JPS5831416B2 - ポリエステル嵩「だかし」 - Google Patents
ポリエステル嵩「だかし」Info
- Publication number
- JPS5831416B2 JPS5831416B2 JP51030867A JP3086776A JPS5831416B2 JP S5831416 B2 JPS5831416 B2 JP S5831416B2 JP 51030867 A JP51030867 A JP 51030867A JP 3086776 A JP3086776 A JP 3086776A JP S5831416 B2 JPS5831416 B2 JP S5831416B2
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- JP
- Japan
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- yarn
- multifilament
- polyester
- bulky yarn
- bulky
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Artificial Filaments (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はポリエステル嵩高糸に関するもので、さらに詳
しくは、優れた嵩高性と絡み強さを有すると共に、染色
後の均一な霜降り調を同時に兼備したポリエステル嵩高
糸に関するものである。
しくは、優れた嵩高性と絡み強さを有すると共に、染色
後の均一な霜降り調を同時に兼備したポリエステル嵩高
糸に関するものである。
近年繊維に付カロ価値を与える目的で種々の変わり糸が
開発されており、霜降り糸もその一つである。
開発されており、霜降り糸もその一つである。
しかして霜降り調を有する熱可塑性マルチフィラメント
嵩高糸の製造方法としては、異種の糸条を合糸、混繊、
ケン縮加工を行なうか、もしくは異種の糸条をケン縮加
工したのち合糸あるいは合撚加工する方法などが一般的
によく知られている。
嵩高糸の製造方法としては、異種の糸条を合糸、混繊、
ケン縮加工を行なうか、もしくは異種の糸条をケン縮加
工したのち合糸あるいは合撚加工する方法などが一般的
によく知られている。
しかしながら、これらの方法はコストが高くかつ品質的
にむらを生じ易くいわゆる杢流れやひけを生じて良好な
霜降り調の嵩高糸が得られなかった。
にむらを生じ易くいわゆる杢流れやひけを生じて良好な
霜降り調の嵩高糸が得られなかった。
これらの欠点を補う方法として、特開昭50−6325
0には染色性の異なる2種の糸を仮撚加工したのち流体
乱流処理する方法が開示されている。
0には染色性の異なる2種の糸を仮撚加工したのち流体
乱流処理する方法が開示されている。
しかしながら、本発明者らの検討によれば仮撚カロエな
どでケン縮を付与した嵩高糸を過剰供給状態で流体乱流
処理すると、鉄系がもっているゲン縮性のため糸条が開
繊し易く、鉄系を構成する各単位がばらばらに独立して
撹乱されるため非ケン縮糸の処理に比べむしろ単糸間相
互の交絡構造が形成されにりく、充分なカロエ効果が達
成できないことが判った。
どでケン縮を付与した嵩高糸を過剰供給状態で流体乱流
処理すると、鉄系がもっているゲン縮性のため糸条が開
繊し易く、鉄系を構成する各単位がばらばらに独立して
撹乱されるため非ケン縮糸の処理に比べむしろ単糸間相
互の交絡構造が形成されにりく、充分なカロエ効果が達
成できないことが判った。
すなわち従来の加工技術では、必ずしも均一な霜降り調
を呈し優れた嵩高性と絡み強さを兼備したポリエステル
嵩高糸が得られなかったのである。
を呈し優れた嵩高性と絡み強さを兼備したポリエステル
嵩高糸が得られなかったのである。
本発明者らはこのような従来の霜降り調糸条の欠点を解
消することを目的として検討を行なった結果、本発明に
到達した。
消することを目的として検討を行なった結果、本発明に
到達した。
すなわち本発明は、イオン性染料に不染性のポリエステ
ルマルチフィラメント(以下F1という)と、固有粘度
がFlより少なくとも0.04小さいイオン性染料可染
性ポリエステルマルチフィラメント(以下F2という)
とがFl: F2=1 : 4〜4:1の重量比で混り
合い流体乱流により微小なループが形成された嵩高糸で
あって、絡み強さが0.8g/d以上であるポリエステ
ル嵩高糸である。
ルマルチフィラメント(以下F1という)と、固有粘度
がFlより少なくとも0.04小さいイオン性染料可染
性ポリエステルマルチフィラメント(以下F2という)
とがFl: F2=1 : 4〜4:1の重量比で混り
合い流体乱流により微小なループが形成された嵩高糸で
あって、絡み強さが0.8g/d以上であるポリエステ
ル嵩高糸である。
本発明になるポリエステル嵩高糸を構成しているマルチ
フィラメントF1とマルチフィラメントF2の混合比は
、染色後の霜降り糸において安定した色調を得るために
重量比で1=4〜4:1とする必要があり、1:3〜3
:1がより好適である。
フィラメントF1とマルチフィラメントF2の混合比は
、染色後の霜降り糸において安定した色調を得るために
重量比で1=4〜4:1とする必要があり、1:3〜3
:1がより好適である。
また本発明になる嵩高糸は、鉄系を構成しているマルチ
フィラメントF2の固有粘度がマルチフィラメントF1
より少なくとも0.04、より好ましくは0.06小さ
く、かつ流体乱流によって微小なループが形成されてい
るため、以下に定義する絡み強さの値が0.8g/d以
上で、より好ましくは1.0g/d以上となる。
フィラメントF2の固有粘度がマルチフィラメントF1
より少なくとも0.04、より好ましくは0.06小さ
く、かつ流体乱流によって微小なループが形成されてい
るため、以下に定義する絡み強さの値が0.8g/d以
上で、より好ましくは1.0g/d以上となる。
絡み強さがo、sg/ct未満のものは、パッケージか
らの解舒工程、製織工程、製編工程でかかる張力のため
交絡が解けるので好ましくない。
らの解舒工程、製織工程、製編工程でかかる張力のため
交絡が解けるので好ましくない。
前記した本発明の嵩高糸を得るための好適な製造方法は
、イオン性染料に不染性のポリエステルマルチフィラメ
ントF1と、該マルチフィラメントF1より固有粘度が
少なくとも0.04小さいイオン性染料可染性のポリエ
ステルマルチフィラメントF2とを、F、:F2=に4
〜4:1の重量比で流体乱流域に弛緩状態で供給し、流
体乱流によりループや絡みを形成させる製造方法である
。
、イオン性染料に不染性のポリエステルマルチフィラメ
ントF1と、該マルチフィラメントF1より固有粘度が
少なくとも0.04小さいイオン性染料可染性のポリエ
ステルマルチフィラメントF2とを、F、:F2=に4
〜4:1の重量比で流体乱流域に弛緩状態で供給し、流
体乱流によりループや絡みを形成させる製造方法である
。
ここで前記した本発明の嵩高糸の製造方法を図によって
詳述する。
詳述する。
第1図は本発明の嵩高糸の製造方法の好ましい一工程を
示す概略図で、マルチフィラメント1(F1廷マルチフ
ィラメント2(F2)は解舒張力の変動を抑制するテン
サー3を介して給糸ローラー4に供給される。
示す概略図で、マルチフィラメント1(F1廷マルチフ
ィラメント2(F2)は解舒張力の変動を抑制するテン
サー3を介して給糸ローラー4に供給される。
次いで給糸ローラー4と引取ローラー7との間で弛緩状
態にて流体乱流ノズル6により流体乱流処理され、2種
のマルチフィラメントが混合されつつループや絡みが形
成されワインダ−8に巻取られる。
態にて流体乱流ノズル6により流体乱流処理され、2種
のマルチフィラメントが混合されつつループや絡みが形
成されワインダ−8に巻取られる。
なおノズル6の前に水分付与装置5を設け、水分を糸に
付与すると、得られる嵩高糸のS−8曲線の降伏点応力
(絡み強さ)が増加し、また糸の長さ方向のループの均
一性が向上するので好ましい。
付与すると、得られる嵩高糸のS−8曲線の降伏点応力
(絡み強さ)が増加し、また糸の長さ方向のループの均
一性が向上するので好ましい。
前記方法で得られる嵩高糸の絡み強さを0.8g /
d以上とするためには、供給するマルチフィラメントF
1とマルチフィラメントF2とは特定化された固有粘度
差を有することが必要である。
d以上とするためには、供給するマルチフィラメントF
1とマルチフィラメントF2とは特定化された固有粘度
差を有することが必要である。
この理由は必ずしも明確ではないが次のような作用に基
づくものと推定される。
づくものと推定される。
すなわち流体乱流の撹乱作用下にマルチフィラメントが
おかれると、マルチフィラメントは開繊しねじれを生じ
たりループを形成したりして複雑に絡み合った構造とな
る。
おかれると、マルチフィラメントは開繊しねじれを生じ
たりループを形成したりして複雑に絡み合った構造とな
る。
この場合特定化された固有粘度差を有する2種のマルチ
フィラメントを使用すると、単繊維の曲げやねじれに対
する剛性率が異なるために固有粘度が大きいマルチフィ
ラメントF1の単繊維は乱気流下での運動量が少なく大
きなループを形成し、一方証気流下での運動量の大きい
マルチフィラメントF2の単繊維が前記F1の単繊維に
絡みつき微小なループとなり大きなループを固定する効
果が発現するためと考えられる。
フィラメントを使用すると、単繊維の曲げやねじれに対
する剛性率が異なるために固有粘度が大きいマルチフィ
ラメントF1の単繊維は乱気流下での運動量が少なく大
きなループを形成し、一方証気流下での運動量の大きい
マルチフィラメントF2の単繊維が前記F1の単繊維に
絡みつき微小なループとなり大きなループを固定する効
果が発現するためと考えられる。
イオン性染料不染性マルチフィラメントF1とイオン性
染料可染性マルチフィラメントF2とを、第1図に示す
ような同一弛緩状態で流体乱流処理を行なうとFlとF
2が開繊した後に混りあってループや絡みが形成される
ため、それぞれの単糸がバラツキに分散している嵩高糸
となる。
染料可染性マルチフィラメントF2とを、第1図に示す
ような同一弛緩状態で流体乱流処理を行なうとFlとF
2が開繊した後に混りあってループや絡みが形成される
ため、それぞれの単糸がバラツキに分散している嵩高糸
となる。
従ってFlとF2はそれ自体でまとまって存在すること
がなく、該嵩高糸を染色した場合杢流れやひけの生じな
い良好な霜降り調嵩高糸となる。
がなく、該嵩高糸を染色した場合杢流れやひけの生じな
い良好な霜降り調嵩高糸となる。
本発明の嵩高糸は以上説明したようにマルチフイラメン
l−F、とマルチフィラメントF2が開繊し単糸がバラ
バラに分散してループや絡みが形成されているもので、
実質的に単糸の切れた毛羽はない。
l−F、とマルチフィラメントF2が開繊し単糸がバラ
バラに分散してループや絡みが形成されているもので、
実質的に単糸の切れた毛羽はない。
単糸の切れた毛羽はないがループが毛羽と同等の外観と
嵩高効果を示すものである。
嵩高効果を示すものである。
マルチフィラメントF1とF2をそれぞれ別々の給糸ロ
ーラーに供給して、異なる弛緩状態で同時に流体乱流処
理を行なうことも可能である。
ーラーに供給して、異なる弛緩状態で同時に流体乱流処
理を行なうことも可能である。
この場合低弛緩率の糸は嵩高糸の比較的中心部を構成し
、一方の高弛緩率の糸は嵩高糸の中心部を被うようにし
てループや絡みを形成するので絡み強さがより向上する
。
、一方の高弛緩率の糸は嵩高糸の中心部を被うようにし
てループや絡みを形成するので絡み強さがより向上する
。
また得られた嵩高糸の中心部の低弛緩率の糸は、それを
被っている高弛緩率の糸の間隙から見え、両糸ともそれ
自体長さ方向および断面方向にまとまって存在しない。
被っている高弛緩率の糸の間隙から見え、両糸ともそれ
自体長さ方向および断面方向にまとまって存在しない。
従って該嵩高糸を染色した場合でも杢流れやひけが発生
せず、極めて良好な霜降り調の効果が発揮される。
せず、極めて良好な霜降り調の効果が発揮される。
しかしながら、給糸ローラーを複数個使用することから
操作、装置を複雑にする必要があり、特殊な糸形態を目
的にしない限り、マルチフィラメントF。
操作、装置を複雑にする必要があり、特殊な糸形態を目
的にしない限り、マルチフィラメントF。
とF2を1つの給糸ローラーへ供給し同一の弛緩状態で
加工する方法の方が好ましい。
加工する方法の方が好ましい。
なお第1図の工程において、FlとF2のマルチフィラ
メントがすでに混繊されている場合や引揃えられている
場合にはそのままローラー4に給糸すること、流体乱流
ノズル前後のローラーは弛緩率を採るためそれぞれ周速
度に差を与えるが周速度差を与える方法として1つの段
付ローラーの大径部と小径部を利用すること、などの手
段を採用することも可能である。
メントがすでに混繊されている場合や引揃えられている
場合にはそのままローラー4に給糸すること、流体乱流
ノズル前後のローラーは弛緩率を採るためそれぞれ周速
度に差を与えるが周速度差を与える方法として1つの段
付ローラーの大径部と小径部を利用すること、などの手
段を採用することも可能である。
F、とF2のマルチフィラメントがすでに混繊されてい
る場合は、混繊されていない場合に比較し一層均一な霜
降り調となり好ましいことである。
る場合は、混繊されていない場合に比較し一層均一な霜
降り調となり好ましいことである。
本発明で供給するマルチフィラメントF1とF2の混合
比は、目的とする染色後の良好な霜降り調効果を発揮さ
せるために重量比でに4〜4:1とする必要があり、1
:3〜3二1がより好ましい。
比は、目的とする染色後の良好な霜降り調効果を発揮さ
せるために重量比でに4〜4:1とする必要があり、1
:3〜3二1がより好ましい。
本発明のポリエステル嵩高糸を得るために用いるイオン
性染料に不染性のポリエステルマルチフイラメンl−F
、とは、分子内にイオン性染料の染着座席を有しないポ
リエステルであり、主としてポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリ(p−エトキシ
ベンゾエート)あるいはこれらを主成分とする共重合体
よりなるポリエステルマルチフィラメントを総称する。
性染料に不染性のポリエステルマルチフイラメンl−F
、とは、分子内にイオン性染料の染着座席を有しないポ
リエステルであり、主としてポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリ(p−エトキシ
ベンゾエート)あるいはこれらを主成分とする共重合体
よりなるポリエステルマルチフィラメントを総称する。
方、イオン性染料に可染性のポリエステルマルチフィラ
メントF2とは、 ナイロンのようなイオン性染料可染
ポリマを鞘とした鞘芯型複合ポリエステル繊維またはナ
イロンとポリエステルのブレンド繊維、あるいは金属塩
の形をしたスルホネート基をポリエステル主鎖または末
端に有する染色性改良ポリエステル糸条のように、イオ
ン性染料で直接または助剤を用いて染色可能なポリエス
テルマルチフィラメントを総称する。
メントF2とは、 ナイロンのようなイオン性染料可染
ポリマを鞘とした鞘芯型複合ポリエステル繊維またはナ
イロンとポリエステルのブレンド繊維、あるいは金属塩
の形をしたスルホネート基をポリエステル主鎖または末
端に有する染色性改良ポリエステル糸条のように、イオ
ン性染料で直接または助剤を用いて染色可能なポリエス
テルマルチフィラメントを総称する。
前記マルチフイラメンt−F、およびF2には本発明の
効果を妨げない範囲で系中に公知の顔料、制電剤、難燃
剤などの改質剤を含有していてもよく、また糸の断面形
状は丸断面、異形断面の限定はない。
効果を妨げない範囲で系中に公知の顔料、制電剤、難燃
剤などの改質剤を含有していてもよく、また糸の断面形
状は丸断面、異形断面の限定はない。
マルチフィラメントF1およびF2の使用に際しては細
デニール、多フィラメントの方が得られる嵩高糸の絡み
強さを増加させる点から好ましい。
デニール、多フィラメントの方が得られる嵩高糸の絡み
強さを増加させる点から好ましい。
このためマルチフィラメントの単糸繊度は3.2d以下
が好ましく2.1d以下がより好ましく、デニールミッ
クス糸でも断面形状の異なるミックス糸でもよい。
が好ましく2.1d以下がより好ましく、デニールミッ
クス糸でも断面形状の異なるミックス糸でもよい。
また総フィラメント数は20本以上が好ましく、24本
以上がより好ましい。
以上がより好ましい。
マルチフィラメントF2の総フィラメント数に占める割
合は20〜80%が好ましく、30〜70%がより好ま
しい。
合は20〜80%が好ましく、30〜70%がより好ま
しい。
本発明で得られる嵩高糸の嵩高性を増し、絡み強さを充
分0.8g/d以上とし、かつ均一な霜降り調を与える
ために、流体乱流域でマルチフィラメントを処理する際
のオーバーフィード率は10〜50%が好ましく、12
〜40%がより好ましく、流体乱流ノズルへ供給する流
体の圧力は4Kt/1(G)以上が好ましく、5Ky/
ff1(G)以上でかつ(流体圧力(Ky/cri )
) / (流体乱流ノズルへの給糸速度(m/1ni
n)の平方根)が0.27以上がより好ましい。
分0.8g/d以上とし、かつ均一な霜降り調を与える
ために、流体乱流域でマルチフィラメントを処理する際
のオーバーフィード率は10〜50%が好ましく、12
〜40%がより好ましく、流体乱流ノズルへ供給する流
体の圧力は4Kt/1(G)以上が好ましく、5Ky/
ff1(G)以上でかつ(流体圧力(Ky/cri )
) / (流体乱流ノズルへの給糸速度(m/1ni
n)の平方根)が0.27以上がより好ましい。
本発明になるポリエステル嵩高糸は、■イオン性染料不
染性マルチフィラメントとイオン性染料可染性マルチフ
ィラメントとがよく混りあい、染色により均一な霜降り
効果が発揮されること、■流体乱流処理によりループや
絡みが形成され、嵩高性と共に0.8g/d以上の優れ
た絡み強さを有すること、および■単糸の切れた毛羽は
実質的にないが、ループが毛羽と同等の外観と嵩高効果
を示すこと、から従来のものに比較し、優れた嵩高性と
交絡性を兼備し良好な霜降り調編織物用として優れた糸
条である。
染性マルチフィラメントとイオン性染料可染性マルチフ
ィラメントとがよく混りあい、染色により均一な霜降り
効果が発揮されること、■流体乱流処理によりループや
絡みが形成され、嵩高性と共に0.8g/d以上の優れ
た絡み強さを有すること、および■単糸の切れた毛羽は
実質的にないが、ループが毛羽と同等の外観と嵩高効果
を示すこと、から従来のものに比較し、優れた嵩高性と
交絡性を兼備し良好な霜降り調編織物用として優れた糸
条である。
以下に固有粘度、および絡み強さの各測定法を述べる。
(固有粘度)
ポリエステルをO−クロロフェノール溶液として25℃
で測定した極限粘度をいう。
で測定した極限粘度をいう。
(絡み強さ)
試料のS−8曲線において、その位置での張力に対して
10%以上の張力の瞬間的低下を示す最低の点を降伏点
とし、該降伏点の応力(g/d)を絡み強さとして表わ
す。
10%以上の張力の瞬間的低下を示す最低の点を降伏点
とし、該降伏点の応力(g/d)を絡み強さとして表わ
す。
すなわち第2図は降伏点応力(絡み強さ)が1.75g
/dのもののSS曲線であり、図中Y点が降伏点である
。
/dのもののSS曲線であり、図中Y点が降伏点である
。
図中Y点より前に2個所凹凸が見られるが、これは10
%未満の瞬間的張力の低下であり、前述した降伏点の定
義により降伏点とは見なされないものである。
%未満の瞬間的張力の低下であり、前述した降伏点の定
義により降伏点とは見なされないものである。
当然のことながら降伏点は高い程望ましいものであり、
最も好ましいものとしてはS−8曲線が実質的になめら
かなものということができるが、このような場合は降伏
点は破断的に一致する。
最も好ましいものとしてはS−8曲線が実質的になめら
かなものということができるが、このような場合は降伏
点は破断的に一致する。
なおS−8曲線の測定はインストロン型の測定器を用い
、試料長20cIfL1引張速度10crrL/分で測
定を行ない、適当な記録用紙に記録する。
、試料長20cIfL1引張速度10crrL/分で測
定を行ない、適当な記録用紙に記録する。
この際繰り返して測定を10回行ない、平均値で表わす
。
。
また降伏応力を算出するために用いるデニールは、嵩高
力ロエ後の糸では嵩高性があるためその程度により値が
変動するので、嵩高加工流体乱流ノズルに入る直前の糸
の表示デニールを用いる。
力ロエ後の糸では嵩高性があるためその程度により値が
変動するので、嵩高加工流体乱流ノズルに入る直前の糸
の表示デニールを用いる。
なお、以下に実施例をあげて本発明を詳述する。
実施例 1
イオン性染料に不染性の糸条F、として固有粘度0.6
4のポリエチレンテレフタレート延伸糸(75デニール
、36フイラメント)と、イオン性染料に可染性の糸条
F2として5−ソジウムスルホイソフタール酸を3モル
%共重合した表1に示す固有粘度の変性ポリエチレンテ
レフタレート延伸糸(75デニール、36フイラメン)
をそれぞれ組合せて第1図に示す装置で嵩高加工した。
4のポリエチレンテレフタレート延伸糸(75デニール
、36フイラメント)と、イオン性染料に可染性の糸条
F2として5−ソジウムスルホイソフタール酸を3モル
%共重合した表1に示す固有粘度の変性ポリエチレンテ
レフタレート延伸糸(75デニール、36フイラメン)
をそれぞれ組合せて第1図に示す装置で嵩高加工した。
この場合ローラー4,7の周速度はそれぞれ200m
/min、 160 m /WIJnであり、水分付与
装置5から水57711/yninを糸に付与したのち
、米国特許第3545057号明細書の第4図に示され
ている流体乱流ノズル6により供給圧空のエアー圧を5
Kp /cr7r、G 、エアー流量を7Nm’/hr
で流体乱流処理を行ない20gの巻取張力でワインダー
により巻取った。
/min、 160 m /WIJnであり、水分付与
装置5から水57711/yninを糸に付与したのち
、米国特許第3545057号明細書の第4図に示され
ている流体乱流ノズル6により供給圧空のエアー圧を5
Kp /cr7r、G 、エアー流量を7Nm’/hr
で流体乱流処理を行ない20gの巻取張力でワインダー
により巻取った。
得られた嵩高糸には実質的に毛羽がなく、ループの絡み
強さは表1に示したとうりであった。
強さは表1に示したとうりであった。
表1中から明らかなように本発明の方法である実験/%
2,3および4は糸条F1と糸条F2の固有粘度の差が
本発明で規定しである下限の0.04を満足しない実験
/161の比較例より絡み強さが著しく良好であった。
2,3および4は糸条F1と糸条F2の固有粘度の差が
本発明で規定しである下限の0.04を満足しない実験
/161の比較例より絡み強さが著しく良好であった。
なお得られた実験/16.2.3および4の為商余を筒
編に編威し塩基性染料で染色したところいずれも極めて
良好な嵩高性と均一な霜降り調のものが得られた。
編に編威し塩基性染料で染色したところいずれも極めて
良好な嵩高性と均一な霜降り調のものが得られた。
実施例 2
固有粘度0.64のポリエチレンテレフタレート延伸糸
の糸条F1と、 5−ソジウムスルホイソフタール酸を
3モル%共重合した固有粘度0.58の変性ポリエチレ
ンテレフタレート延伸糸の糸条F2を、表2に示すデニ
ールとフィラメント数の組合せにより実施例1と同様に
嵩高力ロエした。
の糸条F1と、 5−ソジウムスルホイソフタール酸を
3モル%共重合した固有粘度0.58の変性ポリエチレ
ンテレフタレート延伸糸の糸条F2を、表2に示すデニ
ールとフィラメント数の組合せにより実施例1と同様に
嵩高力ロエした。
得られた嵩高糸には実質的に毛羽はなかった。
さらに加工後の嵩高糸を筒編に編威し塩基性染料で染色
したところ、表2の結果を得た。
したところ、表2の結果を得た。
表2中、実験/165 、11は本発明の効果を明確に
するための比較例であり、糸条F1と糸条F2の重量比
が本発明で規定している1:4〜4二1を満足しないも
のである。
するための比較例であり、糸条F1と糸条F2の重量比
が本発明で規定している1:4〜4二1を満足しないも
のである。
第1図は本発明のポリエステル嵩高糸を得るための好ま
しい実施態様を示す工程概略図、第2図はループの絡み
強さを説明するためのS−8曲線図である。
しい実施態様を示す工程概略図、第2図はループの絡み
強さを説明するためのS−8曲線図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 イオン性染料に不染性のポリエステルマルチフィラ
メントF、と、該マルチフィラメントF1よより固有粘
度が少なくとも0.04小さいイオン性染料可染性ポリ
ニスマルチフィラメントF2とがに4〜4二1の重量比
で混りあい流体乱流により微小なループが形成された嵩
高糸であって、絡み強さが0.8g/d以上であるポリ
エステル嵩高糸。 2 ポリエステルマルチフィラメントF1と、該マルチ
フィラメントF1より固有粘度が少なくとも0.06小
さいポリエステルマルチフィラメントF2とからなり、
絡み強さが1.0g/d以上である特許請求の範囲第1
項記載のポリエステル嵩高糸。 3 ポリエステルマルチフィラメントF、とポリエステ
ルマルチフイラメン1−F2との重量比が1;3〜3:
1である特許請求の範囲第1項または第2項記載のポリ
エステル嵩高糸。 4 嵩高糸を構成するフィラメントの繊度が3.2デニ
ール以下で、総フィラメント数が20本以上である特許
請求の範囲第1項または第2項記載のポリエステル嵩高
糸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51030867A JPS5831416B2 (ja) | 1976-03-23 | 1976-03-23 | ポリエステル嵩「だかし」 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51030867A JPS5831416B2 (ja) | 1976-03-23 | 1976-03-23 | ポリエステル嵩「だかし」 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52114754A JPS52114754A (en) | 1977-09-26 |
| JPS5831416B2 true JPS5831416B2 (ja) | 1983-07-06 |
Family
ID=12315667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51030867A Expired JPS5831416B2 (ja) | 1976-03-23 | 1976-03-23 | ポリエステル嵩「だかし」 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5831416B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56128329A (en) * | 1980-03-07 | 1981-10-07 | Teijin Kakoshi Kk | Special processed yarn and method |
| JPS6132742Y2 (ja) * | 1980-07-16 | 1986-09-24 | ||
| JPS5729660A (en) * | 1980-07-25 | 1982-02-17 | Teijin Ltd | Production of spun like knitted fabric |
| JPS59173328A (ja) * | 1983-03-24 | 1984-10-01 | 帝人株式会社 | ポリエステル複合糸 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5090744A (ja) * | 1973-12-19 | 1975-07-21 |
-
1976
- 1976-03-23 JP JP51030867A patent/JPS5831416B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52114754A (en) | 1977-09-26 |
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