JPS5815230B2 - 電子ビ−ム溶接方法 - Google Patents
電子ビ−ム溶接方法Info
- Publication number
- JPS5815230B2 JPS5815230B2 JP51158701A JP15870176A JPS5815230B2 JP S5815230 B2 JPS5815230 B2 JP S5815230B2 JP 51158701 A JP51158701 A JP 51158701A JP 15870176 A JP15870176 A JP 15870176A JP S5815230 B2 JPS5815230 B2 JP S5815230B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electron beam
- welded
- objects
- welding
- beam welding
- Prior art date
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- Expired
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- Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、被溶接物の継ぎ合わせに於て、溶着部に隣接
した熱影響部に生ずる割れを防止するような電子ビーム
の溶接方法に関する。
した熱影響部に生ずる割れを防止するような電子ビーム
の溶接方法に関する。
電子ビーム溶接は、10−5mmHg程度の高真空内で
タングステンフィラメントを加熱して熱電子を放出させ
ると共にこの熱電子に10〜100KVの高電圧をかけ
て加速を行ない、これを電子ビームとして被溶接物に照
射し被溶接物を溶接するものであるが、この電子ビーム
溶接では熱影響部の幅が狭いため、調質鋼や超高張力鋼
或いは従来溶接が困難であった高力アルミニウム合金等
の溶接にも適している。
タングステンフィラメントを加熱して熱電子を放出させ
ると共にこの熱電子に10〜100KVの高電圧をかけ
て加速を行ない、これを電子ビームとして被溶接物に照
射し被溶接物を溶接するものであるが、この電子ビーム
溶接では熱影響部の幅が狭いため、調質鋼や超高張力鋼
或いは従来溶接が困難であった高力アルミニウム合金等
の溶接にも適している。
ところが、圧延等によって塑性加工を受けてその結晶組
織の流れ(フロー)方向によって強度特性の大きく異な
る前述の高力アルミニウム合金等の電子ビーム溶接に際
しては、しばしば溶着部に隣接する熱影響部で割れを生
ずることがある。
織の流れ(フロー)方向によって強度特性の大きく異な
る前述の高力アルミニウム合金等の電子ビーム溶接に際
しては、しばしば溶着部に隣接する熱影響部で割れを生
ずることがある。
本発明者らはその原因を追究した所、第1図a、bに示
すように被溶接物1a、1bの結晶組織2a。
すように被溶接物1a、1bの結晶組織2a。
2bの流れ方向となる被溶接物1a、1bの板厚方向(
図中、左右方向)と平行な継ぎ合わせ面3a、3bを形
成したものの溶着部4と被溶接物1a、1bの結晶組織
2a、2bとの間の結晶粒界に溶接後の収縮応力によっ
て割れ5が発生することを見い出した。
図中、左右方向)と平行な継ぎ合わせ面3a、3bを形
成したものの溶着部4と被溶接物1a、1bの結晶組織
2a、2bとの間の結晶粒界に溶接後の収縮応力によっ
て割れ5が発生することを見い出した。
そこで本発明は、電子ビームの照射方向を被溶接物の結
晶組織の流れ方向に対し斜めに傾斜させ、前記被溶接物
の継ぎ合わせ面をこれら被溶接物の結晶組織の流れ方向
となる前記被溶接物の板厚方向に対して交差するように
形成したことを特徴とする構成によって、電子ビームに
よる溶接の際に生ずる被溶接物の継ぎ合わせ面での割れ
を防止しようとするものである。
晶組織の流れ方向に対し斜めに傾斜させ、前記被溶接物
の継ぎ合わせ面をこれら被溶接物の結晶組織の流れ方向
となる前記被溶接物の板厚方向に対して交差するように
形成したことを特徴とする構成によって、電子ビームに
よる溶接の際に生ずる被溶接物の継ぎ合わせ面での割れ
を防止しようとするものである。
第2図は、第1図に示した被溶接物1a、1bと同じ配
置状態での本発明を応用した一例を示す断面図であり、
被溶接物1a、1bの継ぎ合わせ面3 a 、3 bを
その結晶組織2a 、2bの流れ方向と一致する被溶接
物1a、1bの板厚方向に対してθだけ傾け、継ぎ合わ
せ面3 a 、3 bと結晶組織2a、2bの流れ方向
となる板厚方向とが交差するようにしたものである。
置状態での本発明を応用した一例を示す断面図であり、
被溶接物1a、1bの継ぎ合わせ面3 a 、3 bを
その結晶組織2a 、2bの流れ方向と一致する被溶接
物1a、1bの板厚方向に対してθだけ傾け、継ぎ合わ
せ面3 a 、3 bと結晶組織2a、2bの流れ方向
となる板厚方向とが交差するようにしたものである。
しかし、このまま溶接を行なうと被溶接物1a、1bの
継ぎ合わせ面3a、3bの、ビーム照射側板表面に対す
る鋭角側Aと鈍角側Bとでは熱の拡散率が異なるため、
第3図に示すように溶着部4の鋭角側Aでより多くの溶
は拡がりが生じ、被溶接物1bの結晶組織2bの流れと
平行となって、ここの結晶粒界での割れを完全に阻止す
ることが困難となる。
継ぎ合わせ面3a、3bの、ビーム照射側板表面に対す
る鋭角側Aと鈍角側Bとでは熱の拡散率が異なるため、
第3図に示すように溶着部4の鋭角側Aでより多くの溶
は拡がりが生じ、被溶接物1bの結晶組織2bの流れと
平行となって、ここの結晶粒界での割れを完全に阻止す
ることが困難となる。
そこで、本例では合せ面が板表面に対して鋭角側に位置
する被溶接物1bの表面に、鋭角側Aと鈍角側Bとでの
熱拡散を均等に行なわせるために第2図に示すように当
て板6を固定しである。
する被溶接物1bの表面に、鋭角側Aと鈍角側Bとでの
熱拡散を均等に行なわせるために第2図に示すように当
て板6を固定しである。
つまり、この当て板6の電子ビームの入射側を向く面と
電子ビームの軸7とのなす角ψは、電子ビームの入射角
θ’と等しくされており、これによって電子ビームの軸
7に対して対称な溶着部4が継ぎ合わせ面3a。
電子ビームの軸7とのなす角ψは、電子ビームの入射角
θ’と等しくされており、これによって電子ビームの軸
7に対して対称な溶着部4が継ぎ合わせ面3a。
3bに形成されるので、被溶接物1bの結晶組織2bの
流れ方向とこの溶着部4との結晶粒界が結晶組織2bの
流れ方向と平行になることはない。
流れ方向とこの溶着部4との結晶粒界が結晶組織2bの
流れ方向と平行になることはない。
なお、第4図に示すように被溶接物1bの結晶組織2b
の流れ方向が被溶接物1aの結晶組織2aに対して鉛直
方向となっている場合には、鋭角側Aの電子ビームによ
る溶は拡がりがあっても結晶の流れ方向と平行になるこ
とはないので当て板6の必要はなく、単に継ぎ合わせ面
3a 、 3bをこれら被溶接物1a、1bの結晶組織
2a。
の流れ方向が被溶接物1aの結晶組織2aに対して鉛直
方向となっている場合には、鋭角側Aの電子ビームによ
る溶は拡がりがあっても結晶の流れ方向と平行になるこ
とはないので当て板6の必要はなく、単に継ぎ合わせ面
3a 、 3bをこれら被溶接物1a、1bの結晶組織
2a。
2bの流れ方向となる板厚方向に対して交差するように
形成すれば良い。
形成すれば良い。
次に、第1図す及び第2図すの具体例を第5図及び第6
図の顕微鏡写真に示す。
図の顕微鏡写真に示す。
被溶接物としてA、 A、記号で7075(JIS規格
も同種)の超超ジュラルミンを用い、溶は込み深さ25
顛を得る電子ビーム溶接を行なった。
も同種)の超超ジュラルミンを用い、溶は込み深さ25
顛を得る電子ビーム溶接を行なった。
溶接条件は以下の通りである。
加速電圧:40に■
ビーム電流:140mA
溶接速度; 25 QgH/mm
第5図の顕微鏡写真から明らかなように、被溶接物の結
晶組織の流れ方向を伺ら考慮せずにこの結晶組織の流れ
方向と継ぎ合わせ面とが平行となった従来方法によるも
のは、溶着部に隣接した結晶粒界で大きな割れ(黒くな
った部分)が発生しているが、本発明を応用した第6図
の顕微i写真ではこのような割れが全く発生していない
。
晶組織の流れ方向を伺ら考慮せずにこの結晶組織の流れ
方向と継ぎ合わせ面とが平行となった従来方法によるも
のは、溶着部に隣接した結晶粒界で大きな割れ(黒くな
った部分)が発生しているが、本発明を応用した第6図
の顕微i写真ではこのような割れが全く発生していない
。
なお、この際のビームの入射角ゲは60°とした。
従って前述のψが60°となるように当て板を被溶接物
に固定してあり、ビームの軸が溶着部に対して対称とな
っていることがこの第6図に示した顕微鏡写真でわかる
。
に固定してあり、ビームの軸が溶着部に対して対称とな
っていることがこの第6図に示した顕微鏡写真でわかる
。
このように本発明の電子ビーム溶接方法を用いると、被
溶接物の継ぎ合わせ面に割れの発生する虞が全くな(な
り、継ぎ手動率も向上するので強度の高い良好な継ぎ手
を得ることができる。
溶接物の継ぎ合わせ面に割れの発生する虞が全くな(な
り、継ぎ手動率も向上するので強度の高い良好な継ぎ手
を得ることができる。
第1図aは従来の電子ビーム溶接の際の被溶接物の突き
合わせ状態を示す縦断面図であり、第1図すはその溶接
後の溶着部の状態を示す縦断面図である。 又、第2図aは本発明を応用した電子ビーム溶接の際の
被溶接物の突き合わせ状態を示す縦断面図であり、第2
図すはその溶接後の溶着部の状態を示す縦断面図、第3
図は第2図aにおいて当て板を使用しない場合の溶接後
の溶着部の状態を示す縦断面図で、第4図a、bは本発
明を応用した他の一例を表わし、aはその突き合わせ状
態を示す縦断面図、bは溶接後の溶着部の状態を示す縦
断面図である。 更に、第5図は第1図すで示した従来の溶接方法による
溶着部の具体的な顕微鏡写真であり、第6図は第2図す
で示した本発明の溶接方法による溶着部の具体的な顕微
鏡写真である。 図面中、i a 、1 bは被溶接物、2a 、2bは
被溶接物の結晶組織、3a 、3bは被溶接物の継ぎ合
わせ面、4は溶着部、5は割れ、6は当て板である。
合わせ状態を示す縦断面図であり、第1図すはその溶接
後の溶着部の状態を示す縦断面図である。 又、第2図aは本発明を応用した電子ビーム溶接の際の
被溶接物の突き合わせ状態を示す縦断面図であり、第2
図すはその溶接後の溶着部の状態を示す縦断面図、第3
図は第2図aにおいて当て板を使用しない場合の溶接後
の溶着部の状態を示す縦断面図で、第4図a、bは本発
明を応用した他の一例を表わし、aはその突き合わせ状
態を示す縦断面図、bは溶接後の溶着部の状態を示す縦
断面図である。 更に、第5図は第1図すで示した従来の溶接方法による
溶着部の具体的な顕微鏡写真であり、第6図は第2図す
で示した本発明の溶接方法による溶着部の具体的な顕微
鏡写真である。 図面中、i a 、1 bは被溶接物、2a 、2bは
被溶接物の結晶組織、3a 、3bは被溶接物の継ぎ合
わせ面、4は溶着部、5は割れ、6は当て板である。
Claims (1)
- 1 電子ビームの照射方向を被溶接物の結晶組織の流れ
方向に対し斜めに傾斜させ、前記被溶接物の継ぎ合わせ
面を前記溶接物の結晶組織の流れ方向となる前記被溶接
物の板厚方向に対して交差するように形成したことを特
徴とする電子ビーム溶接方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51158701A JPS5815230B2 (ja) | 1976-12-28 | 1976-12-28 | 電子ビ−ム溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51158701A JPS5815230B2 (ja) | 1976-12-28 | 1976-12-28 | 電子ビ−ム溶接方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5382633A JPS5382633A (en) | 1978-07-21 |
| JPS5815230B2 true JPS5815230B2 (ja) | 1983-03-24 |
Family
ID=15677462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51158701A Expired JPS5815230B2 (ja) | 1976-12-28 | 1976-12-28 | 電子ビ−ム溶接方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5815230B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH023218U (ja) * | 1988-06-17 | 1990-01-10 |
-
1976
- 1976-12-28 JP JP51158701A patent/JPS5815230B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH023218U (ja) * | 1988-06-17 | 1990-01-10 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5382633A (en) | 1978-07-21 |
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