JPS5810172B2 - 環状穴明け刃物のア−バ - Google Patents

環状穴明け刃物のア−バ

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JPS5810172B2
JPS5810172B2 JP54133056A JP13305679A JPS5810172B2 JP S5810172 B2 JPS5810172 B2 JP S5810172B2 JP 54133056 A JP54133056 A JP 54133056A JP 13305679 A JP13305679 A JP 13305679A JP S5810172 B2 JPS5810172 B2 JP S5810172B2
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    • B23B51/00—Tools for drilling machines
    • B23B51/04—Drills for trepanning
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は環状穴明は刃物のアームに関する。
この種の刃物のアームには多くの場合、工作物の明ける
べき穴の中心に目打ちされた凹部に対して刃物を心出し
する目的で、尖端状パイロットピンが設けられる。
このパイロットピンはアーバ内で比較的強い圧縮スプリ
ングにより附勢されており、刃物先端の歯部が工作物に
係合して中心の円板部周囲に円形の溝を切削し始める際
、刃物が左右に移動するのを防止している。
しかし刃物が工作物内に進入するにつれ、上記スプリン
グは次第に圧縮してパイロットピンに対する附勢力を漸
次強める。
即ち経験によれば、スプリングを切削の開始時に良好な
心出し動作を行なうに十分な量だけ予め圧縮しておくと
、工作物の厚さによっては刃物が工作物の下面まで貫通
する切削の終了時にパイロットピンに作用する附勢力が
極めて大きくなり、中央の円板部が高速で射出されるこ
ともある。
そして従来の環状刃物で品較的厚い工作物を切削する場
合には、上記円板部が高速で飛出して作業者を負傷させ
たりする。
本発明は、切削開始時には所望の強い力でパイロットピ
ンを心出し位置に保持するに十分な強さを有するが、刃
物が工作物の下面に達する切削終了時には円板部が高速
で飛出ることを防止し得る圧縮スプリングを使用するこ
とを主目的とする。
即ち本発明の目的は、アームの空洞内でパイロットピン
に対して弾性変形可能なプラスティック製の筒体を設け
、切削終了時に該筒体が半径方向に拡開して空洞と摩擦
的に密着することにより、スプリングの復帰を制御され
た比較的低速で行なわせることにある。
本発明の他の目的は、スプリングとパイロットピンとの
間に半径方向に拡開可能なプラスティック製の筒体を介
挿し、刃物の工作物内への進入に従って次第に増大する
上記スプリングの圧縮量に応じて、上記筒体に作用する
軸方向の押圧力が増大して筒体と空洞との摩擦密着度を
増大させる結果、刃物が工作物下面に達した場合でも、
筒体の復帰速度はスプリングのそれより遥かに遅いため
、圧縮の程度に係らずスプリングが低速で伸長するよう
に構成することにある。
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、10は先端に切削用歯部12を具えた
環状刃物で、アーム16の下端に14において螺合され
ている。
上記アーム16の上端18は単純な円筒面としているが
、従来の主軸に取付けるために適宜形状に構成できる。
20はアーム16の中心部に形成された円筒形の空洞で
、上端部22にネジ24が螺合され、下端部は小径部2
6とされてパイロットピン28を軸方向で摺動可能に支
持している。
このパイロットピン28は、下端に尖端30と、大径の
肩部32と、該肩部32上方の先細部34と、この先細
部34に続く円筒形の延長部36とを有する。
上記肩部32は、パイロットピン28の先端30が軸方
向で前記歯部12外に突出し得る程度を限定する。
38は弾性的復帰速度が遅いプラスティック製の弾性筒
体で、パイロットピン28の前記先細部34及び延長部
36に嵌合している。
40は空洞20内に設けられた圧縮スプリングで、上端
で前記ネジ24に、また下端で筒体38の上端に当接し
ている。
筒体38の形状については、自由な非圧縮状態で内径、
外径が共に一様な円筒状筒体としてもよいが、第3図に
示す形状とするのが望ましい。
即ち第3図において筒体38には両端外周部が、筒体3
8の夫々端部に向って先細状となり、両端内周部が筒体
38の端部より内側に向って先細状となるように円錐法
の外面42、内面44が設けられており、非圧縮状態で
は内径がパイロットピン28の前記延長部36の直径に
略対応し、外径が望ましくは前記空洞20より僅かに小
径であるように構成されている。
上記アーバ16の組立ては、まず筒体38をパイロット
ピン28の延長部36及び先細部34に嵌合させる。
この時にも筒体38の外径は、空洞20の直径より若干
小さいことが望ましい。
次にパイロットピン28を筒体38と共に空洞20の開
放上端から下方に挿入して第1図の位置に置いた後、圧
縮スプリング40を空洞20内に挿入し、続いてネジ2
4を上記開放端に螺入して空洞20を閉鎖し且圧縮スプ
リング40を所望量だけ圧縮する。
但し、筒体38の挿入はパイロットピン28の空洞20
への挿入後に行なってもよく、その場合には筒体38が
圧縮スプリング40によりパイロットピン28の上端に
押込められる。
前記圧縮スプリング40の初期圧縮量はネジ24の調節
により、筒体38を介してパイロットピン28に作用す
る軸方向で下向きの力が、同パイロットピン28の尖端
30をして工作物48の明けるべき穴の中心に目打ちに
より形成された凹部46に強く係合せしめるに十分であ
るように設定される。
またパイロットピン28に加わる最初の力は、歯部12
が工作物48の上面に係合して圧縮スプリング40が僅
かに圧縮される際、回転している刃物10と工作物48
との係合の結果生じる左右方向の力にパイロットピン2
8が対抗するように設定される。
このような圧縮スプリング40の初期圧縮により、筒体
38には軸方向の力が作用して同筒体38を軸方向に押
圧し、従って半径方向に拡開し、それにより筒体38は
空洞20の内壁に摩擦係合する。
アーバ16が下方に送られるに従って工作物48には歯
部12により環状溝50が形成され、該環状溝50の外
径は穴52の所期直径に対応している。
これにより刃物10内で、中心部を成す円筒状の円板部
54が形成される。
刃物10が工作物48内に進入するにつれて圧縮スプリ
ング40は次第に圧縮され、筒体38の上端に作用する
下向きの力が漸次増大する結果、筒体38と空洞20と
の摩擦接触度が更に増大する。
これは、刃物10及びアーバ16が下方に送られてもパ
イロットピン28の先端30は軸方向に移動しないこと
に基く。
従って、上記筒体38と空洞20との摩擦接触度は、刃
物10の歯部12が工作物48の下面を突き通る時点で
非常に大きい。
そして上記歯部12が工作物48の下面まで貫通すると
、パイロットピン28は圧縮スプリング40の作用下で
第1図の位置まで軸方向で外方に変位自在となるが、こ
の時の筒体38と空洞20との摩擦接触度が極めて大き
いため、圧縮スプリング40の急激な伸張が阻止される
。
つまり筒体38が原形に復帰する速度が圧縮スプリング
40の復帰速度に比して低いことから、筒体38と空洞
20との摩擦係合が十分長い時間維持され、円板部54
を射出する能力を低下させることなく圧縮スプリング4
0の復帰が遅らされる。
従って中央の円板部54は、圧縮スプリング40の自由
な復帰が許される場合の速度に比して低速で刃物10外
に射出される。
従って、筒体38に作用する力は工作物の厚さに比例す
るとともに空洞20との摩擦係合度を次第に増大させる
から、工作物が厚い場合にも、ネジ24により設定され
る圧縮スプリング40の初期圧縮量及び筒体38の形状
、寸法により円板部54の射出速度を容易に所望の値に
制御できる。
尚前記筒体38の寸法は、空洞20、特にネジ付上端部
22に対して容易に出入できるように、非圧縮状態での
外径が空洞20の直径より若干小さく設定せるのが望ま
しい。
このことは、パイロットピン28の尖端30が時として
鈍くなることがあり、その際にはパイロットピン28を
削るか交換する必要があるから重要である。
パイロットピン28をアーバ16外に取出すには、ネジ
24をアーバ16から取外し、次に圧縮スプリング40
を引出し、最後にパイロットピン28をアーバ16の上
部開放端から取出す。
一方、パイロットピン28及び筒体38が空洞20内に
粘着しがちな場合には、パイロットピン28の延長部3
6を第1図に破線で示すように56まで長くすれば、空
洞20からのパイロットピン28の取出しが更に容易に
なる。
更に、パイロットピン28に前記先細部34を設けたこ
とにより、圧縮スプリング40の圧縮に応じて筒体38
が直ちに半径方向に大きく拡開され、空洞と所望の摩擦
接触を得る。
この摩擦力は、圧縮スプリング40から筒体38に作用
する力と、筒体38の寸法及び形状と、同筒体38の材
料とにより決定され、筒体38が長ければ長い程、摩擦
抵抗も増大する。
筒体38の材料は、魔耗特性が良い、潤滑油に影響され
ない、ゴムより復帰速度が遅い、という理由でポリウレ
タンを使用するのが好適である。
次に第4図は本発明の他の実施例を示す。
本実施例は前記実施例とは若干具なるだけであるが、特
に内径が小さいアーバに対して適用される。
そのような場合、空洞20aの直径は前記延長部36と
筒体38の両方を収納するには不十分である。
従って小径のアーバにおいては、パイロットピン28a
の上端に肩部32aと、一体的に形成されるか或は別部
材からなる短い円錐形の延長部58とを設ける。
一方、筒体38aは内径、外径共に小径とし、内径は上
記延長部58の基部より略小径であるがその上端より若
干大径としている。
この第4図の構成によれば、圧縮スプリング40aの圧
縮に応じて筒体38aが軸方向に延長部58に嵌合する
結果、半径方向に急速に拡開されてアーバの空洞20a
に摩擦接触することになる。
その他の作用については、前記第1図、第2図の実施例
と同様である。
更に第5図は上記実施例と多少異なる実施例を示し、パ
イロットピン28bには、ネジ60を受入れるネジ孔を
上端に具えた円筒形の延長部36bを設けている。
この構成によれば、筒体38bを延長部36bに嵌合さ
せてパイロットピン28bをアーバの空洞20bに挿入
した後、長いドライバをアーバの上部開放端から挿入し
てネジ60を締めれば、筒体38bを軸方向に圧縮して
空洞20bに接触するまで半径方向に拡開させ得る。
この場合、筒体38bと空洞20bとの摩擦接触度は予
め設定され、圧縮スプリング40bの圧縮から独立して
いるが、ネジ60のフランジ62を望ましくは別個のワ
ッシャとし、ネジ60により筒体38bに対して初期圧
縮を与えた後、圧縮スプリング40bが上記ワッシャ6
2を介して作用し、刃物の進入に応じて増大する軸方向
圧縮力を筒体38bに加える構成とするとよい。
このようにすれば、刃物が工作物を貫通した時、筒体3
8bの復帰速度が遅いことにより、十分長い時間空洞2
0bに対して抗力が維持される結果抑制された圧縮スプ
リング40bの伸張をこより円板部が緩かに射出される
。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による環状刃物とアーバを、該刃物が切
削開始以前の位置にある状態で示す縦断面図、第2図は
刃物が工作物を貫通した状態を示す第1図と同様の要部
断面図、第3図はアーバ内の弾性筒体を示す断面図、第
4図はアーバの変形例を示す要部断面図、第5図はアー
バの他の変形例を示す要部断面図である。 10・・・・・・環状刃物、12・・・・・・歯部、1
6・・・・・・アーバ、20・・・・・・空洞、24・
・・・・・ネジ、28・・・・・・パイロットピン、3
0・・・・・・パイロットピンの尖端、32・・・・・
・同肩部、34・・・・・・同先細部、36・・・・・
・同延長部、38・・・・・・筒体、40・・・・・・
圧縮スプリング、42・・・・・・筒体の円錐状外面、
44・・・・・・同内面、58・・・・・・円錐状延長
部、60・・・・・・ネジ、62・・・・・・ワッシャ
(ネジのフランジ)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上端にアーバを回転主軸に取付ける手段を具えると
    ともに下端に環状刃物を取付ける手段を具え、上記アー
    バに軸方向に下端まで延びる空洞を形成し、更に該空洞
    内に軸方向に摺動可能に収納され、アーバの下端から外
    方に延出することによりその尖端が軸方向で前記刃物の
    下端外に突出するパイロットピンと、前記空洞内に設け
    られてパイロットピンを軸方向で上記突出位置に付勢す
    る圧縮スプリングとを具え、上記パイロットピンは前記
    刃物の工作物内への進入に伴って軸方向で空洞内方に後
    退することにより、前記圧縮スプリングを圧縮し、且こ
    れによりパイロットピンに対する付勢力を強めるように
    構成した環状穴明は刃物のアーバにおいて、前記空洞内
    に上記圧縮スプリングの作用下でパイロットピンと一体
    的に移動する弾性変形可能なプラスティック製の筒体を
    収納するとともに、該筒体を半径方向で外方に拡開して
    前記空洞に摩擦的に密着させることにより、前記パイロ
    ットピンに対する圧縮スプリングの付勢力に可成りの程
    度まで対抗する拡開手段を設け、上記摩擦接触により刃
    物の先端が工作物の下端を貫通した時圧縮スプリングの
    急激な復帰を防止したことを特徴とする、環状穴明は刃
    物のアーバ。 2 拡開手段を、空洞内に配設されたパイロットピンと
    一体的に移動するとともに、大径下端部の直径が前記筒
    体の内径より大なる先細部材とし、上記筒体の下端部を
    該先細部材の外周に嵌合させ且着座させ、また圧縮スプ
    リングの下端を上記筒体の上端に当接させたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の環状穴明は刃物の
    アーバ。 3 拡開手段を、パイロットピン伏に設けられて筒体を
    軸方向に圧縮するネジ手段としたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の環状穴明は刃物のアーバ。 4 圧縮スプリングを筒体の上端に当接させてパイロッ
    トピンに軸方向の力を作用させ、同時に上記筒体の他端
    をパイロットピンと軸方向の駆動関係に関連させること
    により、刃物が工作物に進入するにつれて圧縮スプリン
    グが次第に圧縮されると、筒体の上端に漸次増大する軸
    方向の力が作用して上記筒体と空洞との摩擦接触の度合
    を高めるようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の環状穴明は刃物のアーバ。 5 油体の下端をパイロットピンに対して軸方向で固定
    したことを特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の環
    状穴明は刃物のアーバ。 6 パイロットピンに半径方向で外方に突出する肩部を
    設け、該肩部に筒体の下端が当接するようにしたことを
    特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の環状穴明は刃
    物のアーバ。 7 パイロットピンに、肩部から筒体を貫通して延びる
    棒伏部を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第6項
    に記載の環状穴明は刃物のアーバ。 8 パイロットピンの棒状部の肩部に近接した部分に、
    上方に向って先細部を形成することにより筒体の下端を
    拡開するようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
    7項に記載の環状穴明は刃物のアーム。 9 筒体の下端の外周を軸方向下方に向って先細とした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の環状穴
    明は刃物のアーム。 10筒体の下端部外筒を軸方向に下方に向って先細とし
    、内周を軸方向上方に向って先細としたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の環状穴明は刃物のアー
    ム。 11 パイロットピンを筒体を貫通して上方に延ばす
    とともに、同パイロットピンに上方に向けて先細となる
    部分を設け、更に該先細部を筒体の先細状内周部に係合
    させたことを特徴とする特許請求の範囲第9項に記載の
    環状穴明は刃物のアーム。 12 自由な非圧縮状態における筒体の外径を、全長
    に亘って空洞の直径より小径としたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の環状穴明は刃物のアーム。
JP54133056A 1978-11-22 1979-10-17 環状穴明け刃物のア−バ Expired JPS5810172B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US96295278A 1978-11-22 1978-11-22
US000000962952 1978-11-22
US000000004330 1979-01-18
US06/004,330 US4193721A (en) 1978-11-22 1979-01-18 Arbor for annular hole cutter

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5570515A JPS5570515A (en) 1980-05-28
JPS5810172B2 true JPS5810172B2 (ja) 1983-02-24

Family

ID=26672860

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54133056A Expired JPS5810172B2 (ja) 1978-11-22 1979-10-17 環状穴明け刃物のア−バ

Country Status (20)

Country Link
US (1) US4193721A (ja)
JP (1) JPS5810172B2 (ja)
AR (1) AR219635A1 (ja)
AU (1) AU520085B2 (ja)
BE (1) BE879948A (ja)
BR (1) BR7907566A (ja)
CA (1) CA1116051A (ja)
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