JPS5822486B2 - ヒカリコウカセイソセイブツ - Google Patents

ヒカリコウカセイソセイブツ

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JPS5822486B2
JPS5822486B2 JP13182674A JP13182674A JPS5822486B2 JP S5822486 B2 JPS5822486 B2 JP S5822486B2 JP 13182674 A JP13182674 A JP 13182674A JP 13182674 A JP13182674 A JP 13182674A JP S5822486 B2 JPS5822486 B2 JP S5822486B2
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acid
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soluble
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井上裕夫
高橋弘
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は光硬化性組成物、特にポリビニルピロリドンな
どの光硬化させうる水溶性樹脂をバインダーとして含む
光硬化性組成物に関するものである。
従来、ポリアクリル酸、アルブミン、ゼラチン、カゼイ
ン、ポリビニルピロリドン、アラビアガム、セルロース
エーテルなどの水溶性高分子物質をバインダーとして用
いた光硬化性組成物が知られている(例えば、特公昭3
9−28943号)。
上記バインダーのうち、特にポリビニルピロリドンは熱
安定性、硬化性等の点ですぐれていることも知られてい
る。
しかし乍ら、水溶性樹脂をバインダーとして用いた光硬
化性組成物は一般に経時安定性が劣り、長持間保存する
ことができなかった。
従って、本発明の目的は水溶性樹脂を含み、且つ経時安
定性の優れた光硬化性組成物を提供することである。
本発明者は上記目的を達成する為、種々研究を重ねた結
果本発明をなすに至ったものである。
即ち、本発明は光酸化させうる水溶性樹脂および感光化
剤からなる光硬化性組成物において、更に、(a)
酸化防止剤、および (b) 有機カルボン酸類およびりん酸類から選ばれ
た少なくとも1つ を含有することを特徴とする光硬化性組成物である。
本発明に使用される水溶性樹脂は前記のものを含み特に
、分子量が約30〜40万の範囲のポリビニルピロリド
ンが最も望ましい。
一方、本発明に使用されうる感光化剤としては、光架橋
や光重合などの光化学反応により水溶性樹脂を硬化させ
うるもので、アジド化合物、ジアゾ化合物、などがあげ
られている。
これらの感光物は水溶性であることが望ましいが、使用
する水溶性樹脂に有機溶剤可溶性のものを用いるならば
概有機溶剤に可溶な感光化剤を用いることができる。
アジド化合物の具体例としては、4.4′−ジアジドス
チルベン−2,2′−ジスルホン酸ソーダ、■、5−ジ
アジドナフタリンー3,7−ジスルホン酸ソーダ、3′
−アジド−4−アジドベンザールアセトフェノン−2−
スルホン酸ソーダ、4.4’−ジアジドスチルベン−α
−カルボン酸ソーダ、ジ(4−アジド−27−ヒドロキ
シベンザール)アセトン−2−スルホン酸ソーダ、4−
アジドベンザルアセトフェノン−2−スルホン酸ソーダ
、4.4’−ジアジドジフェニル−3,3′−ジスルホ
ン酸ソーダ、4,4′−ジアジドスチルベン、4,4L
ジアシトカルコン、4.4’−ジアジドベンザルアセト
ン、4,4′−ジアジドベンザルメチルシクロヘキサノ
ンなどの芳香族アジド化合物などが好ましい。
更に詳細には、例えば、米国特許第1,845,989
号、同2,663,640号、同2,870,011号
、同2,940,853号、同3,118,765号な
どの各明細書に記されている。
特に水溶性芳香族アジド化合物がより一層好ましい。
ジアゾ化合物としては、ジアゾニウム塩やそのフォルム
アルデヒド縮合物のように一分子中に複数個のジアゾ基
を有する化合物やジアゾスルフォンなどが用いられる。
これらの具体例としては1、−ジアゾジフェニルアミン
硫酸塩、4−ジアゾ−2,5−ジェトキシ−N−ベンゾ
イルメトキシアニリンクロライド塩化亜鉛複塩、p−ジ
アゾジフェニルアミンホルムアルデヒド縮合物のp−ト
ルエンスルホン酸塩、フェニルアゾパラトリルスルフォ
ンなどが好ましい。
これら感光化剤の量は、水溶性高分子化合物に対して1
〜10重量係重量当であり、3〜8重量係がより好まし
い。
アジド化合物の光分解により硬化する水溶性樹脂の例と
しては、カゼイン、ゼラチン、ポリアクリルアミド、ア
クリルアミド共重合体、ポリゾジウムーし一グルタメー
ト、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸、メチルセ
ルロース、水溶性ポリヒニルj−f−−y−ル、ビニル
アルコールとマレイン酸共重合体などが含まれる。
ジアゾ化合物の光反応により硬化する水溶性樹脂の例と
して、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコールな
どが用いられる。
これらの感光組成物に本発明を適用することができるが
、最も安定な感光化剤はアジド化合物で、ジアゾ化合物
は経時安定性が比較的低い。
本発明を適用した場合でもジアゾ化合物を用いた感光組
成物の経時性向上は、アジド化合物を用いた場合に比べ
劣る。
したがって長期の経時安定性を考えた場合、特にアジド
化合物を用いるのが最も好ましい。
又、必要とあらばこれらの感光化剤を併用することもで
きる。
本発明の光硬化性組成物において、バインダーとして用
いることのできる親水性樹脂として、上記の硬化性樹脂
一種の単独使用したものの他、二種以上混合したもの、
他の非硬化性水溶性樹脂又は非水溶性樹脂でも印削版に
悪影響を与えない限り混合あるいは共重合化したものが
含まれる。
本発明に用いられる酸化防止剤は、ポリマーの安定剤と
して使用されている酸化防止剤、およびアミン類、ハイ
ドロキノン類、アルコール類、スルフィン酸類、イオウ
化合物、糖特などの還元剤が含まれ特に好ましいものは
アミン類およびハイドロキノン類である。
具体的な酸化防止剤には、メチルハイドロキノン、1.
4−ジアザヒシクロ−2,2,2−オクタン、チオアセ
トアミド、グリセリン、パラトルエンスルフィン酸ナト
リウムなどが含まれる。
これらの酸化防止剤は単独もしくは2種以上併用して用
いられる。
また、本発明に使用される有機カルボン酸類およびりん
酸類としては、例えばアスコルビン酸、マレイン酸、マ
ロン酸、くえん酸、こはく酸、りん酸、ケファリンなど
が含まれる。
好ましいものはアスコルビン酸、くえん酸およびりん酸
であり、最も好ましいのはアスコルビン酸およびくえん
酸である。
これらの化合物は二種以上併用することもできる。
酸化防止剤の添加量は水溶性樹脂の量に対して約0.0
1〜10重量係が適当であり、約0.1〜5重量係が好
ましい。
また有機カルボン酸類およびりん酸類から選ばれた少な
くとも1つの化合物は、水溶性樹脂に対して約0.01
〜10重量係が適当であり、約0.1〜5重量係が好ま
しい。
更に上記両者の添加量が、水溶性樹脂に対して約0.1
〜12重量係重量当であり、約1〜8重量係が好ましい
上記0.1%より少なくなると安定化効果が少なくなり
、12%より大きくなると現像ラチチュード(後記)が
狭くなる。
酸化防止剤と有機カルボン類およびりん酸類から選ばれ
た少なくとも1つとの比は特に制限はないが、例えばメ
チルハイドロキノンとくえん酸との組み合わせの場合に
は、くえん酸の比率が大きくなると現像条件の適正範囲
(以下、現像ラチチュードと記す。
)が大きくなるが、感度は若干低下する。
また、例えばC,1,26105(オイルレッドRR)
、C,1,21260(オイルブルーレツト≠3081
、C,1,74350(オイルブルー)、C,1,52
015(メチレンブルー)、C,1,42555(クリ
スタルバイオレット)などの染料、顔料、感度調整の為
300〜400mμに吸収を持つ色素(例えばオーラミ
ン、タートラジン、クリソイジン等の染料)などを含有
させることができる。
更に、例えばトルエンスルホンアミドとホルマリンの縮
合物、アクリル酸系共重合体(例えばメタクリル酸とメ
チルメタクリレ−との共重合体など)、スチレンと無水
マレイン酸の共重合体の部分エステル化物、シランカッ
プリング剤などの親油性の強い高分子物質も加えること
ができるが、本発明による光硬化性組成物を用いて印刷
版を作成する場合には、これが非画像部の地汚れとなる
原因となるので、好ましくない。
本発明による光硬化性組成物は経時安定性が優れている
更に、本発明による光硬化性組成物は、安定剤を含有さ
せたことによる現像ラチチュードが低下することがなく
、感度の低下がきわめて少なく、シかも露光により硬化
した感光層を除去することも容易である。
従来、高分子化合物に酸化防止剤を含有させることによ
り高分子化合物の安定性を向上させ得ることは知られて
いた。
しかし、この安定化技術を本発明の如き光硬化性組成物
にそのまま適用しても、十分安定化させることができな
い。
また、ある程度経時安定性を向上させることができても
、現像ラチチュードの著しい低下、感度の低下、光硬化
率の低下などの俗書があり、光硬化性組成物として有す
べき性能を低下させることなく経時安定性を改善するこ
とはできなかった。
例えば、メチルハイドロキノンをポリビニルピロリドン
を含む光硬化性組成物に含有させた場合、経時安定性は
改善するが、現像ラチチュードを著しく狭め、光照射に
よる硬化率を悪くし、しかも感度を著しく低下させてし
まう。
これに対して、本発明の如く、酸化防止剤と有機カルボ
ン酸類およびりん酸類から選ばれた少なくとも1つとを
組み合わせ含有させた場合全く驚くべきことに前記の如
き光硬化性組成物の有すべき性能を殆んど低下させるこ
となく、経時安定性を改善することができたのである。
更に好ましいことには、光硬化した感光層を除去するこ
とが容易であり、後に記すような平凹版プロセスによる
印刷版の作成の際に、極めて有利である。
本発明の光硬化性組成物はレジスト画像の作成に使用さ
れる。
所謂、フォトレジスト組成物、印刷版の作成に使用され
る感光性組成物などの用途に使用することができる。
特に、経時安定性がすぐれているので、感光性印刷版の
作成に有利である。
次に、本発明の光硬化性組成物の最も好ましい使用形態
である平凹版プロセスによる平版印刷版の作成法につい
て説明する。
本発明の光硬化性組成物は適当な支持体に塗布される。
支持体としては、従来、平版印刷版に使用されている親
水性表面を有する支持体が含まれる。
例えば、亜鉛、アルミニウムなどの金属板が好ましい。
かかる金属板は、その表面が親水性であるが、例えばボ
ールグレインなどの砂目立て処理、陽極酸化処理などの
表面処理を施こすことが好ましい。
陽極酸化処理は、例えば、燐酸、クロム酸、硫酸、硼酸
等の無機酸、若しくは、蓚酸、スルファミン酸等の有機
酸またはこれらの塩の水溶液または非水溶液の単独また
は二種以上を組み1合わせた電解液中でアルミニウム板
を陽極として電流を流すことにより実施される。
特に好ましい結果を与える表面処理は、米国特許第3,
511,661号明細書に記されている燐酸を含有する
電解液中での陽極処理したもの、または硫酸による陽極
酸化処理ののち燐酸の水溶液に浸漬処理して陽極酸化皮
膜の表面に10〜/m′以上、好ましくは50〜/m′
以上(燐酸換算)の燐酸根を含ませたものである。
かかる親水性表面を有する支持体上に、本発明の光硬化
性組成物の層を設ける。
支持体上に設けられる感光性組成物の層の量は約1〜2
g/ m”で適しており、より好ましくは1,2〜L
8g/rtXであり、最も好ましくは、1.3〜1.4
g/rn:の範囲にある。
上記1g/rr?より少なくなると最終的に得られる印
刷版の非画像部に汚れが生じ易くなる。
また、2g/mより多くなると、画像露光の際の露光量
を多くする必要がある。
前記光硬化性組成物の層を支持体に設けるには、適当な
溶媒の溶液から塗布するのが一般的である。
好ましい溶媒としては、例えば水、例えばメタノール、
エタノール、フロパノール、2−メトキシエタノールな
どのアルコール、ジメチルホルムアミド、シクロヘキサ
ノン、およびこれらの混合物が含まれる。
感光層の上には水滲透性樹脂、好ましくは水滲透性且つ
水不溶性樹脂の層を設けることが場合によっては有利で
ある。
好適に使用される水滲透性樹脂には、例えば、ポリスチ
レン、ポリメチルメタクリレート、ポリメチルアゲリレ
ート、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、エチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートフ
タレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースへキサ
ヒドロフタレート、メチルメタクリレート/メタクリル
酸共重合体、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、スチレ
ン/無水マレイン酸共重合体のハーフ長鎖アルキルエス
テル、ピロガロールとアセトンの重縮合物、フェノール
・ホルムアルデヒド樹脂、アルキル置換フェノールホル
ムアルデヒド樹脂(該アルキル基としては、例えばプロ
ピル、イソプロピル、ブチル、t−ブチル、t−アミル
、オクチルなどの炭素数1〜10のアルキル基が好まし
い。
)などが含まれ、これらは単独もしくは二種以上併用し
て使用される。
好適な水滲透性樹脂は、水溶性感光層との組合わせに於
いて決定される。
感光層を実質的に溶解しない溶剤の溶液から塗布するこ
とのできる水滲透性樹脂が好ましい。
ポリビニルピロリドンは例えばジオキサン、テトラヒド
ロフランなどの環状エーテル類、例えば酢酸エチル、酢
酸プロピル、酢酸イソプロピル、酢酸ブチル、酢酸イソ
ブチルなどの酢酸エステル類、例えばブチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトンなどのケトン類、例えばト
ルエン、キシレン、メシチレンなどの芳香族炭化水素類
などの有機溶剤に不溶なので、これらの溶剤に可溶な樹
脂(例えば上記の如きものがある。
)を上記の溶剤の溶液から塗布される。この場合、感光
層を溶解する溶剤を少量含有させることにより感光層と
水滲透性樹脂層との密着性を若干改善することができる
また、感光層に含まれている感光化剤が芳香族アジド化
合物である場合、水滲透性樹脂はフェノール性水酸基、
カルボキシ基などの酸性基を有するポリマーが好ましい
具体的には、スチレン/無水マレイン酸共重合体のハー
フ長鎖アルキルエステル、ビルガロールとアセトンの重
縮合物、フェノールホルムアルデヒド樹脂、アルキル置
換フェノールホルムアルデヒド樹脂、ヒドロキシプロピ
ルメチルセルローズへキサヒドロフタレートなどが含ま
れる。
感光層の上に設けられる水滲透性樹脂の量は約0.05
〜1.0 g/ m”が適当であり、約o、08〜0、
2 g / mがより好ましい。
具体的には、水滲透性樹脂を適当な溶剤に溶解して濃度
約0.1〜10重量係重量液となし、これを感光層の上
に乾燥後の重量が上記の範囲内になるように塗布する方
法が一般的である。
水滲透性樹脂層には、必要に応じて種々の添加剤を含有
させることができる。
例えば露光および現像後に於いて、画像部と非画像部と
が明確に区別し得るように染料又は顔料を加えることが
できる。
具体的には例えば前記の如きものが含まれるまた、露光
により直ちに可視像を与えるようにする為、特公昭44
−6413号公報に記載されているような露光により変
色するスピロピラン化合物を含有させることができる。
好適なスピロピラン化合物の具体例には、例えば6−ニ
ドロペンゾインドリノスピロピラン、1.3.3−1−
ウメチルインドリノ−8フーメドキシー6′−二トロペ
ンゾスピロピラン、6′−ニトロ−1,3,3−トリメ
チルインドリノベンゾスピロピラン、1.3.3−1−
’Jメチルインドトリベンブスピロピラン 1.3.
3−トリメチルインドリノ−β−ナフトスピロピラン、
ベンゾ−β−ナフトスピロピラン、キサント−β−ベン
ゾスピロピラン、6′−ニトロ−1,3,3−トリメチ
ルスピロ(インドリン−2,2−2’H−クロメン)、
8′−フォルミルー1.3.3−トリメチルスピロ(イ
ンドリン2.2’−2’H−クロメン)6′ 8′−ジ
クロロ−1,3,3−トリメチルスピロ(インドリン−
2,2’−2H−クロメン)などが含まれる。
かくして得られる感光性印刷版に先ず画像露光を与える
画像露光に使用される光源は、感光層の感光波長域の光
を含むものが使用される。
一般的には約300〜400mμの波長の光を含むもの
が適当であり、例えば水銀灯、カーボンアーク灯、キセ
ノン灯、メタルハライドランプなどが使用される。
露光量は感光層の露光部分が硬化するに十分な量、与え
れば良く、当業者が熟知するとろなので詳細な説明を省
く。
現像は水のみで行なうことができるのが、必要に応じて
更に低級アルコール、塩化カルシウムなどを含ませても
よい。
感光層の露光部分は硬化して水不溶性となっているので
、現像の際何ら変化はないが、未露光部分は溶出されて
除去され、支持体が露出し、かくして支持体上に樹脂画
像が形成される。
現像した感光性印刷版は、乾燥後、必要に応じて修正し
たのち、ラッカーおよびチンフタ−を全面に塗布する。
ラッカーおよびチンフタ−を塗布する前に、必要に応じ
てエツチング処理を施すこともできる。
ラカーおよびチンフタ−は、通常市販されているものを
使用すれば良く、本発明の感光性印刷版のための特別の
工夫は必要ない。
次に、硬化した感光層およびその上のラッカーおよびチ
ンフタ−の層を剥膜、除去し、支持体の親水性表面を露
出する。
剥膜には酸性水溶液、例えば燐酸、硫酸、弗化ジルコニ
ウム酸またはこれらの混合物の水溶液が使用できる。
かかる酸性水溶液に版を浸し、ブラシなどで表面を軽く
擦ることにより、硬化された感光層およびその上のラッ
カーおよびチンフタ−の層のみ選択的に剥離さへその下
にある支持体の親水性表面が露出し、かくして印刷版が
完成する。
以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明する。
実施例 1 砂目立てした2S材アルミニウム板を10重量係カセイ
ソーダ水溶液(液温50℃)に15〜20秒間浸漬しア
ルミニウム板の表面を洗浄した。
次にアルミニウム板を70重量係硝酸に常温で約1分間
浸漬することにより純アルミニウム表面を露呈させた。
この純アルミニウム表面を有するアルミニウム板を20
重量係硫酸(液温20℃)に浸漬し直流電圧12V1電
流密度2A/diの条件下で5分間陽極酸化処理を行な
った。
水洗後アルミニウム板を509C30重量係の燐酸溶液
に3分間浸漬した。
水洗乾燥し以下で用いるアルミニウム支持体が得られた
この支持体上に次の組成からなる感光液を塗布した。
感光液 A ポリビニルピロリドン(K−904,5gジェネラルア
ニリン&フィルム) ヒドロキシプロピルメチルセル口 0.1〃−ス(メ
トローズ60SH4000 信越化学) 4.47−ジアシドスチルベンー2. 0.25//
2′−ジスルホン酸ソーダ クリスタルバイオレット 0.0!11シク
ロへキサノン 5.o〃N、N−ジメ
チルホルムアミド 20.07/感光液 B 感光液A 29.9gメチル
ハイドロキノン 0.02//くえん酸
0.03 u感光液Aおよび
Bを回転塗布機を使用して塗布した。
かくして得られた2種類の感光性印刷板を次の3つの条
件下においた。
a 室内暗所保存2日間(冬期) b 30℃、70係の湿度で30日間保保存 45
℃、80係の湿度で2日間保存このようにして得られた
6種類のサンプルを次のように処理して印刷版を得た。
製版条件は次の通りである。
ポジ透明原画を通してフジフィルムPSライトタイプH
(東芝メタルハライドランプMU 2000−2−OL
型2KW)で1mの距離から8秒間露光する。
次に水道水を版全面にかけ脱脂綿でかるくこすって現像
する。
この版を乾燥し平日用ラッカーを塗布した後チンフタ−
塗布をおこない風乾する。
これを2分間りん酸2.55%、硫酸0.5 %よりな
る剥膜液中に浸漬しブラシで軽くこすって、硬化したポ
リビニルピロリドンの画像とその上のラッカ一層とを剥
膜除去する。
水洗しアラビアガムで非画像部を保護し製版を終える。
このようにして得た印刷版を印刷機で刷った結果を次に
示す。
経時条件Cの場合感光液Aを用いた感光性印刷□版は水
現像時に未露光部が溶出せず、事実上現像ができなかっ
た。
これは未露光部がクリスタルバイオレットの色で着色さ
れていることからも認められた。
これを更に製版しても良好な印刷版は得られなかった。
一方感光液Bを用いたものは水現像も容易で、非常に良
質の印刷版を与えた。
実施例 2 実施例1の場合と同様にして感光液Aを調製した。
更に下記感光液Cも用意した。感光液C 感光液A 29.9.!;’
1.4ジアザビシクロ−2,2,2−0,03〃オクタ
ン アスコルビン酸 0.03//感光
液Aおよび感光液Cを用いて実施例1の場合と同様にし
て感光性印刷版を得た。
これを45℃、80%の高温多湿条件下に2日間放置し
た。
次に実施例1の場合と同様に、露光、現像、ラッカ、盛
り、剥膜をおこなったところ感光液Cを用いたものは全
行程何ら問題なくきかめて良質の刷版を得ることができ
た。
実施例 3 実施例1の場合と同様に、次の感光液を回転塗布機にて
塗布した。
(感光液) ポリビニルピロリドン(K−90、4,5gジェネラル
アニリン&フィルム) 4.47−ジアシドスチルベンー2. 0.25//
2′ジスルホン酸ソーダ クリスタルバイオレット 0.05//。
メチルセルソルブ 150 〃エチレン
ジクロライド 100 〃添加剤(次表に示
したものの各 0.05//各について) このようにして得た感光板を45℃、80%湿。
度の環境下に16時間放置した。
これらの経時感光板と非経時感光板を製版したものの結
果が次の表である。
ここで非経時サンプルの現像安定性とは、水に3分間浸
漬して現像後、脱脂綿でかるくこすり網点画像の損傷程
度を調べたものである。
○は優れており×は劣ることを示す。
経時サンプルの現像性は、経時により自然硬化した程度
を調べたもので◎は1分間の現像で現像完了することを
示し×は現像不良を示す。
剥膜性も◎は楽に剥膜が完了することを示し×は剥膜困
難であることを示す。
この表より経時しない板の現像性を低下させずに、しか
も経時サンプルの性能を良好に保つものは、酸化防止剤
とくえん酸、アスコルビン酸などの添加剤を組み合わせ
た系であった。
実施例 4 メチルヒドロキノン及びくえん酸を組み合わせ、その組
成比を種々かえたときの結果を示す。
感光液は次の通り。
その他は実施例1に準じて感光板を得た。
(感光液) ポリビニルピロリドン(K−90) 4. F14
.4ジアジドスチルベン−2,2’ 0.25//
−ジスルホン酸ソーダ クリスタルバイオレット 0.05 ttメ
チルセルソルブ 150 〃エチレンジ
クロライド 100 〃メチルハイドロキノ
ン(PVPに対する重量パーセントを図に示した)0〜
2チ くえん酸(PVPに対する重量パーセントを図に示した
)0〜2.4係 これらの板を経時させない場合(非経時板と呼ぶ)と、
45℃、80係湿度の環境下に12時間放置した場合(
経時板と呼ぶ)との剥膜性の結果を第1及び第2図にそ
れぞれ示し、非経時板と経時板の現像性についての結果
を第3及び4図にそれぞれ示した。
○は優、lは良、・は可を示す。この図より剥膜性につ
いては、メチルハイドロキノン、くえん酸とも添加量を
増加した方がすぐ4れていることがわかった。
一方、非経時板の現像安定性は剥膜性とほぼ反対の相関
をもっていた。
実施例 5 実施例1と同様に、次の感光液およびこの感光液からメ
チルヒドロキノンとくえん酸を除いた組成液を塗布した
(感光液) ポリアクリルアミド 1.8g4.4
−ジアジドスチルベン−〇、1//2.21−ジスルホ
ン酸ソーダ クリスタルバイオレット 0.02 II水
100 〃メチ
ルヒドロキノン 0.02//くえん
酸 0・02“このように
して得た感光板を1週間自然経時させ、例1と同様に製
版し印刷板を得た。
これらの版を印刷機にかけて比較したところ、メチルヒ
ドロキノンおよびくえん酸の入った印削版の方が汚れが
少なかった。
実施例 6 実施例1と同様に、次の感光液およびこの感光液カラメ
チルヒドロキノンとくえん酸を除イタ組成液を塗布した
(感光液) ポリビニルピロリドン(K−90) 1. 8&pジ
アゾジフエニルアミンホルムアルデ 0.4〃ヒト縮合
物のp〜トルエンスルホン酸塩 ジメチルホルムアミド 40 〃シクロヘ
キサノン 10 〃クリスタルバイオ
レット 0.02//メチルヒドロキノン
0.02//くえん酸
0.02//このようにして得た感光板を
1週間自然経時させ、例1と同様に製版し印刷板を得た
これらの版を印刷機にかけ比較したところ、メチルヒド
ロキノンおよびくえん酸の入った印刷版の方が汚れが少
なかった。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明による種々の組成の光硬化性組成物
の性能を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光硬化させうる水溶性樹脂および感光化剤からなる
    光硬化性組成物において、更に、 (a) 酸化防止剤、および (b) 有機カルボン酸類およびりん酸類から選ばれ
    た少なくとも1つ を含有することを特徴とする光硬化性組成物。
JP13182674A 1974-11-15 1974-11-15 ヒカリコウカセイソセイブツ Expired JPS5822486B2 (ja)

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