JPS5822516B2 - 液圧作動流体組成物 - Google Patents
液圧作動流体組成物Info
- Publication number
- JPS5822516B2 JPS5822516B2 JP55152737A JP15273780A JPS5822516B2 JP S5822516 B2 JPS5822516 B2 JP S5822516B2 JP 55152737 A JP55152737 A JP 55152737A JP 15273780 A JP15273780 A JP 15273780A JP S5822516 B2 JPS5822516 B2 JP S5822516B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake fluid
- brake
- silicone
- polyglycol
- rubber swelling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lubricants (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は液圧作動流体組成物、特に液圧ブレーキおよび
クラッチ系統に使用される安定性の優れた作動流体組成
物に関するものである。
クラッチ系統に使用される安定性の優れた作動流体組成
物に関するものである。
近年、道路設備の充実による車輛の高速化、交通量の増
加、およびディスクブレーキの普及によってブレーキ系
統にかかる負担は増々大きくなってきた。
加、およびディスクブレーキの普及によってブレーキ系
統にかかる負担は増々大きくなってきた。
さらに省資源の観点からはブレーキ系統構成部品の長寿
命化が望まれるようになり、より高沸点、長寿命のブレ
ーキ液が要求されるに至った。
命化が望まれるようになり、より高沸点、長寿命のブレ
ーキ液が要求されるに至った。
従来のブレーキ液は吸湿性の強いポリグリコール類およ
びポリグリコールエーテル類を主成分としているため、
使用中に吸湿してブレーキ液の性能低下をきたし、しば
しばブレーキ系統の重大な故障を引き起こす。
びポリグリコールエーテル類を主成分としているため、
使用中に吸湿してブレーキ液の性能低下をきたし、しば
しばブレーキ系統の重大な故障を引き起こす。
吸湿時の性能低下とは、沸点の低下すなわちペーパーロ
ック発生温度の低下、低温での粘度の増大によるブレー
キ応答性の悪化、およびブレーキ系統を構成する各種の
金属部品に対する防錆性能の低下を意味する。
ック発生温度の低下、低温での粘度の増大によるブレー
キ応答性の悪化、およびブレーキ系統を構成する各種の
金属部品に対する防錆性能の低下を意味する。
これらのポリグリコール類およびポリグリコールエーテ
ル類を主成分としたブレーキ液(以下ポリグリコールブ
レーキ液という)に対して、非吸湿性のジオルガソポリ
シロキサン類、特にジメチルポリシロキサンを主成分と
したシリコーンブレーキ液が提案されている。
ル類を主成分としたブレーキ液(以下ポリグリコールブ
レーキ液という)に対して、非吸湿性のジオルガソポリ
シロキサン類、特にジメチルポリシロキサンを主成分と
したシリコーンブレーキ液が提案されている。
ジメチルポリシロキサンは高沸点、非吸湿性、非腐食性
、および良好な粘度特性をもち、化学的に不活性である
ためブレーキ液の基油としては最適である。
、および良好な粘度特性をもち、化学的に不活性である
ためブレーキ液の基油としては最適である。
しかしながら、ジメチルポリシロキサンには、ブレーキ
系統に最も一般的に使われているスチレン−ブタジェン
ラバー(SBR)製のゴムカップ、0−リング等のシー
ル部品を収縮させる性質があり、ジメチルポリシロキサ
ンを単独でブレーキ液として使用した場合、ゴムカップ
、および0−リング等のシール部品を収縮させてブレー
キ液の漏洩および圧力洩れを起こす。
系統に最も一般的に使われているスチレン−ブタジェン
ラバー(SBR)製のゴムカップ、0−リング等のシー
ル部品を収縮させる性質があり、ジメチルポリシロキサ
ンを単独でブレーキ液として使用した場合、ゴムカップ
、および0−リング等のシール部品を収縮させてブレー
キ液の漏洩および圧力洩れを起こす。
そこで、ジメチルポリシロキサンを用いて好ましいシリ
コーンブレーキ液とするには、適当なゴム膨潤剤たとえ
ばジオクチルアジペート、ジオクチルセバケート、ジオ
クチルアゼレート、トリブチルホスフェート、トリオク
チルホスフェートなどを単独または2種以上を添加して
ゴム膨潤性を改善する必要がある。
コーンブレーキ液とするには、適当なゴム膨潤剤たとえ
ばジオクチルアジペート、ジオクチルセバケート、ジオ
クチルアゼレート、トリブチルホスフェート、トリオク
チルホスフェートなどを単独または2種以上を添加して
ゴム膨潤性を改善する必要がある。
ゴム膨潤剤には、耐熱性、耐寒性、および化学的安定性
に優れていることが要求されるが、さらに重要なことは
、このゴム膨潤剤を添加したシリコーンブレーキ液はそ
の普及過程においてポリクリコールブレーキ液と併用さ
れる可能性があるため、併用時の性能変化が小さくなく
てはならないことである。
に優れていることが要求されるが、さらに重要なことは
、このゴム膨潤剤を添加したシリコーンブレーキ液はそ
の普及過程においてポリクリコールブレーキ液と併用さ
れる可能性があるため、併用時の性能変化が小さくなく
てはならないことである。
シリコーンブレーキ液は一般にポリグリコールブレーキ
液との相溶性がないため、両者を混合した場合2層に分
離する。
液との相溶性がないため、両者を混合した場合2層に分
離する。
しかし厳密には、ジメチルポリシロキサンに添加すべき
上記のようなゴム膨潤剤のなかにはジメチルポリシロキ
サンに対する溶解性よりもポリグリコール類またはポリ
グリコールエーテル類に対する溶解性の方が大きいもの
があり、それらのゴム膨潤剤を使用したシリコーンブレ
ーキ液をポリグリコールブレーキ液と混合した際にはゴ
ム膨潤剤はシリコーンブレーキ液層からポリグリコール
ブレーキ液層へ一定の分配比をもって移行する。
上記のようなゴム膨潤剤のなかにはジメチルポリシロキ
サンに対する溶解性よりもポリグリコール類またはポリ
グリコールエーテル類に対する溶解性の方が大きいもの
があり、それらのゴム膨潤剤を使用したシリコーンブレ
ーキ液をポリグリコールブレーキ液と混合した際にはゴ
ム膨潤剤はシリコーンブレーキ液層からポリグリコール
ブレーキ液層へ一定の分配比をもって移行する。
本発明者らの研究では、混合された後のシリコーンブレ
ーキ液層においてはゴム膨潤剤の移行によってゴム膨潤
剤の量が減少して、ゴム膨潤性が混合前に比べて小さく
なることが判明した。
ーキ液層においてはゴム膨潤剤の移行によってゴム膨潤
剤の量が減少して、ゴム膨潤性が混合前に比べて小さく
なることが判明した。
その逆に、混合された後のポリグリコールブレーキ液層
のゴム膨潤性は混合前に比べて大きくなる。
のゴム膨潤性は混合前に比べて大きくなる。
すなわち混合時におけるゴム膨潤性の変化は、ゴムカッ
プおよび0−IJソングのシール部品の収縮または過度
の膨潤を起こし、液洩れまたは圧力洩れ等のフレーキ系
統の重大な故障の原因となると考えられる。
プおよび0−IJソングのシール部品の収縮または過度
の膨潤を起こし、液洩れまたは圧力洩れ等のフレーキ系
統の重大な故障の原因となると考えられる。
本発明者らはジメチルポリシロキサンを基油としだ液圧
作動流体組成物について鋭意研究を行なった結果、α−
オレフィンオリゴマーをジメチルポリシロキサンに添加
したシリコーンブレーキ液はポリグリコールブレーキ液
と混合した際に起こるゴム膨潤性の変化が極めて小さい
ことを見い出した。
作動流体組成物について鋭意研究を行なった結果、α−
オレフィンオリゴマーをジメチルポリシロキサンに添加
したシリコーンブレーキ液はポリグリコールブレーキ液
と混合した際に起こるゴム膨潤性の変化が極めて小さい
ことを見い出した。
すなわち本発明は、次の(イ)および(ロ)の両成分か
ら本質的になる液圧作動流体組成物を提供するものであ
る。
ら本質的になる液圧作動流体組成物を提供するものであ
る。
(イ)一般式
(式中Rはメチル基を表わし、mは該化合物の25℃で
の動粘度が5〜100センチストークスとなるような値
である) で表わされるジメチルポリシロキサンを液圧作動流体全
重量の51〜99%、および (へ))一般式 (式中には炭素数4〜12のアルキル基を、nは2〜1
0の数を表わす) で表わされるα−オレフィンオリゴマーを液圧作動流体
全重量の1〜49%。
の動粘度が5〜100センチストークスとなるような値
である) で表わされるジメチルポリシロキサンを液圧作動流体全
重量の51〜99%、および (へ))一般式 (式中には炭素数4〜12のアルキル基を、nは2〜1
0の数を表わす) で表わされるα−オレフィンオリゴマーを液圧作動流体
全重量の1〜49%。
本発明において使用されるジメチルポリシロキサンは公
知の方法により製造されるものであり、その動粘度は流
動性を考慮して25°Cで5〜100センチストークス
、特に10〜50センチストークスであることが好まし
い。
知の方法により製造されるものであり、その動粘度は流
動性を考慮して25°Cで5〜100センチストークス
、特に10〜50センチストークスであることが好まし
い。
次に本発明において使用されるα−オレフィンオリゴマ
ーは、エチレンの重合またはパラフィンワックスの熱分
解によって得られた原料α−オレフィンを触媒の存在下
で重合させた後、蒸留および水素添加を行なって得られ
る。
ーは、エチレンの重合またはパラフィンワックスの熱分
解によって得られた原料α−オレフィンを触媒の存在下
で重合させた後、蒸留および水素添加を行なって得られ
る。
一般式に示されるα−オレフィンオリゴマーの側鎖アル
キル基は流動性および粘度指数を考慮して、炭素数4〜
12、特に8〜10であることが好ましい。
キル基は流動性および粘度指数を考慮して、炭素数4〜
12、特に8〜10であることが好ましい。
本発明の液圧作動流体は優れた熱安定性、酸化安定性、
防食性、および潤滑性を有するが、さらに向上させる目
的で公知の酸化防止剤、金属防錆剤、および潤滑性向上
剤などを加えることができる。
防食性、および潤滑性を有するが、さらに向上させる目
的で公知の酸化防止剤、金属防錆剤、および潤滑性向上
剤などを加えることができる。
本発明の実施例として次の配合例のシリコーンブレーキ
液を配合した。
液を配合した。
配合割合は重量%を示す。実施例 1
実施例 2
実施例 3
実施例 4
実施例 5
実施例 6
次に本発明の実施例に対する比較例として次のシリコー
ンブレーキ液を配合した。
ンブレーキ液を配合した。
配合割合は重量%を示す。
比較例 1
本発明における液圧作動流体の性能を調べるため、実施
例1〜8および比較例1〜3の各シリコーンブレーキ液
のゴム膨潤性を米国連邦自動車安全基準(Federa
l Motor Vehicle 5afetySta
ndards、 FMVSS) Al 16 (DOT
5ブレーキ液)に従って測定した。
例1〜8および比較例1〜3の各シリコーンブレーキ液
のゴム膨潤性を米国連邦自動車安全基準(Federa
l Motor Vehicle 5afetySta
ndards、 FMVSS) Al 16 (DOT
5ブレーキ液)に従って測定した。
次にこれらのシリコーンブレーキ液をポリグリコールブ
レーキ液と混合した場合のゴム膨潤性の変化を調べるた
めに、シリコーンブレーキ液とポリグリコールブレーキ
液を1対l(容量比)に混合し、静置後分離した2層(
シリコーンブレーキ液層とポリグリコールブレーキ液層
)のうちのシリコーンブレーキ液層をとり出してゴム膨
潤性を測定した。
レーキ液と混合した場合のゴム膨潤性の変化を調べるた
めに、シリコーンブレーキ液とポリグリコールブレーキ
液を1対l(容量比)に混合し、静置後分離した2層(
シリコーンブレーキ液層とポリグリコールブレーキ液層
)のうちのシリコーンブレーキ液層をとり出してゴム膨
潤性を測定した。
これら一連のゴム膨潤性測定結果を表1に掲載する。
(注1) ゴム膨潤性はSAE (Society o
f Automotive Eugineers)の標
準SBRカップを使用して120℃で70時間浸漬して
行なった。
f Automotive Eugineers)の標
準SBRカップを使用して120℃で70時間浸漬して
行なった。
(注2) 混合に用いたポリグリコールブレーキ液はS
AE標準ブレーキ液RM−1(Compatibili
ty Fluid)である。
AE標準ブレーキ液RM−1(Compatibili
ty Fluid)である。
表1において、本発明によるシリコーンブレーキ液はポ
リグリコールブレーキ液と混合してもゴム膨潤性(ベー
ス直径増加、および硬さ変化)がほとんど変化しないと
いう優れた特徴をもっている。
リグリコールブレーキ液と混合してもゴム膨潤性(ベー
ス直径増加、および硬さ変化)がほとんど変化しないと
いう優れた特徴をもっている。
それに対して比較例のシリコーンブレーキ液はポリグリ
コールブレーキ液との混合によってゴム膨潤性が著しく
変化する。
コールブレーキ液との混合によってゴム膨潤性が著しく
変化する。
本発明の実施例1,3、および7の配合例によるシリコ
ーンブレーキ液についてFMVS S A116のDO
T5ブレーキ液規格への適合性を調べた。
ーンブレーキ液についてFMVS S A116のDO
T5ブレーキ液規格への適合性を調べた。
その結果は規格に充分適合するものであった。
表2にFMVSSAl 16DOT5ブレーキ液の試験
項目に従って測定した結果を掲載する。
項目に従って測定した結果を掲載する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (イ)一般式 (式中Rはメチル基を表わし、mは該化合物の25℃で
の動粘度が5〜100センチストークスとなるような値
である) で表わされるジメチルポリシロキサンを全重量の51〜
99%、および (0)一般式 、 、 (式中には炭素数4〜12のアルキル基を、nは2〜1
0の数を表わす) で表わされるα−オレフィンオリゴマーを全重量の1〜
49%の両成分から本質的になる液圧作動流体組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55152737A JPS5822516B2 (ja) | 1980-10-30 | 1980-10-30 | 液圧作動流体組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55152737A JPS5822516B2 (ja) | 1980-10-30 | 1980-10-30 | 液圧作動流体組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5776098A JPS5776098A (en) | 1982-05-12 |
| JPS5822516B2 true JPS5822516B2 (ja) | 1983-05-09 |
Family
ID=15547051
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55152737A Expired JPS5822516B2 (ja) | 1980-10-30 | 1980-10-30 | 液圧作動流体組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5822516B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62215120A (ja) * | 1985-12-04 | 1987-09-21 | ポ−ル エイドリアン サウソン ジヤクソン | ボ−ル摺動装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61264096A (ja) * | 1985-05-16 | 1986-11-21 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 作動液 |
| JP2829619B2 (ja) * | 1989-02-17 | 1998-11-25 | 株式会社スリーボンド | ブレーキ用潤滑剤 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1067887A (en) * | 1976-04-02 | 1979-12-11 | William C. Morro | Hydrocarbon/silicone oil lubricating compositions for low temperature use |
| AU499024B2 (en) * | 1976-04-12 | 1979-04-05 | Olin Cost-Oration | Fluid systems containing alkoxysilane cluster compounds |
-
1980
- 1980-10-30 JP JP55152737A patent/JPS5822516B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62215120A (ja) * | 1985-12-04 | 1987-09-21 | ポ−ル エイドリアン サウソン ジヤクソン | ボ−ル摺動装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5776098A (en) | 1982-05-12 |
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