JPS583035B2 - パラフェノキシトルエンの酸化方法 - Google Patents
パラフェノキシトルエンの酸化方法Info
- Publication number
- JPS583035B2 JPS583035B2 JP51042065A JP4206576A JPS583035B2 JP S583035 B2 JPS583035 B2 JP S583035B2 JP 51042065 A JP51042065 A JP 51042065A JP 4206576 A JP4206576 A JP 4206576A JP S583035 B2 JPS583035 B2 JP S583035B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paraphenoxytoluene
- paraphenoxybenzyl
- acetate
- acetic acid
- oxidizing
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- Expired
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- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はパラフエノキシトルエンの酸化方法に関し、さ
らに詳しくはパラフエノキシトルエンを酢酸中で電解酸
化しパラフエノキシベンズアルデヒドおよび(または)
パラフエノキシベンジルアセテートを得ることを特徴と
するパラフエノキシトルエンの酸化方法に関する。
らに詳しくはパラフエノキシトルエンを酢酸中で電解酸
化しパラフエノキシベンズアルデヒドおよび(または)
パラフエノキシベンジルアセテートを得ることを特徴と
するパラフエノキシトルエンの酸化方法に関する。
従来、アルキル置換ベンゼン類に種々の高原子価の金属
塩を作用させて側鎖または芳香核のいずれかを酸化する
研究は数多くなされているが、収率、選択性などの面で
必ずしも満足できる結果は得られていない。
塩を作用させて側鎖または芳香核のいずれかを酸化する
研究は数多くなされているが、収率、選択性などの面で
必ずしも満足できる結果は得られていない。
本発明者らはメタフエノキシトルエンおよびパラフエノ
キシトルエンの電解酸化について研究した結果、メタフ
エノキシトルエンを酢酸中で電解酸化した場合には転化
率を高くすることが困難であり、生成物としては核アセ
トキシ化物と少量のメタフエノキシベンズアルデヒドが
得られるのに対シ、パラフエノキシトルエンを酢酸中で
電解酸化すると容易に高い転化率を達成しかつ側鎖メチ
ル基の酸化生成物(パラフエノキシベンズアルデヒドお
よび(または)パラフエノキシベンジルアセテート)を
選択性良く得ることができることを見出し、本発明に至
った。
キシトルエンの電解酸化について研究した結果、メタフ
エノキシトルエンを酢酸中で電解酸化した場合には転化
率を高くすることが困難であり、生成物としては核アセ
トキシ化物と少量のメタフエノキシベンズアルデヒドが
得られるのに対シ、パラフエノキシトルエンを酢酸中で
電解酸化すると容易に高い転化率を達成しかつ側鎖メチ
ル基の酸化生成物(パラフエノキシベンズアルデヒドお
よび(または)パラフエノキシベンジルアセテート)を
選択性良く得ることができることを見出し、本発明に至
った。
本発明の方法は次式で表わすことができる。
すなわちパラフエノキシトルエン(■)を酢酸中で電解
酸化すると、はじめパラフエノキシベンジルアセテート
(■)が生成し、該パラフエノキシベンジルアセテート
(■)はさらに酸化され、パラフエノキシベンズアルデ
ヒド(III)が生成する。
酸化すると、はじめパラフエノキシベンジルアセテート
(■)が生成し、該パラフエノキシベンジルアセテート
(■)はさらに酸化され、パラフエノキシベンズアルデ
ヒド(III)が生成する。
通常、パラフエノキシトルエンの転化率が十分に高くな
る以前に生成したパラフエノキシベンジルアセテートの
酸化が容易に起こり、反応時間が比較的短い場合にもパ
ラフエノキシベンジルアセテートとパラフエノキシベン
ズアルデヒドとの混合物が得られ、反応時間が長くなる
にしたがってパラフェノキシトルエンの転化率が大きく
なると共に生成物中のパラフエノキンベンズアルデヒド
の量モ多くなる。
る以前に生成したパラフエノキシベンジルアセテートの
酸化が容易に起こり、反応時間が比較的短い場合にもパ
ラフエノキシベンジルアセテートとパラフエノキシベン
ズアルデヒドとの混合物が得られ、反応時間が長くなる
にしたがってパラフェノキシトルエンの転化率が大きく
なると共に生成物中のパラフエノキンベンズアルデヒド
の量モ多くなる。
このため、本発明の方法はパラフエノキシベンズアルデ
ヒドの製造にとくに適している。
ヒドの製造にとくに適している。
本発明にしたがう電解酸化は、電極としてたとえぱ白金
電極を用い、酢酸中で、(C2H5)4NC104,(
C2H5)4NNO3, およびCH3COONaなど
の支持電解質を用い、約20℃〜約50℃(通常一般に
は環境温度)で行うことができる。
電極を用い、酢酸中で、(C2H5)4NC104,(
C2H5)4NNO3, およびCH3COONaなど
の支持電解質を用い、約20℃〜約50℃(通常一般に
は環境温度)で行うことができる。
酢酸中の支持電解質濃度は通常、酢酸1lあたり約10
g〜約15g程度が適当である。
g〜約15g程度が適当である。
パラフエノキシトルエン濃度は酢酸1lあたり約10g
〜約30g程度が好ましい。
〜約30g程度が好ましい。
端子電圧を大きくしすぎると核アセトキシ化反応が優先
するようになるので、端子電圧は約15ボルト以下、好
ましくは5〜10ボルトとするのがよい。
するようになるので、端子電圧は約15ボルト以下、好
ましくは5〜10ボルトとするのがよい。
電解液は上記の各成分を含むほかに実害のない範囲で他
の成分を含んでいてもよい。
の成分を含んでいてもよい。
電解酸化反応後、たとえば、減圧下で酢酸を留去し、残
留物に適量の水を加え、これをベンゼン−エーテル混合
容媒などで抽出し、抽出液を通常一般に用いられる分離
方法で処理することにより、目的生成物を分離収得する
ことができる。
留物に適量の水を加え、これをベンゼン−エーテル混合
容媒などで抽出し、抽出液を通常一般に用いられる分離
方法で処理することにより、目的生成物を分離収得する
ことができる。
本発明の方法により得られるパラフエノキシベンジルア
セテートおよびパラフエノキシベンズアルテヒドにいず
れも工業的に有用な物質であり、たとえばパラフエノキ
シベンジルアセテートそのものおよびパラフエノキシベ
ンジルアセテートの加水分解またはパラフエノキシベン
ズアルデヒドの還元により得られるパラフエノキシベン
ジルアルコールはピレスロイド系殺虫性化合物のアルコ
ール成分として用いられる。
セテートおよびパラフエノキシベンズアルテヒドにいず
れも工業的に有用な物質であり、たとえばパラフエノキ
シベンジルアセテートそのものおよびパラフエノキシベ
ンジルアセテートの加水分解またはパラフエノキシベン
ズアルデヒドの還元により得られるパラフエノキシベン
ジルアルコールはピレスロイド系殺虫性化合物のアルコ
ール成分として用いられる。
以下、本発明を実施例により説明する。
実施例 1
30ml容量の枝付き試験管にパラフエノキシトルエン
184mg、(CH2)4NCl4115mgおよびC
H3COONa41mgを秤りとり、酢酸(蒸留した酢
酸) 13mlに溶かした。
184mg、(CH2)4NCl4115mgおよびC
H3COONa41mgを秤りとり、酢酸(蒸留した酢
酸) 13mlに溶かした。
2枚の白金板(1.5×2cm2)を電極に用いて、マ
グネチツクスターラーでかきまぜながら、電圧3ボルト
(V)で、電流方向を30秒毎に変えながら24時間ま
たは48時間25℃で定電流電解を行なった。
グネチツクスターラーでかきまぜながら、電圧3ボルト
(V)で、電流方向を30秒毎に変えながら24時間ま
たは48時間25℃で定電流電解を行なった。
電解終了後、ロータリーエバポレーターで酢酸をできる
だけ留去したのち少量の水を加え、50mlの分液ロー
トを用いてベンゼン−エーテル(1:1)混合溶媒5m
lで3回抽出した。
だけ留去したのち少量の水を加え、50mlの分液ロー
トを用いてベンゼン−エーテル(1:1)混合溶媒5m
lで3回抽出した。
有機層を分液し、これを飽和食塩水で3回洗ったのち、
Na2SO4上で乾燥し、容媒を減圧留去して、油状の
粗生成物を約195〜200mg得た。
Na2SO4上で乾燥し、容媒を減圧留去して、油状の
粗生成物を約195〜200mg得た。
このものをシリカゲルカラムにより次のように処理して
精製した。
精製した。
まずヘキサンで未反応パラフエノキシトルエンを流出さ
せ、ついで展開溶媒をヘキサン−酢酸エチル(20:1
)混合物にかえてRf0.4の区画を分取するとパラフ
エノキシベンジルアセテートとパラフエノキシベンズア
ルデヒドが得られた。
せ、ついで展開溶媒をヘキサン−酢酸エチル(20:1
)混合物にかえてRf0.4の区画を分取するとパラフ
エノキシベンジルアセテートとパラフエノキシベンズア
ルデヒドが得られた。
反応時間24時間の場合および反応時間の場合の未反応
パラフエノキシトルエンの回収量ならびに反応生成物の
単離量ぱ次表のとおりであった。
パラフエノキシトルエンの回収量ならびに反応生成物の
単離量ぱ次表のとおりであった。
なお、得られたパラフエノキシベンジルアセテートおよ
びパラフエノキシベンズアルデヒドの赤外線吸収スペク
トルおよび核磁気共鳴スペクトルは下記のとおりであっ
た。
びパラフエノキシベンズアルデヒドの赤外線吸収スペク
トルおよび核磁気共鳴スペクトルは下記のとおりであっ
た。
パラフエノキシベンジルアセテート
実施例2〜3および参考例1〜4
電極に2枚の白金板(3cm2)を用い、13mlの酢
酸中で次表に記載の電解条件下にメタフエノキシトルエ
ンおよびパラフエノキシトルエンを電解酸化し、実施例
1と同様に後処理を行い、次表に示す結果を得た。
酸中で次表に記載の電解条件下にメタフエノキシトルエ
ンおよびパラフエノキシトルエンを電解酸化し、実施例
1と同様に後処理を行い、次表に示す結果を得た。
溶媒:酢酸13ml、電流:0.05 〜0.1Aなお
表2において、原料■および■ならびに生成物■,■,
■,■および■はそれぞれ下記の化合物を意味し、Et
はエチル基、Acはアセチル基を表わす。
表2において、原料■および■ならびに生成物■,■,
■,■および■はそれぞれ下記の化合物を意味し、Et
はエチル基、Acはアセチル基を表わす。
Claims (1)
- 1 パラフエノキシトルエンを酢酸中で電解酸化しパラ
フエノキシベンズアルデヒドおよび(またハ)パラフエ
ノキシベンジルアセテートを得ることを特徴とするパラ
フエノキシトルエンの酸化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51042065A JPS583035B2 (ja) | 1976-04-12 | 1976-04-12 | パラフェノキシトルエンの酸化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51042065A JPS583035B2 (ja) | 1976-04-12 | 1976-04-12 | パラフェノキシトルエンの酸化方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52125137A JPS52125137A (en) | 1977-10-20 |
| JPS583035B2 true JPS583035B2 (ja) | 1983-01-19 |
Family
ID=12625683
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51042065A Expired JPS583035B2 (ja) | 1976-04-12 | 1976-04-12 | パラフェノキシトルエンの酸化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS583035B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2855508A1 (de) * | 1978-12-22 | 1980-07-10 | Basf Ag | Verfahren zur herstellung von benzaldehyden |
| JPS5669385A (en) * | 1979-11-09 | 1981-06-10 | Otsuka Chem Co Ltd | Preparation of 3,5-dialcoxy-4-hydroxy benzaldehyde |
-
1976
- 1976-04-12 JP JP51042065A patent/JPS583035B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52125137A (en) | 1977-10-20 |
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