板7dとの両端部が差し込ま
れ、かつそのワイヤ端部を折り曲げることにより脱着自
在に取り付けられるようになっている。
【0027】ガイド部材7cの中央部には、メッセンジ
ャーワイヤ1を摺動自在に挿通させる半円弧状に屈曲さ
せたガイド凹部7cgが形成され、このガイド凹部7cgの
開口側に上記金属製の蓋板7dが開閉自在に設けられて
いる。また、ガイド部材7cのガイド凹部7cgの外側部
分には、塑性変形可能な金属製のクリップ7aが同じく
金属製の連結ピン7fを介して回動自在に連結されてい
る。このケーブル保護リング7のクリップ7aとガイド
部材7cに外挿されたガイドコイル7eとの間の最大径
2 としては、チェーンコイル6の非伸長時の内径D1
と同等以下になっていることが好ましい。
【0028】前述したように、このケーブル保護リング
7は、図1(A)のようにチェーンコイル6をメッセン
ジャーワイヤ1に取り付ける前に、そのチェーンコイル
6に適宜間隔に予め取り付けられるようにする。その取
り付け方法としては、まずクリップ7aにチェーンコイ
ル6のコイル本体6aを挿入し、そのクリップ7aを押
し潰してガイド部材7cを一体化させる。さらにガイド
部材7cのガイド凹部7cgにメッセンジャーワイヤ1を
通し、その上に蓋板7dを重ねるように覆うと共に、互
いに重ねられたガイド部材7cと蓋板7dとの両端部
に、支持ワイヤ7bの両ワイヤ端部をそれぞれ貫通し折
り曲げて全体をリング状にする。
【0029】このようにケーブル保護リング7を適宜間
隔で数カ所に取り付けたチェーンコイル6に、そのケー
ブル保護リング7の内側を通るようにケーブル2を挿入
したのち、図1(B)に示すように、そのケーブル2の
端部とチェーンコイル6の非固定側端部とをチェーンコ
イル6を伸長させながら延線すると、ケーブル保護リン
グ7はガイド凹部7cgを介してメッセンジャーワイヤ1
上を滑動すると共に、支持ワイヤ7bのガイドコイル7
e上にケーブル2を滑らせながら移動するので、ケーブ
ル架設工事を円滑にすることができる。
【0030】また、ケーブル2を引きながらチェーンコ
イル6を伸長させていくと、その伸長に従ってメッセン
ジャーワイヤ1に対するコイル本体6aの角度が次第に
小さくなるように変化していく。しかし、コイル本体6
aに固定されたクリップ7aがガイド部材7cに対して
連結ピン7fを中心に回動自在になっているので、上記
コイル本体6aの角度変化にスムーズに追従し、チェー
ンコイル6とメッセンジャーワイヤ1との間に無理な捩
じれを発生させることなく円滑に移動させることができ
る。
【0031】図7は、上述したチェーンコイルとケーブ
ル保護リングとを利用する本発明の他のケーブル架設方
法を例示するものである。このケーブル架設方法は、前
述した図1の(A)と同様に、まず電柱50にメッセン
ジャーワイヤ1を架設し、さらに各電柱50,50間に
張設されたメッセンジャーワイヤ1の一端に、ケーブル
保護リング7の取り付けられたチェーンコイル6を外挿
する。
【0032】次いで、図1(B)ではケーブル2を挿入
した工程を、そのケーブル2の挿入に替えて、引き綱8
をリール80から引き出しながら挿入する。そして、そ
の引き綱8の端部を、チェーンコイル6を引き延ばしな
がらその非固定側端部と共に反対側の電柱側へ延線し、
その反対側の端部でチェーンコイル6の非固定側端部を
メッセンジャーワイヤ1上に固定するか、又は反対側の
電柱50上の取付金具51等に固定する。また、引き綱
8の端部は最外側の電柱50の外側まで延長して、図7
(A)のようにする。
【0033】上記のように延線した引き綱8の端部に
は、最外側の電柱50の外側にリール20が設置され、
そのリール20からケーブル2が引き出されるようにな
っているので、このケーブル2の端部と引き綱8の端部
とを連結する。次いで、リール80を逆回転させて引き
綱8を巻き戻すと、図7(B)に示すように、引き綱8
に連結されたケーブル2が各電柱50,50間のチェー
ンコイル6の中に引き入れられ、張設された状態にな
る。即ち、ケーブル2はメッセンジャーワイヤ1に対し
チェーンコイル6を介して懸架された状態になる。
【0034】図8は、本発明のさらに他のケーブル架設
方法を例示するものである。このケーブル架設方法は、
図8(A)のように、まず列状に立設された電柱50に
取付金具51を装着し、これら取付金具51を利用して
各電柱50,50間にチェーンコイル6を張設する。チ
ェーンコイル6には、前述の方法と同様に予め適宜間隔
にケーブル保護リング7が取り付けられている。
【0035】次いで、図8(B)のように、電柱列の一
方の外側に設置したリール10からメッセンジャーワイ
ヤ1を引き出し、それをチェーンコイル6の内側に挿通
して反対側の最外側の電柱50まで延線することにより
メッセンジャーワイヤ1を架設する。次いで、図8
(C)のように、電柱列の反対側の最外側に設置したリ
ール80から引き綱8を引き出し、これをチェーンコイ
ル6の内側に挿通させて反対側の最外側の電柱50まで
引き延ばす。その引き綱8の端部に、その位置に設置さ
れたリール20からケーブル2の端部を引き出して連結
する。
【0036】次いで、図8(D)のように、上記リール
80を巻き戻して引き綱8を上記とは逆方向に引っ張る
ことにより、ケーブル2をチェーンコイル6の内側に挿
通する。即ち、ケーブル2をメッセンジャーワイヤ1に
対しチェーンコイル6を介して懸架された状態にする。
ただし、この図8(D)の工程は、図8(C)のように
引き綱8をセットせずに、図8(B)の工程の後に直接
実施するようにしてもよい。
【0037】図9は、本発明のさらに他のケーブル架設
方法を例示するものである。このケーブル架設方法は、
図9(A)のように、まず電柱50にメッセンジャーワ
イヤ1を架設すると共に、各電柱50,50間に張設さ
れたメッセンジャーワイヤ1に適宜間隔に数カ所に滑車
52を吊り下げる。次いで、図9(B)のように、電柱
列の最外側に設置したリール80から引き綱8を引き出
し、これを滑車52を経由して電柱列の反対側の最外側
まで延線する。その引き綱8の端部に、その反対側のリ
ール20から引き出したケーブル2の端部を連結する。
【0038】次いで、図9(C)のように、リール80
を巻き戻して引き綱8を上記とは逆方向に引っ張ること
によって、ケーブル2をメッセンジャーワイヤ1と平行
に張設した状態にする。ただし、このこの図8(C)の
工程は、図8(B)のように引き綱8をセットせずに、
図8(A)の工程の後に直接実施するようにしてもよ
い。
【0039】最後に、図9(D)のように、各電柱5
0,50間のケーブル2とメッセンジャーワイヤ1との
外側にチェーンコイル6を外挿する。また、予め適宜間
隔に取り付けられていたケーブル保護リング7に対し
て、メッセンジャーワイヤ1をガイド部材7cのガイド
凹部7cgに挿入して蓋板7dを重ね、この互いに重ねら
れたガイド部材7cと蓋板7dとの両端部に、ケーブル
2を内側に入れた支持ワイヤ7bの両ワイヤ端部を貫通
させてリング状にする。
【0040】上述した図7〜図9のケーブル架設方法の
場合も、図1の場合と同様に、合成樹脂製の伸縮性チェ
ーンコイルを伸長させるだけで、メッセンジャーワイヤ
にケーブルを所定間隔で懸架させるようになるため、従
来の吊具の取付け作業を省略した分だけ作業時間を短縮
し、ケーブルの架設作業能率を一層向上することができ
る。また、チェーンコイルが合成樹脂製であるため軽量
であり、上記作業性を一層良好にすることができる。ま
た、合成樹脂製のチェーンコイルが火災などで焼失した
場合でも、ケーブル保護リングによりケーブルの垂れ下
がりや脱落を防止することができる。
【0041】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、メッセ
ンジャーワイヤとケーブルとの外側にチェーンコイルを
外挿し、これを伸長操作するだけでメッセンジャーワイ
ヤにケーブルを一定間隔に懸架させることができ、従来
のケーブルハンガーなどの吊具の取付け作業を省略する
ので、格別の熟練を要することなく極めて短時間にケー
ブルの架設を行うことができる。
【0042】また、チェーンコイルが合成樹脂製であっ
て、ケーブル保護リングを併用した場合には、チェーン
コイルが火災などで焼失した場合でも、ケーブル保護リ
ングがケーブルを保持するようになって落下を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A),(B)は、本発明のケーブル架設方法
を説明する工程図である。
【図2】同ケーブル架設方法における要部を拡大して示
す側面図である。
【図3】同ケーブル架設方法で架設されたケーブル等の
状態を要部を拡大して示す側面図である。
【図4】(A)は同ケーブル架設方法に使用されるチェ
ーンコイルの側面図、(B)は同チェーンコイルのコイ
ル本体の横断面図である。
【図5】図4のチェーンコイルを引き延ばしたときの側
面図である。
【図6】同ケーブル架設方法に使用されるケーブル保護
リングの正面図である。
【図7】(A),(B)は、本発明の他のケーブル架設
方法を説明する工程図である。
【図8】(A),(B),(C),(D)は、本発明の
さらに他のケーブル架設方法を説明する工程図である。
【図9】(A),(B),(C),(D)は、本発明の
さらに他のケーブル架設方法を説明する工程図である。
【図10】従来の方法によって架設されたケーブルの側
面図である。
【符号の説明】
1 メッセンジャーワイヤ 2 ケーブル 6 チェーンコイル 6a コイル本体 7 ケーブル保護リング 7a クリップ 7b 支持ワイヤ 7c ガイド部材 7d 蓋板 7e ガイドコイル 7cg ガイド凹部 8 引き綱 9 固定金具 50 電柱 51 取付金具

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列状に立設した複数本の電柱にメッセン
    ジャーワイヤを架設し、各電柱間に張設されたメッセン
    ジャーワイヤの一方の電柱側端部に伸縮性のチェーンコ
    イルを外挿し、該チェーンコイルの電柱側端部を固定す
    ると共に、その固定側端部からケーブルを挿入し、該ケ
    ーブルの端部とチェーンコイルの非固定側端部とを共に
    他方の電柱側へ移動させて、該チェーンコイルの非固定
    側端部を固定するケーブルの架設方法。
  2. 【請求項2】 列状に立設した複数本の電柱にメッセン
    ジャーワイヤを架設し、各電柱間に張設されたメッセン
    ジャーワイヤの一方の電柱側端部に伸縮性のチェーンコ
    イルを外挿し、該チェーンコイルの電柱側端部を固定す
    ると共に、その固定側端部から引き綱を挿入し、該引き
    綱の端部とチェーンコイルの非固定側端部とを共に他方
    の電柱側へ移動させて、該チェーンコイルの非固定側端
    部を固定する一方、前記引き綱の端部にはケーブルを連
    結し、該引き綱を上記とは逆方向に引き戻して前記ケー
    ブルを前記チェーンコイルの内側に挿通させるケーブル
    の架設方法。
  3. 【請求項3】 列状に立設した複数本の電柱の各電柱間
    に伸縮性のチェーンコイルを張設したのち、該チェーン
    コイルの内側にメッセンジャーワイヤを張設し、さらに
    該チェーンコイルの内側に前記メッセンジャーワイヤと
    平行にケーブルを直接或いは引き綱を介して挿通するケ
    ーブルの架設方法。
  4. 【請求項4】 列状に立設した複数本の電柱にメッセン
    ジャーワイヤを架設し、各電柱間に張設されたメッセン
    ジャーワイヤの数カ所にガイド手段を垂下させ、該ガイ
    ド手段に案内させながらケーブルを直接又は引き綱を介
    して前記メッセンジャーワイヤと平行に架設し、該ケー
    ブルとメッセンジャーワイヤの外側に伸縮性のチェーン
    コイルを外挿するように張設し、かつ前記ガイド手段を
    取り除くようにするケーブルの架設方法。
  5. 【請求項5】 前記チェーンコイルが合成樹脂製であ
    り、その長手方向に適宜間隔でケーブル保護リングを取
    り付け、該ケーブル保護リングの上部内側に前記メッセ
    ンジャーワイヤを挿通させると共に、該ケーブル保護リ
    ング内側にケーブルを挿通させるようにする請求項1〜
    4のいずれかに記載のケーブルの架設方法。
  6. 【請求項6】 半円弧状に形成した支持ワイヤの両端部
    に前記メッセンジャーワイヤを挿通させるガイド凹部を
    有するガイド部材を連結し、該ガイド部材の外側に前記
    チェーンコイルに固定する係止部を回動自在に連結し、
    かつ前記支持ワイヤの外周に合成樹脂製のガイドコイル
    を回動自在に外挿した請求項5のケーブル架設方法に使
    用するケーブル保護リング。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100653387B1 (ko) * 2000-03-13 2006-12-01 다이메이 가부시키가이샤 케이블 가설공법 및 케이블 가설용 코일

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100653387B1 (ko) * 2000-03-13 2006-12-01 다이메이 가부시키가이샤 케이블 가설공법 및 케이블 가설용 코일

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