JPS5812320B2 - ジユウヒホウ - Google Patents
ジユウヒホウInfo
- Publication number
- JPS5812320B2 JPS5812320B2 JP3175472A JP3175472A JPS5812320B2 JP S5812320 B2 JPS5812320 B2 JP S5812320B2 JP 3175472 A JP3175472 A JP 3175472A JP 3175472 A JP3175472 A JP 3175472A JP S5812320 B2 JPS5812320 B2 JP S5812320B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chromium
- rubbing
- magnesia clinker
- seawater magnesia
- solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はクロム塩およびpH調整剤として海水マグネシ
アクリンカーを使用する揉皮法に関する。
アクリンカーを使用する揉皮法に関する。
一般に動物の皮をクロム塩を含有する揉液を使用して揉
す場合、クロム塩が皮に吸着されるにつれて液中に酸が
放出され、液のpHが適正な揉し作業に必要な好適範囲
から外れる傾向があり、従って揉し工程中に何らかの酸
結合剤を作用させて液のpHを常にある適性値附近に保
つ必要がある。
す場合、クロム塩が皮に吸着されるにつれて液中に酸が
放出され、液のpHが適正な揉し作業に必要な好適範囲
から外れる傾向があり、従って揉し工程中に何らかの酸
結合剤を作用させて液のpHを常にある適性値附近に保
つ必要がある。
この揉液のpH調整は揉皮を行うにあたって極めて重要
なものであり、pH値が低過ぎると皮へのクロム塩の吸
着が不充分となりその結果揉し効果が不充分なものとな
り一方pH値が高過ぎると永続的な水酸化クロムの沈殿
を生成し良質な皮革が得られなくなるという危険を伴う
。
なものであり、pH値が低過ぎると皮へのクロム塩の吸
着が不充分となりその結果揉し効果が不充分なものとな
り一方pH値が高過ぎると永続的な水酸化クロムの沈殿
を生成し良質な皮革が得られなくなるという危険を伴う
。
従来、とのpH調整を行うため揉し工程中に揉液に炭酸
ソーダや重炭酸ソーダのごとき酸結合剤(アルカリ剤)
を数段階に分けて添加する方法や、ドロマイトのごとき
鉱物性複塩あるいは石灰石からなる酸結合剤を予めクロ
ム塩に添加しておく方法(特公昭39−23852号)
が行われている。
ソーダや重炭酸ソーダのごとき酸結合剤(アルカリ剤)
を数段階に分けて添加する方法や、ドロマイトのごとき
鉱物性複塩あるいは石灰石からなる酸結合剤を予めクロ
ム塩に添加しておく方法(特公昭39−23852号)
が行われている。
しかしながら炭酸ソーダや重炭酸ソーダのごとき水溶性
アルカリ塩を使用する方法においては、長時間にわたる
揉し工程の途中で各段階ごとに計算された量の上記酸結
合剤を注意深く添加しなければならないという欠点があ
シ、またドロマイトのごとき鉱物性複塩あるいは石灰石
を予めクロム塩に添加しておく方法においては、これを
ドラム中の水に投入して揉液を調整する際多量の炭酸ガ
スが発生ししばしばドラムから揉液と未溶解クロム塩が
溢出し、あるいはドラムを密閉状態で運転することが危
険となるという欠点がありまた中和反応の結果としてu
ずしばかさ高の石膏水和物の沈殿が生じこれが皮の表面
に沈積し揉し不均質に基く斑点を生じ最終的に得られる
皮革の外観、品質を損うというトラブルを生じ易い欠点
がある。
アルカリ塩を使用する方法においては、長時間にわたる
揉し工程の途中で各段階ごとに計算された量の上記酸結
合剤を注意深く添加しなければならないという欠点があ
シ、またドロマイトのごとき鉱物性複塩あるいは石灰石
を予めクロム塩に添加しておく方法においては、これを
ドラム中の水に投入して揉液を調整する際多量の炭酸ガ
スが発生ししばしばドラムから揉液と未溶解クロム塩が
溢出し、あるいはドラムを密閉状態で運転することが危
険となるという欠点がありまた中和反応の結果としてu
ずしばかさ高の石膏水和物の沈殿が生じこれが皮の表面
に沈積し揉し不均質に基く斑点を生じ最終的に得られる
皮革の外観、品質を損うというトラブルを生じ易い欠点
がある。
本発明者らは、揉液に添加する上記従来のi結合剤の欠
点を除去すべく種々検討した結果、海水マグネシアクリ
ンカーが酸結合剤としてすぐれたものであることを知見
して本発明を完成したものである。
点を除去すべく種々検討した結果、海水マグネシアクリ
ンカーが酸結合剤としてすぐれたものであることを知見
して本発明を完成したものである。
即ち本発明はpH調整剤として海水マグネシアクリンカ
ーの存在において行うことを特徴とするクロム塩による
揉皮法である。
ーの存在において行うことを特徴とするクロム塩による
揉皮法である。
本発明で使用する海水マグネシアクリンカーは海水から
分離採取した水酸化マグネシウムや炭酸マグネシウムの
焼成物で酸化マグネシウムを主成分とするものである。
分離採取した水酸化マグネシウムや炭酸マグネシウムの
焼成物で酸化マグネシウムを主成分とするものである。
このような海水マグネシアクリンカーは通常粉末状で使
用するが揉液中の遊離酸との反応性は粒度、焼成条件等
で調節することができる。
用するが揉液中の遊離酸との反応性は粒度、焼成条件等
で調節することができる。
海水マグネシアクリンカーの使用量は、通常揉皮に使用
するクロム分100部(Cr203換算)に対しMg0
5〜30部程度であり上記量で充分な効果を得られるが
上記の量以上を使用しても有害ではない。
するクロム分100部(Cr203換算)に対しMg0
5〜30部程度であり上記量で充分な効果を得られるが
上記の量以上を使用しても有害ではない。
本発明の実施にあたっては、特に冬場などの低温時に溶
解性の悪い場合、或は皮の種類の相違などの操業性を考
慮し揉液のpH範囲を一時的に後述の好適範囲に維持す
る必要があるときには上記海水マグネシアクリンカーの
他に炭酸ソーダ、重炭酸ソーダ、亜硫酸ソーダのごとき
公知の酸結合剤を併用することもでき、この場合でも海
水マグネシアクリンカーの使用量は単独の場合と同様に
クロム揉剤中のクロム分100部々(Cr203換算)
に対してMgO換算で前述のように少くとも5部である
ことが望ましい。
解性の悪い場合、或は皮の種類の相違などの操業性を考
慮し揉液のpH範囲を一時的に後述の好適範囲に維持す
る必要があるときには上記海水マグネシアクリンカーの
他に炭酸ソーダ、重炭酸ソーダ、亜硫酸ソーダのごとき
公知の酸結合剤を併用することもでき、この場合でも海
水マグネシアクリンカーの使用量は単独の場合と同様に
クロム揉剤中のクロム分100部々(Cr203換算)
に対してMgO換算で前述のように少くとも5部である
ことが望ましい。
揉皮を行うにあたり使用するクロム塩としては、従来の
製革用のクロム塩あるいはいわゆるクロム揉剤のいずれ
も使用することができ、例えば硫酸クロム、塩基性硫酸
クロム、マスキングされたクロム塩、6価のクロム化合
物と還元剤との反応生成物を挙げることができる。
製革用のクロム塩あるいはいわゆるクロム揉剤のいずれ
も使用することができ、例えば硫酸クロム、塩基性硫酸
クロム、マスキングされたクロム塩、6価のクロム化合
物と還元剤との反応生成物を挙げることができる。
その形状は粉末状、液状のいずれでもよい。
本発明で使用する海水マグネシアクリンカーは揉し工程
中に遊離される酸と数時間にわたって徐徐に反応すると
ともにこの間揉液のpHを2.5〜3.9の好適範囲に
長時間保持する。
中に遊離される酸と数時間にわたって徐徐に反応すると
ともにこの間揉液のpHを2.5〜3.9の好適範囲に
長時間保持する。
従って所要のpH保持に必要な量の海水マグネシアクリ
ンカーを揉し工程の始めから揉液に添加しておくことが
でき炭酸アルカリを使用する場合のごとく段階的添加を
行う必要がなく、また永続的な水酸化クロムの沈殿を生
ずることもない。
ンカーを揉し工程の始めから揉液に添加しておくことが
でき炭酸アルカリを使用する場合のごとく段階的添加を
行う必要がなく、また永続的な水酸化クロムの沈殿を生
ずることもない。
本発明において遊離酸と海水マグネシアクリンカーとの
反応は例えば典型的に示せば下記の(1)式のごとく行
われ、従って H2S04十Mgo=MgSO4+H20・・・・・・
(1)反応結果として水溶性の硫酸マグネシウムが生成
するのみで有害なガスの発生や不溶性残渣の形成を伴わ
ず従って本発明によれば作業性が良好でありかつ揉効果
も均質であり銀面に色むらのない良質な皮革を得ること
ができる。
反応は例えば典型的に示せば下記の(1)式のごとく行
われ、従って H2S04十Mgo=MgSO4+H20・・・・・・
(1)反応結果として水溶性の硫酸マグネシウムが生成
するのみで有害なガスの発生や不溶性残渣の形成を伴わ
ず従って本発明によれば作業性が良好でありかつ揉効果
も均質であり銀面に色むらのない良質な皮革を得ること
ができる。
更に本発明によれば、海水マグネシアクリンカーは分子
量が比較的小さいので単位重量当り多量の遊離酸と結合
することとなシクロム塩中のクロム分(Cr203換算
)100部に対しMgO5〜30部程度の比較的少量の
使用でpH調整の目的を達成することができるという利
点もある。
量が比較的小さいので単位重量当り多量の遊離酸と結合
することとなシクロム塩中のクロム分(Cr203換算
)100部に対しMgO5〜30部程度の比較的少量の
使用でpH調整の目的を達成することができるという利
点もある。
また本発明によれば皮の種類や厚さ、液の温度その他の
揉し条件に応じて遊離酸との反応性を任意に調節するこ
ともできる。
揉し条件に応じて遊離酸との反応性を任意に調節するこ
ともできる。
以下実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
実施例中部および%はそれぞれ重量部および重量%であ
る。
る。
実施例
22.8%のCr203,24.0%のS03および3
1.9%のNa2SO4を含有する100部の粉末状塩
基性硫酸クロムに6.1部の粉砕した海水マグネシアク
リンカーを均一に混合する。
1.9%のNa2SO4を含有する100部の粉末状塩
基性硫酸クロムに6.1部の粉砕した海水マグネシアク
リンカーを均一に混合する。
次に酸洗した100部の牛のなま皮を上記混合物10部
および100部の水と共にドラム中で8時間回転処理す
る。
および100部の水と共にドラム中で8時間回転処理す
る。
ドラム内の液の温度は初め20Cで最後は38℃となる
。
。
この間ガス発生に伴う発泡や新規の不溶性残渣の生成は
見られず作業性は良好である。
見られず作業性は良好である。
かくして得られる皮革は均一かつ十分な揉し効果が達成
されているので沸騰水中での収縮もなく外観も均質であ
る。
されているので沸騰水中での収縮もなく外観も均質であ
る。
Claims (1)
- 1 pH調整剤として海水マグネシアクリンカーの存在
において行うことを特徴とするクロム塩による揉皮法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3175472A JPS5812320B2 (ja) | 1972-03-31 | 1972-03-31 | ジユウヒホウ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3175472A JPS5812320B2 (ja) | 1972-03-31 | 1972-03-31 | ジユウヒホウ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS4898001A JPS4898001A (ja) | 1973-12-13 |
| JPS5812320B2 true JPS5812320B2 (ja) | 1983-03-07 |
Family
ID=12339794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3175472A Expired JPS5812320B2 (ja) | 1972-03-31 | 1972-03-31 | ジユウヒホウ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5812320B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6072621U (ja) * | 1983-10-26 | 1985-05-22 | 吉田 正次郎 | 小物入付カバン |
| JPS6371726U (ja) * | 1986-10-29 | 1988-05-13 | ||
| JPS6454820U (ja) * | 1987-09-29 | 1989-04-04 | ||
| JPH0489019U (ja) * | 1990-12-11 | 1992-08-03 |
-
1972
- 1972-03-31 JP JP3175472A patent/JPS5812320B2/ja not_active Expired
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6072621U (ja) * | 1983-10-26 | 1985-05-22 | 吉田 正次郎 | 小物入付カバン |
| JPS6371726U (ja) * | 1986-10-29 | 1988-05-13 | ||
| JPS6454820U (ja) * | 1987-09-29 | 1989-04-04 | ||
| JPH0489019U (ja) * | 1990-12-11 | 1992-08-03 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS4898001A (ja) | 1973-12-13 |
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