JPS5821941B2 - 室内装飾用基材接着用再湿性接着剤 - Google Patents

室内装飾用基材接着用再湿性接着剤

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JPS5821941B2
JPS5821941B2 JP51148043A JP14804376A JPS5821941B2 JP S5821941 B2 JPS5821941 B2 JP S5821941B2 JP 51148043 A JP51148043 A JP 51148043A JP 14804376 A JP14804376 A JP 14804376A JP S5821941 B2 JPS5821941 B2 JP S5821941B2
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JP
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rewetting
interior decoration
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有吉淳二
頼光直一
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Arakawa Chemical Industries Ltd
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Arakawa Chemical Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は室内装飾用基材接着用再湿性接着剤に関する。
再湿性接着剤は紙、布、プラスチックフィルムなどの可
撓性基材を被着体に貼合す際、基材に一旦塗布して糊面
を形成せしめたのち、之を該基材の使用時に糊面を濡水
して所期の接着性を発揮させる接着剤である。
これは再湿性接着テープをはじめ壁紙、壁布、襖紙など
の室内装飾用基材の裏のり、切手やシールの裏のりの各
種分野で広く利用されている。
かNる再湿性接着剤には、これを塗布した基材を巻取テ
ープもしくは枚葉の形態で貯蔵している間に湿気および
熱によってブロッキングせず、経日こより老化しないこ
と、使用にあたっては糊面を濡水したのちに接着しうる
時間(いわゆるオープンタイム)が長いこと、施工直後
の接着力(初期接着力)ならびに永久接着力が大きいこ
と等が要求される。
さらに室内装飾用基材接着用再湿性接着剤には、上記の
要件のほかに以下に掲げる諸性質が要求される。
■ 接着剤を基材に塗布乾燥したときに、カール性が少
ないこと(施工時に基材にシワが生じ著しく美観を損じ
致命的な欠点となる。
)。2 接着剤を塗布した基材が柔軟であること(剛直
であると基材自体に折目が生じ易く、かつ施工時の作業
性が劣る。
)。3 耐水性を有すること(接着剤を塗布した基材は
その裏面即ち糊面の反対面を捺染されることが多く、耐
水性が乏しいときは、捺染工程で基材にシワが生じる。
)。従来より上記再湿性接着剤としては、ニカワ、デキ
ストリン、アラビアガムなどの天然ガム質またはポリビ
ニルアルコール、ポリアクリルアミド、アクリルアミド
/酢酸ビニル共重合体などの水溶性合成高分子が知られ
ており、之等は単独であるいは併用して使用されている
。
しかしながら天然ガム質は、それ自体の腐敗による変質
を避は難い致命的な欠点を有すると共に、ニカワでは、
これを塗布した際基材を剛直とし施工時の作業性に劣る
欠点があり、またデキストリンやアラビアガムなどは初
期接着力が乏しい欠点がある。
また水溶性合成高分子を主体とする接着剤は、これを塗
布した基材が剛直になりすぎたり、カール性が著しくな
ったり、初期接着力が不充分であるなどの欠点を有し、
更には捺染工程で基材にシワを発生させるものもある。
この様に従来の接着剤はいずれも何らかの欠点を有して
おり、室内装飾用基材接着のための再湿性接着剤として
は尚満足できるものではない。
かNる現状に鑑み、本発明者らは鋭意研究した結果、ア
クリルアミド−アクリル酸エステル共重合体またはアク
リルアミド−アクリル酸エステル−酢酸ビニル共重合体
のうちある種のものが室内装飾用基材のための再湿性接
着剤として極めて優れた性能を発揮することを見出し本
発明を完成するに至った。
即ち本発明はaアクリルアミド(以下a成分と呼ぶ)3
0〜90重量%及びbアクリル酸エステル(以下す成分
と呼ぶ)10〜70重量%或はa成分30〜90重量%
、b成分3重量%以上及びC酢酸ビニル(以下C成分と
呼ぶ)67重量%以下を構成モノマーとし、乳化重合に
より得られる水系共重合体(以下単に「共重合体」とい
うことがある。
)を主成分とすることを特徴とする室内装飾用基材接着
用再湿性接着剤に係る。
本発明の再湿性接着剤は、主成分とする上記特定の共重
合体が濡水性と耐水性との良好なバランスを保持し優れ
た初期接着力を発揮すると共にオープンタイムも長く、
また捺染工程においてシワを発生させることはない。
また上記共重合体は適度の柔軟性を有し、かつこれを塗
布した基材はカール性を殆んど認めずそれ故施工作業が
容易で施工後の仕上りも美しいものとなる。
さらに上記共重合体は耐老化性がすぐれており、塗工し
た基材を長期間保存した場合の初期接着力や施工後の接
着力の低下は殆んどない。
之等の優れた特性は、上記a成分−す成分又はa成分−
す成分−C成分の所定量を共重合させてなる特定の共重
合体に限って認められるものである。
a成分、b成分又はC成分の単独重合体や之等の夫々と
2等以外のモノマーとの共重合体更にはa成分−す成分
共重合体といえども2等構成モノマーの配合割合が本発
明範囲を外れる場合には、上記の如き特性は発揮されな
い。
即ち本発明の共重合体は、上記の通りa成分の30〜9
0重量%好ましくは50〜80重量%及びb成分のio
〜70重量%好ましくは20〜50重量%を構成モノマ
ーとするか或はa成分の30〜90重量%好ましくは5
0〜80重量%、b成分の3重量%以上好ましくは5〜
35重量%及びC成分の67重量%以下好ましくは15
〜45重量%を構成モノマーとすることを必須とする。
a成分が30重量%未満では濡水性が不充分で初期接着
力が小さくなり一方これが90重量%を越えると耐水性
が劣りかつ塗工された基材のカール性が著しくなり、い
ずれも所期の再湿性接着剤として゛は不適となる。
また前記す成分が3重量%未満では耐水性及び耐老化性
が劣り、さらに柔軟性が乏しいので基材に折目がつき易
くまた貼合後の基材の風合を損ねることになり、やはり
再湿性接着剤としての諸特性は具備し得ない。
本発明でb成分として使用するアクリル酸エステルとし
てはアクリル酸と炭素数1〜12の1価アルコールとの
エステルが好ましく、具体的にはアクリル酸メチル、ア
クリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸2−エチルヘキシ
ル、アクリル酸ドデシルが挙げられる。
中でも炭素数2〜8の1価アルコールとのエステルを好
ましく使用できる。
また本発明においてC成分を使用する場合には本発明の
a成分−す成分二元系共重合体と対比して得られる製品
の接着剤としての性能を全く低下させることなく、その
製造コストを低減させる利点があり、有利である。
本発明において接着剤の主成分として用いる上記a成分
−す成分又はa成分−す成分−C成分共重合体は、各モ
ノマーを公知の各種方法に従い共重合させることにより
製造でき、その方法は特に制限されないが、例えば次の
如き方法によるのが好ましい。
即ち、例えばメタノール、エタノール、インプロパツー
ル、アセトン、酢酸エチル等の親水性有機溶媒、水また
はこれらの混合溶媒中で10〜90°Cの温度で過酸化
ベンゾイル、クメンハイドロパーオキサイド、過硫酸ア
ンモン、過硫酸カリ、アゾビスイソブチロニトリルなど
の過酸化物や有機アゾ化合物を重合開始剤として前記単
量体を共重合させる。
この際界面活性剤や保護コロイドを使用する。
か\る界面活性剤としては公知のものをいずれも使用で
きるが、ノニオン性の界面活性剤が好ましく、たとえば
ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチ
レンアリールエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレンブロックポリマー、ポリエチレングリコール
脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステルなどが好適
な例として挙げられる。
本発明の接着剤は、通常前記共重合体を適当な溶媒に溶
解乃至分散させ溶液等の形態で使用される。
共重合体の濃度は特に制限されないが通常5〜30重量
%程度とするのがよく、溶媒としては一般には水または
これと前記親水性有機溶媒との混合溶媒が使用される。
この接着剤液には更に必要に応じて常法に従い顔料、充
填剤、防腐剤、防黴剤、消泡剤等を適宜添加することが
できる。
さらに上記共重合体の特性を妨げない範囲でニカワ、デ
キストリン、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミ
ド、ポリエチレングリコール、カルボキシメチルセルロ
ースなどを併用することもできる。
本発明接着剤を実際に使用するに当っては、公知の再湿
性接着剤に慣用される方法に従い例えば本発明接着剤を
可撓性基材例えば紙、布、プラスチックフィルムなどに
ブレードコーター、ロールコータ−、エアナイフコータ
ーなどにより塗布したのち乾燥して糊面を形成させる方
法が採用される。
この際接着剤の塗布量は、通常5〜30g/d(固形分
換算)とするのがよい。
ついで常法に従い該基材の裏面番こ図柄、模様を印刷ま
たは捺染することにより、壁紙、壁布、襖紙などの室内
装飾用製品を得ることができる。
以下に実施例および比較例を示し、本発明の特徴とする
ところを明らかにする。
例中「部」および1%」は重量基準によるものである。
実施例 1 攪拌機、温度計、窒素ガス導入口及び滴下ロートを付し
た四ツ目フラスコに下記の組成物1/3を仕込み、窒素
ガスを通しながら加熱して70℃に至らしめ、同温度で
30分間攪拌する。
ついで残部の組成物を3時間を要して滴下し、滴下終了
後85℃に昇温せしめ1時間保温して重合反応を完結さ
せる。
冷却後苛性ソーダの20%水溶液を使用して反応後のp
H値を6〜7に調整して本発明の再湿性接着剤A−Cを
得る。
アクリルアミド 65 部 アクリル酸エステル 35 〃 過酸化カリウム 0.5〃 乳化剤(ノニオン性) Q、4ttイソプロピ
ルアルコール 5 〃 脱イオン水 395 ・〃 第1表に使用したアクリル酸エステルの種類と接着剤の
性状を示す。
尚第1表中アクリル酸エステルの項におけるEAはアク
リル酸エチルを、BAはアクリル酸ブチルを、またEH
Aはアクリル酸2−エチルヘキシルを夫々示すものとし
、以下同様とする。
実施例 2 アクリルアミドを75部及びアクリル酸エチルを25部
(接着剤D)、またはアクリルアミドを55部及びアク
リル酸エチルを45部(接着剤E)使用するほかは実施
例1と同様に行なって本発明の再湿性接着剤り及びEを
得る。
夫々下記第2表記載の性状を有する。
実施例 3 実施例1と同様のフラスコに下記組成の組成物aを仕込
み、窒素ガスを通じながら加熱して70℃に至らしめ同
温度で下記組成物すを4時間を要して滴下する。
滴下終了後85℃に至らしめ1時間保温して重合反応を
完結させる。
冷却後苛性ソーダの20%水溶液でpH調整を行なって
本発明の再湿性接着剤F −Hを得る。
組成物a 第3表に使用したアクリル酸エステルの種類と接着剤の
性状を示す。
実施例 4 アクリルアミド(AM)、アクリル酸ブチル(BA)及
び酢酸ビニル(VAc)を下記第4表に記載の割合で使
用するほかは実施例3と同様に行なって本発明の接着剤
■及びJを得る。
得られた接着剤の性状を下記第4表に示す。
尚第4表には比較のためBAを使用せず同様にして得ら
れた比較接着剤K及びLにつき同様の性状を併記する。
本発明で得た接着剤A−J並びに比較のため比較接着剤
に、L、ポリアクリルアミド(PAM)水溶液(濃度2
0%、粘度(25℃) 2000cps)及びポリビニ
ルアルコール(PVA )水溶液(濃度20%、粘度(
25℃)600cps)を、襖紙用の再湿性接着剤とし
て使用し、以下の試験を行なった。
1)初期接着力試験 市販の襖紙(表に紗が施してあり、坪量は8og7’、
(である。
)の裏に上記各接着剤を、その固形分重量が109 /
yjとなる様に塗工し、597cmの張力をかけ10
0℃に調整された循風乾燥器中で10分間静置した。
上記の塗工紙を20℃、65%RHの条 件で24時間調湿し、これを巾2cm、長さ10儂のタ
ンザク状に切り、試験紙料とした。
この紙料の糊面にガムテープ用濡水器を用いて濡水しく
濡水量30 g/ m ) 30秒後にライナー(坪量
2809 / m” )に手で圧着し10分後に900
剥離法によって接着力を測定した。
試験は各接着剤につき10回行ないその平均値で評値し
た。
結果を第5表に示す。2)老化促進試験 上記1)の試験紙料を75℃に調整した循風乾燥器中に
72時間静置したのち20℃、65%の条件で24時間
調湿した。
ついで上記1)と同様に操作して老化後の接着力を測定
した。
試験は各接着剤につき10回行ない、その平均値で評値
した。
結果を第5表に示す。尚上記の老化条件は常温における
6ケ月以上の老化に相当する。
3)ブロッキング試験 上記1)と同様に巾2(1771、長さ5cfrLのタ
ンザク状の紙料を作成し、紗面と糊面とを重ね合わせそ
の上に500gの荷重をかけたのちに40℃、75%R
,Hの雰囲気に静置する。
24時時間数出してそのブロッキングの状態を観察した
。
結果を第5表に示す。
4)カール性試験 上記1)において接着剤を塗工、乾燥後張力を解いて1
0分後紙料のカールの有無を観察した3結果を第6表に
示す。
5)耐水性試験 接着剤をポリエチレン板上に流し、20℃、65%R,
Hの雰囲気に2週間静置し、厚さ0.5mのフィルムを
作成した。
このフィルムを縦5cIrL1横4cIrLに切取り、
100 mlの水(25°C)中に投入し、強く攪拌し
フィルムが完全に溶解する迄の時間を測定した。
各接着剤につき4回試験を繰返しその平均値で評値した
結果を第6表に示す。
6)柔軟性試験 上記5)で得たフィルムを100℃で3時間乾燥したの
ち巾1cIrL、長さ5crrLのタンザク状に切り、
20℃のデシケータ−中に24時間保存しついで引張速
度10 CIrL/ mi n、スパン1cIrLの条
件でフィルムの伸度(%)を測定した。
各接着剤につき4回試験を繰返し、その平均値を第6表
に示す。
また市販の壁紙(坪量15og/m)に本発明の接着剤
AA=Jの夫々を、その固形分重量が209/rrlと
なる様に塗工し、120℃で5分間乾燥し、ついで捺染
したがシワの発生はいずれの接着剤においても全く認め
られなかった。
また之等各壁紙を1m巾に裁断し、壁に施工したが柔軟
で作業中に折目がつくこともなく濡水後カールせず美し
い仕上りとなった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 aアクリルアミド30〜90重量%及びbアクリル
    酸エステル10〜70重量%或はaアクリルアミド30
    〜90重量%、bアクリル酸エステル3重量%以上及び
    C酢酸ビニル67重量%以下を構成モノマーとし、乳化
    重合により得られる水系共重合体を主成分とすることを
    特徴とする室内装飾用基材接着用再湿性接着剤。 2 水系共重合体が30〜90重量%のC成分及び10
    〜70重量%のb成分を構成モノマーとするものである
    特許請求の範囲第1項記載の接着剤33 水系共重合体
    が50〜80重量%のC成分及び20〜50重量%のb
    成分を構成モノマーとするものである特許請求の範囲第
    2項記載の接着剤。 4 水系共重合体が30〜90重量%のC成分、3重量
    %以上のb成分及び67重量%以下のC成分を構成モノ
    マーとするものである特許請求の範囲第1項記載の接着
    剤。 5 水系共重合体が50〜80重量%のC成分、5〜3
    5重量%のb成分及び15〜45重量%のC成分を構成
    モノマーとするものである特許請求の範囲第4項記載の
    接着剤。 6 b成分がアクリル酸と炭素数1〜12の1価アルコ
    ールとのエステルである特許請求の範囲第1項乃至第5
    項のいずれかに記載の接着剤。 71価アルコールが炭素数2〜8のものである特許請求
    の範囲第6項記載の接着剤。
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