JPS582580B2 - 超硬質合金 - Google Patents
超硬質合金Info
- Publication number
- JPS582580B2 JPS582580B2 JP3289382A JP3289382A JPS582580B2 JP S582580 B2 JPS582580 B2 JP S582580B2 JP 3289382 A JP3289382 A JP 3289382A JP 3289382 A JP3289382 A JP 3289382A JP S582580 B2 JPS582580 B2 JP S582580B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy
- phase
- cutting
- metal
- tic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 title claims description 59
- 239000000956 alloy Substances 0.000 title claims description 59
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 20
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 18
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims description 15
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 claims description 5
- FAPWRFPIFSIZLT-UHFFFAOYSA-M Sodium chloride Chemical compound [Na+].[Cl-] FAPWRFPIFSIZLT-UHFFFAOYSA-M 0.000 claims description 4
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 239000011780 sodium chloride Substances 0.000 claims description 2
- 229910052755 nonmetal Inorganic materials 0.000 claims 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 42
- 239000012071 phase Substances 0.000 description 26
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 10
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 7
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 7
- 239000010936 titanium Substances 0.000 description 6
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 5
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 3
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 3
- MTPVUVINMAGMJL-UHFFFAOYSA-N trimethyl(1,1,2,2,2-pentafluoroethyl)silane Chemical compound C[Si](C)(C)C(F)(F)C(F)(F)F MTPVUVINMAGMJL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- CSCPPACGZOOCGX-UHFFFAOYSA-N Acetone Chemical compound CC(C)=O CSCPPACGZOOCGX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002244 precipitate Substances 0.000 description 2
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 2
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 2
- DSSYKIVIOFKYAU-XCBNKYQSSA-N (R)-camphor Chemical compound C1C[C@@]2(C)C(=O)C[C@@H]1C2(C)C DSSYKIVIOFKYAU-XCBNKYQSSA-N 0.000 description 1
- 241000723346 Cinnamomum camphora Species 0.000 description 1
- 101150105594 SCM3 gene Proteins 0.000 description 1
- NRTOMJZYCJJWKI-UHFFFAOYSA-N Titanium nitride Chemical compound [Ti]#N NRTOMJZYCJJWKI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005275 alloying Methods 0.000 description 1
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 1
- 229960000846 camphor Drugs 0.000 description 1
- 229930008380 camphor Natural products 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 230000008034 disappearance Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910002804 graphite Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010439 graphite Substances 0.000 description 1
- 229910052735 hafnium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000007731 hot pressing Methods 0.000 description 1
- 239000007791 liquid phase Substances 0.000 description 1
- 229910001338 liquidmetal Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 239000011812 mixed powder Substances 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- QJGQUHMNIGDVPM-UHFFFAOYSA-N nitrogen group Chemical group [N] QJGQUHMNIGDVPM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 102220005308 rs33960931 Human genes 0.000 description 1
- 239000006104 solid solution Substances 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- UONOETXJSWQNOL-UHFFFAOYSA-N tungsten carbide Chemical compound [W+]#[C-] UONOETXJSWQNOL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
- 229910052726 zirconium Inorganic materials 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はTiとWとを含む切削特性の著しく改善された
焼結硬質合金に関する。
焼結硬質合金に関する。
炭化チタン基合金は、WC基合金に比べ、原料である炭
化チタンが安価であり、軽量であるなどの物質の他、切
削特性の面からみても種々の優れた特性を有している。
化チタンが安価であり、軽量であるなどの物質の他、切
削特性の面からみても種々の優れた特性を有している。
まず耐酸化性であるが、ピーシュワルツコッフ(P.S
chwarzkopf:Refractory Har
d Metals.Mac MillanCo.(19
53)P371)らによればTiC基合金の耐酸化性は
、WC基に比べ格段にすぐれている。
chwarzkopf:Refractory Har
d Metals.Mac MillanCo.(19
53)P371)らによればTiC基合金の耐酸化性は
、WC基に比べ格段にすぐれている。
このような特性は一工具が高温にさらされる高速切削に
おいて酸化による工具の変質をうけにくいという極めて
望ましい特性である。
おいて酸化による工具の変質をうけにくいという極めて
望ましい特性である。
第2は金属に対しての化学的親和性に関することである
。
。
切削時に高温にさらされる工具表面において、被削材と
工具面に拡散、溶着等の化学反応が起り、これが工具摩
耗を促進させることは深津ら(深津、油原:日本金属学
会誌、29(1965)、582)その他によって詳し
く、検討されている。
工具面に拡散、溶着等の化学反応が起り、これが工具摩
耗を促進させることは深津ら(深津、油原:日本金属学
会誌、29(1965)、582)その他によって詳し
く、検討されている。
これらの検討結果によるとTiCはWCに比べ主として
鉄との親和性が極めて少ないことも判っている。
鉄との親和性が極めて少ないことも判っている。
これは経験的に作成されて来た鋼切削用P系列合金にT
iCが入っており、この系列の合金の耐摩耗性がTiC
の入らない系列の合金に比べ格段にすぐれていることを
裏付けるものである。
iCが入っており、この系列の合金の耐摩耗性がTiC
の入らない系列の合金に比べ格段にすぐれていることを
裏付けるものである。
従ってTiC量が大半を占めるTiC基合金では、例え
ば被削材との親和性にもとすく摩耗が極めて抑えられる
ことは当然の帰結である。
ば被削材との親和性にもとすく摩耗が極めて抑えられる
ことは当然の帰結である。
以上のようにすぐれた特性をもつTiC基合金は将来の
工具として注目され、種々の合金が提案されて来ている
が、いまなおその使用範囲は限定されている。
工具として注目され、種々の合金が提案されて来ている
が、いまなおその使用範囲は限定されている。
その第1の原因は靭性にとぼしく欠けやすい欠点を有す
ることである。
ることである。
たとえば、断続切削等の衡撃力を受けるようなところで
使用する場合、あるいは工作機械の剛性が低い場合など
にTiC基合金が従来のWC基合金に比べ欠けやすいこ
とは経験的に知られている。
使用する場合、あるいは工作機械の剛性が低い場合など
にTiC基合金が従来のWC基合金に比べ欠けやすいこ
とは経験的に知られている。
また、切削時に切屑のカールによってチップのエッジが
損傷する場合もあるが、これもTiC基合金の脆さを示
している。
損傷する場合もあるが、これもTiC基合金の脆さを示
している。
このような脆さを防ぐ手段の1つとして、工具の刃先に
丸みをつげるか、面取りを施して鋭った刃先先端に直接
被削材が当らないようにし、刃先にかかる応力を減らす
方法がある。
丸みをつげるか、面取りを施して鋭った刃先先端に直接
被削材が当らないようにし、刃先にかかる応力を減らす
方法がある。
他の方法は結合金属量を増して、合金の靭性を向上させ
る方法である。
る方法である。
これらの2つの方法は、それぞれその分野で成果はあげ
てはいるが、次にのべるTiC基合金の使用が限られる
第2の原因に関連して、すべての場合に有効であるとは
言えない。
てはいるが、次にのべるTiC基合金の使用が限られる
第2の原因に関連して、すべての場合に有効であるとは
言えない。
TiC基合金の使用が限られる第2の原因は、高温高圧
下における刃先の変形が大きいことである。
下における刃先の変形が大きいことである。
上記の脆さを防ぐ2つの手段のうち前者は刃先の温度上
昇を招くために、後者は工具の硬質を下げるためにいず
れも変形を促進させて工具としての使用範囲を狭める結
果になることが多い。
昇を招くために、後者は工具の硬質を下げるためにいず
れも変形を促進させて工具としての使用範囲を狭める結
果になることが多い。
刃先変形が、TiC基合金の使用範囲を限定することに
関し、さらに具体的にのべる。
関し、さらに具体的にのべる。
まず、切込み、送りの大であるP20、P30相当の重
切削では刃先の温度が高くなるので、TiC基合金では
刃先の変形が著しくなり、切削に耐えなくなる。
切削では刃先の温度が高くなるので、TiC基合金では
刃先の変形が著しくなり、切削に耐えなくなる。
これがTiC基合金が軽切削に限定されて使用されてい
る主要因であろう。
る主要因であろう。
また高硬度材を切削する際も刃先の温度上昇が著しいの
で、この場合もTiC基合金は不向きであり、これも又
本合金の使用範囲を限定する要因となっている。
で、この場合もTiC基合金は不向きであり、これも又
本合金の使用範囲を限定する要因となっている。
また刃先変形とは、まったく関係のないように考えられ
る刃先の欠損も、遠因は刃先変形にある場合がある。
る刃先の欠損も、遠因は刃先変形にある場合がある。
たとえば、TiC基合金は高速、高送りの断続切削では
欠損しやすいが、これは刃先が軟化することによって、
強度が減少し、欠損に到るためと考えられている。
欠損しやすいが、これは刃先が軟化することによって、
強度が減少し、欠損に到るためと考えられている。
さらに、TiC基合金は、鋳鉄の切削に不向きであると
されているが、これも、刃先の変形と関係がある。
されているが、これも、刃先の変形と関係がある。
鋳鉄切削の場合には鋼切削の場合と切削機構が異なり不
連続型の切屑が出ることはよく知られている。
連続型の切屑が出ることはよく知られている。
従ってこの場合には、鋼切削の場合に比べ接触面が短か
く切刃に集中力がかかる。
く切刃に集中力がかかる。
鋳鉄の場合は黒鉛を介しているので一種の断続切削であ
り、この場合は刃先変形が起るかわりに軟化した部分が
取り去られることによって刃先のフランク摩耗が大きく
なるのである。
り、この場合は刃先変形が起るかわりに軟化した部分が
取り去られることによって刃先のフランク摩耗が大きく
なるのである。
以上のような主として2つの欠点によってTiC基合金
の使用範囲はいまなお限定されているが、本発明は、こ
のような欠点の改良された合金を提供することを目的と
する。
の使用範囲はいまなお限定されているが、本発明は、こ
のような欠点の改良された合金を提供することを目的と
する。
従来のTiC基合金とWC基合金の本質的な差違はWC
結晶とTiC結晶の性質の差にあると考えられる。
結晶とTiC結晶の性質の差にあると考えられる。
たとえば、WC結晶が、強度と高温における耐塑性変形
性に極めて、すぐれることは公知の事実でありTiCに
他元素を固溶させる方式ではTiCそのものの性質はほ
とんど変化せずWCのもつような高温強度をもたすこと
は出来ないものと推される。
性に極めて、すぐれることは公知の事実でありTiCに
他元素を固溶させる方式ではTiCそのものの性質はほ
とんど変化せずWCのもつような高温強度をもたすこと
は出来ないものと推される。
従ってWC基合金と同等の強度と耐塑性変形性をTi基
合金に付与するには合金中にWC相を残存させることが
必須条件であると考えられる。
合金に付与するには合金中にWC相を残存させることが
必須条件であると考えられる。
ところで次に合金の他の重要な特性である耐摩耗性を考
えた場合特に鋼を切削する場合には、一般にWC相が少
なければ少ない程、またBl型結晶相(NaCl型結晶
構造をとる化合物を云い、本発明では■a族、Va族、
VIa族の固溶体で、かつC,NがNaCl構造に構成
される結晶を指す)中のW量が少ない程Wと鋼との反応
が減じ合金の耐摩耗性は向上するものである。
えた場合特に鋼を切削する場合には、一般にWC相が少
なければ少ない程、またBl型結晶相(NaCl型結晶
構造をとる化合物を云い、本発明では■a族、Va族、
VIa族の固溶体で、かつC,NがNaCl構造に構成
される結晶を指す)中のW量が少ない程Wと鋼との反応
が減じ合金の耐摩耗性は向上するものである。
当然のことではあるが、Ti−W−C系のみで考えれば
WC量および結晶構造がBl型である(Ti.W)C相
(MC相ともいう)の組成は温度が−5ならば、W量の
関数としてほぼ一義的に(C値による変動は化学量論値
近傍では無視出来る程であるので)定まってしまい、W
C相量を一定にしたまま(Ti.W)C相の耐摩耗性を
向上させることは不可能である。
WC量および結晶構造がBl型である(Ti.W)C相
(MC相ともいう)の組成は温度が−5ならば、W量の
関数としてほぼ一義的に(C値による変動は化学量論値
近傍では無視出来る程であるので)定まってしまい、W
C相量を一定にしたまま(Ti.W)C相の耐摩耗性を
向上させることは不可能である。
ところで、このMC相に関してはMの位置にIVa、V
Ia族の高融点金属が、又Cの位置にはNが置換しうる
。
Ia族の高融点金属が、又Cの位置にはNが置換しうる
。
本発明者らは、この点に注目し、鋭意研究をすすめ本硬
質相の組成を変えることにより、W含有量の低い耐摩耗
性の高い結晶構造がBlのM(C、N)型硬質相とWC
相とを共存させ、合金の靭性をそこなうことなく、耐摩
耗性を向上させる方法を見出した。
質相の組成を変えることにより、W含有量の低い耐摩耗
性の高い結晶構造がBlのM(C、N)型硬質相とWC
相とを共存させ、合金の靭性をそこなうことなく、耐摩
耗性を向上させる方法を見出した。
以下本発明の理論的根拠について述べる。
硬質相の安定性を考える一つの指標として、外殻電子数
(Valence Electron Concent
ration以下VECと略記)がある。
(Valence Electron Concent
ration以下VECと略記)がある。
本発明の対象となる合金に含まれる硬質相の分子式は一
般に {(第IVa族金属)A(第VIa族金属)。
般に {(第IVa族金属)A(第VIa族金属)。
)(CXNY)Z ・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・■ただし、A+C=1、X+Y=
1 と表示できる。
・・・・・・・・・・■ただし、A+C=1、X+Y=
1 と表示できる。
従って、そのVECは周知のごとく
VEC=4.A+6.C+4XZ+5YZ・・・・・・
■と計算される。
■と計算される。
発明者らは、IVa、VIa族金属の炭窒化物系につい
てVECと結晶の安定性との関係を検討した結果、この
安定性は雰囲気の窒素分圧によっても左右されるが、本
発明の対象範囲では、VEC<8.6では結晶は安定で
あるが、VEC≧8.6では不安定となることを見出し
た。
てVECと結晶の安定性との関係を検討した結果、この
安定性は雰囲気の窒素分圧によっても左右されるが、本
発明の対象範囲では、VEC<8.6では結晶は安定で
あるが、VEC≧8.6では不安定となることを見出し
た。
さらにこの不安定となった炭窒化物結晶にWが含まれて
いる場合には、 (MoM′p・・・・・・・・・Wu)(CXNY)Z
→(Mo′、M′p′、・・・・・・・・・、Wu′)
(CX′NY′)Z′+(u−u′)WC・・・・・・
・・・■(ただしu≧u′、0.85≦2≦1.0)な
る反応が生じてWCが析出し得ることも判った。
いる場合には、 (MoM′p・・・・・・・・・Wu)(CXNY)Z
→(Mo′、M′p′、・・・・・・・・・、Wu′)
(CX′NY′)Z′+(u−u′)WC・・・・・・
・・・■(ただしu≧u′、0.85≦2≦1.0)な
る反応が生じてWCが析出し得ることも判った。
上記反応とともに脱窒素反応も起るので、このWCを安
定にしかも多量一合金中に残存せしめるには、脱窒素が
はげしい10−4mmHg以下の高真空下の焼結は望ま
しくなく、組成に応じ、10−1Torrから200T
orrの窒素分圧下で暁結し、原料としてTiとWとを
含む安定な炭窒化物を用いると効果的である。
定にしかも多量一合金中に残存せしめるには、脱窒素が
はげしい10−4mmHg以下の高真空下の焼結は望ま
しくなく、組成に応じ、10−1Torrから200T
orrの窒素分圧下で暁結し、原料としてTiとWとを
含む安定な炭窒化物を用いると効果的である。
以上よりVEC≧8.6となるように硬質相の組成を選
ぶことにより、WC相量を増加させ、M(CN)相中の
W含有量を減じることが出来るのである。
ぶことにより、WC相量を増加させ、M(CN)相中の
W含有量を減じることが出来るのである。
VECを高めるにはN量は多い程よいのであるが、あま
り少なすぎてはその効果がなく、多すぎると合金の焼結
性を阻害する。
り少なすぎてはその効果がなく、多すぎると合金の焼結
性を阻害する。
従って■式の表示に従えば、0.05≦Y≦0.30が
望ましくそのうちでも0.10≦Y≦0.25が最適の
範囲である。
望ましくそのうちでも0.10≦Y≦0.25が最適の
範囲である。
第VIa族元素のうちWはWC結晶を有する合金という
本発明の主旨から必須の元素である。
本発明の主旨から必須の元素である。
Moは本発明合金の焼結性を向上させるので、合金全体
の2重量%以上添加すると合金の靭性が一層向上する。
の2重量%以上添加すると合金の靭性が一層向上する。
しかし60重量%以上では耐摩耗性が悪化する。
Crの添加は合金の耐触性を向上させる。
第IVa族元素はVECを低下させるので、少量程望董
しいが、Tiに関しては安価であること、合金の焼結性
を向上させ硬質相の強度を高める等の利点があるので結
晶構造がBlタイプであるM(C、N)相に含まれる金
属元素量の20原子%以下にはできない。
しいが、Tiに関しては安価であること、合金の焼結性
を向上させ硬質相の強度を高める等の利点があるので結
晶構造がBlタイプであるM(C、N)相に含まれる金
属元素量の20原子%以下にはできない。
また80原子%以上だと強度が劣化する。
Zr,Hfも耐摩耗性を向上させる。
結合相量は合金中2〜33重量%であるが、2%以下で
は合金が脆化し、33%以上では合金の耐熱性が低く実
用に供しない。
は合金が脆化し、33%以上では合金の耐熱性が低く実
用に供しない。
次にZの匍伝であるが1<Zでは遊離炭素がZ<0.8
5ではη型脆化相(例えばCo3W3C)が析出して合
金を脆化させるので、0.85<Z<1が望ましい。
5ではη型脆化相(例えばCo3W3C)が析出して合
金を脆化させるので、0.85<Z<1が望ましい。
なお結合金属としてはFe、Co、Niが適しているが
当然のことながら、これらの金属は結合相となった場合
硬質相の構成元素を含む。
当然のことながら、これらの金属は結合相となった場合
硬質相の構成元素を含む。
従って硬質相の構成元素をあらかじめFe、Co、Ni
と合金化したり混合して結合金属として用いても効果が
ある。
と合金化したり混合して結合金属として用いても効果が
ある。
さらに結合金属の特性向上に関し、窒素を含む合金特有
の問題がある。
の問題がある。
すなわち焼結中に液体金属中に窒素が溶解し、これが焼
結後の冷却中に気泡として析出して来る場合がある。
結後の冷却中に気泡として析出して来る場合がある。
この現象は合金を脆化させるので、防ぐ必要がある。
合金の冷却速度を上げると効果があるが、特に焼結温度
から液相消失までの過程の零却速度を20℃/min以
上に保つことが望ましい。
から液相消失までの過程の零却速度を20℃/min以
上に保つことが望ましい。
また、冷却中の雰囲気の圧力を焼結時の圧力よりも高く
保つと効果的である。
保つと効果的である。
以下実施例によって詳細に説明する。
実施例 1
窒化チタン9.6重量%、炭化チタン14.1重量%、
炭化タングステン76.3重量%を混合し、1800℃
で1時間、ホツトプレスを行なった後、粉砕して複炭窒
化物を作成した。
炭化タングステン76.3重量%を混合し、1800℃
で1時間、ホツトプレスを行なった後、粉砕して複炭窒
化物を作成した。
分析結果、この複炭窒化物の組成は
(Ti0.75W0.25)(C0.70N0.30)
1.0であった。
1.0であった。
この複炭窒化物49.4重量%、WCを40.7重量%
、Co9.8重量%を計取し、アセトンを加えて、超硬
ボールを用い、ステンレス製ボールミルにより湿式で混
合した。
、Co9.8重量%を計取し、アセトンを加えて、超硬
ボールを用い、ステンレス製ボールミルにより湿式で混
合した。
この混合粉末に対しカンファを3重量%加え2t/cm
2で型押した。
2で型押した。
この型押体を1200℃まで10−3mmHgの真空下
T、1200℃以後1380℃の焼結温度ならびに焼結
終了まで1Torrの窒素分圧下で焼結した。
T、1200℃以後1380℃の焼結温度ならびに焼結
終了まで1Torrの窒素分圧下で焼結した。
得られた合金(1)を顕微鏡で観察したところ硬質相が
2相認められた。
2相認められた。
これらはBlタイプの硬質相とWC相であった。
本合金を用いての耐摩耗試験、断続切削による靭性試験
を行なった。
を行なった。
表1に示す。★組成:540重量%WC−19.0%T
iC−18.0%TaC−90%Co ★★切削条件:被削材SCM3■、HS=40、切削速
度170m/min、切込み1.5mm、送り0.36
mm/rev、切削時間10分 ★★★切削条件:被削材S50C(溝付き)、切削速度
150m/min、切込み2.0mm、送り0.45m
m/rev本発明合金が優れていることが明らかである
。
iC−18.0%TaC−90%Co ★★切削条件:被削材SCM3■、HS=40、切削速
度170m/min、切込み1.5mm、送り0.36
mm/rev、切削時間10分 ★★★切削条件:被削材S50C(溝付き)、切削速度
150m/min、切込み2.0mm、送り0.45m
m/rev本発明合金が優れていることが明らかである
。
実施例 2
実施例1に準じて、多数の合金を作成した。
分析した組成(モル分率で表示)と切削試験の結果を表
2に示す。
2に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 硬質相が合金中2〜33重量%の鉄族金属によって
結合された超硬質合金において、硬質相の全成分が {(第IVa族金属)A(第VIa族金属)C}(CX
NY)Zと表示され、IVa族金属はTi またはTi
を含む2種又は3種、VIa族金属はWまたはWを含む
2種又は3種であり、A.C.(A.C.はモル分率、
Zは金属成分に対する非金属成分のモル比率)の間に A+C=1、X+Y=1 0<A<1、0<C<1 4A+6C+4XZ+5YZ≧8.6 0.05≦Y≦0.30、0.85≦2≦1.00なる
関係があり、合金組織中にこれら硬質相にはヘキサゴナ
ル型結晶のWC相と、NaCl型結晶の炭窒化物の2相
が存在し、組織中に存在している炭窒化物は、炭窒化物
中の金属原子の20原子%以上80原子%以下のTiを
含むことを特徴とする超硬質合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3289382A JPS582580B2 (ja) | 1982-03-01 | 1982-03-01 | 超硬質合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3289382A JPS582580B2 (ja) | 1982-03-01 | 1982-03-01 | 超硬質合金 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP49120734A Division JPS5749103B2 (ja) | 1974-10-18 | 1974-10-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57164954A JPS57164954A (en) | 1982-10-09 |
| JPS582580B2 true JPS582580B2 (ja) | 1983-01-17 |
Family
ID=12371561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3289382A Expired JPS582580B2 (ja) | 1982-03-01 | 1982-03-01 | 超硬質合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS582580B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61231375A (ja) * | 1985-04-05 | 1986-10-15 | 星崎電機株式会社 | 簡易形保冷庫 |
-
1982
- 1982-03-01 JP JP3289382A patent/JPS582580B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61231375A (ja) * | 1985-04-05 | 1986-10-15 | 星崎電機株式会社 | 簡易形保冷庫 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57164954A (en) | 1982-10-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN100425721C (zh) | 立方晶型氮化硼烧结体 | |
| JPH0860201A (ja) | タングステンを基にした浸炭処理された炭化物粉末混合物およびそれから製造される浸炭処理された炭化物生成物 | |
| JP2003508632A (ja) | 被覆された転削インサート | |
| JPS582580B2 (ja) | 超硬質合金 | |
| JP3123067B2 (ja) | 靭性に優れたwc基超硬合金および硬質層被覆超硬合金 | |
| JPH0450373B2 (ja) | ||
| JPS5814498B2 (ja) | 超硬質合金 | |
| JP2982359B2 (ja) | 耐摩耗性および耐欠損性に優れた超硬合金 | |
| JPS581181B2 (ja) | 超硬質合金 | |
| JP2805339B2 (ja) | 高密度相窒化ホウ素基焼結体及び複合焼結体 | |
| JPS6117899B2 (ja) | ||
| JPS6335591B2 (ja) | ||
| JPH01115873A (ja) | 立方晶窒化ホウ素含有焼結体 | |
| JPS6020458B2 (ja) | 切削および耐摩耗工具用高靭性窒化硼素基超高圧焼結材料 | |
| JPS6146542B2 (ja) | ||
| JPS6067638A (ja) | 切削工具および熱間加工工具用サ−メツト | |
| JPS6321751B2 (ja) | ||
| JPS6147899B2 (ja) | ||
| JPS6056781B2 (ja) | 切削工具および熱間加工工具用サ−メツト | |
| JPS6245290B2 (ja) | ||
| JPS6245291B2 (ja) | ||
| JPH01119564A (ja) | 立方晶窒化ホウ素を含む焼結体 | |
| JPS6054364B2 (ja) | 切刃用複合焼結部片 | |
| JPS589957A (ja) | 高温特性のすぐれた切削工具用材料 | |
| JPS6343454B2 (ja) |