JPS5830376B2 - 連続焼鈍炉の制御方法 - Google Patents

連続焼鈍炉の制御方法

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JPS5830376B2
JPS5830376B2 JP6761376A JP6761376A JPS5830376B2 JP S5830376 B2 JPS5830376 B2 JP S5830376B2 JP 6761376 A JP6761376 A JP 6761376A JP 6761376 A JP6761376 A JP 6761376A JP S5830376 B2 JPS5830376 B2 JP S5830376B2
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furnace
temperature
line speed
plate thickness
furnace temperature
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禎光 井戸
正誠 鎌田
倫久 山本
正治 実川
達夫 倉石
直哉 伏見
嘉和 福岡
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Nippon Kokan Ltd
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    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D9/00Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
    • C21D9/52Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for wires; for strips ; for rods of unlimited length
    • C21D9/54Furnaces for treating strips or wire
    • C21D9/56Continuous furnaces for strip or wire

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は加熱炉、均熱炉、冷却炉、再加熱炉等の複数
の炉がストリップの走行方向に沿って連続的に配置され
た連続焼鈍炉において、板厚の異なるストリップのコー
イルを接続して連続的に焼鈍処理を行なう際の連続焼鈍
炉の制御方法に関する。
一般にストリップの走行方向に沿って直列配置された複
数の炉を、厚さの異なるストリップの板厚変更点が通過
する場合、炉温およびライン速度を一定とすれば、薄い
ストリップから厚いストリップに変化する際にはストリ
ップの温度は低下し、逆に厚いストリップから薄いスト
リップに変化する際にはストリップの感度が上昇する。
連続焼鈍炉において、各炉の出口におけるストリップ温
度は、均一な材質確保のため、従来の連続焼鈍炉におけ
る制御方法は、炉出口に備えられた温度計にて材料温度
を検出し、板厚変更で生ずる温度変化を打ち消すような
フィードバック制御を行ない、ストリップ温度を一定に
保つ制御方法が採用されている。
しかし、加熱炉および冷却炉は一般に炉の時定数が大き
く、炉温変化速度は10℃/ytyx程度であり、板厚
変更に対し充分な即応性がない このため従来のフィー
ドバック制御では板厚変更時の温度変化を打ち消すため
の炉温変化の応答が遅く、温度異常を発生する場合が多
く、板厚変更時の制御が充分に行ない得ないという欠点
があった。
このようなフィードバック制御に替わる制御技術として
、同一出願人により提案された特願昭50−10450
7.104508.104510.104512号等数
件のものが存在するほか、他に従来のフィードバック制
御に替る技術を今だみることができないと云う状況にあ
る。
本発明は前記のフィードバック制御に替わる連続焼鈍炉
の制御方法として提案された技術の発展改良として創案
されたものであり、ストリップの走行方向に沿って加熱
炉、均熱炉、冷ガ炉、再加熱炉等が直列に配置された連
続焼鈍炉においてコイルから巻出される板厚の異るスト
リップの接続点すなわち板厚変更点が炉を通過する際、
炉出口においてストリップ温度を目標温度に対する所定
の許容温度範囲に納め、均一な材質を確保する連続焼鈍
炉の制御方法を提供することを目的とする。
本発明の制御対象となるラインに沿って直列配置された
炉の形態としては、複数の炉温制御区域を備えた1つの
炉としての外観を有する場合も含むものであり、例えば
加熱帯、均熱帯、冷却帯、再加熱帯、過時効帯等の各群
を備えた炉も連続焼鈍炉として、本発明の制御対象とさ
れうる。
以下に図面を用いて本発明の制御方法を詳細に説明する
本発明の制御対象はライン速度と炉温の2つに大別され
る。
すなわち炉温を基準操作し、これに基づいてライン速度
を主として制御する方法と、ライン速度を基準操作し、
これに基づいて主として炉温を制御する方法である。
これらの制御は、いずれも次の3つの制御過程に区分け
される。
AI 5TAGE :板厚変更点をむかえるための準
備過程(以下準備ステージとい う ) A25TAGE:板厚変更点が連続焼鈍炉を通過中の制
御過程(以下板厚変更側 御ステージという) A3 STいGE:板厚変更点が連続焼鈍炉を通過後
の定常板厚への復帰過程(以 下復帰ステージという) まず主としてライン速度を制御する場合について説明す
る。
/%、 I 5TAGE (準備ステージ):板厚変
更点が連続炉に入る前に炉温、ライン速度を調整する際
には次の4つの場合がある。
(1)調整すべきライン速度が上限速度を越える場合、
連続炉のライン速度は、駆動モータの仕様等によって上
限値となる最高速度が制限されている。
そこで板厚変更時にライン速度を変更する場合、板厚変
更後のライン速度が、ライン最高速度を超過する可能性
があるときには、板厚変更点をむかえる前に、ライン速
度を予じめ減速しておき、板厚変更後のライン速度が最
高速度を超過せぬように準備を行なう。
もちろん、ライン速度の減速に対応して炉温も調整され
る。
(紗 板厚変更時の温度変化が大きい場合、変更前と後
の板厚の比で与えられる板厚変動率が大きい場合、板厚
変更点近傍においてはストリップの温度変化が大きくな
る。
そこで、炉温およびライン速度を低下させ、ストリップ
温度と炉温を近すげることにより、板厚変更点における
温度差を小さくすることができる。
この物理的な説明は第1図に示すグラフ図をもって明ら
かにされる。
同図から明らかな如く、同一の炉出ロストリップ温度を
確保するためには種々のライ/速度と炉温の組合せを選
択することができ、板厚変更時の温度変化量は、板厚変
更率、目標ストリップ温度、炉温、ライン速度の関数と
して与えられる。
第1図aは1.0MMからQ、 9 ptyttに板厚
変更した場合、炉温850℃、ライン速度103
としたときの炉出ロスpm トリップ温度の温度変化は40℃と、目標ストリップ温
度700℃に対し±20℃の巾をもつ。
第1図すは同じ板厚変更した場合、炉温800QC、ラ
イン速度77mpmとしたもので、このときの炉出ロス
トリップ温度の変化量は28℃で目標ストリップ温度7
00℃に対し±14°Cの巾をもつ。
この結果から、ライン速度および炉温を下げた方が、板
厚変更点での温度差が少ないことが知れる。
このとき、ライン速度を低下させることにより焼鈍の能
力が下がるので、ライン速度の低下はストリップ温度の
許容限界或は板厚変更率によって必要最小限度にとどめ
るものとする。
(3)熱負荷限界の場合 ストリップが広巾材或は厚物材については、ガス量の最
大流量が設備上制限があることに起因して炉本体の能力
制限により、板厚変更前後で炉雰囲気一定制御を行って
いる場合でも、炉温か変化する場合がある。
例えば薄物から厚物へ板厚が変化する場合に、ガス量が
最大流量で炉温か飽和していると、板厚変更により炉温
か低下する。
このときの考え方として、板厚変更前に板厚変更後の負
荷を計算し、負荷が炉能力を越えない板厚変更後のライ
ン速度を計算し、板厚変更後に計算されたライン速度と
なるように板厚変更前にライン速度および炉温を調整す
るものとする。
(4)炉温制限を受ける場合 加熱炉においては、ラジアントチューブ等の保護のため
、炉温最高値が制限を受ける。
そこで。板厚変更後の板厚と、目標ストリップ温度およ
び許容最高炉温によって定まる最高ライン速度を、板厚
変更後のライン速度が越える場合には、予じめライン速
度を減速しておくものである。
その他、準備ステージでは、炉温の微調整が行なわれる
この炉温微調整については後述の盃2STAGEの説明
で詳述されるが、板厚変更時に生ずる温度偏差を目標温
度に対し正負均等に割り合でるため、板厚変更点が到着
する前に炉温を微調整するものである。
A25TAGE(板厚変更制御ステージ) :板厚変更
制御ステージにおける制御は、次の基本原理によって行
なう。
すなわち、炉温を一定とし、板厚変更前の板厚をhl、
板厚変更後の板厚をh2、板厚変更前のライン速度をV
l、板厚変更後のライン速度をV2 とすると、 (ニ)=(±) −= r (1)1h2 を得、この第1が板厚変更後で成り立つようにライン速
度を制御する。
多数の炉が直列に配置されている場合、炉温変更の時定
数が犬で非常に遅く、板厚変更点での温度変化を打ち消
すことが不可能鴫るので、板厚変更゛前後において@度
変化の発生は不可避となる。
そのため板厚変更で生ずる温度変化をこの場合のライン
速度変更を第2図および第3図に示す。
第2図すにおいて、板厚変更点が直列配置された最初の
炉、すなわちA1加熱炉の入口に到達した時刻t1
で、ライン速度をとし、板厚変更点が直列配置された最
終炉、すなわち厖3加熱炉を抜けた時点で2イン速度を
V=γVl (3)とす
る。
この板厚変更率γに応じたライン速度の変更を行ったと
きの炭1加熱炉出ロストリップ温度を第2図Cに、&3
加熱炉出ロストリップ温度を第2図dにそれぞれ示す。
この図から明らかなように、板厚変更前後における温度
偏差は、目標温度’I’soに対し正負に均等に配分さ
れ、破線で示される温度許容範囲を最も有効に活用する
ことができる。
第3図は他のライン速度変更で得られた本発明の制御方
法を示す特性線図を示すグラフ図である。
この場合のライン速度の変更は、第3図すに示す如く、
應1加熱炉人口に板厚変更点が到達した時刻t1 で速
度変更を開始し、板厚変更点が直列配置された最終炉、
すなわち黒3加熱炉出口で丁度速度変更が終るように前
記第(3)式のライン速度への変更を行なうものである
この場合は、直列配置された炉の位置により板厚変更点
が通過する時点での速度変更率が異なる。
例えば、應1加熱炉においてはほとんど速度変更をしな
いうちに板厚変更点が炉出口へ到達するが、最終炉とな
るA3加熱炉出口へはほとんど速度変更が終了してから
板厚変更点が到達することになる。
このようなライン速度の変更を行った場合の魚1加熱炉
出ロストリップ温度を第3図Cに、魚3加熱炉出ロスト
リップ温度を第3図dにそれぞれ示す。
この場合、ストリップ温度は斜線部で示される如く、破
線で示された温度許容範囲を超過し、本発明の制御を充
分に達成し得ない。
そこで第4図aに示される如く、板厚変更点の魚1加熱
炉到達時刻t1以前から板厚変更点の魚3加熱炉を抜は
出る時刻t。
以後のあいだ、炉温を△TFだけ予じめ微調整しておく
ことにより、第4図すに示すライン速度の変更に対し、
A1加熱炉出ロストリップ温度は第4図Cに示される如
く、目標ストリップ温度Ts。
に対し正負に略均等な温度変化の配分を与え、この配分
による温度変化を温度許容範囲内に納めることができる
このように板厚変更制御ステージ(廐2 STAGE)で行なわれる制御は、ライン速度をγ(h
1/h2)なる比率に2段階で切換えて速度変更し、板
厚変更点の通過で生ずる温度偏差を目標温度に対し正負
均等に配分して温度許容範囲に納めるか、或は、ライン
速度を板厚変更点が最籾の炉に到達したときから速度変
更を開始し、最終炉を抜は出るまで所定の勾配をもって
速度変更を行ない、板厚変動率γにより温度偏差が温度
許容範囲を超過するときは、予じめ炉温を微調整してお
き温度偏差を目標温度に対し正負均等に配分して温度許
容範囲に納めるものである。
魚35TAGE(復帰ステージ): 板厚変更点が最終炉を通過したあとの処理は次の2つの
場合がある。
(1)速度修正 準備ステージ(A I STA GE )でライン速
度を下げた場合には、ライン速度を炉能力の最大負荷と
なる迄加速する。
このとき、ライン速度の変更と共に炉温を調整し、ライ
ン速度加速中にあ−いてもストリップ温度が常に温度許
容範囲に納するように制御し、速度修正後はストリップ
温度を目標温度にする定常状態をつくり出す。
(2)炉温修正 準備ステージ(AI 5TAGE)で速度変更に対応
して炉温微調整を行なったときには、板厚変更後のスト
リップ温度が目標値から炉温微調整弁だけオフセットを
もつ。
そこで、微調整弁だげ炉温変更を行ないオフセットを除
去し、板厚変更点通過後のス) IJツブ温度を目標温
度に制御する。
以上の如き、ライン速度を主として制御対象とした連続
焼鈍炉の制御方法をフローチャートとして第5図に示す
第5図のフローチャートで用いられる符号は次の内容を
表す。
〔魚1 ST′AGE〕γ :板厚変更率h1:板厚
変更後の板厚 h2:板厚変更後の板厚 △T :許容温度偏差制限 LOADMAX :炉最大能力 VMAX’最高ライン速度 L7MAX:最高炉温 Ll:板厚変更時の温度偏 差制限によるライン 速度 ト まず、準備ステージ(AI STいGE )として1
0において板厚変更の有無を判別する。
板厚変更があれば、12で板厚変更率γを求める。
次いで14でライン速度LH、L2 s L3 z L
4を求め、16でこれらのうちの最小値を求め、これを
板厚変更後のライン速度り。
とする。18で板厚変更後のライン速度をり。
とするための板厚変更前ライン速度りを求める。
20で現在のライン速度L7NOWとLを比較し、ライ
ン速度を減速すべきか否かを判別する。
減速の必要があれば22で、炉温を調整しながらライン
速度をL迄減速し、同時にストリップ温度を目標値に保
つ制御を行なう。
22での減速制御、或は減速の必要がなげれば24に進
み、板厚変動率γに基づく板厚変更時の速度変更により
炉温微調整が必要な場合には炉温調整を実施する。
以上の処理課程を経て、準備ステージが終了し、連続焼
鈍炉を板厚変更点が通過する板厚変更点制御ステージ(
& 2 STA GE )を迎える。
26で示される板厚変更点制御ステージでは板厚変更点
が直列配置された容積を通過する間に、板厚変更前のラ
イン速度りから板厚変更後のライン速度り。
に速度変更することにより、板厚変更点の通過で生ずる
ストリップの温度偏差を目標温度に対し正負均等にふり
分け、温度許容範囲に納める制御を実施する。
このライン速度の制御において、準備ステージの24で
炉温の微調整が行われていれば、前記第3図すに示され
る如きライン速度の変更を行ない、炉温の微調整がなげ
れば前記第2図aの如きライン速度の制御を行なう。
板厚変更点が最終炉を通過すると次の復帰ステージ(應
3 5TAGE)に進む。
復帰ステージでは、準備ステージの24で炉温調整を行
っていれば、28でもとに戻す炉温調整を行なう。
続いて30で板厚変更後におけるライン速!L’1 )
L 23 L 3を求め、32でこれらの最小値
をとって、これを板厚変更後のライン速度L′とする。
このライン速度L′は34で準備ステージの16で求め
られた板厚変更後のライン速度LLo と比較判別され
、Loが太きければ匍靴を終了し、Lo が小さければ
、L′まで加速し併せて炉温調整を行なう制御を36で
実施し、復帰ステージを終了し、連続焼鈍炉は板厚変更
後の定常処理制御に入る 第5図に示されたフローチャートは加熱制御に関するも
のであったが、冷却制御についてもライン速度の変更を
主体に同様の処理過程をもって実現できるものである。
次に板厚変更に対し、主として炉温の変更による本発明
の制御方法について説明する。
以下の説明は加熱制御について述べるものであるが、冷
却制御についても同様であり、ただ冷却制御の場合には
加熱制御によるストリップの温度パターンが逆転するこ
とになる。
また板厚更変に対し主として炉温を変更する場合には、
(厚物→薄物)と(薄物→厚物)とでは制御が異なる。
この主とじと炉温を変更する場合にも、 應I STいGE :準備ステージ /Ea2 STえGE :板厚変更制御ステージA3
5TAGE :復帰ステージ の3つに分類される。
魚I STえGE (準備ステージ):板厚変更点が
連続焼鈍炉に入る前に炉温、ライン速度を調整する準備
動作として、板厚変更率が大きく温度変化が大きい場合
には、炉温およびライン速度を低下させ、ストリップ温
度と炉温を近づけ、板厚変更点における温度差を小さく
する。
この炉温およびライン速度の変更は次の処理をもって行
なわれる。
すなわち次の4つの項目を演算する。
(1)板厚変更時に生ずる温度変動を温度許容範囲に納
めるためのライン速度L1 と、このライン速度L1
におけるストリップの目標温度をとるための炉温T
1 を求める。
(′4 炉の熱負荷制限による最高ライン速度L2と、
この最高ライン速度L2におけるストリップの目標温度
をとるための炉温T2 を求める。
(3)連続焼鈍炉に設置されているモーターパワー等で
定まる制限ライン速#L、と、この制限ライン速度L3
においてストリップの目標温度をとるための炉温T4を
求める。
(4) ラジアントチューブの耐熱温度限界等からき
まる炉の構造上許容できる最高炉温となる炉温制限T4
を求める。
こうして得られた炉温T1.T2.T3.T。
のうちの最小値T。
を求め、準備ステージにおける現在の炉温か最小値T。
より大きげれば、炉温をT。
迄下げると共に、この最小値T。に合わせてライン速度
を変更する。
このように準備ステージにおいて予じめ炉温およびライ
ン速度を変更しても、板厚変更点が炉を通過中に炉温の
制御を行なわなければ板厚変更点前後では温度許容範囲
を越える温度偏差を生じてしまう。
例えば、ストリップが厚物から薄物へ移行する場合、板
厚変更点以降ではストリップ温度は上昇する。
この状態を第6図に示す。すなわち、第6図すに示す如
く、板厚変更点が最終炉を抜は出た時刻t、で炉温変更
を行なうのみでは、第6図dに示される如く魚1加熱炉
出ロストリップ温度は、板厚変更点点1加熱炉出口到達
時刻t1から最終炉となる/Ex 3 DO熱炉出口到
達時刻t、の間において温度偏差△TMを生じ、斜線部
で示される温度許容範囲を越えてしまう。
そこで、この温度外れを除去するため、板厚変更点が黒
1加熱炉入口到達時点又はそれ以前に炉温を下げておく
この炉温変更量は板厚変更時点で生ずる温度偏差をスト
リップの温度許容範囲に納めるために十分かつ必要な値
とする。
この炉温変更量は次式で与えられる。
第(4)式で与えられる△TFIなる炉温変更を行なっ
ても、ストリップ温度か許容最高炉温に納まる場合には
問題ないが、許容最高炉温を越え1合には炉温を変更す
ることができない。
この場合にはライン速度の変更を行なう。
この場合の速度変更量は次式で与えられる。
このようにして板厚変更点が炉に到達する前に炉温及び
ライン速度を変更し、板厚変更点が連続焼鈍炉を通過中
、その温度変動をストリップ目標温度に対する温度許容
範囲に納めることができる。
なお板厚変更が(薄物−厚物)、(厚物−薄物)いずれ
の場合についても前記第(4)) (5)式を用いるこ
とができ、(薄物→厚物)の場合は、炉温を(△TF1
)aめに変更し、ライン速度を(△V低めに変更するこ
ととなり、(厚物→薄物)の場合は逆に炉温を(ΔTF
I’低めに変更しライン速度を(△V)高めに変更する
ことになる。
また、4却プロセスの場合にも前記第(4) t (5
)式を用いることができ、この場合には前述の加熱プロ
セスと全く逆の炉温変更およびライン速度の変更が行な
われる。
志2 5TAGE(板厚変更制御ステージ)主として炉
温の変更を行なう場合には、準備ステージにおいてすで
に板厚変更点の通過に対する制御条件が与えられている
ので制御は行なわない。
魚3 5TAGE (復帰ステージ) 板厚変更点が直列配置された各駅を通過し終ると で与えられる炉温変更量△TF2I/cより炉温を変更
する。
第7図は魚1加熱炉における(厚物→薄物)の場合の炉
温変更を示したもので、第7図すに示す如く、魚1加熱
炉出口に板厚変更点が到達した時刻t2 で炉温を△T
F2だげ低下させる炉温変更を行なう。
このときのライン速度は第7図Cの如く一定で、第7図
dに示される&、1加熱炉出ロストリップ温度は、目標
温度T’soに対し正負に均等な温度許容範囲に納まる
温度偏差とされている。
魚2及び志3の各駅についても、板厚変更点が通過する
毎に同様に△TF2の炉温変更が行なわれる。
なお準備ステージにおいて、前記第(4)式で与えられ
る△TF□の炉温変更が許容最高炉温TMAxの制限を
受けて炉温変更できず、前記第(5)式による△Vでラ
イン速度の変更を行なっている場合には、前記第(6)
式で与えられる△TF2の炉温変更は行なわない。
次いで板厚変更点が最終炉となる&3加熱炉を抜けでる
と、次の3つの項目を演算する。
(1)炉熱負荷制限による最高ライン速度L′2 と
、この最高ライン速度L′2におけるストリップの目標
温度をとるための炉温τ2を求める。
(2)制限ライン速度L′3と、このL/、におけるス
トリップの目標温度をとるための炉温T/3を求める。
(3)炉の構造上許容できる最高炉温となる炉温制限T
/、を求める。
これらの炉温T/、 、 T/、、 T/、 のうち
の最小値T′oを求め、板厚変更点通過後の現在炉温T
’MOW が最小値T′oに等しいか又は小さければ
、炉温を最小値T。
迄で変更すると共に、ライン速度を最小値T。
におけるストリップ目標温度をとるための速度に変更す
る。
以上をもって、板厚変更点の通過に対する連続焼鈍炉の
制御が終了し、板厚変更後のストリップに対する定常焼
鈍処理を実行する。
第8,9図は主として炉温を変更する本発明の制御方法
を示すフローチャートである。
第8,9図において示される記号は次の内容を表す。
〔魚I 5TAGE〕 Ll :板厚変更時の温度偏差制限によるライン
速度 L2 :加熱炉の熱負荷制限による最高ライン速
度 り、 ニライン速度制限 T1 ニライン速度L1 時に目標ストリップ温
度をとるための炉温 T2 ニライン速度L2時に目標ストリップ温度
をとるための炉温 T、 ニライン速度13時に目標ストリップ温度
をとるための炉温 T4:炉温制限 TNOW :現在の炉温 △T’p’it△TF2:炉温変更量 △V ニライン速度変更量 (A3 5TAGE) L’2ニアJO熱炉の熱負荷制限による最高ライン速度 ’[、/、 ニライン速度制限 T′2ニライン速度L/、時に目標ストリップ温度をと
るための炉温 T3 ニライン速度T/、時に目標ストリップ温
度をとるための炉温 また、使用するブロック符号の処理内容は、第5図の場
合と同様である。
第8図において、50で板厚変更の有無が判別され、板
厚変更があれば52で板厚変更率γが求められ、この板
厚変更率γを演算パラメータとして54でライン速度L
1 * L2 s L3及びT15T2.T5.T4が
求められる。
これらの炉温について、56で最小値がとられ、これが
T。
とされる。
次いで58で現在の炉温TNOWとの比較判別が行なわ
れ、現在炉温TNowに最小値T。
が等しいか又はそれ以下であれば次の処理へ、太きけれ
ば60で炉温を最小値T。
に変更すると共に、Toにおけるストリップ目標温度を
とる54で得られたライン速度に変更すも次に62で前
記第(4)式の演算を行なって△TF1を求め、64で
△TFIなる炉温変更が炉温制限TMAXを越えるか否
か判別し、越える場合には66で前記第(5)式の△■
を求める68でライン速度を変更し、越えない場合には
68で炉温を△TFI変更する。
以上の処理過程をもって準備ステージ(/Fix I
S TA GE )が終了する。
板厚変更ステージ(A、 2 STA GE )とな
る70では制御は行なわれない。
続いて、第9図に示す復帰ステージ(魚3STAGE)
に入る。
第9図において、まず72で第8図に示す68でライン
速度の変更を行なったか否か判別する。
行なっていなげれば74で板厚変更点が該当炉を通過し
たか否かを判別し、通過時点で前記第(6)式の△TF
2を76で求め、78において炉温を△TF2変更する
このとき△TF2なる炉温変更で炉温制限を越える場合
にはTMAXまで変更する。
80で板厚変更点が全駅を通過したか否かを判別する。
72でライン速度の変更有りと判別されれば72〜80
の処理は行なわれない。
板厚変更点が最終炉を抜は出ると、82で板厚変更後の
ライン速度L’2. L’3および炉@T’、。
T;、T’、が求められ、84でこれらの炉温の最小値
がとられ、これT′oとする。
次いでT′oと現在の炉温T’ の比較判別が行な
われ、現在炉OV @T/NOw が最小値T′oに等しいか又は小さげれ
ば88でT′oまで炉温変更され、このT′oにおいて
ストリップの目標温度をとる82で求められたライン速
度への変更が行なわれ、現在炉温T’NOV が最小値
T′。
より太きければ制御を終了する。
以上説明した如く本発明の連続焼鈍炉の制御方法は、ラ
イン速度および炉温を所定の制御処理過程により制御す
ることにより、ストリップの板厚変更点が直列配置され
た複数の枦を通過する際に生ずる@度変更を目標ストリ
ップ温度に対し正負に均等に配分することにより、湿度
偏差を所定のストIJツブ@度許容範囲に納めることが
でき、板厚変更点の前後においても定常焼鈍処理によっ
て得られたと同じ品質の焼鈍製品を得ることができ、連
続焼鈍炉の操業効率と設備能力を高め、しいては製品の
コスト低減を図ることができたものである。
なお本発明の制御方法を連続焼鈍炉で実際する場合には
、本発明の制御処理過程を実行するコンピュータコント
ロールによる全自動化をもって制御されているものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はライン速度と炉温の大きさに対し板厚変更点が
炉中を通過する際のストリップ温度変動量の相違と表わ
したグラフ図、第2図は主とじてライン速度を変更する
本発明の制御方法においてライン速度をステップ状に変
更したときの炉出口におけるストリップ温度の変化を表
わしたグラフ図、第3図は主としてライン速度を変更す
る本発明の制御方法においてライン速度を所定の時間勾
配で変更したときの炉出ロストリップ温度の変化を表わ
したグラフ、第4図は第3図において生じた温度許容範
囲を越える温度偏差を除去するため炉温の微調整を行な
った場合の炉温、ライン速度および炉出ロストリップ温
度の変化を示すグラフ、第5図は主としてライン速度を
変更する本発明の制御方法による処理過程を示すフロー
チャート、第6図は板厚変更点通過後に炉温変更を行っ
たため温度許容範囲を越える温度偏差を生じた制御を示
すグラフ、第7図は主として炉温を変更する本発明の制
御方法における炉温制御パターン、ライン速度及びその
ときのストリップ温度の変化を表すグラフ、第8,9図
は主として炉温を変更する場合の本発明の制御方法の処
理過程を示すフローチャートである。 T ・・・ストリップ目標温度、TSI・・・雁1炉出
口O ストリップ濃度、TS3・・・魚3炉出ロストリップ温
度、tl・・・板厚変更点点1炉入口到達時刻、t2・
・・板厚変更点点1炉出口到達時刻、t、・・・板厚変
更点点3炉出口到達時刻、△TF・・・微調整炉温、△
TM・・・板厚変更時ストリップ温度変化量、△TF2
)△TF2・・・炉温変更量、■・・・ライン速度。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ストリップの走行方向に沿って直列配置された複数
    の炉又は炉帯域を有する連続焼鈍炉を異なる板厚のス)
    IJツブを溶接した板厚変更点が通過する際の焼鈍処
    理を行なう連続焼鈍炉の制御方法において、 制御過程を板厚変更点をむかえるための準備ステージ、
    板厚変更点が炉を通過中の板厚変更制御ステージおよび
    板厚変更点が炉を通過した後の復帰ステージに区分し、 前記準備ステージでは板厚変更率に基づいて板厚変更点
    が炉を通過する際に生ずる温度変動をストリップ目標温
    度に対し正負均等に配分され、所定の温度許容範囲に納
    めるためのライン速度および又は炉温を変更せしめ、 前記板厚変更制御ステージでは前記準備ステージで変更
    されたライン速度および又は炉温に対応したライン速度
    制御を行ない、 前記復帰ステージでは板厚変更後のストリップに対応し
    たライン速度に変更せしめると共に該変更後のライン速
    度におけるストリップ目標温度をとる炉温に変更せしめ
    ることを特徴とする連続焼鈍炉の制御方法。 2 準備ステージでは板厚変更時の目標温度に対する所
    定の温度目標範囲となる温度偏差匍銀によるライン速度
    、炉熱負荷制限による最高ライン速度、駆動モータ等の
    特性で決まる最高ライン速度および炉温制限による最高
    ライン速度のうちの最小値を求め、該最小値となるライ
    ン速度を板厚変動率で除して予測ライン速度を求め、該
    予測ライン速度が現在のライン速度以下であれば板厚変
    更点が炉入口到達時又はそれ以前にライン速度を前記予
    測ライン速度に変更せしめると共に変更後のライン速度
    においてストリップ目標温度をとる炉温に変更せしめ、
    前記予測ライン速度が現在のライン速度を越えていれば
    板厚変更率に応じて炉温の微調整を行い; 板厚変更制御ステージでは準備ステージで変更されたラ
    イン速度および炉温を維持し; 復帰ステージでは板厚変更後のストリップについての炉
    熱負荷制限による最高ライン速度、駆動モータ等の特性
    で決まる最高ライン速度および炉温制限による最高ライ
    ン速度のうちの最小値を得、現在のライン速度が前記最
    小値以下であれば板厚変更点が炉を通過した時点で前記
    最小値までライン速度を変更せしめると共に変更後のラ
    イン速度においてストリップの目標温度をとる炉温に変
    更せしめることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の連続焼鈍炉の制御方法。 3 準備ステージでは板厚変更率に基づいて板厚変更点
    が炉を通過する際に生ずる温度変動をストリップ目標温
    度に対し正負均等に配分され所定の温度許容範囲に納め
    るためのライン速度を求めると共に板厚変更率が所定の
    値を越えた場合には炉温の微調整を行ない; 前記板厚更変制御ステージでは板厚変更点が炉入口に到
    達した時点から最終炉を抜けでる時点の炉通過区間にお
    いて前記準備ステージで得られたライン速度に所定時間
    勾配をもって速度変更せしめ; 前記復帰ステージでは板厚変更後のストリップに対応し
    たライン速度に変更せしめると共に該変更後のライン速
    度におけるストリップ目標温度をとる炉温に変更せしめ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の連続焼
    鈍炉の制御方法。 4 準備ステージでは板厚変更時の温度偏差制限による
    ライン速度における炉温、熱負荷制限による最高ライン
    速度における炉温、駆動モータ等の特性で決まる最高ラ
    イン速度における炉温および炉の能力で決まる炉温制限
    のうちの最小値を予測炉温として求め、該予測炉温か現
    在の炉温を越えていれば予測炉温に変更せしめると共に
    該予測炉温に対応したライン速度の変更を行ない、次い
    で所定の関係式をもって板厚変更点が炉通過中に生ずる
    温度外れを防ぐ炉温および又はライン速度の微調整を行
    ない; 板厚変更制御ステージでは準備ステージで得うらた炉温
    およびライン速度を維持し; 復帰ステージでは準備ステージで行なわれた炉温および
    又はライン速度の微調整量を板厚変更点が各炉を通過す
    る毎に元に戻し、板厚変更点が全炉を通過後に板厚変更
    後のストリップについての熱負荷制限による最高ライン
    速度における炉温、駆動モータ等の特性で決まる最高ラ
    イン速度における炉温および炉の能力で決まる最高炉温
    のうちの最小値を予測復帰炉温として求め、該予測復帰
    炉温か現在の炉温を越えていれば炉温を予測復帰炉温に
    変更せしめると共に予測復帰炉温に対応したライン速度
    変更を行なうことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の連続焼鈍炉の制御方法。 5 準備ステージにおける炉温および又はライン速度の
    微調整として炉温調整量△TFIをで得て炉温微調整を
    行ない、△TF1にょる炉温変更が出来ない場合にはラ
    イン速度調整量△Vを但し、TMAX”許容最高炉温 T′yi。 ツー炉温調整を行なう直前の炉温V ニライン速度 で得て、△TF□なる炉温調整と共に△Vなるライン速
    度微調整を行なうことを特徴とする特許請求の範囲第4
    項記載の連続焼鈍炉の制御方法。
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US4316717A (en) * 1980-10-27 1982-02-23 Midland-Ross Corporation Method of controlling strip temperatures
JPS60169525A (ja) * 1984-02-15 1985-09-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 連続焼鈍炉冷却帯の鋼帯冷却方法

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