JPS5820123B2 - 高周波信号伝送線路用サ−ジ吸収器 - Google Patents
高周波信号伝送線路用サ−ジ吸収器Info
- Publication number
- JPS5820123B2 JPS5820123B2 JP54106329A JP10632979A JPS5820123B2 JP S5820123 B2 JPS5820123 B2 JP S5820123B2 JP 54106329 A JP54106329 A JP 54106329A JP 10632979 A JP10632979 A JP 10632979A JP S5820123 B2 JPS5820123 B2 JP S5820123B2
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- capacitance
- surge absorber
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- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電話通信同格等高周波信号を取扱ったり、また
信号線間あるいは信号線−天地間への過大な静電容量の
挿入を嫌う回路へ適用されるサージ吸収器に係るもので
、従来のサージ吸収能力を維持すると同時に低静電容量
のサージ吸収器を提供するものである。
信号線間あるいは信号線−天地間への過大な静電容量の
挿入を嫌う回路へ適用されるサージ吸収器に係るもので
、従来のサージ吸収能力を維持すると同時に低静電容量
のサージ吸収器を提供するものである。
本来、金属酸化物を主成分としたバリスタ、例えば酸化
亜鉛バリスタ等はきわめて優れた電圧依存性非直線指数
をもつこと、並びにサージ吸収能力が大きいこと等から
、異常電圧の吸収の目的で現在幅広く用いられている。
亜鉛バリスタ等はきわめて優れた電圧依存性非直線指数
をもつこと、並びにサージ吸収能力が大きいこと等から
、異常電圧の吸収の目的で現在幅広く用いられている。
その電圧−電流特性を示しだものが第1図である。
1はバリスタの電圧−電流特性を示す曲線、2および2
′は急に電流が流れ始める電圧点で、通常バリスタ電圧
と呼ばれている。
′は急に電流が流れ始める電圧点で、通常バリスタ電圧
と呼ばれている。
第1図からも解るようにバリスタ電圧を回路電圧よりも
高く設定すれば通常の状態では漏れ電流はほとんどなく
、バリスタは絶縁物として動作する。
高く設定すれば通常の状態では漏れ電流はほとんどなく
、バリスタは絶縁物として動作する。
そして、雷等によって生じたサージ電圧が印加されれば
バリスタはきわめて低い抵抗値を示し、サージ電流を流
してサージ電圧を吸収するのである。
バリスタはきわめて低い抵抗値を示し、サージ電流を流
してサージ電圧を吸収するのである。
第2図は円板状の従来バリスタの断面を示したもので、
3はバリスタ本体、4および41はバリスタ本体3の上
に焼き付けられた電極、5および5′は電気端子で、半
田付は部6,61を介して電極4,4/ にそれぞれ接
続されている。
3はバリスタ本体、4および41はバリスタ本体3の上
に焼き付けられた電極、5および5′は電気端子で、半
田付は部6,61を介して電極4,4/ にそれぞれ接
続されている。
通常、前記バリスタの比誘電率εSは比較的高く、見掛
上のεSは2000にも達する。
上のεSは2000にも達する。
そのため端子5,5/間の静電容量は一般的に大きく、
その値は素子厚みtに反比例し、電極有効面積Sに正比
例する。
その値は素子厚みtに反比例し、電極有効面積Sに正比
例する。
すなわち、静電容量Cはさて、サージ吸収の目的で信号
線等に用いられるバリスタは、第3図および第4図に示
すように線−天地間並びに線間にそれぞれ挿入されて用
いられるが、バリスタの挿入によって線−天地間静電容
量あるいは線間静電容量が増加することによって信号線
の信号成分が減衰されたり、誘導を受けやすくなったり
するため、特に電話信号線等においては静電容量のより
小さなサージ吸収器が望まれていた。
線等に用いられるバリスタは、第3図および第4図に示
すように線−天地間並びに線間にそれぞれ挿入されて用
いられるが、バリスタの挿入によって線−天地間静電容
量あるいは線間静電容量が増加することによって信号線
の信号成分が減衰されたり、誘導を受けやすくなったり
するため、特に電話信号線等においては静電容量のより
小さなサージ吸収器が望まれていた。
なお、第3図および第4図において、7.7′は信号線
、8は信号制御機、9および91は線−天地間に適用さ
れたバリスタ、10は線間に適用されたバリスタである
。
、8は信号制御機、9および91は線−天地間に適用さ
れたバリスタ、10は線間に適用されたバリスタである
。
さて、これまでバリスタのサージ吸収特性を維持しなが
ら、静電容量の小さなバリスタあるいはサージ吸収器が
検討されてきたが、十分な解決はなされていない。
ら、静電容量の小さなバリスタあるいはサージ吸収器が
検討されてきたが、十分な解決はなされていない。
その理由はつぎに述べる通りである。
a)静電容量を小さくするだめには第2図の厚みtを長
くすればよいが、バリスタ電圧はtに比例するため、t
が長くなればバリスタ電圧が高くなるとともに制限電圧
も高くなり、サージ保護特性が低下する問題がある。
くすればよいが、バリスタ電圧はtに比例するため、t
が長くなればバリスタ電圧が高くなるとともに制限電圧
も高くなり、サージ保護特性が低下する問題がある。
b)静電容量を小さくするだめには第2図の面積Sを小
さくすればよいが、サージ耐量はSに比例するため、S
が小さくなればサージ耐量も低下し、大きなサージ電流
が吸収できなくなる問題がある。
さくすればよいが、サージ耐量はSに比例するため、S
が小さくなればサージ耐量も低下し、大きなサージ電流
が吸収できなくなる問題がある。
本発明は以上の問題を解決し、従来のサージ吸収能力並
びに保護特性を維持し、かつ低静電容量をもったサージ
吸収器を提供しようとするものである。
びに保護特性を維持し、かつ低静電容量をもったサージ
吸収器を提供しようとするものである。
以下、本発明の一実施例について第5図とともに説明す
る。
る。
第5図で11および12は例えば酸化亜鉛を主成分とし
だ金属酸化物バリスタであり、13はギャップである。
だ金属酸化物バリスタであり、13はギャップである。
そして、バリスタ12とギャップ13が直列に接続され
、この直列回路と並列にバリスタが接続されている。
、この直列回路と並列にバリスタが接続されている。
ここで、ギャップ13が放電した時のバリスタ11.1
2の並列回路は第2図のバリスタと同一のサージ耐量並
びにバリスタ電圧をもつものとし、具体的にはバリスタ
11.12のそれぞれの素子厚みと第2図の素子厚みを
同一とし、かつバリスタ11.12の合計電極面積と第
2図の電極面積Sを同一としている。
2の並列回路は第2図のバリスタと同一のサージ耐量並
びにバリスタ電圧をもつものとし、具体的にはバリスタ
11.12のそれぞれの素子厚みと第2図の素子厚みを
同一とし、かつバリスタ11.12の合計電極面積と第
2図の電極面積Sを同一としている。
先にも述べたように、通常の電圧においてバリスタは絶
縁物すなわちセラミックコンデンサトシて梨作するため
、バリスタ電圧以下の領域ではバリスタをコンデンサと
考えればよい。
縁物すなわちセラミックコンデンサトシて梨作するため
、バリスタ電圧以下の領域ではバリスタをコンデンサと
考えればよい。
したがって第5図のサージ吸収器の静電容量的等価回路
は第6図に示すようになる。
は第6図に示すようになる。
C1はバリスタ11の静電容量、C2はバリスタ12の
静電容量であり、Cgはギャップ13のもつ静電容量で
ある。
静電容量であり、Cgはギャップ13のもつ静電容量で
ある。
したがって、第6図の全静電容量Cは次式で示されるこ
こで、C2>Cg (Cgは通常数pF以下)のため、 c=c1+c g となり、さらにC1> Cgであるため、C″−1C1 となる。
こで、C2>Cg (Cgは通常数pF以下)のため、 c=c1+c g となり、さらにC1> Cgであるため、C″−1C1 となる。
ここで、第2図のバリスタの静電容量をcoとすると、
上述の説明より明らかなようにC0〈CoであるためC
くC8が成立し、大幅に静電容量を低下させることが可
能である。
上述の説明より明らかなようにC0〈CoであるためC
くC8が成立し、大幅に静電容量を低下させることが可
能である。
第5図のサージ吸収器により通常の回路電圧における静
電容量の低下はこれで可能になったわけであるが、果し
てサージ吸収能力が従来通り維持できているかどうかを
つぎに説明する。
電容量の低下はこれで可能になったわけであるが、果し
てサージ吸収能力が従来通り維持できているかどうかを
つぎに説明する。
このサージ吸収能力を論議する場合は、サージ電圧が第
5図の端子14と端子15間に印加された時の状態を想
定すれば明らかとなる。
5図の端子14と端子15間に印加された時の状態を想
定すれば明らかとなる。
第7図は第5図のサージ吸収器における電圧−電流特性
を示し、16はバリスタ11の電圧−電流特性、17は
バリスタ11とバリスタ12が並列に接続された時の合
成バリスタの電圧−電流特性であり、上述の説明より明
らかなように第2図の従来のバリスタの特性と同じであ
る。
を示し、16はバリスタ11の電圧−電流特性、17は
バリスタ11とバリスタ12が並列に接続された時の合
成バリスタの電圧−電流特性であり、上述の説明より明
らかなように第2図の従来のバリスタの特性と同じであ
る。
今、端子14〜端子15間に比較的小さなサージ電圧が
印加された場合、サージ電流は第5図の11のように流
れ、バリスタ11のみ動作しサー・層圧を制限する。
印加された場合、サージ電流は第5図の11のように流
れ、バリスタ11のみ動作しサー・層圧を制限する。
この時、バリスタ12が動作しないのはギャップ13が
放電しないためである。
放電しないためである。
しかし、バリスタ11の制限電圧がかなり高くなれば、
すなわち大きなサージ電流がバリスタ11に流れ込めば
ギャップ13が放電を開始し、第5図のサージ電流■2
も流れ始めバリスタ11と12が並列に入った形でサ
ージを吸収するのである。
すなわち大きなサージ電流がバリスタ11に流れ込めば
ギャップ13が放電を開始し、第5図のサージ電流■2
も流れ始めバリスタ11と12が並列に入った形でサ
ージを吸収するのである。
すなわち、本発明品は第7図の矢印の形の電圧−電流特
性をもつことになり、従来のバリスタのサージ耐量を維
持していることは明らかである。
性をもつことになり、従来のバリスタのサージ耐量を維
持していることは明らかである。
なお、第7図の18はギャップ13の放電により特性1
6から特性17に切換わる点で、通常バリスタ11のサ
ージ耐量以下の電流値で動作するようにギャップ13の
放電開始電圧を設定しなければならない。
6から特性17に切換わる点で、通常バリスタ11のサ
ージ耐量以下の電流値で動作するようにギャップ13の
放電開始電圧を設定しなければならない。
ここで、第5図におけるバリスタ12のバリスタ電圧を
バリスタ11のそれよりも低くすることによって、より
優れた制限電圧効果、すなわち良好な保護特性を得るこ
とができる。
バリスタ11のそれよりも低くすることによって、より
優れた制限電圧効果、すなわち良好な保護特性を得るこ
とができる。
また、上記の実施例においては電圧によって開閉するス
イッチング素子としてギャップを用いたが、これは半導
体のスイッチング素子、例えば双極性サイリスタ等を用
いても同様な効果を得ることが可能である。
イッチング素子としてギャップを用いたが、これは半導
体のスイッチング素子、例えば双極性サイリスタ等を用
いても同様な効果を得ることが可能である。
以上のように本発明のサージ吸収器は構成されているも
のであり、定常電圧時の静電容量を大幅に低減させ、か
つ従来のサージ耐量特性を維持することが可能で、特に
電話信号線への適用に有効なものである。
のであり、定常電圧時の静電容量を大幅に低減させ、か
つ従来のサージ耐量特性を維持することが可能で、特に
電話信号線への適用に有効なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は金属酸化物バリスタの電圧−電流特性を示す図
、第2図は従来例におけるバリスタの断面図、第3図お
よび第4図は同バリスタのそれぞれ回路への適用を示す
結線図、第5図は本発明に係るサージ吸収器の一実施例
を示す回路図、第6図は同第5図の静電容量的等価回路
図、第7図は同第5図の電圧−電流特性を示す図である
。 11・・・・・・第2の金属酸化物バリスタ、12・・
・・・・第1の金属酸化物バリスタ、13・・・・・・
スイッチング素子(ギャップ)。
、第2図は従来例におけるバリスタの断面図、第3図お
よび第4図は同バリスタのそれぞれ回路への適用を示す
結線図、第5図は本発明に係るサージ吸収器の一実施例
を示す回路図、第6図は同第5図の静電容量的等価回路
図、第7図は同第5図の電圧−電流特性を示す図である
。 11・・・・・・第2の金属酸化物バリスタ、12・・
・・・・第1の金属酸化物バリスタ、13・・・・・・
スイッチング素子(ギャップ)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電圧依存性非直線指数の優れた金属酸化物バリスタ
2個と、ギャップで代表されるスイッチング素子とより
なり、第1の金属酸化物バリスタを上記スイッチング素
子と直列に接続し、この直列回路に第2の金属酸化物バ
リスタを並列に接続したことを特徴とするサージ吸収器
。 2 第1の金属酸化物バリスタのバリスタ電圧を第2の
金属酸化物バリスタのバリスタ電圧よりも低く設定して
なる特許請求の範囲第1項記載のサージ吸収器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54106329A JPS5820123B2 (ja) | 1979-08-20 | 1979-08-20 | 高周波信号伝送線路用サ−ジ吸収器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54106329A JPS5820123B2 (ja) | 1979-08-20 | 1979-08-20 | 高周波信号伝送線路用サ−ジ吸収器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5629302A JPS5629302A (en) | 1981-03-24 |
| JPS5820123B2 true JPS5820123B2 (ja) | 1983-04-21 |
Family
ID=14430857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54106329A Expired JPS5820123B2 (ja) | 1979-08-20 | 1979-08-20 | 高周波信号伝送線路用サ−ジ吸収器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5820123B2 (ja) |
-
1979
- 1979-08-20 JP JP54106329A patent/JPS5820123B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5629302A (en) | 1981-03-24 |
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