JPS5842122B2 - カ性アルカリとハロゲンの熱化学的製造方法 - Google Patents

カ性アルカリとハロゲンの熱化学的製造方法

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JPS5842122B2
JPS5842122B2 JP11560780A JP11560780A JPS5842122B2 JP S5842122 B2 JPS5842122 B2 JP S5842122B2 JP 11560780 A JP11560780 A JP 11560780A JP 11560780 A JP11560780 A JP 11560780A JP S5842122 B2 JPS5842122 B2 JP S5842122B2
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JP
Japan
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reaction
alkali
halogen
alkali metal
nitrogen dioxide
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JP11560780A
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JPS5742506A (en
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紀男 竹内
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアルカリ金属ハロゲン化物を原料とし、これか
ら力性アルカリ及びハロゲンを熱化学的に製造する方法
に関し、その目的は従来の方法とは全く異なったエネル
ギー源を利用してそれら製品を効率よく製造することに
ある。
最近、省エネルギーあるいはエネルギーの有効利用とい
う観点から、熱エネルギーを電気エネルギーに変換する
ことなしに、直接熱エネルギーを使用する化学工業プロ
セスに大きな関心が向けられ、その工業的方法の開発が
重要な技術課題となっている。
これまで、塩化ナトリウムや塩化カリウムのようなアル
カリ金属ハロゲン化物を原料とする力性ソーダや力性カ
リのような力性アルカリと塩素の製造については、電気
分解法及びイオン交換膜法が主に採用されているが、こ
れらの方法はいずれも電気エネルギーの使用を必須とし
、熱エネルギーのみを用いる実用的方法はなかった。
本発明は、塩化ナトリウムや塩化カリウムなどのアルカ
リ金属ハロゲン化物から対応する水酸化ナトリウムや水
酸化カリウムなどの力性アルカリを製造するに際し、エ
ネルギー源として熱エネルギーのみを用いる新規な化学
プロセスを提供することを目的とする。
すなわち、本発明によれば、アルカリ金属ハロゲン化物
に二酸化窒素を反応させてハロゲンと亜硝酸アルカリを
生成させ、次にこの生成した亜硝酸アルカリに水と酸素
とを反応させて力性アルカリを生成させることを特徴と
する力性アルカリ及びハロゲンの製造方法が提供される
本発明の方法は、本質的には2つの反応からなり、原料
としては、アルカリ金属ハロゲン化物以外には熱と無限
に存在する水と空気中酸素を供給するだけで目的の力性
アルカリとハロゲンを製造することができ、そしてプロ
セスにおいて生成する他の物質は全て循環使用すること
ができる。
本発明においては、アルカリ金属ハロゲン化物の分解剤
として二酸化窒素を用いる。
この二酸化窒素はアルカリ金属ハロゲン化物と反応し、
ハロゲンを発生させるとともに、それ自体は亜硝酸アル
カリに変換される。
MX+NO2→ MNO2+’/2X2 (
1)(式中、Mはナトリウム、カリウムなどのアルカリ
金属、Xは塩素、臭素、ヨウ素、フッ素などのハロゲン
原子を各表わす) この反応は常温以上、好ましくは150〜350℃の温
度範囲で効率よく進行する。
本発明によれば、前記の反応(1)で得られた亜硝酸ア
ルカIJ (MNO,)に対し水と酸素とを反応させ、
力性アルカリを生成させる。
この場合、二酸化窒素が副生ずる。
MN02+1/2H20−1−1/40..40H+N
O2(2)この反応は加熱下において実施され、その加
熱温度は亜硝酸アリ力IJ (MNO,、)の種類によ
って異なるが、通常は350℃以上の温度が採用され、
殊に亜硝酸ソーダの場合、約400℃以上、好ましくは
500〜900℃の温度範囲及び亜硝酸カリウムの場合
、約350℃以上、好ましくは45−0〜900℃の温
度範囲が採用される。
この反応(2)において生成した力性アルカリはそのま
ま商品として回収されるが、同時に生成する二酸化窒素
は再び前記反応(1)における反応原料として循環使用
される。
本発明において、前記反応(1)は固体のMXに対し気
体のNO2及び反応(2)は液体のMNo 2に対し気
体の水蒸気及び酸素を各反応させるというように、固体
/気体あるいは液体/気体の反応系で反応が進行するこ
とから、生成物の分離回収は極めて容易である。
また、本発明においては、アルカリ金属ハロゲン化物の
分解剤として、水の存在下、二酸化窒素を酸素と組合せ
て用いることもできる。
この場合の反応は次の式により示される。
MX+NO2+ 1/202→MNO3+ 1/2CA
’2 (3)この反応は温度100℃以下、好まし
くは室温〜50’Cの温度範囲で実施される。
この反応は、有利には、アルカリ金属ハロゲン化物の飽
和水溶液Qこ対し、二酸化窒素と酸素を同時に作用させ
ることにより行われる。
本発明によれば、前記反応(3)により生成した硝酸ア
ルカリに対し水を反応させ、力性アルカリを生成させる
MN03+1/2H20−)MOH+NO2+1/40
2 (4)反応(4)は加熱下に実施され、その加
熱温度は硝酸アルカリの種類によって異なるが、一般に
は、約350’C以上であり、殊に硝酸ソーダの場合、
約400℃以上、好ましくは500〜900℃の温度範
囲及び硝酸カリウムの場合、約350℃以上、好ましく
は450〜900℃の温度範囲が採用される。
本発明の方法は、前記から明らかなように、本質的には
わずか2つの反応のみによって実施され、消費原料は実
質的にはアルカリ金属ハロゲン化物と水と酸素のみであ
り、他の反応原料はいずれも反応系中を適当な形態で循
環使用される。
したがって、反応系からはアルカリ金属ハロゲン化物の
分解により生成した力性アルカリとハロゲンが取出され
るだけであり、他の副生物は反応系から何ら排出されず
、化学廃棄物公害の問題は生じない。
さらに、本発明は、アルカリ金属ハロゲン化物を分解す
るのに熱エネルギーをそのまま使用するので、熱エネル
ギーを電気エネルギーに変換したのち実施される従来の
方法に比して、力性アルカリ及びハロゲンの製造コスト
を著しく低減させることができ、その産業的意義は太き
い。
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例 1 11の食塩固体を白金ボートに取り環状電気炉に設置し
た石英管中に置き、約240℃に加熱しながら二酸化窒
素ガスを流通させた。
二酸化窒素ガスはボンベ詰めの純度99係以上であった
反応により生成した塩素ガスは水に溶解させて捕集した
反応は1時間実施した。この間に水中に捕集された塩素
をチオ硫酸ナトリウムで分解して塩素イオンとし、これ
を定量した。
その結果、反応により生成した塩素ガスは4.919で
あった。
これは最初の原料として反応に供された食塩のおよそ8
1%が分解して塩素として回収されたことになる。
次に、白金ボード中の固体はそのままの状態で電気炉中
に置き、二酸化窒素の流通を止め、温度を600℃に上
げて、今度は水蒸気と空気を流通させて反応させた。
1時間反応させたのち放冷して白金ボード中に生成した
力性ソーダを定量したところ5.00gであった。
これは最初の原料として反応に供された食塩の73係が
分解して力性ソーダを生じたことになる。
実施例 2 11の食塩を溶解させた飽和水溶液中に二酸化窒素と空
気を吹き込んで反応を実施した。
反応温度は約40℃で1時間反応させた。
反応により生成した塩素ガスは水に吸収させ、反応後、
チオ硫酸ナトリウムで分解して塩素イオンにし、定量し
た。
その結果、反応により発生した塩素ガスは4.6gであ
った。
これは最初の原料として反応に供された食塩の約75係
が分解して塩素として回収されたことになる。
次に、塩素ガスを放逐した後の水溶液を白金かト中に移
し、環状電気炉に設置したアルミナ製の管中に置き、徐
々に温度を上げた。
温度が600℃になったとき一定に保ち、同時に水蒸気
を流通させた。
反応は約400℃で始まったが、本実施例では600℃
において1時間反応させた。
その後放冷して白金ボート中に生成した力性ソーダを定
量したところ4,3gであった。
これは最初の原料として反応に供された食塩のおよそ6
3係が分解して力性ソーダを生じたことになる。
実施例 3 11の塩化カリウム固体を白金ボートに取り環状電気炉
に設置した石英管中に置き、約240℃に加熱しながら
二酸化窒素ガスを流通させた。
二酸化窒素ガスはボンベ詰めの純度99%以上であった
反応により生成した塩素ガスは水に溶解させて捕集した
反応は1時間実施した。この間に水中に捕集された塩素
をチオ硫酸すl−’Jウムで分解して塩素イオンとし、
これを定量した。
その結果、反応により生成した塩素ガスは4.05,9
であった。
これは最初の原料として反応に供された食塩のおよそ8
5係が分解して塩素として回収されたことになる。
次に、白金ボート中の固体はそのままの状態で電気炉中
に置き、二酸化窒素の流通を止め、温度を600℃に上
げて、今度は水蒸気と空気を流通させて反応させた。
1時間反応させたのち放冷して白金ボート中に生成した
力性カリウムを定量したところ5.64.9であった。
これは最初の原料として反応に供された食塩の75係が
分解して力性カリウムを生じたことになる。
実施例 4 10gの塩化カリウムを溶解させた飽和水溶液中に二酸
化窒素と空気を吹、き込んで反応を実施した。
反応温度は約40℃で1時間反応させた。反応により生
成した塩素ガスは水に吸収させ、反応後、チオ硫酸ナト
リウムで分解して塩素イオンにし、定量した。
その結果、反応により発生した塩素ガスは3.2iであ
った。
これは最初の原料として反応に供された食塩の約68係
が分解して塩素として回収されたことになる。
次に、塩素ガスを放遂した後の水溶液を白金ボート中に
移し、環状電気炉に設置したアルミナ製の管中に置き、
徐々に温度を上げた。
温度が600℃になったとき一定に保ち、同時に水蒸気
を流通させた。
反応は約350℃で始まったが、本実施例では600℃
において1時間反応させた。
その後放冷して白金ボート中に生成した力性カリウムを
定量したところ4.43gであった。
どれは最初の原料として反応に供された塩化カリウムの
およそ59o;bが分解して力性カリウムを生じたこと
になる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アルカリ金属ハロゲン化物を熱化学的に分解するに
    あたり、該アルカリ金属ハロゲン化物を二酸化窒素と反
    応させてハロゲンと亜硝酸アルカリを生成させ、得られ
    た亜硝酸アルカリに水と酸素とを反応させて力性アルカ
    リを生成させることを特徴とする力性アルカリとハロゲ
    ンの熱化学的製造方法。 2 アルカリ金属ハロゲン化物を熱化学的に分解するに
    あたり、該アルカリ金属ハロゲン化物の水溶液に二酸化
    窒素と酸素を反応させてハロゲンと硝酸アルカリを生成
    させ、得られた硝酸アルカリに水を反応させて力性アル
    カリを生成させることを特徴とする力性アルカリとハロ
    ゲンの熱化学的製造方法。
JP11560780A 1980-08-21 1980-08-21 カ性アルカリとハロゲンの熱化学的製造方法 Expired JPS5842122B2 (ja)

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