JPS581807B2 - 振動台の制御装置 - Google Patents

振動台の制御装置

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JPS581807B2
JPS581807B2 JP7452278A JP7452278A JPS581807B2 JP S581807 B2 JPS581807 B2 JP S581807B2 JP 7452278 A JP7452278 A JP 7452278A JP 7452278 A JP7452278 A JP 7452278A JP S581807 B2 JPS581807 B2 JP S581807B2
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control
signal
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JP7452278A
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寺田郁二
大野秀嶺
渡辺脩
白水清
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は振動台に装着される物体を水平、垂直両方向
に加振する振動台の制御装置に関する。
第1図はこの発明の適用対象とする振動台の構成を示す
もので、テーブル1には被加振体2が装着されるように
なっていて、この被加振体2は複数個の水平加振機3,
3,・・・および垂直加振器4,14・・・によって水
平方向と垂直方向に加振されるようになっている。
この形式の振動台または被加振体2を回転(ピッチング
)運動させることを目的とした揺動装置としても使用す
ることができる。
第1図に示す構造の振動台では第2図および第3図に各
々示すように水平加振機3,3・・・および垂直加振機
4,4・・・によって加振力Fx1〜Fxm,Fz1〜
Fznがテーブル1に加えられるため、水平方向の合力
Fx、垂直方向の合力Fz,y軸廻りのトルクNYは各
々次式で示すようになる。
FX一ΣFXi・・・・・・・・・・・・r1)Fz−
ΣFzj・・・・・・・・・・・・(2)N′y=Σe
zj・Fzj・・・・・・・−(3)Ny=Ny+aF
z−cFx・・・(4)(ただしFxiはi番目の水平
加振機による水平1加振力、Fzjはj番目の垂直加振
機による垂直加振力)このため、水平加振な単独で行な
う場合には加振力の作用する点と被加振体2の重心位置
CGとの高さの差Cがあるため被加振体2に回転力が発
生する。
また垂直加振を単独で行なう場合に、テーブル1の中心
上に被加振体2の重心が乗っていないとき各垂直加振機
4,4・・・各々の加振力が等しければ、被加振体2に
回転力が発生する。
すなわち加振時被加振体2は回転運動を行なうことにな
る。
被加振体2が回転運動を行なうと、テーブル1および被
加振体2各々の各点は並進運動をしなくなる。
振動台において、独立な水平加振指令信号と垂直加振指
令信号を与えて水平加振と垂直加振とを同時に行なおう
とする場合に、テーブル1と被加振体2の水平、垂直両
方向の運動がより忠実に上記両指令信号に従うようにす
るには、回転運動を制限し、その回転運動を介しての水
平系と回転系の相互干渉を小さくするように振動台を制
御する必要がある。
その制御手段として従来次の二つの方法が提案されてい
る。
先ずその一つは回転系のフィードバック制御を行なうも
ので、第4図はその制御装置の構成を示す図である。
垂直系コントローラ11、回転系コントローラ12およ
び水平系コントローラ13には入力信号として垂直加振
指令信号2。
C、回転指令信号θC、水平加振指令信号X。
C各々が供給されるようになっている。そしていま回転
指令信号θCを一定値に固定する。
この回転制御では前記(1)〜(4)式に示す関係によ
って回転運動が発生すると、回転運動検出・補償回路1
4によってこの回転運動の回転力を信号Δeθとして検
知し、回転系コントローラ12で修正動作信号Δeθ′
を発生する。
そしてこの修正動作信号Δeθ′はそのまま回転力発生
機構15への制御信号U。
どなる。その制御信号Uθにより回転制御トルクN′y
(=Σe2jF2j)が発生し、回転運動が抑止される
ように垂直加振力発生機構16の出力Fzjに差動的に
重畳される。
この従来の回転運動の制御方法は、加振周波数が低い場
合には允分な効果を発揮する。
しかし高い周波数成分を持つ加振指令信号で振動台を加
振させるときには、フィードバックループでの信号伝達
遅れのために追従しきれないこと、および遅れた回転制
御の結果による2次的な水平系と垂直系への干渉により
制御の精度が落ちるといった欠点があり、特に大型の振
動台を短い周期で加振する場合には次分な回転運動抑制
の効果を期待するのは無理である。
さらに振動台を制御するもう一つの方法としては、上記
回転系のフィードバック制御の欠点を補なうために行な
われている入力信号補償による制御方法がある。
これは第4図に示す装置の制御系への入力信号である回
転指令信号。
Cに、水平加振指令信号X。
Cを加えたとき発生する回転運動を見越して、予めその
影響を相殺するような回転入力補償を行なうものである
しかしながらこの制御方法では回転入力補償のための入
力信号の精度によってその成否が左右されるために次の
ような欠点がある。
■ 閉ループ系として構成されるフィードバック制御系
の外部から与えられる補償人力であるために、それに誤
差を含んでいる場合には、フィードバック制御系内部で
は補償できない。
■ 回転入力補償の方法では、水平加振指令信号XoC
に対する回転角θの応答と回転指令信号θCに対する回
転角θの応答の二つの特性が既知であることが前提にな
っている。
したがって補償のための入力信号を決定するには、閉ル
ープ系の応答特性を何らかの方法で把握しなければなら
ない。
そのためには第4図に示す装置のフィードバック制御系
の各コントローラ12.13および回転運動検出・補償
回路14、水平並進運動検出・補償回路17等を調整す
る毎にその特性把握を行なう必要がある。
またその特性把握と補償のための人力信号発生装置も複
雑なものになってしまう。
この発明は上記のような事情を考慮してなされたもので
、その目的とするところは振動台を水平方向に加振する
1個または複数個の加振機、上記振動台を垂直方向に加
振する複数個の加振機を有すると共に、上記振動台の水
平運動、垂直運動および回転運動各々に応じて検出され
る各検出信号と水平方向、垂直方向および回転方向の各
加振指令信号とを水平、垂直および回転各加算器にて各
各加減算した出力信号を、上記振動台を操作するための
操作信号を発生する水平加振力発生機構、垂直加振力発
生機構、回転力発生機構に各々伝達すべく構成された水
平方向フィードバック系、垂直方向フィードバック系、
回転方向フィードバック系を具備した振動台の制御装置
において、上記水平、垂直、回転各加算器と上記水平加
振力発生機構、垂直加振力発生機構、回転力発生機構と
の間に水平、回転分離制御装置および垂直、回転分離制
御装置の双方またはいずれか一方を設置し、上記水平、
回転分離制御装置は上記水平加算器から出力された制御
信号が入力されこの制御信号により上記水平方向フィー
ドバック系からの外乱を打消す操作信号を発生し上記回
転力発生機構にこれを附与し、上記垂直、回転分離制御
装置は上記垂直加算器から出力された制御信号が入力さ
れこの制御信号により上記垂直方向フィードバック系か
らの外乱を打消す操作信号を発生し上記回転力発生機構
にこれを附与するようにしたことを要旨として、水平加
振と垂直加振とを同時に独立に制御することが容易であ
ると共に、高い周波数範囲まで水平系、垂直系、回転系
各々の加振を相互干渉が少ない状態で行なえしかも加振
制御の精度が高く、装置の回路調整をひんぱんに行なう
必要がな《さらに装置自体も小型な振動台の制御装置を
提供することにある。
以下図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
第5図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
垂直加振機制御回路20には入力信号として垂直加振指
令信号2。
Cおよび回転指令信号θCが並列的に供給されている。
また水平加振機制御回路21には入力信号として水平加
振指令信号X。
Cが供給されている。上記垂直加振機制御回路20の出
力はn個のサーボ増幅器221〜22n各々によって増
幅された後、n個のサーボ弁231〜23n各々に供給
されるようになっている。
上記サーボ弁23,〜23n各々の出力はアクチュエー
タ241〜24n各々に供給され、さらにこのアクチュ
エータ241〜24n各々の出力Fz1〜Fznは各々
前記第1図に示す振動台のテーブル1に供給されるよう
になっている。
また上記アクチュエータ24,〜24n各々の出力の一
部はサーボ増幅器221〜22n各々に帰還されていて
、サーボ増幅器22、サーボ弁23およびアクチュエー
タ24は前記振動台の一つの垂直加振機4に相当してい
る。
またテーブル1から出力される信号21〜2n各々はア
クチュエータ241〜24n各々に入力されるようにな
っている。
この信号21〜zn谷々はアクチュエータの接手部の剛
性によって垂直加振力に及ぼされる影響力を表わす信号
である。
一方水平加振機制御回路21の出力はm個のザーボ増幅
器251〜25m各々によって増幅された後、サーボ弁
26,〜26mに各々供給されるようになっている。
上記サーボ弁26,〜26m各々の出力はアクチュエー
タ271〜27m各々に供給され、さらにこのアクチュ
エータ27,〜27rn各々の出力Fxl〜Fxrnは
前記第1図に示す振動台のテ−ブル1に供給されるよう
になっている。
また上記アクチュエータ21,〜27m各々の出力の一
部はサーボ増幅器25,〜25m各々に帰還されていて
、サーボ増幅器25、サーボ弁26およびアクチュエー
タ27は前記振動台の一つの水平加振機3に相当してい
る。
またテ−ブル1から出力される信号X,〜xm各々はア
クチュエータ27,〜27m各々に人力されるようにな
っていて、この信号X,〜xrn各々はアクチュエータ
の接手部の剛性によって水平加振力に及ぼされる影響力
を表わす信号である。
さらにテーブル1からはフィードバック制御を行なうた
めの信号θ,θyZ0,ZOおよびX。
,x0が各々出力されるようになっていて、信号θ,θ
およびZ。
,ZOは前記垂直加振機制御回路20に、信号X。
,交。は前記水平加振機制御回路21に各々供給される
ようになっている。
また第5図において28は垂直系と水平系の分離制御を
行なうための分離制御回路であり、この分離制御回路2
8には入力信号として垂直加振制釘回路20から振力さ
れる信号Δez′および水平加振機制御回路21から出
力される信号Δcx′が供給されるようになっている。
さらにこの分離制御回28から出力される信号Δeo2
,Δeoxは垂直加振機制御回路20に供給されるよう
になっている。
第1図に示した振動台において、被加振体2を装着した
テーブル1の運動は、第2図および第3図に図示するよ
うに、X軸力向の水平並進運動、z軸力向の垂直並進運
動およびy軸廻りの回転運動の三つに分解して考えられ
るので、第5図に示す回路はさらに第6図のように示す
ことができる。
第6図において水平加振力発生機構30は第5図に示す
水平系のサーボ増幅器25、サーボ弁26およびアクチ
ュエータ27を一括して示したものであり、回転トルク
発生機構31は複数個の垂直加振機を、テーブル1の中
心を通りy−z面に平行な面を境界にして(第2図およ
び第3図参照)差動的に動作させた場合に、y軸廻りに
発生する制御トルクN!y(一Σe2jF2j)に寄与
する前記サーボ増幅器22、サーボ弁23およびアクチ
ュエータ24を一括して示したものである。
さらに垂直加振力発生機構32は第5図に示す垂直系の
サーボ増幅器22、サーボ弁23およびアクチュエータ
24を一括して示したもので、第2図に示す2方向の加
振力の合力Fz(=ΣF2j)を発生するためのもので
ある。
また第5図に示す垂直加振機制御回路20は、第6図で
は垂直並進運動検出・補償回路33、回転運動検出・補
償回路34、垂直系コントローラ35および回転系コン
トローラ36各々に区分されている。
さらに第5図に示す水平加振機制御回路21は、第6図
では水平並進運動検出・補償回路37と水平系コントロ
ーラ38各々に区分されている。
また第6図に示すテーブル1は第5図に示すものと同一
であるが、便宜上数式モデルの形式で内部構造が示めさ
れて函。
さらに第5図に示す分離制御回路28は、第6図では垂
直一回転分離制御回路39と水平一回転分離制御回路4
0とに区分されている。
上記垂直一回転分離制御回路39は前記垂直系コントロ
ーラ35の出力信号Δez′を入力とし、回転トルク発
生機構31の制御人力信号Uθを補正するための信号Δ
eθ2を発生するようになっている。
一方水平一回転分離制御回路40は、前記水平系コント
ローラ38の出力信号Δex′を入力とし、回転トルク
発生機構31の制御入力信号Uθを補正するための信号
Δeθエを発生するようになっている。
第6図に図示するようにこの発明の振動台の制御装置で
は、垂直一回転分離制御回路39および水平一回転分離
制御回路40が、各々フイードバツク制御系として構成
される閉ループ系の内部にフイードホワード要表(前向
き要素)として付加されている。
そのため次に7イードホワード要素としての制御ループ
分離作用と分離後のフイードバック制御系としての各々
の作用について説明する。
説明にあたり制御ループ分離作用には次の二つの応答作
用がある。
■ 水平系コントローラ38の出力Δex′に対する応
答 ■ 垂直系コントローラ35の出力Δe2′に対する応
答 そこで先づ水平系コントローラ38の出力ΔeX′に対
する応答について説明する。
第6図の制御系において、水平加振指令X。
Cの変化またはそのXoC信号に対する水平変位X。
の誤差があると、制御偏差Δ吐が変り水平系コントロー
ラ38が応動し、その出力Δex′が変化する。
ΔeX′の変化に応じ、水平加振力発生機構30が動作
し、水平加振力Fxを変化させテーブル1の水平加振が
行なわれる。
同時にテーブル1のy軸廻りには外乱トルクC−FXが
発生する。
水平一回転分離制御回路40を付加した制御系では、Δ
ex′の変化に応じ、ΔeOxが変化し、それが回転制
御信号Uθに加算され、回転トルク発生機構31に作用
して、制御トルクN′yを変化させる。
すなわち、水平−分離制砒回路40を付加することによ
って、水平系コントローラ38の出力ΔeX′の変化し
たことによる制御の効果を水平加振力発生機構30だけ
でなく回転トルク発生機構31にも同時に与え、前者の
出力が回転運動に対して外乱トルクcFxとして作用す
るのに見合う制御トルクN!yを後者によって発生させ
、制御トルクN′yによって外乱トルクcFxを相役さ
せる。
その結果、水平系コントローラ38の出力Δex′の変
化は水平変位x0を制御するために有効に作用するが、
水平系から回転運動には影響を及ぼさなくなる。
この水平−回転分離制御回路40の人力ΔeX′に対す
る出力ΔeoXの特性は、水平加振力発生機構30、回
転トルク発生機構31などを構成する機器の動特性およ
びテーブル1の質量M、慣性能率Iy,テーブル1とア
クチュエータを結合する接手剛性など含むシステムの動
特性を考慮し、上述の分離制御の機能を満足するように
決める。
次に垂直系コントローラ35の出力Δez′に対する応
答について説明する。
第6図の制御系において、垂直系コント口・−ラ35の
出力Δez′はそのまま垂直加振力発生機構32の制御
信号Uzとなり垂直加振力Fzを発生させる。
その結果、垂直変位2。
が変化すると同時に回転トルクaFzが発生するが、Δ
ez′は垂直一回転分離制御回路39の入力として作用
し、回転トルク発生機構31の制御信号uOXに重畳さ
れるΔeθ2を発生するので回転制御トルクN!yが生
じ、垂直系から回転運動への外乱トルクaFzを相殺す
るように作用する。
すなわち、垂直一回転分離制御回路39を付加すると、
垂直コントローラ35の出力Δe2′は垂直変位2。
を制御するのに有効に作用するが、垂直系から回転運動
への影響はなくなる。
このような作用をさせるのに必要な垂直一回転分離回路
39の入力Δe21、出力Δeθ2間の動特性は、制御
信号u2tuθから回転角θまでに関連する制御機器と
テーブルを含むシステムの動特性を考慮して決められる
次に分離後のフィードバック制御としての作用を説明す
る。
上述したように垂直一回転分離制御回路39と水平一回
転分離制御回路40とを付加することによって、第6図
の制御系への入力信号が水平加振指令信号X。
Cと垂直加振指令信号2。Cだげで、回転指令信号θC
が零の場合には、制御系は等価的に水平系、垂直系、回
転系の独立な制御ループに分離できるようになる。
そして独立な加振指令信号により水平方向と垂直方向と
を同時に加振するとき、回転指令信号θCは一定値に固
定されているので、加振指令信号として変動するのは水
平加振指令信号XoCと垂直加振指令信号zoCだけで
あり、回転角θの変動を極力小さ《抑えるように垂直一
回転分離制御回路39と水平一回転分離制御回路40と
が積極的な作用をする。
しかしながら、上記両分離制御回路39,40の設定に
は、制御人力Ux,uz,uθに対する制御量X。
,ZQjθまでの動特性をあらかじめ調査しておくこと
が必要であり、その数式モデルの誤差もありうる。
その誤差によって、水平加振指令信号X。
Cと垂直加振指令信号2。Cを与えて加振した場合に回
転運動が生ずるのに対し、回転制御系があり、修正動作
の手段として作用する。
このようにこの発明の振動台の制御装置では垂直一回転
分離制御回路39および水平一回転分離制御回路40を
用いたことによって次のような効果を得ることができる
すなわち第6図に示す振動台制御系は回転指令信号θC
が零の場合にはたがいに独立な三つの制御ループ、すな
わち、水平系、垂直系および回転系に分離することがで
きる。
そのために、水平加振と垂直加振を同時に独立に行うこ
とが容易な制御系となる。
さらにフィードバック制御による回転制御だけで、水平
加振指令信号および垂直加振指令信号に対しての回転運
動の抑制を行なおうとする方法に比較し、フイードホワ
ード制御により応答速度が改善され、高い周波数範囲ま
で水平系、垂直系、回転系の相互干渉の少ない加振が行
なえるようになる。
また水平加振によって生する回転運動への影響をなくす
るため、入力信号としてピッチング補償入力を与える方
式が考えられているが、それと比較して次の利点がでて
《る。
その一つとして先ず補償のために必要な数式モデルの精
度がおちてもフィードバック制御による修正手段を持っ
ているので、全体として制御の精度が上る。
さらにピッチング補償入力の方法では、フィードバック
制御系内部のコントローラや補償回路の調整を行う都度
、人力補償の信号を変更しなげればならないが、二つの
分離制御回路39,40を用いる方法では、先に分離制
御回路39、40のパラメータを設定してから各コント
ローラ35,36,3Bおよび各検出・補償回路33,
34,37の定数を調整するので、両分離制御回路39
,40のパラメータをひんぱんに変える必要がない。
またさらにピッチング補償入力の方法では、入力信号決
定のために、水平加振指令信号と回転指令信号に対する
回転角の応答特性を計測その他複雑な手段であらかじめ
求めなげれでならないので、そのための装置が大がかり
になるが、両分離制御回路39,40による方法はそれ
を必要としない。
第7図はこの発明の振動台の制御装置の具体的な応用例
による構成を示す図である。
前記第6図に示す回路の垂直一回転分離制御回路39お
よび水平一回転分離制御回路40各々の特性決定法には
いくつかの方法が考えられるが、ここでは等価伝達関数
を用いた用例が示してある。
すなわち第6図の制御系ブロンク線図は次のように伝達
関数を定義すると第7図のように書きかえられる。
なお第7図において第6図と対応する箇所には同一符号
を用い、その符号のうしろに′印を付けて明示した。
(1) 伝達関数の定義 !)GX(s),G2(s),Gθ(s);水平系、垂
直系、回転系コントローラ38,35,36の伝達関数
, jj)Hx(s)tH2(s)tHθ(S);水平系、
垂直系、回転系の各検出・補償回路37,33,340
伝達関数, (ただしそれぞれの入力はX。
,20yθとする。)iii)DθX(s);水平一回
転分離制御回路40の伝達関数, iv)Dθx(s);垂直一回転分離制御回路39の伝
達関数, v)PXX(s),Pxθ(s),Pθx(s),Pθ
θ(s),Pθ2(s),P2θ(s),Pzz(s)
:制御信号uxt。
θ,Uzから制御量X。,θtzoまでの前向きの等価
伝達関数, 上記のように伝達関数を定義すると、第7図に示す制御
系が水平系、垂直系および回転系の三つの独立なフィー
ドバック制御系に分離できるための条件は次のとおりで
ある。
これを書き直すと、次式のようになる。
DθX(s)・Pθθ(s)=Pox(s)・・・・・
・・・・(7)Dθ2(s)・Pθθ(s)=Pθ2(
s)・・・・・・・・・(8)第7図の制御系で水平系
コントローラ38′の出力ΔeX′に対する各制御量の
応答は水平一回転分離制御回路40′を付加しない場合
には次式のようになる。
xo=Pxx(s)Δex・・・・・・・・・・・(9
)θ=−PθX(s)Δex’・・・・・・・・・(1
0)それに対して水平一回転分離制御回路40′を付加
すると、上記X。
,θは各々次式のようになる。すなわち、θは前記(5
)式を満足するように水平一分離制御回路40′のDθ
x(s)を設定することによりΔeX′の変化には無関
係になる。
同様に、垂直系コントローラ35′の出力Δex′に対
して、垂直一回転分離制御回路39′を用いないとき2
,θは次式のようになる。z0=Pzz(s)Δez′
・・・・・・・・・・・・(13)θ=Pθz(s)Δ
ez′・・・・・・・・・・・(14)それに対して垂
直一回転分離制御回路39′を用いると、上記2。
,θは各々次式のようになる。zo={Pzz(s)−
DOzPzθ(s)}Δezすなわち、θは前記(6)
式を満足するように垂直一回転分離制御回路39′のD
θ2(s)を設定することにより、Δe2′の変化は無
関係になる。
また、回転系コントローラ36′の出力Δeθ′に対す
るX。
+ZOtθの応答は各々次式のようになる。
x0=PxO(s)Δeo′・・・・・・・・・・・(
17)zo=P2o(s)Δeo’・・・・・・・・・
・・(18)θ=Pθθ(s)Δeθ/・・・・・・・
・・・・・(19)そして両分離制御回路39’,40
’を用いると、回転出力θは、Δeθ′以外に水平系お
よび回転系からの偏差信号ΔeX′,Δe2′の影響を
受け、θ一PθθΔeO’+{PB2(s)−D。
2(s)Pθ0(s)}Δe2′十{−Pθx(s)+
DθX(S)POθ(s)}Δex’・・・(20)と
なる。
しかしこの(20)式の右辺第2項、第3項は前記(1
2)式および(16)式より共に零であるので、両分離
制御回路39’,40’の有無にかかわらずθ一Pθθ
(S)Δeθ′・・・・・・・・・・・・(21)とな
る。
また第7図より、 であるのでθCが零の場合にはθ=0,Δeθ′=Oと
なり、前記(17)〜(19)式で示した回転系偏差信
号Δeθ′の影響はなくなる。
すなわち垂直一回転分離制御回路39′および水平一回
転分離制御回路4σを第7図のように接続し、前記(5
), (6)式を各々満足するように伝達関数Dθx(
s),Dθ2(s)を設定することによって、各コント
ローラ38’,35’,36’の出力Δex′,Δe2
′,Δeθ′はそれぞれ対応する制御量X。
,zQ,θ以外には影響を及ぼさなくなるので、第γ図
の制御系は第8図ないし第10図に各々示す三つの独立
な制御系に分離される。
ただし第8図ないし第10図で示めされるPz(s)t
PO(s)tPx(s)は各各次式で表わされる。
なおこの発明は上記した実施例に限定されるものでなく
、例えば第6図に示す回路では垂直一回転分離制御回路
39および水平一回転分離制御回路40は各コントロー
ラ35,36,38各々と各加振力発生機構32,31
,30各々との間に設ける場合を説明したが、これは両
分離制御回路39,40各々を第11図に示すように各
コントローラ35,36,3Bの前段に設けるようにし
ても良い。
この場合水平一回転分離制御回路40は水平系の偏差信
号Δexを入力とし、回転系のコントローラ36の入力
信号Uθ′を補正するための信号Δeoxを発生する回
路となり、一方垂直一回転分離制御回路39は垂直系の
偏差信号Δe2を人力とし、回転系のコントローラ36
の入力信号Uθ′を補正するための信号Δeθ2を発生
する回路となる。
以上説明したようにこの発明によれば、振動台を水平方
向に加振する1個または複数涸の加振機、上記振動台を
垂直方向に加振する複数個の加振機を有すると共に、上
記振動台の水平運動、垂直運動および回転運動各々に応
じて検出される各検出信号と水平方向、垂直方向および
回転方向の各加振指令信号とを水平、垂直および回転各
加算器にて各々加減算した出力信号を、上記振動台を操
作するための操作信号を発生する水平加振力発生機構、
垂直加振力発生機構、回転力発生機構に各々伝達すべく
構成された水平方向フィードバック系、垂直方向フィー
ドバック系、回転方向フィードバック系を具備した振動
台の制御装置において、上記水平、垂直、回転各加算器
と上記水平加振力発生機構、垂直加振力発生機構、回転
力発生機構との間に水平、回転分離制御装置および垂直
、回転分離制御装置の双方またはいずれか一方を設置し
、上記水平、回転分離制御装置は上記水平加算器から出
力された制御信号が入力されこの制御信号により上記水
平方向フィードバック系からの外乱を打消す操作信号を
発生し上記回転力発生機構にこれを附与し、上記垂直、
回転分離制御装置は上記垂直加算器から出力された制御
信号が入力されこの制御信号により上記垂直方向フィー
ドバック系からの外乱を打消す操作信号を発生し上記回
転力発生機構にこれを附与するようにしたことを要旨と
しているので、水平加振と垂直加振とを同時に独立に制
御することが容易であると共に、高い周波数範囲まで水
平系、垂直系、回転系各々の加振を相互干渉が少ない状
態で行なえ、しかも加振制御の精度が高《、装置の回路
調整をひんぱんに行なう必要がな《、さらに装置自体も
小型な振動台の制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は振動台の一般的な構成を示す斜視図、第2図お
よび第3図は各々上記撮動台の動作を説明するための図
、第4図は従来の振動台の制御装置の構成図、第5図は
この発明の一実施例の構成図、第6図は上記実施例回路
を書き改ためた構成図、第7図はこの発明の応用例によ
る構成図、第8図ないし第10図は各々上記応用例を説
明するために用いられる図、第11図はこの発明の池の
実施例の構成図である。 1・・・テーブル、2・・・被加振体、3・・・水平加
振機、4・・・垂直加振機、20・・・垂直加振機制御
回路、21・・・水平加振機制御回路、28・・・分離
制御回路、30・・・水平加振力発生機構、31・・・
回転トルク発生機構、32・・・垂直加振力発生機構、
33・・・垂直並進運動検出・補償回路、34・・・回
転運動検出・補償回路、35・・・垂直系コントローラ
、36・・・回転系コン}o−ラ、37・・・水平並進
運動検出・補償回路、38・・・水平系コントローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 振動台を水平方向に加振する1個または複数個の加
    振機、上記振動台を垂直方向に加振する複数個の加振機
    を有すると共に、上記振動台の水平運動、垂直運動およ
    び回転運動各々に応じて検出される各検出信号と水平方
    向、垂直方向および回転方向の各加振指令信号とを水平
    、垂直および回転各加算器にて各々加減算した出力信号
    を、上記振動台を操作するための操作信号を発生する水
    平加振力発生機構、垂直加振力発生機構、回転力発生機
    構に各々伝達すべく構成された水平方向フィードバック
    系、垂直方向フィードバック系、回転方向フィードバッ
    ク系を具備した振動台の制御装置において、上記水平、
    垂直、回転各加算器と上記水平加振力発生機構、垂直加
    振力発生機構、回転力発生機構との間に水平、回転分離
    制御装置および垂直、回転分離制御装置の双方またはい
    ずれか一方を設置し、上記水平、回転分離制御装置は上
    記水平加算器から出力された制御信号が入力されこの制
    御信号により上記水平方向フィードバック系からの外乱
    を打消す操作信号を発生し上記回転力発生機構にこれを
    附与し、上記垂直、回転分離制御装置は上記垂直加算器
    から出力された制御信号が入力されこの制御信号により
    上記垂直方同フィードバック系からの外乱を打消す操作
    信号を発生し上記回転力発生機構にこれを附与するよう
    にしたことを特徴とする振動台の制御装置。
JP7452278A 1978-06-20 1978-06-20 振動台の制御装置 Expired JPS581807B2 (ja)

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