JPS5841394B2 - ロ−ルスクリ−ン装置におけるクラツチ・ねじり機構 - Google Patents

ロ−ルスクリ−ン装置におけるクラツチ・ねじり機構

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JPS5841394B2
JPS5841394B2 JP54140297A JP14029779A JPS5841394B2 JP S5841394 B2 JPS5841394 B2 JP S5841394B2 JP 54140297 A JP54140297 A JP 54140297A JP 14029779 A JP14029779 A JP 14029779A JP S5841394 B2 JPS5841394 B2 JP S5841394B2
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stator
rolling element
engaging
groove
arc surface
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茂樹 福地
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METAKO KIGYO KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はロールスクリーン装置におけるクラッチ・ねじ
り機構に係り、内蔵されているねじりコイルバネの弾撥
力を利用してその付与蓄積と解放復原とにより、カーテ
ン、ブラインド、シャッター(転量シャッター)、映写
用スクリーンその他各種スクリーン等を引出伸張、巻取
収納させるクラッチ・ねじり機構を備えたロールスクリ
ーン装置において、回転系における定格性能の向上と、
転動体を解放する際のエラーの確率を低下させることに
よる操作の確実性と、転動体の確実なくわえ込みを図る
ことによる停止作動状態の安定性とが得られるよう改良
されたクラッチ・ねじり機構に関するものである。
従来のロールスクリーン装置は、各種のスクリン等それ
自体が上下、すなわち縦方向に沿って張設され、同時に
その引出し、巻取りも窓枠の上部、天井等の上位置に設
置されたクラッチ・ねじり機構による巻取装置を始端と
している。
特にその巻取りを自動化するため、スクリーン巻取筒内
にねじりコイルバネを内蔵させ、その一端は固定し、他
端はロールスクリーンの引出しに従動回転する回転筒(
ピロー)に連結しておいて、引出伸張時にはねじりコイ
ルバネにねじり弾撥力を蓄積させた状態で、適位置にて
停止させ、また解放させることで巻取るようにしである
かかる停止、更にはその解放運動は、クラッチ・ねじり
機構における回転系の係合および解放に対応するもので
あり、そのクラッチ・ねじり機構の一例は、それ自身の
自重によって、スクリーン等の引出、巻取時には回転運
動に伴う遠心作用にて解放され、停止時には下方へ揺振
落下するよう回転筒体(ローチーター)に枢支した重力
式係合爪を、回転筒体が回転可能に外嵌された固定軸体
(ステーター)に設けた歯部に噛み合わせるようにした
ラチェット式停止手段であり、他側は、固定軸体とこれ
に外嵌する回転筒体との内外周面間に介在装填された重
力ローラー、重力ポール等の転動体を同じく遠心作用に
て解放させ、停止時に自重落下させて固定軸体、回転筒
体間にくわえ込む転動体式停止手段である。
特に、転動体式停止手段による場合は、回転中での遠心
作用で転動体は待避させられるも、停止時には確実にく
わえ込まれる必要があるにもかかわらず、従来のそれは
転動体を確実にくわえ込まなくても作動を停止させるこ
とがあり、そのため、外部からの僅かな衝撃によって転
動体が解放され、スクリーン等が不意に巻取収納される
等極めて不安定なものであった。
また、若干の引出操作に伴なう転動体の解放時に、一旦
は転動体を解放させるも再びくわえ込まれることの故に
、解放作動のエラーの確率が極めて高く、使用に際して
不便なものであった。
そこで、本発明は叙上の点に鑑み創出されたもので、内
蔵されているねじりコイルバネの弾撥力を利用して、そ
の付与蓄積と解放復原とにより各種のスクリーン等を引
出伸張、巻取収納させるロールスクリーン装置における
ステーター、ローチーターから戒る回転系を構成するク
ラッチ・ねじり機構であって、設置時に特定位置角で固
持されるステーター外周面に凹設した保合溝と、ステー
ターに回転自在に外嵌されるローチーター内周面に凹設
した遊動溝とがローチーターの回転に伴い間歇的に対向
合致されるものとし、遊動溝にはそれ自身の自重により
係合溝がわへ落ち込むような転動体を遊動自在に装填し
、係合溝はスクリーン等の巻取方向に対向して、ステー
ター外周面に略鋭角の始端部を介して連続形成させた噛
合面と、引出方向に対向して噛合面に連続形成させた解
放案内面とを有し、遊動溝は噛合面と協働して転動体を
巻取方向に抗してくわえ込む噛合円弧面と、この噛合円
弧面に略鋭角の突端部を介して連続して噛合円弧面より
外側に位置する待避円弧面とを有し、噛合面、噛合円弧
面それぞれは転動体径に略一致する曲率を備えており、
ローチーター回転時に作用される遠心力にて転動体を待
避円弧面に摺接させつつ遊転させるようにすると共に、
転動体をくわえ込んだときの噛合面の始端部であるステ
ーク−外周面との交点を通る転動体の直径線が噛合円弧
面始端であるローチーター内周向との交点より奥部がわ
を通り、かつ噛合円弧面始端を通る転動体の直径線が始
端部より外がわを通るようにし、待避円弧面終端とロー
チーター内周面とのなす角度を直角より小さくしたこと
により、回転系における定格性能、すなわち定常の角速
度、回転率、周速度が小さいものほど高い性能を発揮す
るから、クラッチ・ねじり機構内の転動体の軌道半径が
最大で、またこれに加わる中心軸方向への見かけの加速
度が最小であるようにし、また転動体を解放する際のエ
ラーの確率を低下させ、操作の確実性を向上させるため
、転動体に対してのくわえ作用を行なうステーク−がわ
の噛合面を含む係合溝空間をステーター外周に対しでき
るだけ小さくさせ、更に可能な限り小径の転動体を採用
し、ステーク−の係合溝の噛合面、ローチーターの遊動
溝の噛合円弧面それぞれの転動体に対する噛合面積を小
さくして、転動体くわえ込み時における不完全、不必要
なかみつきの確率を小さくし、同時に噛合面、噛合円弧
面の確実なくわえ込みにより外部からの衝撃によっても
簡単に解放されず、停止作動状態の安定性を図れるよう
にすることにある。
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明すると次の
通りである。
図において示される符号20は、カーテン、ブラインド
、シャッター(軽量シャッター)、映写用スクリーンそ
の他として使用される巻込式のスクリーン等Sが引出さ
れ或は巻取られる巻取筒であり、回転不能にして支持す
る固持式ブラケット部材B1と回転可能に支持する回転
支持式ブラケト部材B2とにより水平或は垂直に設置さ
れる。
そして、巻取筒20の一端には、スクリーン等Sの引出
時にねじり弾撥力が付与され、その蓄積を保持させた状
態で停止され、停止を解除させたときの復原力にてスク
リーン等Sを再び巻取るようにしたスプリング・シャフ
ト、すなわちクラッチ・ねじり機構100が内蔵されて
おり、またその20他端には、ローラーエンド90が着
脱自在に固着されている。
クラッチ・ねじり機構100は、設置時に特定位置角で
固持されるステーター30に、巻取筒20の一端開口部
に内嵌されるローチーター40を重力ポール或は重力ロ
ーラーの如き転動体50を介在装填させて回転自在に外
嵌して回転系を構成すると共に、同じく巻取筒20内の
所定位置に内嵌されるピロー60と前記ステーター30
との間に自身の回転を可能とさせ、場合によってはイン
ナーコアブツシュ55を介在させて装架したフリーイン
ナーコア70に外嵌するねじりコイルバネ80の固定端
をステーター30に、回転端をピロー60にそれぞれ連
絡させて巻取筒20に内蔵し、更にはねじりコイルバネ
80に外嵌するアウターコア75をステーター30、ピ
ロー60間に装架させた構造となっている。
しかして、ブラケット部材B1へのステーター30の固
持は、合成樹脂製のステータ一本体の成型時に抜脱、回
動されることなく突出状態で一体的に成型埋設される断
面矩形の金属製固持ピン31にて、ブラケット部材B1
の略矩形状の固持孔12に嵌合固定させる。
ステータ一本体は、軸心を一致させて固持ピン31を突
出させた略棒軸状のステーターシャフト32を形成し、
このステーターシャフト32の固持ピン31がわ端部に
フランジ状の蓋板を突設させ、この蓋板に連続させて隆
設した段状軸部34に係合溝35を凹設すると共に、弾
撥的に出没するスイッパ−36をステーターシャフト3
2他端がわに突設し、またねじりコイルバネ80を連続
させる連結溝37をステータ−シャフト32他端面から
連通させてステーターシャフト32面に切設し、更にフ
リーインナーコア70と軸心を一致させて、場合によっ
てはインナーコアブツシュ55を介在させてこれ70を
回転自在に嵌合させる嵌合ピン38をステーターシャフ
ト32軸心と一致させてステーターシャフト32他端に
突設し、また段状軸部34径より若干大径の回転フラン
ジ30Aを段状軸部34端に、ステーターシャフト32
径より若干大径の回転フランジ30Bをステーターシャ
フト32半ばにそれぞれ隆設したものである。
ステーター30に軸方向でずれることなく回転自在に外
嵌されるローチーター40は、合成樹脂にて略筒状に形
成され、前記ステーターシャフト32外径より若干大き
い内径を有する。
すなわち、ローチーター40の構造は、前記蓋板内側面
に当接される当接端面と、段状軸部34外周面に周接す
る段状内局面とを有する装填部41を一端に隆設して、
この装填部41内周面に、ローチーター40自身の回転
に伴い前記保合溝35に間歇的に対向合致する遊動溝4
2を凹設すると共に、巻取筒20を嵌合固着するため、
巻取筒20開口末端を係止させる係止面を備えた嵌合溝
44を他端面から連通させて外周面に切設し、他端面を
前記ストッパー36に係合する係合端面45となし、更
に前記アウタ−コア75端部に嵌合連結する嵌合部46
を他端に備え、また前記回転フランジ30Aに摺接外嵌
する回転段部40Aを装填部41内周面に連続形成し、
回転フランジ30Bに摺接外嵌する回転端40Bを筒内
周面に形成したものである。
また、遊動溝42は、回転系軸に沿って適当な間隔で対
向し、かつ軸に対し傾斜している傾斜面42A、33A
を備えていて、この傾斜面42A。
33Aに沿ってそれ自身の自重により係合溝35がわへ
落ち込むように転動体50が遊動溝42内に遊動自在に
装填される。
この転動体50は、例えばボールベアリングの転動体と
して一般的に使用される鋼球或は円墳状のローラーであ
る。
一方、傾斜面42A、33Aは、成型、組立の容易性を
考慮して配置形成される。
すなわち、前記当接端面からも同時に凹設した構造とし
である遊動溝42自身が、ローチーター40軸の軸方向
で1個の傾斜Dfi42Aのみを有し、他方の傾斜面3
3Aは、ローチーター40をステーター30に嵌合した
ときの当接端面が当接する蓋板内側面に、段状軸部34
外周面と連続させることで形成する。
傾斜面42A、33Aの傾斜方向は、水平設置或は垂直
設置のいずれであっても、遊動溝42内の転動体50を
それ自身の自重によって飛び出させ、求心傾向、すなわ
ちステーター30のステーターシャフト32がわへない
しは係合溝35内へ落ち込ませる方向が選択される。
ここにおいて、図例の傾斜面42A、33Aは、互いに
平行で、一方の傾斜面42Aは回転系軸に対する空間角
が略60度に設定され、他方の傾斜面33Aは同じく略
120度に設定されている。
このような係合溝35、遊動溝42の傾斜面33A、4
2A構造の採用は、重力ポールを転動体50として採用
することと相俟ち、水平設置、垂直設置に限らず、すべ
ての空間位置角での設置を可能とさせ、一般的なロール
スクリーン装置としての汎用性に富ましめると共に、ス
テーター30、ローチーター40の嵌合組合せの際に当
接端面がわの開口から転動体50を遊動溝42内へ装入
しなから当接端面を蓋板内側面に当接させるだけで、全
体の組立が完了し、しかも簡単に行なうことができる利
点がある。
そればかりでなく、ステーター30、ローチーター40
それぞれの成型も容易な形状であり、設置後における保
守上の点検のための組立分解、更には部品交換等のメイ
ンテナンスが容易となる。
また、転動体50自体は、くわえ込まれてローチーター
40の回転を確実に阻止させ、逆転させるときそのくわ
え込みの迅速な解放がなされ、回転されるとき待避させ
られていることが必要とされる。
そのため、係合溝35は、ねじりコイルバネ80の復原
弾撥力に伴い逆転されるときの巻取方向に対向して形成
させた噛合面35Bと、引出方向に対向して噛合面35
Bに連続形成させた解放案内面35Cとを、その深さ方
向に沿って有する。
一方、遊動溝42は、噛合面35Bと協働して転動体5
0を巻取方向に抗してくわえ込む噛合円弧面42Bと、
この噛合円弧面42Bに連続して噛合円弧面42Bより
外側に位置する待避円弧面42Cとを、その深さ方向に
沿って有する。
そして、ローチーター40回転時に作用される遠心力に
て転動体50を待避円弧面42Cに摺接させつつ遊転さ
せるものとする。
転動体50に対するくわえ込み時においての安定性を図
るため、噛合面35B、噛合円弧面42Bはともに転動
体50径と略一致する径の曲率に形成して、密着性を増
大させると共に、くわえ込んだときの噛合面35B始端
である始端部35D1すなわちステーク−30外周面と
の交点を通る転動体50の直径線が、噛合円弧面42B
始端、すなわちローチーター40内周面との交点より奥
部がわを通り、かつ噛合円弧面42B始端を通る転動体
50の直径線が始端部35Dよりステーターシャフト3
2外がわを通るようにする。
一旦くわえ込んだ転動体50の解放は、ローチーター4
0を引出方向に若干回転させ、遊動溝42における噛合
円弧面42Bの始端と反対がわの待避円弧面42C終端
、すなわちローチーター40内周面との交点部突端にて
転動体50を噛合面35Bから押し出し、解放案内面3
5C上を転動させながら係合溝35外へはじき出すこと
により行なわれる。
したがって、解放案内面35Cは噛合面35Bからその
開口端へ至るに伴い次第に浅底となっており、両者35
B、35Cが連続された状態で形成された係合溝35自
体は、段状軸部34の断面において略J字形に挾られた
形状を呈する。
ローチーター40回転中にあっての転動体50は、作用
される遠心力にて待避円弧面42Cに摺接されつつ遊動
溝42内で遊転しており、その間のローチーター40自
体の円滑な回転を図るため、遊動溝42開口部からその
奥部である待避円弧面42Cへ至る深さは、転動体50
径より大きく、待避円弧面42Cの曲率半径は転動体5
0のそれより大きくしである。
待避円弧面42Cは噛合円弧面42Bと連続されてはい
ても、噛合円弧面42Bでのくわえ込み時の安定、待避
円弧面42Cでの待避の確実性を図る上から、両者42
B、42Cを区画すべくその間の連続部位は鋭角状の突
端部42Dを形成している。
また、待避円弧面42C終端は、前述のように転動体5
0のはじき出し、更にはローチーター40の回転を停止
させた後での転動体50の係合溝35がわへの落ち込み
案内の円滑性を図るため、待避円弧面42C終端とロー
チーター40内周面とのなす角度は直角より小さくしで
ある。
その際、遊動溝42深さと転動体50径との差を可能な
限り小さくし、転動体50に加わる係合溝35がわへの
落ち込みの見わけの加速度が最小であるようにしておく
ことは、転動体50のローチーター40回転方向への角
速度、ローチーター40回転に伴う転動体50の公転時
での回転率或は周速度等を小さくすることができ、クラ
ッチ・ねじり機構100の性能を向上させる。
転動体50のくわえ込みを解放させるときのエラーの確
率を小さくするため、係合溝35開口部における噛合面
35B端と解放案内面35C端との間隔をできるだけ小
さくし、しかもその開口空間間隔をステーター30の外
周面、図示にあっては段状軸部34外局面全周に対して
その比率を小さく、またその数を少なくしておくもので
ある。
したがって、解放させるときのスクリーン等Sの引出長
さ、すなわち回転系の回転角が小さく不規則であっても
、一旦は係合溝35からはじき出された重力ポール50
が再び次の係合溝35に落ち込むことを除去し、くわえ
込みの解放及び操作の確実性を期することができる。
また、ローチーター40が1回転するときの転動体50
のくわえ込み位置数は自由に選択することができる。
すなわち、転動体50の装填が可能な遊動溝42を多数
凹設しておき、ステーター30、ローチーター40両者
の嵌合組立時に、希望する停止位置数の選択に応じこれ
に一致する転動体50を装填すればよく、更には、スク
リーン等Sの引出停止長さの間隔の調整と変更とが容易
となる。
一方、係合溝35は、少なくともステーター30のステ
ータ−シャフト32外局面、図示にあっては段状軸部3
4外周面に1個所凹設されていればよく、ただ水平設置
であれば、ステーター30をブラケット部材B1に固持
させるときの固持ピン31の支持方向に規則性があるこ
とから、これを考慮していずれの方向にも対応し得るよ
う複数個凹設しておくことは極めて好ましい。
ここにおいて、水平設置時におけるステーター30の固
持は、係合溝35位置をも同時に決定するが、これに際
しては、遊動溝42と協働して転動体50をくわえ込む
ときの確実性、更には、これ50を解放させるときの円
滑性も同時に考慮されなければならない。
そのため、係合溝35の解放案内面35Cが重力方向の
水平面に対し若干下方への傾斜状態を呈するよう、係合
溝35は重力方向に対し略35度に回転位相された位置
に設定されている。
また、転動体50のくわえ込みが開始されるとき、係合
溝35にあっての噛合面35B始端の始端部35Dと、
遊動溝42にあっての噛合円弧面42B1待避円弧面4
2C両者を連続させている突端部42Dとが転動体50
を挟持する状態は、ローチーター40の回転を一時的に
は阻止しても僅かな外力の付加で再び外れることがある
から好ましくない。
これを防止するには、始端部35D1突端部42Dそれ
ぞれの断面における突端縁角度を小さく、転動体50自
体を小さくしておき、くわえ込み開始時において突端縁
が転動体50を、くわえ込み方向或ははじき出し方向へ
のいずれかにはじき出させ、不安定な挟持状態となるこ
とを未然に阻止させるものとする(第5図参照)。
次に、ステーター30とローチーター40との組立嵌合
を説明すると、それは、ステーター30のステーターシ
ャフト32に突設したストッパー36の弾撥力を利用し
て行なわれる。
このストッパー36は、ステータ−シャフト32端部に
おいて、傾斜状の滑動面と保合面とを有し、ステーター
シャフト32中心軸がわに凹設した空所内へ出没し、ま
た外部からの係合解放操作が行なえるようステーターシ
ャフト32自身に一体に連設させて成る。
これによれば、ステータ−30端部にローテタ−40の
装填部41がわを嵌合させながら押し込めばよく、押し
込み後のストッパー36がそれ自身の弾撥力にて復原し
て係合面が係合端面45に当接されることで、ローテー
ク−40の抜脱は阻止されステーター30と回転可能な
状態において正位置で確実に嵌合する。
一方、前記ピロー60は、合成樹脂等にていくつかの段
部がある棒軸状に形成され、軸本体61一端針周面に、
巻取筒20を嵌合固着するための嵌合溝62を切設し、
ねじりコイルバネ80を連結させる連結溝63を軸本体
61他端面から連通させて軸本体61面に切設すると共
に、フリーインナーコア70と軸心を一致させて、場合
によってはインナーコアブツシュ55を介在させてこれ
70を回転自在に嵌合させる嵌合ピン64を軸本体61
軸心と一致させて軸本体61他端に突設し、更にアウタ
ーコア75を嵌合させる嵌合段部65を形成したもので
ある。
また、前記ローラーエンド90は、合成樹脂にて略有底
筒状に形成され、筒本体91の底部がわに、ブラケット
部材B2の軸支孔15に軸支されるべく、それ自身が抜
脱されることなく突出状態となる軸支ピン92を一体的
に成型埋設させると共に、巻取筒20を嵌合固着するた
め、その開口末端を係止させる係止面を備えた嵌合溝9
4を筒本体91開口端面から連通させて筒本体91外周
面に切設したものである。
また、ねじりコイルバネ80の巻き方向は、スクリーン
等Sの引出時にはそれ自身が巻き込まれるように予め設
定、形成されており、その断面は略角形のものとして図
示されている。
ねじりコイルバネ80の両端は、内がわに折曲された連
結折曲端となっており、固定端がわである一方の連結折
曲端はステーター30に、回転端がわである他方の連結
折曲端はピロー60にそれぞれ着脱自在に連絡される。
前記フリーインナーコア70は、合成樹脂もしくは金属
にて略筒状に形成され、その両端にて前記嵌合ピン38
,64に外嵌される。
また、アウターコア75はねじりコイルバネ80を外嵌
する如く、合成樹脂もしくは金属にて筒状に形成され、
その一端はローチーター40の嵌合部46に、他端はピ
ロー60の嵌合段部65にそれぞれ嵌合させることで配
装されていて、ねじりコイルバネ80自体の騒音防止、
シリコンオイル、防錆油等の潤滑剤等の飛散防止、防錆
の保証等に役立たせ、クラッチ・ねじり機構100自身
でのひとつの機構部品としての完結性をもたらしている
本発明は叙上のように構成されており、これが使用に際
しては、クラッチ・ねじり機構100のステーター30
はブラケット部材B1等にしっかりと固持させ、またス
クリーン等Sの重量、巻取強さその他に応じ、例えば固
持ピン31を介してステーター30を回動させることで
ねじりコイルバネ80に適当なテンションを付加セット
しておき、一方、ローラーエンド90にてブラケット部
材B2等に軸支させることでブラケット部材Bl。
B2相互間に設置する(第2図参照)。
そして、スクリーン等Sを順次引出すことで、巻取筒2
0、ピロー60を従動回転させ、これに伴いステーター
30に一端が連絡されているねじりコイルバネ80にね
じり弾撥力を付与させる。
このとき、ローチーター40はステーター30周囲で回
転されるも、スクリーン等Sの適速度での引出しは、遊
動溝42内に装填されている転動体50を、その遠心作
用にて待避円弧面42Cへ待避させるか、係合溝35が
わへ落ち込むとしても解放案内面35Cに沿って保合溝
35から突出させるから、ローチーター40は円滑に回
転される。
このようにスクリーン等Sを所定長さに引出した後、必
要があれば若干戻しなから噛合円弧面42Bにて転動体
50を噛合面35Bと協働して挟み込むようにし、転動
体50がくわえ込まれることで、ねじり弾撥力が蓄積さ
れているねじりコイルバネ80の復原作用に伴うスクリ
ーン等Sの巻取方向でのローチーター40の回転を阻止
させる(第3図参照)。
次いで、スクリーン等Sを若干引出すことに伴うローテ
ニタ−40の回転により、待避円弧面42Cが転動体5
0を押し出してくわえ込みを解放させ、そこでスクリー
ン等Sを離すと、ねじりコイルバネ80の復原作用によ
って回転系が加速され、一定速度以上に達した場合には
クラッチを解放させた状態を維持するから、スクリーン
等Sは自動的に巻取られ、そのときの転動体50は、遠
心作用にて待避円弧面42Cへ待避させられているから
、スクリーン等Sの円滑な巻取りは全く損なわれない(
第4図参照)。
したがって、ステータ−30外周面に凹設した係合溝3
5と、ローチーター40内周面に凹設した遊動溝42と
がローチーター40の回転に伴い間歇的に対向合致され
、しかも、遊動溝42内に装填した転動体50はそれ自
身の自重により保合溝35がわへ落ち込むようになって
いるから、スクリーン等Sの引出操作が停止された後、
必要があればねじりコイルバネ80の弾撥復原力を抑制
しつつ若干戻すことで、遊動溝42、係合溝35相互間
で転動体50をくわえ込むことにより回転系の回転を阻
止させ、適度に引出されたスクIJ−ン等Sをその長さ
に応じて固定停止させることができる。
そして、遊動溝42内に装填した転動体50は待避円弧
面42Cに摺接しているときと、噛合円弧面42Bがわ
に位置しているときとの差が小さく、同時にローチータ
ー40の回転に伴う転動体50の回転軌道半径を可能な
限り大きく、またこれに加わる中心軸方向への見かけの
加速度が最小であるよう設計できるから、巻取作動をし
ているクラッチ・ねじり機構100の回転系において、
転動体50のローチーター40の回転方向に対しての角
速度、ローチーター40自身の回転率または周速度を小
さくして、クラッチ・ねじり機構100の定格性能の向
上を図ることができる。
係合溝35の噛合面35Bと遊動溝42の噛合円弧面4
2Bとの間にくわえ込まれた転動体50が、スクリーン
等Sの引出方向に沿ってのローチーター40の若干の回
転によって、くわえ込み状態から解放される場合、係合
溝35から飛び出されて遊動溝42内へ収納されるとい
えども、そのまま回転したとき再び次の係合溝35内へ
落ち込むことは好ましくない。
そのため、係合溝35の開口空間、すなわち噛合面35
Bを含む係合溝35空間は、ステータ−30軸全周に対
しできるだけ小さくし、またその数を少なくすることに
より、転動体50を解放する際のエラーの確率を低下さ
せ、操作の確実性が向上せしめられる。
係合溝35、遊動溝42相互間にくわえ込まれる転動体
50径は、大きくても小さくてもローチーター40回転
の阻止作用に異なることはなく、ために、転動体50径
を可能な限り小さくし、これと共に噛合面35B1噛合
円弧面42Bそれぞれの噛合面積も小さくできるから、
転動体50くわえ込み時における不完全、不必要なかみ
つき、例えば係合溝35の噛合面35B始端の始端部3
5Dと、遊動溝42の噛合円弧面42B1待避円弧面4
2C間の突端部42Dとの間で生じる転動体50への挟
み込みの確率を小さくすることができると共に、噛合面
35B1噛合円弧面42Bの確実なくわえ込みにより外
部からの衝撃によっても簡単に解放されず、その安定性
を図ることができる。
すなわち、係合溝35における噛合面35Bはステータ
−30外周面に略鋭角の始端部35Dを介して連続して
おり、一方、遊動溝42における噛合円弧面42Bと待
避円弧面42Cとは略鋭角の突端部42Dを介して連続
しているから、転動体50に対するくわえ込みが開始さ
れるとき、始端部35D、突端部42D先端がそれぞれ
転動体50面に玉止するも、転動体50自身の曲面構造
とも相俟って、転動体50を待避円弧面42Cか噛合面
35Bかのいずれかへ案内させ、不確実な状態での転動
体50のくわえ込みは極めて少なくなり、したがって、
一旦停止されるときは噛合面35B、噛合円弧面42B
両者によるから、その作動停止状態は安定し、安全なも
のとなっている。
特に、転動体50をくわえ込んだときの噛合面35Bの
始端部35Dであるステータ−30外周面との交点を通
る転動体50の直径線が噛合円弧面42B始端であるロ
ーチーター40内周面との交点より奥部がわを通り、か
つ噛合円弧面42B始端を通る転動体50の直径線が始
端部35Dより外がわを通るようにしであるから、噛合
面35B、噛合円弧面42B両者の協働によって転動体
50をくわえ込んだときは、外部からの衝撃その他によ
っても転動体50は微動もせず、極めて安定している。
また、くわえ込んだ転動体50を解放する際、引出方向
に若干回転されたローチーター40の遊動溝42におけ
る待避円弧面42C終端が転動体50を押し出すも、前
述の如き転動体50に対してのくわえ込み位置の関係か
らも、終端とローチーター40内周面とのなす角度を直
角より小さくしたことと相俟ち、待避円弧面42C内へ
のすくい込みをも容易なものとし、解放作動の円滑性を
も図り得るのである。
以上の説明から、本発明の実施例、及びそれによる効果
は明らかであるが、他の形状、構造のものへの改良は容
易であり、また本発明の範囲は前述の実施例に限定され
ないことも明らかである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図はロール
スクリーン装置の使用状態の一部切欠側面図、第2図は
第1図における2−2線断面図、第3図は作動停止状態
を表わす第2図における3−4線断面図、第4図は停止
を解除させるときの第2図における3−4線断面図、第
5図は要部拡大断面図である。 S・・・・・・スクリーン等、B1・・・・・・ブラケ
ット部材、12・・・・・・固持孔、B2・・・・・・
ブラケット部材、15・・・・・・軸支孔、20・・・
・・・巻取筒、30・・・・・・ステータ、30A・・
・・・・回転フランジ、30B・・・・・・回転フラン
ジ、31・・・・・・固持ピン、32・・・・・・ステ
ーターシャフト、33A・・・・・・傾斜面、33B・
・・・・・傾斜段部面、34・・・・・・段状軸部、3
5・・・・・・係合溝、35A・・・・・・傾斜面、3
5B・・・・・・噛合面、35C・・・・・・解放案内
面、35D・・・・・・始端部、36・・・・・・スト
ッパー 37・・・・・・連結溝、38・・・・・・嵌
合ヒン、40・・・・・・ローチーター 4OA・・・
・・・回転段部、40B・・・・・・回転端、41・・
・・・・装填部、42・・・・・・遊動溝、42A・・
・・・・傾斜面、42B・・・・・・噛合円弧面、42
C・・・・・・待避円弧面、42D・・・・・・突端部
、44・・・・・・嵌合溝、45・・・・・・係合端面
、46・・・・・・嵌合部、50・・・・・・転動体、
55・・・・・・インナーコアブツシュ、60・・・・
・・ピロー 61・・・・・・軸本体、62・・・・・
・嵌合溝、63・・・・・・連結溝、64・・・・・・
嵌合ピン、65・・・・・・嵌合段部、70・・・・・
・フリーインナーコア、75・・・・・・アウターコア
、80・・・・・ねじりコイルバネ、90・・・・・・
ローラーエンド、91・・・・・・筒本体、92・・・
・・・軸支ピン、94・・・・・・嵌合溝、100・・
・・・・クラッチ・ねじり機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内蔵されているねじりコイルバネの弾撥力を利用し
    て、その付与蓄積と解放復原とにより各種のスクリーン
    等を引出伸張、巻取収納させるロルスクリーン装置にお
    けるステーター、ローチーターから成る回転系を構成す
    るクラッチ・ねじり機構であって、設置時に特定位置角
    で固持されるステーター外周面に凹設した係合溝と、ス
    テーターに回転自在に外嵌されるローチーター内周面に
    凹設した遊動溝とがローチーターの回転に伴い間歇的に
    対向合致されるものとし、遊動溝にはそれ自身の自重に
    より係合溝がわへ落ち込むような転動体を遊動自在に装
    填し、係合溝はスクリーン等の巻取方向に対向して、ス
    テーター外周面に略鋭角の始端部を介して連続形成させ
    た噛合面と、引出方向に対向して噛合面に連続形成させ
    た解放案内面とを有し、遊動溝は噛合面と協働して転動
    体を巻取方向に抗してくわえ込む噛合円弧面と、この噛
    合円弧面に略鋭角の突端部を介して連続して噛合円弧面
    より外側に位置する待避円弧面とを有し、噛合面、噛合
    円弧面それぞれは転動体径に略一致する曲率を備えてお
    り、ローチーター回転時に作用される遠心力にて転動体
    を待避円弧面に摺接させつつ遊転させるようにすると共
    に、転動体をくわえ込んだときの噛合面の始端部である
    ステーク−外周面との交点を通る転動体の直径線が噛合
    円弧面始端であるローチーター内周面との交点より奥部
    がわを通り、かつ噛合円弧面始端を通る転動体の直径線
    が始端部より外がわを通るようにし、待避円弧面終端と
    ローチーター内周面とのなす角度を直角より小さくした
    ことを特徴とするロルスクリーン装置におけるクラッチ
    ・ねじり機構。
JP54140297A 1979-10-30 1979-10-30 ロ−ルスクリ−ン装置におけるクラツチ・ねじり機構 Expired JPS5841394B2 (ja)

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